JP2006233830A - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ロッカアームの傾斜構造によって装置のコンパクト化を図りつつラッシアジャスタの無用な伸長を規制し得る動弁装置を提供する。
【解決手段】カムシャフト4から回転駆動力が伝達される駆動カム5と、該駆動カムの回転力を受けるローラ機構15と、各一端部6aが各吸気弁3,3のステムエンドに当接し、他端部6bがラッシアジャスタ14を揺動支点として揺動するロッカアーム6とを備えている。前記ローラ機構は、ロッカアームの傾斜状の上縁部6d、6dに転動自在に配置されていると共に、制御カム17、17により前記上縁部上での転動位置が変化されることによって、各吸気弁のバルブリフト量を可変制御するようになっている。また、ローラ軸18の両端部に、吸気弁の閉弁作動時に、上端縁24cが制御軸に当接してラッシアジャスタの無用な伸長を規制する規制部材24を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関の動弁装置に関し、例えば吸気弁や排気弁のバルブリフト量や作動角等を機関運転状態に応じて制御することが可能な動弁装置の改良に関する。
従来の内燃機関の動弁装置としては、以下の特許文献1に記載されているものが知られている。
概略を説明すれば、吸気弁を開閉させるようにクランク軸と連動して回転される動弁カムと、機関のシリンダヘッドに移動可能に支持された拘束部材と、前記吸気弁と当接し、該吸気弁を駆動するロッカアームと、前記拘束部材とロッカアームの間で進退移動可能に挟持される変換部材とを備えている。
前記変換部材は、進退移動方向に延びて前記拘束部材と当接する第1伝動面と、前記ロッカアームと当接する第2伝達面とを備え、該第1、第2伝達面の間隙を進退移動方向で変化するように形成されて、前記第2伝達面からローラを介して伝達された押圧力によってロッカアームが一端側のラッシアジャスタを中心に揺動することにより、他端側で吸気弁を開閉作動させるようになっている。
そして、前記拘束部材または変換部材のいずれか一方を前記動弁カムによって駆動されるように構成し、かつ前記拘束部材または変換部材のいずれか他方は制御装置に連結して駆動するように構成して、前記吸気弁または排気弁のバルブリフト量及びバルブタイミングを調整可能になっている。
特開2003−206714号公報
近時、自動車の内燃機関にあっては、前記従来技術のような可変動弁装置を備えたものに限らず、エンジンルームへの良好な搭載性などから内燃機関全体の小型化が要請されていることは周知の通りである。
ところが、前記従来の可変動弁装置を備えた内燃機関にあっては、円弧状の変換部材を、ロッカアームの直上位置にほぼ水平な状態で配置しなければならないことから、可変動弁装置の十分な小型化が図れない。
すなわち、変換部材は、一端部が動弁カムの回転によって揺動するほぼく字形状の揺動アームの一端部に枢支されて、この揺動アームの揺動に伴って揺動することにより第2伝達面で吸気弁を開閉作動させるようになっていると共に、そのほぼ中央の直上、つまり前記ローラのほぼ直上位置にある操作アームの揺動位置によって第1伝達面の長手方向位置にあるリフト凸部を押圧することによって吸気弁のバルブリフト量を可変にするようになっている。
したがって、前記変換部材は、例えば吸気弁の非リフト(閉弁)状態、つまり前記動弁カムのベースサークル状態時には、ロッカアームの他端側にバルブスプリングからのばね反力が作用しないことから、ラッシアジャスタが延びて前記ローラと変換部材の第2伝達面とを常時当接させるように作用してほぼ水平状態を維持するようになっている。
よって、従来の技術では、変換部材を傾斜状ではなくほぼ水平状態に配置せざるを得ないことから、可変動弁装置全体の小型化が十分図れない。
本発明は、前記従来の動弁装置の技術的課題に鑑みて案出されたもので、請求項1記載の発明にあっては、機関弁が閉弁状態でかつロッカアームがラッシアジャスタを揺動支点として揺動した際に、前記ロッカアームの背面と押圧部材の接触点が機関弁の軸線と前記ラッシアジャスタの軸線より内側となるように構成された動弁装置を前提構成としている。
そして、前記ロッカアームの他端側の前記揺動支点と一端側の前記当接点との間に、前記ラッシアジャスタの伸長移動を規制する規制部材を設けたことを特徴としている。
本発明は、背面が機関弁側に立ち上り傾斜状に形成されたロッカアームを基本構造として、機関弁のリフト量のない閉弁時などにおいて、前記ロッカアームの背面に対する押圧部材の接触点の法線方向が機関弁とロッカアームとの当接点を結ぶ線分に接近するため、前記ロッカアームの他端側が前記当接点を中心として上方へ回動し易くなる。このため、ロッカアームの他端側の上方への回動に伴い前記ラッシアジャスタが伸長し易くなる。
そこで、本発明は、たとえ、前記押圧部材とロッカアームとの接触点が機関弁側寄りに移動して、前記結ぶ線が例えば短くなり、ロッカアームの他端側が上方へ回動し易くなったとしても、規制部材がロッカアームを介してラッシアジャスタの伸長移動を効果的に規制するため、装置全体のコンパクト化を図りつつ、ラッシアジャスタの無用な伸びを効果的に規制することができるのである。
請求項2に記載の発明は、機関弁が閉弁状態でかつロッカアームがラッシアジャスタを揺動支点として揺動した際に、前記ロッカアームの背面と押圧部材の接触点が機関弁の軸線と前記ラッシアジャスタの軸線より内側となるように構成された基本構造は請求項1の発明と同様である。
そして、前記ラッシアジャスタを、前記揺動支点となる上端側が前記機関弁の軸線に対して拡開方向へ離間するように傾斜状に配置し、該ラッシアジャスタが伸長しようとした際に、前記ロッカアームを前記押圧部材に押し付ける方向に力を発生させるように構成したことを特徴としている。
この発明の場合には、前記機関弁の閉弁作動状態においてラッシアジャスタが伸長しようとすると、ロッカアームの他端側も持ち上げられようとするが、このときロッカアームの背面が押圧部材によって機関弁方向へ押し下げる力が作用する。したがって、前記請求項1に記載の発明と同じく、前記押圧部材によってラッシアジャスタの伸びを効果的に規制することが可能になる。
請求項3に記載の発明は、前記ロッカアームの背面を他端側から一端側へ上り傾斜状に形成すると共に、前記ラッシアジャスタの上端部を、ロッカアームの他端側に対して前記機関弁とは離間する方向へ押圧するように傾斜状に形成したことを特徴としている。
この発明は、請求項2の発明をさらに具体化したもので、ラッシアジャスタの上端部が機関弁から離れる方向へ伸長しようとした際に、前記ロッカアームがラッシアジャスタ方向へ引っ張られながら同方向へ上昇しようとすると、この力によって、ロッカアームの背面、つまり一端側へ上り傾斜状の背面が押圧部材に圧接されて該ロッカアームの前記引っ張り方向の移動を規制するため、結果的にラッシアジャスタの伸びを規制することか可能になる。
以下、本発明に係る内燃機関の動弁装置の各実施形態を図面に基づいて詳述する。この実施形態では、一気筒当たり2つ有する吸気弁側に適用されていると共に、該各吸気弁のバルブリフト量及び作動角を可変にする可変機構を備えている。
図1〜図4は請求項1の発明に係る動弁装置の一実施形態を示し、この動弁装置は、シリンダヘッド1に各バルブガイド2、2を介して摺動自在に設けられて、傘部で吸入ポート1a、1aの開口端を開閉する2つの吸気弁3、3と、シリンダヘッド1の上部に配置されて、クランク軸の回転力によって回転駆動するカムシャフト4と、該カムシャフト4の外周に前記各吸気弁3,3の中間位置に設けられた1気筒当たり1つ駆動カム5と、該駆動カム5の回転力を介して前記各吸気弁3,3を開閉作動させる一対のロッカアーム6,6と、該各ロッカアーム6,6を介して各吸気弁3のバルブリフト量及び作動角を可変制御する可変機構7と、該可変機構7の作動位置を制御する制御機構8とを備えている。
前記各吸気弁3,3は、ステムエンド3a、3aにコッタを介してスプリングリテーナ9、9が固定されていると共に、該スプリングリテーナ9、9に上端部が弾持されたバルブスプリング10、10のばね力によって閉弁方向に付勢されている。なお、各前記バルブガイド2の上端部には、シリンダヘッド1の上方から流下した潤滑油がバルブガイド2の内周面とバルブステムとの間に流入するのを防止するほぼ円筒状のシール部材11がそれぞれ被嵌されている。
前記カムシャフト4は、機関前後方向に沿って配置されて、シリンダヘッド1の上端部に固定された軸受12によって一方向(矢印方向)へ回転自在に支持されていると共に、一端部に設けられた図外の従動スプロケットや、該従動スプロケットに巻装されたタイミングチェーン等を介して機関のクランク軸から回転力が伝達されている。また、カムシャフト4の内部軸方向には、シリンダヘッド1の内部に形成された図外のオイルギャラリーと連通する油通路13が形成されている。また、このカムシャフト4は、その回転中心位置が図1に示すように、前記両吸気弁3の軸線Pの延長線上の上方位置に配置されている。
前記駆動カム5は、ほぼ雨滴状に形成され、円環状の基部が前記カムシャフト4に一体的に固定されていると共に、外周面に前記基部側のベースサークル5aとカムリフト部5bとからなるカム面が形成されている。
前記各ロッカアーム6は、図1、図2及び図4にも示すように、それぞれプレス成形によって一体に形成されて、前記駆動カム5の両側位置に機関幅方向に沿って配置されており、一端部6aが、前記吸気弁3のステムエンド3aの上端に当接しかつ下面の両側縁に設けられたガイド突起6gによって吸気弁3からのロッカアーム6の脱落が防止されている一方、他端部6bはシリンダヘッド1に設けられたラッシアジャスタ14の先端部の球面状下面に揺動自在に当接支持されている。また、この各ロッカアーム6は、底壁の両側縁から立ち上がった両側壁6c、6cの上縁部6d、6dが傾斜状に形成されている。すなわち、両側壁6c、6cは、各上縁部6d、6dがロッカアーム6の他端部6b側から一端部6a側に亘って所定の角度をもってほぼ湾曲状の上り傾斜状に形成されている。
なお、前記カムシャフト4、駆動カム5、ロッカアーム6及び後述のローラ機構15によって弁開閉機構を構成している。
前記ラッシアジャスタ14は、図1及び図4に示すように、油圧式であってシリンダヘッド1の所定位置に形成された固定用孔1b内に嵌装固定された有底円筒状のボディ14aと、該ボディ14aの内部に摺動自在に嵌装されて、内部の高圧室とリザーバ室とを連通孔を介して連通するほぼ円筒状のシート部と、ボディ14aの内部に摺動自在に設けられて、先端部がボディ14aの前端開口から突出したプランジャ14bと、前記高圧室内に配置されて、リテーナを介して保持されたスプリングのばね力によって前記連通孔を閉止するチェックボールとを備えている。前記プランジャ14bの先端部は、球面状に形成されて、前記ロッカアーム6の他端部6bの球面状凹部に摺動自在に嵌合している。
そして、シリンダヘッド1内のオイルギャラリー1cから油圧が供給された潤滑油は、前記ボディ14aとプランジャ14bに形成された油孔14cを介して外周面からリザーバ室内に流入し、非バルブリフト(閉弁)区間にプランジャ14bの上方への僅かな移動に伴ってリザーバ室内からチェックボールを押し開いて高圧室に流入してプランジャ14bをシート部を介してさらに上方へ突出させるようになっている。これにより、ロッカアーム6を介してバルブクリアランスを零に保持するようになっている。
前記可変機構7は、前記ロッカアーム6と前記駆動カム5との間に転動自在に配置された押圧部材であるローラ機構15と、前記カムシャフト4と平行に配置された所定の固定部位である制御軸16と、該制御軸16の外周に一体的に固定されて、前記ロッカアーム6上における前記ローラ機構15の転動位置を変化させて各吸気弁3,3のバルブリフト量を可変にする一対の制御カム17、17とを備えている。
前記制御軸16は、前記カムシャフト4と同じ前記軸受12に回転自在に支持されていると共に、内部に前記メインオイルジャーナルと連通する油通路16aが軸方向に沿って形成されている。
前記各制御カム17,17は、制御軸16に固定された円環状の基部から下方へ突出した先端部の内面にカム面17a、17aがそれぞれ形成されている。
前記ローラ機構15は、図1〜図4に示すように、所定長さのローラ軸18と、該ローラ軸18の外周面ほぼ中央位置に回転自在に配置され、前記駆動カム5のカム面に転動する第1ローラ19と、該第1ローラ19の両側に配置された円環状のばね受け部20、20と、該各ばね受け部20.20の軸方向外側に所定間隔をおいて回転自在に配置され、前記各ロッカアーム6の各両側壁6c、6cの傾斜状の上縁部6d、6d上をそれぞれ転動する第2ローラ21,21,22,22と、該各第2ローラ21,21,22,22の間に回転自在に配置され、前記各制御カム17、17の各カム面17a、17aに転接する第3ローラ23,23とを備えている。前記各ローラ19、21,22、23はそれぞれ内部に設けられたニードルローラによって前記ローラ軸18にそれぞれ回転自在に支持されている。
また、第3ローラ23,23の外径は、第2ローラ21,21、22,22の外径より若干大きく設定されている。このため、第3ローラ23,23は、各両側壁によって軸方向の移動が規制される。したがって、ローラ機構15は、簡単な構成によってその軸方向の位置決めが可能になる。
さらに、前記ローラ機構15は、全体が付勢部材である捩りスプリング26のばね力によって下方から前記駆動カム5の方向へ押付けられている。すなわち、この捩りスプリング26は、平行に立ち上がった両端部26a、26aがシリンダヘッド1の上端部に垂直方向から固定されていると共に、ほぼコ字形状に折曲形成された先端側の両側部26b、26bが前記各ばね受け部20.20の下方から係合して、前記ローラ機能15を駆動カム5方向へ押圧付勢している。
また、前記外側の各第2ローラ22,22の軸方向外側には、一対の規制部材24、24がローラ軸18に回転自在に取り付けられていると共に、該各規制部材24、24の軸方向外側にローラ軸18からの各ローラの抜け止めを行うスナップリング25,25が嵌着自在に設けられている。
前記各規制部材24は、図1及び図3、図4に示すように、金属板材をプレス成形によって三日月円弧状に形成され、中央に前記ローラ軸18が挿通される挿通孔24aが形成されていると共に、内方へ折曲された下端縁24bの下面が前記各ロッカアーム6の外側側壁6c、6cの上縁部6d、6dに摺動自在に当接している。一方、各上端縁24cが前記制御軸16の下部に離接可能に当接している。
前記制御機構8は、図外のブラケットを介してシリンダヘッド1の後端部に固定された電動モータ27と、該電動モータ27のモータ軸27aの先端部に固体された偏心カム28と、前記制御軸16の一端部に固定されて、先端部の内面が前記偏心カム28の外周面に径方向から当接したレバー部材29と、前記電動モータ27を正逆回転制御する電子コントローラ30とを備えている。 前記電動モ−タ27は、制御パルスによって回転駆動するステッピングモータであって、前記電子コントローラ30から出力された制御電流によってステップ状に正逆回転するようになっている。
前記偏心カム28は、軸心Xがモータ軸27aの軸心から所定量偏心して設けられて、回転制御されることによって前記レバー部材29を介して前記各制御カム17の回動位置、つまりローラ機構15の前記各ロッカアーム14上での位置を変化させるようになっている。
前記電子コントローラ30は、図外のクランク角センサやエアーフローメータ、水温センサ等の各種のセンサ類からの検出信号をフィードバックして現在の機関運転状態を演算などにより検出して、前記電動モータ27に制御電流を出力するようになっている。
以下、本実施形態の作用を説明すれば、まず、例えば、機関の低回転域では、この運転状態を検出した電子コントローラ30から出力された制御電流によって、電動モータ27が一方向へステップ状に回転する。これにより、偏心カム28が、図1に示すように、薄肉部位が前記レバー部材29に当接位置まで回転する。したがって、各制御カム17が、制御軸16を介して同図の位置に回転制御され、この各カム面17aのベースサークルに近い部位で前記各第3ローラ23,23を捩りスプリング26のばね力に抗して駆動カム5方向へ僅かに押圧する。このためローラ機構15は、その全体が各第2ローラ21,22を介してロッカアーム6の両側壁上縁部6d、6d上を移動して前記駆動カム5方向へ僅かに移動し、両側壁上縁部6d、6dの頂部6e、6eよりも手前の位置まで移動させる。
したがって、前記カムシャフト4を介して駆動カム5が回転駆動するとそのベースサークル5a及びリフト部5bによって第1ローラ19を介してローラ機構15全体が、図1の一点鎖線に示すように、ロッカアーム6の各上縁部6d、6dに沿って繰り返し転動する。このときのローラ機構15の移動領域は、各制御カム17のカム面17aのベースサークル近傍の領域となる。
このため、各ラッシアジャスタ14を揺動支点として揺動する各ロッカアーム6の一端部6aの揺動量(リフト量)は、2点鎖線で示すように、比較的小さなものとなる。したがって、かかる低回転領域では、各吸気弁3のピークリフト量が、図6に示すように、小リフト特性となり、該各吸気弁3の開時期が若干遅くなり、排気弁とのバルブオーバラップが小さくなる。このため、燃費の向上と機関の安定した回転が得られる。
一方、機関高回転領域に移行した場合は、この運転状態を検出した電子コントローラ30からの制御電流によって電動モータ27がさらに同方向へステップ状に回転し、これにより偏心カム28は、図5に示すように、肉厚部位が前記レバー部材29に当接位置まで回転する。したがって、各制御カム17が、制御軸16を介して反時計方向へ回転して図示の位置に回転制御され、この各カム面17aの先端側のリフト領域の部位で前記各第3ローラ23,23を捩りスプリング26のばね力に抗して駆動カム5方向へ押圧する。これによって、ローラ機構15全体の位置が、前記駆動カム5方向へさらに大きく移動し、各第2ローラ21,22を介して両側壁上縁部6d、6d上を転動して頂部6e、6e側に移動する。
したがって、前記カムシャフト4を介して駆動カム5が回転駆動するとそのベースサークル5a及びリフト部5bによって第1ローラ19を介してローラ機構15全体が、図5の一点鎖線に示すように、ロッカアーム6の各上縁部6d、6dに沿って繰り返し転動するが、このときのローラ機構15の移動領域は、各制御カム17のカム面17aのベースサークルからリフト側全体の領域となる。
このため、各ラッシアジャスタ14を揺動支点として揺動する各ロッカアーム6の一端部6aの揺動量(リフト量)は、2点鎖線で示すように、比較的大きなものとなる。したがって、かかる高回転領域では、各吸気弁3のピークリフト量が、図6に示すように、最大リフト特性となり、該各吸気弁3の開時期が早くなり、排気弁とのバルブオーバラップが大きくなる。よって、各吸気弁3の開時期がさらに早くなると共に、閉時期がさらに遅くなる。この結果、吸気充填効率が向上し、十分な出力が確保できる。
そして、この実施形態では、前述のように、各ロッカアーム6の両側壁6c、6cの上縁部6d、6dを吸気弁3側の方向へ上り傾斜状に形成して、前記ローラ機構15が、該上縁部6d、6d上を上下傾斜状に転動するように構成されていることから、その分、装置の機関幅方向の長さを短く形成することができる。したがって、装置のコンパクト化が図れる。
しかも、各吸気弁3,3の軸方向の上端方向に前記カムシャフト4が配置されていることから、動弁装置のコンパクト化を一層図れると共に、既存の内燃機関の構造を変更することなく、本実施形態の動弁装置を適用することが可能になる。
すなわち、前記カムシャフト4を、吸気弁3の軸線Pの延長線上に配置したことから、前記可変機構7の各構成部品を吸気弁3とカムシャフト3の周りにまとめて配置することができることから、全体のコンパクト化を図ることが可能になる。また、カムシャフト4を前記軸線Pの延長線上に配置することによって、シリンダヘッド1の構造を変更することなく、既存の一般のシリンダヘッド1をそのまま利用することが可能になることから、コストの高騰を抑制することが可能になる。
また、本実施形態の構造にあっては、前記各吸気弁3が閉弁されたときに、前記ロッカアーム6の上縁部6d、6dに対するローラ機構15の接触点が吸気弁3側へ方向へ移動してすると、該接触点と吸気弁3とロッカアーム6との当接点を結ぶ線分(Q)に対し、該接触点の法線Q1が反時計回り側に位置するため、前記ロッカアーム6の他端部6b側が前記当接点を中心として上方へ回動し易くなる。よって、ロッカアーム6の他端部6bの上方への回動に伴い前記ラッシアジャスタ14のプランジャ14bが伸長し易くなる。
ところが、この実施形態では、前記ロッカアーム6の他端部6b側が上方へ回動してラッシアジャスタ14のプランジャ14bが伸長しようとすると、規制部材24の下端縁24bにロッカアーム6の上縁部6dから押し上げ力が作用して、該規制部材24の上端縁24cが前記制御軸16の外周面に下方から当接してロッカアーム6の他端部6b側の上昇移動を規制する。
このため、前記プランジャ14bの無用な伸長を効果的に規制することができる。この結果、各ロッカアーム6の揺動支点位置が変化することがなくなることから、該ロッカアーム6による吸気弁3の常時安定した開閉作動と可変機構7によるバルブリフト制御の安定化を得ることができると共に、前記吸気弁3,3の最大バルブリフト制御を各気筒間に亘って正確に行うことができる。
なお、前記規制部材24は、ロッカアーム6の一端部6aがローラ機構15を介して駆動カム5のリフト部5bに押圧されて揺動下降し、吸気弁3が開弁された状態では、上端縁24cが制御軸16から一時的に離間することになる。
また、前記規制部材24の下端縁24bを、ロッカアーム6の一端部6aと吸気弁3のステムエンド3aとの当接点側に偏倚して配置したことから、てこの原理が働いて、前記ラッシアジャスタ14の僅かな伸長力を前記ローラ機構15や吸気弁3に比較的大きな力として伝達することができる。この結果、吸気弁3とロッカアーム6及び規制部材24間のガタ付きの発生を防止できる。
さらに、ローラ機構15を用いることによって駆動カム5やロッカアーム6との摩擦抵抗を十分に低減させることができることができると共に、装置のさらなるコンパクト化を図ることができる。
すなわち、この実施形態では、押圧部材としてレバーなどを用いずに単に複数のローラを備えたローラ機構15をロッカアーム6と駆動カム5との間に介在させるだけてあるから、外部へ大きく張り出すことがなく内側へコンパクト収容できるため、装置全体のコンパクトが図れると共に、構造の簡素化が図れる。
また、所定の固定部材を前記制御軸16によって構成し、前記規制部材24を前記制御軸16に離接可能に設けたため、機関運転状態によって前記規制部材24の上端縁24cが制御軸16から瞬間的に離間したとしても、ストッパとして機能させる必要のある吸気弁3の閉弁状態では制御軸16に当接していることから、規制部材24によるストッパとしての機能を十分に発揮させることが可能になる。
なお、前記各油通路13,16a内に供給された潤滑油は、径方向に穿設された油孔を介して前記軸受12におけるカムシャフト4と制御軸16の各外周面と軸受孔との間に供給されて、これらの各部位の潤滑性能を向上させることができる。
図7〜図10は、前記請求項2、3に対応する実施形態を示し、基本構造は先の実施形態と同様であるから共通の構成箇所は同一の符号を付して説明を省略するが、異なるところは、カムシャフト4の駆動カム5とローラ機構15を各吸気弁3,3毎に2つづ設けると共に、規制部材を廃止して、ラッシアジャスタ14を傾斜状に形成して規制手段と同様な規制機能をもたせたものである。
すなわち、前記カムシャフト4は、前記制御カム17を挟んだ位置に比較的薄肉な駆動カム5、5が1吸気弁3当たり2つ設けられている。また、前記各ローラ機構15も駆動カム5,5に対応してそれぞれ2つ設けられており、該各ローラ機構15,15のローラ軸18,18には、中央位置に制御カム17に当接する前記第3ローラ23、23が配置され、その両側に第2ローラ21,22が配置され、さらにその各両側に各駆動カム5,5に当接する第1ローラ19,19が配置されている。また、この第1ローラ19,19の軸方向外側に、2つ設けられた捩りスプリング26,26のばね受け部20,20が配置されていると共に、ローラ軸18の両端部にスナップリング25,25がそれぞれ嵌着されている。
前記ロッカアーム6は、前述と同じく構造であって、両側壁6c、6cの上縁部6d、6dを他端部6b側から一端部6a側へ上り傾斜状に形成されている一方、前記各ラッシアジャスタ14は、ロッカアーム他端部6bの揺動支点となるプランジャ14bの先端部側が前記各吸気弁3、3の軸線Pに対して拡開方向へ離間するように傾斜状に配置し、該プランジャ14cが伸長しようとした際に、前記ロッカアーム6を前記ローラ機構15に押し付ける方向に力を発生させるように構成した。
したがって、この実施形態によれば、前記吸気弁3の閉弁時においてラッシアジャスタ14のプランジャ14cが伸長しようとすると、ロッカアーム6がラッシアジャスタ14方向へ引っ張られると共に、他端部6b側も持ち上げられようとするが、このときロッカアーム6に対して上縁部6d、6dからローラ機構15によって吸気弁3方向へ押し下げる力が作用する。
つまり、ラッシアジャスタ14のプランジャ14cが吸気弁3から離れる方向へ伸長(実線矢印方向)しようとすると、前記ロッカアーム6が、ラッシアジャスタ14の方向(一点鎖線矢印方向)へ引っ張られて移動しようとするが、この力によって、ロッカアーム6の上縁部6d、6d、つまり一端部6a側へ上り傾斜状の上縁部6d、6dがローラ機構15の各第2ローラ21,22に圧接し、その反力(矢印)でロッカアーム6の移動を規制するため、結果的にラッシアジャスタ14の伸長移動を規制することか可能になる。
この結果、前記先の実施形態と同様な作用効果が得られると共に、規制部材を廃止したことから、部品点数を削減でき、コストの低減化が図れる。
また、前記駆動カム5,5を各吸気弁3,3毎に独立して2つづ設けたため、これらのカムプロフィールをそれぞれ変えることによって、各吸気弁3,3のリフト量を変化させることが可能になる。この結果、気筒内での吸気スワールを大きくすることができるので、燃焼性の向上が図れる。
前記実施形態から把握される前記請求項に記載した発明以外の技術的思想について以下に説明する。
請求項(1)前記規制部材のロッカアームに対する当接規制点をロッカアームの一端側と機関弁との当接点側に偏倚して配置したことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の動弁装置。
前記当接規制点を前記当接点側寄りに配置することによって、てこの原理が働き、ラッシアジャスタの僅かな伸長力を前記押圧部材や機関弁側に比較的大きな力として伝達することができる。この結果、機関弁とロッカアーム及び規制部材間のガタ付きの発生を防止できる。
請求項(2)前記弁開閉機構は、
クランク軸から回転力が伝達されるカムシャフトに設けられた駆動カムと、
前記ロッカアームの背面側に対向して設けられたカム面を有するカム部材と、
前記ロッカアームとカム部材との間に移動自在に設けられて、前記駆動カムに常時当接してカムリフトが伝達される押圧部材と、
該押圧部材を前記駆動カム側に付勢する付勢部材とを備え、
前記駆動カムの回転に伴い前記押圧部材が移動することによって前記ロッカアームが揺動して前記機関弁を開閉作動させるように構成したことを特徴とする請求項1または(1)に記載の内燃機関の動弁装置。
請求項(3)前記押圧部材をローラによって形成したことを特徴とする請求項(2)に記載の内燃機関の動弁装置。
本発明のように、押圧部材をローラによって形成することによって駆動カムやロッカアームとの摩擦抵抗を十分に低減させることができることができると共に、装置の小型化を図ることができる。
すなわち、この発明では、押圧部材としてレバーなどを用いずに単にローラをロッカアームと駆動カムとの間に介在させるだけてあるから、外部へ大きく張り出すことがなく内側へコンパクト収容できるため、装置全体の小型化が図れると共に、構造の簡素化が図れる。
請求項(4)前記カム部材のカム面を機関の作動状態に応じて移動させることにより、前記押圧部材を介して前記機関弁の作動特性を変化させるように構成したことを特徴とする請求項(2)または(3)に記載の内燃機関の動弁装置。
請求項(5)前記カム部材を制御軸を中心に揺動可能に設けると共に、該カム部材の揺動に伴って前記カム面を揺動させることにより、前記押圧部材を介して前記機関弁のリフト特性を変化させるように構成したことを特徴とする請求項(2)〜(4)に記載の内燃機関の動弁装置。
請求項(6)前記規制部材を前記押圧部材に設けると共に、前記規制部材の上下端縁を、少なくとも機関弁が非リフト状態において、所定の固定部材と前記ロッカアームの背面にそれぞれ当接するように構成したことを特徴とする請求項(2)に記載の内燃機関の動弁装置。
請求項(7)前記所定の固定部材を前記制御軸によって構成し、前記規制部材を前記制御軸に離接可能に設けたことを特徴とする請求項(6)に記載の内燃機関の動弁装置。
この発明によれば、機関運転状態によって前記規制部材が制御軸から瞬間的に離間したとしても、ストッパとして機能させる必要のある機関弁の非リフト状態では制御軸に当接していることから、規制部材によるストッパとしての機能を十分に発揮させることが可能になる。
本発明は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、吸気弁側の他に排気弁側あるいは両方の弁側に適用することが可能であり、また、可変機構7を備えていない動弁装置に適用することも可能である。
請求項1の発明に対応する動弁装置の一実施形態を示す断面図である。 本実施形態の要部平面図である。 本実施形態の要部断面図である。 本実施形態の動弁装置の分解斜視図ある。 本実施形態の動弁装置による吸気弁の最大リフト制御時の作用説明図である。 本実施形態の可変動弁装置によるバルブリフト特性図である。 請求項2,3の発明に対応する動弁装置の実施形態を示す断面図である。 本実施形態の要部平面図である。 本実施形態の要部断面図である。 本実施形態の動弁装置による吸気弁の最大リフト制御時の作用説明図である
符号の説明
1…シリンダヘッド
3…吸気弁(機関弁)
3a…ステムエンド
4…カムシャフト
5…駆動カム
6…ロッカアーム
6a…一端部
6b…他端部
6c…側壁
6d…上縁部(背面)
7…可変機構
8…制御機構
14…ラッシアジャスタ
15…ロッカアーム機構(押圧部材)
16…制御軸
17…制御カム
18…ローラ軸
19…第1ローラ
20.21…第2ローラ
23…第3ローラ
24…規制部材
24b…下端縁
24c…上端縁
Q…線分
Q1…法線

Claims (3)

  1. 一端側が機関弁に当接する一方、他端側が伸縮可能なラッシアジャスタに当接し該ラッシアジャスタを揺動支点として揺動するロッカアームと、
    該ロッカアームの背面を押圧部材を介して押圧することにより前記機関弁を開閉作動させる弁開閉機構とを備え、
    前記機関弁が閉弁状態でかつ前記ロッカアームが前記ラッシアジャスタを揺動支点として揺動した際に、前記ロッカアームの背面と押圧部材の接触点が機関弁の軸線と前記ラッシアジャスタの軸線より内側となるように構成された内燃機関の動弁装置において、
    前記ロッカアームの他端側の前記揺動支点と一端側の前記当接点との間に、前記ラッシアジャスタの伸びを規制する規制部材を設けたことを特徴とする内燃機関の動弁装置。
  2. 一端側が機関弁に当接する一方、他端側が伸長可能なラッシアジャスタに当接し該ラッシアジャスタを揺動支点として揺動するロッカアームと、
    該ロッカアームの背面を押圧部材を介して押圧することにより前記機関弁を開閉作動させる弁開閉機構とを備え、
    前記機関弁が閉弁状態でかつ前記ロッカアームが前記ラッシアジャスタを揺動支点として揺動した際に、前記ロッカアームの背面と押圧部材の接触点が機関弁の軸線と前記ラッシアジャスタの軸線より内側となるように構成された内燃機関の動弁装置において、
    前記ラッシアジャスタを、前記揺動支点となる上端側が前記機関弁の軸線に対して拡開方向へ離間するように傾斜状に配置し、該ラッシアジャスタが伸長しようとした際に、前記ロッカアームを前記押圧部材に押し付ける方向に力を発生させるように構成したことを特徴とする内燃機関の動弁装置。
  3. 前記ロッカアームの背面を他端側から一端側へ上り傾斜状に形成すると共に、前記ラッシアジャスタの上端部を、ロッカアームの他端側に対して前記機関弁とは離間する方向へ押圧するように傾斜状に形成したことを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の動弁装置。
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