JP2006234936A - クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、電子写真方式の画像形成装置で電子写真感光体の感度変化に基づく画像むらを解決することであり、より詳しくは、高感度の電荷発生物質を用いた電子写真感光体で、電子写真感光体とクリーニングブレードの当接部で発生する画像むらを解決し、高速で且つ良好な電子写真画像を提供できる電子写真方式の画像形成装置及び該画像形成装置に用いられるクリーニング装置、該クリーニング装置を組み込んだプロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 電子写真感光体上の残留トナーを除去するクリーニング装置において、該クリーニング装置のクリーニングケースが通気性であり、該クリーニングケースの中にクリーニングブレードを設置したことを特徴とするクリーニング装置。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電子写真感光体(以後、単に感光体とも云う)上の残留トナーを除去するクリーニング装置、該クリーニング装置を用いたプロセスカートリッジ及び画像形成装置に関するものである。
電子写真感光体上の残留トナーを除去するクリーニング装置(クリーニング手段と同じ)は弾性ゴムブレードを用いたクリーニングブレードや毛ブラシを用いたブラシクリーニング等の接触型のクリーニング部材を用いたクリーニング装置が用いられている。中でも、クリーニングブレードを用いたクリーニング装置は残留トナの除去効果が優れており、機構的にもコンパクトに設計できることから、高速機から低速機の広い画像形成装置に用いられている(特許文献1)。
一般に、クリーニング装置の構成はクリーニング部材のクリーニングブレード等で除去されるトナーの拡散を防止するため、クリーニング部材を包囲するクリーニングケースを有している。該クリーニングケースは、感光体との対抗面では開口部を有し、この開口面でクリーニングブレード等のクリーニング部材と感光体が互いに当接している。しかし、該クリーニングケースは前記開口面以外の面は、回収トナーの拡散を防止する為、通気性がない密閉した構造部材が用いられている。
ところで、クリーニング部材が感光体と接触したまま長時間停止していると(画像形成を中断していると)、画像形成再開時に停止中のクリーニング部材の接触部に画像むらが発生しやすいと云う問題が発生している。これは、クリーニング部材の感光体への強い当接圧で、クリーニング部材接触部の感光体感度と非接触部の感光体感度とに差異が生じた為と考えられる。この現象は特に感度の湿度依存性が高い高感度の有機感光体でしばしば発生しており(非特許文献1)、高感度の有機感光体を用いる中高速機の電子写真方式の画像形成装置を作製する上で、該画像むらの発生を防止することが求められている。
特開2001−92322号公報 Y.Fujimaki:IS&T’s 7th International Congress on Advance in Nonimpact Printing Technologies, Paper Summaries,269(1991)
本発明の目的は、電子写真方式の画像形成装置で電子写真感光体の感度変化に基づく画像むらを解決することであり、より詳しくは、高感度の電荷発生物質を用いた電子写真感光体で、電子写真感光体とクリーニングブレードの当接部で発生する画像むらを解決し、高速で且つ良好な電子写真画像を提供できる電子写真方式の画像形成装置及び該画像形成装置に用いられるクリーニング装置、該クリーニング装置を組み込んだプロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明者は上記課題、即ち、電子写真感光体とクリーニングブレードとの当接部で、画像むらが発生しやすい原因を逐次洗い出し検討した結果、該画像むらは電子写真感光体がクリーニングブレードとの当接部で感度変化を発生しやすいこと、及び該感度変化がクリーニングブレードの当接部と他の部位との湿度差によって発生していることを見いだし、本発明を完成した。即ち、一般に、クリーニング装置はクリーニングブレードが感光体に当接された条件では、クリーニング装置の開口部が感光体面でふさがれ、密閉空間になっており、画像形成停止中は感光体表面の換気性が悪く、クリーニングブレードの当接部とその他の部位で、感光体表面に湿度差が発生し、その結果、感度差が発生することを見いだした。特に結晶構造中に水分子を含有する顔料を電荷発生物質を用いた有機感光体では、このクリーニングブレード当接部での感度変化が大きく、クリーニングブレードを包含するクリーニング装置全体の換気性を改善することが、該クリーニングブレードの当接部の画像むらを解決する為に重要であることを見いだし、本発明を完成した。即ち、本発明の上記課題は、下記のような構成により達成される。
(請求項1)
電子写真感光体上の残留トナーを除去するクリーニング装置において、該クリーニング装置のクリーニングケースが通気性であり、該クリーニングケースの中にクリーニングブレードを設置したことを特徴とするクリーニング装置。
(請求項2)
前記クリーニングケースに通気性の構造部材を用いたことを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
(請求項3)
少なくとも電子写真感光体及びクリーニング装置が一体的に構成されたプロセスカートリッジにおいて、該クリーニング装置のクリーニングケースが通気性であり、該クリーニングケースの中にクリーニングブレードを設置したことを特徴とするプロセスカートリッジ。
(請求項4)
電子写真感光体及び該電子写真感光体上に繰り返しトナー像を形成する為の帯電手段、露光手段、現像手段、転写手段、クリーニング装置を有する画像形成装置において、該クリーニング装置のクリーニングケースが通気性であり、該クリーニングケースの中にクリーニングブレードを設置したことを特徴とする画像形成装置。
(請求項5)
前記電子写真感光体がX線回折スペクトルで、回折角27.3に最大ピークを有するフタロシアニン顔料を含有することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
本発明のクリーニング装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置を用いることにより従来、解決出来なかった高感度有機感光体を用いた場合に発生していたクリーニングブレード当接部の画像むらの発生を防止でき、高速で鮮鋭性が良好な電子写真画像を提供することができる。
本発明に関するクリーニング装置並びに前記クリーニング装置を備える画像形成装置の実施の形態を図1によって説明する。但し、本発明は図1に示した実施の形態に限定されるものではなく、電子写真感光体上の残留トナーを除去するクリーニング装置及び該クリーニング装置を用いた画像形成装置であればよい。
図1は前記の画像形成装置の構成例を示した断面図で、ドラム状の像担持体たる感光体ドラム10は時計方向への回転作動によってその周面を形成する感光層に先ずスコロトロン帯電器(帯電手段)11の放電により電位が印加され、次いで像露光手段12において像露光を受けて静電潜像が形成される。
前記の像露光手段12はポリゴンミラー12b、fθレンズ12c、各ミラー12dと更に図示しないレーザ発生器とから構成されていて、画像信号の入力によりレーザ発生器より投射されたレーザビームが前記のポリゴンミラー12bの回転作動により感光体ドラム10の感光層を軸方向に走査露光し、ドラムの回転と相俟って感光層上に画像の静電潜像を形成する。
前記の静電潜像は現像器(現像手段)13により反転現像され顕像化されていわゆるトナー像とされる。現像器13は磁石ロールを内包する現像スリーブ13aを備えていて、その周面に担持した現像剤をバイアス電圧の印加により感光体ドラム10の像露光部に付着させ感光層上の静電潜像に対し反転現像を行う。
トナー像の形成に並行して給紙カセット15より搬出ローラ15aの作動により転写紙Pが給紙され、搬送ローラ15bを経てタイミングローラ15cに給送され、感光体ドラム10上のトナー像に同期してドラムと転写手段の転写ローラ14aとが構成するトナー像の転写域14bに給紙される。
一方感光体ドラム10上のトナー像は光除電器14cにより電位を低下されたあと更に前記の転写域14bにおいてトナーとは反対極性の電圧を印加されてトナー像は転写紙P側に転移して転写される。
トナー像を転写した転写紙Pは感光体ドラム10より分離し搬送ベルト16を介して定着装置17に搬送され、熱ローラ17aと圧着ローラ17bとの挟着加熱によってトナーを溶着したあと排紙ローラ18を介して装置本体の上面に排紙される。
転写紙Pを分離した感光体ドラム10は次に説明する本発明のクリーニング装置100により残留トナーを除去清掃されて次なる画像形成のプロセスに入る。本発明のクリーニング装置100は、クリーニング装置の外壁を形成するクリーニングケース110中に、回動する感光体ドラム10上の残留トナーを除去するために、感光体ドラム10表面を摺擦するクリーニングブレード111と、その上流側でかつクリーニングブレード111の下側に位置した導電性ローラ121からなる導電性補助ローラをクリーニングの補助手段として設けたものである。図2は図1のクリーニング装置をモデル的に示した拡大断面図である。
図2で示したクリーニング装置100は、クリーニングケース110中に、クリーニング部とトナー回収部とが上下に接続して一体となっていて、クリーニング部CLにおいては、弾性の板状をしたブレード111を取り付けた支持部材112が一方の側部の重錘113の重力により他方の側部の支持軸114を支点として反時計方向に回動するよう付勢されていて、それによりブレード111の先端のエッジ部を感光体10の周面に当接させて周面上の残留トナーを剥離して下方のトナー回収部TCに落下するようになっている。
一方トナー回収部TCにおいては、感光体10の周面に接しつつ同方向に回転する導電性ローラ121が設けられていて、クリーニング部CLから落下したトナーを回収すると共にブレード111によるクリーニングの補助手段としてのクリーニング機能を有している。導電性ローラ121はウレタンゴム等の樹脂材料にカーボン粉末等の導電性材料を混入しスポンジ状に形成した導電性ローラで、接地された感光体ドラム10と当接関係にあってバイアス電圧を印加することも可能である。矢示方向に回転する導電性ローラ121周面に付着したトナーはSUS材等を用いたスクレーパ124によって掻き取られ、落下したトナーはトナー回収部TCの底部に設けたトナー搬送スクリュ123の作動により現像器13へとリサイクルされる。又、クリーニングケース110下端開口部には回収トナーの外部へのトナーこぼれを防止するためトナー回収シート125が設けられている。
(実施の形態1)
本発明の通気性のクリーニング装置について説明する。
図3は図2で示したクリーニング装置をモデル的に示した外観斜視図である。図3に示すようにクリーニング装置の外壁(クリーニングケース110)は、これまで内部に回収されたトナーが外部に拡散しないように、感光体との当接部の開口部(斜線部)を除き、筒面110a及び側面110bとも通気性がないプラスチック部材等により密閉されていた(側面等に内部部材を固定するビス等もあるが)。このため、開口部が感光体に当接された場合、開口部も感光体面で閉ざされ、わずかに残るクリーニングブレード端部等の開口端からの通気口のみでは(下端はトナー回収シート125が感光体に当接して閉口している)、十分な通気性がなく、クリーニング装置内は、外部と温湿度差が発生する。その結果、クリーニングブレードが感光体に当接した状態で画像形成を停止していると、クリーニングブレードが当接している感光体部位の湿度が、その他の感光体部位の湿度と明らかに異なり、該湿度差による感度差が発生すると考えられる。特に電子写真感光体に内部に結晶水を含有するフタロシアニン顔料等を電荷発生物質に用いた有機感光体を用いた場合、クリーニングブレード当接部で感度差が発生し、その結果、得られたトナー画像に、筋状の画像むらが発生しやすい。
本発明で定義する通気性とは、該クリーニング装置の外壁を形成するクリーニングケースの開口部を非通気性のシートで封鎖したときに、自然換気が可能で、クリーニング装置内外で湿度差を発生させない通気性を意味し、具体的にはクリーニング装置内外の感光体の表面近傍で湿度差が25%RH(相対湿度)以内であることが好ましい。尚、該湿度はクリーニング装置内とクリーニング装置外の感光体面上で非接触の状態で湿度センサーを用いて測定した値である。該湿度センサーとしては正確に補正したセラミックセンサを用いて測定した。
上記のような通気性を有するクリーニング装置を用いた場合は、前記した内部に結晶水を含有するフタロシアニン顔料(Cu−Kα特性X線の回折スペクトルで、回折角27.3°(2θ±0.2°)に最大ピークを有するフタロシアニン顔料等)を電荷発生物質に用いた有機感光体を用いた場合でも、クリーニングブレードの当接部で筋状の画像むらが発生しない。
上記のような通気性を有するクリーニング装置は、クリーニング装置の壁面(クリーニングケース)の少なくとも一部に、例えば、図3の筒状部Yに、通気性のプラスチック部材やセラミック部材、或いは網目状の金属或いは非金属部材等を用いることにより達成することが出来る。
クリーニングケースに用いられる特に好ましく用いられる通気性セラミック部材としては、急速硬化、気化蒸発性のエチルシリケート等を用いた通気性板材が挙げられる。該板材をクリーニング装置の上部の窓材或いは構造部材として用いることが可能である。又、通気性のセラミック部材としては、セラミックと鉄酸化物にステンレス繊維を混入して焼成した通気性セラミックを用いることができる。該通気性セラミックは上記セラミックと鉄酸化物にステンレス繊維の混合比率及び焼成温度・時間を変化させることにより通気度を変えることができる。このような通気性部材をクリーニング装置の外壁の一部或いは全体に用いることにより本発明の通気性クリーニング装置を作製することができる。又、前記した以外の多孔質プラスチック或いはフイルター部材等をクリーニングケースの窓材或いは構造部材として用いることができる。
(実施の形態2)
少なくとの電子写真感光体及びクリーニング装置が一体的に構成されたプロセスカートリッジにおいて、該カートリッジ内のクリーニング装置が通気性であるプロセスカートリッジについて説明する。
図4は感光体及びクリーニング装置が一体となったプロセスカートリッジ150をモデル的に示した図であり、図5は該プロセスカートリッジ150のクリーニング装置100をモデル的に示した断面図、図6は該プロセスカートリッジ150をモデル的に示した解体外観図である。
図4に図示するように、該プロセスカートリッジ150にはクリーニング装置100がプロセスカートリッジ内に入れ子構造で組み込まれており、該クリーニング装置100の他に感光体ドラム10、帯電器11、現像器(現像装置)13、転写分離極14、PCL(帯電前露光器)等が一体として組まれている。そして現像装置13は該プロセスカートリッジから取り外し可能に設計されている。図5のクリーニング装置100をモデル的に示した断面図及び図6のプロセスカートリッジ150をモデル的に示した解体外観図に見られるように、該プロセスカートリッジ内において、クリーニング装置はクリーニングケース110の一端にクリーニングブレード111が取り付けられており、該クリーニングブレード111をプロセスカートリッジ150に固定ねじ126で設置すると、クリーニングケース110はクリーニングブレード111とトナー回収シート125(図示せず)の間の開口部以外は外部へのトナー飛散を防止するための外壁を形成する。
本発明では該プロセスカートリッジ内のクリーニング装置が開口部を非通気性のシートで封鎖したとしても、自然換気が可能な通気性を有することにより、該プロセスカートリッジ内において、クリーニング装置の内外で湿度差を小さくし、その結果クリーニングブレードが当接する感光体部位の感度差をなくし、線状の画像むらを防止することができる。該クリーニング装置に通気性を付与する手段については、前記実施の形態1に記載したと同様の手段が用いられる。即ち、クリーニングケースの少なくとも一部に通気性を有するプラスチック部材、セラミック部材、或いは網目状の金属或いは非金属部材等を用いることにより達成することが出来る。
以下に、本発明の実施例を例示するが、該実施例は本発明の全ての実施形態を示すものではない。
実施例1
基本的に図1の構成を有する市販のデジタル複写機7075に電子写真感光体(X線回折スペクトルで、回折角27.3に最大ピークを有するフタロシアニン顔料を電荷発生物質として用いた電子写真感光体)及び図 に示したクリーニング装置を装着し、下記の複写条件で複写テストを行なった。装着したクリーニング装置は通気性を変化させた以下の4種類のクリーニング装置A、B、C及びDを用いた。
複写条件
複写テストは20℃80%の環境下、ハーフトーン画像を含むオリジナル画像を1時間プリントした。その後、クリーニングブレードを感光体に当接したままで、温湿度環境20℃20%にして30分画像形成を停止した。30分停止後直ちに画像形成を再開した。
クリーニング装置の通気性
クリーニング装置A:図3のクリーニングケースYの部分に通気性のセラミックの窓材を設け、上記複写条件中、30分停止後のクリーニング装置内外の湿度差が9%RHのクリーニング装置
クリーニング装置B:図3のクリーニングカースYの部分に通気性のセラミックの窓枠(Yの窓面積がクリーニング装置Aより大)を設け、上記複写条件中、30分停止後のクリーニング装置内外の湿度差が15%RHのクリーニング装置
クリーニング装置C:図3のクリーニングケースの筒状部を全て通気性のセラミックにした。上記複写条件中、30分停止後のクリーニング装置内外の湿度差が23%RHのクリーニング装置
クリーニング装置D:図3のクリーニングケースの全てを非通気性のプラスチックで構成した。上記複写条件中、30分停止後のクリーニング装置内外の湿度差が29%RHのクリーニング装置
複写テスト結果
クリーニング装置A、B、Cで作製した電子写真画像は、20℃80%の環境下で作製したプリント画像及び20℃20%環境下で30分停止後、再開後のプリント画像のいずれも線状の画像むらは発生せず鮮鋭性が良好な電子写真画像を得ることができた。しかしながら、クリーニング装置Dを装着して作製した電子写真画像は、前記30分停止後に再開したプリント画像のクリーニングブレード当接部に線状の画像むらが発生した。
実施例2
基本的に図4のプロセスカートリッジに電子写真感光体(X線回折スペクトルで、回折角27.3に最大ピークを有するフタロシアニン顔料を電荷発生物質として用いた電子写真感光体)及び図5に示したクリーニング装置を装着し、市販のデジタル複写機7040に該プロセスカートリッジを組み込んだ。クリーニング装置は2種類のクリーニング装置E、Fで評価した。クリーニング装置Eはクリーニングケースの筒状部を全て通気性セラミックにし、クリーニング装置に通気性を持たせた。一方クリーニング装置Fのクリーニングケースは全て非通気性のプラスチック部材で形成した。
複写条件は前記実施例1と同じ。
クリーニング装置の通気性
クリーニング装置E(クリーニングケースの筒状部を全て通気性セラミックにした):上記複写条件中、30分停止後のクリーニング装置内外の湿度差が18%RHのクリーニング装置
クリーニング装置F(クリーニングケースは全て非通気性のプラスチック部材で形成した):上記複写条件中、30分停止後のクリーニング装置内外の湿度差が31%RHのクリーニング装置
複写テスト結果
クリーニング装置Eで作製した電子写真画像は、20℃80%の環境下で作製したプリント画像及び20℃20%環境下で30分停止後、再開後のプリント画像のいずれも線状の画像むらは発生せず鮮鋭性が良好な電子写真画像を得ることができた。しかしながら、クリーニング装置Fを装着して作製した電子写真画像は、前記30分停止後に再開したプリント画像のクリーニングブレード当接部に線状の画像むらが発生した。
本発明に関するクリーニング装置並びに前記クリーニング装置を備える画像形成装置の実施の形態を説明する図である。 図1のクリーニング装置をモデル的に示した拡大断面図である。 図2で示したクリーニング装置をモデル的に示した外観斜視図である。 感光体及びクリーニング装置が一体となったプロセスカートリッジをモデル的に示した図である。 プロセスカートリッジ150のクリーニング装置をモデル的に示した断面図である。 プロセスカートリッジ150をモデル的に示した解体外観図である。
符号の説明
10 感光体ドラム(感光体)
11 帯電器
12 像露光手段
13 現像器
100 クリーニング装置
110 クリーニングケース
111 クリーニングブレード
121 導電性ローラ
125 トナー回収シート
150 プロセスカートリッジ

Claims (5)

  1. 電子写真感光体上の残留トナーを除去するクリーニング装置において、該クリーニング装置のクリーニングケースが通気性であり、該クリーニングケースの中にクリーニングブレードを設置したことを特徴とするクリーニング装置。
  2. 前記クリーニングケースに通気性の構造部材を用いたことを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
  3. 少なくとも電子写真感光体及びクリーニング装置が一体的に構成されたプロセスカートリッジにおいて、該クリーニング装置のクリーニングケースが通気性であり、該クリーニングケースの中にクリーニングブレードを設置したことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  4. 電子写真感光体及び該電子写真感光体上に繰り返しトナー像を形成する為の帯電手段、露光手段、現像手段、転写手段、クリーニング装置を有する画像形成装置において、該クリーニング装置のクリーニングケースが通気性であり、該クリーニングケースの中にクリーニングブレードを設置したことを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記電子写真感光体がX線回折スペクトルで、回折角27.3に最大ピークを有するフタロシアニン顔料を含有することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
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