JP2006232336A - 包装箱 - Google Patents

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JP2006232336A
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plate
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JP2005050208A
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Yoichi Nishikawa
洋一 西川
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Rengo Co Ltd
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Rengo Co Ltd
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Abstract

【課題】内容物を簡単に取り出すことができ、かつ、開口部が確実に閉止される包装箱を提供する。
【解決手段】周壁1を形成する対向した側板2を外側へ湾曲させ、各側板2からそれぞれ延びる内端板7及び外端板8の基端と先端の輪郭を膨出弧状とし、内端板7に外端板8で覆われる振出口9を設け、内端板7及び外端板8を重なり合うように順次内側へ折り曲げて、周壁1の両側稜部の握離に伴い、側板2の湾曲が弾力的に変化して、振出口9が開閉されるようにする。また、内端板7の輪郭の曲率を外端板8の輪郭の曲率よりも小さく設定することにより、外端板8の先端縁が他方の側板2の内面に当接して、外端板8の浮き上がりが防止されるようにする。さらに、周壁1の底部を角筒状として、側板2に底角から上方へ途中までY字状の罫線4を入れ、側板2の復元力の低下を防止する。
【選択図】図4

Description

この発明は、菓子箱等として使用される包装箱であって、周壁の側板が膨らむように湾曲したものに関する。
従来より、ギフト商品等の包装箱として、ピローケースと呼ばれるものが使用されている。この包装箱は、周壁を形成する対向した側板を外側へ湾曲させ、各側板からそれぞれ延びる内端板及び外端板の基端と先端の輪郭をそれぞれ同一曲率の膨出弧状とし、内端板及び外端板を重なり合うように順次内側へ折り曲げて端面を閉止し、内容物を取り出す際には、外端板及び内端板を順次起こして、端面を開放するものである。
しかしながら、上記のような包装箱では、箱の開閉に手間がかかるほか、開封後、端面を再度閉じようとしても、外端板が浮き上がって開口部が完全に閉止されなくなるという問題があった。
そこで、この発明は、内容物を簡単に取り出すことができ、かつ、開口部が確実に閉止される包装箱を提供することを課題とする。
上記のような課題を解決するため、この発明は、周壁を形成する対向した側板を外側へ湾曲させ、各側板からそれぞれ延びる内端板及び外端板の基端と先端の輪郭を膨出弧状とし、内端板及び外端板を重なり合うように順次内側へ折り曲げて、端面を閉止した包装箱において、内端板に外端板で覆われる振出口を設け、周壁の両側稜部の握離に伴い、側板の湾曲を弾力的に変化させて振出口を開閉するようにしたのである。
また、内端板の輪郭の曲率を外端板の輪郭の曲率よりも小さく設定することにより、外端板の先端縁が他方の側板の内面に当接して、外端板の浮き上がりが防止されるようにしたのである。
さらに、振出口の反対側に位置する周壁の底部が角筒状となるようにして、側板に底角から振出口側の途中まで罫線を入れ、この罫線をY字状とし、振出口を開く際、側板に作用する折曲力が罫線に沿って分散するようにしたのである。
この発明に係る包装箱では、周壁の両側稜部を握り、又はその握りを離すだけで、側板の湾曲が弾力的に変化して、内端板に設けた振出口が外端板により開閉されるので、振出口を介して、内容物を極めて簡単に取り出すことができる。
また、内端板と外端板の輪郭の曲率に差を設けることにより、外端板の先端縁が他方の側板の内面に当接して、外端板の浮き上がりが防止されるようにしたので、振出口を確実に閉止でき、箱内への埃の侵入を防止することができる。
さらに、周壁の底部を角筒状として、側板に底角から振出口側の途中まで罫線を入れ、この罫線をY字状としたので、開閉を繰り返しても、側板が罫線のない部分まで折れ曲がることがなく、側板の復元力が低下しにくくなり、開閉性能が維持される。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この包装箱は、板紙を材料として、図1に示すようなブランクから形成される。このブランクでは、図1に示すように、周壁1となる部分が2枚の側板2を連設して形成され、一方の側板2の外側には継代片3が連設されている。各側板2には、下端中央部から上方へ向けて途中までY字状の罫線4が入れられ、各側板2の下端には、罫線4の両側にそれぞれ底板5,6が連設されている。
各側板2の上端にはそれぞれ内端板7及び外端板8が連設され、これらの基端と先端の輪郭は膨出弧状とされている。これらの輪郭のうち、内端板7の先端縁と、外端板8の先端縁及び基端罫線とは同一の曲率とされ、内端板7の基端罫線は、これらよりも小さな曲率となっている。このため、内端板7の長軸と基端罫線の中間部との距離は、内端板7及び外端板8の長軸と他の輪郭の中間部との距離よりも短くなっている。
内端板7には、側板2との境界に沿って振出口9が設けられ、振出口9に臨む側板2の端縁には盛上部10が設けられている。振出口9の内側には側板2から延びる吊下片11が設けられ、外端板8の先端縁中間部にも吊下片11が連設されている。吊下片11の基端にはミシン目状の切目線12が設けられている。
上記のようなブランクを組み立てて粒状チョコレート菓子等の商品を包装するには、図2に示すように、2枚の側板2を対向するように折り曲げ、継代片3を他方の側板2の外側部内面に貼り付けて周壁1を形成し、各側板2を罫線4沿いに屈曲させて、周壁1の下部を角筒状とし、底板5,6を貼り合わせて周壁1の底面を閉止する。
次に、側板2の上部を膨らむように湾曲させ、周壁1の天面が開いた状態で、内容物を箱内に収納した後、内端板7及び外端板8を重ね合わせるように順次内側へ折り曲げて、振出口9を外端板8で覆い、吊下片11同士を貼り合わせて封緘する。
このように封緘した包装箱を開封する際には、切目線12に沿って吊下片11を切り離し、図3に示すように、内端板7と外端板8とが重なり合った状態で、周壁1の両側稜部を握って内側へ押す。
これに伴い、図4に示すように、側板2の湾曲が拡大し、外端板8が窪みつつ、振出口9が開口するので、包装箱を傾けて、振出口9から内容物Bを振り出すことができる。
その後、周壁1の握りを離すと、側板2の湾曲が復元して、図3に示すように、振出口9が再び閉じられ、外端板8の先端縁が他方の側板2の上部内面に当接して、外端板8の浮き上がりが防止され、振出口9の閉止状態が維持される。このとき、他方の側板2には盛上部10が形成されているので、外端板8が側板2の上部に確実に嵌合する。
また、この包装箱では、側板2に入れた罫線4をY字状としているので、周壁1の両側稜部を握って振出口9を開く際、側板2に作用する折曲力が罫線4に沿って分散し、開閉を繰り返しても、側板2が罫線4のない部分まで折れ曲がることがなく、側板2の復元力が低下しにくくなり、開閉性能が維持される。
なお、この実施形態では、周壁1を形成するため、同一の大きさの2枚の側板2を周壁1の一側で継ぎ合わせるようにしたが、一方の側板2の両側に分割した側板2を連設し、これらの側板2を周壁1の中間部で継ぎ合わせるようにしてもよい。
この発明の実施形態に係る包装箱のブランクを示す図 同上の包装箱の封緘状態を示す斜視図 同上の開封後の閉止状態を示す斜視図 同上の商品の振出状態を示す斜視図
符号の説明
1 周壁
2 側板
3 継代片
4 罫線
5,6 底板
7 内端板
8 外端板
9 振出口
10 盛上部
11 吊下片
12 切目線

Claims (3)

  1. 周壁を形成する対向した側板を外側へ湾曲させ、各側板からそれぞれ延びる内端板及び外端板の基端と先端の輪郭を膨出弧状とし、内端板及び外端板を重なり合うように順次内側へ折り曲げて、端面を閉止した包装箱において、内端板に外端板で覆われる振出口を設け、周壁の両側稜部の握離に伴い、側板の湾曲を弾力的に変化させて振出口を開閉するようにしたことを特徴とする包装箱。
  2. 請求項1に記載の包装箱において、内端板の輪郭の曲率を外端板の輪郭の曲率よりも小さく設定することにより、外端板の先端縁が他方の側板の内面に当接して、外端板の浮き上がりが防止されるようにしたことを特徴とする包装箱。
  3. 請求項1又は2に記載の包装箱において、振出口の反対側に位置する周壁の底部が角筒状となるようにして、側板に底角から振出口側の途中まで罫線を入れ、この罫線をY字状としたことを特徴とする包装箱。
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