JP2006234595A - 設備点検装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 点検対象の不具合を高い精度で検出するとともに、点検時間の短縮を図る。
【解決手段】 赤外線反射ペイントが塗布された点検対象に、赤外線を照射する赤外線照射装置1と、赤外線が照射された点検対象を撮像する撮像装置2と、撮像装置2により取得された画像から高輝度部分を抽出する抽出部41と、点検対象の識別情報及びその点検対象の正常時における高輝度部分の状態が対応付けられて格納される点検用データ格納部31と、撮像装置2により撮像された点検対象の識別情報を取得する識別情報取得部43と、識別情報取得部43により取得された識別情報に対応する高輝度部分の状態を点検用データ格納部31から取得し、この高輝度部分の状態と抽出部41により抽出された高輝度部分の状態とを比較することにより、点検対象の異常を検出する点検部44とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、都市に存在する信号機、道路、街灯、トンネル内照明などの設備や公共建物などの施設を対象とした点検の自動化を図る設備点検装置に関するものである。
都市に存在する信号機、道路、街灯、トンネル内照明などの各種設備や公共建物などの各種施設を対象とした定期点検などは、これらの維持管理に欠かせないものである。従来、これら設備などの点検の多くは、調査員が現地に赴き、目視により確認することにより行われていたが、近年、調査員の負担軽減や費用削減を図るために、自動で点検を行う技術が提案されている。
このような自動点検の1つとして、例えば、特開2003−20609号公報(特許文献1)に示されるものがある。
上記特許文献1には、路面に、可視及び非可視の波長領域にわたる着色を施し、この着色の様子を航空機或いは人工衛星に搭載する光学センサなどを用いて検出し、検出した着色の様子に基づいて、路面のひび割れ、磨耗度、路面補助標識の剥離、或いはひび割れなどを検出する技術が開示されている。
特開2003−20609号公報(第3−4頁、第1−4図及び第7図)
しかしながら、上記特許文献1の発明では、航空機や衛星から撮像した画像に基づいて、点検対象の不具合を検出するため、短時間で容易に点検を実施することができず、更に、精度が低いという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、点検対象の不具合を高い精度で検出することができるとともに、点検時間の短縮を図ることができる設備点検装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明は、不可視光線を反射する反射ペイントが点検箇所に塗布された点検対象に、前記不可視光線を照射する光照射手段と、前記不可視光線が照射された前記点検対象を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により取得された画像を表示する表示手段とを具備する設備点検装置を提供する。
上記構成によれば、例えば、不可視光線を反射する反射ペイントが点検箇所に塗布された点検対象に対して、その不可視光線が光照射手段により照射され、この不可視光線が照射された点検対象が撮像手段により撮像される。そして、この撮像手段により取得された画像が表示手段に表示される。これにより、表示手段には、反射ペイントが塗布された部分が高輝度部分として、強調されて表示されることとなる。このように、点検対象の状態を高輝度部分として、わかりやすく提供することができるので、点検者は、この画像を確認することにより、容易に点検対象の不具合などを判断することが可能となる。
上記不可視光線は、例えば、肉眼に感じることのできない光をいい、一例としては、波長約1nm乃至1mm程度の範囲にある電磁波の内、例えば、可視光に当たる波長約400nm乃至760nm程度の範囲を除いた波長範囲の光をいう。具体例としては、赤外線や紫外線などが挙げられる。特に、上記不可視光線として、赤外線や紫外線などを採用した場合には、従来の市販品を反射ペイントとして使用することが可能となるので、容易に上記の発明を実現させることができる。
点検箇所としては、点検対象の常態が反映される部位であれば良い。例えば、側溝のふた、防護柵、歩道の縁石などであれば、それらの表面に連続的に反射ペイントを塗布することが考えられる。また、標識などの場合には、標識をなぞるように反射ペイントを塗布することが考えられる。
また、本発明において、上記光照射手段は、反射ペイントにより反射される波長の光のみを照射する態様の他、例えば、反射ペイントにより反射される波長以外の光をも含む複数の波長の光を照射する態様も取りうる。この場合には、この照射する光の中に、例えば、可視光が含まれていても良い。つまり、撮像手段により取得された画像において、反射ペイントが高輝度として現れるような光が、光照射手段から照射されれば良く、この光は、必ずしも1波長に限られるものではない。
本発明は、不可視光線を反射する反射ペイントが点検箇所に塗布された点検対象に、前記不可視光線を照射する光照射手段と、前記不可視光線が照射された前記点検対象を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により取得された画像から高輝度部分を抽出する抽出手段と、抽出された前記高輝度部分の状態と、予め登録されている当該点検対象の正常時における前記高輝度部分の状態とが一致するか否かを判定することにより、前記点検対象の異常を検出する点検手段とを具備する設備点検装置を提供する。
上記構成によれば、不可視光線を反射する反射ペイントが点検箇所に塗布された点検対象に対して、その不可視光線が光照射手段により照射され、この不可視光線が照射された点検対象が撮像手段により撮像される。そして、この撮像手段により取得された画像において、この画像において、高輝度部分が抽出手段により検出される。これにより、点検対象において、反射ペイントが塗布された部分のみが高輝度部分として抽出手段により抽出されることとなる。そして、この抽出された高輝度部分の状態が、予め登録されている当該点検対象の正常時における前記高輝度部分の状態に一致するか否かが判定されることにより、点検対象の異常が点検手段により検出される。これにより、点検対象の不具合などが自動的に検出されるので、作業者の負担を大幅に軽減させることが可能となる。
上記記載の設備点検装置において、前記点検手段は、前記抽出手段により抽出された高輝度部分に、所定の距離以上の途切れが生じていた場合に、前記点検対象の異常を検出しても良い。
例えば、側溝のふた、防護柵、歩道の縁石などのように、長距離に渡って連続的に配置されている設備の場合、正常であれば、これらの点検対象に塗布されている反射ペイントが高輝度部分として連続的に検出されることとなる。従って、高輝度部分に、所定の距離以上の途切れが生じた場合には、例えば、障害物などがこれらの設備の上にある、或いは、これら設備にひび割れや裂傷が生じているなどの異常が生じていると判断することにより、非常に容易に異常を検出することが可能となる。
上記記載の設備点検装置は、前記抽出手段により抽出された前記高輝度部分の輪郭を抽出するエッジ抽出手段を備え、前記点検手段は、前記エッジ抽出手段により抽出された前記高輝度部分の輪郭が、予め登録されている正常時における輪郭と一致するか否かを判定することにより、前記点検対象の異常を検出しても良い。
上記構成によれば、抽出手段により抽出された高輝度部分において、その輪郭がエッジ抽出手段により抽出され、この抽出された輪郭と予め登録されている正常時における輪郭とが一致するか否かが判定されることにより、点検対象の異常が点検手段により検出されることとなる。このように、高輝度部分の輪郭に基づいて異常を検出するので、例えば、標識や看板などのように、文字や図形などが表示されている設備に、異常が発生しているか否かを容易に検出することが可能となる。
本発明は、不可視光線を反射する反射ペイントが点検箇所に塗布された点検対象に、前記不可視光線を照射する光照射手段と、前記不可視光線が照射された前記点検対象を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により取得された画像から高輝度部分を抽出する抽出手段と、前記点検対象に個別に割り当てられた識別情報と、その点検対象の正常時における前記高輝度部分の状態とが対応付けられて格納されるデータベースと、前記撮像手段により撮像された前記点検対象の識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記識別情報取得手段により取得された前記識別情報に対応する前記高輝度部分の状態を前記データベースから取得し、この高輝度部分の状態と前記抽出手段により抽出された前記高輝度部分の状態とが一致するか否かを判定することにより、前記点検対象の異常を検出する点検手段とを具備する設備点検装置を提供する。
上記構成によれば、不可視光線を反射する反射ペイントが点検箇所に塗布された点検対象に対して、その不可視光線が光照射手段により照射され、この不可視光線が照射された点検対象が撮像手段により撮像される。そして、この撮像手段により取得された画像において、この画像において、高輝度部分が抽出手段により検出される。これにより、点検対象において、反射ペイントが塗布された部分のみが高輝度部分として抽出手段により抽出されることとなる。そして、この抽出された高輝度部分の状態と、データベースに格納されている当該点検対象に対応する正常時における高輝度部分の状態とが一致するか否かが点検手段によって判定されることにより、点検対象の異常が検出される。
このように、各点検対象に固有の識別情報を割り当て、各点検対象の正常時における高輝度部分の状態をデータベースに登録しておくことにより、様々な点検対象の不具合を検出することが可能となる。
上記記載の設備点検装置において、前記前記点検対象は、その識別情報が、前記不可視光線を反射する反射インキ及び前記不可視光線を吸収する吸収インキを用いてバーコード表記されたID開示手段を備えており、前記識別情報取得手段は、前記撮像手段により取得された前記点検対象の画像の中から前記ID開示手段に対応する部分を抽出し、抽出した部分に表れている前記バーコードを解析することにより前記点検対象の識別情報を取得すると良い。
上記構成によれば、点検対象は、その点検対象の識別情報がバーコード表記されたID開示手段を備えている。この場合おいて、ID開示手段には、識別情報が、不可視光線を反射する反射インキ及び不可視光線を吸収する吸収インキを用いてバーコード表記されているので、この点検対象に不可視光線が照射されることにより、このID開示手段に表記されたバーコードは、高いコトラストで浮かび上がることとなる。そして、この状態における点検対象が撮像手段により撮像されることにより、取得された画像には、このバーコードが高輝度で表れることとなる。
これにより、識別情報取得手段は、ID開示手段に表されたバーコードを非常に容易に検出することができ、高い精度で点検対象の識別情報を取得することが可能となる。
上記反射インキは、上記反射ペイントと同一のものを用いても良いし、異なるものを用いても良い。
上記記載の設備点検装置において、前記データベースには、前記点検対象の識別情報及びその点検対象が存在する位置情報が対応付けられて格納されており、現在地の位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段により取得された前記位置情報に基づいて、現在地周辺に存在する点検対象の識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、前記識別情報抽出手段により抽出された前記識別情報の中から、既に前記取得手段により取得された識別情報を除くことにより、現時点における点検対象の識別情報を推定する識別情報推定手段とを具備するようにしても良い。
上記構成によれば、位置情報取得手段により現在地の位置情報が取得され、この位置情報に基づいて、現在地周辺に存在する点検対象の識別情報が、識別情報抽出手段により、データベースから抽出される。これにより、例えば、これから点検を行う点検対象を絞り込むことが可能となる。そして、抽出された識別情報のうち、既に取得手段により取得された識別情報を除くことにより、つまり、既に点検が終了した点検対象の識別情報を除くことにより、現在地周辺において未だ点検が行われていない点検対象を抽出することが可能となる。これにより、例えば、点検対象の破損や汚損等の原因により、識別情報取得手段による識別情報の取得が失敗した場合などであっても、識別情報推定手段により当該点検対象の識別情報が推定されるので、設備の点検を継続して行うことが可能となる。
本発明の設備点検装置によれば、点検対象の不具合を高い精度で検出することができるとともに、点検時間の短縮を図ることができる。
以下に、本発明に係る設備点検装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る設備点検装置は、側溝のふた、防護柵、歩道の縁石信号機、道路、街灯、標識、看板、トンネル内照明などの都市設備や公共建物などの各種施設を対象としており、これらの各種設備、各種施設に異常が発生していないか否かを点検するものである。
本実施形態において、これら各種点検対象には、その点検箇所に、不可視光線を反射する反射ペイントとして、赤外線反射ペイントが塗布されている。点検箇所とは、例えば、点検対象の常態が反映される部位である。
例えば、側溝のふた、防護柵、歩道の縁石などのように、連続的に配置されているような点検対象であれば、それらの表面に連続的に赤外線反射ペイントが塗布される。
また、標識や看板などのように、そこに表示されている内容について異常検出など(例えば、表示内容に破損やひびなどが生じていないかなど)を行うような点検対象であれば、これら点検対象に表記されている文字や図形をなぞるように、赤外線反射ペイントが塗布されている。
更に、各点検対象は、固有の識別情報が割り当てられている。そして、各点検対象は、その識別情報が、赤外線反射インキ及び赤外線吸収インキを使用してバーコード表記されたID開示部を備えている。ID開示部は、例えば、識別情報がバーコード表記されたシート状のものであり、これを点検対象に貼り付けることにより、各点検対象の識別情報を後述する設備点検装置に認識させる。ここで、ID開示部は、点検対象に塗布されている上記赤外線反射ペイントの上に、赤外線吸収インキで直接的に描かれていても良い。この場合、バーコード表記された領域がID開示部として取り扱われる。
次に、本実施形態に係る設備点検装置の構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る設備点検装置の概略構成を示したブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係る設備点検装置は、赤外線照射装置(光照射手段)1、撮像装置(撮像手段)2、記憶装置3、処理部4、及び通信装置5を備えて構成されている。
赤外線照射装置1は、赤外線反射ペイントが点検箇所に塗布された点検対象に、赤外線を照射するものである。
撮像装置2は、赤外線照射装置1により赤外線が照射された点検対象を撮像し、取得した画像データを後述の処理部4へ出力する。撮像装置2としては、例えば、CCD素子などの撮像素子を用いたデジタル式撮像装置などを用いる。また、撮像装置2は、点検対象の属性に応じて、複数台設けられていても良い。例えば、トンネルの壁や天井を撮像する場合には、撮像画角の広いレンズを用いるのが好ましいため、例えば、魚眼レンズなどを備えた撮像装置を使用すると良い。
記憶装置3は、後述する処理部4により設備点検時において参照される点検用の各種データを格納する点検用データ格納部31、及び撮像装置2により取得された画像データを格納する画像データ格納部32を備えている。
点検用データ格納部31には、点検対象の識別情報と、その点検対象の「正常時における高輝度部分の状態」とが互いに対応付けられて格納されている。
画像データ格納部32には、撮像装置2により取得された画像データが、例えば、各点検対象の識別情報毎に区分されて格納されている。
処理部4は、例えば、抽出部(抽出手段)41、エッジ抽出部(エッジ抽出手段)42、識別情報取得部(識別情報取得手段)43、点検部(点検手段)44などを備えて構成されている。
処理部4は、例えば、図示しないCPU(中央演算装置)、ROM(Read
Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えて構成されている。上述の各部の機能を実現するための一連の処理手順は、プログラムの形式でROM等に記録されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、後述するような抽出部41、エッジ抽出部42、識別情報取得部43、点検部44などの機能が実現される。
上記抽出部41は、撮像装置2により取得された画像において、高輝度部分を抽出する。エッジ抽出部42は、抽出部41によって抽出された高輝度部分の輪郭を抽出する。識別情報取得部43は、撮像装置2により取得された画像から点検対象の識別情報を取得する。点検部44は、識別情報取得部43により取得された識別情報に対応する「正常時における高輝度部分の状態」を記憶装置4から取得し、この「正常時における高輝度部分の状態」と抽出部41により抽出された高輝度部分の状態とに基づいて、点検対象の異常を検出する。
通信装置5は、外部に設置されている各種装置と双方向通信を実現させるものであり、例えば、外部に設置されている設備管理装置(図示略)に対して、点検結果や、画像データ格納部32に蓄積されている画像データなどを所定のタイミングで送信する。
これにより、外部に設置されている設備管理装置により点検対象の点検結果が一元管理されることとなる。
また、通信装置は、設備管理装置から各種情報を受信し、これら情報を処理部4に出力する。この結果、処理部4がこれらの情報に基づいて記憶装置3の更新処理や自己の処理手順の変更処理などを実現することにより、外部からの更新処理(例えば、点検用データ格納部42の情報の更新処理など)を実現させることが可能となる。
次に、上述した構成を備える設備点検装置によって、設備点検を行う場合について説明する。
まず、縁石、防護柵、側溝のふたなどのように、部材が連続的に配置されている点検対象の点検を行う場合について説明する。ここでは、一例として、歩道の縁石100についての点検を行う場合について図2を参照して説明する。
縁石100のように、部材が連続的に配置されている点検対象の場合、その連続性が認識できるように、例えば、その一端aから他端bにかけて、その表面に赤外線反射ペイントが塗布されている(図2の斜線部分参照)。また、これに伴い、処理部4(図1参照)の点検用データ格納部31には、正常時における縁石100に赤外線を照射し、その様子を撮像したときの高輝度部分の情報、例えば、「高輝度部分が所定距離(例えば、1cm)以上の途切れなく、連続的に検出される旨の情報」が、この縁石100の「正常時における高輝度部分の状態」として登録されることとなる。
ここで、上記赤外線ペイントとは、撮像装置2において取得された赤外線カメラ画像において、高い輝度として表示される反射が得られるペイントである。
また、図2に示されるように、縁石100には、縁石100に割り当てられた識別情報が赤外線反射インキ及び赤外線吸収インキを用いてバーコード表示されたID開示部101が貼付されている。ここで、赤外線反射インキとは、撮像装置2において取得された赤外線カメラ画像において、高い輝度として表示される反射が得られるインキであり、上述の赤外線ペイントと同一のものを用いても良いし、異なるものを用いても良い。また、赤外線吸収インキとは、赤外線を吸収するために、赤外線カメラ画像において極めて低い輝度として表示されるインキである。
点検時において、設備点検装置は、例えば、図2に示すように作業員に装着されて使用される。例えば、作業員が頭部に装着するヘッドマウントディスプレイ20は、装着時において左目のすぐ前に配置される半透過型のディスプレイを備えている。更に、作業員の肩には、赤外線照射装置1と撮像装置2とを備える照明内蔵型カメラ10が取り付けられている。
これにより、例えば、作業員が肩と視線とを点検対象に向けることにより、肩に装備された赤外線照射装置1により、点検対象に赤外線が照射され、更に、撮像装置2により、赤外線が照射されている点検対象が撮像されることとなる。
更に、図1に示した記憶装置3、処理部4、通信装置5は、作業員が容易に携帯できるウエアラブルコンピュータ40に内蔵されている。上記照明内蔵型カメラ10が備える撮像装置2(図1参照)により取得された画像データなどは、有線或いは無線により、ウエアラブルコンピュータ40内の処理部4へ出力されることとなる。ここで、ウエアラブルコンピュータ40とは、体に装着することにより高い機動性を有したコンピュータである。
このような状態において、作業員が点検対象である縁石100の一端aから他端bに向かって、除々に肩及び目線を動かしていくことにより、赤外線が縁石100の一端aから他端bに向かって除々に照射される。そして、このように赤外線が照射された縁石100の様子は、照明内蔵型カメラ10が備える撮像装置2(図1参照)により撮像される。
撮像装置2により取得された画像データは、逐次、ウエアラブルコンピュータ40に内蔵された処理部4(図1参照)に出力される。
処理部4の抽出部41(図1参照)は、撮像装置2から入力された画像データにおいて、高輝度部分を抽出し、抽出した高輝度部分の情報を点検部44へ出力する。
その一方で、識別情報取得部43(図1参照)は、撮像装置2から入力された画像データの中からID開示部101に対応する部分を抽出し、抽出した部分に表れているバーコードを解析することにより、縁石100の識別情報を取得し、この識別情報を点検部44へ出力する。
また、処理部4は、上記識別情報取得部43により取得された縁石100の識別情報に対応付けて、撮像装置2により取得された画像データを画像データ格納部32に逐次格納する。
点検部44は、識別情報取得部43から識別情報を取得すると、この識別情報に対応する「正常時における高輝度部分の状態」を点検用データ格納部31から取得する。この結果、「高輝度部分が所定距離以上の途切れなく、連続的に検出される旨の情報」が取得される。そして、点検部44は、抽出部41から入力される高輝度部分に、所定の距離以上の途切れが生じていないか否かを逐次判定することにより、縁石100の不具合を検出する。具体的には、高輝度部分に所定の距離以上の途切れが生じていない場合には、正常と判定し、所定の距離以上の途切れが生じている場合には、異常と判定する。
例えば、図3に示すように、縁石100の途中に欠損などの異常が生じている場合、抽出部41により抽出される高輝度部分は、図4のように欠損部分が欠落したものとなる。従って、この場合には、点検部44により、異常と判定される。この点検部44の点検結果は、例えば、ヘッドマウントディスプレイに表示されることにより、作業員へ通知される。
次に、表示内容が正常であるか(例えば、表示内容に破損などが生じていないか)などを検出するような点検対象、ここでは、道路標識120についての点検を行う場合について、図5を参照して説明する。
道路標識や看板などの表示内容が正常か否かを判定するような場合には、点検対象には、その表示内容に沿って赤外線反射ペイントが塗布されている。例えば、図5に示すようなUターン禁止を示す道路標識120の場合、斜線で示した領域に赤外線反射ペイントが塗布され、また、点検用データ格納部31(図1参照)には、この道路標識120に赤外線を照射し、その様子を撮像したときの高輝度部分の情報、つまり、正常時における道路標識120の表示内容の輪郭情報が、「正常時における高輝度部分の状態」として登録されることとなる。
このような道路標識120を点検する場合には、上述した縁石100の場合と同様に、作業員が肩に装着する赤外線照射装置1により点検対象である道路標識120に赤外線が照射され、このときの道路標識120の様子が撮像装置2により撮像される。撮像装置2により取得された画像データは、処理部4に出力される。処理部4の抽出部41は、撮像装置2から入力された画像において、高輝度部分を抽出し、抽出結果をエッジ抽出部42に出力する。エッジ抽出部42は、抽出部41により抽出された高輝度部分の輪郭を抽出し、抽出した輪郭の情報を点検部44に出力する。
一方、識別情報取得部43は、上述と同様の手法により、道路標識120のID開示部121から当該道路標識120の識別情報を取得し、取得した識別情報を点検部44に出力する。
点検部44は、識別情報取得部43から入力された識別情報に対応する「正常時における高輝度部分の状態」を点検用データ格納部31から取得する。これにより、正常時における高輝度部分の状態として、正常時における道路標識120の表示内容の輪郭情報が取得される。そして、点検部44は、この正常時における輪郭情報と、先ほどエッジ抽出部42から入力された輪郭の情報とが一致するか否かを判定し、輪郭が一致しなければ、道路標識120に異常が生じていると判定する。例えば、点検部44は、周知の手法により相関値を求め、この相関値が一定値以下であれば、相関が低く、輪郭の情報が一致しないと判定する。
次に、上記道路標識などの支柱、電信柱、電柱などのように、ひび割れなく、且つ、歪みなく、直立姿勢を保っているかを点検するような点検対象、ここでは、図5に示した道路標識120の支柱についての点検を行う場合について、同図を参照して説明する。
道路標識などの支柱が正常か否かを判定するような場合には、点検対象には、その支柱の直線性がわかるように、例えば、その支柱の上端から下端まで直線的に赤外線反射ペイントが塗布され(図5参照)、また、処理部4(図1参照)の点検用データ格納部31には、この支柱130に赤外線を照射し、その様子を撮像したときの高輝度部分の情報、例えば、「高輝度部分が直線的に検出される旨の情報」が、この点検対象130の「正常時における高輝度部分の状態」として登録されることとなる。
このような支柱130の点検では、上述した縁石100の場合と同様に、赤外線照射装置1により点検対象である支柱130に赤外線が照射され、この様子が撮像装置2により撮像される。撮像装置2により取得された画像データは、処理部4(図1参照)に出力される。処理部4の抽出部41は、撮像装置2から入力された画像において、高輝度部分を抽出し、これをエッジ抽出部42に出力する。エッジ抽出部42は、抽出部41により抽出された高輝度部分の輪郭を抽出し、抽出した輪郭の情報を点検部44に出力する。
一方、識別情報取得部43は、上述と同様の手法により、支柱130のID開示部131から識別情報を取得し、取得した識別情報を点検部44に出力する。
点検部44は、識別情報取得部43から入力された識別情報に対応する「正常時における高輝度部分の状態」を点検用データ格納部31から取得する。これにより、「正常時における高輝度部分の状態」として、「高輝度部分が直線的に検出される旨の情報」が取得される。
点検部44は、上記「正常時における高輝度部分の状態」を取得すると、先ほどエッジ抽出部42から入力された輪郭の情報にハフ変換などの画像処理を施すことにより、高輝度部分の垂直方向における直線性を検出する。そして、検出結果として、直線性が得られた場合には、正常と判定し、直線性が得られなかった場合には、異常と判定する。
例えば、図6に示すように、車両が衝突するなどの原因により、支柱130に折れや歪みが生じている場合、この支柱130の高輝度部分は、図7のように、歪み及び途切れが生じているものとして抽出されることとなる。そして、この高輝度部分をハフ変換した結果としては、直線性が得られないものとなる。従って、この場合には、点検部44により、異常と判定される。
以上、説明してきたように、本実施形態に係る設備点検装置によれば、点検対象に赤外線反射ペイントを塗布し、この点検対象に赤外線を照射したときの様子を撮像装置2により撮像する。そして、撮像装置2により取得された画像から高輝度部分を抽出し、この高輝度部分の状態に基づいて点検対象の異常の有無を自動的に検出するので、点検対象の不具合を高い精度で検出することができるとともに、点検時間の短縮を図ることができる。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態に係る設備点検装置について説明する。
本実施形態に係る設備点検装置は、図8に示すように、上述した第1の実施形態に係る設備点検装置の構成要素に加えて、更に、GPS受信機(位置情報取得手段)6を備えている。また、上記処理部4は、識別情報抽出部(識別情報抽出手段)45及び識別情報推定部(識別情報推定手段)46を更に備え、点検用データ格納部31には、各点検対象の識別情報に対応付けて、その点検対象の存在する位置情報が登録されている。
このような構成を備える本実施形態の設備点検装置において、上記GPS受信機6は、所定の時間間隔でGPS衛星から現在地の位置情報を取得し、取得した位置情報を処理部4へ出力する。この位置情報は、処理部4内の識別情報抽出部45に入力される。識別情報抽出部45は、入力された現在地の位置情報に基づいて、現在地周辺に存在する点検対象の識別情報を点検用データ格納部41から抽出する。
識別情報推定部46は、識別情報抽出部45により抽出された識別情報の中から、上述の識別情報取得部43により既に取得された識別情報を除くことにより、現時点における点検対象の識別情報を推定する。
このような構成を備えることにより、本実施形態に係る設備点検装置によれば、例えば、点検対象が備えているID開示部に異常などが生じることにより、識別情報取得部43による識別情報の取得が不可能な場合であっても、現在地の位置情報と、現在地周辺に存在するその他の点検対象の識別情報とに基づいて、容易に、点検対象の識別情報を推定することが可能となる。これにより、識別情報をID開示部から直接的に取得することができない場合であっても、継続して、設備点検を実施することが可能となる。
また、通常状態では視認されない赤外線反射ペイントを使用することにより、様々な箇所に弊害なく使用することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
第1に、上述した実施形態においては、点検結果を作業者が装着するヘッドマウントディスプレイに表示させることにより、作業者に対して点検結果を通知しているが、点検結果の通知手法については、このような例に限られない。例えば、音声などにより通知を行うようにしても良い。
第2に、上述した実施形態においては、点検結果を作業者に対して通知することとしているが、これに代わって、撮像装置2により取得された画像をヘッドマウントディスプレイに表示するようにしても良い。この場合、作業者は、点検対象の高輝度部分の様子を確認することが可能となるので、上述の自動点検に加えて、作業者自身による点検の確認作業やより詳細部分における点検を実現させることが可能となる。
第3に、上述した実施形態においては、作業員が設備点検装置の構成要素を全て装着する場合について述べたが、これに代わって、例えば、点検用データ格納部31及び処理部4を外部の設備管理装置に設けるようにしても良い。この場合、作業員が装着する撮像装置2により取得された画像データが、通信装置5を介して設備管理装置へ送信され、この設備管理装置における処理部4により、この画像データに基づく設備点検が実施される。このとき、設備管理装置における点検結果を通信回線を介して通信装置5へ送信することにより、作業員が装着するヘッドマウントディスプレイに点検結果を表示させることも可能となる。
第4に、上述した実施形態においては、ID開示部において赤外線吸収インキ及び赤外線反射インキを用いて識別情報をバーコード表記していたが、識別情報の表記手法などはこの例に限られず、識別情報が認識可能なようにID開示部に表記されていれば良い。
第5に、上述した実施形態では、点検対象の点検箇所に塗布するペイントとして、赤外線反射ペイントを使用したが、このペイントは、不可視光線を反射するペイントであれば良く、上記例に限定されない。例えば、紫外線反射ペイントを使用しても良い。この場合には、赤外線照射装置1に代わって、紫外線照射装置が使用されることとなる。
本発明の第1の実施形態に係る設備点検装置の概略構成を示すブロック図である。 図1に示した構成を備える設備点検装置を用いて行われる設備点検の様子を示す図である。 縁石に生じた不具合の一例を示す図である。 図3に示した縁石に、赤外線を照射し、その様子を撮像したときの画像から高輝度部分を抽出したときの状態を示す図である。 図1に示した構成を備える設備点検装置を用いて行われる設備点検の様子を示す図である。 支柱に生じた不具合の一例を示す図である。 図6に示した支柱に、赤外線を照射し、その様子を撮像したときの画像から高輝度部分を抽出したときの状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る設備点検装置の概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 赤外線照射装置
2 撮像装置
3 記憶装置
4 処理部
5 通信装置
31 点検用データ格納部
32 画像データ格納部
41 抽出部
42 エッジ抽出部
43 識別情報取得部
44 点検部
45 識別情報抽出部
46 識別情報推定部

Claims (7)

  1. 不可視光線を反射する反射ペイントが点検箇所に塗布された点検対象に、前記不可視光線を照射する光照射手段と、
    前記不可視光線が照射された前記点検対象を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により取得された画像を表示する表示手段と
    を具備する設備点検装置。
  2. 不可視光線を反射する反射ペイントが点検箇所に塗布された点検対象に、前記不可視光線を照射する光照射手段と、
    前記不可視光線が照射された前記点検対象を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により取得された画像から高輝度部分を抽出する抽出手段と、
    抽出された前記高輝度部分の状態と、予め登録されている当該点検対象の正常時における前記高輝度部分の状態とが一致するか否かを判定することにより、前記点検対象の異常を検出する点検手段と
    を具備する設備点検装置。
  3. 前記点検手段は、前記抽出手段により抽出された高輝度部分に、所定の距離以上の途切れが生じていた場合に、前記点検対象の異常を検出する請求項2に記載の設備点検装置。
  4. 前記抽出手段により抽出された前記高輝度部分の輪郭を抽出するエッジ抽出手段を備え、
    前記点検手段は、前記エッジ抽出手段により抽出された前記高輝度部分の輪郭が、予め登録されている正常時における輪郭と一致するか否かを判定することにより、前記点検対象の異常を検出する請求項2に記載の設備点検装置。
  5. 不可視光線を反射する反射ペイントが点検箇所に塗布された点検対象に、前記不可視光線を照射する光照射手段と、
    前記不可視光線が照射された前記点検対象を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により取得された画像から高輝度部分を抽出する抽出手段と、
    前記点検対象に個別に割り当てられた識別情報と、その点検対象の正常時における前記高輝度部分の状態とが対応付けられて格納されるデータベースと、
    前記撮像手段により撮像された前記点検対象の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報取得手段により取得された前記識別情報に対応する前記高輝度部分の状態を前記データベースから取得し、この高輝度部分の状態と前記抽出手段により抽出された前記高輝度部分の状態とが一致するか否かを判定することにより、前記点検対象の異常を検出する点検手段と
    を具備する設備点検装置。
  6. 前記点検対象は、その識別情報が、前記不可視光線を反射する反射インキ及び前記不可視光線を吸収する吸収インキを用いてバーコード表記されたID開示手段を備えており、
    前記識別情報取得手段は、前記撮像手段により取得された前記点検対象の画像の中から前記ID開示手段に対応する部分を抽出し、抽出した部分に表れている前記バーコードを解析することにより前記点検対象の識別情報を取得する請求項5に記載の設備点検装置。
  7. 前記データベースには、前記点検対象の識別情報及びその点検対象が存在する位置情報が対応付けられて格納されており、
    現在地の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段により取得された前記位置情報に基づいて、現在地周辺に存在する点検対象の識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、
    前記識別情報抽出手段により抽出された前記識別情報の中から、既に前記取得手段により取得された識別情報を除くことにより、現時点における点検対象の識別情報を推定する識別情報推定手段と
    を具備する請求項4から請求項6のいずれかの項に記載の設備点検装置。
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