JP2006235949A - 電子メール誤送信監視方法及びシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 既存の電子メールプログラム等を変更することなく誤送信を検知可能であり、操作者に電子メールの誤送信を確認させるための滞留時間を必要とせずに電子メールを送信できる電子メール誤送信監視方法及びシステムを提供する。
【解決手段】 電子メールを送受信するメールクライアントと、電子メールを中継するメールサーバと、メールクライアントとメールサーバ間で送受信される電子メールを監視する誤送信メール監視装置とを備え、誤送信メール監視装置が、予め記憶手段に保存した該電子メールの誤送信の判定に必要な情報を基に、メールクライアントからメールサーバへ送信される電子メールが誤送信されたか否かを判定し、誤送信と判定した場合は、当該電子メールの送信をメールクライアント及びメールサーバに停止させ、誤送信がある旨をメールクライアントへ通知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子メールの誤送信を監視するための電子メール誤送信監視方法及びシステムに関する。
近年、電子メールの利用頻度が高まり、多くの場面で電子メールが利用されている。電子メールを送る際のメールアドレスの指定方法としては、マウスを用いてクリック操作で簡単に指定が可能であり、より簡易な操作で電子メールを発信することができるようになってきている。
ところが、電子メールは操作者のメールアドレスの入力ミスにより意図しない他人へ送信されたり、同時に多数の人へ送信する場合にメールアドレスが意図しない他人に公開されてしまう問題がある。
そこで、電子メールの誤送信を防止するための方法が、例えば特許文献1〜3で提案されている。特許文献1には、操作者により送信指示が入力されても、送信時刻を一定の時間だけ遅延させ、操作者へ送信先の確認を促した後、実際に送信する方法が記載されている。また、特許文献2には、操作者により送信指示が入力されても、送信時刻を一定の時間だけ遅延させ、その間に送信停止の指示が入力された場合は送信先のメールアドレスの変更を可能にする方法が記載されている。また、特許文献3には、予め検査の基準となる基準メールアドレスを記憶しておき、送信しようとするメールアドレスと基準メールアドレスのドメイン名を比較し、誤送信の可能性がある場合にその旨を表示する方法が記載されている。
特開2003−157216号公報 特開2003−223399号公報 特開2002−324029号公報
しかしながら上記したような従来の電子メールの誤送信を防止するための方法のうち、特許文献1及び特許文献2に記載された方法では、電子メールの実際の送信時刻を、操作者による送信指示の入力から一定の時間だけ遅延させるため、電子メールを即座に送信することができない問題がある。
また、特許文献3に記載された方法では、メールアドレスのドメイン名のみに着目して誤送信であるか否かの判定を行っているため、ユーザ名を含めたより精度の高い判定ができない問題がある。
さらに、上記特許文献1〜3のいずれの方法も、メールクライアントプログラム等の既存の電子メールプログラムを変更する必要があるため、ユーザにとって使い慣れた従来の操作手順を維持することができない問題がある。
本発明は上記したように従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものであり、既存の電子メールプログラム等を変更することなく誤送信を検知可能であり、操作者に電子メールの誤送信を確認させるための滞留時間を必要とせずに電子メールを送信できる電子メール誤送信監視方法及びシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明の電子メール誤送信監視方法は、電子メールを送受信するメールクライアントと、
電子メールを中継するメールサーバと、
前記メールクライアントと前記メールサーバ間で送受信される電子メールを監視する誤送信メール監視装置と、
を備え、
前記誤送信メール監視装置が、
予め記憶手段に保存した該電子メールの誤送信の判定に必要な情報を基に、前記メールクライアントから前記メールサーバへ送信される電子メールが誤送信されたか否かを判定する工程と、
前記誤送信と判定した場合に、当該電子メールの送信を前記メールクライアント及びメールサーバに停止させる工程と、
前記誤送信と判定した旨を前記メールクライアントへ通知する工程と、
を有する方法である。
一方、本発明の電子メール誤送信監視システムは、電子メールを送受信するメールクライアントと、
電子メールを中継するメールサーバと、
前記メールクライアントと前記メールサーバ間で送受信される電子メールを監視し、予め保存した該電子メールの誤送信の判定に必要な情報を基に、前記メールクライアントから前記メールサーバへ送信される電子メールの誤送信の有無を判定し、前記誤送信と判定した電子メールの送信を前記メールクライアント及びメールサーバに停止させ、前記誤送信と判定した旨を前記メールクライアントへ通知する誤送信メール監視装置と、
を有する構成である。
上記のような電子メール誤送信監視方法及びシステムでは、誤送信メール監視装置によりメールサーバとメールクライアント間で送受信される電子メールを監視することで、メールクライアントからメールサーバへ送信される電子メールの送信を制御できるため、既存のメールサーバやメールクライアントのプログラムや設定を変更することなく誤送信を検知可能になる。
また、メールクライアントからメールサーバへ電子メールを送信する処理が終了するまでに誤送信メールであるか否かを判定するため、操作者に電子メールの誤送信を確認させるための滞留時間が不要になる。
本発明によれば、誤送信メール監視装置によりメールサーバとメールクライアント間で送受信される電子メールを監視することで、既存のメールサーバやメールクライアントのプログラムや設定を変更することなく誤送信を検知可能であり、操作ミス等による意図しない電子メールの誤送信を低減できる。
また、メールクライアントからメールサーバへ電子メールを送信する処理が終了するまでに誤送信メールであるか否かを判定するため、操作者に電子メールの誤送信を確認させるための滞留時間を必要とせずに電子メールを送信できる。
次に本発明について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の電子メール誤送信監視システムの第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、第1の実施の形態の電子メール誤送信監視システムは、電子メールを送受信するメールクライアント21を含む、操作者が使用するクライアント20と、電子メールを中継するメールサーバ31を含むサーバ30とを有し、クライアント20とサーバ30とがネットワークを介して接続された構成である。そして、クライアント20内に電子メールの誤送信を監視する誤送信メール監視装置10が配置されている。
クライアント20及びサーバ30は、電子メールの送受信処理を行う処理装置、操作者による指示や情報を入力するための入力手段、操作者へ処理結果等を通知するための出力装置及びネットワークを介して互いに電子メールを送受信するための通信装置を備えた、コンピュータ等の情報処理装置によって構成される。
誤送信メール監視装置10は、メール監視手段11、誤送信判定手段12、メール送信停止手段13、停止メール再発信手段14、誤送信メール判定通知手段15、自動学習手段16、事前登録手段17及び誤送信メール判定情報DB18を有する構成である。これらの手段は、論理回路から構成されるLSI等によって実現してもよく、CPU及び該CPUに処理させるためのプログラムが格納された記録媒体を有し、プログラムにしたがったCPUの処理により実現してもよい。また、メールクライアント21及びメールサーバ31も論理回路から構成されるLSI等によって実現してもよく、CPU及び該CPUに処理させるためのプログラムが格納された記録媒体を有し、プログラムにしたがったCPUの処理により実現してもよい。図1では、クライアント20に、メールクライアント21と誤送信メール監視装置10とをそれぞれ備えた構成を示しているが、メールクライアント21と誤送信メール監視装置10とを同一の装置(情報処理装置)によって実現してもよい。
メール監視手段11は、メールクライアント21による電子メールの送受信状況を監視し、誤送信判定手段12が監視対象の電子メールの誤送信を検出したとき、当該電子メールを誤送信メール判定情報DB18へ保存する。
誤送信判定手段12は、監視対象の電子メールが誤送信されたメール(以下、誤送信メールと称す)であるか否かを誤送信メール判定情報DB18に格納された各種情報を用いて判定する。誤送信判定手段12が用いる誤送信メールであるか否かを判定するための手法としては、例えば“NEC 高精度外れ値検出エンジン”「SmartSifter」、[平成17年2月16日検索]、インターネット<URL:http://www.labs.nec.co.jp/DTmining/products/s#sifter/index.html>、あるいは“NECプレスリリース、未知の異常行動を高精度に検出するデータマイニングエンジン”、「AccessTracer」、[平成17年2月16日検索]、インターネット<http://www.nec.co.jp/press/ja/0404/1601.html>等がある。
誤送信判定手段12による誤送信の有無の判定処理は、プログラムにしたがったCPUの処理で実現することで変更可能であることが望ましい。その場合、既存の優れたデータマイニング手法を設定できるため、誤送信メールの判定の精度が向上する。
メール送信停止手段13は、監視対象の電子メールが誤送信判定手段12により誤送信メールと判定されたとき、メールクライアント21からメールサーバ31へ送信している電子メールの送信を停止させる。
停止メール再発信手段14は、誤送信メールと判定された電子メールについて、入力装置を介して操作者から送信指示が入力された場合は、該指示にしたがって当該電子メールをメールクライアント21に強制的に送信させる。
誤送信メール判定通知手段15は、誤送信メールが検知されたことを、例えば不図示の出力装置(ディスプレイ等)に表示させて操作者へ通知する。
自動学習手段16は、誤送信判定手段12で誤送信メールではないと判定された電子メールのメールアドレスから、以降に送信される電子メールの誤送信の有無を判定する際に用いる判定情報を抽出し、誤送信メール判定情報DB18へ格納する。
事前登録手段17は、誤送信メールの判定のために、入力装置等を用いて操作者が入力した明示的な情報(事前登録情報)を誤送信メール判定情報DB18へ格納する。
誤送信メール判定情報DB18は、誤送信判定手段12による誤送信メールであるか否かの判定に用いる、自動学習手段16で抽出された判定情報、及び事前登録手段17によって登録された事前登録情報がそれぞれ格納される。
図2〜図4は図1に示した誤送信メール判定情報DBに格納する情報の一例を示すテーブル図である。
図2に示すように、誤送信メール判定情報DB18には、自動学習手段16で抽出された監視対象の電子メールの利用状況(送受信回数)がメールアドレス毎に格納される。
図2に示すメールアドレスには監視対象である電子メールのメールアドレスが1件づつ格納される。To送信回数には対応するメールアドレスに対してTo指定で送信した回数が格納され、Cc送信回数には対応するメールアドレスに対してCc指定で送信した回数が格納される。Bcc送信回数には対応するメールアドレスに対してBcc指定で送信した回数が格納され、To受信回数には対応するメールアドレスからTo指定で受信した回数が格納される。また、Cc受信回数には対応するメールアドレスからCc指定で受信した回数が格納され、Bcc受信回数には対応するメールアドレスからBcc指定で受信した回数が格納される。
また、図3に示すように、誤送信メール判定情報DB18には、自動学習手段16によりメールアドレスから抽出された、監視対象に電子メールのドメイン名の利用状況が格納される。
図3に示すドメインには監視対象である電子メールのメールアドレスから抽出されたドメイン名が1件ずつ格納される。To送信回数には対応するドメインに対してTo指定で送信した回数が格納され、Cc送信回数には対応するドメインに対してCc指定で送信した回数が格納される。Bcc送信回数には対応するドメインに対してBcc指定で送信した回数が格納され、To受信回数には対応するドメインからTo指定で受信した回数が格納される。また、Cc受信回数には対応するドメインからCc指定で受信した回数が格納され、Bcc受信回数には対応するドメインからBcc指定で受信した回数が格納される。
また、図4に示すように、誤送信メール判定情報DB18には、事前登録手段17によって登録された、誤送信メールの判定用に用いられる操作者が指定した事前登録情報が格納される。事前登録情報としては、例えば操作者が誤入力し易いと判断したメールアドレスやドメイン名等が図4に示す要注意リストとして格納される。
次に、第1の実施の形態の誤送信メール監視システムの動作について図5〜図7を用いて説明する。
図5は電子メールの通常送信の処理手順を示すシーケンス図であり、図6は電子メールの誤送信時の処理手順を示すシーケンス図である。また、図7は電子メールを誤送信と判定した場合にメールクライアントへ通知する情報の一例を示す模式図である。
図5に示すように、電子メールの送信時(通常時)、メールクライアント21はネットワークを介してメールサーバ31へメールヘッダ情報及びメールデータを送信する。なお、メールヘッダ情報とは送信元及び送信先の電子メールアドレスや送信経路等の情報であり、メールデータとは通信相手への文章のデータである。
メールヘッダ情報及びメールデータの全ての送信が終了すると、メールサーバ31は送信メールの受領を完了し、送信先に対する電子メールの配信処理を開始する。この場合、誤送信メール監視装置10はメール監視手段11による電子メールの監視や自動学習手段16による誤送信メールの判定に用いる判定情報の抽出処理のみ行う。
一方、誤送信判定手段12により監視対象の電子メールが誤送信メールであると判定されると、誤送信メール監視装置10は、メール送信停止手段13によりメールクライアント21及びメールサーバ31に電子メールの送信を停止させる。そして、メールクライアント21に対して、例えば図7に示すような誤送信メールの判定結果を通知する。
次に、第1の実施の形態の誤送信メール監視装置10の処理手順について図8を用いて説明する。
図8は図1に示した誤送信メール監視装置の処理手順を示すフローチャートである。
図8に示すように、誤送信メール監視装置10は、まずメール監視手段11にてメールクライアント21とメールサーバ31間の電子メールの送受信状況を監視し、監視対象の電子メールがメールクライアント21からの送信メールであるかメールクライアント21に対する受信メールであるかを判定する(ステップS1001)。監視対象の電子メールがメールクライアント21に対する受信メールの場合、誤送信メール監視装置10は、通常の電子メールの受信時と同様に、自動学習手段16による誤送信メールの判定に用いる判定情報の抽出処理のみ行う。
監視対象の電子メールがメールクライアント21からの送信メールの場合、誤送信メール監視装置10は、当該電子メールが過去に誤送信メールと判定された電子メールの再送信を要求するメール(以下、誤判定通知メールと称す)であるか否かをメール監視手段11にて判定する(ステップS1002)。
監視対象の電子メールが誤判定通知メールである場合、誤送信メール判定通知手段15によりその判定結果をメールクライアント21へ通知し、停止メール再発信手段14にて当該電子メールの再送信処理を実行する(ステップS1007)。また、自動学習手段16により、そのメールアドレスから以降に送信される電子メールの誤送信判定に用いる判定情報を抽出し、誤送信メール判定情報DB18へ格納する(ステップS1008)。
ステップS1002の処理の結果、監視対象の電子メールが誤判定通知メールではないと判定した場合、誤送信メール監視装置10は、誤送信判定手段12にて誤送信メール判定情報DB18に格納された情報を基に監視対象の送信先のメールアドレスやドメイン名等が過去の傾向と乖離していないか、あるいは要注意リスト401内の情報に該当するか否かを調査し、監視対象の電子メールが誤送信メールであるか否かを判定する(ステップS1003)。
監視対象の電子メールが誤送信メールでない場合、ステップS1008の処理に移行して、自動学習手段16により、そのメールアドレスから以降に送信される電子メールの誤送信の有無の判定に用いる判定情報を抽出し、誤送信メール判定情報DB18へ格納する。
一方、監視対象の電子メールを誤送信メールと判定した場合、操作者による再送信の指示に対応するために、誤送信メール監視装置10は誤送信の可能性が高い当該電子メールを誤送信メール判定情報DB18へ格納する(ステップS1004)。
このとき、メール送信停止手段13はメールクライアント21及びメールサーバ31に対して誤送信メールと判定した電子メールの送信を停止させるための指示を行う(ステップS1005)。
また、誤送信メール判定通知手段15は、図7に示したような電子メールを操作者のメールクライアント21宛に送信し、誤送信判定により電子メールが送信されなかった旨(誤送信メール判定結果)を通知して(ステップS1006)、処理を終了する。
操作者は、誤送信メール判定結果の通知を受信しても、当該電子メールをそのまま送信したい場合は、誤送信メール判定結果を通知する電子メールに対して返信(誤判定通知メール)すればよい。その場合、返信した電子メールは、メール監視手段11によりステップS1002の処理で誤判定通知メールであると判定され、停止メール再発信手段14によりステップS1007の処理でメールサーバ31へ当該電子メールが再発信される。
第1の実施の形態の誤送信メール監視システムによれば、誤送信メール監視装置10によりメールサーバ31とメールクライアント21間の通信経路上を監視することで、メールクライアント21からメールサーバ31へ送信される電子メールの送信を制御できるため、既存のメールサーバ31やメールクライアント21のプログラムや設定を変更することなく誤送信を検知可能であり、操作ミス等による意図しない電子メールの誤送信を低減できる。
また、メールクライアント21からメールサーバ31へ電子メールを送信する処理が終了するまでに誤送信メールであるか否かを判定するため、操作者に電子メールの誤送信を確認させるための滞留時間を必要とせずに電子メールを送信できる。
さらに、誤送信判定手段12が既存の優れたデータマイニング手法を用いて誤送信メールであるか否かを判定することで、ユーザ名を含めたより精度の高い判定を実現できる。
(第2の実施の形態)
次に本発明の誤送信メール監視システムの第2の実施の形態について図面を用いて説明する。
図9は本発明の誤送信メール監視システムの第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。
図9に示すように、第2の実施の形態の誤送信メール監視システムは、電子メールを送受信するメールクライアント51を含むクライアント50と、電子メールを中継するメールサーバ61を含むサーバ60とがネットワークを介して接続され、サーバ60内に電子メールの誤送信を監視する誤送信メール監視装置40が配置された構成である。なお、図9では、サーバ60に、メールサーバ61と誤送信メール監視装置40とをそれぞれ備えた構成を示しているが、メールサーバ61と誤送信メール監視装置40とを同一の装置(情報処理装置)によって実現してもよい。
本実施形態の誤送信メール監視装置40は、監視対象の電子メールがどの利用者の電子メールであるかを判定するための利用者判定手段19を有する点で第1の実施の形態と異なっている。
また、本実施形態の誤送信メール監視装置40は、誤送信判定手段にて監視対象の電子メールが誤送信メールであるか否かを判定しているとき、利用者判定手段19にて、どの利用者の電子メールであるかを示す判定する。誤送信メール判定情報DBへは、利用者毎に分割されて判定情報や事前登録情報等が格納される。その他の構成及び動作は第1の実施の形態と同様であるため、その説明は省略する。
第2の実施の形態の誤送信メール監視システムにおいても第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(第3の実施例)
次に本発明の誤送信メール監視システムの第3の実施の形態について図面を用いて説明する。
図10は本発明の誤送信メール監視システムの第3の実施の形態の構成を示すブロック図である。
図10に示すように、第3の実施の形態の誤送信メール監視システムは、電子メールの誤送信を監視する誤送信メール監視装置70が、クライアント80及びサーバ90から独立して配置された構成である。
誤送信メール監視装置70の構成及び動作は第2の実施の形態と同様であるため、その説明は省略する。
第3の実施の形態の誤送信メール監視システムにおいても第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の電子メール誤送信メール監視システムの第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。 図1に示した誤送信メール判定情報DBに格納する情報の一例を示すテーブル図である。 図1に示した誤送信メール判定情報DBに格納する情報の一例を示すテーブル図である。 図1に示した誤送信メール判定情報DBに格納する情報の一例を示すテーブル図である。 電子メールの通常送信の処理手順を示すシーケンス図である。 電子メールの誤送信時の処理手順を示すシーケンス図である。 電子メールを誤送信と判定した場合にメールクライアントへ通知する情報の一例を示す模式図である。 図1に示した誤送信メール監視装置の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の誤送信メール監視システムの第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。 本発明の誤送信メール監視システムの第3の実施の形態の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10,40,70 誤送信メール監視装置
11 メール監視手段
12 誤送信判定手段
13 メール送信停止手段
14 停止メール再発信手段
15 誤送信メール判定通知手段
16 自動学習手段
17 事前登録手段
18 誤送信メール判定情報DB
19 利用者判定手段
20,50,80 クライアント
21,51 メールクライアント
30,60,90 サーバ
31,61 メールサーバ

Claims (15)

  1. 電子メールを送受信するメールクライアントと、
    電子メールを中継するメールサーバと、
    前記メールクライアントと前記メールサーバ間で送受信される電子メールを監視する誤送信メール監視装置と、
    を備え、
    前記誤送信メール監視装置が、
    予め記憶手段に保存した該電子メールの誤送信の判定に必要な情報を基に、前記メールクライアントから前記メールサーバへ送信される電子メールが誤送信されたか否かを判定する工程と、
    前記誤送信と判定した場合に、当該電子メールの送信を前記メールクライアント及びメールサーバに停止させる工程と、
    前記誤送信と判定した旨を前記メールクライアントへ通知する工程と、
    を有する電子メール誤送信監視方法。
  2. 前記誤送信メール監視装置が、
    誤送信がないと判定した電子メールのメールアドレスから抽出した、以降に送信される電子メールについて誤送信の有無を判定する際に用いる判定情報、及び予め操作者によって指定された誤送信と判定するための明示的な情報を前記記憶手段へ格納する工程を有する請求項1記載の電子メール誤送信監視方法。
  3. 前記誤送信メール監視装置が、
    誤送信と判定した電子メールを、前記操作者からの指示にしたがって前記メールクライアントへ強制的に送信させる工程を有する請求項2記載の電子メール誤送信監視方法。
  4. 前記判定情報に、
    前記メールアドレス毎の送受信回数、及び前記メールアドレスから抽出されたドメイン名毎の送受信回数が含まれる請求項1から3のいずれか1項記載の電子メール誤送信監視方法。
  5. 電子メールを送受信するメールクライアントと、
    電子メールを中継するメールサーバと、
    前記メールクライアントと前記メールサーバ間で送受信される電子メールを監視し、予め保存した該電子メールの誤送信の判定に必要な情報を基に、前記メールクライアントから前記メールサーバへ送信される電子メールの誤送信の有無を判定し、前記誤送信と判定した電子メールの送信を前記メールクライアント及びメールサーバに停止させ、前記誤送信と判定した旨を前記メールクライアントへ通知する誤送信メール監視装置と、
    を有する電子メール誤送信監視システム。
  6. 前記誤送信メール監視装置は、
    誤送信の有無を判定する際に用いる判定情報が格納される誤送信メール判定情報DBと、
    誤送信がないと判定した電子メールのメールアドレスから、以降に送信される電子メールについて誤送信の有無を判定する際に用いる判定情報を抽出し、前記誤送信メール判定情報DBへ格納する自動学習手段と、
    予め操作者によって指定された誤送信と判定するための明示的な情報を前記誤送信メール判定情報DBへ格納する事前登録手段と、
    前記自動学習手段及び前記事前登録手段によって前記誤送信メール判定情報DBに格納された情報を基に前記電子メールの誤送信の有無を判定する誤送信判定手段と、
    前記電子メールの誤送信を検出したとき、前記メールクライアントから前記メールサーバへ送信される該電子メールの送信を停止させるメール送信停止手段と、
    を有する請求項5記載の電子メール誤送信監視システム。
  7. 前記誤送信メール監視装置は、
    誤送信と判定した電子メールを、前記操作者からの指示にしたがって前記メールクライアントへ強制的に送信させる停止メール再発信手段を、さらに有する請求項6記載の電子メール誤送信監視システム。
  8. 前記判定情報に、
    前記メールアドレス毎の送受信回数、及び前記メールアドレスから抽出されたドメイン名毎の送受信回数が含まれる請求項5から7のいずれか1項記載の電子メール誤送信監視システム。
  9. 電子メールを送受信するメールクライアントと電子メールを中継するメールサーバ間で送受信される電子メールを監視する前記誤送信メール監視装置であって、
    誤送信の有無を判定する際に用いる判定情報が格納される誤送信メール判定情報DBと、
    誤送信がないと判定した電子メールのメールアドレスから、以降に送信される電子メールについて誤送信の有無を判定する際に用いる判定情報を抽出し、前記誤送信メール判定情報DBへ格納する自動学習手段と、
    予め操作者によって指定された誤送信と判定するための明示的な情報を前記誤送信メール判定情報DBへ格納する事前登録手段と、
    前記自動学習手段及び前記事前登録手段によって前記誤送信メール判定情報DBに格納された情報を基に前記電子メールの誤送信の有無を判定する誤送信判定手段と、
    前記電子メールの誤送信を検出したとき、前記メールクライアントから前記メールサーバへ送信される該電子メールの送信を停止させるメール送信停止手段と、
    を有する電子メール誤送信監視装置。
  10. 誤送信と判定した電子メールを、前記操作者からの指示にしたがって前記メールクライアントへ強制的に送信させる停止メール再発信手段を、さらに有する請求項9記載の電子メール誤送信監視装置。
  11. 前記判定情報に、
    前記メールアドレス毎の送受信回数、及び前記メールアドレスから抽出されたドメイン名毎の送受信回数が含まれる請求項9または10記載の電子メール誤送信監視装置。
  12. 電子メールを送受信するメールクライアントと電子メールを中継するメールサーバ間で送受信される電子メールをコンピュータに監視させるためのプログラムであって、
    予め記憶手段に保存した該電子メールの誤送信の判定に必要な情報を基に、前記メールクライアントから前記メールサーバへ送信される電子メールが誤送信されたか否かを判定する工程と、
    前記誤送信と判定した場合に、当該電子メールの送信を前記メールクライアント及びメールサーバに停止させる工程と、
    前記誤送信と判定した旨を前記メールクライアントへ通知する工程と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  13. 誤送信がないと判定した電子メールのメールアドレスから抽出した、以降に送信される電子メールについて誤送信の有無を判定する際に用いる判定情報、及び予め操作者によって指定された誤送信と判定するための明示的な情報を前記記憶手段へ格納する工程をコンピュータに実行させるための請求項12記載のプログラム。
  14. 誤送信と判定した電子メールを、前記操作者からの指示にしたがって前記メールクライアントへ強制的に送信させる工程をコンピュータに実行させるための請求項13記載のプログラム。
  15. 前記判定情報に、
    前記メールアドレス毎の送受信回数、及び前記メールアドレスから抽出されたドメイン名毎の送受信回数が含まれる請求項12から14のいずれか1項記載のプログラム。
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