JP2006224541A - Recording control method and recorder - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、記録ヘッドから被記録媒体に対してインクを吐出して記録する記録制御方法及びその記録制御方法が制御可能な記録装置と液体噴射装置に関する。 The present invention relates to a recording control method for recording ink by discharging ink from a recording head to a recording medium, and a recording apparatus and a liquid ejecting apparatus that can control the recording control method.
記録装置の1つであるインクジェット式プリンタは、記録ヘッドが搭載され、プラテン上にて記録媒体である用紙の搬送方向に直交する主走査方向に往復移動可能なキャリッジを備えている。このようなインクジェット式プリンタは、プラテン上に用紙を搬送しつつキャリッジを往復移動させ、記録ヘッドからインク滴を吐出させることにより用紙に記録するようになっている。したがって、記録ヘッドのインク吐出面とプラテンの用紙搬送面とのギャップは記録精度に大きく影響するため、そのギャップは調節可能に構成されている(特許文献1参照)。 An ink jet printer, which is one of the recording apparatuses, includes a carriage on which a recording head is mounted and which can reciprocate in a main scanning direction perpendicular to a conveyance direction of a sheet as a recording medium on a platen. Such an ink jet printer is configured to record on a sheet by reciprocating a carriage while conveying the sheet on a platen and ejecting ink droplets from a recording head. Therefore, since the gap between the ink ejection surface of the recording head and the sheet conveying surface of the platen greatly affects the recording accuracy, the gap is configured to be adjustable (see Patent Document 1).
インクジェット式プリンタは、記録解像度、すなわち記録速度を変更して記録することができるように構成されている。この記録解像度を変更して記録すると、用紙の単位面積当たりのインク含有量が異なるため、用紙が波打って変形する、いわゆるコックリングの大きさも異なって発生する。ところが、上述した従来のインクジェット式プリンタは、用紙の厚さによってギャップを調整するのみであるため、大きさが異なるコックリングが発生した用紙であってもギャップは一定で記録されている。このため、記録解像度によっては記録精度が低下するおそれがある。 The ink jet printer is configured so that recording can be performed by changing the recording resolution, that is, the recording speed. When recording is performed with this recording resolution changed, the ink content per unit area of the paper is different, so that the so-called cockling size in which the paper undulates and deforms also occurs. However, since the above-described conventional ink jet printer only adjusts the gap depending on the thickness of the paper, even if the paper has cockling of different sizes, the gap is recorded at a constant level. For this reason, depending on the recording resolution, the recording accuracy may be reduced.
本発明は、上記のような種々の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、記録解像度を変更しても記録精度を高精度に維持することができる記録制御方法及びその記録制御方法が制御可能な記録装置と液体噴射装置を提供することにある。 The present invention has been made in view of the various problems as described above, and an object of the present invention is to provide a recording control method capable of maintaining high recording accuracy even when the recording resolution is changed, and the recording control method thereof. An object of the present invention is to provide a controllable recording apparatus and liquid ejecting apparatus.
上記目的達成のため、本発明の記録ヘッドから被記録媒体に対してインクを吐出して記録する記録制御方法では、記録解像度を設定し、設定された前記記録解像度に基づいて前記記録ヘッドと前記被記録媒体とのギャップを自動調整することを特徴としている。これにより、記録解像度の違いによって被記録媒体に異なる大きさのコックリングが発生しても、適切なギャップにてインクを吐出することができるので、高精度な記録を維持することができる。また、前記被記録媒体の種別の記録解像度と前記ギャップの対応テーブルを備えたことを特徴としている。これにより、正確な制御を迅速に行うことができる。 In order to achieve the above object, in a recording control method for ejecting ink from a recording head to a recording medium according to the present invention, recording resolution is set, and the recording head and the recording head are set based on the set recording resolution. It is characterized by automatically adjusting the gap with the recording medium. As a result, even if cockling of a different size occurs on the recording medium due to a difference in recording resolution, ink can be ejected at an appropriate gap, so that highly accurate recording can be maintained. In addition, a correspondence table between the recording resolution of the type of the recording medium and the gap is provided. Thereby, accurate control can be performed quickly.
記録ヘッドから被記録媒体に対してインクを吐出して記録する記録制御方法であって、記録速度を設定し、設定された前記記録速度に基づいて前記記録ヘッドと前記被記録媒体とのギャップを自動調整することを特徴としている。これにより、記録速度の違いによって被記録媒体に異なる大きさのコックリングが発生しても、適切なギャップにてインクを吐出することができるので、高精度な記録を維持することができる。また、前記被記録媒体の種別の記録速度と前記ギャップの対応テーブルを備えたことを特徴としている。これにより、正確な制御を迅速に行うことができる。 A recording control method for recording by ejecting ink from a recording head to a recording medium, wherein a recording speed is set, and a gap between the recording head and the recording medium is set based on the set recording speed. It is characterized by automatic adjustment. As a result, even if cockling of a different size occurs on the recording medium due to a difference in recording speed, ink can be ejected at an appropriate gap, so that highly accurate recording can be maintained. In addition, a correspondence table of the recording speed of the recording medium type and the gap is provided. Thereby, accurate control can be performed quickly.
また、コンピュータにて実行可能な制御プログラムにおいても上記制御ステップを含むことにより達成される。また、記録ヘッドから被記録媒体に対してインクを吐出して記録する記録装置であって、前記記録ヘッドと前記被記録媒体とのギャップを自動調整するギャップ自動調整手段と、上記各制御ステップを制御する制御手段とを備えることを特徴としている。また、被噴射媒体に液体を噴射する液体噴射装置であって、液体噴射ヘッドと前記被噴射媒体とのギャップを自動調整するギャップ自動調整手段と、制御ステップを制御する制御手段とを備えることを特徴としている。これにより、上記作用効果を奏する記録装置又は液体噴射装置を提供することができる。 Also, a control program executable by a computer can be achieved by including the above control steps. In addition, a recording apparatus that records ink by discharging ink from a recording head onto a recording medium, and includes an automatic gap adjusting unit that automatically adjusts a gap between the recording head and the recording medium, and the control steps described above. And a control means for controlling. In addition, the liquid ejecting apparatus ejects liquid onto the ejection medium, and includes an automatic gap adjustment unit that automatically adjusts a gap between the liquid ejection head and the ejection medium, and a control unit that controls a control step. It is a feature. Thereby, it is possible to provide a recording apparatus or a liquid ejecting apparatus that exhibits the above-described effects.
図1は、本発明の一実施の形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式プリンタの外観構成の全体を斜め前方から見た斜視図である。このインクジェット式プリンタ100は、例えばJIS規格のA4判からJIS規格のA2判といった比較的大型のサイズのいわゆるカットされた用紙及びロール状の用紙に印刷できる卓上型の大型のプリンタであり、全体が幅方向に長く延びる略直方体状のハウジング101で覆われている。
FIG. 1 is a perspective view of an overall appearance configuration of an ink jet printer that is one of recording apparatuses according to an embodiment of the present invention, as viewed obliquely from the front. The
このハウジング101の上面には、矩形状の窓部102が形成されている。この窓部102は、透明もしくは半透明の窓カバー103によって覆われている。窓カバー103は、その上部の回動軸を中心に図示矢印a方向に回動可能に取り付けられている。ユーザは、窓カバー103を持ち上げて窓部102を開放することにより、窓部102を通して内部機構のメンテナンス作業等を行うことができる。
A
ハウジング101の前面両側には、複数のインクカートリッジが抜き差しされるカートリッジ収納部104がそれぞれ形成されている。各インクカートリッジは、印刷用の各色のインクを貯留している。各カートリッジ収納部104は、透明もしくは半透明のカートリッジカバー105によって覆われている。カートリッジカバー105は、その下部の回動軸を中心に図示矢印b方向に回動可能に取り付けられている。ユーザは、カートリッジカバー105を軽く押して係止部を外しカートリッジ収納部104を開放することにより、インクカートリッジの交換作業等を行うことができる。
On both sides of the front surface of the
ハウジング101の前面右側のカートリッジ収納部104の上部には、プリンタ動作を指示する操作部110が配設されている。操作部110は、パワーをオン・オフするパワー系、用紙の頭出し等を操作したりインクのフラッシング等を操作する操作系、画像処理等を行う処理系等のボタン111と、状態を表示する液晶パネル112等を備えている。ユーザは、液晶パネル112を見て確認しながらボタン111を操作することができる。
An
ハウジング101の前面右側のカートリッジ収納部104の下部には、廃液タンク120が抜き差しされるタンク収納部106が形成されている。この廃液タンク120は、記録ヘッド162(図5参照)のクリーニング処理時やインクカートリッジの交換時に廃棄される廃インクを貯留する。ユーザは、廃液タンク120を引き出すことにより、内部に溜まっている廃インクの廃棄作業等を行うことができる。
A
ハウジング101の背面には、ロール状の用紙を給紙する給紙部130が上部後方に突き出るように配設されている。給紙部130の内部には、1本のロール状の用紙がセット可能な図示しないロール紙ホルダが配設され、給紙部130の前面には、跳ね上げ式の開閉可能なロール紙カバー131が図示しないロール紙ホルダを覆うように取り付けられている。ユーザは、ロール紙カバー131を持ち上げて給紙部130を開放することにより、ロール状の用紙の取り付け・取り外し作業等を行うことができる。なお、ロール紙カバー131の上面は、カットされた用紙を手差しで給紙案内することが可能な給紙案内面に形成されている。
On the back surface of the
ハウジング101の前面中央、すなわち一対のカートリッジ収納部104の間には、印刷前のカットされた用紙及び印刷後のカットされた用紙またはロール状の用紙を積載する給排紙トレイ200が抜き差しされる給排紙部140が形成されている。なお、この給排紙部140は、搬送時に折り曲げることが不可能な厚手の用紙を手差しで給紙することが可能なようにも形成されている。
Between the front center of the
この給排紙部140には、給排紙トレイ200の前部が差し込まれ、給排紙トレイ200の後部が突き出るようにして固定される。給排紙トレイ200は、カセット型に形成されており、内部に印刷前の給紙されるカットされた用紙が積層収納され、上部に印刷後の排紙されるカットされた用紙またはロール状の用紙が積層載置されるようなっている。このような給排紙トレイ200の詳細構造について、図2〜図4を参照して以下説明する。
A front portion of the paper supply /
図2は、上記給排紙トレイ200の外観構成の全体を斜め前方から見た斜視図である。この給排紙トレイ200は、箱状に形成された給紙トレイ210と、この給紙トレイ210の上面を覆う蓋状に形成された排紙トレイ230を備えている。給排紙トレイ200は、給排紙方向に伸縮自在に形成されており、不使用のときはコンパクトに格納しておくことができ、また使用のときは種々のサイズのカットされた用紙に対応可能になっている。
FIG. 2 is a perspective view of the entire external configuration of the paper feed /
図3及び図4は、給排紙トレイ200が装着された給排紙部140を示す斜視図である。カットされた用紙を積層載置する場合は、図3に示すように、ロール紙案内部240は排紙部材239aの上面に格納した状態、すなわち排紙部材239aの上面はフラットな面にする。これにより、排紙ローラ155(図5参照)を通って排紙されるカットされた用紙は、断面がL字状に形成された案内部145の側面及び底面と排紙部材239a〜239dの上面とで形成される排紙受け面上にスムーズに積層載置される。
3 and 4 are perspective views showing the paper supply /
なお、案内部145の底面には、スポンジマット145aが貼着されている。このスポンジマット145aは、1枚目のカットされた用紙を載置した後、2枚目のカットされた用紙が排紙されてきたとき、2枚目のカットされた用紙の先端が1枚目のカットされた用紙を突付いて排紙受け面から突き落としてしまうことを防止するための滑り止めの機能を有している。
Note that a
一方、ロール状の用紙を積層載置する場合は、図4に示すように、排紙部材239aの上面に格納されているロール紙案内部240の第1の案内板241の他長辺側にユーザが指を掛けて後方に向かって旋回させる。すると、第2の案内板242が第1の案内板241に引っ張られて、長手方向の一端側が持ち上げられ、長手方向の他端側が排紙部材239aの上面に形成されている溝239aaに沿って後方に摺動する。そして、第1の案内板241と第2の案内板242とがなす角度が鋭角になるまで、第1の案内板241を旋回させる。
On the other hand, when stacking roll-shaped sheets, as shown in FIG. 4, on the other long side of the
これにより、第2の案内板242は、その長手方向の一端側が案内部の側面の頂部に近接して滑り台状になる。このため、排紙ローラを通って排紙されるロール状の用紙がカールしていても、その先端が案内部側に巻き込まれてしまうことはなく、その先端は滑り台状の第2の案内板242上を滑走して排紙部材239a〜239dの上面側に導かれる。したがって、ロール状の用紙は、第2の案内板242と排紙部材239a〜239dの上面とで形成される排紙受け面上にスムーズに積層載置される。
Thus, the
図5は、図1のインクジェット式プリンタ100の内部構成の概略を示す断面側面図である。ハウジング101内には、給排紙部140、搬送部150、記録部160と、本発明の特徴的な部分である制御部(制御手段)170等が配設されている。給排紙部140には、カットされた用紙を給紙するためのホッパ141、給紙ローラ142、分離部材143等が配設されている。ホッパ141は、カットされた用紙が載置可能な平板状に形成されており、一端が給紙ローラ142と分離部材143の近傍に位置し、他端が装着されている給排紙トレイ200の給紙トレイ210の底面に近接して位置するように配設されている。そして、ホッパ141は、一端側の裏面にハウジング101の底面に一端が取り付けられた圧縮バネ144の他端が取り付けられており、この圧縮バネ144の伸縮により他端側を中心に一端側が旋回するように配設されている。
FIG. 5 is a cross-sectional side view showing an outline of the internal configuration of the
給紙ローラ142は、断面の一部が切り欠かれたD字状に形成されており、間欠的に回転してホッパ141上のカットされた用紙を摩擦搬送するようになっている。分離部材143は、上面が粗面に形成されており、給紙ローラ142によりカットされた用紙が重送されたときに下層のカットされた用紙を最上層のカットされた用紙から摩擦分離するようになっている。ここで、ホッパ141上に載置されたカットされた用紙と給紙ローラ142との関係について図を参照して説明する。
The
図6は、ホッパ141上に載置されたカットされた用紙と給紙ローラ142との接触状態を示す図である。図6(A)は、ホッパ141上に最大枚数のカットされた用紙Pが載置された場合であり、この場合はホッパ141が上昇したとき、最上層のカットされた用紙P1が給紙ローラ142の切り欠き部分には接触せず、少なくとも円弧開始点142a以降の円周に接触するように調節されている。
FIG. 6 is a diagram illustrating a contact state between the cut sheet placed on the
また、図6(B)は、ホッパ141上に最小枚数(1枚)のカットされた用紙P1が載置された場合であり、この場合はホッパ141が上昇したとき、そのカットされた用紙P1が給紙ローラ142の円弧開始点142aから少し回転した点142bに接触するように調節されている。この接触点142bは、接触点142bから円弧終了点142cまでの円周長さが、用紙P1の先端psからサブローラ151とその従動ローラ152aとの接触点151aまでの間隔と同一長aとなるときの点である。
FIG. 6B shows a case where the minimum number (one) of cut sheets P1 is placed on the
以上のように調節することにより、ホッパ141上に載置されるカットされた用紙Pが最大枚数以下であれば、最上層のカットされた用紙P1の先端psがサブローラ151とその従動ローラ152aとの接触点151aに届くまで、カットされた用紙P1は給紙ローラ142からレリースされないので、カットされた用紙P1をサブローラ151に確実に受け渡すことができ、給紙ミスを無くすことができる。
By adjusting as described above, when the number of the cut sheets P placed on the
搬送部150には、用紙を搬送するためのサブローラ151とその従動ローラ152a、152b、152c、紙送りローラ153とその従動ローラ154、排紙ローラ155とギザローラ156及び用紙を検知する検知センサ157a、157b等が配設されている。サブローラ151は、給紙トレイ210から給紙されるカットされた用紙を排紙トレイ230に排紙するために、カットされた用紙を従動ローラ152a、152b、152cとともに挟持してU字状に反転搬送させるようになっている。また、サブローラ151は、給紙部130から給紙されるロール状の用紙を排紙トレイ230に排紙するために、ロール状の用紙を従動ローラ152cとともに挟持して搬送させるようになっている。
The
紙送りローラ153は、反転搬送されてきたカットされた用紙もしくは給紙されてくるロール状の用紙を従動ローラ154とともに挟持してプラテン163へ送り出すようになっている。排紙ローラ155は、プラテン163を通過してくる用紙をギザローラ156とともに挟持して排紙トレイ230上へ排紙するようになっている。検知センサ157aは、給紙されてくるカットされた用紙のスキュー取りの際の搬送量を検知するようになっている。検知センサ157bは、反転搬送されてくるカットされた用紙もしくは搬送されてくるロール状の用紙の頭出しの際の搬送量を検知するようになっている。
The
記録部160には、キャリッジ161、記録ヘッド162、プラテン163等が配設されている。キャリッジ161は、図示しないキャリッジベルトに連結されており、図示しないキャリッジ駆動装置によってキャリッジベルトが作動すると、キャリッジベルトの動きに連行され、図示しないガイド軸に案内されて往復移動するようになっている。
In the
記録ヘッド162は、例えば2種類のブラックインクを吐出する複数のブラックインク用記録ヘッドと、イエロー、ダークイエロー、シアン、ライトシアン、マゼンタ、ライトマゼンタの6色のインクをそれぞれ吐出する複数のカラーインク用記録ヘッドとを備えている。そして、記録ヘッド162は、圧力発生室とそれに繋がるノズル開口が設けられており、圧力発生室内にインクを貯留して所定圧で加圧することにより、ノズル開口から用紙に向けてコントロールされた大きさのインク滴を吐出するようになっている。
The
図7は、上記キャリッジ161の詳細を前面側から見た斜視図である。このキャリッジ161は、メインキャリッジ61とサブキャリッジ62の2体構造で構成されている。メインキャリッジ61は、主走査方向に往復移動可能に図示しないキャリッジガイド軸に軸支されている。サブキャリッジ62は、底面側に記録ヘッド162が搭載され、メインキャリッジ61の前面側にて記録ヘッド162のインク吐出面に対して垂直方向に移動可能に取り付けられている。
FIG. 7 is a perspective view of the details of the
このように、サブキャリッジ62をメインキャリッジ61に対して相対移動させることにより、記録ヘッド162のインク吐出面とプラテン163の用紙搬送面とのギャップを容易にかつ精度良く調節することができる。この移動機構(ギャップ自動調整手段)70は、ギャップ調節用軸71、ギャップ調節用偏心カム72、ギャップ調節用バネ73、ギャップ調節用当接板74、ギャップ調節用駆動歯車75を備えている。
As described above, by moving the
ギャップ調節用軸71は、軸方向が主走査方向に向いてメインキャリッジ61の前面側の上部両側に設けられている2つの軸受63間に回転自在に貫装されている。ギャップ調節用偏心カム72は、ギャップ調節用軸71の両側にギャップ調節用軸71と共に回転自在にそれぞれ嵌入されている。ギャップ調節用バネ73は、引張コイルバネであり、一端がメインキャリッジ61の前面側の下部両側に係止され、他端がサブキャリッジ62の後面側の上部両側に係止されている。
The
ギャップ調節用当接板74は、サブキャリッジ62の後面側の上部にて各ギャップ調節用偏心カム72と上方から当接するようにサブキャリッジ62と一体的に配設されている。ギャップ調節用駆動歯車75は、軸受63から外側に突出したギャップ調節用軸71の一端にギャップ調節用軸71と共に回転自在に嵌入されている。そして、このギャップ調節用駆動歯車75は、ギャップ調節用歯車機構76と噛み合って駆動されるようになっており、以下で図を参照して説明する。
The gap adjusting
図8は、上記ギャップ調節用歯車機構76とその周辺部を示す斜視図である。このギャップ調節用歯車機構76は、プリンタ内部のサイドフレーム107に配設されており、図示しないモータ駆動軸から連接されているギア列の一端のギア76aが、キャリッジ161の主走査方向の移動によりギャップ調節用駆動歯車75と噛み合い/噛み合い解除されるようになっている。
FIG. 8 is a perspective view showing the gap
ここで、上述したように、キャリッジ161は、サブキャリッジ62をメインキャリッジ61に対して相対移動させて、記録ヘッド162のインク吐出面とプラテン163の用紙搬送面とのギャップを調節する2体構造になっている。したがって、そのギャップ調節が済んでいるときは、サブキャリッジ62をメインキャリッジ61に対して固定しておく必要があり、また、そのギャップ調節を行うときは、サブキャリッジ62のメインキャリッジ61に対する固定を解除しておく必要がある。このため、このキャリッジ161には、サブキャリッジ62をメインキャリッジ61に対して固定/固定解除する係止部材80が配設されている。
Here, as described above, the
図9は、上記メインキャリッジ61の詳細を前面側から見た斜視図、図10は、それを背面側から見た斜視図である。係止部材80は、メインキャリッジ61に配設されており、楔部材81、係止バネ82、爪部83を備えている。楔部材81は、短冊状に形成されており、メインキャリッジ61の前面側に形成されている溝61a内にて主走査方向にスライド自在に嵌め込まれている。そして、この楔部材81の前面側の両端には、楔形状部81aがそれぞれ一体的に形成されている。これらの楔形状部81aは、斜面がキャリッジ161のホームポジション移動方向(図9の右方向)に向くように形成されている。また、楔部材81の背面側の図12に示す左端には、スライド用レバー81bが後方に向かって突出するように一体的に形成されている。このスライド用レバー81bは、溝61aの一部に設けられている切込み61bからメインキャリッジ61の後方に向かって突出するように配設されている。
FIG. 9 is a perspective view of the details of the
係止バネ82は、引張バネであり、メインキャリッジ61の背面側にて、一端が楔部材81の背面側の図12に示す左端に係止され、他端がメインキャリッジ61の背面側の図12に示す左側端に係止されている。この係止バネ82は、楔部材81をキャリッジ161のホームポジション移動方向(図10の左方向)に常時付勢するように配設されている。爪部83は、メインキャリッジ61の前面側の溝61aの両端を挟んだ上下の位置に4つ配設されている。これらの爪部83は、主走査方向の断面が略L字状に形成されており、サブキャリッジ62を先端で引っ掛けて係止可能なように突出して配設されている。
The locking
図11は、上記係止部材80により係止されたメインキャリッジ61とサブキャリッジ62を楔部材81の部分で主走査方向に断面にした断面平面図である。サブキャリッジ62の背面側には、楔部材81の各楔形状部81aの斜面と摺接・離間可能な2つの突起部62aと、各爪部83の先端部が挿入されて係止・離間可能な4つの窓部62b(図7参照)が形成されている。
FIG. 11 is a cross-sectional plan view in which the
各突起部62aは、楔部材81が係止バネ82に引っ張られてキャリッジ161のホームポジション移動方向(図11の右方向)にスライドした状態のとき、各楔形状部81aの斜面と摺接するようになっている。また、キャリッジ161がホームポジションへ移動し、スライド用レバー81bが図示しないプリンタ本体フレームに設けられている固定解除レバー108に当接したとき、各楔形状部81aの斜面から離間するようになっている。各窓部62bは各爪部83の先端が挿入されたとき、各窓部62bの縁部に各爪部83の先端の折れ曲り部が引っ掛かるようになっている。以上のような構成において、移動機構70と係止部材80の動作について図を参照して説明する。
Each
図12(A)、(B)は、キャリッジ161がホームポジションから離れて位置しているときとホームポジションに位置しているときを示す平面図、図13(A)、(B)は、それらのときの側面図、図14(A)、(B)は、それらのときの楔部材81の部分で主走査方向に断面にした断面平面図である。キャリッジ161がホームポジションから離れて位置しているときは、図12(A)及び図13(A)に示すように、ギャップ調節用駆動歯車75はギャップ調節用歯車機構76のギア76aと噛み合っておらず、移動機構70は動作停止状態にある。
12A and 12B are plan views showing when the
そして、図14(A)に示すように、楔部材81は係止バネ82に引っ張られてキャリッジ161のホームポジション移動方向(図14の右方向)にスライドしており、各楔形状部81aの斜面が各突起部62aの先端部と摺接している。このとき、各楔形状部81aの斜面と各突起部62aの先端部との間で摩擦力が発生し、さらに、各突起部62aから各窓部62bの縁部にかけての部分は楔部材81と各爪部83とで挟み込まれるので、サブキャリッジ62はメインキャリッジ61に対して固定されることになる。
Then, as shown in FIG. 14A, the
一方、キャリッジ161がホームポジションに移動すると、図12(B)及び図13(B)に示すように、ギャップ調節用駆動歯車75がギャップ調節用歯車機構76のギア76aと噛み合って、移動機構70は動作可能状態になる。また、図14(B)に示すように、スライド用レバー81bがプリンタ本体フレーム109に設けられている固定解除レバー108に当接して、楔部材81が係止バネ82の弾性力に抗してキャリッジ161のホームポジション移動方向とは逆方向(図14の左方向)にスライドし、各楔形状部81aの斜面が各突起部62aの先端部から離間する。
On the other hand, when the
したがって、各楔形状部81aの斜面と各突起部62aの先端部との間で発生していた摩擦力は消滅し、さらに、楔部材81と各爪部83とで挟み込まれていた各突起部62aから各窓部62bの縁部にかけての部分は解放されるので、サブキャリッジ62のメインキャリッジ61に対する固定は解除されることになる。この状態で、ギャップ調節用歯車機構76を駆動させてギャップ調節用駆動歯車75を回転させることにより、ギャップ調節用軸71を介してギャップ調節用偏心カム72を回転させることができる。
Therefore, the frictional force generated between the slope of each wedge-shaped
したがって、ギャップ調節用当接板74は、ギャップ調節用偏心カム72によりギャップ調節用バネ73の弾性力に抗して押し上げられ、もしくはギャップ調節用バネ73の弾性力により引き下げられる。これにより、サブキャリッジ62はメインキャリッジ61に対して上下動することになるので、記録ヘッド162のインク吐出面とプラテン163の用紙搬送面とのギャップを容易にかつ精度良く調節することができる。
Therefore, the gap adjusting
そして、このギャップ調節が完了した後は、記録開始のためにキャリッジ161はホームポジションから離れるので、図12(A)及び図13(A)に示すように、ギャップ調節用駆動歯車75とギャップ調節用歯車機構76のギア76aとの噛み合いは解除され、移動機構70は動作停止状態になる。そして、図14(A)に示すように、スライド用レバー81bがプリンタ本体フレーム109に設けられている固定解除レバー108から離間するので、楔部材81は係止バネ82に引っ張られてキャリッジ161のホームポジション移動方向(図14の右方向)にスライドし、各楔形状部81aの斜面が各突起部62aの先端部と摺接する。このとき、各楔形状部81aの斜面と各突起部62aの先端部との間で摩擦力が発生し、さらに、各突起部62aから各窓部62bの縁部にかけての部分は楔部材81と各爪部83とで挟み込まれるので、サブキャリッジ62はメインキャリッジ61に対して固定されることになり、調節した上記ギャップは一定に維持されることになる。
After the gap adjustment is completed, the
制御部170は、プリンタコントローラを構成する図示しないメイン基板を備えている。このメイン基板は、図示しないCPU、ROM、RAM、ASIC等の制御素子や記憶素子、及びその他の各種回路素子が装着されている。そして、プリントエンジンを構成する給排紙部140、搬送部150、記録部160等を制御するようになっている。ここで、背景技術でも述べたように、記録解像度(記録速度)を変更して記録すると、用紙の単位面積当たりのインク含有量が異なるため、コックリングの大きさも異なって発生する。従来のインクジェット式プリンタは、用紙の厚さによって記録ヘッドのインク吐出面とプラテンの用紙搬送面とのギャップを調整するのみであるため、大きさが異なるコックリングが発生した用紙であってもギャップは一定で記録されている。このため、記録解像度(記録速度)によっては記録精度が低下するおそれがある。
The
そこで、上記制御部170は、記録時の記録解像度(記録速度)に基づいて、記録ヘッド121のインク吐出面とプラテン163の用紙搬送面(用紙の記録面)とのギャップを適切に自動調整するようになっている。すなわち、制御部170は、プリンタドライバもしくはユーザによる操作部110から入力される記録解像度(記録速度)をRAM等に設定し、ROM等に予め記憶されている記録解像度(記録速度)と上記ギャップとの対応テーブルから、設定した記録解像度(記録速度)に対応するギャップを読み出して移動機構70を制御して自動調整する。
Therefore, the
この対応テーブルには、用紙の種類毎に記録解像度(記録速度)とギャップとの対応関係が書き込まれている。例えば紙系の用紙に対して記録解像度を360dpi、720dpi、1440dpiと変化させたときは、ギャップを1.5mm、2.1mm、2.1mmと調整するように書き込まれている。これにより、記録解像度(記録速度)の違いによって被記録媒体に異なる大きさのコックリングが発生しても、適切なギャップにてインクを吐出することができるので、高精度な記録を維持することができる。 In this correspondence table, the correspondence between the recording resolution (recording speed) and the gap is written for each paper type. For example, when the recording resolution is changed to 360 dpi, 720 dpi, and 1440 dpi for paper-based paper, the gap is written to be adjusted to 1.5 mm, 2.1 mm, and 2.1 mm. As a result, even if cockling of a different size occurs on the recording medium due to a difference in recording resolution (recording speed), ink can be ejected at an appropriate gap, so that highly accurate recording can be maintained. Can do.
このような構成において、インクジェット式プリンタ100にてカットされた用紙に印刷する場合の動作について説明する。給排紙部140に装着された給排紙トレイ200の給紙トレイ210内に積層収納されたカットされた用紙Pは、用紙束が給紙ローラ142の回転に機械的に同期した圧縮バネ144の復元によるホッパ141の上昇により給紙ローラ142に押付けられ、最上層のカットされた用紙Pのみが分離部材143により分離されて搬送部150へ給紙される。
An operation when printing on a sheet cut by the
そして、図15(A)に示すように、給紙されるカットされた用紙Pがサブローラ151とその従動ローラ152aとの接触点151aに到達すると、カットされた用紙Pのスキュー取りが行われる。このスキュー取り方法は、用紙厚によって異なる方法が採られる。すなわち、普通紙以下の薄手のカットされた用紙の場合は、カットされた用紙の先端を少しだけサブローラ151とその従動ローラ152aとの間に食い込ませ、その後にローラ151、152aを逆転させてカットされた用紙を撓ませることにより、カットされた用紙の先端を揃えてスキュー取りする方法が採られる。
Then, as shown in FIG. 15A, when the cut sheet P to be fed reaches the
一方、普通紙より厚手のカットされた用紙の場合は、カットされた用紙の先端をサブローラ151とその従動ローラ152aとの接触点151aに突き当て、給紙ローラ142をスリップさせることでカットされた用紙の先端を揃えてスキュー取りする方法が採られる。なお、上記食い込み量及び突き当て量は、検知センサ157aにより検知され、この検知量にしたがってスキュー取りが制御される。
On the other hand, in the case of paper that has been cut thicker than plain paper, the leading edge of the cut paper is abutted against the
このように、用紙厚によってスキュー取り方法を異ならせるのは、薄手のカットされた用紙は腰が無いために、給紙ローラ142はカットされた用紙上でスリップせずにカットされた用紙を送り出してしまうおそれがあるからであり、厚手のカットされた用紙は薄手のカットされた用紙を貼り合わせた構造であるため、ローラ151、152aを逆転させたときに剥離してしまうおそれがあるためである。
In this way, the skew removal method varies depending on the paper thickness because the thin cut paper is not stiff, and the
スキュー取りが完了したカットされた用紙Pは、図示しない紙送りモータにより駆動されているサブローラ151とその従動ローラ152a、152b、152cに挟持されてU字経路で反転、すなわち給紙方向とは逆方向に搬送される。そして、図15(B)に示すように、カットされた用紙Pの先端が検知センサ157bの検知位置DPに到達すると、カットされた用紙Pの印刷開始位置決めである頭出しが行われる。
The cut sheet P after the skew removal is sandwiched between the sub-roller 151 and its driven
すなわち、カットされた用紙Pの先端が、検知位置DPから紙送りローラ153とその従動ローラ154の間を通って図16(A)に示す頭出し位置HPに到達するまで、検知センサ157bにより搬送量が検知され、この検知量にしたがって頭出しが制御される。なお、従来の頭出しはサブローラ151より上流側に配設されている検知センサ157aにより行っていたが、この頭出しはサブローラ151より下流側に配設されている検知センサ157bにより行うので、検知量が少なくて済み、特に用紙厚による頭出し誤差を無くして頭出し精度を高めることができる。
That is, the leading edge of the cut sheet P is conveyed by the
その後、頭出しが完了したカットされた用紙Pは、図示しない紙送りモータにより駆動されている紙送りローラ153とその従動ローラ154に挟持されて記録部160へ搬送されることになる。したがって、サブローラ151とその従動ローラ152a、152b、152cによるカットされた用紙Pの挟持は搬送精度を悪化させる原因になるので、図16(B)に示すように、各従動ローラ152a、152b、152cはサブローラ151からレリースする。
After that, the cut sheet P for which the cueing has been completed is nipped by a
搬送されるカットされた用紙Pは、図示しない吸引ポンプによりプラテン163上に吸着されて平坦にされ、図示しないキャリッジモータとタイミングベルトにより走査されるキャリッジ161に搭載された記録ヘッド162により印刷される。このとき、インクジェット式記録装置100の制御部は、例えばイエロー、ダークイエロー、マゼンタ、ライトマゼンタ、シアン、ライトシアン、ブラックの計7色のインクカートリッジから記録ヘッド162へ各色インクを供給し、各色インクの吐出タイミング及びキャリッジ161や紙送りローラ153の駆動を制御して、高精度なインクドット制御、ハーフトーン処理等を実行する。そして、印刷が完了したカットされた用紙Pは、図示しない紙送りモータにより駆動されている排紙ローラ155とギザローラ156に挟持されて給排紙部140へ排紙され、給排紙トレイ200の排紙トレイ230上へ積層載置される。
The cut sheet P to be conveyed is sucked and flattened on a
記録ヘッドと被記録媒体とのギャップを自動調整するギャップ自動調整手段を有する記録装置であれば、例えばファクシミリ装置、コピー装置等であっても適用可能である。また、記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を液体噴射ヘッドから被噴射媒体に噴射して液体を被噴射媒体に付着させる液体噴射装置の意味として、例えば、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタ製造に用いる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイや面発光ディスプレイ(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等を備えた装置にも適用可能である。 Any recording apparatus having automatic gap adjusting means for automatically adjusting the gap between the recording head and the recording medium can be applied to, for example, a facsimile apparatus, a copying apparatus, and the like. In addition to a recording apparatus, the meaning of a liquid ejecting apparatus that ejects a liquid corresponding to its use from a liquid ejecting head onto an ejected medium instead of ink and attaches the liquid to the ejected medium is, for example, a liquid crystal display or the like Color material jet head used for manufacturing color filters, electrode material (conductive paste) jet head used for electrode formation for organic EL display and surface emitting display (FED), bio-organic jet head used for biochip manufacturing, precision pipette The present invention can also be applied to an apparatus equipped with a sample ejection head or the like.
61 メインキャリッジ、61a 溝、62 サブキャリッジ、62a 突起部、62b 窓部、63 軸受、70 移動機構、71 ギャップ調節用軸、72 ギャップ調節用偏心カム、73 ギャップ調節用バネ、74 ギャップ調節用当接板、75 ギャップ調節用駆動歯車、76 ギャップ調節用歯車機構、80 係止部材、81 楔部材、81a 楔形状部、81b スライド用レバー、82 係止バネ、83 爪部、100 インクジェット式プリンタ、101 ハウジング、104 カートリッジ収納部、105 カートリッジカバー、108 固定解除レバー、110 操作部、111 ボタン、112 液晶パネル、130 給紙部、140 給排紙部、150 搬送部、160 記録部、161 キャリッジ、162 記録ヘッド、163 プラテン、170 制御部、200 給排紙トレイ、210給紙トレイ、230 排紙トレイ
61 Main carriage, 61a Groove, 62 Subcarriage, 62a Projection, 62b Window, 63 Bearing, 70 Moving mechanism, 71 Gap adjustment shaft, 72 Gap adjustment eccentric cam, 73 Gap adjustment spring, 74 Gap adjustment Contact plate, 75 gap adjusting drive gear, 76 gap adjusting gear mechanism, 80 locking member, 81 wedge member, 81a wedge shaped portion, 81b sliding lever, 82 locking spring, 83 claw portion, 100 ink jet printer, DESCRIPTION OF
Claims (7)
記録解像度を設定し、
設定された前記記録解像度に基づいて前記記録ヘッドと前記被記録媒体とのギャップを自動調整することを特徴とする記録制御方法。 A recording control method for recording by discharging ink from a recording head to a recording medium,
Set the recording resolution,
A recording control method, wherein a gap between the recording head and the recording medium is automatically adjusted based on the set recording resolution.
記録速度を設定し、
設定された前記記録速度に基づいて前記記録ヘッドと前記被記録媒体とのギャップを自動調整することを特徴とする記録制御方法。 A recording control method for recording by discharging ink from a recording head to a recording medium,
Set the recording speed,
A recording control method, wherein a gap between the recording head and the recording medium is automatically adjusted based on the set recording speed.
前記記録ヘッドと前記被記録媒体とのギャップを自動調整するギャップ自動調整手段と、
請求項1〜4の何れか一項に記載の制御ステップを制御する制御手段とを備えたことを特徴とする記録装置。 A recording apparatus for recording by discharging ink from a recording head to a recording medium,
Gap automatic adjustment means for automatically adjusting the gap between the recording head and the recording medium;
A recording apparatus comprising: control means for controlling the control step according to claim 1.
液体噴射ヘッドと前記被噴射媒体とのギャップを自動調整するギャップ自動調整手段と、
請求項1〜4の何れか一項に記載の制御ステップを制御する制御手段とを備えたことを特徴とする液体噴射装置。
A liquid ejecting apparatus that ejects liquid onto an ejection target medium,
Automatic gap adjusting means for automatically adjusting the gap between the liquid jet head and the jetted medium;
A liquid ejecting apparatus comprising: control means for controlling the control step according to claim 1.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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---|---|---|---|---|
JP2013199108A (en) * | 2012-02-24 | 2013-10-03 | Canon Finetech Inc | Apparatus and method of inkjet printing |
JP2015163476A (en) * | 2012-02-24 | 2015-09-10 | キヤノンファインテック株式会社 | Apparatus of inkjet recording and method of inkjet recording |
JP2017128453A (en) * | 2017-05-02 | 2017-07-27 | セイコーエプソン株式会社 | Recording device |
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2005
- 2005-02-18 JP JP2005042791A patent/JP2006224541A/en active Pending
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