JP2006234377A - ガスタービン燃料ノズルを冷却するための方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ガスタービン(10)エンジンのノズル(76)のための該ノズルの有効寿命を延ばすことができる方法及び装置を開示する。
【解決手段】本方法及び装置は、ノズル(76)の拡散先端の背面に配置された緩衝板(170)を含む。本方法及び装置は、拡散先端上に衝突する燃料又はパージ空気の噴流を生成するオリフィス配列が形成された緩衝板(170)を含む。このようにして、拡散先端の拡散オリフィスを通しての対流による冷却が確保され、冷却がさらに安定する。
【選択図】 図4
【解決手段】本方法及び装置は、ノズル(76)の拡散先端の背面に配置された緩衝板(170)を含む。本方法及び装置は、拡散先端上に衝突する燃料又はパージ空気の噴流を生成するオリフィス配列が形成された緩衝板(170)を含む。このようにして、拡散先端の拡散オリフィスを通しての対流による冷却が確保され、冷却がさらに安定する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、ガスタービン燃焼システムに関し、具体的には、ノズル先端の拡散オリフィスを通る流体流で冷却することに加えて該ノズル先端の背面に対してインピンジメント冷却を行うことを意図した新規なガス燃料ノズル先端設計に関する。
ガスタービン燃焼器は本来、燃料と空気とを混合し、得られた混合気を燃焼させるために使用する装置である。一般的に、高出力ガスタービン圧縮機は吸入空気を加圧し、次ぎにこの加圧空気は燃焼器の方向に方向転換し又は燃焼器に向けて逆方向に流れ、燃焼器において、空気は、燃焼器を冷却しかつさらに燃焼プロセスに空気を供給するように使用される。本発明の出願人は、その高出力ガスタービンにおいて多数の燃焼室組立体を利用して信頼性がありかつ効率的なタービン運転を達成している。各燃焼室組立体は一般的に、円筒形燃焼器ライナと、燃料噴射システムと、燃焼室ライナからタービンセクションの入口まで高温ガスの流れを導く移行部品とを含む。現在の燃料ノズル設計を利用しようとしているガスタービンは、タービンロータ軸線の周りに円形配列の形態で配置した1つの燃焼器又は数個の燃焼器を含むことができる。
従来型のガスタービン燃焼器は、燃料及び空気が別々に燃焼火焔ゾーンに流入し、それらが燃焼するときに混合する拡散(すなわち、非予混合式)燃焼を使用している。混合及び燃焼プロセスは、3900°Fを超える火焔温度を発生する。約3000°F(約1650°C)を超える温度では、二原子窒素は、急速に解離して酸化するので、高い拡散燃焼温度により比較的高いNOxエミッションが生じる。NOxエミッションを低減する1つの方法は、最大可能量の圧縮機空気を燃料と予混合することであった。その結果得られた希薄予混合燃焼により、より低温の火焔温度が発生し、従って低NOxエミッションになる。本発明の出願人は、このようなシステムを「乾式低NOx」又は「DLN」システムと呼んでいる。希薄予混合燃焼は拡散燃焼よりもより低温であるが、火焔温度は、依然として従来型の燃焼器構成部品が冷却なしで耐えるには高温過ぎる。
燃焼システムは一般的に、圧縮機吐出空気を使用して冷却される。DLN燃焼システムでは、この冷却は、低温側対流が燃料と予混合してその後燃焼することになる最大量の冷却空気を維持するので、フィルム冷却ではなく低温側対流として行われるのが好ましい。このような冷却は、温度勾配及び圧力損失の要件の範囲内で行わなければならない。
予混合燃焼は一般的に、より低負荷条件では燃焼するのに余りにも予混合気が希薄すぎることになるので、中間又は高タービン負荷においてのみ維持することができる。この問題に対する1つの解決法は、低負荷運転のための拡散モードと、高負荷運転のための予混合モードと、拡散及び予混合燃焼の両方を組み入れた中間モードとを含む複数の運転モードを有する、DLN燃焼器用の燃料ノズルを設けることである。拡散モードの場合、燃料はノズルの先端付近の火焔に近接して噴射される。拡散燃料を噴射するノズルの部分は、「拡散先端」と呼ばれる。
高温度燃焼ガスに曝される、従って熱応力を受けるDLN拡散先端に関して、1つの現在の実施法は、以下の方法の1つ又はその組合せによって拡散先端を冷却することである。その一つは、先端の拡散オリフィスを通る燃料又はパージ空気で先端を対流冷却することを含む。そのもう一つは、先端において圧縮機吐出空気のカーテンを使用して先端を冷却することを含む。
第1の方法は、燃料送給過渡時のような、拡散先端を通る燃料の流れも空気の流れも存在しない期間の間には先端の冷却には全く有効でなく、危険である。後者の方法は、先端の冷却には有効であるが、ノズルを通して圧縮機吐出空気を拡散先端に流す付加的流体流路が必要であるために費用がかかりかつ困難である。このような困難さは、ノズル先端における平行な流体通路に利用可能なスペースが極めて限られている小型のガスタービンの場合には特に深刻である。
米国特許第5,685,139号公報
米国特許第6,453,673号公報
従って、DLN燃焼システムにおける燃料ノズルの先端を適切に冷却すると同時に、それを通して圧縮機吐出空気を流す付加的流路の必要性を排除するシステム及び方法に対する要求が存在する。
上述した及びその他の欠点及び欠陥は、例示的な実施形態では、拡散オリフィスを通しての対流冷却と拡散先端の背面上へのインピンジメント冷却との組合せにより拡散ノズルの先端を冷却するように構成した燃料ノズル組立体によって克服又は軽減される。
本発明の1つの実施形態によると、圧縮機、燃焼器及びタービンを有するガスタービンで使用するガス燃料ノズルの熱損傷を防止する方法を提供する。本方法は、ノズル先端を形成する拡散オリフィスの上流側に、小オリフィスの配列を有する緩衝板を配置する段階と、燃料及び空気の少なくとも1つが小オリフィスの配列を通って流れるときに緩衝板を通してノズル先端上に衝突する冷却流体の噴流を生成する段階とを含む。
別の実施形態では、燃料ノズル先端を冷却する方法を開示する。本方法は、外周壁と、外壁の内部に形成されかつ少なくともその一部が円周方向に延びる空気流路と、中央ガス燃料流路とを含むガス燃料ノズルを設ける段階と、その周辺部のまわりに形成された拡散オリフィスを含むノズル先端を、その末端部において外周壁に固定して中央ガス流路を実質的に遮断する段階と、ノズル先端を形成する拡散オリフィスの上流側に、該ノズル先端の背面上に衝突する流体の噴流を生成する小オリフィスの配列を有する緩衝板を配置する段階とを含む。ノズル先端の冷却は、緩衝板及び拡散オリフィスを通って流れる同一の流体で行われてノズル先端への付加的流路を排除する。
本発明の別の実施形態によると、ガスタービン用の燃料ノズルを提供し、本燃料ノズルは、先端部分で終端するノズル本体と、先端部分を形成しかつその周辺部のまわりの複数の燃料オリフィスによって形成されたノズル先端と、燃料オリフィスの上流側に配置された緩衝板とを含み、緩衝板は、燃料及び空気の少なくとも1つがそれを通って流れるときに該緩衝板を通して前記ノズル先端の背面上に衝突する冷却流体の噴流を生成する小オリフィスの配列を有する。
本発明の上述した及びその他の特徴及び利点は、以下の詳細な説明及び図面から当業者には明らかになりかつ理解されるであろう。
次ぎに、いくつかの図において、同様の構成要素には同じ符号を付した図面を参照する。
図1を参照すると、ガスタービン10(その一部を図示する)は、圧縮機12(同様にその一部を図示する)と、複数の燃焼器14(1つを図示する)と、ここでは単一のブレード16で示したタービンセクションとを含む。具体的には図示していないが、タービンは、共通軸線に沿って圧縮機12に駆動結合される。圧縮機12は、吸入空気を加圧し、この加圧空気は次ぎに、燃焼器14に向かって逆方向に流れ、燃焼器において、空気は、燃焼器を冷却しかつ燃焼プロセスに空気を供給するように使用される。
上記のように、複数の燃焼器14は、ガスタービンの軸線の周りに環状配列の形態で設置される。二重壁移行ダクト18は、各燃焼器の出口端部をタービンの入口端部と結合して高温の燃焼生成物をタービンに供給する。点火は、様々な燃焼器14において通常の方式でクロスファイア管22(1つを図示する)と組合せた点火栓20によって行われる。
各燃焼器14は、ほぼ円筒形の燃焼器ケーシング24を含み、この燃焼ケーシング24は、開放前端部においてボルト28によってタービンケーシング26に固定される。燃焼器ケーシングの後方すなわち近位端部は、エンドカバー組立体30によって閉鎖され、このエンドカバー組立体30は、下記により詳細に述べるように燃焼器に対してガス燃料、液体燃料、空気及び水を供給するための供給チューブ、マニフォルド及び関連するバルブを含む。エンドカバー組立体30は、燃焼器の長手方向軸線の周りに環状配列の形態で配置された複数の(例えば、3〜6個)の「外側」燃料ノズル組立体32(図1には便宜上また明確さのために1つのみを図示する)と、1つの中央ノズルとを受ける。幾つかの設計では、中央ノズルは省略される。
燃焼器ケーシング24の内部には、この燃焼器ケーシングに対してほぼ同心の関係で、ほぼ円筒形のフロースリーブ34が取付けられ、このフロースリーブ34はその前端部において二重壁移行ダクト18の外壁36に結合される。フロースリーブ34は、その後端部において半径方向フランジ35によって突合せ継手の位置で燃焼器ケーシング24に結合され、この突合せ継手37において燃焼器ケーシング24の前方及び後方セクションが接合される。
フロースリーブ34の内部には、同心に配置した燃焼器ライナ38が設けられ、この燃焼器ライナ38はその前端部において移行ダクト18の内壁40と結合される。燃焼器ライナ38の後端部は、燃焼器ライナキャップ組立体42によって支持され、この燃焼器ライナキャップ組立体42は次ぎに、燃焼器ケーシング24の内部で複数のストラット及び関連する取付け組立体(詳細には図示せず)によって支持される。
移行ダクト18の外壁36には、開口部43の配列が設けられ、この開口部43の配列は、空気が圧縮機12から開口部43を通って燃焼器の上流端部に向かって(図1の流れ矢印によって示すように)フロースリーブ34と燃焼器ライナ38との間の環状スペース内に逆方向に流れるのを可能にする。このことは、よく知られた構成であり、さらに説明する必要はない。
図2に移ると、従来型のガス専用ノズル44は、本発明の例示的な実施形態による、単一の中央ノズルを囲む半径方向外側ノズルの群において使用することができる。ノズル44は、中央本体チューブ46を含み、この中央本体チューブ46には、その後端部48に、図1の符号30のようなエンドカバー組立体への取付けを可能にするフランジ50を形成することができる。これに代えて、フランジ50は、エンドカバー組立体の一部として組み入れることもできる。ノズル内に様々な通路を設ける方法及びノズル内での様々なチューブのための取付け構成は、本発明の目的からして、当該技術の範囲内にあると考えられることを理解されたい。第1の内側チューブ52は、外側チューブ46の内部に同心に配置されて環状のカーテン空気供給(又は第1の)通路56を形成し、少量の圧縮機空気がチューブ46及びスワーラ58の固定ベーンにおける円周方向に配置した孔54を通ってチューブ46内の通路56に流入するようになる。圧縮機空気の大きな割合が、入口セクション45を通って予混合器に流入し、スワーラ58の固定ベーンを通過して、バーナ管74と外側チューブ46との間の環状空間72内に流れ、それにより流れに対して渦が与えられて混合及び火焔安定化が促進される。
第2の半径方向内側チューブ60が、第1の半径方向内側チューブ52の内部で同心にノズルの中央部を貫通して延びる。このような構成により、第1及び第2の半径方向内側チューブ間に環状の拡散ガス(又は第2の)通路62が形成される。拡散ガスは、エンドカバー組立体上のボス/フランジ及び分配チューブを通して供給される。第2の半径方向内側チューブ(又は中央チューブ)60自体は、パージ空気通路64を形成し、空気がさらにエンドカバー組立体におけるハードウェアを通して供給される。
予混合(又は第3の)半径方向内側通路66はチューブ46の内部に位置し、その前端部は、スワーラ58の固定ベーンの前縁付近で終端している。第2の予混合通路(図示せず)は、通路56と通路66との間で半径方向に形成することができる。予混合ガスは、フランジ50の孔67を通ってノズルに流入し、ベーン70の側面の孔68を通ってバーナ管74の環状空間72内に流出し、そこで予混合ガスは予混合され、次ぎに燃焼ゾーンに流入する。拡散ガス及びカーテン空気は、チューブ52の先端にクロス穿孔した孔(図示せず)によって混合される。
図3は、これも公知の構造を有する二重燃料ノズル76を示す。ノズルの全体構成は、図2に示すノズルとほぼ同様のものとすることができるが、ノズルを二重燃料ノズルとして機能させることができる付加的通路を備えている。従って、ノズル76は、その後方又は上流端部にエンドカバー組立体内に組み入れることができるフランジ80を備えた外側チューブ78を含む。外側チューブ78の内部に同心に配置した第1の内側チューブ82が、環状のカーテン空気通路84を形成し、圧縮器空気が、図2に示すノズルに関して上述したのと同じ方法で通路に流入する。
チューブ82の内部に同心に配置した第2の内側チューブ86が、環状の拡散ガス通路88を形成する。チューブ86の内部に同心に配置した第3の内側チューブ90が、環状の水通路92を形成する。中央チューブ94が環状の霧化空気通路96を形成すると同時に、中央チューブ94自体は、液体燃料通路98として働く。ここで今一度言うが、様々なチューブは、エンドカバー組立体内に固定され、これらチューブには、その他の従来方式で適切な燃料又は他の流体(すなわち、空気又は水)が供給される。
予混合ガス通路100は、チューブ78の内部に形成され、スワーラ102に隣接して終端する(通路84と通路100との間に第2の予混合通路(図示せず)を設けることができる)。図2に示すノズル44におけるのと同様に、予混合ガスは、フランジ(又はエンドカバー)の孔104を通して通路100内に供給され、ベーン108の側面の孔106を通ってバーナ管112の環状空間110内に流出することができる。
図4に移ると、図1〜図3に示すノズル組立体と置き換えることを意図した本発明による拡散/予混合燃料ノズル組立体120を示している。ノズル組立体120は、後方供給セクション124と前方燃料/空気送出セクション126とに結合されたノズル本体122を含む。ノズル組立体は、ノズル本体122との間に環状通路130を形成するカラー128を含む。この環状通路の内部には、複数の半径方向燃料通路134を含む空気スワーラ132(図2のスワーラ58に類似した)が配置され、この空気スワーラ132の各々には、予混合ガスを予混合領域内の通路130内に吐出する複数の吐出オリフィス136が形成される。
流れ線176で全体を示した予混合燃料ガスは、通路140と流体連通した状態になった管継手を通して供給される。予混合燃料ガスは、スワールベーン132内側に設置した半径方向燃料通路134を通り、次ぎに燃料ベーン136のオリフィスを通って流れて、そこで予混合燃料ガスは通路130内の空気と混合する。より具体的には、流れ線180で全体を示した燃焼空気は、通路130の外壁を形成するチューブ182のオリフィスを通って流れる。
さらに図4を参照すると、ノズル本体内部には、中央に設置した(半径方向内側の)チューブ142が含まれ、このチューブ142は、内部通路144を通して燃焼ゾーンに拡散燃料又はパージ空気を供給する。供給セクション124の内壁148とチューブ142との間には、上述したように予混合ゾーンに予混合ガスを搬送する半径方向外側通路140が形成される。通路140は、ノズル本体122の内径とチューブ142の外径との間に形成した環状空間内に続く。通路140は、その前端部で閉鎖されて、予混合ガスを吐出オリフィスから予混合チューブ146(図1のチューブ45に相当)の内部の予混合ゾーン126内に強制的に流出させる。
主題の発明を組み入れたノズル先端150は、図4及び図5において最もよく分かる。先端150は、ノズル本体122と係合しかつ符号154の位置(図4参照)においてノズル本体に溶接又はろう付けされるような寸法になっている。
複数の吐出オリフィス又は通路160が、先端を形成する前壁162を貫通して延びかつ拡散ガス通路144と連通している。オリフィス又は通路160は、図5で最もよく分かるように、拡散ガスがノズル本体から燃焼室の燃焼ゾーンに流出するときに該拡散ガスを旋回させるように傾斜している。図5に示すような吐出オリフィスの配向は1つの実施形態であるが、他の配向も可能である。
次ぎに、図4〜図6を参照すると、小オリフィス172の配列を有する緩衝板170が、先端の上流側すなわち前壁162の背部側に配置される。緩衝板170は、ガス通路144内のディスク又は壁として構成される。
再び図4を参照して、作動中においては、流れ線174で全体を示した拡散ガスは、チューブ142を通ってガス通路144に流入し、緩衝板170のオリフィス172を通って流れ、ノズル本体の出口となる先端の拡散オリフィスから燃焼室の燃焼ゾーン内に流出する。ノズルが予混合燃料のみを流しているときには、流れ線174は、この同じ通路を通って流れるパージ空気を表す。
図4に示すように、先端をノズル本体に溶接又はろう付けした場合、それぞれ空気及び拡散ガス通路130及び144がノズルの吐出端部まで連続し、パージ空気又は拡散ガスは円形配列の開口部160から流出しまた混合ガスは組合せ流れ線176及び180で示すようにスワールベーン132のオリフィス136から強制的に流出させられるようになることが理解できるであろう。
図4〜図6に示す例示的な実施形態では、拡散ノズルの先端は、拡散オリフィス160を通しての対流と、拡散先端上に衝突する拡散燃料又は空気174の噴流を生成する小オリフィス172の配列を有する緩衝板によって促進される拡散先端の背部上への衝突との組合せにより冷却される。図4に示す設計もまた、通常は液体燃料用として使用する燃料ノズル内の中央カートリッジを排除することに注目されたい。所定の位置に中央カートリッジがある場合でも同様の設計が考えられることは当業者には明らかであろう。
緩衝板170により、該バッフルの小オリフィス172を通る燃料ガス又は空気の圧力低下により得られる高熱伝達率によって拡散先端の有効な冷却が促進される。約400〜約600BTU/hr*ft2*Fのオーダの平均HTCは、この方法によって容易に達成され、この方法では、拡散先端の適切な冷却がより十分に得られる。このインピンジメントのために生じる付加的圧力低下は、タービン燃料供給システムにおいて容認できるレベルの範囲内に保つことができる。冷却は、拡散オリフィス160を通って流れているのと同一の流体(例えば、パージ空気又は拡散ガス)で行われるので、先端への費用のかかる付加的流路は全く必要ない。
その結果、拡散先端の背部側に緩衝板170を組み入れることにより、拡散先端上に衝突する燃料又は空気の噴流を生成するオリフィス172の配列を通って流体が流れるときに、該拡散先端のインピンジメント冷却が得られる。この方法では、拡散オリフィス160を通しての対流による冷却を確保することと組合せた緩衝板170は、費用効果がありかつ信頼性がある方法でノズルの有効寿命を延ばすことを可能にする。拡散オリフィス160を通しての対流による既存の冷却方法を確保することにより、この方法によって冷却をさらに安定したものにすることができる。先端の外径に冷却を一層集中させて、図5を参照すると最もよく分かるように、熱損傷を最も受けやすい先端を形成する露出コーナ部177を冷却するのに役立てることができる。
本発明を例示的な実施形態に関して説明してきたが、本発明の技術的範囲から逸脱することなくその要素に対して様々な変更を加えることができまたその要素を均等物で置き換えることができることは当業者には明らかであろう。さらに、本発明の本質的な技術的範囲から逸脱することなく特定の状況又は物的要素を本発明の教示に適合させるように多くの改良を加えることができる。従って、本発明は、本発明を実施するために考えられる最良の形態として開示した特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明は特許請求の範囲の技術的範囲内に属する全ての実施形態を含むことになることを意図している。
120 拡散/予混合燃料ノズル組立体
122 ノズル本体
124 後方供給セクション
126 前方燃料/空気送出セクション
132 空気スワーラ
146 予混合チューブ
150 ノズル先端
160 吐出オリフィス
162 前壁
170 緩衝板
172 オリフィス
174 拡散燃料又はパージ空気流れ線
176 予混合燃料ガス流れ線
180 燃焼空気流れ線
122 ノズル本体
124 後方供給セクション
126 前方燃料/空気送出セクション
132 空気スワーラ
146 予混合チューブ
150 ノズル先端
160 吐出オリフィス
162 前壁
170 緩衝板
172 オリフィス
174 拡散燃料又はパージ空気流れ線
176 予混合燃料ガス流れ線
180 燃焼空気流れ線
Claims (9)
- 先端部分で終端するノズル本体と、
前記先端部分を形成しかつその周辺部のまわりの複数の燃料オリフィスによって形成されたノズル先端(150)と、
前記燃料オリフィスの上流側に配置された緩衝板(170)と、を含み、
前記緩衝板は小オリフィスの配列を有し、この小オリフィスの配列は、燃料及び空気の少なくとも1つが前記オリフィスを通って流れるときに該緩衝板を通して前記ノズル先端の背部上に衝突する冷却流体の噴流を生成することを特徴とするガスタービン(10)用の燃料ノズル(76)。 - 前記小オリフィスの配列を通って流れる冷却流体が、前記燃料オリフィスを通って燃焼器内に流入するのと同一の流体であり、それによって前記ノズル先端への付加的流路を排除することを特徴とする請求項1記載のノズル(76)。
- 前記ノズル先端の冷却が、前記緩衝板を通しての該ノズル先端の背面上への冷却流体の衝突と前記燃料オリフィスを通って流れる同一の流体を使用した該燃料オリフィスを通しての対流との組合せによって行われることを特徴とする請求項1記載のノズル(76)。
- 前記小オリフィスの配列が、ガス燃料ノズル先端のための前記緩衝板を定める全表面積のまわりに散在していることを特徴とする請求項1記載のノズル(76)。
- 前記小オリフィスの配列が、二重燃料ノズル先端内に前記緩衝板を定める表面積の外周辺部のまわりに散在していることを特徴とする請求項1記載のノズル(76)。
- 前記二重燃料ノズル先端内に前記緩衝板を定める表面積の外周辺部のまわりに散在させた前記小オリフィスの配列が、液体燃料のために使用する中央カートリッジを円周方向に囲むことを特徴とする請求項5記載のノズル(76)。
- 前記小オリフィスの配列の少なくとも一部分が、前記冷却流体のより大きな割合を前記ノズル先端の外径に集中させて該ノズル先端を形成する露出コーナ部を冷却するのに役立つように構成されていることを特徴とする請求項1記載のノズル(76)。
- 前記緩衝板が、前記小オリフィスを通って流れる冷却流体の圧力低下により得られる高熱伝達率によって前記ノズル先端の有効な冷却を促進することを特徴とする請求項1記載のノズル(76)。
- 前記ノズル先端が、燃料・空気混合の拡散モード及び予混合モードの少なくとも1つを受容することを特徴とする請求項1記載のノズル(76)。
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