JP2006222544A - 放送記録装置及び放送記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】番組管理情報であるイベントID(Event ID)等を用いて、番組表中を探索し予約情報(開始−終了時間)を更新する放送記録装置を提供する。
【解決手段】放送信号を受信し復調して映像音声信号を出力するチューナ部と、チューナ部からの映像音声信号を記録する記録部と、指示信号に応じた予約録画情報を生成して記憶する予約管理部と、番組情報が与えられると、予約管理部の予約録画情報に放送日時及びチャンネルを特定するイベント識別情報が含まれていない場合、予約録画情報に含まれる番組タイトルで番組情報中を探索して、同一とみなされる番組タイトルが見つかりこれがイベント識別情報を伴っていれば、このイベント識別情報を予約録画情報として更新し、更新された予約録画情報が示す予約時刻が来ると更新された予約録画情報に基づいて、チューナ部及び記録部を制御して予約録画を行なう制御部とを有する放送記録装置。
【選択図】図1

Description

この発明は、電子番組情報を受けこれに応じて放送情報を記録する放送記録装置に関し、特に、ユーザから入力された予約録画情報を電子番組情報から情報更新毎に探索して更新することで予約録画処理を確実に行なうことができる放送記録装置及び放送記録方法に関する。
最近、デジタル機器の普及と共にハードディスクレコーダ等の放送受信装置が一般化しつつあり、従来のVTR(Video Tape Recorder)による記録再生処理の場合よりも、多くの映像情報を容易に記録・再生することが可能となってきている。このような放送受信装置においては、放送局又はサーバから供給される電子番組情報(Electronic Program Guide)を活用して、留守録画処理を更に容易に行うことが可能となってきている。特に、この電子番組情報を活用することで、録画予約した放送番組の放送スケジュールが変更され、この変更に応じて番組再生予約または録画予約の延期や解除が発生したときでも、これを利用者に通知しことにより利用者は迅速且つ臨機応変に対応することができるようになる。
ここで、特許文献1においては、放送スケジュールの変更及びこれに伴う再生/録画予約の解除に対して利用者が対応し易くするため、ディジタル信号形態で放送される放送番組情報の番組再生/録画予約及び放送スケジュールの変更を監視して、該再生/録画予約番組の再生/録画の実行または予約解除を行う番組予約機能に、放送スケジュールの変更及び予約解除が発生したことを利用者に通知する通知手段を設けている。
特開平9−275531号公報。
しかし、上記した従来技術においては、放送スケジュールの変更を予約番組の放送開始時刻に遅れがないかチェックするものであり、番組開始が早まるような前倒しの放送や、放送中の終了時間の変更には対処できず、又、予約情報に番組ID情報を持たない予約番組についても対処することができないという問題がある。
本発明は、番組管理情報であるイベントID(Event ID)等を用いて、リアルタイムに番組表中を探索し予約情報(開始−終了時間)を更新する放送記録装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態は、放送信号を受信し、これを復調して映像音声信号を出力するチューナ部と、前記チューナ部からの前記映像音声信号を記録する記録部と、指示信号に応じた予約録画情報を生成して記憶する予約管理部と、番組情報が与えられると、前記予約管理部の前記予約録画情報に放送日時及びチャンネルを特定するイベント識別情報が含まれていない場合、前記予約録画情報に含まれる番組タイトルで前記番組情報中を探索して、同一とみなされる番組タイトルが見つかりこれがイベント識別情報を伴っていれば、このイベント識別情報を前記予約録画情報として更新し、前記更新された予約録画情報が示す予約時刻が来ると更新された予約録画情報に基づいて、前記チューナ部及び前記記録部を制御して予約録画を行なう制御部とを具備することを特徴とする放送記録装置である。
更に、本発明の一実施形態は、上記の放送記録装置に加えて、前記通信部が取得した前記番組情報に基づいて番組表画像を生成する生成部を更に有することを特徴とする放送記録装置である。
更に、本発明の一実施形態は、上記の放送記録装置に加えて、前記生成部は、前記予約管理部で生成した前記予約録画情報に基づき、イベント識別情報又は番組タイトルにより、前記番組情報中を探索して該当の番組情報を見つけられなかった場合、所定マークを表示するべく前記番組表画像を生成することを特徴とする放送記録装置である。
更に、本発明の一実施形態は、上記の放送記録装置に加えて、前記生成部は、前記予約管理部で生成した前記予約録画情報に基づき、イベント識別情報又は番組タイトルにより、前記番組情報中を探索して該当の番組情報を見つけられなかった場合、所定領域を色又は模様で識別可能に表示するべく前記番組表画像を生成することを特徴とする放送記録装置である。
更に、本発明の一実施形態は、上記の放送記録装置に加えて、前記生成部は、前記制御部の探索の結果、前記予約録画情報が予約時とは異なる値に更新された場合は、所定マークを表示するべく前記番組表画像を生成することを特徴とする放送記録装置である。
更に、本発明の一実施形態は、上記の放送記録装置に加えて、前記生成部は、イベント識別情報、又は、番組タイトルで、前記番組情報中を探索して、該当の番組情報を見つけられなかった場合、所定マークを表示するべく予約一覧画面、又は、録画予約画面を生成することを特徴とする放送記録装置である。
更に、本発明の一実施形態は、上記の放送記録装置に加えて、前記制御部は、前記番組情報中の探索の結果に応じて前記予約録画情報が予約時とは異なる値に更新すると他の予約録画情報と重複してしまう場合、予約録画情報を一番最初に設定された予約録画情報へと戻すと他の予約録画情報と重複するかどうかを判断し、重複すると判断した場合、現在の予約録画情報へと戻すべく更新することなく更新前の予約録画情報で予約録画を行なうことを特徴とする放送記録装置。
更に、本発明の一実施形態は、指示信号に応じた予約録画情報を生成して記憶し、
外部装置から番組情報を取得すると、前記予約録画情報に対応した番組情報を前記番組情報から探索し、探索結果に応じて前記予約録画情報を更新し、
前記更新された予約録画情報が示す予約時刻が来ると更新された予約録画情報に基づいて、放送信号を受信し復調して映像音声信号を記録することを特徴とする放送記録方法である。
更に、本発明の一実施形態は、上記の放送記録方法の各工程に加えて、前記予約録画情報にイベント識別情報が含まれていなければ、前記予約録画情報に含まれる番組タイトルで前記番組情報中を探索して同一とみなされる番組タイトルが見つかり、これがイベント識別情報を伴っていれば、このイベント識別情報を前記予約録画情報として設定するべく制御することを特徴とする放送記録方法である。
更に、本発明の一実施形態は、上記の放送記録方法の各工程に加えて、前記探索により同一とみなされた番組タイトルのイベント識別情報が伴っている最新情報を、前記予約録画情報として設定するべく制御することを特徴とする放送記録方法である。
上記の放送記録装置は、ユーザからの予約録画情報を受けると、この予約情報にイベントID等のイベント識別情報が含まれていれば、このイベント識別情報を電子番組情報の中から探索し、又、イベント識別情報が含まれていなければ、予約録画情報に含まれるタイトル情報等を電子番組情報中から探索して、対象となる番組情報のイベント識別情報を取得する。すなわち、目的の番組情報を追跡することにより、例えば、10週連続放送されるような連続ドラマ等を録画する場合、多少、週によって放映時間が揺らいだとしても、電子番組情報が更新される度に、イベント識別情報やタイトル情報を仲介して、その週の最新の時刻情報等を自動的に取得するものである。
これにより、本発明に係る放送記録装置においては、一度、予約録画情報を入力するだけで、ユーザの手を煩わすことなく、最新の電子番組表の更新に応じて時刻情報等を更新し、確実に対象の番組を予約録画することが可能となるものである。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
<本発明の一実施形態に係る放送記録装置>
(構成)
初めに、図1は、本発明の一実施形態に係る放送記録装置の構成の一例を示すブロック図である。図1の放送記録装置10は、2種類のディスクドライブ部を有する。まず、ビデオファイルを構築できる情報記録媒体である第1のメディアとしての光ディスクDを回転駆動し、情報の読み書きを実行する光ディスクドライブ部19を有する。又、第2のメディアとしてのハードディスクを駆動するハードディスクドライブ部18を有する。制御部30は、全体の動作を司るべくデータバスを介して各部に接続されている。
又、図1の放送記録装置10は、録画側を構成するエンコーダ部21と、再生側を構成するMPEGデコーダ部23と、装置本体の動作を制御する制御部30とを主たる構成要素としている。放送記録装置10は、入力側のセレクタ16と出力側のセレクタ17とを有しており、入力側のセレクタ16には、LAN等の通信部11と、いわゆる衛星放送(BS/CS)チューナ部12と、いわゆる地上波チューナ部13とが接続され、エンコーダ部21に信号を出力する。又、BS/CSチューナ部12には衛星アンテナが、地上波チューナ部13には地上波アンテナが接続されている。又、放送記録装置10は、エンコーダ部21と、エンコーダ部21の出力を受け、データ編集等の所望のデータ処理を行うデータ編集部20、データ編集部20に接続されるハードディスクドライブ部18、光ディスクドライブ部19を有している。更に、放送記録装置10は、ハードディスクドライブ部18、光ディスクドライブ部19からの信号を受けてデコードするMPEGデコーダ部23と、エンコーダ部21、バッファ部22、MPEGデコーダ部23、多重化部28、分離部29、制御部30、予約録画部・追跡処理部42、予約リストや番組表画像を生成する番組表生成部43、を有している。これらの各部は、データバスを介して制御部30に接続されている。更に、セレクタ部17の出力は、外部の受像機41に接続されるか、外部装置との通信を行うインタフェース部27を介して、外部装置に供給される。
更に、放送記録装置10は、データバスを介して制御部30に接続され、ユーザの操作やリモコンRの操作を受ける操作部32を有している。ここで、リモコンRは、放送記録装置10の本体に設けられる操作部32とほぼ同等の操作を可能とするものであり、ハードディスクドライブ部18や光ディスクドライブ部19の記録再生指示や、編集指示、又、チューナの操作、予約録画の設定等、各種設定が可能である。
(動作)
・基本動作
このような構成の放送記録装置10において、光ディスクに例を取って、再生処理と記録処理の概要を説明すると、制御部30の制御下において、所定速度に回転される光ディスクDは、レーザ光が照射されその反射光が光ピックアップにより検出され、これに基づく検出信号が出力される。この検出信号に基づいて、RF信号が生成され、データの読取処理に続いて再生処理が行われる。
又、光ディスクの記録処理は、制御部30の制御下において、例えば図示しない入力部を介しセレクタ部16を介して供給されたデータは、エンコーダ部21に供給され、コード化されて出力される。このコード化出力と制御部30の出力に応じて、レーザドライバの駆動電流が光ピックアップに供給され、光ディスクDの記憶領域に照射することで、記録処理が行われるものである。
・記録処理等
次に、このような構成を有する放送記録装置10の動作を、更に詳細に説明する。初めに、主に記録時の動作について、他の実施形態も含めて詳細に説明する。放送記録装置10の入力側として、LAN等の通信部11は、外部機器と接続して、例えばモデムM等を介しインターネット等の通信路を経由して番組情報提供サーバS等と通信を行ったり、コンテンツ情報等をダウンロードしたりする。又、BS/CSチューナ部12、地上波チューナ部13は、アンテナを介して放送信号を選局し復調して映像信号及び音声信号を入力するもので、広範な種類の放送信号に対応する。例えば、地上波アナログ放送、地上波デジタル放送、BSアナログ放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送等に及ぶものであり、これに限るものではない。又、必ずしも一つだけを設けるものではなく、例えば、地上波アナログ放送のチューナ部や、BS/CSチューナ部を2つ又は3つ以上を有し、予約録画の要求に応じて平行して機能させる場合も含んでいる。
又、先の通信部11は、IEEE1394インタフェースであってもよく、ネットワーク上の外部機器からデジタルコンテンツを受けることが可能である。又、図示しない入力端部から、輝度信号や色差信号、コンポジット等の映像信号、音声信号を受けることも可能である。これらは、制御部30等で制御されるセレクタ16により、入力が制御されて、エンコーダ部21に選択的に供給される。
エンコーダ部21は、セレクタ16により入力されたアナログビデオ信号やアナログオーディオ信号をデジタル化するビデオ用及びオーディオ用のアナログデジタルコンバータと、ビデオエンコーダと、オーディオエンコーダとを有する。更に、副映像エンコーダも含む。エンコーダ部21の出力は、所定のMPEG等の圧縮フォーマットに変換され、先の制御部30に供給される。
又、BS/CSチューナ12等は、必ずしも内蔵されている必要はなく、データ入力端子を介して外付けされて、受信したデジタル信号をセレクタ部16を介してエンコーダ部21や制御部30に供給することも好適である。
ここで図1の装置は、エンコーダ部21でエンコードされた情報(ビデオ、オーディオ、副映像データなどのパック)及び作成された管理情報を、制御部30を介してハードディスクドライブ部18又は光ディスクドライブ部19に供給し、ハードディスクドライブ部18、又は、光ディスクDに記録することができる。又、ハードディスクドライブ部18、又は、光ディスクDに記録された情報を、制御部30、光ディスクドライブ部19を介して光ディスクD、又は、ハードディスクドライブ部18に記録することもできる。
・編集処理等
データ編集部20により、ハードディスクドライブ部18又は光ディスクDに記録されている複数番組のビデオ・オブジェクトを、一部削除したり、異なる番組のオブジェクトをつなげたり、といった編集処理を行うこともできる。
・再生処理等
次に、主に記録された情報の再生処理について、他の実施形態も含めて詳細に説明する。MPEGデコーダ部23は、デコードされた主映像にデコードされた副映像を適宜合成し、主映像にメニュー、ハイライトボタン、字幕やその他の副映像を重ねて出力するビデオプロセッサを備えている。
MPEGデコーダ部23の出力オーディオ信号は、セレクタ部17を介して図示しないデジタルアナログ変換器でアナログ変換されてスピーカに供給されるか、I/F部27を介して外部装置に供給される。セレクタ部17は、制御部30からのセレクト信号により制御される。これによりセレクタ部17は、各チューナ部12,13からのデジタル信号を直接モニタする時、エンコーダ部21をスルーした信号を直接選択することも可能である。
・予約録画処理
次に、通信部11等から取得した電子番組情報に基づいて、図2の録画予約一覧や図12の番組表を用いて、ユーザのリモコンR等の操作により特定した番組に応じて、録画予約処理が可能である。予約された予約録画情報(図3)に基づいて、制御部30及び予約録画部42の働きにより、予約時刻になると、BS/CSチューナ部12又は地上波チューナ部13が受信した番組情報が復調された映像音声信号が、エンコーダ21等のエンコード処理を経て、例えば、ハードディスクドライブ18に記録(予約録画)される。
なお、この際の予約録画処理について、電子番組情報を用いた番組の追跡処理・延長処理等が可能であり、番組の延長や放送時間のシフト等に自動的に対応することができ、これらを後に詳述する。
この実施形態の放送記録装置10は、このように総合的な機能を有するものであり、多くのソースに対して光ディスクD又はハードディスクドライブ部18による記録・再生処理を行うものである。次に、この放送記録装置10の予約録画処理について、図面を用いて詳細に説明する。
<本発明の一実施形態である放送記録装置の予約録画処理の一例>
次に、この放送記録装置10の特に電子番組情報を用いた予約録画処理について、図面を用いて詳細に説明する。ここで、図1は、本発明の一実施形態に係る放送記録装置の構成の一例を示すブロック図、図2は、同じく放送記録装置が表示する録画予約一覧表の一例を示す説明図、図3は、同じく放送記録装置が番組表に表示する追跡マーク種の一例を示す説明図、図4は、同じく放送記録装置が扱う予約情報の一例を示す説明図、図5は、同じく放送記録装置が扱う予約設定の一例を示す説明図、図6は、同じく放送記録装置が扱う詳細な予約設定の一例を示す説明図、図7は、同じく放送記録装置における追跡処理の一例を示すフローチャート、図8は、同じく放送記録装置における予約時間を元に戻す処理の一例を示すフローチャート、図9は、同じく放送記録装置における予約時間変更の処理の一例を示すフローチャート、図10は、同じく放送記録装置におけるリアルタイム追跡処理の一例を示すフローチャート、図11は、同じく放送記録装置における予約時間変更の処理の一例を示すフローチャート、図12は、同じく放送記録装置が表示する番組表の一例を示す説明図である。
(番組情報提供方法)
本発明に係る放送記録装置においては、番組情報の提供方法は、少なくとも、以下の二つの方法が可能であるが、この方法に限定されるものではなく、例えば、媒体等を介して与えられるものでもよい。
すなわち、番組情報は、図1に示す放送記録装置10が内蔵する各チューナ部12,13を介して得られるものであり、通常のBS/CS/地上デジタル放送で映像・音声信号と共に送られてくる番組情報を用いて実現するものである。ここで、放送番組名を識別するための番組識別情報(イベント識別情報(Event ID)であって、放送年月日・時刻・チャンネルに固有の識別番号と、番組タイトルを含む付加情報の場合もある)と、この番組識別情報に対応した番組の放送時刻情報(例えば、放送開始時刻と放送時間、最大延長時間等を含む)とを含む番組情報が、放送信号に含まれる音声映像信号と共に受信され、抽出されて出力される。
このときの構成は、放送局Tの内部に番組情報を更新し生成するシステムを用意することが好適である。又、図1に示すように、次に示す番組情報提供サーバS等を放送局Tに接続して、番組情報を放送局Tに提供し、放送局Tの放送信号(地上波デジタル、地上波アナログ、衛星放送デジタル、衛星放送アナログ等)に重畳させて番組情報を放送記録装置10に提供することも可能である。
更に、図1に示すように、放送記録装置10に通信部11等を介して番組情報を提供する番組情報提供サーバSを用いて取得するものであってもよい。番組情報提供サーバSは、放送番組名を識別するための番組識別情報(イベント識別情報(Event ID)である放送年月日・時刻・チャンネルに固有の識別番号と、番組タイトルを含む付加情報の場合もある)と、この番組識別情報に対応した番組の放送時刻情報(例えば、放送開始時刻と放送時間、最大延長時間等を含む)とを含む番組情報を入力する番組情報登録部51と、番組情報登録部51で入力された番組情報を格納する番組情報格納部52と、番組情報格納部52に格納された情報をネットワーク等を介して、所望の端末に送信する通信部53とを有している。
このような構成を有する番組情報提供サーバSは、一般に、サービスを提供する組織の施設として設けられるものであり、予め、放送番組と放送番組の番組識別情報と放送時刻情報を含む番組情報がアップロードされている。そして、この番組情報に変更が生じると、即座に番組情報登録部51により変更情報を入力して、番組情報格納部52の更新処理を行う。この時、すでに番組情報提供サーバSに保持された番組情報と同一の番組識別情報をもつ番組情報が入力された場合、番組情報提供サーバSは、番組情報格納部52に保持された番組情報を最新のものに置き換えるものである。番組情報提供サーバSは、通信部53を介して、例えばインターネットを中継し、モデムMを介して、放送通信装置10に供給されてもよいし、図1に示すように、番組情報を放送局Tに提供し、放送局Tの放送信号(地上波デジタル、地上波アナログ、衛星放送デジタル、衛星放送アナログ等)に重畳させて番組情報を放送記録装置10に提供することも可能である。
ここでは、番組情報(放送開始時刻−終了時刻)と、例えば、この番組情報の最大延長時間情報等を1番組とする番組情報を、複数、提供するものであるが、情報の形態は、これに限るものではない。
(追跡処理:予約時−録画開始)
次に、本発明の一実施形態である予約録画情報の追跡処理をフローチャートを用いて詳細に説明する。図7のフローチャートにおいて、ユーザのリモコンR、又は、操作部32の操作に応じて、例えば、図12の番組表を受像機41の画面上に表示し、特定の番組タイトル、ここでは、タイトルP1『冬ソナ』をカーソル等で選択し、これをリモコンRのエンターキー等で特定することで、ひとつの番組が録画予約されるものである(S11)。このような録画予約においては、電子番組情報が保有するイベントIDを取得することが可能となり、イベントIDを保有した形での録画予約が可能となる場合がある。
このとき、図2の録画予約一覧において、『冬ソナ』が加えられたことが判る。又、このときの予約情報の一例は、図4に示すようなものであり、ここでは、チャンネル、開始日時、開始時間、録画時間、開始時間に含まれる開始シフト時間、録画時間に含まれる延長時間、NetworkID、ServiceID、EventID、追跡状態、録画先、画質、音質、予約名等が特定されている。ここで、追跡状態を、0:時間変更なし、1:時間変更、2:リアルタイム追跡中、3:変更失敗/リアルタイム追跡失敗、4:追跡切として管理している。
又、例えば、図5の録画予約(基本設定)画面においては、『冬ソナ』が録画予約されており、日時が示されており、又、『追跡』モードが選択されていることが画面上のアイコンで知ることができる。又、図6の録画予約(詳細設定)画面において、詳細な設定も可能であり、例えば、この実施形態の追跡処理モードである『追っかけ予約』がオンされていることがわかる。
なお、予約方法は、このように番組表から番組を特定する方法以外にも、通信部11を介して、インターネットを開始、例えば、図示しない携帯電話からのeメールを用いて、一つの番組を特定することでもよく、又は、通信部11を介した図示しないパソコンから、文字入力を行い、番組タイトルだけを供給する方法も可能である。この場合は、必ずしもイベントIDは供給されないため、特に後述する追跡処理でイベントIDを特定することが望ましい。
このような予約処理が完了した後、図5及び図6に示すように録画予約画面において、初めに、全予約情報が検索されているかが判断される(S12)。全ての検索が終了していればここで処理が終了する。全ての処理が終了していなければ、図6の領域P2『追っかけ予約』にて、追跡モードが選択されていれば(S12)、制御部30及び予約録画部・追跡処理部42の働きにより、例えば、番組表更新時毎(例えば、1日1回とか2回等だがこれには限らない)に、通信部から取得された番組情報を対象として、録画予約情報の追跡処理が行なわれている。すなわち、全予約情報を検索していなければ、番組情報から予約情報を1つ取得する(S14)。そして、予約情報の中にイベントIDが含まれているかどうかが判断される(S15)。
イベントIDがないときは、対応するch又はN(Network)ID/S(Service)IDと開始日から対応する番組表中を、例えば、開始時間の±2時間の範囲で番組タイトル名で検索する(S16)。ここで、予約した番組がみつかれば(S17)、予約録画情報のイベントIDとして、番組表中のイベントIDを格納する(S23)。そして、後述する予約時間変更処理に進む(S24)。又、ここで、予約した番組がみつからなければ、予約時間を元のまま変更せず、後述する予約時間を元に戻す処理に進む(S18)。
次に、ステップS15において、予約情報の中にイベントIDが含まれていると判断されると、対応するNID/SIDと開始日から対応する番組表中を、例えば、開始時間の±2時間の範囲でイベントIDで検索する(S21)。そして、予約した番組が見つからなければ(S22)、予約時間を元のまま変更せず、後述する予約時間を元に戻す処理に進む(S18)。又、ステップS22で予約した番組が見つかれば、後述する予約時間の変更処理に進んで予約時間の変更を行なうものである(S24)。
・予約時間を元に戻す
図8は、予約時間を元に戻す場合のフローチャートを示している。ここで、予約時間を元に戻すとは、現在の予約録画情報をユーザが一番最初に予約設定で入力した予約録画情報に戻すという意味である。制御部30及び予約録画部・追跡処理部42の働きにより、(予約情報の録画開始時間)を(録画開始時間)−(シフト時間)とし、更に、(録画時間)を(録画時間)−(延長時間)と仮に設定してみる(S31)。これにより、予約録画情報は、現在の予約録画情報をユーザが一番最初に予約設定で入力した予約録画情報に戻した状態となる。そして、他予約との時間の重複を確認する(S32)。ここで、この予約録画情報の予約時間と他の予約録画情報との時間の重なりがなければ(S33)、現在の予約録
画情報を一番最初の予約録画情報に完全に戻すべく、予約情報のシフト時間を“0”と設定し、更に、延長時間を“0”と設定する(S34)。
又、ステップS33において、この予約録画情報の予約時間と他の予約録画情報との時間の重なりがある場合は(S33)、現在の予約録画情報を、ユーザが入力した一番最初の予約録画情報に戻すことを中止する。すなわち、(予約情報の録画開始時間)を(録画開始時間)+(シフト時間)とし、(録画時間)を(録画時間)+(延長時間)に変更することで、現在の予約録画情報を、一番最初の予約録画情報から一つ前の録画予約情報へと戻す(S35)。そして、予約情報の追跡状態を(変更失敗)として処理を終える(S36)。
なお、図7及び図9のフローチャート及び次に説明する図10のフローチャートにおいて、以下のように番組予約情報が変遷する場合がある。すなわち、図7においてユーザが予約処理(S11)で設定した第1の予約情報(例えば、6:00〜7:00)は、その後、1度以上、番組情報が更新されることで、図7のフローチャート及び図9のフローチャートの処理を経ることで、第2の予約情報(例えば、6:30〜7:30)へと更新されるものである。更に、その後、図7のフローチャートにおいて、番組情報の更新を行なった場合、最新のイベントIDに応じて、予約時間変更(S24)へと推移し、図9のフローチャートにおいて、最新の番組情報に応じた第3の予約情報(例えば、7:00〜8:00)へと更新が望まれており、しかし、テップS42において他の予約録画情報(例えば、他の予約情報7:30〜8:30)と重複すると判断される場合がある(S42)。
このような場合、処理は、ステップS47を経て、図8のフローチャートへと移行し、一番最初のユーザが予約処理(S11)で設定した第1の予約情報(6:00〜7:00)に戻せるかどうかを判断する(S31)。しかし、このとき、ステップS32,S33において、この第1の予約情報(6:00〜7:00)も、他の予約録画情報(例えば、他の予約情報5:30〜6:30)が存在するとこれに重複する場合がある。この場合は、ステップS35に示すように、先の予約情報である第2の予約情報(6:30〜7:30)に予約情報を戻すものである。
このように、本発明に係る放送記録装置の追跡処理において、番組予約情報は、単に最新の予約録画情報に更新されるのではなく、他の予約録画情報を考慮して、上記の第3予約情報→第1予約情報→第2予約情報のように、最適値に変遷するものである。
・マーク表示等
なお、このとき、予約録画時間を最新の予約録画時間に変更できなかった番組表について、マークを表示することが好適である。又、上の予約帯の色又は模様を変えることが好適である。
すなわち、追跡処理の失敗を、図2に示す番組表において、マーク[?追]により表示することで、ユーザへの現在の追跡処理の状況を知らせることができる。すなわち、図3において、マーク[?追]は、変更の失敗を意味している。このほかにもリアルタイム追跡が失敗したことを示している。すなわち、番組表上から同名番組が見つからなかった、追従のための予約時間変更をしようとしたら他の予約と重なり、追従できなかったことを示している。このとき、時間が変更できなかった番組表上の予約帯の色又は模様を変えることが好適である。マークは、図2の領域P3に示すように色々のものがあり、
[×追]は、追跡切が設定されていることを示している。
又、[追](青表示)は、追跡がうまくいっている状態を示しており、時間変更も成功していることを示している。
又、[追](緑表示)は、放送波からの番組情報によるリアルタイム追従中である。
又、マーク無は、時間変更がないことを示している。
又、図3及び図12に示すように、このマークは、録画予約一覧(図2)用と番組表(図12)用とで異ならせることが可能である。表示密度の高い図12の番組表において、番組P4『きょうの出来事』のマーク(?)により、下段の番組『チーズケーキ工房』に干渉されたためか、追跡処理がうまくいかず、予約録画情報の変更に失敗したことを知ることができる。
このように、状況に応じて、録画一覧表に追跡処理の状況を説明するマークを表示することにより、現在の追跡処理の状況をユーザが直感的に理解することが可能となる。又、マークは、録画一覧表だけに表示されるわけではなく、例えば、番組表に表示することも好適であり、個別の予約設定画面(図5,図6等)に表示してもよい。又、ユーザの希望により、表示が煩わしければ非表示に設定することも好適である。又、マークに替わり、番組表上の番組領域を色又は模様で識別可能に表示することでも好適である。
・予約時間変更
又、図9は、予約時間を変更する場合のフローチャートを示している。はじめに、制御部30及び予約録画部・追跡処理部42の働きにより、(予約開始時間)=(番組開始時間)かつ(録画時間)=(放送時間)であるかどうかが判断される(S41)。もし、現在の予約時間がこの関係を満たしていれば、予約時間を変更することなく処理を終了する。
もし、この関係が成立していなければ、同予約を最新の番組情報の番組開始時間と放送時間に変更したとき、既に予約されている他の予約時間と重複するかどうかが判断され(S42)、重複するのであれば、上述した『予約時間を元に戻す』の処理に飛ぶ(S47)。
もし、他の録画予約時間と重複することがなければ、(予約情報のシフト時間)を(番組開始時間)−(予約情報の録画開始時間)へと変更し、(予約情報の延長時間)を(番組放送時間)−(予約情報の録画時間)へと変更し、(録画開始時間)を(録画開始時間)+(シフト時間)へと変更し、(録画時間)を(録画時間)+(延長時間)へと変更する(S43)。
このとき、(シフト時間)=(延長時間)=0となっていなければ(S44)、(予約情報の追跡状態)を(時間変更)と設定される(S45)。これにより録画一覧表等に、マーク[追](青表示)が表示される。又、マークに替わり、番組表上の番組領域を色又は模様で識別可能に表示することでも好適である。又、(シフト時間)=(録画時間)=0となっていれば、実質的な時間変更はなかったものとして、(予約情報の追跡状態)は、(時間変更なし)とし、追跡マークは表示されることはない(S46)。
このような予約後(番組表更新時等)の追跡処理により、最新の番組情報(番組時間)が反映された予約録画処理が一層確実になるものである。又、図3のマークを表示することでユーザに状況を直感的に説明することが可能となる。又、マークに替わり、番組表上の番組領域を色又は模様で識別可能に表示することでも好適である。
(追跡処理:リアルタイム追跡:録画開始−録画終了)
次に、予約録画の開始時、録画途中から録画が終了するまでのリアルタイム追跡について、図10のフローチャートを用いて説明する。図10のフローチャートにおいて、放送記録装置10は、制御部10及び予約録画部・追跡処理部42の働きにおいて、予約録画開始時刻となったとき、目的の番組が放送中でなければ(S51)、(予約情報の追跡状態)を(リアルタイム追跡中)と設定する(S52)。このとき、番組表や録画予約一覧等にマーク[追](緑表示)を表示することが好適である。そして、所定時間、例えば、3時間番組情報を監視し続けるものである(S53)。
このときに番組情報を再度取得し(S54)、この番組情報内に予約情報のイベントIDが見つからなければ、もう一度、ステップS53の番組情報の取得から始める(S55)。番組情報内に予約情報のイベントIDが見つかれば、番組情報内に同IDの開始時間を探し、これがなければ、もう一度、ステップS53の番組情報の取得から始める(S56)。番組情報内に同IDの開始時間が見つかれば、この開始時間に録画時間を変更するべく、後述する図11の『予約時間変更』の処理へと転送する(S57)。又、例えば、3時間、このステップ54からステップS56の判断を繰り返しても、イベントIDと時間を検出できなかったときは、(予約情報の追跡状態)を(リアルタイム追跡失敗)として処理を終了する(S58)。このとき、番組表や録画予約一覧等にマーク[×追]を表示することが好適である。
又、ステップS51で目的の番組が放送中であれば、番組情報を取得し(S61)、番組情報内に同IDの終了時間があるかどうかを判断する(S62)。終了時間がなければ、放送中かどうかを判断し(S63)、放送中であれば、再び、ステップS61から、番組情報を調査する。放送が終了していれば、処理もここで終了する。
ステップS62で番組情報内に同IDの終了時間が見つかれば、この時点で、(予約情報の録画時間)=(番組情報内の同IDの終了時間)−(開始時間)となっているかを判断する(S64)。なっていれば、ステップS61に戻ってこの状態を監視し、なっていなければ、(予約情報の録画時間)を(番組情報内の同IDの終了時間)−(開始時間)へと変更し(S65)、そして、(予約情報の追跡状態)を(時間変更)したものとして(S66)、このとき、番組表や録画予約一覧等にマーク[追](青)を表示することで現状をユーザに認知させるものである。
次に、ステップS56で、番組情報内に同IDの開始時間があると判断した場合、図11に示される予約時間変更が行なわれるものである。すなわち、図11のフローチャートにおいて、同予約を番組情報内の同IDの開始時間に変更た際に他の予約と重なるかどうかが判断される(S71)。重ならないと判断されれば、(予約情報の開始時間)を(番組情報内の同IDの開始時間)へと変更して(S72)、その後、(予約情報の追跡状態)を(時間変更)へと変更する(S73)。このとき、番組表や録画予約一覧等に[追](青)を表示することで現状をユーザに認知させるものである。
又、ステップS71において、同予約を番組情報内の同IDの開始時間に変更た際に他の予約と重複すると判断されてしまうと、(予約情報の追跡状態)を(変更失敗)へと設定される(S74)。このとき、番組表や録画予約一覧等にマーク[?追]を表示することで現状をユーザに認知させるものである。
以上のように、本発明の実施形態においては、録画開始時刻となった後も、リアルタイム追跡を行なうもので、これにより、スポーツ放送の延長等の微妙な時間変更にも確実に対応することが可能となる。又、図3に示されるような各マークを表示することで、ユーザに現状を詳細に認知させることが可能となる。又、マークに替わり、番組表上の番組領域を色又は模様で識別可能に表示することでも好適である。
従って、本実施形態によれば、図6の録画予約の追っかけ予約(番組追跡のこと)のアイコンP2をオンして追跡モードがオンされることで、図5の開始−終了時間をリアルタイムに追従させ変更させることができる。
・追跡処理の優先設定
又、更に、ここで、一つの予約情報と他の予約情報との優先度の設定において、優先させたい予約情報の図6の録画予約画面上のアイコンP2を、オン→オフ→オンとすることで、この予約情報を他の予約情報に優先させて、追跡処理をさせるべく設定させるものである。これにより、図8のフローチャートのステップS33の判断、図9のフローチャートのステップS42の判断、図11のフローチャートのステップS71の判断において、このオン→オフ→オンの操作をした方の予約情報が優先されるため、他の予約録画情報に影響されることなく確実な追跡処理が可能となり、確実な予約録画が可能となるものである。この操作は、図6の録画予約画面の [登録]ボタンで確定するものである。
・予約削除等の処理
更に、この実施形態の放送記録装置においては、所望の予約録画情報が削除又は無効又は時間変更となった場合、これに応じて、制御部30及び予約録画部42の働きにより、他の予約録画情報を全て検出し、これらの時刻情報を最適化するべく制御されるものである。この処理により、現在の予約状況に応じた最適な追跡処理を可能とするものである。
又、追跡状態を示すマークは、初期設定で表示/非表示を選べるようにすることで、ユーザがマークを煩わしいと感じた場合は、マークを表示させないように制御部30等で制御することも可能である。
このように、本発明の実施形態によれば、このようなリアルタイムの追跡処理によって、番組の前倒し放送(番組開始時刻が予定よりも早くなる)にもリアルタイム追跡対応ができる。又、デジタル放送の繰返し予約や、イベントID情報がないタイプの電子番組情報からの予約に対してもリアルタイムでのイベント追跡を毎回行なうことができる。
更に、マーク表示により、追跡状態が一目でわかり、追跡失敗の恐れがある場合は事前にユーザによる対処が可能となる。これによって、常に最適な追跡配置により、正しく録画できる番組数を向上させることができる。
又、予約の自動延長結果が番組表上で簡単に確認でき、予約確認時の安心感を与えることができるものであり、これらのことは、放送記録装置の基本性能として求められている確実な予約録画処理を可能とするものである。
以上記載した様々な実施形態により、当業者は本実施形態を実現することができるが、更にこれらの実施形態の様々な変形例を思いつくことが当業者によって容易であり、発明的な能力をもたなくとも様々な実施形態へと適用することが可能である。従って、本発明は、開示された原理と新規な特徴に矛盾しない広範な範囲に及ぶものであり、上述した実施形態に限定されるものではない。
本発明の一実施形態に係る放送記録装置の構成の一例を示すブロック図。 同じく放送記録装置が表示する録画予約一覧表の一例を示す説明図。 同じく放送記録装置が番組表に表示する追跡マーク種の一例を示す説明図。 同じく放送記録装置が扱う予約情報の一例を示す説明図。 同じく放送記録装置が扱う予約設定の一例を示す説明図。 同じく放送記録装置が扱う詳細な予約設定の一例を示す説明図。 同じく放送記録装置における追跡処理の一例を示すフローチャート。 同じく放送記録装置における予約時間を元に戻す処理の一例を示すフローチャート。 同じく放送記録装置における予約時間変更の処理の一例を示すフローチャート。 同じく放送記録装置におけるリアルタイム追跡処理の一例を示すフローチャート。 同じく放送記録装置における予約時間変更の処理の一例を示すフローチャート。 同じく放送記録装置が表示する番組表の一例を示す説明図。
符号の説明
11…通信部、12…BS/CSチューナ部、13…地上波チューナ部、18…ハードディスクドライブ部、19…光ディスクドライブ部、20…データ編集部、21…エンコーダ部、22…バッファ部、23…MPEGデコーダ部、24…音声映像処理部、26…ディスプレイ、27…I/F部、28…多重化部、29…分離部、30…制御部、32…操作部、33…表示部、R…リモコン、43…番組表生成部。

Claims (12)

  1. 放送信号を受信し、これを復調して映像音声信号を出力するチューナ部と、
    前記チューナ部からの前記映像音声信号を記録する記録部と、
    指示信号に応じた予約録画情報を生成して記憶する予約管理部と、
    番組情報が与えられると、前記予約管理部の前記予約録画情報に放送日時及びチャンネルを特定するイベント識別情報が含まれていない場合、前記予約録画情報に含まれる番組タイトルで前記番組情報中を探索して、同一とみなされる番組タイトルが見つかりこれがイベント識別情報を伴っていれば、このイベント識別情報を前記予約録画情報として更新し、前記更新された予約録画情報が示す予約時刻が来ると更新された予約録画情報に基づいて、前記チューナ部及び前記記録部を制御して予約録画を行なう制御部と、
    を具備することを特徴とする放送記録装置。
  2. 前記制御部は、前記探索により同一とみなされた番組タイトルの前記イベント識別情報が伴っている最新情報を、前記予約管理部の予約録画情報として設定するべく制御することを特徴とする請求項1記載の放送記録装置。
  3. 前記制御部は、前記予約管理部の前記予約録画情報にイベント識別情報が含まれていれば、このイベント識別情報で前記番組情報中を探索して同一とみなされるイベント識別情報が見つかれば、このイベント識別情報が伴う最新情報を前記予約録画情報として設定するべく制御することを特徴とする請求項1記載の放送記録装置。
  4. 前記制御部は、前記イベント識別情報の前記番組情報中を探索して見つけ出したイベント識別情報が伴う最新情報を予約録画情報として再設定する処理を、予約録画の直前と、前記通信部が前記番組情報を更新する毎と、予約録画の最中との内の少なくとも一つのタイミングで行なうことを特徴とする請求項3記載の放送記録装置。
  5. 前記制御部は、前記番組情報中の探索の結果、前記予約録画情報が予約時とは異なる値に更新された結果、他の予約録画情報と重複してしまった場合、更新前の予約録画情報へと戻すことを特徴とする請求項1記載の放送記録装置。
  6. 前記制御部は、前記番組情報中の探索の結果に応じて前記予約録画情報が予約時とは異なる値に更新すると他の予約録画情報と重複してしまう場合、更新することなく更新前の予約録画情報で予約録画を行なうことを特徴とする請求項1記載の放送記録装置。
  7. 前記制御部は、前記番組情報中の探索の結果、前記予約録画情報が予約時とは異なる値に更新された結果、他の予約録画情報と重複してしまった場合、最初に設定された予約録画情報に変更して他の予約録画情報と重複するかどうかを判断し、これも他の予約録画情報と重複してしまった場合、更新前の予約録画情報へと戻すことを特徴とする請求項1記載の放送記録装置。
  8. 前記制御部は、所望の前記予約録画情報が削除又は無効又は時間変更となった場合、これに応じて、他の予約録画情報の時刻情報を最適化するべく制御することを特徴とする請求項1記載の放送記録装置。
  9. 前記制御部は、前記制御部の探索の結果に応じて前記予約録画情報が予約時とは異なる値に更新した後に他の予約録画情報と重複してしまう場合は、その予約録画情報の番組追跡操作についてオンしてからオフし再びオンすることで、当該予約録画情報の番組を強制的に最新の前記番組表のデータに追跡させるべく制御することを特徴とする請求項1記載の放送記録装置。
  10. 指示信号に応じた予約録画情報を生成して記憶し、
    外部装置から番組情報を取得すると、前記予約録画情報に対応した番組情報を前記番組情報から探索し、探索結果に応じて前記予約録画情報を更新し、
    前記更新された予約録画情報が示す予約時刻が来ると更新された予約録画情報に基づいて、放送信号を受信し復調して映像音声信号を記録することを特徴とする放送記録方法。
  11. 前記予約録画情報にイベント識別情報が含まれていれば、このイベント識別情報で前記番組情報中を探索して同一とみなされるイベント識別情報が見つかれば、このイベント識別情報が伴う最新情報を前記予約録画情報として設定するべく制御することを特徴とする請求項10記載の放送記録方法。
  12. 前記イベント識別情報の前記番組情報中を探索して見つけ出したイベント識別情報が伴う最新情報を予約録画情報として再設定する処理を、予約録画の直前だけでなく、前記番組情報を更新する毎に、及び、予約録画の最中も行なうことを特徴とする請求項10記載の放送記録方法。
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