JP2006235742A - 情報管理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の機器のうちの転送先とされている1つの機器に適したコンテンツを、転送対象のコンテンツとして選択することができるようにする。
【解決手段】 ステイショナリ機1によるコンテンツの転送は、複数のモバイル機のうち、いま接続され、転送先とされているモバイル機により管理されている情報に基づいて行われる。例えば、転送先の機器としてモバイル機2−1が接続されている場合、ステイショナリ機1においては、モバイル機2−1からコンテンツの再生履歴が取得され、モバイル機2−1上で過去に再生された回数の多いコンテンツの特徴と同じ、または似ている特徴を有するコンテンツが、転送対象のコンテンツとして選択される。本発明は、コンテンツを管理し、管理しているコンテンツを他の機器に転送する情報処理装置に適用することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報管理装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、複数の機器のうちの転送先とされている1つの機器に適したコンテンツを、転送対象のコンテンツとして選択することができるようにする情報管理装置および方法、並びにプログラムに関する。
オーディオコンテンツ、ビデオコンテンツなどの、ステイショナリ機に保存されているコンテンツをモバイル機に転送し、モバイル機を利用してユーザがコンテンツを楽しむような状況を考えた場合、ステイショナリ機からモバイル機に転送するコンテンツの選択方法として、従来、次のようなものがある。
ここで、「ステイショナリ(stationary)機」とは、据え置きを前提とする、オーディオコンテンツ、ビデオコンテンツの記録/再生機器をいい、「モバイル機」とは、持ち運び可能な、オーディオコンテンツ、ビデオコンテンツの再生機器をいう。
また、ステイショナリ機にも残したまま、ステイショナリ機からモバイル機にコンテンツを送信することを「複写」といい、コンテンツをステイショナリ機に残すことなく、ステイショナリ機からは削除して、ステイショナリ機からモバイル機にコンテンツを送信することを「移動」という。「複写」と「移動」を個々に区別する必要がない場合、単に「転送」とまとめていう。
(選択方法1)
ステイショナリ機であるパーソナルコンピュータのHDD(Hard Disk Drive)に記録されたオーディオコンテンツの中から、転送するコンテンツをパーソナルコンピュータの所定のソフトウェアを起動したときに表示される画面において選択し、モバイル機であるオーディオプレーヤに転送するといったように、転送するコンテンツを、ユーザが自分自身で判断し、手動で選択する方法。
(選択方法2)
ステイショナリ機であるパーソナルコンピュータのHDDに記録されたオーディオコンテンツの中から、転送するコンテンツをパーソナルコンピュータのソフトウェアが自動的に選択し、モバイル機であるオーディオプレーヤに転送するといったように、転送するコンテンツをステイショナリ機が選択する方法。ステイショナリ機によるコンテンツの選択は、例えば、オーディオプレーヤ上での再生回数やユーザが設定した重み(マイレート)などの、ユーザの嗜好を基準として行われる。
オーディオプレーヤと接続されたパーソナルコンピュータが、オーディオプレーヤにより管理されているコンテンツの再生回数の情報を取得し、取得した情報に基づいて、パーソナルコンピュータ自身が各種の処理を行う技術(選択方法2)については非特許文献1に開示されている。
"アップル−iTunes−特徴−"[平成17年2月1日検索]、インターネット、<URL:http://www.apple.com/jp/itunes/jukebox.html>
ところで、上述した選択方法1によれば、ユーザが、その都度自分自身で判断して転送するコンテンツを選択する必要があることから、ステイショナリ機に保存されているコンテンツの数が多くなる程、選択に手間がかかるという課題がある。
また、選択方法2によれば、コンテンツを選択するユーザの手間は省くことができるが、ステイショナリ機がユーザの嗜好を判断する基になる情報は1つのモバイル機から取得された情報であり、複数の機器から取得された情報を用いて、それぞれの機器に適したコンテンツを転送対象のコンテンツとして選択することができないという課題があった。すなわち、ステイショナリ機とモバイル機の関係は1対1であり、1体多の場合については考慮されていない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、複数の機器のうちの転送先とされている1つの機器に適したコンテンツを転送対象のコンテンツとして選択することができるようにするものである。
本発明の情報管理装置は、コンテンツの転送先として接続されている1つの端末から、その端末上で再生されたコンテンツの履歴を表す履歴情報を取得する取得手段と、取得手段により取得された履歴情報に基づいて、転送対象のコンテンツを選択する選択手段とを備えることを特徴とする。
選択手段は、転送先の端末上で所定の頻度で再生されたコンテンツの特徴と同じ、または似た特徴を有するコンテンツを、転送対象のコンテンツとして選択するようにすることができる。
選択手段は、履歴情報に基づいて選択したコンテンツをユーザに提示し、提示したものの中から選択されたコンテンツを、転送対象のコンテンツとして選択するようにすることができる。
本発明の情報管理装置は、選択手段により選択された全てのコンテンツを、ユーザによる選択操作によらずに転送先の端末に転送する転送手段をさらに備えるようにすることができる。
本発明の情報管理方法は、コンテンツの転送先として接続されている1つの端末から、その端末上で再生されたコンテンツの履歴を表す履歴情報を取得する取得ステップと、取得ステップの処理により取得された履歴情報に基づいて、転送対象のコンテンツを選択する選択ステップとを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンテンツの転送先として接続されている1つの端末から、その端末上で再生されたコンテンツの履歴を表す履歴情報を取得する取得ステップと、取得ステップの処理により取得された履歴情報に基づいて、転送対象のコンテンツを選択する選択ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の情報管理装置および方法、並びにプルグラムにおいては、コンテンツの転送先として接続されている1つの端末から、その端末上で再生されたコンテンツの履歴を表す履歴情報が取得され、取得された履歴情報に基づいて、転送対象のコンテンツが選択される。
本発明によれば、複数の機器のうちの転送先とされている1つの機器に適したコンテンツを転送対象のコンテンツとして選択することができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本明細書に記載の発明と、発明の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、請求項に記載されている発明をサポートする実施の形態が本明細書に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の実施の形態中には記載されているが、発明に対応するものとして、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明以外の発明には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、本明細書に記載されている発明の全てを意味するものではない。換言すれば、この記載は、本明細書に記載されている発明であって、この出願では請求されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により追加される発明の存在を否定するものではない。
請求項1に記載の情報管理装置は、複数の携帯型の端末(例えば、図1のモバイル機2−1乃至2−3)それぞれの情報を管理し、端末に対するコンテンツの転送を管理する情報管理装置(例えば、図1のステイショナリ機1)であって、コンテンツの転送先として接続されている1つの端末から、その端末上で再生されたコンテンツの履歴を表す履歴情報を取得する取得手段(例えば、図3の他機器再生履歴管理部53)と、前記取得手段により取得された前記履歴情報に基づいて、転送対象のコンテンツを選択する選択手段(例えば、図3のコンテンツ選択部51)とを備えることを特徴とする。
請求項4に記載の情報管理装置は、前記選択手段により選択された全てのコンテンツを、ユーザによる選択操作によらずに転送先の端末に転送する転送手段(例えば、図3の転送処理部42)をさらに備えることを特徴とする。
請求項5に記載の情報管理方法は、複数の携帯型の端末(例えば、図1のモバイル機2−1乃至2−3)それぞれの情報を管理し、端末に対するコンテンツの転送を管理する情報管理方法であって、コンテンツの転送先として接続されている1つの端末から、その端末上で再生されたコンテンツの履歴を表す履歴情報を取得する取得ステップ(例えば、図4のステップS1)と、前記取得ステップの処理により取得された前記履歴情報に基づいて、転送対象のコンテンツを選択する選択ステップ(例えば、図4のステップS6)とを含むことを特徴とする。
請求項6に記載のプログラムにおいても、各ステップが対応する実施の形態(但し一例)は、請求項5に記載の情報管理方法と同様である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明を適用したコンテンツ管理システムの構成例を示す図である。
このコンテンツ管理システムは、例えば、家庭などに据え置きされる1つのステイショナリ機1と、外出先などにもユーザにより携帯される複数のモバイル機から構成される。図1においては、3つのモバイル機であるモバイル機2−1乃至2−3が示されている。
ステイショナリ機1は、放送されている番組を録画したり、装着されたオーディオCD(Compact Disk)からオーディオデータを取り込んだり、あるいは、インターネットに接続されているサーバから各種のコンテンツをダウンロードしたりする機能を有する。ステイショナリ機1により録画等されることによって取得されたコンテンツ(ビデオコンテンツ、オーディオコンテンツなど)は、例えば、内蔵のHDDに保存され、ユーザによる指示などに応じて、そのときステイショナリ機1に接続されているモバイル機に転送される。
従って、ユーザは、1つの機器であるステイショナリ機1に様々なコンテンツを集中して管理させておき、管理させているコンテンツのうちの所定のものをモバイル機に転送させることによって、そのモバイル機を利用して外出先でもコンテンツを利用(視聴)することができる。
ステイショナリ機1による転送対象のコンテンツの選択は、例えば、複数のモバイル機のうち、いま接続され、転送先とされているモバイル機から取得された情報に基づいて行われる。
例えば、転送先の機器としてモバイル機2−1が接続されている場合、ステイショナリ機1は、モバイル機2−1により管理されているコンテンツの再生履歴を取得し、モバイル機2−1上で過去に再生された回数の多いコンテンツの特徴と同じ、または似ている特徴を有するコンテンツを、転送対象のコンテンツ(または転送候補のコンテンツ)として選択する。選択されたコンテンツは、例えば、ユーザによる選択操作によらずに、自動的に、モバイル機2−1に転送される。
同様に、転送先の機器としてモバイル機2−2が接続されている場合、ステイショナリ機1は、モバイル機2−2により管理されているコンテンツの再生履歴を取得し、モバイル機2−2上で過去に再生された回数の多いコンテンツの特徴と同じ、または似ている特徴を有するコンテンツを、転送対象のコンテンツとして選択する。モバイル機2−3が転送先の機器とされている場合も同様にしてステイショナリ機1によりコンテンツが選択される。
すなわち、ステイショナリ機1においては、転送対象のコンテンツは、転送先のモバイル機に応じて選択される。
これにより、ステイショナリ機1により表示されるコンテンツのリストから選択するといったような手間を省くことができ、ユーザは、ニュース番組をよく視聴するモバイル機にはニュース番組をステイショナリ機1から転送させたり、映画をよく視聴するモバイル機には映画をステイショナリ機1から転送させたりすることができる。
例えば、出社時に携帯するモバイル機と、車でのドライブ時に携帯するモバイル機とが異なる場合、出社時に携帯するモバイル機にはニュース番組がステイショナリ機1から転送され、ドライブ時に携帯するモバイル機には映画がステイショナリ機1から転送されることになり、ユーザは、モバイル機に応じて、そのモバイル機で利用する可能性が高いコンテンツを容易にステイショナリ機1から転送させることができる。
図1のモバイル機2−1乃至2−3は、それぞれ、HDDやフラッシュメモリなどの記憶媒体を内蔵しており、その記憶媒体に記憶されているオーディオコンテンツやビデオコンテンツなどの各種のコンテンツを再生し、出力する。図1の例においては、モバイル機2−1は携帯電話機であり、モバイル機2−2はオーディオプレーヤである。また、モバイル機2−3はPDA(Personal Digital Assistants)である。
図1のステイショナリ機1とモバイル機2−1乃至2−3の処理の詳細についてはフローチャートを参照して後述する。
図2は、図1のステイショナリ機1のハードウエア構成例を示すブロック図である。
CPU(Central Processing Unit)11は、ROM(Read Only Memory)12に記憶されているプログラム、または、HDD20からRAM(Random Access Memory)13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM13にはまた、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
CPU11、ROM12、およびRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インタフェース15も接続されている。
入出力インタフェース15には、放送波受信部17、入力部18、出力部19、HDD20、通信部21、メモリカードI/F22、およびドライブ24が接続されている。
放送波受信部17は、アンテナ16から供給されてきた信号を受信する。放送波受信部17により受信された信号から得られた番組データは、例えば、CPU11によりMPEG(Moving Picture Experts Group)2方式で圧縮され、HDD20に記憶される。
入力部18は、例えば、赤外線の受光部よりなる。入力部18は、図示せぬリモートコントローラからの信号を受信し、ユーザの操作内容を表す情報をCPU11に出力する。
出力部19は、HDD20に記憶されている番組の伸張、D/A変換等を行い、番組の画像を、ステイショナリ機1に接続されたテレビジョン受像機(TV)などに表示させる。また、出力部19は、転送候補として選択されたコンテンツを提示し、その中から転送するコンテンツをユーザに選択させる場合、転送候補のコンテンツのタイトルなどもTVに表示させる。
HDD20は、番組のデータ、CPU11により生成されたユーザの嗜好情報、モバイル機2−1乃至2−3から取得された履歴情報などの各種の情報を記憶する。
通信部21は、ネットワークを介しての通信処理を行い、例えば、所定のサーバからダウンロードすることによってEPG(Electronic Program Guide)を取得する。
メモリカードI/F22は、メモリカードスロットに装着されたメモリカード23に記憶されているデータを読み出し、読み出したデータをHDD20などに記憶させる。
ドライブ24は、装着された光ディスク25を駆動させ、光ディスク25に記憶されているデータの読み出し、光ディスク25に対するデータの書き込みを行う。光ディスク25は、例えば、CDやDVD(Digital Versatile Disc)などである。
なお、図1のモバイル機2−1乃至2−3も、放送波受信部17、ドライブ24は設けられていないものの、それぞれ、基本的には図2に示す構成と同様の構成を有する。以下、適宜、図2の構成を、モバイル機2−1乃至2−3の構成として引用して説明する。
図3は、ステイショナリ機1とモバイル機2−1の機能構成例を示すブロック図である。図3に示す機能部のうちの少なくとも一部は、図2のCPU11(ステイショナリ機1とモバイル機2−1のCPU)により所定のプログラムが実行されることによって実現される。図2と同じ構成には同じ符号を付してある。
なお、図3にはモバイル機2−1乃至2−3のうち、モバイル機2−1の機能構成例しか示していないが、モバイル機2−2および2−3においても、モバイル機2−1において実現されるものと同様の機能部が実現される。
ステイショナリ機1の放送波受信部17は、アンテナ16から供給されてきた信号を受信し、受信した信号を録画処理部31とEPG抽出部32に出力する。
録画処理部31は、コンテンツ管理部33による制御に従って、放送波受信部17から供給されてきた信号から録画する番組のデータを取得し、圧縮などを行った後、番組のデータをコンテンツ管理部33に出力する。録画処理部31からコンテンツ管理部33に出力された番組のデータは蓄積コンテンツデータベース34に供給され、記憶される。
EPG抽出部32は、放送波受信部17から供給されてきた信号からEPGを抽出し、抽出したEPGをコンテンツ管理部33に出力する。EPG抽出部32からコンテンツ管理部33に出力されたEPGは、例えば、ステイショナリ機1がユーザによる操作によらずに自動的に番組を録画する機能を有している場合、録画対象とする番組を選択するときにコンテンツ管理部33により用いられたり、ユーザが視聴した番組からユーザの嗜好を判断するときにユーザ嗜好処理部36により用いられる。ユーザの嗜好の判断は、例えば、EPGに含まれる番組のジャンルや出演者などの属性情報を用いて行われる。なお、図2の通信部21によりダウンロードされたEPGもユーザ嗜好処理部36などにより用いられる。
コンテンツ管理部33は、コンテンツ選択部51、再生機器管理部52、他機器再生履歴管理部53、および他機器転送履歴管理部54よりなり、ステイショナリ機1の各部を制御する。
コンテンツ選択部51は、他機器再生履歴管理部53によりモバイル機2−1から取得されたコンテンツの再生履歴がコンテンツ状態データベース35に記憶されたとき、その再生履歴を参照し、例えば、モバイル機2−1上で再生された回数の多いコンテンツの特徴と同じ、または似ている特徴を有するコンテンツを、蓄積コンテンツデータベース34に記憶されているコンテンツの中から選択する。コンテンツ選択部51により選択されたコンテンツは、転送候補のコンテンツとしてコンテンツ提示/選択部41に出力され、ユーザに提示されたり、転送対象のコンテンツとして、ユーザの選択操作によらずに転送処理部42によりモバイル機2−1に転送される。コンテンツを選択するとき、コンテンツ選択部51は、ユーザ嗜好処理部36によりあらかじめ取得されているユーザの嗜好情報を適宜参照する。
再生機器管理部52は、モバイル機2−1乃至2−3に関する情報を管理する。例えば、モバイル機2−1乃至2−3の機器の種別、識別情報、機器の認証に用いる情報などの各種の情報が再生機器管理部52により管理される。
他機器再生履歴管理部53は、コンテンツの転送先の機器であるモバイル機2−1から、モバイル機2−1におけるコンテンツの再生履歴を取得し、取得した再生履歴をモバイル機2−1の識別情報と対応付けてコンテンツ状態データベース35に記憶させて管理する。
他機器転送履歴管理部54は、モバイル機に転送したコンテンツの識別情報、転送回数、転送先のモバイル機の識別情報などよりなる転送履歴をコンテンツ状態データベース35に記憶させて管理する。後述するように、他機器転送履歴管理部54により管理される転送履歴も、転送対象のコンテンツを選択する際に参照される。
蓄積コンテンツデータベース34は、録画処理部31により取得され、コンテンツ管理部33を介して供給されてきたビデオコンテンツ(番組データ)の他、図示せぬドライブによりオーディオCDなどから取り込まれたオーディオデータや、サーバからダウンロードされた各種のコンテンツを記憶する。
コンテンツ状態データベース35は、蓄積コンテンツデータベース34に記憶されているコンテンツの状態を表す状態情報を記憶する。状態情報には、例えば、それぞれのコンテンツについて、転送済みである/転送済みでない、取得されてからの時間などを表す情報が含まれる。また、コンテンツ状態データベース35は、他機器再生履歴管理部53により取得された再生履歴や、他機器転送履歴管理部54から供給されてきた転送履歴を記憶する。
ユーザ嗜好処理部36は、例えば、再生処理部38により再生されたコンテンツが番組のコンテンツである場合、そのコンテンツのジャンル、タイトル、出演者などの属性情報をEPG抽出部32により抽出されたEPGから取得し、取得した属性情報や、それまでのユーザの操作履歴などに基づいてユーザの嗜好を表す嗜好情報を生成する。ユーザ嗜好処理部36により得られた嗜好情報はユーザ嗜好データベース37に記憶され、録画する番組を選択する際の基準として適宜参照される。
ユーザ嗜好データベース37は、ユーザ嗜好処理部36により得られた嗜好情報を記憶する。
再生処理部38は、コンテンツ管理部33による制御に従って、蓄積コンテンツデータベース34から読み出され、供給されてきたコンテンツを再生し、その出力をユーザインタフェース制御部39に指示する。
ユーザインタフェース制御部39は、再生処理部38により再生されたコンテンツが番組である場合、ステイショナリ機1に接続されたTVに番組の画面を表示させ、また、再生処理部38により再生されたコンテンツがオーディオコンテンツである場合、ステイショナリ機1に接続されたスピーカなどから再生音を出力させる。
また、ユーザインタフェース制御部39は、コンテンツ提示/選択部41による制御に従って転送候補のコンテンツのタイトルなどを一覧表示させたり、その表示に対してユーザにより選択操作が行われた場合、その選択を受け付け、受け付けたコンテンツの情報をコンテンツ提示/選択部41に出力する。ユーザインタフェース制御部39は、さらに、コンテンツの転送開始の指示などのユーザによる操作を受け付け、操作内容を表す情報をユーザ操作処理部40に出力する。
ユーザ操作処理部40は、ユーザインタフェース制御部39から供給されてきた情報をコンテンツ管理部33に出力し、ユーザの操作に従った処理を行わせる。
コンテンツ提示/選択部41は、転送候補の中からユーザにコンテンツを選択させる場合、コンテンツ選択部51により選択された転送候補のコンテンツのタイトルなどをユーザインタフェース制御部39からユーザに提示させる。コンテンツ提示/選択部41は、転送候補の中から所定のコンテンツが選択されたとき、コンテンツ管理部33を介して転送処理部42に指示することによって、ユーザにより選択されたコンテンツをモバイル機2−1に転送させる。これにより、ユーザは、TVなどに表示された転送候補のコンテンツの一覧の中から、モバイル機2−1に転送するコンテンツを選択することができる。
転送処理部42は、コンテンツ管理部33のコンテンツ選択部51により選択されたコンテンツ、または、コンテンツ提示/選択部41による提示に応じてユーザにより選択されたコンテンツをコンテンツ管理部33を介して蓄積コンテンツデータベース34から読み出し、読み出したコンテンツを転送インタフェース43に出力する。また、転送処理部42は、モバイル機2−1から送信されてきた再生履歴などの情報が転送インタフェース43により受信され、供給されてきたとき、それをコンテンツ管理部33(他機器再生履歴管理部53)に出力する。
転送インタフェース43は、モバイル機2−1(転送インタフェース61)との間で通信を行い、転送処理部42から供給されてきたコンテンツをモバイル機2−1に転送する。ステイショナリ機1とモバイル機2−1の間の通信は、USB(Universal Serial Bus)、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394、Ethernet(登録商標)、WiFi(商標)(IEEE802.11a,b,g等)などを介して行われる。
また、転送インタフェース43は、モバイル機2−1から送信されてきた再生履歴などの情報を受信し、それを転送処理部42に出力する。
モバイル機2−1の転送インタフェース61は、ステイショナリ機1(転送インタフェース43)から転送されてきたコンテンツを受信し、受信したコンテンツを転送処理部62に出力する。また、転送インタフェース61は、転送処理部62から再生履歴が供給されてきたとき、それをステイショナリ機1に送信する。
転送処理部62は、転送インタフェース61から供給されてきたコンテンツをコンテンツ管理部63に出力する。コンテンツ管理部63に出力されたコンテンツは蓄積コンテンツデータベース64に供給され、保存される。また、転送処理部62は、コンテンツ管理部63から再生履歴が供給されてきたとき、それを転送インタフェース61に出力し、ステイショナリ機1に送信させる。
コンテンツ管理部63は、モバイル機2−1の全体の動作を制御する。例えば、コンテンツ管理部63は、転送処理部62から供給されてきたコンテンツを蓄積コンテンツデータベース64に記憶させたり、蓄積コンテンツデータベース64に記憶されているコンテンツの中からユーザにより選択されたコンテンツを再生処理部66に出力し、再生させる。ユーザによるコンテンツの再生指示などはユーザ操作処理部68から供給されてくる。
コンテンツ管理部63は再生履歴管理部81を有しており、この再生履歴管理部81は、モバイル機2−1におけるコンテンツの再生履歴を例えばコンテンツ状態データベース65に記憶させておくことによって管理する。また、再生履歴管理部81は、モバイル機2−1がステイショナリ機1に接続されたとき、管理している再生履歴をコンテンツ状態データベース65から読み出し、それを転送処理部62に出力する。
蓄積コンテンツデータベース64は、ステイショナリ機1から転送され、コンテンツ管理部63等を介して供給されてきたコンテンツを記憶する。蓄積コンテンツデータベース64に記憶されたコンテンツは、適宜、コンテンツ管理部63により読み出され、その再生が行われる。
コンテンツ状態データベース65は、蓄積コンテンツデータベース64に記憶されているコンテンツの状態を表す状態情報を記憶する。状態情報には、例えば、それぞれのコンテンツについて、再生済みである/再生済みでない、再生回数、取得されてからの時間などを表す情報が含まれており、これにより、モバイル機2−1上での再生履歴が表される。
再生処理部66は、コンテンツ管理部63による制御に従って、蓄積コンテンツデータベース64から読み出され、供給されてきたコンテンツを再生し、その出力をユーザインタフェース制御部67に指示する。
ユーザインタフェース制御部67は、再生処理部66により再生されたコンテンツが番組である場合、モバイル機2−1に設けられているディスプレイに番組の画像を表示させ、また、再生処理部66により再生されたコンテンツがオーディオコンテンツである場合、モバイル機2−1に設けられたスピーカや、モバイル機2−1に接続されたイヤホンなどから再生音を出力させる。また、ユーザインタフェース制御部67は、モバイル機2−1の筐体表面に設けられている各種のボタンに対するユーザの入力を受け付け、ユーザの操作内容を表す情報をユーザ操作処理部68に出力する。
ユーザ操作処理部68は、ユーザインタフェース制御部67から供給されてきた情報をコンテンツ管理部63に出力し、ユーザの操作に従った処理を行わせる。
次に、以上のような構成を有するステイショナリ機1とモバイル機2−1の動作について説明する。なお、ここでも、モバイル機2−1の動作について説明するが、モバイル機2−2,2−3においても同様の動作が行われる。以下、転送対象のコンテンツが番組(ビデオコンテンツ)である場合について説明する。
はじめに、図4のフローチャートを参照して、ステイショナリ機1の転送処理について説明する。この処理は、ステイショナリ機1にモバイル機2−1が接続されたときに開始される。
ステップS1において、コンテンツ管理部33の他機器再生履歴管理部53は、モバイル機2−1から、モバイル機2−1において管理されている再生履歴を取得する。モバイル機2−1から提供されてきた再生履歴は、転送インタフェース43により受信され、転送処理部42を介して他機器再生履歴管理部53により取得される。他機器再生履歴管理部53により取得された再生履歴はコンテンツ状態データベース35に記憶される。
ステップS2において、コンテンツ選択部51は、コンテンツ状態データベース35に記憶された再生履歴(ステップS1で取得された再生履歴)を参照し、モバイル機2−1において再生されたコンテンツとして挙がっているものの中から、再生された頻度の高いコンテンツを探す。ここでは、例えば、所定の回数以上再生されたコンテンツがコンテンツ選択部51により取得される。
ステップS3において、コンテンツ選択部51は、再生頻度の高いコンテンツ、すなわち、所定の回数以上モバイル機2−1において再生されたコンテンツがあるか否かを判定する。
コンテンツ選択部51は、ステップS3において、そのような再生頻度の高いコンテンツがないと判定した場合、ステップS4に進み、転送候補はないとして処理を終了させる。この場合、例えば、蓄積コンテンツデータベース34に記憶されているコンテンツのタイトルなどが一覧表示され、ユーザは、その中から、転送対象のコンテンツを自ら選択することになる。
一方、ステップS3において、コンテンツ選択部51は、再生頻度の高いコンテンツがあると判定した場合、ステップS5に進み、再生頻度の高いコンテンツのジャンル、出演者等の特徴を、コンテンツ状態データベース35に記憶されているEPGから抽出する。モバイル機2−1において再生されたコンテンツはステイショナリ機1から転送されたものであるから、コンテンツの転送元の機器であるステイショナリ機1には、モバイル機2−1において高い頻度で再生されたコンテンツのジャンル、出演者等の属性情報を含むEPGがコンテンツ状態データベース35に記憶されており、そのEPGから特徴が抽出される。
ステップS6において、コンテンツ選択部51は、蓄積コンテンツデータベース34に記憶されているコンテンツの中から、ステップS5で抽出した特徴と同じ、または類似する特徴を有するコンテンツを探し、ステップS7に進み、そのようなコンテンツがあるか否かを判定する。例えば、モバイル機2−1において高い頻度で再生されたコンテンツと同じ出演者が出演している番組、同じジャンルの番組などを対象としてコンテンツの検索が行われる。
ステップS7において、コンテンツ選択部51は、蓄積コンテンツデータベース34に記憶されているコンテンツの中に、モバイル機2−1において高い頻度で再生されたコンテンツの特徴と同じ、または類似する特徴を有するコンテンツがあると判定した場合、ステップS8に進み、そのコンテンツを転送候補のコンテンツとする。コンテンツ選択部51により選択された転送候補のコンテンツの情報はコンテンツ提示/選択部41に供給され、コンテンツのタイトルなどがユーザに提示される。
転送候補のコンテンツの中から所定のコンテンツがユーザにより選択されたとき、ステップS9において、転送処理部42は、選択されたコンテンツをモバイル機2−1に転送し、処理を終了させる。転送対象とするコンテンツがユーザにより選択されたとき、転送処理部42には、そのことがコンテンツ提示/選択部41からコンテンツ管理部33を介して通知されてくる。
なお、転送候補の中からユーザが選択するのではなく、モバイル機2−1において高い頻度で再生されたコンテンツの特徴と同じ、または類似する特徴を有する全てのコンテンツがモバイル機2−1に転送される場合、ステップS8の処理はスキップされ、ユーザによる選択操作によらずに、ステップS9においてコンテンツの転送が行われる。
一方、ステップS7において、コンテンツ選択部51は、蓄積コンテンツデータベース34に記憶されているコンテンツの中に、モバイル機2−1において高い頻度で再生されたコンテンツの特徴と同じ、または類似する特徴を有するコンテンツがないと判定した場合、ステップS10に進み、転送候補はないと判断して処理を終了させる。この場合も、例えば、蓄積コンテンツデータベース34に記憶されているコンテンツのタイトルなどが一覧表示され、その中から、ユーザにより選択されたコンテンツが転送される。
次に、図5のフローチャートを参照して、ステイショナリ機1から転送されてきたコンテンツを受信する、モバイル機2−1のダウンロード処理について説明する。この処理は、ステイショナリ機1による図4の処理に対応して行われるものである。
ステップS21において、コンテンツ管理部63の再生履歴管理部81は、コンテンツ状態データベース65に記憶されている再生履歴を読み出し、ステイショナリ機1に提供する。すなわち、再生履歴管理部81は、コンテンツ状態データベース65から読み出した再生履歴を転送処理部62に出力し、転送インタフェース61からステイショナリ機1に送信させる。
再生履歴が送信されてくることに応じて、ステイショナリ機1においては、モバイル機2−1において高い頻度で再生されたコンテンツの特徴と同じ、または類似する特徴を有するコンテンツが選択され、例えば、その中から選択された所定の数のコンテンツがモバイル機2−1に対して転送される(図4のステップS9)。
ステイショナリ機1から転送されたコンテンツが転送インタフェース61、転送処理部62を介して供給されてきたとき、ステップS22において、コンテンツ管理部63は、コンテンツを受信し、受信したコンテンツを蓄積コンテンツデータベース64に保存する。その後、処理は終了される。
以上の処理により、ユーザは、モバイル機2−1を用いてよく視聴するコンテンツと何かしらの共通点があるコンテンツをモバイル機2−1に容易に転送させることができ、モバイル機2−1上で視聴することができる。このような処理がモバイル機2−2,2−3がステイショナリ機1に接続されたときにも行われるから、ユーザは、ニュース番組をよく見るモバイル機にはニュース番組を、映画をよく見るモバイル機には映画を、それぞれ、容易に転送させることができる。
以上においては、転送先のモバイル機により管理されている再生履歴に基づいて、転送対象(転送候補)のコンテンツが選択されるものとしたが、転送先のモバイル機に過去に転送したコンテンツの履歴に基づいて、転送対象のコンテンツが選択されるようにしてもよい。
例えば、ユーザが自ら選択することによって、あるコンテンツをモバイル機に転送させたことが転送履歴により表されている場合、ステイショナリ機1は、ユーザが過去に転送させたコンテンツの特徴と同じ、または似ている特徴を有するコンテンツを、ユーザによる選択操作によらずに自動的にそのモバイル機に対して転送させたり、転送候補のコンテンツとしてユーザに提示させたりする。
これにより、例えば、ニュース番組を過去に転送させたことがあるモバイル機が転送先とされているときにはニュース番組がステイショナリ機1により選択されるから、ユーザは、転送先のモバイル機に過去に転送させたことがあるコンテンツに似ているコンテンツなどを容易に転送させることができる。
なお、コンテンツを選択する基準となる転送履歴は、ステイショナリ機1の他機器転送履歴管理部54により管理されているものが用いられるようにしてもよいし、上述した再生履歴と同様に、転送先のモバイル機により管理されているものがステイショナリ機1に提供され、それが用いられるようにしてもよい。
ここで、図6のフローチャートを参照して、転送履歴に基づいてコンテンツを選択するステイショナリ機1の転送処理について説明する。この処理も、ステイショナリ機1にモバイル機(モバイル機2−1)が接続されたときに開始される。
ステップS31において、コンテンツ管理部33のコンテンツ選択部51は、コンテンツ状態データベース35に記憶されている、コンテンツの転送先として接続されているモバイル機2−1に過去に転送したコンテンツの履歴(転送履歴)を参照し、モバイル機2−1に高い頻度で過去に転送したコンテンツを探す。上述したように、コンテンツ状態データベース35には、コンテンツの識別情報、転送回数、転送先のモバイル機の識別情報などよりなる転送履歴が記憶されている。
ここでは、例えば、所定の回数以上転送されたコンテンツがコンテンツ選択部51により取得される。
ステップS32において、コンテンツ選択部51は、転送頻度の高いコンテンツがあるか否かを判定し、転送頻度の高いコンテンツがないと判定した場合、ステップS33に進み、転送候補はないとして処理を終了させる。この場合、例えば、蓄積コンテンツデータベース34に記憶されているコンテンツのタイトルなどが一覧表示され、その中から、ユーザは、転送対象とするコンテンツを自ら選択することになる。
一方、ステップS32において、コンテンツ選択部51は、転送頻度の高いコンテンツがあると判定した場合、ステップS34に進み、転送頻度の高いコンテンツのジャンル、出演者等の特徴を、コンテンツ状態データベース35に記憶されているEPGから抽出する。
ステップS35において、コンテンツ選択部51は、蓄積コンテンツデータベース34に記憶されているコンテンツの中から、ステップS34で抽出した特徴と同じ、または類似する特徴を有するコンテンツを探し、ステップS36に進み、そのようなコンテンツがあるか否かを判定する。例えば、モバイル機2−1に高い頻度で転送されたコンテンツと同じ出演者が出演している番組、同じジャンルの番組などを対象としてコンテンツの検索が行われる。
ステップS36において、コンテンツ選択部51は、蓄積コンテンツデータベース34に記憶されているコンテンツの中に、モバイル機2−1に高い頻度で転送されたコンテンツの特徴と同じ、または類似する特徴を有するコンテンツがあると判定した場合、ステップS37に進み、そのコンテンツを転送候補のコンテンツとする。コンテンツ選択部51により選択されたコンテンツの情報はコンテンツ提示/選択部41に供給され、コンテンツのタイトルなどがユーザに提示される。
転送候補のコンテンツの中から所定のコンテンツがユーザにより選択されたとき、ステップS38において、転送処理部42は、選択されたコンテンツをモバイル機2−1に転送し、処理を終了させる。
なお、転送候補の中からユーザが選択するのではなく、モバイル機2−1に高い頻度で転送されたコンテンツの特徴と同じ、または類似する特徴を有する全てのコンテンツがモバイル機2−1に転送される場合、ステップS37の処理はスキップされ、ユーザによる選択操作によらずに、ステップS38においてコンテンツの転送が行われる。
一方、ステップS36において、コンテンツ選択部51は、蓄積コンテンツデータベース34に記憶されているコンテンツの中に、モバイル機2−1に高い頻度で転送されたコンテンツの特徴と同じ、または類似する特徴を有するコンテンツがないと判定した場合、ステップS39に進み、転送候補はないと判断し、処理を終了させる。この場合も、例えば、蓄積コンテンツデータベース34に記憶されているコンテンツのタイトルなどが一覧表示され、その中から、ユーザにより選択されたコンテンツが転送される。
次に、図7のフローチャートを参照して、モバイル機2−1のダウンロード処理について説明する。この処理は、ステイショナリ機1による図6の処理に対応して行われるものである。
ステイショナリ機1から転送されたコンテンツが転送インタフェース61、転送処理部62を介して供給されてきたとき、ステップS51において、コンテンツ管理部63は、コンテンツを受信し、受信したコンテンツを蓄積コンテンツデータベース64に保存する。その後、処理は終了される。
以上の処理により、ユーザは、モバイル機2−1によく転送させていたコンテンツと何かしらの共通点があるコンテンツをモバイル機2−1に容易に転送させることができ、モバイル機2−1上で視聴することができる。以上の処理がモバイル機2−2,2−3がステイショナリ機1に接続されたときにも行われるから、ニュース番組をよく転送させて見ているモバイル機にはニュース番組を、映画をよく転送させて見ているモバイル機には映画を、それぞれ、容易に転送させることができる。
なお、以上のように、再生履歴や転送履歴に基づいて転送対象のコンテンツが選択されるのではなく、単に、転送先とされているモバイル機毎に、それに適したコンテンツが選択されるようにしてもよい。
例えば、オーディオプレーヤであるモバイル機に対してはオーディオコンテンツ、ビデオプレーヤであるモバイル機に対してはビデオコンテンツが転送先のモバイル機に適したコンテンツとして選択されるようにしてもよいし、CIF(Common Intermediate Format)サイズの画像を表示可能なディスプレイを有するモバイル機に対してはCIFサイズの画像からなるビデオコンテンツが、QVGA(Quarter Video Graphics Array)サイズの画像を表示可能なディスプレイを有するモバイル機に対してはQVGAサイズの画像からなるビデオコンテンツが選択されるように、コンテンツの再生能力に応じたコンテンツが、転送先のモバイル機に適したコンテンツとして選択されるようにしてもよい。
この場合、ステイショナリ機1においては、コンテンツの転送先となるモバイル機2−1が接続されたとき、再生機器管理部52により、機器の識別情報、種別(オーディオプレーヤであるのか、ビデオプレーヤであるのか等)、表示能力などの情報がモバイル機2−1から取得され、取得された情報に基づいて、転送候補のコンテンツがコンテンツ選択部51により選択される。すなわち、転送先となっているモバイル機2−1での再生に適さないコンテンツは転送候補から外されることになる。
選択されたコンテンツはユーザに提示され、ユーザにより転送することが指示されたコンテンツの転送が行われる。
これにより、ユーザは、モバイル機をステイショナリ機1に接続するだけで、そのモバイル機に適したコンテンツを容易に転送させることができる。
また、以上においては、再生履歴、転送履歴、モバイル機の種別などの情報がそれぞれ個別にステイショナリ機1により参照されてコンテンツの選択が行われるとしたが、それらのうちの2以上の情報が組み合わされたものが参照されて、コンテンツの選択が行われるようにしてもよい。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば、汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、図2に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される光ディスク25により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM12やHDD20などで構成される。
なお、本明細書において、各ステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表わすものである。
本発明を適用したコンテンツ管理システムの構成例を示す図である。 図1のステイショナリ機のハードウエア構成例を示すブロック図である。 図1のステイショナリ機とモバイル機の機能構成例を示すブロック図である。 ステイショナリ機の転送処理について説明するフローチャートである。 モバイル機のダウンロード処理について説明するフローチャートである。 ステイショナリ機の他の転送処理について説明するフローチャートである。 モバイル機の他のダウンロード処理について説明するフローチャートである。
符号の説明
1 ステイショナリ機, 2−1乃至2−3 モバイル機, 33 コンテンツ管理部, 34 蓄積コンテンツデータベース, 35 コンテンツ状態データベース, 51 コンテンツ選択部, 52 再生機器管理部, 53 他機器再生履歴管理部, 54 他機器転送履歴管理部, 63 コンテンツ管理部, 64 蓄積コンテンツデータベース, 65 コンテンツ状態データベース, 81 再生履歴管理部

Claims (6)

  1. 複数の携帯型の端末それぞれの情報を管理し、端末に対するコンテンツの転送を管理する情報管理装置において、
    コンテンツの転送先として接続されている1つの端末から、その端末上で再生されたコンテンツの履歴を表す履歴情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記履歴情報に基づいて、転送対象のコンテンツを選択する選択手段と
    を備えることを特徴とする情報管理装置。
  2. 前記選択手段は、転送先の端末上で所定の頻度で再生されたコンテンツの特徴と同じ、または似た特徴を有するコンテンツを、転送対象のコンテンツとして選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報管理装置。
  3. 前記選択手段は、前記履歴情報に基づいて選択したコンテンツをユーザに提示し、提示したものの中から選択されたコンテンツを、転送対象のコンテンツとして選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報管理装置。
  4. 前記選択手段により選択された全てのコンテンツを、ユーザによる選択操作によらずに転送先の端末に転送する転送手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報管理装置。
  5. 複数の携帯型の端末それぞれの情報を管理し、端末に対するコンテンツの転送を管理する情報管理方法において、
    コンテンツの転送先として接続されている1つの端末から、その端末上で再生されたコンテンツの履歴を表す履歴情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップの処理により取得された前記履歴情報に基づいて、転送対象のコンテンツを選択する選択ステップと
    を含むことを特徴とする情報管理方法。
  6. 複数の携帯型の端末それぞれの情報を管理し、端末に対するコンテンツの転送を管理する処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    コンテンツの転送先として接続されている1つの端末から、その端末上で再生されたコンテンツの履歴を表す履歴情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップの処理により取得された前記履歴情報に基づいて、転送対象のコンテンツを選択する選択ステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
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