JP2006231884A - カレンダー綴じ構造 - Google Patents

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Shogo Sugimoto
庄吾 杉本
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Abstract

【課題】日めくりカレンダーを廃棄する際に分解して分別する必要をなくし、かつカレンダー製造時の綴じ合わせ作業を簡単に行えるようにすることである。
【解決手段】カレンダーシートの丁合体1に貫通孔1aを設け、この貫通孔1aにコの字状の溝形部材2の裏板4に形成した筒部7を挿入した状態で、筒部7に抜止ピン3を圧入して、丁合体1を綴じ合わせる構造とし、このとき使用する綴じ具としての溝形部材2および抜止ピン3を可燃性の合成樹脂で形成することにより、カレンダー廃棄時の綴じ具と丁合体1との分別を不要とするとともに、カレンダー製造時の綴じ合わせ作業が簡単に行えるようにしたのである。
【選択図】図1

Description

本発明は、日めくりカレンダーの上端部の綴じ構造に関する。
日めくりカレンダーには、複数枚のカレンダーシートをページ順に重ねた丁合体の上端部を金属製の綴じ具で綴じ合わせたものが多い。図3(a)、(b)は、このような金属製の綴じ具によるカレンダー綴じ構造の一例を示す。このカレンダー綴じ構造は、コの字状に折り曲げた金属板51と金属製の抜止ピン52とからなる綴じ具を使用するもので、金属板51のコの字断面の内側に仮綴じしたカレンダーシート丁合体53の上端部を嵌め込み、カレンダー幅方向の2箇所で、金属板51の表側の板片54にあけた孔54aから丁合体53に抜止ピン52を刺し通し、裏側の板片55の孔55aから突出した抜止ピン52先端部を下向きに折り曲げることにより、丁合体53を綴じ合わせるようになっている。また、丁合体53の上面を覆う金属板51の上板56には、2つの金属製の環状部材57が取付金具58で取り付けられており、両環状部材57に通して結んだ紐59でカレンダーを壁面に打ち付けた釘等(図示省略)に掛けられるようになっている。
ところが、上記のような綴じ構造のカレンダーを廃棄する際には、一般に、可燃物である丁合体や紐と金属製の綴じ具との分別が求められるため、カレンダーの分解が必要となり、この分解作業を面倒に感じることが多い。また、分解作業をする人が綴じ具で手を切る等、ケガをしやすいという問題もある。
これに対して、可燃性の素材で形成した綴じ具を使用するカレンダー綴じ構造として、例えば、カレンダーシートの丁合体の上端部に複数の貫通孔を設け、各貫通孔に紙製の綴じ具の板片に設けた突起を装着した状態で、各貫通孔に接着剤を流し込み、綴じ具をコの字状に折り曲げて丁合体の表面へ接着するものが提案されている(特許文献1参照。)。
上記のように可燃性の綴じ具と接着剤でカレンダーシートの丁合体を綴じ合わせる構造を採用すれば、カレンダーを分解することなく廃棄できるようになるが、カレンダー製造時には、丁合体を綴じ合せた接着剤を乾燥させるのに時間がかかるようになり、作業効率の低下を招く。また、カレンダーの焼却処理の際に、接着剤が燃焼することにより有害ガスが発生するという問題が生じる。
特開2002−29178号公報
本発明の課題は、日めくりカレンダーを廃棄する際に分解して分別する必要をなくし、かつカレンダー製造時の綴じ合わせ作業を簡単に行えるようにすることである。
上記の課題を解決するために、本発明は、カレンダーシートの丁合体を綴じ具により綴じ合わせるカレンダー綴じ構造において、前記丁合体の上端部に貫通孔を設け、前記綴じ具は、前記丁合体上端部の表面または裏面に重ねられる板片に前記丁合体の貫通孔に挿入される筒部を形成し、この板片の筒部を前記丁合体の貫通孔に挿入した状態で、筒部を抜け止めする抜止部材を筒部の先端側から圧入するものとし、前記綴じ具を構成する板片および抜止部材を可燃性素材で形成した構成を採用した。
すなわち、カレンダーシートの丁合体に貫通孔を設け、この貫通孔に板片の片面に形成した筒部を挿入した状態で筒部に抜止部材を圧入して、丁合体を綴じ合わせる構造とし、このとき使用する綴じ具としての板片および抜止部材を可燃性素材で形成することにより、カレンダー廃棄時の綴じ具と丁合体との分別を不要とするとともに、カレンダー製造時の綴じ合わせ作業が簡単に行えるようにしたのである。
上記の構成において、前記綴じ具の板片を前記丁合体上端部の裏面を覆うものとし、この板片に接続されて丁合体上面を覆う上板と、上板に折り曲げ可能に接続されて丁合体上端部の表面を覆い、前記抜止部材の圧入部を通す表板とを、可燃性素材で前記板片と一体形成すれば、丁合体上端部に取り付けられた仮綴用部材等を隠すことができるし、表板や抜止部材に意匠性を付与することもでき、カレンダーの見栄えが良くなる。
また、前記板片の一部を前記上板との境界で折り曲げ、この折曲部に孔をあけて、前記板片を吊下可能とすれば、カレンダーを壁面に打ち付けた釘等に掛ける構造を簡素化することができる。
本発明のカレンダー綴じ構造は、上述したように、カレンダーシートの丁合体に貫通孔を設け、この貫通孔に板片の片面に形成した筒部を挿入した状態で筒部に抜止部材を圧入して、丁合体を綴じ合わせる方法を採用し、綴じ具としての板片および抜止部材を可燃性素材で形成したので、カレンダー廃棄時の綴じ具と丁合体との分別を不要として、カレンダーを分解する手間をなくせるうえ、カレンダー製造時には、接着剤等を用いることなく極めて簡単に綴じ合わせ作業ができ、作業効率の向上を図ることができる。
以下、図1および図2に基づき、この発明の実施形態を説明する。このカレンダー綴じ構造は、図1(a)、(b)に示すように、日めくりカレンダーの丁合体1の上端部を、コの字状の溝形部材2と抜止ピン3とからなる綴じ具で綴じ合わせるもので、溝形部材2および抜止ピン3はそれぞれ可燃性素材としての合成樹脂で形成されている。
前記丁合体1は、図2にも示すように、複数枚のカレンダーシートをページ順に重ね、その裏面側に台紙を重ねたもので、予め図示省略した仮綴用部材で上端部を仮綴じされており、上端部の2箇所に貫通孔1aが設けられている。
前記溝形部材2は、丁合体1上端部の裏面を覆う板片としての裏板4と、この裏板4に接続されて丁合体1上面を覆う上板5と、上板5に折り曲げ可能に接続されて丁合体1上端部の表面を覆う表板6とを一体形成したものである。裏板4の内側面には丁合体1の貫通孔1aに挿入される筒部7が形成され、表板6には、貫通孔1aと対応する位置に、抜止ピン3の胴部3aを通す通孔6aがあけられている。
また、裏板4の長手方向中央部には、上板5との境界上に両端を有する切り込み4aが入れられ、これにより、切り込み4aの内側に上板5との境界で折曲可能な折曲部8が形成されている。この折曲部8には孔8aがあけられ、この孔8aで裏板4が吊り下げられるようになっている。
前記抜止ピン3は、図1(b)に示したように、表板6の通孔6aに通されて裏板4の筒部7の内周に圧入される胴部3aと、通孔6aを通過不能な大きさの頭部3bとからなる。その胴部3aは、筒部7への圧入がスムーズになるように、先端側から尖形部と2段の小径部が形成され、基端側の大径部も僅かに先細りとなっている。
この綴じ構造を採用したカレンダーの綴じ合わせ作業は、溝形部材2の表板6を上板5となす角度が90度以上となるように開いた状態で、裏板4の各筒部7をそれぞれ仮綴じした丁合体1の貫通孔1aに挿入し、表板6を丁合体1表面に重なるように折り曲げて、抜止ピン3を表板6の通孔6aから裏板4の筒部7に圧入するだけでよい。このとき、溝形部材2は、丁合体1上端部に取り付けられた前記仮綴用部材を隠して、カレンダーの見栄えを良くする役割も果たしている。そして、図1に示したように裏板4の折曲部8を上方へ折り曲げるだけで、折曲部8の孔8aでカレンダーを壁面に打ち付けた釘等(図示省略)に掛けられるようになる。
このカレンダー綴じ構造は、上記の構成であり、綴じ具を構成する溝形部材2および抜止ピン3を可燃性素材で形成したので、カレンダー廃棄時の分別を不要とすることができ、カレンダー分解作業をなくすことができる。また、従来の金属製の綴じ具を用いたものに比べて、カレンダーを取扱う人にケガをさせるおそれも少ない。しかも、接着剤を用いることなく極めて簡単に綴じ合わせ作業を行えるので、カレンダー製造時の作業効率の向上を図ることができるし、廃棄後の焼却処理の際に有害ガスが発生することもない。
さらに、カレンダーを廃棄せずにリサイクルしようとする場合には、カレンダーを丁合体1と綴じ具とに簡単に分解でき、それぞれを100%再利用することができる。
上述した実施形態では、綴じ具を構成する各部品を合成樹脂で形成したが、各部品の素材は、可燃性で、綴じ構造の強度を確保できるものであればよく、紙や紙と合成樹脂との混合物等を採用することもできる。
aは実施形態のカレンダー綴じ構造の外観斜視図、bはaの縦断面図 図1のカレンダー綴じ構造の分解斜視図 aは従来のカレンダー綴じ構造の外観斜視図、bはaの縦断面図
符号の説明
1 丁合体
1a 貫通孔
2 溝形部材
3 抜止ピン
4 裏板
5 上板
6 表板
7 筒部
8 折曲部

Claims (3)

  1. カレンダーシートの丁合体を綴じ具により綴じ合わせるカレンダー綴じ構造において、前記丁合体の上端部に貫通孔を設け、前記綴じ具は、前記丁合体上端部の表面または裏面に重ねられる板片に前記丁合体の貫通孔に挿入される筒部を形成し、この板片の筒部を前記丁合体の貫通孔に挿入した状態で、筒部を抜け止めする抜止部材を筒部の先端側から圧入するものとし、前記綴じ具を構成する板片および抜止部材を可燃性素材で形成したことを特徴とするカレンダー綴じ構造。
  2. 前記綴じ具の板片を前記丁合体上端部の裏面を覆うものとし、この板片に接続されて丁合体上面を覆う上板と、上板に折り曲げ可能に接続されて丁合体上端部の表面を覆い、前記抜止部材の圧入部を通す表板とを、可燃性素材で前記板片と一体形成したことを特徴とする請求項1に記載のカレンダー綴じ構造。
  3. 前記板片の一部を前記上板との境界で折り曲げ、この折曲部に孔をあけて、前記板片を吊下可能としたことを特徴とする請求項2に記載のカレンダー綴じ構造。
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