JP2006230880A - 鋏における鋏体の枢着装置 - Google Patents

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Kunihiko Matsuzaki
邦彦 松崎
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Abstract

【課題】予め切味が良好な状態に設定した鋏体の位置関係が変化し、当初の性能が損われることのない鋏体の枢着装置を提供する。
【解決手段】一方の鋏体1に設けた接続孔3の角孔部3aに他方の鋏体2に設けた接続孔4を通じて接続ナット6の角筒部6bを嵌挿し、前記一方の鋏体1を通じて前記接続ナット6に接続ボルト5を螺合する。そして、前記接続ナット6より突出する前記接続ボルト5の先端に緩み止めナット7を螺合して前記接続ナット6に直接又は間接的に圧接させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、鋏を構成する為に、一対の鋏体を中間部において互いに回動自在に枢着する、鋏における鋏体の枢着装置に関するものである。
具体例を挙げるまでもなく、一方の鋏体に設けた透孔を通じて、他の一方の鋏体に設けた螺子孔に枢軸であるねじを螺合して一対の鋏体を回動自在に枢着した構成のものが一般である。
前記従来例は、ねじ杆を螺子孔に螺合しただけの構成を採るため、使用中の鋏体の回動に伴い、当該ねじ杆が緩み勝ちで、この結果、予め切味が良好な状態に設定した両鋏体の位置関係が変化し、鋏の性能(切味)が損われることがある。
本発明は、斯様な常況に鑑み両鋏体の位置関係が変化して切味の損われることのない鋏を提供することを目的として創案したものである。
一方の鋏体に設けた接続孔の角孔部に他方の鋏体に設けた接続孔を通じて接続ナットの角筒部を嵌挿し、前記一方の鋏体を通じて前記接続ナットに接続ボルトを螺合すると共に、前記接続ナットより突出する前記接続ボルトの先端に緩み止めナットを螺合して前記接続ナットに直接又は間接的に圧接させたことを基本的手段とする。
なお、前記緩み止めナットでより強い緩み止め効果を発揮させるために、できるだけ多くのねじ山を確保するには緩み止めナットの厚さ(長さ)を厚くすればする程、その確保が容易となるが、厚く(長く)なることによりナットや接続ボルトの鋏体からの突出量が大きくなり、その結果、外観的見栄えや切断作業に支障をきたすおそれがあるが、前記基本的手段に緩み止めナットの中央部に設けた突出部を接続ナットの中央部に設けた凹陥部に係合した構成を付加することでこれを回避することができる。
本発明によれば、鋏体の回動に伴って回動することのない接続ナットに接続ボルトを螺合して鋏体の回動軸とするものであるから、鋏体の回動(鋏の使用時における)によって接続ナット乃至接続ボルトが緩むことがなく、従って、鋏体の枢着関係を設定当時のまま維持させることができ、緩みによる鋏の性能の低減を未然に防ぐことができる。
図面は本発明に係る鋏における鋏体の枢着装置の一実施例を示し、図1は断面図、図2は接続ナットの正面図、図3は接続ナットの平面図、図4は緩み止めナットの正面図、図5は緩み止めナットの底面図である。
図中、1,2は鋏Aを構成する一方の鋏体と他方の鋏体で、鋏体1,2は、刃側部1a,2aと柄側部1b,2bとの間の中間部に設けた接続孔3,4において接続ボルト5と、これに螺合した接続ナット6および緩み止めナット7によって互いに回動自在に枢着して、前記の通り、鋏Aを構成する。
前記接続孔3,4は、鋏体1,2同士の対向面側を小径部3a,4a、非対向面側を大径部3b,4bとし、しかも、小径部3a,4aに隣接する大径部3b,4bの底縁3b´,4b´をテーパ状とした、全体としてやや断面漏斗形を成し、一方の鋏体1側の接続孔3の小径部3aを断面方形状の角孔で構成した点を除き、各部4a、3b,4bを断面円形状にしたもので、一方の鋏体1側の接続孔3の小径部3aに、他方の鋏体2側の接続孔4を通じて前記接続ナット6の方形状の角筒部6bを嵌合してある。
接続ナット6は、表面(上面)中央部に断面円形の凹陥部9を備えた頭部6a(の下面)に前記角筒部6bを一体に連設して構成したもので、頭部6aを前記接続孔4の大径部4bに嵌合し、かつ、すべり兼調節リング8を介して大径部底縁4b´に係止させるようにして角筒部6bを接続孔4を通じて該接続孔4の小径部4aより突出させ、一方の鋏体1の接続孔3の小径部3aに嵌合して両鋏体1,2に組付けてある。
この接続ナット6の前記角筒部6bには、前記接続ボルト5の螺杆部5bを前記一方の鋏体1に設けた前記接続孔3を通じて螺合、締付けてある。
接続ボルト5は工具の係止溝10を表面に備え、底面側に前記接続孔3の大径部底縁3a´と一致するテーパ縁を設けた頭部5aに螺杆部5bを一体に連設して構成したもので、頭部5aを接続孔3の大径部3bに嵌合し、かつ、すべり止め(緩み止め)兼調節リング11を介して大径部底縁3b´に係止させるようにして螺杆部5bを接続孔3を通じて前記接続ナット6のねじ孔6´に螺合して締付け、螺杆部5b先端を接続ナット6の頭部6aより突出させたものである。
この接続ボルト5の、接続ナット頭部6aより突出する螺杆部5b先端には、すべり止め(緩み止め)リング12を介して前記緩み止めナット7を螺合、締付けてある。
緩み止めナット7は、表面に工具係止用の受止溝13を設けた円形主体部7aの中央部に接続ナット頭部6aに設けた前記凹陥部9の内径とほぼ同径の外径を備えた突出部7bを一体に連設して構成し、突出部7bを凹陥部9に嵌合するようにして接続ボルト5に中央のねじ孔6´において螺合、組付けたものである。
しかして、すべり兼調節リング8を係合した接続孔4にその大径部4b側から接続ナット6を嵌挿して他方の鋏体2に組付け、鋏体2(接続孔4の小径部4a)より突出するナット6の角筒部6bに、接続孔3の小径部3aを嵌合して一方の鋏体1を組合わせ、一方の鋏体1側の、すべり止め兼調節リング11を係合した接続孔3を通じて接続ボルト5の螺杆部5bをナット6に螺合し、ナット6より突出する該螺杆部5bの先端にすべり止めリング12を介して緩み止めナット7を螺合することにより、各刃体1,2を互いに回動自在に枢着して鋏体を得るのである。
なお、緩み止めナット7でより強い緩み止め効果を発揮させるためにできるだけ多くねじ山を確保したいが、該ナット7を実施例のように突出部7bを備えた凸形状にねじ山を増やす場合、該ナットの鋏体2aからの突出が大きくなり、外観的見栄えやカットの作業に支障をきたすおそれがあるため、緩み止めナット7側に突出部7bを設けてその突出分だけねじ山を増加させ、かつ、突出分鋏体2a表面から突出しないように接続ナット6側にそれが係合する凹陥部9を設けてある。
また、すべり兼調節リング8は他方の鋏体2の板厚に対応して適宜厚さにしたものを選択して用い、その厚さは一方の鋏体1側の、角孔で構成した小径部3aに対する接続ナット6の角筒部6bの嵌合量(長さ)で決められ、素材は、硬質性を利用してナット6に対し刃体2を自在に回動させるために用いるもので、例えば樹脂を用いるが、金属を素材としても良い。因みに、すべり止め兼調節リング11の素材は弾性のゴム又は樹脂である。
断面図。 接続ナットの正面図。 接続ナットの平面図。 緩み止めナットの正面図。 緩み止めナットの底面図。
符号の説明
1 一方の鋏体
2 他方の鋏体
3 接続孔
3a 小径部
4 接続孔
5 接続ボルト
6 接続ナット
7 緩み止めナット

Claims (2)

  1. 一方の鋏体に設けた接続孔の角孔部に他方の鋏体に設けた接続孔を通じて接続ナットの角筒部を嵌挿し、前記一方の鋏体を通じて前記接続ナットに接続ボルトを螺合すると共に、前記接続ナットより突出する前記接続ボルトの先端に緩み止めナットを螺合して前記接続ナットに直接又は間接的に圧接させた、鋏体の枢着装置。
  2. 緩み止めナットの中央部に設けた突出部を接続ナットの中央部に設けた凹陥部に係合した、請求項1記載の鋏体の枢着装置。
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JPS6348448U (ja) * 1986-09-18 1988-04-01
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JPH10192574A (ja) * 1996-12-27 1998-07-28 Ota Hasami Seisakusho:Kk

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