JP2006230502A - 検知システム、センサー、検知方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 患者になんら苦痛を与えることは無く常時血液の正確な状態を検知でき、簡便に検知結果の採取ならびにその分析が容易になり、人工透析が必要な時期を正確に患者に通知することができる検知システム、センサー、検知方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】 超小型血液無線センサー1で血液を検知して、無線読取装置2でその血液データを読み取り、小型分析装置3で分析する。
【選択図】 図1
【解決手段】 超小型血液無線センサー1で血液を検知して、無線読取装置2でその血液データを読み取り、小型分析装置3で分析する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、安全な血液透析を可能にする超小型血液無線センサーを用いて人工透析の時期を通知ことができる検知システム、センサー、検知方法およびプログラムに関する。
従来、腎臓に疾患があり人工透析が必要な患者の人工透析を実施する時期については、決まった日時や患者自身が具合が悪いと自覚した時期など、患者の自己管理に任されており、必ずしも医学的に最善の時期に実施されるわけではなかった。
ここで、無線型センサは、非接触で情報の送信を行うICタグを備え、このICタグは、電極対間の通電状態を検出し、検出された通電状態の情報等を記録するICチップおよびICチップに記録されている情報の送信等を行うアンテナを備えている。また、ICタグが備えるICチップには、電極対が接続されており、この電極対は、被検出物により分解される絶縁物質によりコーティングされている。したがって、検体中に無線型センサを投入し、電極対間において通電したか否かにより検体中に被検出物が含まれているか否かを容易に検出し、検出結果をアンテナを介して、例えば、検査システム等に送信することにより迅速に検査結果を得ることで、血液、血清、血漿等の検体中に被検出物が含まれているか否かを容易に検出し、検出結果を迅速、かつ、容易に得ることができる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−139345号公報
しかしながら、上述した従来例においては次のような問題点があった。
人工透析を実施する時期について、患者の容態の急変によっては人工透析が手遅れになる可能性があった。
また、血液の状態の正確な検知には患者から注射器等により血液を採取し分析する必要があるが、患者に苦痛を与えることになる。
そこで、本発明は、患者になんら苦痛を与えることは無く常時血液の正確な状態を検知でき、簡便に検知結果の採取ならびにその分析が容易になり、人工透析が必要な時期を正確に患者に通知することができる検知システム、センサー、検知方法およびプログラムを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、センサーと、そのセンサーが検知した検査情報を分析する分析装置と、を含む検知システムであって、センサーで血液を検知して、分析装置で血液データを読み取り、分析することを特徴とする検知システムである。
請求項2記載の発明は、センサーと、そのセンサーが検知した検査情報を読み取る読取装置と、検査情報を分析する分析装置と、を含む検知システムであって、センサーで血液を検知して、読取装置で血液データを読み取り、分析装置で読み取られた血液データを分析することを特徴とする検知システムである。
請求項3記載の発明は、センサーと、そのセンサーが検知した検査情報を読み取る読取装置と、検査情報を分析する分析装置と、を含む検知システムであって、患者が身体に装着している容器にセンサーを設置し、患者の血液を検知し、読取装置で血液データを読み取り、分析装置で読み取られた血液データを分析することを特徴とする検知システムである。
請求項4記載の発明は、検知した検査情報を分析装置に送って、分析させることを特徴とするセンサーである。
請求項5記載の発明は、センサーと、そのセンサーが検知した検査情報を分析する分析装置と、を利用した検知方法であって、センサーで血液を検知して、分析装置で血液データを読み取り、分析することを特徴とする検知方法である。
請求項6記載の発明は、センサーと、そのセンサーが検知した検査情報を読み取る読取装置と、検査情報を分析する分析装置と、を含む検知方法であって、センサーで血液を検知して、読取装置で血液データを読み取り、分析装置で読み取られた血液データを分析することを特徴とする検知方法である。
請求項7記載の発明は、センサーと、そのセンサーが検知した検査情報を読み取る読取装置と、検査情報を分析する分析装置と、を含む検知方法であって、患者が身体に装着している容器にセンサーを設置し、患者の血液を検知し、読取装置で血液データを読み取り、分析装置で読み取られた血液データを分析することを特徴とする検知方法である。
請求項8記載の発明は、センサーに血液を検知させて、分析装置に血液データを読み取らせ、分析させることを特徴とするプログラムである。
請求項9記載の発明は、センサーに血液を検知させて、読取装置に血液データを読み取らせ、分析装置に読み取らせた血液データを分析させることを特徴とするプログラムである。
請求項10記載の発明は、患者が身体に装着している容器にセンサーに患者の血液を検知させ、読取装置に血液データを読み取らせ、分析装置に読み取らせた血液データを分析させることを特徴とするプログラムである。
本発明の検知システム、センサー、検知方法およびプログラムによれば、患者になんら苦痛を与えることは無く常時血液の正確な状態を検知でき、簡便に検知結果の採取ならびにその分析が容易になり、人工透析が必要な時期を正確に患者に通知することができる。
次に、本発明の一実施の形態について図を参照して詳細に説明する。
図1を参照すると、本実施の形態における検知システムは、超小型血液無線センサー1と、無線読取装置2と、小型分析装置3と、から構成されている。なお、通信方法は、有線であっても、無線であってもよい。
ここで、超小型血液無線センサー1は、人工透析用のチューブ内に装着可能な装置である。
なお、医療のために人体内部に長期間に留置しても腐食することなく。無害である物質として、例えば、ステンレス、白金、チタン等があり、これらの物質によって、超小型血液無線センサー1がコーティングされていてもよい。
無線読取装置2は、超小型血液無線センサー1が検知した検査情報を読み取る機能を有している情報処理装置である。
小型分析装置3は、無線で読み取った検査情報を分析しその結果を表示する機能を有している情報処理装置である。
次に、図2を参照して超小型血液無線センサー1の構成を説明する。
図2は、超小型血液無線センサー1の構成を示すブロック図である。超小型血液無線センサー1は、ICタグ4を含み、このICタグ4にはアンテナ8および電極対10が接続されている。
ICタグ4が有するICチップ6は、ICチップ6におけるデータの処理を制御するデータ制御部12を備えている。データ制御部12には、電極対10の間における通電を検出する通電検出部14および検体中に被検出物が含まれているか否かの検出結果等を記憶するデータ記憶部16が接続されている。なお、人工透析を実施する目安となる検査値(尿素、窒素、アンモニアなど)をモニターできればよい。
ここで、データ記憶部16には、検出結果に加えて、検体を採取された患者の情報、即ち、無線型センサ2と共に検体容器に収容されている検体がどの患者から採取されたものかを識別するための検体識別情報が記録されてもよい。なお、この検体識別情報は、患者から検体を採取する際等にICタグライタから無線型センサ2に対して送信され、無線型センサ2においてアンテナ8を介して受信された後、データ記憶部16に記憶されてもよい。
次に、図3を参照して、本実施の形態における人工透析が必要な時期を検知する処理動作のフローについて説明する。
まず、腎臓に疾患があり人工透析が必要な患者が常時身体(通常腕)に装着しているチューブの中に超小型血液無線センサー1を設置する(S301)。
次に、超小型血液無線センサー1によって患者の血液を検知する(S302)。
そして、外部の小型無線読取装置2により無線で患者の血液データを読み取る(S303)。
小型分析装置3は、その血液データを分析して、所定の表示部に人工透析が必要な時期を表示する(S304)。これにより、患者に人工透析が必要な時期を認識せしめる。
なお、小型無線読取装置2および小型分析装置3は、同一の装置により両者の機能が実現されてもよい。
上記の実施の形態によれば、正確な人工透析時期の通知による腎臓に疾患のある患者の透析機会損失リスクの軽減を図ることができ、また、無痛で正確な血液検査の実施による患者の身体的ないしは精神的負担の軽減をも図ることが可能となる。
すなわち、人工透析が必要な腎臓に疾患のある患者に苦痛を与えることなく、血液の検査ができる。
また、血液の状態が任意に検査できかつ、その結果が容易かつ簡便に分析できる。
さらに、検査結果を患者が即座に知り得ることができ、人工透析等の必要な処置ができる。
また、人工透析の必要がある腎臓に疾患のある患者が医療機関等の専門機関にわざわざ出向くことなく、自宅等で容易に人工透析時期を知ることができる患者自身のためのシステムが実現される。
そして、最善な時期に医療機関に赴いて、人工透析を受けることができるため医療効果の改善、重複医療の削減、外出等にともなう患者の負担(時間、労力、金銭等)の軽減を図ることができる。
さらに、自宅等で素人でも簡易に操作を実施することができる。
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。例えば、上記の実施の形態における超小型血液無線センサー1、無線読取装置2および小型分析装置3の機能を実現するためのプログラムを各装置等に読込ませて実行することにより本システムの機能を実現する処理を行なってもよい。さらに、そのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であるCD−ROMまたは光磁気ディスク等を介して、または伝送媒体であるインターネット、電話回線等を介して伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。
上述する各実施の形態は、超小型血液無線センサー1、無線読取装置2および小型分析装置3が別個に接続されているシステム構成について説明したが、各機能が1つのコンピュータシステムとして実現されている構成や機能毎に複数のサーバ装置等が追加された構成にも適用可能であることはもちろんである。
1 超小型血液無線センサー
2 無線読取装置
3 小型分析装置
2 無線読取装置
3 小型分析装置
Claims (10)
- センサーと、そのセンサーが検知した検査情報を分析する分析装置と、を含む検知システムであって、
前記センサーで血液を検知して、前記分析装置で血液データを読み取り、分析することを特徴とする検知システム。 - センサーと、そのセンサーが検知した検査情報を読み取る読取装置と、検査情報を分析する分析装置と、を含む検知システムであって、
前記センサーで血液を検知して、前記読取装置で血液データを読み取り、前記分析装置で読み取られた前記血液データを分析することを特徴とする検知システム。 - センサーと、そのセンサーが検知した検査情報を読み取る読取装置と、検査情報を分析する分析装置と、を含む検知システムであって、
患者が身体に装着している容器にセンサーを設置し、患者の血液を検知し、前記読取装置で血液データを読み取り、前記分析装置で読み取られた前記血液データを分析することを特徴とする検知システム。 - 検知した検査情報を分析装置に送って、分析させることを特徴とするセンサー。
- センサーと、そのセンサーが検知した検査情報を分析する分析装置と、を利用した検知方法であって、
前記センサーで血液を検知して、前記分析装置で血液データを読み取り、分析することを特徴とする検知方法。 - センサーと、そのセンサーが検知した検査情報を読み取る読取装置と、検査情報を分析する分析装置と、を含む検知方法であって、
前記センサーで血液を検知して、前記読取装置で血液データを読み取り、前記分析装置で読み取られた前記血液データを分析することを特徴とする検知方法。 - センサーと、そのセンサーが検知した検査情報を読み取る読取装置と、検査情報を分析する分析装置と、を含む検知方法であって、
患者が身体に装着している容器にセンサーを設置し、患者の血液を検知し、前記読取装置で血液データを読み取り、前記分析装置で読み取られた前記血液データを分析することを特徴とする検知方法。 - センサーに血液を検知させて、分析装置に血液データを読み取らせ、分析させることを特徴とするプログラム。
- センサーに血液を検知させて、読取装置に血液データを読み取らせ、分析装置に読み取らせた前記血液データを分析させることを特徴とするプログラム。
- 患者が身体に装着している容器にセンサーに患者の血液を検知させ、読取装置に血液データを読み取らせ、分析装置に読み取らせた前記血液データを分析させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005046236A JP2006230502A (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 検知システム、センサー、検知方法およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005046236A JP2006230502A (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 検知システム、センサー、検知方法およびプログラム |
Publications (1)
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JP2006230502A true JP2006230502A (ja) | 2006-09-07 |
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Family Applications (1)
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JP2005046236A Pending JP2006230502A (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 検知システム、センサー、検知方法およびプログラム |
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JP (1) | JP2006230502A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010522575A (ja) * | 2006-10-13 | 2010-07-08 | アスペクト メディカル システムズ,インク. | インターフェースケーブル、及びセンサ |
JP2013508023A (ja) * | 2009-10-16 | 2013-03-07 | バクスター・インターナショナル・インコーポレイテッド | 患者携帯用スキャニングデバイスを用いて最適化された腹膜透析 |
-
2005
- 2005-02-22 JP JP2005046236A patent/JP2006230502A/ja active Pending
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JP2013508023A (ja) * | 2009-10-16 | 2013-03-07 | バクスター・インターナショナル・インコーポレイテッド | 患者携帯用スキャニングデバイスを用いて最適化された腹膜透析 |
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