JP2006232116A - 幼児拘束装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な構造で、持ち運びや置き場所の確保等の利便性が良く、車両シートへの幼児の拘束性を向上させた幼児拘束装置を提供することにある。
【解決手段】 乗員が着座するシートクッション6aと、該乗員が背もたれするシートバック6bと、シートバック6bの上方に配設されるヘッドレスト6cを備えた車両シート6に装着される幼児拘束装置20であって、シートバック6bとヘッドレスト6cとの連結部であるヘッドレストステイ6dに着脱可能で、車両シート6に着座する幼児7の頭部7aを支持する幼児用ヘッドレスト21と、幼児用ヘッドレスト21より延設された肩ウェビング33,34を有し、肩ウェビング33,34の下端を幼児7の股を通してシートクッション6aまたはシートバック6bに固定するようにした。
【選択図】 図9

Description

本発明は、車両シートに幼児を拘束する幼児拘束装置に関する。
車両のシートに幼児を拘束する装置(CRS:Child Restraint System)、いわゆるチャイルドシートを車両に固定するCRS取付基準として、国際標準化機構にて「ISO−FIX」規格が定められており、国内にて販売される車両に適用されるようになってきた。この規格では、車両シート側に該車両シートの幅より狭い位置にCRS固定用の被係合部(アンカ)を、CRS側にこのアンカに係合する所定形状の係合部をそれぞれ設けなければならない旨が定められている。
前記規格に準拠したチャイルドシートは、幼児が着座するシートクッションと、前記幼児が背もたれするシートバックとが一体に形成されたチャイルドシート本体を有し、車両シートに設けられた被係合部に係合する係合部が備えられている。
特許文献1には、既装備のシートベルトを利用し、子供の身体を固定保護し、かつ取り外し、移動、携帯が楽にできる子供助手席用補助シートベルトが開示されている。この子供助手席用補助シートベルトは、幼児の腹部を保護する腹部保護部と、前記腹部保護部に連結され、助手席のヘッドレストステイに係合し、前記幼児の肩を拘束する肩拘束ベルトとを有し、既装備であり、乗員の肩を拘束する肩ウェビングと、既装備であり、乗員の腰を拘束する腰ウェビングとを係止して一帯にしたシートベルトを前記腹部保護部に形成された通し穴に通して既装備のバックルに固定するようにしたものである。
特許文献2には、チャイルドシートとしても利用可能な自動車用シートが開示されている。この自動車用シートは、座部と背当て部とその上端に取り付けたヘッドレスト部とからなり、チャイルドシートとして利用するときには、ヘッドレスト部を背当て部から取り出して逆転し、前記ヘッドレスト部の脚部を連結する連結部の上端に設けたバックルをシートの座部に設けた第一のアンカープレートに固定すると共に、前記脚部の下端に連続したベルトを背当て部の中央付近に設けたベルトフックに係止するようにしたものである。
特開2003−312438号公報 特開2002−59764号公報
しかしながら、上述したチャイルドシートでは、幼児を拘束することができるものの、それ自体が大きくかさばるため、チャイルドシートの持ち運び及び置き場所の確保などで、利便性が悪いという問題がある。
特許文献1に記載の子供助手席用補助シートベルトでは、利便性が良いものの、大人を助手席に拘束するシートベルトを利用して助手席に幼児を拘束しており、前記助手席に幼児を間接的に拘束することとなるので、前記シートベルトと腹部保護部との間に緩みが生じ易く、拘束性が悪いという問題がある。
特許文献2に記載の自動車用シートでは、幼児を拘束することができるものの、その構造が複雑となり、製造コストが嵩んでしまうという問題がある。
そこで、本発明は、前述した問題に鑑み提案されたもので、簡易な構造で、持ち運びや置き場所の確保等の利便性が良く、車両シートへの幼児の拘束性を向上させた幼児拘束装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決する第1の発明に係る幼児拘束装置は、乗員が着座するシートクッションと、該乗員が背もたれするシートバックと、該シートバックの上方に配設されるヘッドレストを備えた車両シートに装着される幼児拘束装置であって、前記シートバックと前記ヘッドレストとの連結部に着脱可能で、前記車両シートに着座する幼児の肩を拘束する肩ウェビングを有し、前記肩ウェビングの下端を前記幼児の股を通して前記シートクッションまたは前記シートバックに固定したことを特徴とする。
上述した課題を解決する第2の発明に係る幼児拘束装置は、乗員が着座するシートクッションと、該乗員が背もたれするシートバックと、該シートバックの上方に配設されるヘッドレストを備えた車両シートに装着される幼児拘束装置であって、前記シートバックと前記ヘッドレストとの連結部に着脱可能で、前記車両シートに着座する幼児の頭部を支持する幼児用ヘッドレストと、前記幼児用ヘッドレストより延設された肩ウェビングを有し、前記肩ウェビングの下端を前記幼児の股を通して前記シートクッションまたは前記シートバックに固定したことを特徴とする。
上述した課題を解決する第3の発明に係る幼児拘束装置は、第1の発明または第2の発明に記載された幼児拘束装置であって、前記肩ウェビングの下端にバックルが接続されると共に、前記シートクッションまたは前記シートバックに、先端にタングが連結された股ウェビングが接続され、前記バックルと前記タングとが連結自在になっていることを特徴とする。
上述した課題を解決する第4の発明に係る幼児拘束装置は、第3の発明に記載された幼児拘束装置であって、前記股ウェビングが前記車両シートの略座中心に配置されることを特徴とする。
上述した課題を解決する第5の発明に係る幼児拘束装置は、第3の発明または第4の発明に記載された幼児拘束装置であって、前記股ウェビングの他端には該股ウェビングを巻き取る巻取り手段が連結され、前記巻取り手段が前記シートクッションまたは前記シートバックに配置されることを特徴とする。
上述した課題を解決する第6の発明に係る幼児拘束装置は、第2の発明乃至第5の発明の何れかに記載された幼児拘束装置であって、前記幼児用ヘッドレストが、上下方向に位置を調整する位置調整手段を有することを特徴とする。
上述した課題を解決する第7の発明に係る幼児拘束装置は、第2の発明乃至第6の発明の何れかに記載された幼児拘束装置であって、前記幼児用ヘッドレストが、車両後方に向かって凸となるように凹ませることを特徴とする。
第1の発明に係る幼児拘束装置によれば、幼児専用シートベルトである肩ウェビングを用いて車両シートに幼児を拘束するので、車両シートへの幼児の拘束性が向上する。また、従来のチャイルドシートのような座席部材が無いので、幼児拘束装置自体が小型であると共に、簡易な構造であり、持ち運びし易く、利便性が向上する。
第2の発明に係る幼児拘束装置によれば、幼児専用シートベルトである肩ウェビングを用いて車両シートに幼児を拘束するので、車両シートへの幼児の拘束性が向上する。また、従来のチャイルドシートのような座席部材が無いので、幼児拘束装置自体が小型であると共に、簡易な構造であり、持ち運びし易く、利便性が向上する。さらに、車両シートのヘッドレストまで頭部が届かない幼児であっても、幼児用ヘッドレストにて幼児の頭部を支持することができると共に、保護することができる。
第3の発明に係る幼児拘束装置によれば、第1の発明および第2の発明と同様な作用効果を奏する他、車両シートに着座する幼児への装着が容易になり、利便性が向上する、
第4の発明に係る幼児拘束装置によれば、第3の発明と同様な作用効果を奏する他、股ウェビングが幼児の股の間に配置されることとなり、幼児を車両シートに合わせて適切に着座させることができる。
第5の発明に係る幼児拘束装置によれば、第3の発明および第4の発明と同様な作用効果を奏する他、幼児拘束装置を使用しないときには巻き取り手段により股ウェビングを巻き取り、車両シートに大人が着座した際の座り心地の低下を抑制することができる。
第6の発明に係る幼児拘束装置によれば、第2の発明乃至第5の発明と同様な作用効果を奏する他、車両シートに着座する幼児の身長(座高)に合わせて幼児用ヘッドレストの位置を調整することができるので、利便性が向上する。
第7の発明に係る幼児拘束装置によれば、第2の発明乃至第6の発明と同様な作用効果を奏する他、車両シートに着座した幼児の頭部が左右に揺れるのを防止することができる。また、車両が側面衝突した際に幼児の頭部を保護することができる。
以下に、本発明に係る幼児拘束装置を実施するための最良の形態を実施例に基づき具体的に説明する。
図1は、本発明の第1の実施例に係る幼児拘束装置の斜視図である。図2は、図1におけるII−II矢視断面図である。図3は、本発明の第1の実施例に係る幼児拘束装置を車両シートに装着した状態の説明図であり、図3(a)にその正面、図3(b)にその側面を示す。
本発明の第1の実施例に係る幼児拘束装置10は、図3に示すように、乗員が着座するシートクッション6aと、該乗員が背もたれするシートバック6bと、シートバック6bの上方に配設されるヘッドレスト6cを備えた車両シート6に装着される。この幼児拘束装置10は、図1及び図3に示すように、車両シート6に着座する幼児7の左右の肩を拘束する1本の肩ウェビング2と、車両シート6に着座する幼児7の股に配置される股ウェビング4を有する。
肩ウェビング2の両端は、1つのバックル1に固定される。即ち、図2に示すように、肩ウェビング2の先端をバックル1内の固定部1aに巻き付け折り返しを縫製することで、肩ウェビング2がバックル1に固定される。バックル1は、樹脂製のカバーで覆われる。肩ウェビング2には、肩ウェビング2よりも幅広なソフトプロテクト8が取り付けられており、肩ウェビング2が捩れたり、幼児7の身体を車両シート6に拘束するときの圧迫力が幼児7の身体の一箇所に集中してかかったりするのを防いでいる。
股ウェビング4の一端部側には、タング3が取り付けられる。タング3とバックル1とは連結自在になっている。即ち、図2に示すように、バックル1の一側部に形成された穴1cから図示しないタングを差し込むことで、このタングが板金からなるベースブラケット1bに固定されバックル1とタングとが連結する一方、バックル1のボタン1d(図1を参照)を押下することにより、バックル1に連結されたタングは、ベースブラケット1bから外される。よって、車両シート6に着座する幼児7への装着が容易になり、利便性が向上する。
股ウェビング4の他端部側には、図1に示すように、股ウェビング4を巻き取り自在の巻取り手段であるリトラクタ5が取り付けられる。ここで、バックル1が係合部に相当し、タング3が被係合部に相当する。
リトラクタ5は、図3に示すように、車両シート6に乗員が着座する中心となる略座中心に位置し、シートバック6bの後部側に配置される。よって、股ウェビング4が幼児7の股の間に配置されることとなり、幼児7を車両シート6に合わせて適切に着座させることができる。なお、リトラクタ5は、車両シート6に乗員が着座する中心となる略座中心に位置し、シートクッション6aの後部側に配置したり、シートバック6b内に内蔵したり、シートクッション6a内に内蔵したりしても良い。股ウェビング4は、幼児拘束装置10を使用しないときにはリトラクタ5により巻き取られており、車両シート6に大人が着座した際の座り心地の低下を抑制している。
以下に、幼児拘束装置10の取り付け手順を説明する。
最初に、リトラクタ5から股ウェビング4を引き出す。続いて、シートクッション6aに幼児7を着座させる。このとき、股ウェビング4を幼児7の股の間に配置する。続いて、肩ウェビング2をシートバック6bの上部に配設されるヘッドレスト6cとシートバック6bとの連結部であるヘッドレストステイ6dに巻きつけて係止する。肩ウェビング2を幼児7の肩を拘束するように配置すると共に、幼児7の腹部にバックル1を配置する。バックル1とタング3とを連結する。よって、幼児拘束装置10により幼児7を車両シート6に拘束することができる。
したがって、本発明の第1の実施例に係る幼児拘束装置10によれば、幼児専用シートベルトである肩ウェビング2を用いて車両シート6に幼児7を拘束するので、車両シート6への幼児7の拘束性が向上する。また、従来のチャイルドシートのような座席部材が無いので、幼児拘束装置10自体が小型であると共に、簡易な構造であり、持ち運びし易く、利便性が向上する。
なお、上述した幼児拘束装置10では、肩ウェビング2にバックル1を連結し、股ウェビング4にタング3を連結したものを用いて説明したが、肩ウェビングにタングを連結し、股ウェビングにバックルを連結するようにしても良い。このような構造の幼児拘束装置であっても、上述した幼児拘束装置10と同様な作用効果を奏する。
以下に、本発明の第2の実施例に係る幼児拘束装置について、図を用いて具体的に説明する。第2の実施例に係る幼児拘束装置は、上述した第1の実施例に係る幼児拘束装置の肩ウェビングに幼児用ヘッドレストを取り付けたものであり、それ以外は上記幼児拘束装置と同じ構造を有する。第1の実施例に記載の幼児拘束装置と同じ部材には同一符号を付記し、その説明を省略する。
図4は、本発明の第2の実施例に係る幼児拘束装置の斜視図である。図5は、その後面視斜視図であり、図5(a)にそれが有する幼児用ヘッドレストを最下段に調整したときの状態、図5(b)にそれが有する幼児用ヘッドレストを最上段に調整したときの状態を示す。図6は、本発明の第2の実施例に係る幼児拘束装置の幼児用ヘッドレストの位置調整手段の構造説明図である。図7は、図6におけるVII−VII矢視断面図である。図8は、図6におけるVIII矢視図であり、図8(a)にその全体、図8(b)にその拡大を示す。図9は、本発明の第2の実施例に係る幼児拘束装置を車両シートに装着した状態の説明図であり、図9(a)にその正面、図9(b)にその側面を示す。
本発明の第2の実施例に係る幼児拘束装置20は、図9に示すように、車両シート6に装着される。幼児拘束装置20は、図4、図5、および図9に示すように、シートバック6bとヘッドレスト6cとの連結部、即ち、ヘッドレスト6cをシートバック6bに支持固定するヘッドレストステイ6dに着脱可能で、車両シート6に着座する幼児7の頭部7aを支持する幼児用ヘッドレスト21を有する。幼児用ヘッドレスト21は、車両シート6のヘッドレスト6cと同様にウレタン・パッドなどで製造される。
幼児用ヘッドレスト21は、幼児7の頭部7aを支持する支持部21aと、支持部21aの両側からそれぞれ車両前方に向かって延設される保護部21b,21cを有しており、車両後方に向かって凸となる凹み部21fが形成される。幼児用ヘッドレスト21をこのような形状にすることで、幼児7が睡眠したときなど、幼児7の頭部7aを支持して、幼児7の頭部7aの左右への揺れを保護することができる。また、車両が側面衝突した際にも、幼児7の頭部7aを保護することができる。
幼児用ヘッドレスト21の後部21dには、図5、図6、および図9に示すように、車両シート6のヘッドレストステイ6dに固定でき、幼児用ヘッドレスト21の位置を調整できる位置調整手段である位置調整機構22が板金からなる連結部材23を介して取り付けられる。この位置調整機構22は、調整用スライドレール24と、調整用スライドレール24に形成された穴24aに沿って移動自在な調整用スライダー25と、調整用スライダー25に連結され、幼児用ヘッドレスト21をヘッドレストステイ6dに支持する支持部26を有する。支持部26の他端部側には車両シート6のヘッドレストステイ6dが差し込み可能な差込穴27が形成される。これら調整用スライドレール24、調整用スライダー25、支持部26は板金からなり、これらの周囲は樹脂製のカバー部材35,36にて覆われる。
カバー部材35の一側部には、図8に示すように、穴35aが形成される。この穴35a近傍には、弾性部材であるゴム材28が樹脂材29でかしめられてスライド用スリット31が形成される。調整用スライドレール24には、調整用スライダー25の一端部側が嵌め込まれる。調整用スライダー25の一端部側における断面は略U字状になっており、そのU字の端部から外側に延在する延在部25aがそれぞれ形成される。調整用スライドレール24と調整用スライダー25の延在部25aとの間には樹脂材32が充填される。このような構造にすることにより、調整用スライダー25が調整用スライドレール24上を移動可能になると共に、幼児用ヘッドレスト21自体の重量では、調整用スライダー25が移動しないようになる。
幼児用ヘッドレスト21の下部21eには、具体的には、図7に示すように、調整用スライドレール24の下部に肩ウェビング34の先端を巻き付け折り返し縫製することで、肩ウェビング34が幼児用ヘッドレスト21に固定される。肩ウェビング35も、肩ウェビング34と同様に幼児用ヘッドレスト21に固定される。肩ウェビング33,34の下端は、図4及び図9に示すように、1つのバックル1に取り付けられる。肩ウェビング33,34には、肩ウェビング33,34よりも幅広なソフトプロテクト8が取り付けられる。バックル1と図示しないタングとは連結自在になっている。
以下に、幼児拘束装置20の取り付け手順を説明する。
最初に、リトラクタ5から股ウェビング4を引き出す。続いて、幼児用ヘッドレスト21の支持部36に形成された差込穴36aに、ヘッドレストステイ6dを通して、シートバック6bの上方に幼児用ヘッドレスト21を固定する。続いて、シートクッション6aに幼児7を着座させる。このとき、股ウェビング4を幼児7の股の間に配置する。肩ウェビング33,34を幼児7の肩を拘束するように配置すると共に、幼児7の腹部にバックル1を配置する。バックル1と股ウェビング4に連結されたタングとを連結する。よって、幼児拘束装置20により幼児7を車両シート6に拘束することができる。
したがって、本発明の第2の実施例に係る幼児拘束装置20によれば、上述した幼児拘束装置10と同様な作用効果を奏する他、幼児7の頭部7aを確実に保護することができる。幼児7が睡眠したときなど、幼児7の頭部7aを支持して、幼児7の頭部7aが左右に揺れるのを防止することができる。車両が側面衝突した際に幼児7の頭部7aを保護することができる。位置調整機構22を設けたことで、車両シート6に着座する幼児7の身長(座高)に合わせて幼児用ヘッドレスト21の位置を調整することができるので、利便性が向上する。
本発明は、車両シートに幼児を拘束する幼児拘束装置に利用することが可能である。
本発明の第1の実施例に係る幼児拘束装置の斜視図である。 図1におけるII−II矢視断面図である。 本発明の第1の実施例に係る幼児拘束装置を車両シートに装着した状態の説明図である。 本発明の第2の実施例に係る幼児拘束装置の前面視斜視図である。 本発明の第2の実施例に係る幼児拘束装置の後面視斜視図である。 本発明の第2の実施例に係る幼児拘束装置の幼児用ヘッドレストの位置調整手段の構造説明図である。 図6におけるVII−VII矢視断面図である。 図6におけるVIII矢視図である。 本発明の第2の実施例に係る幼児拘束装置を車両シートに装着した状態の説明図である。
符号の説明
1 バックル
2 肩ウェビング
3 タング
4 股ウェビング
5 リトラクタ
6 車両シート
7 幼児
10 幼児拘束装置
20 幼児拘束装置
21 幼児用ヘッドレスト
22 位置調整機構
24 調整用スライドレール
25 調整用スライダー
26 支持部

Claims (7)

  1. 乗員が着座するシートクッションと、該乗員が背もたれするシートバックと、該シートバックの上方に配設されるヘッドレストを備えた車両シートに装着される幼児拘束装置であって、
    前記シートバックと前記ヘッドレストとの連結部に着脱可能で、前記車両シートに着座する幼児の肩を拘束する肩ウェビングを有し、前記肩ウェビングの下端を前記幼児の股を通して前記シートクッションまたは前記シートバックに固定した
    ことを特徴とする幼児拘束装置。
  2. 乗員が着座するシートクッションと、該乗員が背もたれするシートバックと、該シートバックの上方に配設されるヘッドレストを備えた車両シートに装着される幼児拘束装置であって、
    前記シートバックと前記ヘッドレストとの連結部に着脱可能で、前記車両シートに着座する幼児の頭部を支持する幼児用ヘッドレストと、前記幼児用ヘッドレストより延設された肩ウェビングを有し、前記肩ウェビングの下端を前記幼児の股を通して前記シートクッションまたは前記シートバックに固定した
    ことを特徴とする幼児拘束装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載された幼児拘束装置であって、
    前記肩ウェビングの下端にバックルが接続されると共に、前記シートクッションまたは前記シートバックに、先端にタングが連結された股ウェビングが接続され、前記バックルと前記タングとが連結自在になっている
    ことを特徴とする幼児拘束装置。
  4. 請求項3に記載された幼児拘束装置であって、
    前記股ウェビングが前記車両シートの略座中心に配置される
    ことを特徴とする幼児拘束装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載された幼児拘束装置であって、
    前記股ウェビングの他端には該股ウェビングを巻き取る巻取り手段が連結され、前記巻取り手段が前記シートクッションまたは前記シートバックに配置される
    ことを特徴とする幼児拘束装置。
  6. 請求項2乃至請求項5の何れかに記載された幼児拘束装置であって、
    前記幼児用ヘッドレストは、上下方向に位置を調整する位置調整手段を有する
    ことを特徴とする幼児拘束装置。
  7. 請求項2乃至請求項6の何れかに記載された幼児拘束装置であって、
    前記幼児用ヘッドレストは、車両後方に向かって凸となるように凹ませる
    ことを特徴とする幼児拘束装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101847442B1 (ko) * 2017-02-06 2018-04-24 (주)대한솔루션 자동차용 안전띠 보조장치

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