JP2006222799A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】特定の中継ノードにトラフィックの集中が生じることに起因する不都合を回避できる、新しい通信ネットワークを構築する複数の中継ノードの形成に供することができるものとする。
【解決手段】一時メモリ部15を管理する一時管理部16と主メモリ部17を管理する主管理部18と動作制御部20とを備え、動作制御部20が、一時管理部16及び主管理部18に、一定時間ごとの受信量及び送信量とを求めて、両者の比較結果をあらわす比較結果データが一時メモリ部15もしくは主メモリ部17に保存される状態となす動作、及び、比較結果データに基づいて検知された受信過多状態,送信過多状態及び受信送信平衡状態に基づいて、所定時間ごとに入力過多状態,出力過多状態もしくは入出力平衡状態を認定し、認定された状態に応じて、入力通信信号についての受信及び出力通信信号についての送信が抑制される状態となす動作、を行わせる。
【選択図】図1

Description

本願の特許請求の範囲に記載された発明は、例えば、複数の通信端末相互間の通信を可能とする通信ネットワークにおいて、情報信号の中継を行う中継ノードの形成に供することができる通信装置に関する。
複数の携帯電話機あるいはパーソナルコンピュータ等とされる通信端末の相互間における情報信号の交換を図る通信は、予め構築された通信ネットワークを通じて、無線方式あるいは有線方式をもって行われる。このような通信ネットワークの比較的新しい形態を成すものとして、メッシュ・ネットワークと称されるものが提案されている。
メッシュ・ネットワークは、中央管理機能を果たす基地ノードとその支配下に置かれる複数の中継ノードとが配されて構築される通信ネットワークとは異なり、中央管理機能を果たす基地ノードに相当するものは無く、複数の中継ノードが、夫々の通信エリアを相互にオーバーラップさせるもとで順次隣接するものとして配され、それにより、通信路を網目状に広げていくようにされた通信ネットワークである。そして、メッシュ・ネットワークにあっては、例えば、ある中継ノードに障害が発生して一旦通信が中断しても、他の中継ノードを経由しての通信の復旧を図ることができる、さらには、新たな中継ノードをネットワークに追加することが容易である等々の利点が得られる。
そして、斯かるメッシュ・ネットワークについては、既に、種々の改良技術が提案されている。このような改良技術としては、例えば、メッシュ・ネットワークにおける中継ノード間において送受される通信信号について、その信号レート,変調態様,周波数帯域等々の信号特性を中継ノードの受信性能に応じて変更することにより、ネットワークにおける一定時間内の情報処理量を拡大させるようにすることが挙げられる(例えば、特許文献1参照。)。また、無線メッシュ・ネットワークを構築する複数の中継ノードの夫々を、指向性アンテナシステムを備えるものとし、中継ノード間における無線通信に応じて、当該中継ノードにおける指向性アンテナシステムにより設定されるアンテナ指向性を選定することにより、ネットワークにおける通信効能を向上させるようにすることも挙げられる(例えば、特許文献2参照。)。
米国特許第6,480,497号明細書 米国特許第6,640,087号明細書
上述のようなメッシュ・ネットワークにあっては、前述のような利点と共に、その欠点も認められる。例えば、メッシュ・ネットワークを構築する複数の中継ノードは、広範に亙って分散されるが、ネットワーク内において伝達される通信情報の各々が最短経路を求めるものとされることにより、通信条件によっては、特定の中継ノードにおける通信情報についてのトラフィックの集中が生じることになってしまう。そして、トラフィックの集中が生じた特定の中継ノードは、ネットワーク内におけるボトルネックとなり、その集中が過度となると、当該特定の中継ノードが送信機能あるいは受信機能を失うことになる事態がまねかれる。こうしたボトルネックとなる中継ノードが、例えば、複数箇所において生じると、それらがネットワーク全体に影響を及ぼし、最悪の場合にはネットワーク全体が正常に機能しないことになる虞がある。
メッシュ・ネットワークを構築しているものが複数の中継ノードであってみれば、上述のような問題は、結局のところ、メッシュ・ネットワークを構築する複数の中継ノードの夫々が果たすべきこととして具えている機能に起因してもたらされることになる。
斯かる点に鑑み、本願の特許請求の範囲に記載された発明は、メッシュ・ネットワークの利点を超える利点を具え、それに加えて、特定の中継ノードにおける通信情報についてのトラフィックの集中が生じることに起因するボトルネックがもたらす不都合を確実かつ効果的に回避することができる、新しい通信ネットワークを構築できる複数の中継ノードの夫々の形成に供することができる通信装置を提供する。
本願の特許請求の範囲における請求項1から請求項5までのいずれかに記載された発明(以下、本発明という。)に係る通信装置は、入力通信信号を受信して入力情報信号を得るとともに出力情報信号に基づく出力通信信号を送信する送受信部と、入力情報信号にフレーム化処理を施して、識別情報が配されたヘッダ領域と通信情報が配された情報領域とを含んだフレームを構成する第1のフレーム化データを得るとともに、処理済識別情報が配されたヘッダ領域と通信情報が配された情報領域とを含んだフレームを構成する第2のフレーム化データにフレーム分解処理を施して上記出力情報信号を得るフレーム処理部と、フレーム処理部から得られる第1のフレーム化データを一時的に格納し、また、第2のフレーム化データを一時的に格納するとともにフレーム処理部へと排出する一時メモリ部と、一時メモリ部に格納された第1のフレーム化データに含まれる識別情報を格納して整理された情報として保存するとともに、格納された識別情報もしくは格納された識別情報に変更処理が加えられた情報を処理済識別情報として一時メモリ部へと排出する主メモリ部と、一時メモリ部における第1のフレーム化データ及び第2のフレーム化データの一時的格納を制御する一時管理部と、主メモリ部における識別情報の格納及び保存及び処理済識別情報の排出を制御する主管理部と、一時管理部及び主管理部に、一時メモリ部における一定時間ごとの第1のフレーム化データの格納量と第2のフレーム化データの排出量とに基づく入力通信信号の受信量及び出力通信信号の送信量とを求めて、入力通信信号の受信量と出力通信信号の送信量とを比較し、比較の結果をあらわす比較結果データが、一時メモリ部もしくは主メモリ部に保存される状態となす動作を行わせるとともに、一時メモリ部もしくは主メモリ部に保存された比較結果データに基づいて検知された入力通信信号についての受信過多状態,出力通信信号についての送信過多状態及び入力通信信号及び出力通信信号についての受信送信平衡状態に基づいて、所定時間ごとに入力過多状態,出力過多状態もしくは入出力平衡状態を認定し、認定された入力過多状態,出力過多状態もしくは入出力平衡状態に応じて、入力通信信号についての受信及び出力通信信号についての送信が抑制される状態となす動作を行わせる動作制御部と、を備えて構成される。
特に、本願の特許請求の範囲における請求項2に記載された発明に係る通信装置にあっては、一時管理部が、一定時間ごとの第1のフレーム化データの格納量と第2のフレーム化データの排出量とを、夫々、格納量データ及び排出量データをもってあらわすものとされる。
上述のように構成される本発明に係る通信装置にあっては、送受信部により受信された入力通信信号に基づく入力情報信号が得られ、フレーム処理部により送受信部からの入力情報信号に基づいて得られる第1のフレーム化データが、一時メモリ部に格納される。そして、一時メモリ部に格納された第1のフレーム化データに含まれる識別情報が取り出され、それが主メモリ部に格納される。主メモリ部に格納された識別情報は、整理された情報とされて主メモリ部に保存されるとともに、変更処理が加えられて、もしくは、変更処理が加えられることなく処理済識別情報として一時メモリ部に格納される。一時メモリ部に格納された処理済識別情報は、それを含んだ第2のフレーム化データの形成に供され、第2のフレーム化データがフレーム処理部へと排出される。フレーム処理部からは、第2のフレーム化データに含まれる通信情報に基づく出力情報信号が得られ、その出力情報信号に基づく出力通信信号が送受信部を通じて送信される。
このようなもとで、一時メモリ部及び主メモリ部についての制御を行う一時管理部及び主管理部が、動作制御部による制御のもとで、以下の動作を行う。先ず、一時メモリ部における一定時間ごとの第1のフレーム化データの格納量と第2のフレーム化データの排出量とに基づく入力通信信号の受信量及び出力通信信号の送信量とを求めて、入力通信信号の受信量と出力通信信号の送信量とを比較し、比較の結果をあらわす比較結果データが、一時メモリ部もしくは主メモリ部に保存される状態となす。その際、一定時間ごとの第1のフレーム化データの格納量と第2のフレーム化データの排出量とについては、夫々、例えば、格納量データ及び排出量データをもってあらわすものとなす。そして、一時メモリ部もしくは主メモリ部に保存された比較結果データに基づいて検知される入力通信信号についての受信過多状態、出力通信信号についての送信過多状態、及び、入力通信信号及び出力通信信号についての受信送信平衡状態に基づいて、所定時間ごとに入力過多状態,出力過多状態もしくは入出力平衡状態を認定し、認定された入力過多状態,出力過多状態もしくは入出力平衡状態に応じて、入力通信信号についての受信及び出力通信信号についての送信が抑制される状態となす。
上述のようにして、本発明に係る通信装置によれば、到来する入力通信信号が受信され、それに通信情報に付随して含まれる識別情報についての変更処理が行われて、もしくは、変更処理が行われることなく、処理済識別情報が得られ、その処理済識別情報と通信情報とを含んだ出力通信信号が、入力通信信号に基づくものとして形成されて、その出力通信信号が送信される。従って、本発明に係る通信装置を、複数個、相互に隣接するものが通信リンクを形成するようにして配置することにより、それらを中継ノードとする通信ネットワークを形成できることになる。
各々が本発明に係る通信装置が適用されて形成されるものとされた複数の中継ノードにより構成される通信ネットワークにあっては、複数の中継ノード間において、通信信号の送信元から送信先に到るまでの通信経路についての情報である経路情報の転送が頻繁に行われることはない。その結果、本来の通信情報についてのトラフィック以外のトラフィックの増大がまねかれて、通信効率が低下してしまうという問題は生じない。また、中継ノードの数が増大しても、それに従って中継ノード間における各中継ノードについての位置や他の中継ノードとのリンク状態等のネットワーク制御情報の送受が頻繁になることもない。その結果、ネットワーク制御情報についてのデータ量が増大して、ネットワークが不安定になってしまうという問題も生じない。
さらに、本発明に係る通信装置にあっては、入力通信信号についての受信過多状態、出力通信信号についての送信過多状態、及び、入力通信信号及び出力通信信号についての受信送信平衡状態が検知され、検知された入力通信信号についての受信過多状態、出力通信信号についての送信過多状態、及び、入力通信信号及び出力通信信号についての受信送信平衡状態に基づいて、所定時間ごとに入力過多状態,出力過多状態もしくは入出力平衡状態が認定され、認定された入力過多状態,出力過多状態もしくは入出力平衡状態に応じて、入力通信信号についての受信及び出力通信信号についての送信が抑制される状態がとられる。それゆえ、各々が本発明に係る通信装置が適用されて形成されるものとされた複数の中継ノードにより構成される通信ネットワークにあっては、特定の中継ノードにおける通信情報についてのトラフィックの集中が生じることに起因するボトルネックがもたらす不都合が、確実かつ効果的に回避される。
従って、本発明に係る通信装置は、本来の通信情報についてのトラフィック以外のトラフィックの増大がまねかれることにより通信効率の低下が生じるという問題、さらには、ネットワーク制御情報についてのデータ量が増大することによりネットワークが不安定になる問題等を伴わないというメッシュ・ネットワークの利点を超える利点を具え、それに加えて、特定の中継ノードにおける通信情報についてのトラフィックの集中が生じることに起因するボトルネックがもたらす不都合を確実かつ効果的に回避することができる、新しい通信ネットワークを構築できる複数の中継ノードの夫々の形成に供することができるものとなる。
本発明を実施するための最良の形態は、以下に述べられる本発明についての適用例及び実施例をもって説明される。
図2は、本発明に係る通信装置の一例の適用例である中継ノードが複数個連結されて構築された通信ネットワークの例を示す。
図2に示される通信ネットワークにあっては、夫々が“ND”と表示されるものとされた複数の中継ノード11a〜11iが、互いに隣接するもの同士が各々の通信可能域を相互にオーバーラップさせて配されている。このような中継ノード11a〜11iのうちの実線矢印によって結ばれている二つが、相互間通信が行われるものである。そして、中継ノード11a〜11iの各々は、それに到来する通信信号に関連した履歴情報等がメモリ手段に格納されて形成されるデータベースDBを備えている(履歴情報ついては後述される。)。
中継ノード11a〜11iの夫々もしくは中継ノード11a〜11iのうちの一部のものには、一つもしくは複数個の、例えば、携帯電話機,パーソナルコンピュータ等の通信端末が、それに所属するものとして登録されている。各通信端末は、それに固有の識別情報によって特定される。
このようなもとで、例えば、中継ノード11aに所属した通信端末TE1から,中継ノード11iに所属した通信端末TE2に向けた通信が行われるとすると、通信端末TE1を送信元として通信端末TE2を送信先とする通信信号が、通信端末TE1から発せられた後、例えば、中継ノード11a→中継ノード11b→中継ノード11e→中継ノード11f→中継ノード11iという経路を通じて、通信端末TE2に伝達される。その際、中継ノード11a〜11iの夫々において、到来する通信信号が、それに含まれる各種の識別情報が履歴データベースHDBに保存された履歴情報が参照されて処理されるものとされるもとで、他の中継ノードあるいは通信端末へと送り出され、それにより通信信号が中継されていく。
図1は、図2に示される中継ノード11a〜11iの夫々を形成することができる、本発明に係る通信装置の一例を示す。
図1に示される例においては、通信端末間送受信部12と複数の中継ノード間送受信部13a〜13nとが備えられている。通信端末間送受信部12は、図1に示される例により形成される中継ノードに所属するものとして登録されている通信端末との間における通信を行う送受信部であって、当該通信端末からの入力通信信号を受信するとともに、出力通信信号を当該通信端末へと送信する。また、中継ノード間送受信部13a〜13nの夫々は、図1に示される例により形成される中継ノードに隣接する他の中継ノードとの間における通信を行う送受信部であって、当該他の中継ノードからの入力通信信号を受信するとともに、出力通信信号を当該他の中継ノードへと送信する。
通信端末間送受信部12及び中継ノード間送受信部13a〜13nの夫々は、入力通信信号を受信すると、受信した入力通信信号に対応した入力情報信号を得、それらをフレーム処理部14に供給する。
フレーム処理部14は、通信端末間送受信部12からの入力情報信号が供給された場合には、当該入力情報信号に対するフレーム化処理を行って、図3のAに示されるような、フレームヘッダ領域とそれに続く情報領域とを含んだフレームを構成する格納用フレーム化データを、通信端末間送受信部12から供給された入力情報信号に基づくものとして形成する。斯かる場合における格納用フレーム化データが構成するフレームにあっては、フレームヘッダ領域に、フレーム処理部14に供給された入力情報信号についての送信元をあらわす識別情報、送信先をあらわす識別情報等の各種の識別情報が配され、また、情報領域に、フレーム処理部14に供給された入力情報信号により伝達される通信情報が配される。
また、フレーム処理部14は、中継ノード間送受信部13a〜13nのいずれかからの入力情報信号が供給された場合には、当該入力情報信号に対するフレーム化処理を行って、図3のBに示されるような、中継フレームヘッダ領域とフレームヘッダ領域とそれに続く情報領域とを含んだフレームを構成する格納用フレーム化データを、中継ノード間送受信部13a〜13nのいずれかから供給された入力情報信号に基づくものとして形成する。斯かる場合における格納用フレーム化データが構成するフレームにあっては、中継フレームヘッダ領域に、フレーム処理部14に供給された入力情報信号が通過した中継ノードに関わる識別情報等が配され、フレームヘッダ領域に、フレーム処理部14に供給された入力情報信号についての送信元をあらわす識別情報、送信先をあらわす識別情報等の各種の識別情報が配され、さらに、情報領域に、フレーム処理部14に供給された入力情報信号により伝達される通信情報が配される。
さらに、フレーム処理部14は、格納用フレーム化データを、フレームヘッダ領域とそれに続く情報領域とを含んだフレームを構成するものとして形成したときには、それに新たな中継フレームヘッダ領域を付加して、図3のBに示されるような、中継フレームヘッダ領域とフレームヘッダ領域とそれに続く情報領域とを含んだフレームを構成する形をとるものとする。そして、フレーム処理部14は、通信端末間送受信部12からの入力情報信号が供給された場合、及び、中継ノード間送受信部13a〜13nのいずれかからの入力情報信号が供給された場合のいずれにおいても、図3のBに示されるような、中継フレームヘッダ領域とフレームヘッダ領域とそれに続く情報領域とを含んだフレームを構成する格納用フレーム化データを、一時メモリ部15に供給する。
上述の通信端末間送受信部12,中継ノード間送受信部13a〜13n、及び、フレーム処理部14の夫々の動作は、動作制御部20による制御のもとに行われる。また、一時メモリ部15における格納用フレーム化データの格納は、一時メモリ部15に対応するものとして設けられた一時管理部16による制御動作のもとに行われる。そして、一時管理部16による制御動作は、動作制御部20による制御を受けて行われる。
一時管理部16は、一時メモリ部15に格納された格納用フレーム化データを、図1に示される例により形成される中継ノード内においてのみ用いられるノード内ヘッダ領域が付加されたものとなし、それにより、一時メモリ部15に格納された格納用フレーム化データは、図3のCに示されるような、ノード内ヘッダ領域と中継フレームヘッダ領域とフレームヘッダ領域とそれに続く情報領域とを含んだフレームを構成するものとされる。ノード内ヘッダ領域には、格納用フレーム化データに対する処理状況、例えば、未処理,処理中,処理済等をあらわす識別情報、さらには、処理時点での時間情報や各種フラグ情報等の識別情報が配される。
そして、一時管理部16は、一時メモリ部15に格納された格納用フレーム化データにおけるノード内ヘッダ領域,中継フレームヘッダ領域及びフレームヘッダ領域の夫々の識別情報を走査し、ノード内ヘッダ領域の識別情報が、転送情報が更新されたことをあらわしているか否か,中継フレームヘッダ領域の識別情報が、強制転送されるべきこと、もしくは、廃棄可能であることをあらわしているか否か、さらには、フレームヘッダ領域の識別情報が、図1に示される例により形成される中継ノードに所属する通信端末宛の通信情報が存在することをあらわしているか否か等を確認する。その結果、例えば、中継フレームヘッダ領域の識別情報が、強制転送されるべきことをあらわしているときには、一時管理部16は、一時メモリ部15に格納された格納用フレーム化データを、排出用フレーム化データとして、一時メモリ部15からフレーム処理部14に排出されるものとなす。フレーム処理部14は、一時メモリ部15から排出された排出用フレーム化データにフレーム分解処理を施し、排出用フレーム化データ基づく出力情報信号を得て、それを中継ノード間送受信部13a〜13nのいずれかに供給する。出力情報信号が供給された中継ノード間送受信部13a〜13nのいずれかは、その出力情報信号に基づく出力通信信号を形成して、それを他の中継ノードへと送信する。
斯かる際におけるフレーム処理部14及び中継ノード間送受信部13a〜13nのいずれかの動作も、動作制御部20による制御のもとに行われる。
また、一時管理部16は、例えば、中継フレームヘッダ領域の識別情報が、強制転送されるべきこと、もしくは、廃棄可能であることをあらわしていないとき、一時メモリ部15に格納された格納用フレーム化データ含まれる中継フレームヘッダ領域及びフレームヘッダ領域の識別情報を、一時メモリ部15から取り出されて主メモリ部17に格納されるようにする。それにより、主メモリ部17に、図3のDに示されるような、中継フレームヘッダ領域及びフレームヘッダ領域の識別情報が格納される。斯かる主メモリ部17における中継フレームヘッダ領域及びフレームヘッダ領域の識別情報の格納は、主メモリ部17に対応するものとして設けられた主管理部18による制御動作のもとに行われる。そして、主管理部18による制御動作も、動作制御部20による制御を受けて行われる。
このとき、一時管理部16は、一時メモリ部15に格納された格納用フレーム化データに含まれる中継フレームヘッダ領域及びフレームヘッダ領域の識別情報が主メモリ部17に格納されるようにするとともに、一時メモリ部15に残されたノード内ヘッダ領域に、主管理部18による判断待ちの状態であることをあらわす識別情報を付加する。
主管理部18は、主メモリ部17に格納された中継フレームヘッダ領域及びフレームヘッダ領域の識別情報を、整理された履歴情報として主メモリ部17内に設けられた履歴情報データベース領域に保存されるようにする。それにより、主メモリ部17内に設けられた履歴情報データベース領域には、過去において主メモリ部17に格納された中継フレームヘッダ領域及びフレームヘッダ領域の識別情報が、履歴情報として保存されて成る履歴情報データベースが構築されている。
また、主管理部18は、新たに主メモリ部17に格納された中継フレームヘッダ領域及びフレームヘッダ領域の識別情報と、主メモリ部17内に設けられた履歴情報データベース領域に保存された履歴情報との比較を行う。そして、主管理部18は、その比較の結果から、例えば、当該中継フレームヘッダ領域及びフレームヘッダ領域の識別情報が得られることとなった元の入力情報信号の送信元が、図1に示される例により形成される中継ノードに所属する通信端末であるか否か,当該中継フレームヘッダ領域及びフレームヘッダ領域の識別情報が得られることとなった元の入力情報信号の送信先が、図1に示される例により形成される中継ノードに所属する通信端末であるか否か,当該中継フレームヘッダ領域及びフレームヘッダ領域の識別情報が得られることとなった元の入力情報信号が、過去において図1に示される例により形成される中継ノードに到来したことがあるか等々について判定する。さらに、主管理部18は、必要に応じ、判定結果に応じて中継フレームヘッダ領域及びフレームヘッダ領域の識別情報を変更する処理,判定結果に応じたフラッグを中継フレームヘッダ領域及びフレームヘッダ領域の識別情報に付加する処理等を行い、主メモリ部17に格納された中継フレームヘッダ領域及びフレームヘッダ領域の識別情報に必要に応じた変更処理を加える。そして、主管理部18は、必要に応じた変更処理が加えられた中継フレームヘッダ領域及びフレームヘッダ領域の識別情報を、処理済識別情報として、主メモリ部17から一時メモリ部15へと排出されるものとなす。
従って、主メモリ部17は、主管理部18による制御動作のもとに、一時メモリ部15に格納された格納用フレーム化データに含まれる識別情報を格納して、整理された情報として履歴情報データベース領域に保存するとともに、格納された識別情報もしくはそれに変更処理が加えられた情報を処理済識別情報として一時メモリ部15へと排出し、処理済識別情報の一時メモリ部15への転送が行われるようにするものとなる。
主メモリ部17からの処理済識別情報の一時メモリ部15への転送が行われると、一時管理部16は、一時メモリ部15に格納されている、ノード内ヘッダ領域に主管理部18による判断待ちの状態であることをあらわす識別情報が付加された格納用フレーム化データの中継フレームヘッダ領域及びフレームヘッダ領域に、転送された処理済識別情報を配するとともに、当該格納用フレーム化データからノード内ヘッダ領域を除去する。それにより、処理済識別情報が配された中継フレームヘッダ領域及びフレームヘッダ領域と通信情報が配された情報領域とを含んだフレームを構成する排出用フレーム化データが形成される。そして、一時管理部16は、排出用フレーム化データを一時メモリ部15からフレーム処理部14に排出されるものとなす。
従って、一時メモリ部15は、一時管理部16による制御動作のもとに、フレーム処理部14から得られる格納用フレーム化データを一時的に格納し、また、処理済識別情報が配された中継フレームヘッダ領域及びフレームヘッダ領域と通信情報が配された情報領域とを含んだフレームを構成する排出用フレーム化データを一時的に格納するとともにフレーム処理部14へと排出するものとなる。
フレーム処理部14は、一時メモリ部15から排出された排出用フレーム化データにフレーム分解処理を施し、排出用フレーム化データ基づく出力情報信号を得て、それを、排出用フレーム化データに含まれる処理済識別情報に従って、通信端末間送受信部12及び中継ノード間送受信部13a〜13nのうちのいずれかに供給する。出力情報信号が供給された通信端末間送受信部12及び中継ノード間送受信部13a〜13nのうちのいずれかは、その出力情報信号に基づく出力通信信号を形成して、それを図1に示される例により形成される中継ノードに所属する通信端末もしくは他の中継ノードへと送信する。
上述のようにして通信情報の中継機能を果たす図1に示される例により形成される中継ノードにおいて、一時管理部16及び主管理部18に対する制御を行う動作制御部20は、一時管理部16及び主管理部18に、一時メモリ部15における格納用フレーム化データ及び排出用フレーム化データの一時的格納についての制御動作及び主メモリ部17における識別情報の格納及び保存及び処理識別情報の排出についての制御動作に加えて、以下の動作を行わせる。即ち、一時管理部16及び主管理部18は、動作制御部20による制御のもとに、以下の動作を行うのである。
一時管理部16は、一時メモリ部15における一定時間ごとの格納用フレーム化データの格納量を、一定時間ごととされる測定時間をもって格納用フレーム化データのフレーム数(固定長フレームの場合)あるいはデータ量(可変長フレームの場合)を測定することにより検出するとともに、一時メモリ部15における一定時間ごとの排出用フレーム化データの排出量を、一定時間ごととされる測定時間をもって排出用フレーム化データのフレーム数を測定することにより検出する。そして、各測定時間における格納用フレーム化データのフレーム数の測定結果をあらわす格納量データを得るとともに、各測定時間における排出用フレーム化データのフレーム数あるいはデータ量の測定結果をあらわす排出量データを得て、斯かる格納量データ及び排出量データを、一時メモリ部15内の格納・排出量データ格納領域に格納され、その後、動作制御部20からの指示に応じて、一時メモリ部15から主メモリ部17へと排出されるものとする。
なお、図1に示される例にあっては、一時メモリ部15内に設けられている格納・排出量データ格納領域は、主メモリ部17内に設けられてもよく、その際には、一時メモリ部15により得られた格納量データ及び排出量データが、主管理部18によって主メモリ部17内に設けられた格納・排出量データ格納領域に格納される。
主管理部18は、一時メモリ部15から主メモリ部17へと排出された(もしくは主メモリ部17内の格納・排出量データ格納領域に格納された)格納量データ及び排出量データに基づき、入力通信信号についての受信量(以下、単に受信量という。)及び出力通信信号についての送信量(以下、単に送信量という。)を、主メモリ部17内の統計情報データベース領域に格納された、各々が所定の初期値が設定されたものとされる受信量カウント値及び送信量カウント値として求める。
斯かる際、主管理部18は、連続する二つの測定時間の夫々における格納量データの相互比較を順次行い、それらのうちの先行する格納量データがあらわす値が次の格納量データがあらわす値より大であるとき、受信量カウント値を1だけ減少させ、また、先行する格納量データがあらわす値が次の格納量データがあらわす値より小であるとき、受信量カウント値を1だけ増加させ、さらに、先行する格納量データがあらわす値が次の格納量データがあらわす値と同じであるとき、受信量カウント値を変化させないようにし、その結果時々刻々と得られる受信量カウント値を受信量として得る。それとともに、主管理部18は、連続する二つの測定時間の夫々における排出量データの相互比較を順次行い、それらのうちの先行する排出量データがあらわす値が次の排出量データがあらわす値より大であるとき、送信量カウント値を1だけ減少させ、また、先行する排出量データがあらわす値が次の排出量データがあらわす値より小であるとき、送信量カウント値を1だけ増加させ、さらに、先行する排出量データがあらわす値が次の排出量データがあらわす値と同じであるとき、送信量カウント値を変化させないようにし、その結果、時々刻々と得られる送信量カウント値を送信量として得る。
また、主管理部18は、一定時間ごとに、受信量を示す受信量カウント値と送信量を示す送信量カウント値とを比較し、その比較の結果をあらわす比較結果データを得て、それを主メモリ部17内の統計情報データベース領域に格納されるものとする。そして、主管理部18は、比較結果データに基づいて、入力通信信号についての受信過多状態,出力通信信号についての送信過多状態、及び、入力通信信号及び出力通信信号についての受信送信平衡状態を一定時間ごとに検知する。このようにして行われる状態検知は、主管理部18が、比較結果データにより受信カウント値が送信カウント値より大であることがあらわされるとき、受信過多状態にあると認識し、また、比較結果データにより受信カウント値が送信カウント値より小であることがあらわされるとき、送信過多状態にあると認識し、さらに、比較結果データにより受信カウント値が送信カウント値と等しいことがあらわされるとき、受信送信平衡状態にあると認識することによってなされる。
主管理部18は、このようにして検知される受信過多状態,送信過多状態及び受信送信平衡状態についての記録を、主メモリ部17内のカウント値領域に置かれた平衡状態カウント値,1累積カウント値,0累積カウント値,−1累積カウント値及び総合累積カウント値をもって行う。その際、平衡状態カウント値は、一定時間ごとに、受信過多状態が検知されると1とされ、送信過多状態が検知されると−1とされ、受信送信平衡状態が検知されると0とされる。また、1累積カウント値は、一定時間ごとに平衡状態カウント値がとる1の数を累積した値をとるものとされ、0累積カウント値は、一定時間ごとに平衡状態カウント値がとる0の数を累積した値をとるものとされ、−1累積カウント値は、一定時間ごとに平衡状態カウント値がとる−1の数を累積した値をとるものとされ、総合累積カウント値は、一定時間ごとの(1×1累積カウント値)+(−1×−1累積カウント値)によりあらわされる値をとるものとされる。
例えば、平衡状態カウント値が、0,1,1,0,−1,−1,1,−1,1,1,1,1,1,・・・・・であるとき、1累積カウント値は、0,1,2,2,2,2,3,3,4,5,6,7,8,・・・・・であり、0累積カウント値は、1,1,1,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,・・・・・であり、−1累積カウント値は、0,0,0,0,1,2,2,3,3,3,3,3,3,・・・・・であり、総合累積カウント値は、0,1,2,2,1,0,1,0,1,2,3,4,5,・・・・・である。
前述の受信量カウント値及び送信量カウント値の夫々には、所定の初期値をとる最大カウント値が設定される。主管理部18は、一定微少時間ごとに、受信過多状態もしくは送信過多状態の検出に応じて、受信量カウント値についての最大カウント値及び送信量カウント値についての最大カウント値を、両者の和を一定に維持したまま、一方を、例えば、1だけ減少させるとともに他方を、例えば、1だけ増加させて変化させ、受信送信平衡状態が検出された場合には、いずれも変化させない。そして、一定微少時間ごとの受信量カウント値についての最大カウント値の変化分、例えば、1,0もしくは−1、及び、一定微少時間ごとの送信量カウント値についての最大カウント値の変化分、例えば、1,0もしくは−1を、主メモリ部17内の統計情報データベース領域に格納されるものとする。これらの最大カウント値の変化分の推移は、受信量及び送信量に関する有効な指標となる。
また、主管理部18及び一時管理部16は、一時メモリ部15において、常時、ある程度の格納用フレーム化データの格納量及び排出用フレーム化データの排出量が得られるようにすべく働き、そのため、格納量データ及び排出量データが、一時メモリ部15において実際の格納用フレーム化データの格納及び排出用フレーム化データの排出が生じていないことをあらわす場合には、ダミーデータの格納及びダミーデータの排出が生成されるようにし、その結果、例えば、受信量カウント値及び送信量カウント値の夫々が最大値カウント値の80%前後を維持するときに相当する状態とする。但し、ダミーデータの格納及びダミーデータの排出は、実際には、受信量カウント値及び送信量カウント値の増減、及び、受信量カウント値についての最大カウント値及び送信量カウント値についての最大カウント値の増減には関与しないものとされる。
そして、主管理部18及び一時管理部16は、一時メモリ部15からのダミーデータの排出に基づく出力通信信号の送信は、通信端末に対しては行われず、他の中継ノードに対して行われるようにする。また、一時メモリ部15におけるダミーデータの格納及びダミーデータの排出を、実際の格納用フレーム化データの格納及び排出用フレーム化データの排出の増大に伴って随時低減させ、さらには、消滅させる。
このような、ダミーデータの格納及びダミーデータの排出は、実際の格納用フレーム化データの格納量が一時的に急峻に増大する事態の回避に役立ち、実際の格納用フレーム化データの格納量及び及び排出用フレーム化データの排出量の変化の平滑化をもたらす。
こうしたもとで、主管理部18及び一時管理部16は、主メモリ部17内の統計情報データベース領域に格納される比較結果データに基づいて検知される、受信過多状態,送信過多状態及び受信送信平衡状態に対応して得られる、主メモリ部17内のカウント値領域における平衡状態カウント値についての所定時間内の合計値を求め、所定時間経過時の合計値が正であれば入力過多状態と認定し、所定時間経過時の合計値が負であれば出力過多状態と認定し、所定時間経過時の合計値が0であれば入出力平衡状態と認定する。そして、認定された入力過多状態,出力過多状態もしくは入出力平衡状態に応じて、一時メモリ部15における格納用フレーム化データもしくはダミーデータの格納状態及び排出用フレーム化データもしくはダミーデータの排出状態を制御して、図1に示される例を、図4に示されるような状態遷移を生じるものとする。それにより、主管理部18及び一時管理部16は、受信過多状態の進展もしくは送信過多状態の進展を予測し、その予測結果に応じて、入力通信信号についての受信もしくは出力通信信号についての送信が抑制される状態を生じさせるものとなる。
上述の図4に示されるような状態遷移にあっては、図1に示される例は、動作開始時においては、初期安定状態(仮安定状態)(1)に置かれ、初期値調整が完了すると、過渡状態(2)に移行する。過渡状態(2)のもとで、所定時間経過時において、入出力平衡状態と認定されると揺らぎ安定状態(3)に移行し、入力過多状態と認定されると多通信量安定状態(4)に移行し、出力過多状態と認定されると少通信量安定状態(5)に移行する。
揺らぎ安定状態(3)は、受信量カウント値及び送信量カウント値が所定の幅内で増減するもとで、受信送信平衡状態がとられている状態である。多通信量安定状態(4)は、受信量カウント値及び送信量カウント値が比較的大なる値をとるもとで受信送信平衡状態がとられている状態であり、少通信量安定状態(5)は、受信量カウント値及び送信量カウント値が比較的小なる値をとるもとで受信送信平衡状態がとられている状態である。
また、過渡状態(2)のもとで、所定時間経過時に排出量データが一時メモリ部15における排出フレームデータの排出が生じていないことをあらわし、出力通信信号の送信が行われていない状態が検出されたときには、孤立状態(6)に移行し、また、所定時間経過時に格納量データが一時メモリ部15における格納フレームデータの格納が生じてないことをあらわし、入力通信信号の受信が行われていない状態が検出されたときには、孤立状態(7)に移行する。孤立状態(6)は、入力通信信号の受信を行わない状態であり、孤立状態(7)は、出力通信信号の送信を行わない状態である。
揺らぎ安定状態(3)に移行した後、所定時間経過時に、入出力平衡状態が認定される限り揺らぎ安定状態(3)を維持し、入力過多状態が認定されると多通信量安定状態(4)に移行し、出力過多状態が認定されると少通信量安定状態(5)に移行する。
多通信量安定状態(4)に移行した後、所定時間経過時に、入出力平衡状態が認定される限り多通信量安定状態(4)を維持し、入力過多状態が認定されると一時的受信拒否状態(8)に移行し、送信過多状態が認定されると揺らぎ安定状態(3)に移行する。一時的受信拒否状態(8)は、一時的に入力通信信号の受信を行わない状態であり、一時的な障害が発生した状態(擬似障害状態)であって、その間における入力通信信号は他の中継ノードによって中継される結果となる。
少通信量安定状態(5)に移行した後、所定時間経過時に、入出力平衡状態が認定される限り少通信量安定状態(5)を維持し、入力過多状態が認定されると揺らぎ安定状態(3)に移行し、出力過多状態が認定されると一時的送信拒否状態(9)に移行する。一時的送信拒否状態(9)は、一時的に出力通信信号の送信を行わない状態であり、一時的な障害が発生した状態(擬似障害状態)である。
一時的受信拒否状態(8)に移行した後、所定時間が経過すると、自動的に多通信量安定状態(4)に戻る。そして、多通信量安定状態(4)から一時的受信拒否状態(8)への移行が繰り返し行われ、その繰返し回数が所定の回数を超過してしまうと、一時的受信拒否状態(8)から孤立状態(6)に移行する。
一時的送信拒否状態(9)に移行した後、所定時間が経過すると、自動的に少通信量安定状態(5)に戻る。そして、少通信量安定状態(5)から一時的送信拒否状態(9)への移行が繰り返し行われ、その繰返し回数が所定の回数を超過してしまうと、一時的送信拒否状態(9)から孤立状態(7)に移行する。
孤立状態(6)に移行した後には、入力通信信号の受信を行わない旨の情報(ID)発信を他の中継ノードに対して行って、データ排出状態(10)に移行する。データ排出状態(10)にあっては、一時メモリ部15に格納されているデータの排出を行う。そして、データ排出状態(10)に移行後、所定の時間が経過する前に、初期安定状態(仮安定状態)(1)に戻れるだけのデータの排出が完了したときには、再び初期安定状態(仮安定状態)(1)に戻り、初期安定状態(仮安定状態)(1)に戻れるだけのデータの排出が完了する前に、所定の時間が経過してしまったときには、送受信拒否状態(11)に移行する。
送受信拒否状態(11)は通信障害を生じた状態であり、送受信拒否状態(11)にあっては、入力通信信号の受信及び出力通信信号の送信を行うことなく、ダミーデータの生成を行う。そして、初期安定状態(仮安定状態)(1)に戻れるだけのダミーデータの生成が完了したとき、再び初期安定状態(仮安定状態)(1)に移行する。
また、孤立状態(7)に移行した後には、出力通信信号の送信を行わない旨の情報(ID)発信を他の中継ノードに対して行って、データ待機状態(12)に移行する。データ待機状態(12)にあっては、入力通信信号の受信を待つ。そして、データ待機状態(12)に移行後、所定の時間が経過する前に、初期安定状態(仮安定状態)(1)に戻れるだけの入力通信信号の受信が完了したときには、再び初期安定状態(仮安定状態)(1)に戻り、初期安定状態(仮安定状態)(1)に戻れるだけの入力通信信号の受信が完了する前に所定の時間が経過してしまったときには、送受信拒否状態(13)に移行する。
送受信拒否状態(13)も通信障害を生じた状態であり、送受信拒否状態(13)にあっては、入力通信信号の受信及び出力通信信号の送信を行うことなく、ダミーデータの生成を行う。そして、初期安定状態(仮安定状態)(1)に戻れるだけのダミーデータの生成が完了したとき、再び初期安定状態(仮安定状態)(1)に移行する。
上述のような状態遷移が行われるもとで、主管理部18及び一時管理部16は、以下の様な機能も果たす。
主メモリ部17内のカウント値領域における1累積カウント値,0累積カウント値、−1累積カウント値の夫々についての一定時間内の増加率から、多通信量安定状態から一時的受信拒否状態への移行が生じ易いか否か、さらには、少通信量安定状態から一時的送信拒否状態への移行が生じ易いか否かを予測する。即ち、多通信量安定状態もしくは少通信量安定状態に移行した後、短時間のうちに一時的受信拒否状態もしくは一時的送信拒否状態に移行するとみられるか、一時的受信拒否状態もしくは一時的送信拒否状態には移行しないとみられるかを予測するのである。その際、予測の精度を向上させるべく、多通信量安定状態から一時的受信拒否状態への移行、もしくは、少通信量安定状態から一時的送信拒否状態への移行が複数回生じたとき、多通信量安定状態から一時的受信拒否状態に移行するまでの時間、もしくは、少通信量安定状態から一時的送信拒否状態に移行するまでの時間の計測結果データに基づき、一定時間を適正化して予測を修正する。そして、図1に示される例に対する予測結果に応じた状態制御を行う。
図1に示される例が多通信量安定状態にあるときには、受信過多の傾向にあることになるので、一時メモリ部15に格納されたダミーデータを新たに到来して一時メモリ部15に格納される格納用フレームデータによって上書されるものとなす処理を行う。斯かる処理が新たな格納用フレームデータの到来に追いつかない場合には、新たに到来する格納用フレームデータをそのまま排出用フレームデータとし、それに基づく出力通信信号を送信することとして、その処理を他の中継ノードに譲る。
図1に示される例が少通信量安定状態にあるときには、送信過多の傾向にあることになるので、新たに到来した格納用フレームデータが一時メモリ部15に格納されるとき、その都度、ダミーデータを生成して一時メモリ部15に格納されるものとする。それにより、一時メモリ部15におけるデータ量が増大されることになる。
また、多通信量安定状態から一時的受信拒否状態への移行の繰り返し回数、及び、少通信量安定状態から一時的送信拒否状態への移行の繰り返し回数を計測し、それとともに、主メモリ部17内の統計情報データベース領域における受信量カウント値,受信量カウント値についての最大カウント値,送信量カウント値及び送信量カウント値についての最大カウント値から、受信量及び送信量を検出し、それらの結果として得られる計測データ及び検出データを主メモリ部17内の統計情報データベース領域に格納する。これらの計測データ及び検出データは、受信量カウント値が受信量カウント値についての最大カウント値に達してしまう状態もしくは送信量カウント値が送信量カウント値についての最大カウント値に達してしまう状態(図1に示される例の過負荷状態)になりつつあることについての、一時的受信拒否状態もしくは一時的送信拒否状態への移行の繰り返し回数からの予測に用いられる。
さらに、主メモリ部17内の統計情報データベース領域における受信量カウント値,受信量カウント値についての最大カウント値,送信量カウント値及び送信量カウント値についての最大カウント値から、図1に示される例の物理的な最大通信能力が限界に達する前に、図1に示される例が、過負荷状態、即ち、受信量カウント値が受信量カウント値についての最大カウント値に達してしまう状態もしくは送信量カウント値が送信量カウント値についての最大カウント値に達してしまう状態にあることを検知する。例えば、受信量カウント値(受信量カウント値についての最大カウント値):送信量カウント値(送信量カウント値についての最大カウント値)が、500(1,000):500(1,000)→ 525(900):600(1,100)→ 799(800):700(1,200)というように推移したとすると、799(800)を、受信量カウント値が受信量カウント値についての最大カウント値に達してしまう状態として検知する。そして、図1に示される例が過負荷状態にあることを検知したときには、入力通信信号の受信もしくは出力通信信号の送信が行われない状態となすための制御を行う。それにより、図1に示される例が、その物理的な最大通信能力が限界に達してしまい、機能しなくなる事態が回避される。
上述のような図1に示される例により形成される中継ノードが複数個配され、互いに隣接するもの同士が相互連結状態におかれる場合には、例えば、図2に示される中継ノード11a〜11iを含んだ通信ネットワークのような、新規な通信ネットワークが構成される。このような通信ネットワークにあっては、個々の中継ノードが、各中継ノードに流れる通信情報のトラフィックについて、その量的判断を行い、さらには、その量的予測をも行って、それにより得られる量的判断結果及び量的予測結果に応じて、各中継ノードに流れる通信情報のトラフィックを制御する。その結果、通信ネットワーク全体に亙る通信情報のトラフィックについての平準化が図られることになり、特定の中継ノードにおける通信情報のトラフィックの集中が生じることに起因するボトルネックがもたらす不都合が、確実かつ効果的に回避される。
以上のような本発明に係る通信装置は、従前のメッシュ・ネットワークの利点を超える利点を具え、それに加えて、特定の中継ノードにおける通信情報についてのトラフィックの集中が生じることに起因するボトルネックがもたらす不都合を、確実かつ効果的に回避することができる、新しい通信ネットワークを構築できる複数の中継ノードの夫々の形成に供することができるものとして、通信ネットワークに広く適用することができるものである。
本発明に係る通信装置の一例を示すブロック構成図である。 図1に示される例が適用されて形成された複数の中継ノードにより構築された通信ネットワークの例を示す概念図である。 図1に示される通信装置の例において形成されるフレーム化データ及びその部分の構成をあらわすデータフォーマットの一例を示すフォーマット図である。 図1に示される通信装置の例における状態遷移の説明に供される概念図である。
符号の説明
11a〜11i・・・中継ノード, 12・・・通信端末間送受信部, 13a〜13n・・・中継ノード間送受信部, 14・・・フレーム処理部, 15・・・一時メモリ部, 16・・・一時管理部, 17・・・主メモリ部, 18・・・主管理部, 20・・・動作制御部

Claims (5)

  1. 入力通信信号を受信して入力情報信号を得るとともに出力情報信号に基づく出力通信信号を送信する送受信部と、
    上記入力情報信号にフレーム化処理を施して、識別情報が配されたヘッダ領域と通信情報が配された情報領域とを含んだフレームを構成する第1のフレーム化データを得るとともに、処理済識別情報が配されたヘッダ領域と通信情報が配された情報領域とを含んだ第2のフレーム化データにフレーム分解処理を施して上記出力情報信号を得るフレーム処理部と、
    上記フレーム処理部から得られる上記第1のフレーム化データを一時的に格納し、また、上記第2のフレーム化データを一時的に格納するとともに上記フレーム処理部へと排出する一時メモリ部と、
    該一時メモリ部に格納された上記第1のフレーム化データに含まれる識別情報を格納して整理された情報として保存するとともに、格納された識別情報もしくは該格納された識別情報に変更処理が加えられた情報を上記処理済識別情報として一時メモリ部へと排出する主メモリ部と、
    上記一時メモリ部における上記第1のフレーム化データ及び第2のフレーム化データの一時的格納を制御する一時管理部と、
    上記主メモリ部における上記識別情報の格納及び保存及び上記処理識別情報の排出を制御する主管理部と、
    上記一時管理部及び主管理部に、上記一時メモリ部における一定時間ごとの上記第1のフレーム化データの格納量と上記第2のフレーム化データの排出量とに基づく上記入力通信信号の受信量及び上記出力通信信号の送信量とを求めて、該受信量と送信量とを比較し、該比較の結果をあらわす比較結果データが、上記一時メモリ部もしくは主メモリ部に保存される状態となす動作を行わせるとともに、上記一時メモリ部もしくは主メモリ部に保存された上記比較結果データに基づいて検知された上記入力通信信号についての受信過多状態,上記出力通信信号についての送信過多状態、及び、上記入力通信信号及び出力通信信号についての受信送信平衡状態に基づいて、所定時間ごとに入力過多状態,出力過多状態もしくは入出力平衡状態を認定し、認定された上記入力過多状態,出力過多状態もしくは入出力平衡状態に応じて、上記入力通信信号についての受信及び上記出力通信信号についての送信が抑制される状態となす動作を行わせる動作制御部と、
    を備えて構成される通信装置。
  2. 上記一時管理部が、上記一定時間ごとの上記第1のフレーム化データの格納量と上記第2のフレーム化データの排出量とを、夫々、格納量データ及び排出量データをもってあらわすことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 上記主管理部が、上記比較結果データを、上記一定時間ごとの格納量データに基づいて得られる上記入力通信信号についての受信量をあらわす受信量カウント値と、上記一定時間ごとの排出量データに基づいて得られる上記出力通信信号についての送信量をあらわす送信量カウント値とを比較することにより得、上記比較結果データが上記受信量カウント値が上記送信量カウント値より大であることをあらわすとき上記受信過多状態を検知し、上記比較結果データが上記受信量カウント値が上記送信量カウント値より小であることをあらわすとき上記送信過多状態を検知し、上記比較結果データが上記受信量カウント値が上記送信量カウント値に等しいことをあらわすとき上記受信送信平衡状態を検知することを特徴とする請求項2記載の通信装置。
  4. 上記一時管理部及び主管理部が、上記一定時間ごとの上記比較結果データに基づいて検知する上記受信過多状態、上記送信過多状態もしくは上記受信送信平衡状態の所定時間内の累積結果に応じて、上記入力通信信号についての受信及び上記出力通信信号についての送信を行う動作状態を、安定状態から受信拒否状態へ,受信拒否状態から安定状態へ,安定状態から送信拒否状態へ、あるいは、送信拒否状態から安定状態へと遷移させることを特徴とする請求項3記載の通信装置。
  5. 上記主管理部が、上記一定時間ごとの上記比較結果データの推移態様に応じて、上記入力通信信号についての受信及び上記出力通信信号についての送信を行う動作状態についての、上記受信過多状態の進展によりもたらされる結果もしくは上記送信過多状態の進展によりもたらされる結果を予測することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
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