JP2006227750A - 情報記録媒体および通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】不正読み取り、不正書き込みを防止した情報記録媒体および通信システムを提供すること。
【解決手段】RFIDタグ10は、アンテナ13を有し情報を送受信する処理部12と、処理部12における通信処理を制御する通信制御部16に対して、処理部12における応答信号の送信を禁止する応答禁止モードと、処理部12における応答電波の送信を許可する応答許可モードとのいずれかの応答モードに切り替える切替制御部17とを備える。通信制御部16は、切替制御部17が応答禁止モードに切り替えた場合、処理部12に固有情報を通知する応答信号の送信を禁止する。この結果、RFIDタグ10は、予め取得された固有情報を付された指示信号のみにしたがって情報の送信または情報の書き込みを行う。また、通信制御部16は、切替制御部17が応答許可モードに切り替えた場合、処理部12に対して固有情報を通知する応答信号の送信を許可する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、少なくとも所定の固有情報を記録する情報記録媒体と、この情報記録媒体を用いた通信システムに関する。
従来から、無線通信システムの1つとして、RFID(Radio Frequency Identification)システムが開発されており、医療現場における患者への処置管理、入退室管理、商品管理等に利用されている。このようなRFIDシステムでは、RFIDタグそれぞれに固有の固有情報および患者情報等を記憶するRFIDタグを、患者が身につけるリストバンドなどに付し、専用のリーダライタを用いRFIDタグに対して読取処理、書込処理を行なうことによって患者に対する処置を管理している(特許文献1参照)。
特開2001−34725号公報
ところで、RFIDタグを用いた通信システムでは、各RFIDタグが記憶する固有情報を用いて、RFIDタグに対する情報の読み書きを行う。具体的には、まず、リーダライタは、各RFIDタグが記憶する固有情報を問い合わせる応答要求信号を送信する。その後、RFIDタグは、この応答要求に応じて固有情報を含む応答信号を返信し、リーダライタは、受信した応答信号から各RFIDタグの固有情報を取得する。リーダライタは、読取対象であるRFIDタグの固有情報を付すことによって、RFIDタグを指定したうえで情報の送信あるいは書込を指示する指示信号を送信する。リーダライタは、この指示信号に対応する返信信号を受信し、処理することによってRFIDタグの情報を読み取り、あるいは書込を完了する。
ここで、RFIDシステムでは、RFIDタグとリーダライタとの互換性を確保するため通信規格が規定されている。このため、読み書き対象であるRFIDタグと同一規格のリーダライタを用いることによって、応答要求信号の送信および応答信号の受信を行いRFIDタグの固有情報を取得し、この固有情報をもとにRFIDタグに記憶されている情報の読み書きを行うことが可能である。この結果、従来のRFIDタグを用いた通信システムでは、本来用いられる専用のリーダライタとは別に同一規格のリーダライタを用いることによって、RFIDタグに記憶されている情報の不正読取、また、RFIDタグの情報の不正書込が行われる可能性があるという問題点があった。
この発明は、上記した従来技術の欠点に鑑みてなされたものであり、リーダライタによる不正な情報の読み取りおよび情報の書き込みを制限することができる情報記録媒体および通信システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明にかかる情報記録媒体は、外部装置による非接触通信のアクセス対象となり、当該情報記録媒体自体を識別する固有情報を記録し、この固有情報を用いて記録された情報の読出処理あるいは記録すべき情報の書込処理を行う情報記録媒体であって、前記固有情報の返信を要求する応答要求に対する応答を禁止する制御を行う通信制御手段を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる情報記録媒体は、上記の発明において、前記固有情報の応答を禁止する応答禁止モードと前記固有情報の応答を許可する応答許可モードとのいずれかの応答モードに切り替える切替制御手段を備え、前記通信制御手段は、前記切替制御手段が前記応答禁止モードに切り替えた場合、前記通信制御手段に前記固有情報の返信を禁止させ、前記切替制御手段が前記応答許可モードに切り替えた場合、前記固有情報の返信を許可することを特徴とする。
また、この発明にかかる通信システムは、少なくとも所定の固有情報を記録する外部情報記録媒体と、前記外部情報記録媒体との間で情報の送受信を行うリーダライタとを備えた通信システムにおいて、前記外部情報記録媒体は、前記リーダライタとの間で情報の送受信を行う媒体側通信手段と、前記固有情報の返信を要求する応答要求に対して前記固有情報の返信を禁止する媒体側通信制御手段を備え、前記リーダライタは、前記外部情報記録媒体との間で情報の送受信を行うリーダライタ側通信手段と、予め取得した前記固有情報を付して前記外部情報記録媒体への情報の送信指示あるいは情報の書込指示のいずれかを送信させるリーダライタ側通信制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、この発明にかかる通信システムは、上記の発明において、前記外部情報記録媒体は、前記固有情報の返信を禁止する応答禁止モードと、前記固有情報の返信を許可する応答許可モードとのいずれかの応答モードに切り替える媒体側切替制御手段を備え、前記媒体側通信制御手段は、前記媒体側切替制御手段が前記応答モードを前記応答禁止モードに切り替えた場合、前記固有情報の返信を禁止し、前記媒体側切替制御手段が前記応答モードを前記応答許可モードに切り替えた場合、前記固有情報の返信を許可し、前記リーダライタは、前記固有情報の応答要求の送信を禁止し、予め取得した前記固有情報を付し前記送信指示あるいは前記書込指示のいずれかを行わせる応答要求禁止モードと、前記固有情報の応答要求の送信を許可する応答要求許可モードとのいずれかの指示モードに切り替えるリーダライタ側切替制御手段を備え、前記リーダライタ側通信制御手段は、前記リーダライタ側切替制御手段が前記指示モードを前記応答要求禁止モードに切り替えた場合、前記応答要求の送信を禁止し、予め取得した前記固有情報を付し前記送信指示あるいは前記書込指示のいずれかを送信させ、前記リーダライタ側切替制御手段が前記指示モードを応答要求許可モードに切り替えた場合、前記応答要求の送信を許可することを特徴とする。
また、この発明にかかる通信システムは、上記の発明において、前記媒体側切替制御手段は、前記媒体側通信手段が前記応答要求に応じて前記固有情報を返信した後、前記応答モードを前記応答許可モードから前記応答禁止モードに切り替え、前記リーダライタ側切替制御手段は、前記応答要求の送信と該応答要求に応じた前記外部情報記録媒体からの前記固有情報の応答の受信とをもとに前記外部情報記録媒体の前記固有情報を取得した後、前記リーダライタ側通信制御手段に対して、前記指示モードを前記応答要求許可モードから前記応答要求禁止モードに切り替えることを特徴とする。
また、この発明にかかる通信システムは、上記の発明において、前記外部情報記録媒体と異なる情報記憶媒体から、前記固有情報を読み取る読取手段をさらに備え、前記リーダライタ側切替制御手段は、前記読取手段が前記固有情報を読み取った後、前記リーダライタ側通信制御手段に対して、前記指示モードを前記応答要求許可モードから前記応答要求禁止モードに切り替えることを特徴とする。
本発明にかかる情報記録媒体によれば、通信制御手段が、記憶された固有情報の返信を要求する応答要求に対する応答を禁止する制御を行うようにしているので、情報記録媒体に記録される情報に対するセキュリティを向上させることができる。また、この情報記録媒体を用いることによって、セキュリティを向上させた通信システムを実現することができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態である情報記録媒体および通信システムについて説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付している。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1にかかる情報記録媒体について説明する。本実施の形態にかかる情報記録媒体として、RFID機能を備え、患者が身につけるリストバンドなどに付されたRFIDタグを一例として説明する。本実施の形態1にかかるRFIDタグは、リーダライタから固有情報(以下、「ID情報」とする。)の応答を要求する応答要求信号を受信した場合であっても、この応答要求信号に応じてID情報を含む応答信号の送信を行なわないようにしている。以下、実施の形態にかかるRFIDタグについて説明するとともに、このRFIDタグを用いた通信システムについて説明する。
図1は、本実施の形態1における通信システムの全体構成を示す模式図である。図1に示すように、本実施の形態1における通信システムは、患者1が装着するリストバンド2に付され、固有のID情報を記憶するとともに患者1に関する患者情報等を記憶可能なRFIDタグ10と、RFIDタグ10との間で無線通信を行なうリーダライタ20と、患者情報等の情報を管理する管理装置30とを備える。管理装置30は、リーダライタ20との間で、管理する患者情報等の情報を送受信する。リーダライタ20は、少なくとも、無線通信機能を用いて、管理装置30から送信された情報をRFIDタグ10に書き込み、また、RFID機能を用いて、RFIDタグ10が記憶する情報を読み取り、管理装置30に読み取った情報を送信する。
つぎに、図2を参照して、図1に示すRFIDタグ10およびリーダライタ20について説明する。図2は、図1に示したRFIDタグ10、リーダライタ20、管理装置30の概略構成を示すブロック図である。なお、管理装置30は、リーダライタ20との間で送受信を行う情報を格納するデータベース32を有する。
まず、RFIDタグ10について説明する。RFIDタグ10は、図2に示すように、処理部12と、アンテナ13と、記憶部14と、通信制御部16および切替制御部17を有する制御部15とを備える。処理部12および記憶部14は、制御部15と電気的に接続し、制御部15は、処理部12と記憶部17とにおける動作処理を制御する。
処理部12は、制御部15における通信制御部16の制御のもと、リーダライタ10との間で無線通信を行なう。処理部12は、リーダライタ20から送信された信号をアンテナ13を介して受信し、この受信した信号を必要に応じて復調してリーダライタ20からの指示信号を取得する。処理部12は、取得した指示信号を制御部15に送出する。この指示信号には、記憶部14に記憶されたID情報の応答の要求、記憶部14に記憶された患者情報等の情報の送信指示信号、記憶部14に記憶される患者情報等の情報の書込指示信号などがある。処理部12は、通信制御部16の制御のもと、記憶部14に記憶されたID情報、患者情報等の情報に対応する電気信号を必要に応じて変調し、アンテナ13を介して送信する。処理部12がアンテナ13に対して送信させる信号には、リーダライタ20からのID情報の応答要求に応じてID情報を応答する応答信号、記憶部14に記憶された患者情報等の情報の送信指示に対して指示された情報を送信する情報送信信号がある。また、処理部12は、アンテナ13に対して、リーダライタ20からの情報の書込指示があった場合、情報の書き込みが終了したことを通知する信号を送信させる。
アンテナ13は、処理部12の制御のもと、通信エリア内に存在するリーダライタ20との間において、所定周波数の電波を送受信する。アンテナ13は、受信した電波に対応する電気信号を処理部12に送出する。また、アンテナ13は、処理部12から入力された電気信号に対応する電波をリーダライタ20に対して送信する。アンテナ13は、たとえば、ループ状に導体が巻回されたループアンテナによって形成される。また、アンテナ13は、所定周波数の電波を発するリーダライタにRFIDタグ10が近接したときに誘導電流を発生し、各構成部に誘導電流を供給する。
記憶部14は、各RFIDタグ10固有のID情報が予め記憶されている。また、記憶部14は、制御部15の制御のもと、患者情報等の各種情報などを記憶し、さらに、このRFIDタグ10が付されたリストバンド2を装着する患者1への処置履歴なども記憶する。
制御部15は、処理部12および記憶部14の各処理または動作を制御する。制御部15は、これらの各構成部位に入出力される情報について所定の入出力制御を行い、この情報に対して所定の情報処理を行う。制御部15は、通信制御部16と、切替制御部17とを備える。
通信制御部16は、処理部12における通信処理を制御する。切替制御部17は、通信制御部15に対して、リーダライタ20からのID情報の応答を要求する応答要求に応じて処理部12におけるID情報の応答を禁止する応答禁止モードと、応答要求に応じて処理部12におけるID情報の応答を許可する応答許可モードとのいずれかの応答モードに切り替える。通信制御部16は、切替制御部17が応答モードを応答禁止モードに切り替えた場合、リーダライタ20からのID情報の応答を要求する応答要求に応じるID情報の応答信号の送信を禁止する。この場合、通信制御部16は、処理部12が、アンテナ13を介して、リーダライタ20から送信されたRFIDタグ10のID情報が付された送信指示信号、書込指示信号を受けた場合、これらの指示にしたがって、情報の送信および情報の書き替えを行わせる。また、通信制御部16は、切替制御部17が応答モードを応答許可モードに切り替えた場合、リーダライタ20からの応答要求に応じるID情報の応答信号の送信を許可する。
つぎに、リーダライタ20について説明する。リーダライタ20は、図2に示すように、入力部22と、アンテナ24に接続されたRFID処理部23と、出力部26と、外部通信部27と、記憶部28と、通信切替部29aを有する制御部29とを備える。
入力部22は、リーダライタ20の動作指示およびリーダライタ20が行う処理の指示情報を入力し、各指示情報を制御部29に送出する。また、RFID処理部23は、制御部29の制御のもと、所定周波数の電波を介して、RFIDタグ10の情報を読み取る読取処理およびRFIDタグ10に情報を書き込む書込処理を行う。
読取処理では、RFID処理部23は、RFIDタグ10に対して情報の送信指示に対応した電気信号を必要に応じて増幅、変調し、アンテナ24に送出する。RFID処理部23は、アンテナ24を介して、この電気信号に対応する電波を送信させる処理を行うとともに、アンテナ24を介してRFIDタグ10から送信された信号を受信し、この信号を必要に応じて復調し、RFIDタグ10に記録された情報を取得して制御部29に送出する。書込処理では、情報の書込指示に応じた電気信号を必要に応じて増幅、変調し、アンテナ24を介して、この電気信号に対応する電波を送信させて、RFIDタグ10に対する書込処理を行う。なお、RFID処理部23は、RFIDタグ10がバッテリー機能を備えていない場合には、所定周波数の電波を送信してRFIDタグ10に電力供給を行う。
出力部26は、液晶ディスプレイ、有機エレクトロルミネッセンスディスプレイおよび発光ダイオードなどによって実現され、制御部29の制御のもと、RFIDタグ10および管理装置30との間で送受信した各種情報を表示出力する。また、出力部26は、スピーカーなどによって実現され、制御部29から入力された音声情報の外部への出力を行う。なお、出力部26は、各構成部位による処理の開始または完了を報知する所定の報知表示および/または報知音声を出力し、または、リーダライタ40において処理動作に関するエラーが発生した場合に、このエラーを報知する所定のエラー表示および/またはエラー音声を出力する。
外部通信部27は、RS232C、USB、またはIEEE1394等の外部通信用インターフェース、あるいはIrDA規格に準拠した赤外線通信インターフェース等を用いて実現され、管理装置30との間で情報の送受信を行う。
記憶部28は、処理プログラム等の各種データが予め記憶されたROMと、各処理の演算パラメータ、RFIDタグ10や管理装置30との間で送受信された各種情報、あるいは音声情報等を記憶するRAMとを用いて実現される。
制御部29は、記憶部28に記憶された処理プログラムを実行するCPUを備える。また、入力部22、RFID処理部23、出力部26、外部通信部27および記憶部28の各処理または動作を制御する。この場合、制御部29は、これらの各構成部位に入出力される情報について所定の入出力制御を行い、この情報に対して所定の情報処理を行う。制御部29は、外部通信部27を介して、RFID処理部23から入力されたRFIDタグ10のID情報等を管理装置50に送信する。また、制御部29は、外部通信部27を介して、管理装置50から出力された患者情報等の各種情報を受信する。
通信切替部29aは、RFID処理部23に対して、RFIDタグ10に対するID情報の応答要求信号の送信を禁止する応答要求禁止モードと、RFIDタグ10に対するID情報の応答要求信号の送信を許可する応答要求許可モードとのいずれかの指示モードに切り替える。通信切替部29aは、まず、指示モードを応答要求許可モードに切り替えると、RFID処理部23におけるID情報の応答要求の送信および応答要求に応じたRFIDタグ10からのID情報の応答の受信をもとにRFIDタグ10のID情報を取得した後、RFID処理部23に対して、指示モードを応答要求許可モードから応答要求禁止モードに切り替える。この場合、RFID処理部23は、取得したID情報を付して、情報の読取指示または情報の書込指示に対応する信号をアンテナ24を介して送信させる。
つぎに、図3〜図5を参照して、RFIDタグ10とリーダライタ20との間の無線通信について説明する。まず、RFIDタグ10は、初期設定では、応答許可モードに設定されている。このため、図3に示すように、RFIDタグ10では、リーダライタ20から送信されたID情報の応答を要求する応答要求信号Waを受信した場合、この応答要求信号Waに対応したID情報の応答を行う。この場合、通信制御部16は、応答要求信号電波Waを処理した処理部12からのID情報の応答要求を受け、記憶部14に記憶されたID情報を参照する。通信制御部16は、参照したID情報を処理部12に出力し、処理部12は、ID情報を含む応答信号Wbをアンテナ13を介して返信する。リーダライタ20は、この応答信号Wbを受信し、処理することによって、RFIDタグ10のID情報を取得する。
ここで、リーダライタ20は、図4に示すように、管理装置30等から入力された患者情報等の書込を指示する書込指示信号Wcをアンテナ24を介して送信する。この書込指示信号Wcには、図3に示した応答信号Wbの受信によって取得されたID情報が付される。RFIDタグ10は、書込指示信号Wcを受信すると、通信制御部16が書込指示信号Wcに付されたID情報と記憶部14に記憶されたID情報とを照合する。通信制御部16は、書込指示信号Wcに付されたID情報と記憶部14に記憶されたID情報とが一致した場合、リーダライタ20によって書き込みを指示された患者情報等を記憶部14に書き込む。
その後、RFIDタグ10の切替制御部17は、応答モードを応答許可モードから応答禁止モードに切り替える。応答モードの切り替えは、リーダライタ20から送信された応答禁止モードの切り替えを指示する指示信号の受信をもとに行われる。なお、応答モードの切り替えは、RFIDタグ10に応答方式の切り替えを入力する切り替えスイッチ等を設け、この切り替えスイッチの操作によって切り替えを行ってもよい。通信制御部16は、切替制御部17による応答禁止モードの切り替えによって、処理部12に対する応答信号の返信を禁止させる。この結果、RFIDタグ10は、図5に示すように、応答要求信号Waを受信した場合であっても、応答信号Wbを返信しない。ただし、RFIDタグ10は、ID情報を付した情報送信や書込指示の指示信号を受信した場合であって、各電波に付されたID情報と記憶部14に記憶されるID情報とが一致した場合には、各指示にしたがって情報の送信や書き込みを行う。
さらに、図6〜図8を参照して、実施の形態1における通信システムの通信処理手順について説明する。図6は、実施の形態1における通信システムにおいて、RFIDタグ10のID情報を取得するまでの処理手順を示すフローチャートである。なお、RFIDタグ10は、応答許可モードに設定されている。図6に示すように、リーダライタ20は、ID情報の応答を要求する応答要求信号を送信する(ステップS102)。RFIDタグ10は、リーダライタ20から送信された応答要求信号を受信する(ステップS104)と、この受信した応答要求信号を処理し、要求されたID情報を含む応答信号を送信する(ステップS106)。リーダライタ20は、この応答信号を受信し(ステップS108)、受信した応答信号を処理することによって、RFIDタグ10のID情報を取得する。リーダライタ20は、管理装置30に対して、取得したRFIDタグ10の情報を登録させるID登録処理を行う(ステップS110)。このID登録処理では、リーダライタ20が、外部通信部27を介して、管理装置30に取得したRFIDタグ10のID情報を送信し、管理装置30が、リーダライタ20から送信されたID情報を、RFIDタグ10が付されたリストバンド2を装着する患者1の患者氏名、患者ID等の患者情報に対応させて登録する。
その後、リーダライタ20は、RFIDタグ10に対して、RFIDタグ10が付されたリストバンド2を装着する患者1の患者情報を書き込む処理を行う。この患者情報は、管理装置30からリーダライタ20に送信されたものである。また、この患者情報は、入力部22から入力されたものであってもよい。まず、リーダライタ20は、患者情報等の書き込みを指示する書込指示信号を送信する(ステップS112)。リーダライタ20は、応答信号を受信し、処理することによって取得したID情報を付して書込指示信号を送信する。RFIDタグ10は、この書込指示信号を受信し(ステップS114)、受信した書込指示信号を処理し、書き込みが指示された患者情報を記憶部14に書き込む(ステップS116)。
その後、この通信システムでは、RFIDタグ10のセキュリティ強化のため、RFIDタグ10の応答モードを応答許可モードから応答禁止モードに切り替える。このため、リーダライタ20は、RFIDタグ20に対して、応答許可モードから応答禁止モードへの切り替えを指示する応答禁止指示信号を送信する(ステップS118)。RFIDタグ10は、この応答禁止指示信号を受信する(ステップS120)と、切替制御部17が、応答禁止指示信号の指示にしたがって、通信制御部16に対して、応答モードを応答許可モードから応答禁止モードに切り替える(ステップS122)。また、リーダライタ20では、通信切替部29aが、RFID処理部23に対して、指示モードを応答要求許可モードから応答要求禁止モードに切り替える(ステップS124)。
ここで、図7を参照して、リーダライタ20がRFIDタグ10の情報を読み取る読取処理を行う処理手順について説明する。図7は、実施の形態1における通信システムにおいて、RFIDタグ10の情報を読み取る読取処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、図6で示したように、RFIDタグ10は、ステップS122における応答禁止モードへの切り替えによって、リーダライタ20からの応答要求信号に応じる応答信号の送信が禁止されている。また、リーダライタ20では、ステップS124における応答要求モードへの切り替えによって、RFIDタグ10に対する応答要求モードの送信が禁止されている。したがって、リーダライタ20は、応答要求信号の送信およびRFIDタグ10からの応答信号の受信をもとに読み取り対象であるRFIDタグ10のID情報を取得することができないため、ステップS108、ステップS110において予め取得、登録したID情報を用いて読取処理を行う。
具体的には、図7に示すように、リーダライタ20では、読み取り対象であるRFIDタグ10のID情報を、外部通信部27を介して管理装置30から取得する(ステップS125)。そして、RFID処理部23は、アンテナ24を介して、この取得したID情報を付したうえで情報送信を指示する情報送信指示信号を読み取り対象であるRFIDタグ10に送信する(ステップS126)。RFIDタグ10では、アンテナ13を介して、この情報送信指示信号を受信し(ステップS128)、通信制御部16が、この情報送信指示信号に付されたID情報と記憶部14におけるID情報とを照合する(ステップS130)。通信制御部16は、各ID情報が一致したと判断した場合、情報送信指示信号において指示された情報を記憶部14から抽出する。通信制御部16は、この情報を含む情報送信信号をRFID処理部12から送信させる(ステップS132)。その後、リーダライタ20は、RFIDタグ10から送信された情報送信信号を受信し(ステップS134)、受信した情報送信信号を処理してRFIDタグ10から送信された情報を取得して(ステップS136)読取処理を終了する。
さらに、図8を参照して、リーダライタ20がRFIDタグ10の情報を書き込む書込処理を行う場合について説明する。図8は、実施の形態1における通信システムにおいて、RFIDタグ10に情報を書き込む書込処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、リーダライタ20では、指示モードが応答要求禁止モードに切り替えられており、RFIDタグ10では、応答モードが応答禁止モードに切り替えられている。このため、リーダライタ20は、ステップS108、ステップS110において予め取得、登録したID情報を用いて書込処理を行う。
具体的には、図8に示すように、リーダライタ20では、書き込み対象であるRFIDタグ10のID情報を、外部通信部27を介して管理装置30から取得する(ステップS137)。そして、この取得したID情報を付し、情報の書き込みを指示する書込指示信号を読み取り対象であるRFIDタグ10に送信する(ステップS138)。ここで、RFIDタグ10に書き込まれる情報としては、RFIDタグ10を付されたリストバンド2を装着する患者1に対して行われた医療処置の内容などがある。RFIDタグ10では、アンテナ13を介して、この書込指示信号を受信し(ステップS140)、通信制御部16が、この情報送信指示信号に付されたID情報と記憶部14におけるID情報とを照合する(ステップS142)。通信制御部16が、各ID情報が一致したと判断した場合、制御部15は、書込指示信号において指示された情報を記憶部14に書き込み(ステップS144)、書込処理は終了する。
このように、本実施の形態1におけるRFIDタグ10は、応答モードを応答許可モードと応答禁止モードとのいずれかのモード切り替えることができるため、実施の形態1における通信システムでは、RFIDタグ10の応答モードを応答許可モードに切り替えた場合、RFIDタグ10はID情報の応答が可能であり、リーダライタ20によるRFIDタグ10のID情報の取得を柔軟に行うことができるとともに、RFIDタグ10の応答モードを応答禁止モードに切り替えた場合、RFIDタグ10におけるID情報の応答が禁止されるため、RFIDタグ10の情報を読み取り可能であるリーダライタを用いた場合であっても、RFIDタグ10のID情報を読み取ることができない。すなわち、このようなリーダライタを用いた場合であっても、RFIDタグ10のID情報を読み取ることができず、RFIDタグ10が記憶する情報の読み書きを行うことができない。したがって、実施の形態1における通信システムでは、RFIDタグ10の応答モードを応答禁止モードに切り替えることによって、RFIDタグ10が記憶する情報の読み取り、書き込みを制限することができ、RFIDタグ10に対するセキュリティを強化することができる。
なお、本実施の形態1では、RFIDタグ10における切替制御部17が、応答モードを応答許可モードから応答禁止モードに切り替えた場合について説明したが、切替制御部17は、応答モードを応答禁止モードから応答許可モードに切り替えてもよい。切替制御部17は、応答モードの切替を、リーダライタ20から送信された応答モードの切り替えを指示する指示信号を受信することによって行なってもよく、応答モードの切替指示を入力する入力スイッチ等の操作を介して行ってもよい。
また、切替制御部17は、応答モードの切り替えを指示する指示信号の受信および入力スイッチ等の操作によらず、自動的に応答モードを切り替えてもよい。たとえば、切替制御部17は、記憶部14への情報の書き込みが終了した後、応答モードを応答許可モードから応答禁止モードに切り替えてもよい。また、切替制御部17は、記憶部14が記憶する情報量に対応させて応答モードを応答許可モードあるいは応答禁止モードに切り替えてもよい。たとえば、切替制御部17は、記憶部14が記憶する情報量が所定量を超えた場合には、通信制御部16の応答モードを応答許可モードから応答禁止モードに切り替える。また、切替制御部17は、記憶部14が記憶する情報量が所定量以下になった場合には、通信制御部16の応答モードを応答禁止モードから応答許可モードに切り替える。
(実施の形態2)
つぎに、実施の形態2について説明する。実施の形態1では、応答モードを切り替えることができるRFIDタグを用いた場合について説明したが、実施の形態2では、応答モードを応答禁止モードに固定したRFIDタグを用いるようにしている。
図9は、実施の形態2における通信システムの概略構成を示すブロック図である。図9に示すように、実施の形態2における通信システムは、RFIDタグ210と、光学情報記録媒体240と、リーダライタ220と、管理装置30とを備える。RFIDタグ210と光学情報記録媒体240は、患者1が装着するリストバンド2の一部に取り付けられるリストバンド台紙202に備えられている。このリストバンド台紙202のうち、RFIDタグ210が備えられた領域Saがリストバンド2に取付けられる。また、このリストバンド台紙202のうち、光学情報記録媒体240が備えられた領域Sbは、リストバンド202に取付けられない。
まず、RFIDタグ210について説明する。図2に示すように、RFIDタグ210は、実施の形態1におけるRFIDタグ10と比較し、制御部15に代えて、通信制御部216を有する制御部215を備える。通信制御部216は、処理部12における通信処理を制御する。また、通信制御部216は、ID情報の応答を要求する応答要求信号をアンテナ13を介して受信した場合であっても、ID情報を応答する応答信号の送信を禁止している。このため、図10に示すように、RFIDタグ210は、リーダライタ220から送信された応答要求信号Waを受信した場合であっても、この応答要求信号Waに応じて応答信号Wbを送信しない。なお、制御部215および通信制御部216は、ID情報を付した指示信号を受信した場合、この指示信号に付されたID情報と記憶部14におけるID情報とを照合し、各ID情報が一致していた場合には、指示信号の指示に応じて、情報の送信、情報の書き込み等の処理動作を各構成部に対して行わせる。
光学情報記録媒体240は、光学情報記録媒体240は、符号化された各種情報を表示した情報記録媒体である。この光学情報記録媒体230に記録された情報には、同じリストバンド台紙202に備えられたRFIDタグ210のID情報が含まれている。
リーダライタ220は、図9に示すように、実施の形態1におけるリーダライタ20と比較し、制御部29に代えて、制御部229を備える。また、制御部229は、RFIDタグ210に対して、ID情報の応答を要求する応答要求信号の送信を禁止している。このため、RFID処理部23は、情報の読み書き対象であるRFIDタグ210に対して、予め取得したID情報を付した情報送信指示信号または書込指示信号などの指示信号をアンテナ24を介して送信する。
また、リーダライタ220は、リーダライタ20と比較し、光学情報読取部225をさらに備えた構成を有する。光学情報読取部225は、光学情報記録媒体240に対して赤外光または可視光を送信する半導体レーザ素子または発光ダイオード等の光源と、この光学情報記録媒体240からの反射光を受信するフォトセンサ等の受光素子とによって実現され、受信した光を処理することによって、光学情報記録媒体240の情報を取得する。なお、光学情報読取部225は、CCD、CMOS等と、結像した入力光を電気信号に変換する光電変換部と、光電変換部からの入射光を結像させる光学系とによって実現され、光学情報記録媒体240を撮像処理し、撮像処理によって得られた画像情報を解読して、光学情報記録媒体240の情報を読み取ってもよい。制御部229は、光学情報記録媒体230から読み取った情報のうち、RFIDタグ210のID情報を取得し、外部通信部27を介して、管理装置30に取得したID情報を出力する。
つぎに、図11を参照して、実施の形態2における通信システムの通信処理手順について説明する。まず、リーダライタ220は、RFIDタグ210のID情報を取得する。この場合、リーダライタ220は、RFIDタグ210との間で無線通信を行なわず、RFIDタグ210と同じリストバンド台紙202に備えられた光学情報記録媒体240の情報を読み取り、この光学情報記録媒体240に記録された情報の中からRFIDタグ210のID情報を取得する。このため、リーダライタ220では、図11に示すように、光学情報読取部225が、光学情報記録媒体240の情報を読み取る光学情報読取処理を行う(ステップS202)。その後、制御部229は、光学情報読取部225が読み取った光学情報記録媒体240の情報の中から、RFIDタグ210のID情報を取得する(ステップS204)。その後、リーダライタ220は、図6に示すステップS110と同様の処理手順を行うことによって、管理装置30に対して、取得したRFIDタグ210のID情報を登録させるID登録処理を行う(ステップS210)。このように、実施の形態2では、リーダライタ220は、RFIDタグ210に対する無線通信を行なうことなく、RFIDタグ210と同じリストバンド台紙202に備えられた光学情報記録媒体240を光学的に読み取ることによって、RFIDタグ210のID情報を取得している。
その後、RFIDタグ210に対して書込処理を行う場合、リーダライタ220は、図8に示すステップS137およびステップS138と同様の処理手順を行って、ID取得処理(ステップS211)と書込指示信号の送信処理(ステップS212)を行う。この場合、この書込指示信号には、ID取得処理(ステップS210)において取得したID情報であって、情報の書き込み対象であるRFIDタグ210のID情報が付されている。RFIDタグ210は、図8におけるステップS140〜ステップS144と同様の処理手順を行って、この書込指示信号を受信し(ステップS214)、書込指示信号に付されたID情報と記憶部14におけるID情報とを照合するID照合処理を行い(ステップS216)、各ID情報が一致したと判断した場合には、記憶部14に対して指示された情報を書込む(ステップS218)。
さらに、RFIDタグ210に対して読取処理を行う場合、リーダライタ220は、図7に示すステップS125およびステップS126と同様の処理手順を行って、ID取得処理(ステップS225)と情報送信指示信号の送信処理(ステップS226)を行う。この場合、この情報送信指示信号には、ID取得処理(ステップS225)おいて取得したID情報であって、読み取り対象であるRFIDタグ210のID情報が付されている。RFIDタグ210は、図7におけるステップS128〜ステップS132と同様の処理手順を行って、この情報送信指示信号を受信し(ステップS228)、情報送信指示信号に付されたID情報と記憶部14におけるID情報とを照合するID照合処理を行い(ステップS230)、各ID情報が一致したと判断した場合には、記憶部14における情報を抽出し、処理部12から送信を指示された情報を含む情報送信信号を送信する(ステップS232)。その後、リーダライタ220は、図7に示すステップS134およびステップS136と同様の処理手順を行って、情報送信信号を受信し(ステップS234)、受信した情報送信信号を処理することによって情報を取得し(ステップS236)、読取処理を終了する。
このように、本実施の形態2における通信システムは、ID情報を応答する応答信号の送信を禁止されたRFIDタグ210を用いているため、RFIDタグ210と同規格のリーダライタを用いた場合であっても、RFIDタグ210のID情報を取得することができない。この結果、本実施の形態2における通信システムでは、RFIDタグ210に対する情報の読み書きを制限することができ、RFIDタグ210に対するセキュリティを強化することができる。さらに、実施の形態2における通信システムでは、RFIDタグ210のID情報を記録する光学情報記録媒体240を読み取ることによってRFIDタグ210のID情報を取得することができ、このID情報を用いて、RFIDタグ210の情報の読み書きを円滑に行うことができる。
なお、本実施の形態2では、光学情報読取部225を備えたリーダライタ220を用いて光学情報記録媒体240が記録するID情報を読み取った場合について説明したが、これに限らず、光学情報読取機能を備えた別個の読取装置を用いて光学情報記録媒体240が記録するID情報を読み取ってもよい。この場合、リーダライタ220は、光学情報読取部225を削除した構成としてもよい。また、実施の形態2では、RFIDタグ210のID情報を記録した光学情報記録媒体240を備えたリストバンド台紙202を例に説明したが、光学情報記録媒体240以外の情報記録媒体であってRFIDタグ210のID情報を記録する情報記録媒体を備えたリストバンド台紙202でもよい。また、実施の形態2では、必ずしもリストバンド台紙202にRFIDタグ210のID情報を記録する情報記録媒体を備える必要はなく、RFIDタグ210のID情報を予め取得し、管理装置30に対して登録すれば足りる。また、実施の形態2では、RFIDタグ210のID情報を管理装置30において登録するほか、リーダライタ220の記憶部28に記憶させてもよい。リーダライタ220がRFIDタグ210に対して情報を読み書きする場合に、読み書き対象であるRFIDタグ210のID情報を取得できればよい。
また、上述した実施の形態1,2では、情報記録媒体としてRFIDタグを例にあげて説明したが、この情報記録媒体は、予めバッテリーを有するものであってもよい。
実施の形態1における通信システムの全体構成を示す模式図である。 図1に示すRFIDタグ、リーダライタおよび管理装置の概略構成を示すブロック図である。 図2に示すRFIDタグおよびリーダライタの間の無線通信を説明する図である。 図2に示すRFIDタグおよびリーダライタの間の無線通信を説明する図である。 図2に示すRFIDタグおよびリーダライタの間の無線通信を説明する図である。 実施の形態1における通信システムにおいて、RFIDタグのID情報を取得するまでの処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態1における通信システムの読取処理の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態1における通信システムの書込処理の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態2における通信システムの概略構成を示すブロック図である。 図9に示すRFIDタグとリーダライタとの間の無線通信を説明する図である。 図9に示す通信システムにおける通信処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 患者
2 リストバンド
10,210 RFIDタグ
12 処理部
13 アンテナ
14 記憶部
15,215 制御部
16,216 通信制御部
17 切替制御部
20,220 リーダライタ
22 入力部
23 RFID処理部
24 アンテナ
26 出力部
27 外部通信部
28 記憶部
29,229 制御部
29a 通信切替部
30 管理装置
32 データベース
225 光学情報読取部
240 光学情報記録媒体

Claims (6)

  1. 外部装置による非接触通信のアクセス対象となり、当該情報記録媒体自体を識別する固有情報を記録し、この固有情報を用いて記録された情報の読出処理あるいは記録すべき情報の書込処理を行う情報記録媒体であって、
    前記固有情報の返信を要求する応答要求に対する応答を禁止する制御を行う通信制御手段を備えたことを特徴とする情報記録媒体。
  2. 前記固有情報の応答を禁止する応答禁止モードと前記固有情報の応答を許可する応答許可モードとのいずれかの応答モードに切り替える切替制御手段を備え、
    前記通信制御手段は、前記切替制御手段が前記応答禁止モードに切り替えた場合、前記通信制御手段に前記固有情報の返信を禁止させ、前記切替制御手段が前記応答許可モードに切り替えた場合、前記固有情報の返信を許可することを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体。
  3. 少なくとも所定の固有情報を記録する外部情報記録媒体と、前記外部情報記録媒体との間で情報の送受信を行うリーダライタとを備えた通信システムにおいて、
    前記外部情報記録媒体は、
    前記リーダライタとの間で情報の送受信を行う媒体側通信手段と、
    前記固有情報の返信を要求する応答要求に対して前記固有情報の返信を禁止する媒体側通信制御手段を備え、
    前記リーダライタは、
    前記外部情報記録媒体との間で情報の送受信を行うリーダライタ側通信手段と、
    予め取得した前記固有情報を付して前記外部情報記録媒体への情報の送信指示あるいは情報の書込指示のいずれかを送信させるリーダライタ側通信制御手段と、
    を備えることを特徴とする通信システム。
  4. 前記外部情報記録媒体は、
    前記固有情報の返信を禁止する応答禁止モードと、前記固有情報の返信を許可する応答許可モードとのいずれかの応答モードに切り替える媒体側切替制御手段を備え、
    前記媒体側通信制御手段は、前記媒体側切替制御手段が前記応答モードを前記応答禁止モードに切り替えた場合、前記固有情報の返信を禁止し、前記媒体側切替制御手段が前記応答モードを前記応答許可モードに切り替えた場合、前記固有情報の返信を許可し、
    前記リーダライタは、
    前記固有情報の応答要求の送信を禁止し、予め取得した前記固有情報を付し前記送信指示あるいは前記書込指示のいずれかを行わせる応答要求禁止モードと、前記固有情報の応答要求の送信を許可する応答要求許可モードとのいずれかの指示モードに切り替えるリーダライタ側切替制御手段を備え、
    前記リーダライタ側通信制御手段は、前記リーダライタ側切替制御手段が前記指示モードを前記応答要求禁止モードに切り替えた場合、前記応答要求の送信を禁止し、予め取得した前記固有情報を付し前記送信指示あるいは前記書込指示のいずれかを送信させ、前記リーダライタ側切替制御手段が前記指示モードを応答要求許可モードに切り替えた場合、前記応答要求の送信を許可することを特徴とする請求項3に記載の通信システム。
  5. 前記媒体側切替制御手段は、前記媒体側通信手段が前記応答要求に応じて前記固有情報を返信した後、前記応答モードを前記応答許可モードから前記応答禁止モードに切り替え、
    前記リーダライタ側切替制御手段は、前記応答要求の送信と該応答要求に応じた前記外部情報記録媒体からの前記固有情報の応答の受信とをもとに前記外部情報記録媒体の前記固有情報を取得した後、前記リーダライタ側通信制御手段に対して、前記指示モードを前記応答要求許可モードから前記応答要求禁止モードに切り替えることを特徴とする請求項4に記載の通信システム。
  6. 前記外部情報記録媒体と異なる情報記憶媒体から、前記固有情報を読み取る読取手段をさらに備え、
    前記リーダライタ側切替制御手段は、前記読取手段が前記固有情報を読み取った後、前記リーダライタ側通信制御手段に対して、前記指示モードを前記応答要求許可モードから前記応答要求禁止モードに切り替えることを特徴とする請求項4に記載の通信システム。
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