JP2006217546A - 監視カメラ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電源供給用の有線の設置を行わずに、電力を供給する監視カメラ装置を提供すること。
【解決手段】 気動車200は、敷設されたレール300上を移動する。カメラ部100は、気動車200に対して可動できるように、気動車200の上部に取り付ける。カメラ部100は、映像の撮像や音の集音を行う。太陽電池800は、少なくとも気動車200をレール300上を移動したり、カメラ部100を気動車200に対して可動したり、カメラ部100で映像を撮像したり、カメラ部100で音を集音するために、気動車200やカメラ部100に電力を供給する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、屋外や屋内に設置され、監視を目的とした観察を行い、その情報を基地局に送り、その情報を記録する監視カメラの技術分野に属する。
一般的に監視カメラはある一点に固定され、一定の方角を向いたレンズがその方向にのみの画像情報や音声情報を収集する。収集した情報は監視カメラが基地局に電送し、基地局はその情報をテープレコーダ等の記録装置を用いて記録する機能を持っている。
侵入者は、一般に監視カメラの存在に注意を払い、監視カメラの死角に入らない様に進入経路を選ぶ。一点に固定された監視カメラは、死角が出来る事という短所を有する。従って、侵入されても侵入者を記録出来なかったと言う事態が発生する場合も起こりうる。また、監視カメラが一点に固定されていると、例え、カメラの画像に写っていたとしても侵入者の追跡は困難である。
そこで、レール上を移動する台車にカメラを取り付け、台車を移動させることにより、カメラを移動させる移動カメラ装置がある。台車はトロリー線、バッテリや有線などを介して電力が供給されて、レール上を移動する(例えば、特許文献1)。
特開2001−78058号公報(第3−4頁、第1図及び第2図)
電源供給に有線を使用する従来の監視用カメラは、監視カメラの設置にあたりレールの敷設以外に電源供給用の有線の設置も行わなければならない。監視カメラは極力目立たないように設置したいが、全体として大掛かりなものとなってしまう。また、バッテリを使用する従来の監視カメラは、バッテリの充電や交換をしなければならず、目立たない場所に設定されている監視カメラのバッテリ交換等は容易ではない。交換回数を減らそうとすると、容量の大きいバッテリを搭載することとなると、監視カメラ自体が大きくなってしまう。
また、侵入者の追跡は絶えず危険が伴う為に遠隔地からカメラ等を使って行う方が得策である。監視カメラが一点に固定されている理由の一つにカメラや電子回路を動かす為の電源を供給する為と収集した画像や音声情報を基地局に送る為に通信ケーブルを用いるからである。電源や通信ケーブルを長くして監視カメラを移動させる事は可能である。しかし、ケーブルが長くなるに従って、ケーブルの収納やハンドリングに手間が掛かり、結局長い距離を移動させる事は無理がある。
本発明の監視カメラ装置は、あらかじめ決められた範囲を移動する気動車と、前記気動車に対して可動できるように前記気動車に取り付けられ、映像の撮像や音の集音を行うカメラ部と、前記気動車が前記あらかじめ決められた範囲を移動するために敷設された敷設物と、少なくとも前記気動車を移動させ、前記カメラ部の可動、撮像と集音するために、自ら発電して稼動する機器に電力を供給する太陽電池と、を有する。
本発明の監視カメラ装置は、前記太陽電池とは別に、前記気動車と前記カメラ部に電力を供給する補助電源装置を有し、前記敷設物に設けられ前記気動車の移動を阻むストッパーは、前記補助電源装置に前記太陽電池とは異なる電力を供給するための充電供給用端子を有し、前記気動車は前記充電供給用端子と接続して電力の供給を受ける充電受け用端子を有する。
本発明の監視カメラ装置は、前記カメラ部で撮像された前記映像や集音された前記音を他の機器に無線伝送する無線装置を有する。
本発明の監視カメラ装置は、前記気動車は、前記気動車が停止する位置に停止するため、光を送受して位置を検出する検出器と、前記気動車が移動した距離を測定する移動距離計を有していてもよい。
自ら発電する太陽電池を有することで、監視カメラ装置の移動が移動する際に、監視カメラ装置と共に移動する長いケーブルを用いずに、各種機器に電力を供給することができる。また、補助電源装置を用いることで、太陽電池による発電が低下した場合でも、監視カメラに電力を供給することができる。
本発明における実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の監視カメラ装置における監視カメラの外観図を示す。監視カメラ10は、レール上を移動する気動車200と気動車200に固定されたカメラ部100からなる。カメラ部100は被写体を撮像する。気動車200はレール上を移動して、侵入者などを追いかけたり、監視区域内を定期的に監視できるように、カメラ部100を移動させる。移動は、気動車200の下部に設けたレール上を転がる動輪210が回転し、前進方向と後進方向に進む。また、気動車200の下部に設けたレール側面を転がる側輪220が、気動車200がレールから脱輪しないようにする。
図2は監視カメラ装置の正面図を示し、図3は監視カメラ装置の側面図を示す。ここに示す実施例は、レール上を物体が移動するモノレール方式による監視カメラ装置である。
監視カメラ装置20は、映像を撮像するカメラ部100、カメラ部を目的の位置に移動するための気動車200と、気動車200が移動する際に走行するレール300とからなる。
気動車200は、気動車200の下部に設けられた動輪210がレール300の上面を転がることで、前進方向又は後進方向に進む。動輪210は並列に2本と前後に2本の計4本を配置する。また、気動車200の下部に設けられた側輪220がレール300の側面を転がることで、気動車200がレール300から脱輪することを防止する。側輪220は、前後左右に1本ずつ、計4本を配置する。側輪220は、動輪210と連動して、気動車200の進行方向に合わせて駆動しても良いし、あるいは、動輪210と連動せずに、側輪220を駆動させないで、フリーに回転するようにしても良い。動輪210及び側輪220は、タイヤ内に空気を入れないタイプのゴムタイヤが望ましい。ゴムタイヤを使用すると、空気抜けをチェックする等のメンテナンスが不要となり、駆動時のレールとの摩擦力向上と停止時のブレーキ力向上を図ることができる。
動輪210を4本としたのは、カメラ部100が可動ヒンジ110を介して上部に取り付けられている為、カメラ部100の位置によっては動輪210に充分な圧力が加わらず、動輪210がスリップして監視カメラ10が移動出来ないことも考えらるので、動輪210を4本とすると、このような状態をより防げることができる。
カメラ部100は、可動ヒンジ110を介して気動車200の上部に取り付ける。可動ヒンジ110が動くことで、カメラ部100が上下方向と左右方向に移動することができる。レール300は、気動車200の下方にあり、固定ボルト310で固定される。
動輪210を4本としたのは、カメラ部100が可動ヒンジ110を介して上部に取り付けられている為、カメラ部100の位置によっては動輪210に充分な圧力が加わらず、動輪210がスリップして監視カメラ10が移動出来ないことも考えらるので、動輪210を4本とすると、このような状態をより防げることができる。
図4は、動輪の駆動方法を示す図である。本実施例では、ギア式4輪駆動方法を用いたものを示す。前後の動輪210は、電磁モータ440によって駆動される。電磁モータ440の動力は、電磁モータ440とかみ合う平歯車430に伝達される。平歯車430に伝達された動力は、平歯車430とかみ合う傘歯車410cに伝達される。傘歯車410cに伝達に伝達された動力は、傘歯車410cとかみ合うピニオン420cに伝達される。ピニオン420cはシャフト450に固定されているので、ピニオン420cが回転すると、シャフト450がピニオン420cと共にピニオン420cの回転方向に回転する。シャフト450の両端には、ピニオン420a、420bが固定されている。したがって、ピニオン420a、420bも、シャフト450の回転方向に回転する。ピニオン420a、420bは、動輪210に取り付けらた傘歯車410a、410bとかみ合っていて、ピニオン420a、420bに伝えられた動力は、動輪210に伝達できる。
なお、シャフト450の回転によって、前後の動輪210が共に同じ方向に回転するように、ピニオン420a、420bと傘歯車410a、410bの歯すじの向きを考慮する必要がある。
この2つ動輪210を駆動するユニットが、気動車200の左右にそれぞれ1組ずつある。右側の電磁モータ440と左側の電磁モータ440を同じ回転速度に、あるいは、異なる回転速度にして、監視カメラ20を直進させたり、あるいは、左右に舵をとりながら進めたりする。
次に移動する距離の測定方法に付いて説明する。本実施例では、移動距離を正確に測定する為、光学式エンコーダ方式を採用している。動輪210の一つに光学式エンコーダ装置が付いている。図5は、動輪と円盤の縁に光が通る孔を等間隔で明けたエンコーダ円盤との位置関係を示した図である。動輪210とエンコーダ円盤510は、軸510aを介して直結されている。移動する監視カメラ10は通常、予め指定された測定点での撮像及び集音を行うが、予め指定された測定点以外でも撮像や集音が可能である。本発明の移動する監視カメラ10は、距離を光エンコーダ方式の距離計を装備している。この距離計を用いて監視カメラの現在位置から新たに指定される測定点に移動する事が出来る。
図6は、エンコーダ円盤と検出部の位置関係を示す。詳細には、図6(a)がエンコーダの側面図、(b)がエンコーダの正面図、(c)進行方向とエンコーダの位置を示す図である。進行方向を検知する方法は、2組の検出器520が並列に配置されている検出部520で検知する。光源として発光ダイオード540a、540bと検出器530として2個のフォトトランジスタ530a、530bが、2組の検出器520a、520bを成す。エンコーダ円盤510の孔510bが、2組の検出器520a、520bに差し掛かるには時差がある。この時差を使って、進行方向を割り出す事が出来る。例えば、右側に位置する検出器520aが最初にONして、次に左側の検出器520bがONした場合は、エコーダ円盤が右から左に移動していると判る。監視カメラが移動した距離は、移動中に検出器520が検出したエンコーダ円盤510bの孔の数に比例する為、動輪210の実質直径が判れば移動した凡その距離が判る。なお、この方式での距離測定では誤差を生じる為、より正確に測るためには停止位置を示す道標が必要となる。
図7は、道標とその検出法に付いて説明した模式図である。停止位置とその検出には停止位置を示す目印と目印を認識する機構が必要である。図7(a)は、光源側からの光が停止表示部に反射する状態を示した模式図であり、(b)は光源側からの光が停止表示部に反射しない状態を示した模式図である。停車位置の目印である停止位置表示部730は反射板になっており、反射光検出器の光源、つまり発光ダイオード720から出た光が、停止位置表示部730に反射して検出側のフォトトランジスタ710に取り込まれて、停車位置を確認する仕組みである。発光ダイオード720から出た光の近傍に停止表示部730がないと、発光ダイオード720から出た光は、検出用のフォトトランジスタ710で認識されない。なお、フォトトランジスタ710は迷光等にも反応する為、前記のエンコーダ方式に依る移動距離測定装置と併用する事で、監視カメラ10が正確な位置に停止出来る。停止後はカメラ部100の方向を指定された方向に向け、撮像を行う。
図8は、発電方式の電源供給を示す模式図である。太陽電池800は光が無いと発電出来ない為、夜間は二次電池810内に溜めた電力で監視カメラ10が動くことになる。
図9は、発電方式の電源供給を示す模式図である。太陽電池800は、カメラ部100の側面、気動車200の側面に取り付ける。電源ケーブルを用いないで移動用監視カメラ10が電源を得る方法として、本実施例では発電方式を採用した。発電方式では一般的に発電器で電力を得て二次電池810でその電力を貯蓄する方法が取られる。本実施例では多発電器に結晶シリコンを用いた太陽電池800と二次電池810にキャパシタを用いた。太陽電池800は監視カメラ100の側面に配置し、如何なる方向から光が来ても発電出来る様に工夫した。
図10は、監視カメラのブロック図を示す。カメラ部100にある撮像部1020は、映像を撮像し、中央制御装置1010にそのデータを送る。撮像部1020は、高感度カラーCCDカメラの採用すると、画像の解像度を上げる事ができる。カラー映像を用いる事で解像度の向上や侵入者の服の色などの情報を増やす事が出来、侵入者の特定などに役立つ情報を事後に提供する事が出来る。監視カメラ10にはモノクロ方式のカメラが用いられている場合が多い。モノクロ画像は画像1枚に対するデータ量が少ないので同じ記録媒体にカラー映像より多くの画像を記録出来る長所があるが、反面夜間灯火の元で撮影された記録から侵入者の素顔等を判読する事が困難な場合がある。この様な場合、例えば、刑事事件の際の物証としてもその価値が低下する可能性もある。また、解像度を上げる為に照明を付けると、侵入者に発見され安く、監視カメラ自体が破壊されてしまう可能性がある。従って、カラー映像がモノクロ画像より望ましい。
また、カメラ部100にある集音部1025が撮像する周辺の音を録音し、そのデータを中央制御装置1010に送る。映像と音のデータは、無線装置1030により使用者の装置に送信される。また、使用者はこれらのデータを確認して、監視カメラ10をさらに別の位置に移動するように、監視カメラ10に無線装置1030を通じて指示を出す。無線装置1030は、情報を転送する装置として特定小電力無線を用いる。移動する指示が出ると、駆動制御部1050が移動方向を判断し、駆動装置1060を駆動させて、監視カメラ10を移動させる。また、監視カメラ10は、停止位置検出器1070で停止位置を検出し、その結果を駆動制御部1050に送る。さらに、移動距離計1080が監視カメラ10の移動距離を測定し、測定結果を駆動制御部1050に送る。そして、電源装置1040が中央処理装置1010をはじめとして、各部に電源を供給する。電源装置1040は、自己電源として太陽光発電とキャパシタ型2次電池の組み合わせたものを用いる。
一般に、監視カメラ10には省電力が求められる。太陽電池800は光が無いと発電出来ない為、夜間は二次電池810内に溜めた電力で監視カメラ10が動くからである。
本実施例の省電力化は、中央制御装置1010以外の装置に於いて使用時以外は電源供給を停止し、電源再供給時にリセットを掛ける方式を取る。移動式監視カメラの実質的な動きと電源供給に付いて説明する。
先ず、撮像及び集音が終わり、収得したデータを無線電送した状態から始める。移動式監視カメラは図10に示す駆動制御部1050、駆動装置1060、停止位置検知器1070及び移動距離計1080に電源が供給される(行程201)。移動式監視カメラ10が次の観察点に移動する(行程202)。停止位置に到着した移動式監視カメラ10は駆動制御部1050、駆動装置1060、停止位置検知器1070及び移動距離計1080の電源を切る(行程203)。次に、中央制御装置1010は撮像部1020と集音部1025の電源を入れ(行程204)、撮像部1020及び集音部1025から収得したデータを受け取る(行程205)。収得したデータの転送が終わると、中央制御装置1010は撮像部1020及び集音部1025の電源を切る(行程206)。無線装置1030の電源を入れ(行程207)、無線装置1030に向かって収得したデータの転送を行う(行程208)。 無線装置1030は転送されたデータを基地局に向けて無線電送する(行程209)。データの転送が終わると、中央制御装置1010は無線装置1030の電源を切り(行程210)、次の測定点に移動する為に行程201に戻り、同じ動作を繰り返す。
このとき、太陽光発電だけでは太陽が照っている時だけでしか発電出来ない為、発電量と発電時期が特定出来ない為、電源供給が不安定になることもある。従って、発電量を補う構造が必要となる場合も想定される。補助的な充電機能が必要な場合も考えられる。しかし、監視カメラは定期的に撮像や集音を行う為、一箇所に留まって長い間充電を受ける事は難しいので、充電は補助的なものに留まる。
図11は、異常事態が発生したときのフローチャートを示したものである。先ず、移動する監視カメラ10を起動する(行程401)。基地局の無線装置は移動する無線装置1030に対して、予め指定された測定点の撮像及び集音の作業中止の命令を送る(行程402)。次に、基地局の無線装置は移動する監視カメラ10の無線装置1030に対して、新たな測定点の撮像及び集音実行の命令と測定点の位置、一般的には基地局からの距離、を移動する監視カメラ10の無線装置1030に通報する(行程403)。移動する無線装置1030は中央制御装置1010に受信した内容を転送する(行程404)。中央処理装置1010は移動距離計1080が持っている値と受信した新たな測定点の距離とを比較し(行程405)、移動方向と移動距離を算出し(行程406)、その値を駆動制御部1050に転送する(行程407)。駆動制御部1050は、駆動装置1060に移動を命じる(行程407)。中央処理装置1010は移動距離計1080の値を常にモニタし(行程408)、新たに指定された測定値に来ているか判断する(行程409)。新たに指定された測定点に到達した場合に、中央制御装置1010は駆動制御部に対して移動終了の指示をする(行程410)。駆動装置1060は移動を停止する(行程411)。中央制御装置1010は測定点に到達した事を無線装置1030を通して基地局に伝え(行程412)、次の指示を待つ(行程413)。基地局は撮像する方向と条件を無線装置1030を通じて、移動する監視カメラ10に電送する(行程414)。無線装置1030から情報を受け取った移動する監視カメラ10の中央処理装置1010は、撮像用のカメラ部100を撮像方向に移動させ(行程415)、転送された条件に従って撮像や集音を行う(行程416)。撮像された画像や集音情報は、移動する監視カメラ10の無線装置1030から基地局に送られ(行程417)、移動する監視カメラ10は、基地局からの次の指令を待つ(行程418)。基地局からの指令が新たな測定値での撮像及び集音に関する命令である場合は、行程414に戻る。それ以外の場合は、新たな測定点での撮像及び集音の作業は終了する。
図12は、補助充電装置と補助充電を行う場合に付いて説明した図である。移動する監視カメラ10がレール300の一端まで到達すると、そこにはオーバーラン防止用の障壁1240がある。その障壁1240の壁面に充電ターミナル1220が埋め込まれている。移動する監視カメラ10は、障壁1240に当たって停止すると同時に、監視カメラ側の充電受け口1230が充電ターミナル1220に触れ、充電が開始される。一定期間に充電が行われた後に、移動する監視カメラ10が次の測定点に移動する事で、充電ターミナル1220と充電受け口1230が離れ、充電が停止する。
図13は、補助充電と太陽光発電の関係を示す模式図である。補助充電器1210から得られた電力も、太陽電池800の発電によって得られた電力も二次電池810に蓄えられて、その後に移動する監視カメラ10の本体に供給される。
画像の解像度を上げる方法に付いて説明する。一般的な監視カメラはモノクロ方式が多い。ここでモノクロ画像とカラー画像を比較してみる。モノクロ画像は画素を表現する際にグレースケールを属性として用いる。反面、カラー画像は配色を属性として用いる。通常、モノクロ画像の属性は8〜16段階が一般的である。これをビット数に直すと、3ビットから4ビットである。カラー画像は三原色のみを用いてもその組み合わせが8通りあり、従って3ビットである。通常のパソコンでの表示は属性16ビットのハイカラーや属性24ビットのフルカラーである。従って、画像データ量の差が画像の解像度に影響すると言える。また、侵入者等を判別する際に色情報がないモノクロ画像では侵入者が着ていた服の色等の情報が得られない。従って、カラー映像を用いる事で画素毎の情報を多くし、解像度を上げる事が出来る。
次に撮像方式に付いて説明する。過去から監視カメラには真空管式の撮像管が用いられてきた。撮像管はそのサイズも大きく、消費電力を多かった。近年、CCD(Charge Coupled Device)が撮像用として用いられる事が一般的になって来た。CCDの特徴は数百万画素を越えるカラー撮像デバイスを数ミリ角の基板の上に構築されている為、小型化が出来、デバイス自体が省電力で有るため、撮像時の電力消費を押さえる事が出来る。撮像感度も真空管式の撮像管と比較すると高いものが一般的になって来た。
しかし、画像解像度が上がると1枚の画像に伴う画像データが増える結果となる。画像データの増加は無線電送時の電送時間を長くする結果となる。近年、画像転送や大型のデータを転送する場合はデータ圧縮を行ってから送付する方法が一般的になっている。圧縮方法は大きく分けて2通りある。データを完全に再現出来る可逆法と不完全だが圧縮度が高い不可逆法である。監視カメラ10は、定期的に多くの画像を記録する必要性がある事から本実施例では不可逆法、例えばJpeg(Joint Photographic Experts Group)
やMpeg(Moving Picture Experts Group)法が有るが、を用いた。また、監視カメラ10の画像は静止画である事からJpeg法を用いた。本実施例の場合、圧縮率を50%で実施してみたが夜間の画像でも実用上支障がなかった。画像データを圧縮する事は画像転送時に送信時間を短縮出来る利点があり、同時に送信に必要な電力を削減出来る結果ともなる。
監視カメラ装置における監視カメラの外観図を示す。 監視カメラ装置の正面図を示す。 監視カメラ装置の側面図を示す。 駆動系の模式図を示す。 動輪とエンコーダ円盤の関係を示した図である。 エンコーダを示す図であり、詳細には(a)はエンコーダの側面図、(b)はエンコーダの正面図、(c)は進行方向とエンコーダの関係を示した図である。 停止位置検出の原理図を示す。詳細には、(a)は停止位置表示部で光が反射される場合、(b)は停止位置表示部で光が反射されない場合を示す。 電源供給をあらわした図を示す。 太陽電池の貼り付け位置を示す。 監視カメラのブロック図を示す。 異常が発生したときのフローチャートを示す。 補助充電の状態図を示す。 電源の流れを表した図を示す。
符号の説明
10 監視カメラ
20 監視カメラ装置
100 カメラ部
110 可動ヒンジ
200 気動車
210 動輪
220 側輪
300 レール
310 固定ボルト
510 エンコーダ円盤
730 停止位置表示部

Claims (5)

  1. あらかじめ決められた範囲を移動する気動車と、
    前記気動車に対して可動できるように前記気動車に取り付けられ、映像の撮像や音の集音を行うカメラ部と、
    前記気動車が前記あらかじめ決められた範囲を移動するために敷設された敷設物と、
    少なくとも前記気動車を移動させ、前記カメラ部の可動、撮像と集音するために、自ら発電して稼動する機器に電力を供給する太陽電池と、
    を有する監視カメラ装置。
  2. 前記太陽電池とは別に、前記気動車と前記カメラ部に電力を供給する補助電源装置を有し、前記敷設物に設けられ前記気動車の移動を阻むストッパーは、前記補助電源装置に前記太陽電池とは異なる電力を供給するための充電供給用端子を有し、前記気動車は前記充電供給用端子と接続して電力の供給を受ける充電受け用端子を有する請求項1記載の監視カメラ装置。
  3. 前記カメラ部で撮像された前記映像や集音された前記音を他の機器に無線伝送する無線装置を有する請求項1又は2に記載の監視カメラ装置。
  4. 前記気動車は、前記気動車が停止する位置に停止するため、光を送受して位置を検出する検出器を有する請求項1乃至3のいずれかに記載の監視カメラ装置。
  5. 前記気動車が移動した距離を測定する移動距離計を有する請求項1乃至4のいずれかに記載の監視カメラ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108898850A (zh) * 2018-08-23 2018-11-27 李昭强 一种主巡逻式视频车位检测机构
CN110285042A (zh) * 2019-07-09 2019-09-27 象山天星汽配有限责任公司 一种集成式智能水泵罩盖
KR102477416B1 (ko) * 2022-02-11 2022-12-15 주식회사 에이엔제이솔루션 사고 현장 모니터링 시스템

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