JP2006232469A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録紙の斜行量を増大させることなく画像形成を出力することができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、トナー像形成手段により像担持体上に形成されたトナー像が転写される記録紙を給紙する給紙手段と、給紙手段により給紙される記録紙の斜行を補正する斜行補正手段と、斜行補正手段による補正の有無を切り替える切替制御手段と、を備え、給紙手段は、記録紙としてカット紙を供給するカット紙給紙手段及び記録紙としてロール紙を供給するロール紙給紙手段を有し、記録紙がカット紙の場合はカット紙の斜行を補正し、記録紙がロール紙の場合はロール紙の斜行を補正しない画像形成装置。
【選択図】 図6

Description

本発明は、画像形成装置に関し、より詳しくは、給紙された記録紙の斜行補正を制御する画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置は、例えば、はがきサイズ(100mm×148mm)からA3サイズ(297mm×420mm)に至るまでの種々のサイズの記録紙を収容できる複数の給紙トレイを収容しており、入力された画像の大きさに応じたサイズの記録紙を利用するようになっている。また、例えば、64gsmから220gsmまでの用紙質量の普通紙や厚紙などの記録紙を給紙トレイから搬送できる。
図1は、給紙トレイを説明するための図である。図1(a)に示すように、給紙トレイ50は、ガイド511,512が備えられ、記録紙52のエッジ部を固定することによって記録紙52がばらつかないように規制している。
ところで、例えば、記録紙52がA4(210mm×297mm)である場合は、JIS P0138において、仕上げ寸法の許容差として(−2mm)〜(+2mm)の範囲で規定されているため、ばらつきがあるのが一般的である。このため、記録紙52のサイズばらつきが最大になる位置にガイド511,512を設置する必要がある。しかし、図1(b)に示すように、記録紙52のサイズばらつきによって隙間が発生するため、給紙時に最大で4mm程度の斜行が発生してしまう。
このような記録紙の斜行を補正する方法としては、一般的に、レジストロールに記録紙を突入させて斜行を矯正する方法が行われている。図2は、記録紙の斜行補正方法を説明するための図である。図2(a)に示すように、搬送ロール53により斜行した記録紙52が搬送され、図2(b)に示すように、記録紙52の先端が回転停止しているレジストロール54に到達する。搬送ロール53は更に回転を続け、後述するように、記録紙52はループを形成する。同時に記録紙52の先端はループを復元しようとする力が働くため、斜行によりレジストロール54に達していない記録紙52の先端部がレジストロール54に突入し、図2(c)に示すように、斜行が補正される。
図3は、ループが形成された記録紙を説明するための図である。図3(a)に示すように、搬送ロール53により斜行した記録紙52が搬送され、レジストロール54に到達する。次に、図3(b)に示すように、搬送ロール53は更に回転を続け、記録紙52はループを形成する。
このような斜行補正の具体的な方法について、出願人も既に報告している。例えば、レジストロールで停止した記録紙に対して給紙ロールにより記録紙のループの制御を行う際に、記録紙のスキュー(斜行)の程度に応じて給紙ロールの駆動時間を制御する方法(特許文献1参照)、または、記録紙搬送路内で生じる記録紙のスキューを、記録紙搬送路の湾曲部分で記録紙の幅方向の通路経路長さを変化させる方法(特許文献2)等が挙げられる。
特開平5−338859号公報 特開平6−263289号公報
ところで、前述した方法により斜行補正を行うと、斜行量は減少するものの、その補正量には限界があるのが現状である。図4は、斜行量と斜行補正後の斜行量とを説明するための図である。図4に示すように、記録紙がカット紙の場合、前述したように、斜行量は最大で4mm程度である。これを適当な手法を用いて斜行補正を行った後の斜行量は、通常、0.7mm以下程度に減少する。しかし、斜行量をこれ以上減少させることは困難な傾向がある。また、使用される記録紙の厚さやカールによっては、記録紙の先端がレジストロールのニップへ突入する位置にずれが生じるため、斜行量はさらに増加する傾向がある。
一方、記録紙としてロール紙を備える場合が考えられる。図4に示すように、ロール紙の場合の斜行量は、通常、0.3mm以下であり、斜行はほとんど発生しない。図5は、ロール紙用カセットを説明するための図である。図5(a)に示すように、ロール紙用カセット60は、ロール紙受け部63をロールの中心部に設けたロール紙61と、ロール紙61を支持するロール紙支持部62とから構成されている。図5(b)に示すように、ロール紙61は、両端がロール紙支持部62により支持されており、また、カッターの取り付け精度も高いため、記録紙の斜行はほとんど発生しないと考えられる。
このように、一般に、斜行補正の精度は、あまり高いとはいえないため、例えば、斜行量が非常に小さい(例えば、0.3mm程度)記録紙に対して斜行補正を行うと、却って、斜行量が増加してしまう傾向がある。
また、前述したように、記録紙の斜行がほとんど発生しないと考えられるロール紙に対しても斜行補正を行うと、例えば、ロール紙の斜行量が0.3mm以下であったものが、斜行補正の結果、0.7mm程度に増大する可能性がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものである。
即ち、本発明の目的は、記録紙の斜行量を増大させることなく画像形成を出力することができる画像形成装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明においては、斜行の補正の有無を切り替える切替制御手段を備えている。
即ち、本発明によれば、像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、トナー像形成手段により像担持体上に形成されたトナー像が転写される記録紙を給紙する給紙手段と、給紙手段により給紙される記録紙の斜行を補正する斜行補正手段と、斜行補正手段による補正の有無を切り替える切替制御手段と、を有する画像形成装置が提供される。
ここで、本発明が適用される画像形成装置において、給紙手段は、記録紙としてカット紙を供給するカット紙給紙手段及び記録紙としてロール紙を供給するロール紙給紙手段を有し、記録紙がカット紙の場合はカット紙の斜行を補正し、記録紙がロール紙の場合はロール紙の斜行を補正しない、ことを特徴とすることによって、ロール紙を用いた場合でも斜行量を増大させることのない出力をすることが可能となる。
また、本発明が適用される画像形成装置において、カット紙給紙手段はカット紙を搬送する特有の搬送路を有し、ロール紙給紙手段はロール紙を搬送する特有の搬送路を有する、ことを特徴とすることにより、記録紙の種類に応じてそれぞれ個別の搬送路を設けることも可能である。
さらに、本発明が適用される画像形成装置において、記録紙の斜行量を検知する検知手段をさらに備え、切替制御手段は、検知手段により検知された斜行量に基づき、斜行補正手段による補正の有無を切り替えることを特徴とすれば、斜行量が所定の数値以下の場合は、斜行の補正を行うようにして、常に斜行量を小さくすることが可能である。
この場合、斜行量が0.6mm以上の場合に記録紙の斜行を補正し、斜行量が0.6mm未満の場合に記録紙の斜行を補正しない、ことが好ましい。具体的には、例えば、もともと斜行量が小さいロール紙を選択すると、斜行量は0.3mm以下となり、非常に小さくなるため、ロール紙の斜行補正は必要ない。仮に、この状態で斜行補正を行うと、却って斜行量が増大するおそれがある。
本発明によれば、記録紙の斜行量を増大させることなく画像形成を出力することができる画像形成装置が得られる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態(実施の形態)について詳述する。尚、本発明は、以下に説明する実施の形態に限定されない。
図6は、第1の実施の形態が適用される画像形成装置の全体構成を説明するための図である。図6に示す画像形成装置は、記録紙としてカット紙及びロール紙を使用し、本体100には、各色の階調データに対応して画像形成を行う画像形成手段としての画像プロセス系1と、記録紙(シート)を搬送する記録紙給紙手段としてのシート搬送系2と、画像プロセス系1及びシート搬送系2を制御する制御部41と、例えば、パーソナルコンピュータや画像読取部102等に接続され、受信された画像データに対して所定の画像処理を施す画像処理系であるIPS(Image Processing System)42とを備えている。また、モード切替手段としては、使用する記録紙としてカット紙又はロール紙を選択するUI(ユーザーインターフェース)110を備えている。尚、図6は、画像形成装置をユーザが操作する側(手前側)から見た図である。
画像読取部102は、受像素子やプラテンガラス等を備え、プラテンガラスに載置された原稿に光を照射してその反射光を受像素子で読み取り、この読み取り結果に基づいて、IPS42によって画像データが生成される。画像形成装置はこのようにして生成された画像データに基づいて画像を形成するほか、図示せぬパーソナルコンピュータ等の外部装置から供給される画像データに基づいてIPS42により画像を形成する。
画像プロセス系1は、水平方向に一定の間隔を置いて並列的に配置される、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4個の画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kと、この画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの感光体2Y,2M,2C,2Kに形成された各色のトナー像を中間転写ベルト9上に多重転写させる転写ユニット3とを備えている。また本体100には、転写ユニット3によって2次転写された記録紙(シート)上の画像を、熱および圧力を用いて記録紙に定着させる定着器15を備えている。さらに、画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kに対して各色のトナーを供給するためのトナーカートリッジ30Y,30M,30C,30Kが設けられている。
画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、4個の色毎に、図6中の矢印A方向に回転しながらトナー像を形成する感光体2Y,2M,2C,2Kと、帯電ロールを用いて感光体2Y,2M,2C,2Kを、それぞれ均一に帯電させる帯電器3Y,3M,3C,3Kとを備えている。また、YMCK各色の画像データに基いて変調された露光光を、帯電した感光体2Y,2M,2C,2Kに照射することによりYMCK各色の静電潜像を形成する露光部4Y,4M,4C,4Kと、感光体2Y,2M,2C,2Kに形成された静電潜像をトナーによって現像することで感光体2Y,2M,2C,2Kにトナー像を形成する現像器5Y,5M,5C,5Kと、転写後に感光体2Y,2M,2C,2Kに残留したトナーをクリーニングするクリーナ7Y,7M,7C,7Kと、感光体2Y,2M,2C,2K上の静電潜像を消去させるイレーズランプ8Y,8M,8C,8Kとを備えている。
転写ユニット3は、駆動ロール10及び対向ロール13に架け渡され、感光体2Y,2M,2C,2Kと接触しながら、図6中の矢印B方向に循環移動する中間転写ベルト9と、中間転写ベルト9を挟んで感光体2Y,2M,2C,2Kとニップ領域を形成し、このニップ領域において感光体2Y,2M,2C,2K周面のトナー像を中間転写ベルト9に転写する1次転写ロール6Y,6M,6C,6Kと、中間転写ベルト9を挟んで対向ロール13とニップ領域を形成し、中間転写ベルト9上のトナー像を記録紙に2次転写する2次転写ロール12とを備えている。なお、2次転写ロール12と対向ロール13とによって形成されているニップ領域を、以下では「2次転写位置」という。
シート搬送系2は、カット紙を収容する収容トレイ18Nと、収容トレイ18Nから記録紙を送り出すフィードロール17Nと、記録紙を搬送路21Nに搬送する第1の搬送ロール23Nとを備えている。また、カット紙とは別に、ロール紙を収容する収容トレイ18Pと、収容トレイ18Pからロール紙を送り出すフィードロール17Pと、記録紙を搬送路21Pに搬送する第1の搬送ロール23Pとを備えている。記録紙として使用するカット紙又はロール紙の選択は、UI110によって行われる。さらに、搬送路21Nまたは搬送路21Pから搬送された記録紙を搬送する第2の搬送ロール19と、用紙検知手段として記録紙の先端の位置を検知する用紙検知センサ26と、記録紙を突入させて記録紙の姿勢を調整すると共に記録紙を搬送路20から2次転写位置に至るまで搬送するレジストロール24とを備えている。尚、フィードロール17Pと第1の搬送ロール23Pとの間には、記録紙のサイズに応じて、ロール紙の後端をカットするカッター25を有する。
また、2次転写位置に設けられた対向ロール13及び2次転写ロール12を介して定着器15に搬送され、トナー画像が定着された記録紙を本体100の機外に排出する排出ロール34と、排出ロール34によって排出口35から排出された記録紙を積載する排出トレイ38を備えている。
次に、図6を用いて、本実施の形態が適用される画像形成装置の動作について説明する。例えば、画像読取部102によって読み取られた原稿の色材反射光像や、図示しないパーソナルコンピュータ等にて形成された色材画像データは、例えば、R(赤)、G(緑)、B(青)の各8ビットの反射率データとしてIPS42に入力される。IPS42では、入力された反射率データに対して、例えば、シェーディング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消しや色編集、移動編集等の各種画像編集等の所定の画像処理が施される。画像処理が施された画像データは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4色の色材階調データに変換され、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kに出力される。
各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kでは、感光体2Y,2M,2C,2Kが帯電器3Y,3M,3C,3Kによって所定の電位に帯電される。また、露光部4Y,4M,4C,4Kは、IPS42は、入力された色材階調データに応じて発光し、感光体2Y,2M,2C,2Kを照射している。感光体2Y,2M,2C,2Kは、帯電された表面が露光されて静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、各々の現像器5Y,5M,5C,5Kにより、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像として現像される。画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの各感光体2Y,2M,2C,2K上に形成されたトナー像は、各一次転写ロール6Y,6M,6C,6Kによって中間転写ベルト9上に多重転写される。また、転写後の感光体2Y,2M,2C,2Kは、クリーナ7Y,7M,7C,7Kによってクリーニングされる。
シート搬送系2では、UI110によって選択されたカット紙またはロール紙に応じて、記録紙の搬送動作が制御部41により制御される。即ち、UI110によってカット紙が選択された場合は、斜行補正が実行され、一方、UI110によってロール紙が選択された場合は、斜行補正が実行されない。尚、制御部41によって、記録紙を搬送路21Nまたは搬送路21Pを経てレジストロール24に搬送する動作の制御については後述する。
斜行補正が実行された場合及び斜行補正が実行されない場合のいずれ場合も、搬送路21Nまたは搬送路21Pに送られた記録紙は、その後、トナー像が形成された中間転写ベルト9の移動タイミングに合わせてレジストロール24が回転し、記録紙は、対向ロール13および2次転写ロール12によって形成される2次転写位置に搬送される。2次転写位置にて下方から上方に向けて搬送される記録紙には、圧接力および所定の電界を用いて、4色が多重されているトナー像が副走査方向に順次、転写される。そして、各色のトナー像が転写された記録紙は、定着器15によって熱および圧力で定着処理を受けた後、排出ロール34によって本体100の上部に設けられた排出トレイ38に排出される。一方、2次転写後の中間転写ベルト9は、ベルトクリーナ14によってクリーニングされ、次のプロセスに備える。
次に、シート搬送系2における記録紙搬送の制御について説明する。
初めに、カット紙が選択された場合について説明する。
図7は、UI110によって、カット紙が選択された場合の記録紙の制御を説明するための図である。図7(a)には、用紙検知センサ26、第2の搬送ロール19及びレジストロール24のタイミングチャートが示されている。また、図7(b)には、搬送される記録紙の搬送ロール19及びレジストロール24間の挙動が、制御ステップごとに示されている。T0は、第2の搬送ロール19が回転を開始した時間である。T1は、搬送された記録紙の先端が用紙検知センサ26により検知された時間である。T2は、搬送された記録紙の先端がレジストロール24に到達した時間である。T3は、搬送された記録紙がループを形成した後、第2の搬送ロール19が回転を停止する時間である。T4は、第2の搬送ロール19が回転を再開し、且つ、レジストロール24が回転を開始した時間である。T5は、搬送された記録紙の後端が用紙検知センサ26により検知された時間である。T6は、搬送された記録紙がレジストロール24を通過し、レジストロール24が回転を停止する時間である。
図7(a)に示すように、用紙検知センサ26は、記録紙の先端を検知したとき(T1)から記録紙の後端を検知したとき(T5)の間(T5−T1)で作動(ON)する。第2の搬送ロール19は、UI110によってロール紙が選択され場合に回転を開始したとき(T0)から、記録紙の先端部がレジストロール24に突入して斜行が改善された後、未転写像に同期させるために停止するとき(T3)の間(T3−T0)で回転(ON)し、その後、未転写像に同期させるための所定時間(T4−T3)は停止(OFF)し、次いで、回転を再開したとき(T4)から、搬送された記録紙の後端が用紙検知センサ26により検知されたとき(T5)の間(T5−T4)で回転(ON)する。レジストロール24は、記録紙の先端部がレジストロール24に突入して斜行が改善された後、回転を開始したき(T4)から、搬送された記録紙がレジストロール24を通過するとき(T6)の間(T6−T4)で回転(ON)する。
図7(b)に示すように、記録紙は、回転を開始した第2の搬送ロール19によって搬送され(1)、記録紙の先端を用紙検知センサ26が検知し(2)、次いで、記録紙の先端は、回転を継続する(T2−T1)第2の搬送ロール19によって搬送され、回転停止しているレジストロール24に到達する(3)。次に、第2の搬送ロール19がさらに回転を続け(T3−T2)、記録紙はループを形成して斜行が改善される(4)。続いて、第2の搬送ロール19は所定の時間停止し(T4−T3)(5)、その後、搬送ロール19及びレジストロール24が回転を開始して記録紙が搬送され(6)、記録紙の後端部を用紙検知センサ26が記録紙の後端部を検知し(7)、さらに、記録紙の後端部がレジストロール24を通過してレジストロール24は停止する(8)。
次に、ロール紙が選択された場合について説明する。
図8は、UI110によって、ロール紙が選択された場合の記録紙の制御を説明するための図である。図8(a)には、用紙検知センサ26、第2の搬送ロール19及びレジストロール24のタイミングチャートが示されている。また、図8(b)には、搬送される記録紙の第2の搬送ロール19及びレジストロール24間の挙動が、制御ステップごとに示されている。t0は、第2の搬送ロール19が回転を開始した時間である。t1は、搬送された記録紙の先端が用紙検知センサ26により検知された時間である。t2は、搬送された記録紙の先端がレジストロール24を通過した後、未転写像に同期させるために停止するまでの時間である。t3は、第2の搬送ロール19が回転を再開し、且つ、レジストロール24が回転を開始した時間である。t4は、搬送された記録紙の後端が用紙検知センサ26により検知された時間である。t5は、搬送された記録紙がレジストロール24を通過し、レジストロール24が回転を停止する時間である。
図8(a)に示すように、用紙検知センサ26は、記録紙の先端を検知したとき(t1)から記録紙の後端を検知したとき(t4)の間(t4−t1)で作動(ON)する。第2の搬送ロール19は、UI110によってロール紙が選択された場合に回転を開始したとき(t0)から、記録紙の先端部がレジストロール24を通過し、未転写像に同期させるために停止するとき(t2)の間(t2−t0)で回転(ON)し、その後、未転写像に同期させるための所定時間(t3−t2)は停止(OFF)する。次いで、第2の搬送ロール19は、回転を再開したとき(t3)から、搬送された記録紙の後端が用紙検知センサ26により検知されたとき(t4)の間(t4−t3)で回転(ON)する。レジストロール24は、第2の搬送ロール19と同時(t0)に回転(ON)し、記録紙の先端部がレジストロール24を通過し、未転写像に同期させるために停止するとき(t2)の間(t2−t0)で回転(ON)し、その後、未転写像に同期させるための所定時間(t3−t2)は停止(OFF)し、次いで、回転を再開したとき(t3)から、搬送された記録紙がレジストロール24を通過する(t5)までの間(t5−t3)で回転(ON)する。
図8(b)に示すように、第2の搬送ロール19が回転を開始すると、同時にレジストロール24も回転を開始する(1)。次に、記録紙の先端を用紙検知センサ26が検知し(2)、第2の搬送ロール19及びレジストロール24は、用紙検知センサ26が記録紙の先端を検知してから記録紙の先端が、ループを形成することなくレジストロールを通過する間(t2−t1)回転を続ける(3)。第2の搬送ロール19及びレジストロール24が未転写像に同期させるために所定時間(t3−t2)停止し(4)、第2の搬送ロール19及びレジストロール24が回転を開始して搬送される(5)。さらに、用紙検知センサ26が記録紙の後端部を検知し(6)、記録紙の後端部がレジストロールを通過するとレジストロール24は停止する(7)。
図9は、第2の搬送ロール19及びレジストロール24の制御ステップを説明するためのフローチャートである。UI110によってカット紙が選択された場合は、斜行補正が実行される。
初めに、UI110によってモードが選択され(ステップ101)、使用される記録紙の種類(カット紙/ロール紙)が選択される。記録紙としてカット紙が選択されると(ステップ102)、記録紙は、フィードロール17Nが回転して収容トレイ18Nから取り出され、第1の搬送ロール23Nによって搬送路21Nに搬送され、さらに、第2の搬送ロール19が回転を開始して(T0)搬送される(ステップ103)。第2の搬送ロール19によって搬送された記録紙は、用紙検知センサ26に到達すると記録紙の先端を用紙検知センサ26が検知する(T1)(ステップ104)。次いで、第2の搬送ロール19により搬送された記録紙の先端は、回転停止しているレジストロール24に到達する(T2−T1)(ステップ105)。
次に、第2の搬送ロール19がさらに回転を続け(T3−T2)、記録紙はループを形成し、同時に記録紙の先端にループを復元する力が働いて、斜行によりレジストロール24に到達していない記録紙の先端部がレジストロール24に突入して斜行が改善される(ステップ106)。続いて、第2の搬送ロール19は、未転写像に同期させるために所定の時間(T4−T3)停止し(ステップ107)、その後、第2の搬送ロール19及びレジストロール24が回転を開始して(T4)記録紙が搬送される(ステップ108)。次に、回転したレジストロール24により搬送された記録紙の後端部が用紙検知センサ26に到達すると、用紙検知センサ26が記録紙の後端部を検知し(T5)(ステップ109)、さらに、記録紙の後端部がレジストロール24を通過するとレジストロール24は停止する(T6)(ステップ110)。その後、記録紙は2次転写位置を経て定着器15に搬送され、定着された後、排出トレイ38に排出される(ステップ119)。
続いて、図9に示すフローチャートにおいて、記録紙としてロール紙が選択される場合について説明する。UI110によってロール紙が選択された場合は、斜行補正が実行されない。
図9において、UI110によってモードが選択され(ステップ101)、使用される記録紙の種類(カット紙/ロール紙)が選択される。記録紙としてロール紙が選択されると(ステップ102)、フィードロール17Pが回転してロール紙が収容トレイ18Pから搬送され、第1の搬送ロール23Pによって搬送路21Pに搬送され、第2の搬送ロール19が回転を開始する(t0)(ステップ111)。第2の搬送ロール19が回転を開始すると同時にレジストロール24も回転を開始する(t0)(ステップ112)。次に、搬送された記録紙の先端を用紙検知センサ26が検知する(t1)(ステップ113)。第2の搬送ロール19は、用紙検知センサ26が記録紙の先端を検知してから記録紙の先端がレジストロール24に突入して通過する間(t2−t1)回転を続ける(ステップ114)。次に、第2の搬送ロール19及びレジストロール24は未転写像に同期させるために所定時間(t3−t2)停止する(ステップ115)。続いて、第2の搬送ロール19及びレジストロール24が回転を開始(t3)して搬送される(ステップ116)。さらに、用紙検知センサ26が記録紙の後端部を検知し(t4)(ステップ117)、記録紙の後端部がレジストロール24を通過すると(t5)レジストロール24は停止する(ステップ118)。その後、記録紙は2次転写位置を経て定着器15に搬送され、定着された後、排出トレイ38に排出される(ステップ119)。
次に、本実施の形態が適用される画像形成装置の第2の実施の形態について説明する。
図10は、第2の実施の形態が適用される画像形成装置の全体構成を説明するための図である。第1の実施の形態が適用される画像形成装置と共通する部分については同様な符号を用いて表し、説明は省略する。
図10に示された画像形成装置は、シート搬送系2において、カット紙とロール紙とで個別に、用紙検知センサ、搬送路及びレジストロールを有している。即ち、図10に示すように、シート搬送系2において、カット紙を収容する収容トレイ18Nと、収容トレイ18Nからカット紙を送り出すフィードロール17Nと、カット紙を搬送路21Nに搬送する第1の搬送ロール23Nと、搬送路20Nに搬送する第2の搬送ロール19Nと記録紙の先端位置を検知する用紙検知センサ26Nと、記録紙を突入させて記録紙の姿勢を調整するレジストロール24Nとを備えている。
また、シート搬送系2において、ロール紙を収容する収容トレイ18Pと、収容トレイ18Pからロール紙を送り出すフィードロール17Pと、記録紙を搬送路21Pに搬送する第1の搬送ロール23Pと、搬送路20Pに搬送する第2の搬送ロール19Pと記録紙の先端位置を検知する用紙検知センサ26Pと、記録紙を突入させて記録紙の姿勢を調整するレジストロール24Pと、フィードロール17Pと第1の搬送ロール23Pとの間に、ロール紙のサイズに応じて後端をカットするカッター25と、を備えている。
図10に示された画像形成装置は、第1の実施の形態における画像形成装置と同様に、シート搬送系2では、UI110によって選択されたカット紙またはロール紙に応じて、記録紙の搬送動作が制御部41により制御される。即ち、UI110によってカット紙が選択された場合は、斜行補正が実行され、一方、UI110によってロール紙が選択された場合は、斜行補正が実行されない。尚、制御部41によって、記録紙を搬送路21N及び搬送路20Nを経てレジストロール24Nに搬送する動作の制御については、第1の実施の形態と同様なので説明を省略する。
次に、本実施の形態が適用される画像形成装置の第3の実施の形態について説明する。
図11は、第3の実施の形態が適用される画像形成装置の全体構成を説明するための図である。第1の実施の形態が適用される画像形成装置と共通する部分については同様な符号を用いて表し、説明は省略する。
図11に示された画像形成装置は、第1の実施形態が適用される画像形成装置と同様に、モード切替手段であるUI110を備え、カット紙及びロール紙の中から、使用する記録紙が選択される。UI110によってカット紙が選択されると、カット紙はフィードロール17Nが回転して給紙トレイから搬送され、第1の搬送ロール23Nによって搬送路21Nに搬送される。また、UI110によってロール紙が選択されると、ロール紙はフィードロール17Pが回転して給紙トレイから搬送され、第1の搬送ロール23Pによって搬送路21Pに搬送される。また、図11に示された画像形成装置には、レジストロール24の直前に、記録紙の先端が突入した時間を検知するための位置検知センサ28が備えられている。
次に、位置検知センサ28の動作について説明する。
図12は、位置検知センサ28の動作を説明するための図である。図12(a)に示すように、位置検知センサ28は、一対の位置検知センサ28a及び位置検知センサ28bから構成され、レジストロール24の長手方向に沿って、レジストロール24の両端部より内側付近であって、搬送される記録紙の先端部を2箇所で検知するようにそれぞれ配置されている。図12(a)において、点線aは、位置検知センサ28aが、レジストロール24に突入する斜行した記録紙の一方の先端を検知する位置である。点線bは、遅れてレジストロール24に突入する斜行した記録紙の他方の先端位置である。位置検知センサ28bは、遅れてレジストロール24に突入する記録紙の他方の先端位置を検知する。
図12(b)には、位置検知センサ28a及び位置検知センサ28bのタイミングチャートが示されている。Taは、位置検知センサ28aが、レジストロール24に突入する斜行した記録紙の一方の先端を検知した時間である。Tbは、位置検知センサ28bが、遅れてレジストロール24に突入した記録紙の他方の先端を検知した時間である。図12(b)に示すように、位置検知センサ28a及び位置検知センサ28bは、それぞれ、レジストロール24に突入する記録紙の先端を検知するとONになる。このとき、位置検知センサ28a及び位置検知センサ28bが、それぞれ、レジストロール24に突入する記録紙の先端を検知した時間Taと時間Tbとの差(|Ta―Tb|)に基づき、記録紙の斜行量が演算により求められる。
ここで、図12(c)は、時間Taと時間Tbとの差(|Ta―Tb|)と、演算により求めた記録紙の斜行量との関係を示すグラフである。図12(c)に示すように、(|Ta―Tb|)が大きいほど、記録紙の斜行量が大きいことが分かる。
このとき、前述したように、一般に斜行補正の精度は、あまり高いとはいえないため、例えば、斜行量が非常に小さい(例えば、0.3mm程度)記録紙に対して斜行補正を行うと、却って、斜行量が増加してしまう傾向がある。
したがって、一対の位置検知センサ28a及び位置検知センサ28bにより検知された時間Taと時間Tbとの差(|Ta―Tb|)に基づき、演算により求めた記録紙の斜行量が0.6mm未満の場合は、斜行補正を実施しない制御が行われる。一方、斜行量が0.6mm以上の場合は、斜行補正を実施する制御が行われる。
図13は、第3の実施の形態が適用される画像形成装置において、UI110によって、カット紙が選択された場合の搬送ロール19及びレジストロール24の制御を説明するためのタイミングチャートである。
図13(a)には、用紙検知センサ26、位置検知センサ28a、位置検知センサ28b、第2の搬送ロール19及びレジストロール24のタイミングチャートが示されている。また、図13(b)には、搬送される記録紙の第2の搬送ロール19及びレジストロール24間の挙動が、制御ステップごとに示されている。T1は、搬送された記録紙の先端が用紙検知センサ26により検知された時間である。Taは、前述したように、位置検知センサ28aがレジストロール24に突入する斜行した記録紙の一方の先端を検知した時間である。Tbは、位置検知センサ28bが、遅れてレジストロール24に突入した記録紙の他方の先端を検知した時間である。T2は、搬送された記録紙の先端がレジストロール24に到達した時間である。T3は、搬送された記録紙がループを形成した後、第2の搬送ロール19が回転を停止する時間である。T4は、第2の搬送ロール19が回転を再開し、且つ、レジストロール24が回転を開始した時間である。T5は、搬送された記録紙の後端が用紙検知センサ26により検知された時間である。T6は、搬送された記録紙がレジストロール24を通過し、レジストロール24が回転を停止する時間である。
図13(a)に示すように、用紙検知センサ26は、記録紙の先端を検知したとき(T1)から記録紙の後端を検知したとき(T5)の間(T5−T1)で作動(ON)する。第2の搬送ロール19は、UI110によってロール紙が選択された場合に回転を開始したとき(T0)から、記録紙の先端部がレジストロール24に突入して斜行が改善された後、未転写像に同期させるために停止するとき(T3)の間(T3−T0)で回転(ON)し、その後、未転写像に同期させるための所定時間(T4−T3)は停止(OFF)し、次いで、回転を再開したとき(T4)から、搬送された記録紙の後端が用紙検知センサ26により検知されたとき(T5)の間(T5−T4)で回転(ON)する。レジストロール24は、記録紙の先端部がレジストロール24に突入して斜行が改善された後、回転を開始したき(T4)から、搬送された記録紙がレジストロール24を通過するとき(T6)の間(T6−T4)で回転(ON)する。また、前述したように、位置検知センサ28a及び位置検知センサ28bは、それぞれ、レジストロール24に突入する記録紙の先端を検知すると(Ta,Tb)ONになる。
次に、図13(b)に示すように、搬送路21Nに搬送された記録紙は、回転を開始(T0)した第2の搬送ロール19によって搬送され(1)、用紙検知センサ26に到達すると(2)、記録紙の先端を用紙検知センサ26が検知する(T1)。さらに、第2の搬送ロール19により記録紙が搬送され、記録紙の先端が位置検知センサ28a,28bにそれぞれ検知され(Ta,Tb)(3,4)、回転停止しているレジストロール24に到達する(T2−T1)。同時に、位置検知センサ28a,28bにより斜行量が演算される。
このとき、斜行量が0.6mm以上の場合、第2の搬送ロール19はさらに(T3−T2)の間回転を続け、記録紙はループを形成する(5)。同時に、記録紙の先端にはループを復元しようとする力が働き、斜行によりレジストロール24に達していない記録紙の先端部がレジストロール24に突入して斜行が補正される。次に、第2の搬送ロール19は未転写像に同期させるために(T4−T3)の間停止し(6)、その後、、第2の搬送ロール19及びレジストロール24が回転を開始(T4)して記録紙が搬送される(7)。次に、用紙検知センサ26が記録紙の後端部を検知(T5)し(8)、続いて、記録紙の後端部がレジストロール24を通過すると(T6)レジストロール24は停止する(9)。
一方、斜行量が0.6mmより小さい場合、及び、記録紙としてロール紙を選択した場合は、斜行補正を実行しないので、第2の搬送ロール19及びレジストロール24が未転写像に同期させるために所定時間停止し(T4−T3)、その後、第2の搬送ロール19及びレジストロール24が回転を開始して記録紙が搬送され(T4)、さらに、用紙検知センサ26が記録紙の後端部を検知し(T5)、記録紙の後端部がレジストロール24を通過するとレジストロール24は停止する(T6)。
図14は、第3の実施の形態が適用される画像形成装置において、第2の搬送ロール19及びレジストロール24の制御ステップを説明するためのフローチャートである。
初めに、UI110によってモードが選択され(ステップ201)、使用される記録紙の種類(カット紙/ロール紙)が選択される。記録紙としてカット紙が選択されると(ステップ202)、記録紙は、フィードロール17Nが回転して収容トレイ18Nから取り出され、第1の搬送ロール23Nによって搬送路21Nに搬送され、さらに、第2の搬送ロール19が回転を開始して(T0)搬送される(ステップ203)。第2の搬送ロール19によって搬送された記録紙は、用紙検知センサ26に到達すると記録紙の先端を用紙検知センサ26が検知する(T1)(ステップ204)。次いで、第2の搬送ロール19により搬送された記録紙の先端が位置検知センサ28a,28bにそれぞれ検知され(Ta,Tb)、回転停止しているレジストロール24に到達する(T2−T1)(ステップ205)。同時に、位置検知センサ28a,28bにより斜行量が演算される(ステップ206)。
次に、ステップ206において演算された斜行量が0.6mm以上の場合について説明する。
この場合は、第2の搬送ロール19がさらに回転を続け(T3−T2)、記録紙はループを形成し、同時に記録紙の先端にループを復元する力が働いて、斜行によりレジストロール24に到達していない記録紙の先端部がレジストロール24に突入して斜行が改善される(ステップ207)。続いて、第2の搬送ロール19は、未転写像に同期させるために所定の時間(T4−T3)停止し(ステップ208)、その後、第2の搬送ロール19及びレジストロール24が回転を開始して(T4)記録紙が搬送される(ステップ209)。次に、回転したレジストロール24により搬送された記録紙の後端部が用紙検知センサ26に到達すると、用紙検知センサ26が記録紙の後端部を検知し(T5)(ステップ210)、さらに、記録紙の後端部がレジストロール24を通過するとレジストロール24は停止する(T6)(ステップ211)。その後、記録紙は2次転写位置を経て定着器15に搬送され、定着された後、排出トレイ38に排出される(ステップ212)。
一方、ステップ206において演算された斜行量が0.6mm未満の場合について説明する。この場合は、斜行補正が実行されない。
即ち、第2の搬送ロール19及びレジストロール24は、記録紙の先端がレジストロール24に突入して通過するまで回転する(T3−T2)(ステップ213)。続いて、第2の搬送ロール19及びレジストロール24は、未転写像に同期させるために所定時間(T4−T3)停止する(ステップ214)。続いて、第2の搬送ロール19及びレジストロール24が回転を開始(T4)して搬送される(ステップ215)。さらに、用紙検知センサ26が記録紙の後端部を検知し(T5)(ステップ216)、記録紙の後端部がレジストロール24を通過すると(T6)レジストロール24は停止する(ステップ217)。その後、記録紙は2次転写位置を経て定着器15に搬送され、定着された後、排出トレイ38に排出される(ステップ212)。
尚、図14に示すフローチャートにおいて、記録紙としてロール紙が選択される場合は、斜行補正が実行されず、その制御ステップは第1の実施の形態と同様なので説明を省略する。
以上詳述したように、本発明によれば、画像形成装置において、記録紙の種類によって斜行補正の有無を切り替える制御を行うことにより、斜行量を増大させることなく画像形成を出力することができる。例えば、記録紙として本来斜行量が小さいロール紙を使用する場合には、斜行補正を行わずに同期手段による同期のみを行うことにより、斜行量が増大することを防止することができる。
また、記録紙としてカット紙を使用する場合は、斜行量を検知するセンサを設け、センサの検知結果に基づき、斜行補正の有無を判断する制御を行うことにより、常に、斜行量を小さくすることができる。
給紙トレイを説明するための図である。 記録紙の斜行補正方法を説明するための図である。 ループが形成された記録紙を説明するための図である。 斜行量と斜行補正後の斜行量とを説明するための図である。 ロール紙用カセットを説明するための図である。 第1の実施の形態が適用される画像形成装置の全体構成を説明するための図である。 UIによって、カット紙が選択された場合の記録紙の制御を説明するための図である。 UIによって、ロール紙が選択された場合の記録紙の制御を説明するための図である。 記録紙の制御ステップを説明するためのフローチャートである。 第2の実施の形態が適用される画像形成装置の全体構成を説明するための図である。 第3の実施の形態が適用される画像形成装置の全体構成を説明するための図である。 位置検知センサの動作を説明するための図である。 第3の実施の形態が適用される画像形成装置において、UIによって、カット紙が選択された場合の記録紙の制御を説明するための図である。 第3の実施の形態が適用される画像形成装置において、記録紙の制御ステップを説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1…画像プロセス系、2…シート搬送系、3…転写ユニット、9…中間転写ベルト、10…駆動ロール、12…2次転写ロール、13…対向ロール、15…定着器、17N,17P…フィードロール、18N,18P…収容トレイ、19…第2の搬送ロール、20…搬送路、21N,21P…搬送路、23N,23P…第1の搬送ロール、24…レジストロール、25…カッター、26…用紙検知センサ、28…位置検知センサ、34…排出ロール、35…排出口、38…排出トレイ、41…制御部、42…IPS(Image Processing System)、50…給紙トレイ、52…記録紙、53…搬送ロール、54…レジストロール、60…ロール紙用カセット、61…ロール紙、62…ロール紙支持部、63…ロール紙受け部、100…本体、102…画像読取部、110…UI(ユーザーインターフェース)、511,512…ガイド、1Y,1M,1C,1K…画像形成ユニット、2Y,2M,2C,2K…感光体、3Y,3M,3C,3K…帯電器、4Y,4M,4C,4K…露光部、5Y,5M,5C,5K…現像器、7Y,7M,7C,7K…クリーナ、8Y,8M,8C,8K…イレーズランプ、30Y,30M,30C,30K…トナーカートリッジ

Claims (5)

  1. 像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、
    前記トナー像形成手段により前記像担持体上に形成されたトナー像が転写される記録紙を給紙する給紙手段と、
    前記給紙手段により給紙される前記記録紙の斜行を補正する斜行補正手段と、
    前記斜行補正手段による前記補正の有無を切り替える切替制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記給紙手段は、前記記録紙としてカット紙を供給するカット紙給紙手段及び当該記録紙としてロール紙を供給するロール紙給紙手段を有し、
    前記記録紙がカット紙の場合は当該カット紙の斜行を補正し、前記記録紙がロール紙の場合は当該ロール紙の斜行を補正しない、ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記カット紙給紙手段は、前記カット紙を搬送する特有の搬送路を有し、前記ロール紙給紙手段は、前記ロール紙を搬送する特有の搬送路を有する、ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記記録紙の斜行量を検知する検知手段をさらに備え、
    前記切替制御手段は、前記検知手段により検知された前記斜行量に基づき、前記斜行補正手段による前記補正の有無を切り替えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記斜行量が0.6mm以上の場合に前記記録紙の斜行を補正し、前記斜行量が0.6mm未満の場合に前記記録紙の斜行を補正しない、ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
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CN110857918A (zh) * 2018-08-23 2020-03-03 柯尼卡美能达株式会社 图像检查装置以及程序
US11805217B2 (en) 2021-03-30 2023-10-31 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image recording device, method of controlling image recording device, and non-transitory computer-readable recording medium therefor

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