JP2006216022A - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】電子文書の編集内容の意味内容を解析し、その結果に基づいて視覚的な効果を表出し、ユーザに電子文書編集時の利便性を提供する情報編集装置を提供する。
【解決手段】コンピュータシステム100は、主なサブシステムとして、システム全体を制御するCPU1と、ワーキング領域としてのメモリ2と、ディスプレイアダプタ3を介したディスプレイスクリーン4と、マウス5の位置情報を入力するシリアルポート6と、データを入力するキーボード7と、データやプログラムを記憶する記憶装置8と、ネットワークにより外部のデバイスと接続するネットワークインタフェース9と、各装置を相互接続するバス10とを備えて構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は電子文書の編集のユーザインタフェースに関し、具体的には、電子文書の編集
内容の意味内容を解析し、その結果に基づいて視覚的な効果を表出し、ユーザに電子文書
編集時の利便性を提供する情報処理装置に関するものである。
パソコンの普及に伴い、電子的に文書を作成したり、その文書を編集したりする機会が増えている。例えば、ワードプロセッサ、アウトラインプロセッサ、プレゼンテーションツールなどのコンピュータのアプリケーションソフトウェアがそれにあたる。しかし、これらアプリケーションソフトウェアの多くは、ユーザが電子文書のどの位置で、どのような内容の入力や編集を行ったかを示す手掛かりを与えてくれない。また、電子文書の中から必要な文字列の個所を探し出す場合についても、現状ではキーワードを入力した文字列のマッチングによるものしかなかったため作業効率が悪く、ユーザは編集作業を行うために多大の労力を強いられていた。
これらの課題に対して、例えば特許文献1には、HTMLドキュメントなどの文書データから単語を抽出して、抽出した単語あるいは文節に対応する関連キーワードを抽出し、関連キーワードから対応する単語あるいは文節へリンクを張って関連キーワードに対応するハイパーテキストデータを生成するとともに、文書データに対応する単語あるいは文節から対応する関連キーワードへリンクを張って文書データに対応する文書ハイパーテキストデータを生成する技術について開示されている。
また特許文献2には、電子的なフォームで利用できる文書において、読者による短時間で多くの情報の取得を助けるシステムについて開示されている。これは、HTMLドキュメントなどの全体のレイアウトを閲覧できる縮小表示領域を別途設けて、ユーザが全体のどの部分を閲覧しているのかを把握しやすくするといった技術や、キーワードを設定しておいて、そのキーワードの内容を含むドキュメントの箇所を強調表示させることで、ユーザに利便性を提供している。
特開2003−58529公報 特開平11−213011号公報
しかし、特許文献1に開示されている従来技術では、ドキュメント中の単語や文節をリストアップして、そのリストアップした単語をクリックすることで、ドキュメント中でその単語や文節が含まれる箇所にジャンプすることができるが、ドキュメント全体のうちで、どのあたりのその単語や文節が含まれているのかがわからない。また、単語や文節そのものが含まれていることは分かるが、どのような話題がどの程度の重要度でそこに書かれているのかといった意味的な内容も分からないといった問題がある。
また特許文献2に開示されている従来の技術では、ユーザはドキュメント全体のうちで、どのあたりに自分の必要な情報が含まれているのかは把握できるが、実際にその情報が含まれている箇所を閲覧するには、その箇所を表示する必要があり、全体のレイアウトを把握しながら、個々の内容を把握するということが同時にできないといった問題がある。
さらに、これら従来技術では、対象とする情報が、HTMLドキュメントなどの既に作成済みの電子文書を対象としており、ユーザがまさに文書を編集している最中での利便性が提供されていないといった問題がある。
本発明は、かかる課題に鑑み、電子文書の編集内容の意味内容を解析し、その結果に基づいて視覚的な効果を表出し、ユーザに電子文書編集時の利便性を提供する情報編集装置を提供することを目的とする。
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、編集対象としての電子文書を表示する第一の表示手段と、前記電子文書を話題別に定義した話題空間、該話題空間に関連する単語及び該単語について定義した得点のテーブル情報を記憶するキーワードテーブル手段と、前記第一の表示手段に入力装置により入力した文字列と前記キーワードテーブル手段に記憶した単語とのマッチングをとりマッチした場合に、該マッチした各単語に対応する得点を計算し、該計算結果に基づいて当該入力した文字列の話題空間を決定するキーワードマッチング手段と、該キーワードマッチング手段により決定した話題空間の種類と得点結果に基づいて、前記第一の表示手段に表示した電子文書について前記キーワードマッチング手段によってマッチした文字列を強調表示する第一の表示変更手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明は対象となる電子文書を第一の表示手段に表示する。また典型的な会議などのオフィスワークなどで用いる結論、やること、スケジュールといったものを定義して話題空間とし、各話題空間にキーワードである単語を定義する。そしてそれらの単語に得点を割り振っておき、これらの情報を記憶するキーワードテーブル手段を用意する。さらに第一の表示手段に入力した文字列からキーワードテーブル手段に記憶されている単語とマッチングをとり、その得点を計算する。そして計算結果から話題空間を決定して第一の表示手段に表示された文字列を強調表示するものである。
請求項2は、前記第一の表示変更手段は、前記第一の表示手段に表示した電子文書を前記キーワードマッチング手段により認識した文字列の色または濃淡の何れか一方、又は両方を変更する手段であることを特徴とする。
キーワードマッチング手段により認識した文字列は、その文字列の色または濃淡を変えることで当該文字列が認識されたことを確認することができる。
請求項3は、編集対象としての電子文書を表示する第一の表示手段と、該第一の表示手段に表示した電子文書のサムネイル情報を表示する第二の表示手段と、前記電子文書を話題別に定義した話題空間、該話題空間に関連する単語及び該単語について定義した得点のテーブル情報を記憶するキーワードテーブル手段と、前記第一の表示手段に入力装置により入力した文字列と前記キーワードテーブル手段に記憶した単語とのマッチングをとりマッチした場合に、該マッチした各単語に対応する得点を計算し、該計算結果に基づいて当該入力した文字列の話題空間を決定するキーワードマッチング手段と、該キーワードマッチング手段により決定した話題空間の種類と得点結果に基づいて、前記第二の表示手段に表示したサムネイル情報について前記キーワードマッチング手段によって認識した第一の表示手段上の対応する位置を強調表示する第二の表示変更手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明は第一の表示手段に表示した電子文書のサムネイル情報を表示する第二の表示手段を更に備え、この第二の表示手段に表示したサムネイル情報について、キーワードマッチング手段によって認識した第一の表示手段上の対応する位置を強調表示するものである。
請求項4は、前記第二の表示変更手段は、前記第二の表示手段に表示した電子文書のサムネイル情報を前記キーワードマッチング手段により認識した前記第一の表示装置上の対応する文字列の色と濃淡とを変更する手段であることを特徴とする。
第二の表示変更手段は、キーワードマッチング手段により認識した文字列の色または濃淡を変えることで当該文字列が認識されたことを確認することができる。
請求項5は、前記第二の表示手段は、入力装置の座標の移動距離と経過時間にしたがって、前記第一の表示手段に表示した電子文書の文字列を選択的に表示する選択的表示手段を備えることを特徴とする。
マウスカーソルを上方向に、移動の距離を長く、かつ速く移動させた場合、距離が長いため、対象とする文章は広く上方向に対象となる。また、速くカーソルを移動させたので、解像度が低くなる。すなわち、幅広く、表示するオブジェクト数は少ない形で第二の表示領域に重畳する形で文章の内容を表示する。
一方、マウスカーソルを上方向に、移動の距離を短く、かつゆっくり移動させた場合、距離が短いため、対象とする文章は狭く上方向に対象となる。また、ゆっくりとカーソルを移動させたので、解像度が高くなる。
請求項6は、前記第二の表示手段は、前記第一の表示手段に入力装置により入力した文字列のうち、あらかじめ記憶したキーワードにマッチするか否かを判定する付箋判定手段と、該付箋判定手段により前記キーワードがマッチすると判定した場合に、前記第一の表示手段に表示した電子文書の文字列に対応する第二の表示手段上の表示位置にマークを表示する付箋表示手段と、を備えたことを特徴とする。
各文章について、「<HUSEN>」という文字列が含まれていない場合は、文字列を生成し、それぞれの文字列が含まれている場合は、対応する第二の領域の位置にマークを表示する。
請求項7は、ユーザが入力したキーワードにユニークなIDを付与して表示する第三の表示手段を備えることを特徴とする。
「編集」ボタンを押下する代わりに、マウスによって電子的なファイルを第三の表示手段にドラッグアンドドロップすることで、ファイルのパスを文字列として記録し、さらに単純な文字列と同様にユニークIDを生成する。
請求項8は、前記第三の表示手段は、前記各キーワードに付したユニークなIDに基づいて生成した文字列が前記第一の表示手段の電子文書に含まれているか否かを判定するマクロキーワードマッチ手段と、該マクロキーワードマッチ手段が前記文字列を含んでいると判定した場合に、前記第三の表示手段のそのキーワードに対応する部分にマークを付するマーク表示手段と、を備えたことを特徴とする。
ユーザインタフェースに第三の表示手段を備えさせ、そこにユーザが文や人名やファイル名などの文字列情報を入力できるようにして、それらの文字列情報が第一の表示手段中の文章にあらわれた場合に、第三の表示手段の対応する文字列情報の箇所にチェックマークを表示したり、あるいは反対に第三の表示手段の文字列情報をマウスなどでクリックすると第一の表示手段の文章中でその文字列情報を含む文章を検索したりできる。
請求項9は、前記マクロキーワードマッチ手段は、キーワード上で入力装置によって操作した場合に、各キーワードに付したユニークなIDに基づいて生成した文字列が前記第一の表示手段の電子文書に含まれているか否かを判定し、含まれている場合に、前記第一の表示手段のその文字列が含まれている文書個所を強調表示する手段であることを特徴とする。
本発明はマクロキーワードマッチ手段が、キーワードに付したユニークなIDに基づいて生成した文字列が第一の表示手段に含まれている場合、その文字列を強調表示するものである。
請求項10は、前記第一の表示手段は、該第一の表示手段に表示する電子文書の選択している文書の個所を変更した場合に、変更前の選択位置の表示と、変更後の選択位置の表示とを色の濃淡あるいは表示の大きさが連続的に変化するように視覚化することを特徴とする。
第一の表示手段に表示する電子文書を変更する場合、変更前と変更後の表示を色の濃淡や表示の大きさを連続的に変化させるものである。
請求項11は、前記第一の表示手段は、該第一の表示手段に表示する電子文書の選択している文書の個所について、設定しているフォントサイズや縮尺のスケールなどによらず、デフォルトの表示状態にする手段であることを特徴とする。
本発明は第一の表示手段に表示する電子文書の選択している文書の個所は、設定しているフォントサイズや縮尺のスケールに関係なく、デフォルトの表示状態にするものである。
請求項12は、前記第一の表示手段は、図形を編集する編集手段と、該編集手段によって編集した図形を文字認識する文字認識手段と、を備えたことを特徴とする。
ユーザインタフェース上には「編集」といったボタンが配置されており、編集ボタンをマウスで押下すると、文字列情報を編集するためのウィンドウを上位面に表示する。ユーザはキーボードなどによって文字列情報を入力し、そのウィンドウ上の「OK」ボタンを押下すると情報が記録される。「キャンセル」ボタンの場合は、情報を記録しないで、ウィンドウを開く前の状態にしておく。このように入力した文字列情報は第三の表示領域中に表示する。第三の表示領域中では、ユーザの入力した各文字列情報と、それに対応する箇所にチェックボックスなどのユーザインタフェースを表示する。
請求項13は、編集対象としての電子文書を表示する第一の表示ステップと、前記電子文書を話題別に定義した話題空間、該話題空間に関連する単語及び該単語について定義した得点のテーブル情報を記憶するキーワードテーブルステップと、前記第一の表示ステップに入力装置により入力した文字列と前記キーワードテーブルステップに記憶した単語とのマッチングをとりマッチした場合に、該マッチした各単語に対応する得点を計算し、該計算結果に基づいて当該入力した文字列の話題空間を決定するキーワードマッチングステップと、該キーワードマッチングステップにより決定した話題空間の種類と得点結果に基づいて、前記第一の表示ステップに表示した電子文書について前記キーワードマッチングステップによってマッチした文字列を強調表示する第一の表示変更ステップと、を備えたことを特徴とする。
本発明は請求項1と同様の作用効果を奏する。
請求項14は、前記第一の表示変更ステップは、前記第一の表示ステップに表示した電子文書を前記キーワードマッチングステップにより認識した文字列の色または濃淡の何れか一方、又は両方を変更するステップであることを特徴とする。
本発明は請求項2と同様の作用効果を奏する。
請求項15は、編集対象としての電子文書を表示する第一の表示ステップと、該第一の表示ステップに表示した電子文書のサムネイル情報を表示する第二の表示ステップと、前記電子文書を話題別に定義した話題空間、該話題空間に関連する単語及び該単語について定義した得点のテーブル情報を記憶するキーワードテーブルステップと、前記第一の表示ステップに入力装置により入力した文字列と前記キーワードテーブルステップに記憶した単語とのマッチングをとりマッチした場合に、該マッチした各単語に対応する得点を計算し、該計算結果に基づいて当該入力した文字列の話題空間を決定するキーワードマッチングステップと、該キーワードマッチングステップにより決定した話題空間の種類と得点結果に基づいて、前記第二の表示ステップに表示したサムネイル情報について前記キーワードマッチングステップによって認識した第一の表示ステップ上の対応する位置を強調表示する第二の表示変更ステップと、を備えたことを特徴とする。
本発明は請求項3と同様の作用効果を奏する。
請求項16は、前記第二の表示変更ステップは、前記第二の表示ステップに表示した電子文書のサムネイル情報を前記キーワードマッチングステップにより認識した前記第一の表示装置上の対応する文字列の色と濃淡とを変更するステップであることを特徴とする。
本発明は請求項4と同様の作用効果を奏する。
請求項17は、前記第二の表示ステップは、入力装置の座標の移動距離と経過時間にしたがって、前記第一の表示ステップに表示した電子文書の文字列を選択的に表示する選択的表示ステップを備えることを特徴とする。
本発明は請求項5と同様の作用効果を奏する。
請求項18は、前記第二の表示ステップは、前記第一の表示ステップに入力装置により入力した文字列のうち、あらかじめ記憶したキーワードにマッチするか否かを判定する付箋判定ステップと、該付箋判定ステップにより前記キーワードがマッチすると判定した場合に、前記第一の表示ステップに表示した電子文書の文字列に対応する第二の表示ステップ上の表示位置にマークを表示する付箋表示ステップと、を備えたことを特徴とする。
本発明は請求項6と同様の作用効果を奏する。
請求項19は、ユーザが入力したキーワードにユニークなIDを付与して表示する第三の表示ステップを備えることを特徴とする。
本発明は請求項7と同様の作用効果を奏する。
請求項20は、前記第三の表示ステップは、前記各キーワードに付したユニークなIDに基づいて生成した文字列が前記第一の表示ステップの電子文書に含まれているか否かを判定するマクロキーワードマッチステップと、該マクロキーワードマッチステップが前記文字列を含んでいると判定した場合に、前記第三の表示ステップのそのキーワードに対応する部分にマークを付するマーク表示ステップと、を備えたことを特徴とする。
本発明は請求項8と同様の作用効果を奏する。
請求項21は、前記マクロキーワードマッチステップは、キーワード上で入力装置によって操作した場合に、各キーワードに付したユニークなIDに基づいて生成した文字列が前記第一の表示ステップの電子文書に含まれているか否かを判定し、含まれている場合に、前記第一の表示ステップのその文字列が含まれている文書個所を強調表示するステップであることを特徴とする。
本発明は請求項9と同様の作用効果を奏する。
請求項22は、前記第一の表示ステップは、該第一の表示ステップに表示する電子文書の選択している文書の個所を変更した場合に、変更前の選択位置の表示と、変更後の選択位置の表示とを色の濃淡あるいは表示の大きさが連続的に変化するように視覚化することを特徴とする。
本発明は請求項10と同様の作用効果を奏する。
請求項23は、前記第一の表示ステップは、該第一の表示ステップに表示する電子文書の選択している文書の個所について、設定しているフォントサイズや縮尺のスケールなどによらず、デフォルトの表示状態にするステップであることを特徴とする。
本発明は請求項11と同様の作用効果を奏する。
請求項24は、前記第一の表示ステップは、図形を編集する編集ステップと、該編集ステップによって編集した図形を文字認識する文字認識ステップと、を備えたことを特徴とする。
本発明は請求項12と同様の作用効果を奏する。
請求項25は、請求項13乃至24の何れか一項に記載の情報処理方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
請求項26は、請求項13乃至24の何れか一項に記載の情報処理方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であることを特徴とする。
請求項1乃至24の発明によれば、電子文書の編集内容の意味内容を解析し、その結果に基づいてその内容の話題空間やキーワードの重み付けにしたがって視覚的な効果を表出できるため、ユーザに対して電子文書を編集する際の効率を高めることができる。
また、入力装置の操作時における座標の移動距離と移動時間に基づいて、電子文書の内容を選択的にブラウズできるため、ユーザは必要な文書の箇所を簡単にすばやく見つけ出すことができる。
更に、ユーザがあらかじめ単語やファイルなどを登録しておくと、それらにユニークなIDが割り振られ、そのIDを基本とした文字列を電子文書中に記述すると、その単語やファイルを参照したことが即座に分かり、あるいは文書中のどこにそれが記述されているのかを検索できるため、電子文書の編集が効率的に行えるようになる。
また請求項25では、本発明の情報編集方法をコンピュータが制御可能なOSに従ってプログラミングすることにより、そのOSを備えたコンピュータであれば同じ処理方法により制御することができる。
また請求項26では、情報編集プログラムをコンピュータが読み取り可能な形式で記録媒体に記録することにより、この記録媒体を持ち運ぶことにより何処でもプログラムを稼動することができる。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は、本発明の実施形態に係るコンピュータシステムを示す図である。本発明と共に使用するのに適したコンピュータシステムの基本サブシステムを示すものである。図1において、コンピュータシステム100は、主なサブシステムとして、システム全体を制御するCPU1と、ワーキング領域としてのメモリ2と、ディスプレイスクリーン4の動作を制御するディスプレイアダプタ3と、ディスプレイアダプタ3を介したディスプレイスクリーン4と、マウス5の位置情報を入力するシリアルポート6と、データを入力するキーボード7と、データやプログラムを記憶する記憶装置8と、ネットワークにより外部のデバイスと接続するネットワークインタフェース9と、各装置を相互接続するバス10とを備えて構成される。本発明は、コンピュータシステム上で文書を編集する際に、入力する文書の意味内容にしたがって表示する視覚効果を変更して編集効率を高めるシステムを提供するものである。
図29に本発明の情報編集装置の典型的な構成を示したブロック図を示す。
本発明の情報編集装置は、マウスやキーボードなどの入力デバイスとしての入力手段70と、文字列情報で記載される文書を記憶する文書記憶手段71と、文書記憶手段71から文書を読み出す文書取得手段72と、文書取得手段72からの情報の文字列情報を入力手段71によって編集する文書編集手段73と、文書編集手段73での編集内容を文書記憶手段71に書き込む文書保存手段74と、編集されている文書の内容を言語解析して特徴的なキーワードを取得する文書解析手段75と、話題の空間やキーワードやその重み付けの得点を記憶する話題空間記憶手段76と、入力手段70によって話題空間を編集する話題空間編集手段77と、話題空間記憶手段77の情報を読み出す話題空間情報取得手段78と、文書解析手段75によって抽出したキーワードと話題空間のキーワードとマッチングしてその重み付けの得点を計算して話題空間を決定する話題計測手段79と、表示の仕方を選択する表示モード切替手段80と、表示モードを保持する表示モード保持手段81と、表示のズームのスケール値を変更するスケール変更手段82と、スケール値を保持するスケール保持手段83と、文書編集手段73の情報と話題計測手段79の情報と表示モード保持手段81の保持する表示モードとスケール保持手段83の保持するスケール値とから文書の文字色や文字サイズやレイアウトを計算して文書の表示状態を生成する第一領域表示生成手段84と、第一領域表示生成手段84の情報から表示色やレイアウトを計算してサムネイル情報を生成する第二領域表示生成手段85と、識別可能な文字列と内容を表す文字列の組から成るマクロ機能を記憶するマクロ機能記憶手段86と、入力手段70によってマクロ機能記憶手段86内の情報を編集するマクロ機能編集手段87と、マクロ機能記憶手段86に記憶されているマクロ機能情報を取得するマクロ機能取得手段88と、マクロ機能取得手段88からのマクロ機能情報を表示する情報を生成するための第三領域表示生成手段89と、第三領域表示生成手段89上のマクロ機能情報を入力手段による操作により選択されたマクロ機能を実行して文書編集手段73に送出するマクロ機能実行手段90と、入力手段70のマウスカーソルの座標情報や時刻変化を計測するカーソル計測手段91と、第一領域表示生成手段84と第二領域表示生成手段85と第三領域表示生成手段89とで生成した表示される情報を表示するCRTや液晶などのデバイスによる表示手段92と、カーソル計測手段91の計測結果と話題計測手段79の解析結果から文書の内容の概要情報を生成して第二領域表示生成手段85へ送出する概要表示手段93と、から構成する。
第一〜第三の領域表示生成手段は、ディスプレイアダプタすなわち表示を制御する手段として動作させることができる。表示内容としてはこの第一〜第三の領域表示生成手段中に記憶されているため本発明では、必ずしも表示手段を本発明の装置に含める必要はないが、説明の簡便性を考慮して、説明上表示領域を構成に含めておく。
図2は本発明に従って文書を編集するためのユーザインタフェースの表示例を示す図である。ディスプレイの表示領域内には、第一の表示領域(第一の表示手段)15と第二の表示領域(第二の表示手段)16が設定されている。また、第一の表示領域15と第二の表示領域16の表示モードを切り替えるためのボタン17と、第一の表示領域内の電子文書全体の縮尺を変更するズームのスケールバー18を備える。モード切り替えには、典型的には「標準(N)」「ズーム(Z)」「意味ズーム(S)」の3種類を備える。
そして第一の表示領域15には電子文書の一部が表示され、ユーザはスクロールバーを用いるか、またはマウスなどのほかの方法を用いて、電子文書において表示された部分をスクロールできる。本発明では、典型的には電子文書を一行単位で操作する。すなわち、マウスなどで表示されている文書を選択すると、一行の単位で編集の対象が選択される。
図30に一行単位の場合(図30(a))と複数行(段落)単位の場合(図30(b))の電子文書の切り出し方について示す。
一行単位の場合とは、例えば電子文書の先頭部分から順次文字コード単位に改行コードを検出して、改行コードを検出するたびに切り出して行単位として扱える。
また、段落単位の場合とは、例えば電子文書の先頭部分から改行コードが連続して現れる箇所を検出して、連続した改行コードを検出するたびにそれを単位として扱う。また第二の表示領域16には第一の表示領域15に表示する電子文書の縮小スケール(サムネイル情報)を表示しており、第一の表示領域15に表示する電子文書の行単位での意味内容にしたがって、その行に対応する箇所の表示が変わる。意味内容の照合はキーワードマッチングによって行う。すなわち各文章の文字ごとの文字コードを取得し、話題空間記憶手段(図29や図3)でのキーワードと照合し、マッチした場合にはそのキーワードに対応する得点を合計していく(図4)。図31に第一の表示領域(第一領域表示生成手段)と、図32に第二の表示領域(第二領域表示生成手段)の処理の流れを示す。後述する構造体情報を用いて説明すると、図31の第一領域表示生成手段では、スケール変更手段で設定したスケール(Zoom)の値と表示モード切替手段で設定した表示モード(標準(N)、ズーム(Z)、意味ズーム(S))を取得して(S110)それぞれに設定し(S111)、話題計測手段によって計算した各行(各段落)単位の情報からObj情報を更新する(S115)。図32の第二領域表示生成手段では、第一表示領域での情報を取得し(S120)、第二領域の縦横の表示サイズにObjMax個のすべてのObjがおさまるようにレイアウトを計算し(S124)、各Objの話題計測手段結果によって背景色を設定する(S126)。この場合、第一領域表示生成手段では、第一の表示領域には領域が限られているため、すべてのObjは表示されないが、第二の表示領域にはすべてのObjが表示されるように、第二の表示領域におさまるように各単位の表示の大きさを計算して表示する。また、第一の表示領域15である行を選択すると、第二の表示領域16においても対応する箇所が選択状態となる。例えば、第一の表示領域15で「決定事項」19を選択すると、第二の表示領域16において箇所20が選択状態となる。反対に、第二の表示領域16である行を選択すると、第一の表示領域15においても対応する箇所が選択状態となる。ただし、ここでの第二の表示領域16に表示するサムネイル情報とは、画像を縮小表示するという狭義のサムネイルではなく、文書の意味内容やレイアウトに従って表示状態を変える。
図3はキーワードテーブル部について説明する図である。キーワードテーブル部(キーワードテーブル手段)21では、話題空間21a、キーワード21b、得点21cについての情報をテーブルで管理する。話題空間21aとしては、典型的には会議などのオフィスワークで用いるような「Result(結論)」22、「ToDo(やること)」23、「Schedule(スケジュール)」24といったものを定義する。これらの話題空間は第一の表示領域15や第二の表示領域16において、それぞれ特定の色相(色合い)に対応付けしており、例えば「Result」22という話題空間は赤系統の色、「ToDo」23という話題空間は青系統の色というように割り振られる。
キーワード21bとしては、それぞれの話題空間に対して、いくつかのキーワードを定義しておく。例えば、「Result」21aという話題空間の場合、「結論」25、「結果」26、「合意」27、「決定」28というようなキーワードを定義する。得点21cとしては、それぞれの話題空間に対して定義したキーワードについて、それぞれの得点を定義する。
例えば、「Result」22という話題空間の「結論」25には1.0、「結果」26には0.8というように得点を割り振る。
図4は話題空間を決定するための得点の計算方法を説明する図である。例えば、「来週の水曜日までにメールする。」という文章を例にとる。まず、キーワードテーブル部に定義してあるキーワードを文字列のマッチングによって抽出する。この例の場合では、「来週」30、「水曜日」31、「メールする」32というキーワードがマッチする。次にそれぞれのキーワードについての得点の総得点を計算する。この例の場合は、「来週」30の1.0、「水曜日」31の0.7、「メールする」32の0.8を合計して2.5を得る。次に、それぞれの話題空間別に得点を計算し、一番大きな得点をとった話題空間をこの文章についての話題空間とする。この例の場合では、「Schedule」24については1.0+0.7で1.7、「ToDo」23については0.8となり、1.7>0.8であるため、この文章についての話題空間は「Schedule」24と決定する。ここで得られた話題空間と総得点の結果と、第一の表示領域15と第二の表示領域16の表示モードを切り替えるためのボタンによって選択された表示モードにしたがって、第一の表示領域15と第二の表示領域16における対象文章の表示を変更する。例えば第一の表示領域の場合は、ズーム、文字サイズ、文字色など、第二の表示領域の場合は、色やレイアウトを変更する。
図2のようにモードが「標準(N)」の場合、第二の表示領域16において、それぞれの文章の話題空間にしたがって、対応する箇所の色やテクスチャが変わり、総得点の増減にしたがってその色の濃淡やテクスチャの肌色といった表示状態が変わる。例えば、話題空間15が「Result」22の場合、赤系統の色で表示し、総得点が大きい場合は、RGBそれぞれ8ビットで表現するとR=255、G=0、B=0という値をとるように濃い赤で表示し、総得点が小さい場合は、R=50、G=0、B=0というように薄い赤で表示する。このように表示することにより、各文章がどのような話題をどの程度含むかについて、利用者は文章を逐一読まずとも理解できるといった効果が期待できる。
また本発明の色の選択方法としては、望ましくはHSV表色系によって色を計算する。もちろんRGB表色系など他の表色系を用いることも可能だが、ある特定の色合いについて、その濃度のみを連続的に変化させるような場合にHSV表色系が適していることから、ここでは説明上HSV色空間について説明する。HSV色空間は、色をH(Hue/色相)、S(Saturation/彩度)、V(Value/明度)で表す色空間でRGB色空間から計算できる。色相はスペクトル上での色の位置を表しており、0度〜360度で角度により表される。360度の次は0度へと戻る。
またRGB表色系とHSV表色系の対応関係は以下のようになっている。
V=max{R,G,B}とする。
V=0のとき、S=0、H=不定となる。
V≠0のときv=min{R,G,B}と定義し、S=(V−v)/Vとなり、
R=VのときH=(G−B)/(V−v)
G=VのときH=2+(B−R)/(V−v)
B=VのときH=4+(R−G)/(V−v)
H=H/6とする。
ただしH<0のときはH=H+1とする。
次に、Microsoft Visual Basicの記述を用いて、本発明の色の計算についての具体的な処理について説明する。個々の文章についてのユーザ定義型(構造体)は以下のMyObjectのように定義し、その要素としては、第一の表示領域における文章の水平方向の表示位置Xと垂直方向の表示位置Y、表示色としてのColor、表示用のフォントサイズDisplayFontSize、設定されたフォントサイズFontSize、文字列データDescriptionなどから構成する。もちろんこのほかにも要素は加えられるが、ここでは説明をわかりやすくするために最小限のもののみに限定しておく。さらに、Obj()はMyObject型の配列であり、各文章をこの配列のひとつの要素に記憶する。ObjMaxはObj()配列の最大インデックス数を記憶する。
Private Type MyObject
X as Integer
Y as Integer
Color as Long
BackColor as Long
DisplayFontSize as Double
FontSize as Double
Description as String
End Type

Dim Obj() as MyObject
Dim ObjMax as Integer
図5は各文章に対応する色の決定の処理について説明するフローチャートである。まず図4で説明したようにObj(I).Descriptionについて、話題空間を計算する(S1)。その結果、話題空間がResultか(S2)、ToDoか(S10)、Scheduleか(S12)その他かを判断し、それぞれに従ってHSV表色系のHの値を決定する(S3、S11、S13、S14)。次に、話題空間のキーワードの総得点PにしたがってSの値を決定する(S4)。このとき、適宜調整用のパラメータptを掛け合わせる。次にVの値を決定する(S5)。この場合、Vは100で固定とする。Vの値については、ディスプレイに表示するにあたって使用者の見易さなどを考慮して調整する。次にHSV表色系からRGB表色系に色空間を変換する(S6)。得られたRGBの値をObj(I).Colorに代入する(S7)。これらの処理を、各文章について適用していく。すなわちIの値がObjMaxを超えるまで(S8)Iをインクリメントして(S9)Obj(I)各々について処理する。例えば話題空間がさらに多くの数存在する場合は、既に利用している色合いにかぶらないようにランダムに順次探索して色合いを決定していくような処理を実行する。
図6と図7はズームバーの動作について説明する図である。ユーザインタフェース上のズームバー18は左右に移動する可動式のボリュームのようなインタフェースを備えており、左に移動させると第一の表示領域の縮尺が小さくなり、右に移動させると第一の表示領域の縮尺が大きくなる。図6ではズームバー18のバーを左に移動して、縮尺を小さくした場合の表示例を示している。図7はズームバー18のバーを右に移動して、縮尺を大きくした場合の表示例を示す図である。このようにすることにより、例えば本発明を会議中にプロジェクターなどの投影装置により投影して用いて、文字サイズが小さいというような場合に、表示を大きくして見やすくできる。
図8はズームバーを操作した場合の具体的な処理の流れを示すフローチャートである。ユーザがズームバーを操作すると(S20)、そのズームバーの位置にしたがって、バーの値(Zoom)を取得する(S21)。次に、各文章Obj(I)に対して、その表示用のフォントサイズObj(I).displayFontSizeにZoomの値を計算する(S23)。これが第一の表示領域に文章が表示されるときの、フォントサイズとなる。これらの処理を各文章について適用する(S24)。すなわちIの値がObjMaxを超えるまでIをインクリメントして(S25)Obj(I)各々について処理する。
図9はモードが「ズーム(Z)」の場合の第一の表示領域と、第二の表示領域の表示状態例を示す図である。モードが「ズーム(Z)」の場合、現在選択している文章35の位置を最大のフォントサイズとして、その選択位置からの距離に比例して、第一の表示領域15の各文章36、37におけるフォントサイズを小さく、表示色を薄くする。各文章の表示位置は、フォントサイズの変更にしたがって、上下に詰められるように移動する。これは表示位置の上から順番にObj(I).Yの値を求め、フォントサイズを足し合わせた値を次に来るObj(I).Yの値に代入していくことで求められる。最大のフォントサイズとは、ズームバーで指定したZoomの値である。
第二の表示領域16では、第一の表示領域15の各文章における垂直方向の表示の割合を反映して、全体が表示領域に収まるように表示する。これは、文章数が増えてきた場合に、全体の文章のうち、自分がどの部分を編集しているのかが分からなくなるという問題が起こる場合に、全体のレイアウトを表示しつつも、実際に選択して編集している箇所16aを大きく表示して編集しやすくするという効果が期待できる。
図10はモードが「ズーム(Z)」の場合について、表示の処理の流れを説明するフローチャートである。まず、選択状態のObj(a)を取得する(S30)。これは、マウスやキーボードなどによって編集のために選択された文章である。各文章について処理する。まず、I=a選択状態のObj(a)については(S32)、そのフォントサイズをZoomの値、すなわち最大の値とし(S33)、表示色もmaxColという最大の値を代入する(S34)。典型的にはmaxColは例えば、R=0、G=0、B=0というRGBの色の状態でいう黒に相当する値を代入する。
次に、I=aでない場合については、Obj(I).YとObj(a).Yの距離distを計算する(S37)。このdistの値がdistMax以下の場合、距離に比例した関数f()とg()に従って、フォントサイズと表示色を計算する(S38、39)。distMaxはあらかじめ規定した距離であり、例えばZoomのフォントサイズの5倍程度の距離を代入しておく。典型的にはf()とg()はdistに比例して値が小さくなる一次の関数である。つまり、距離が大きくなるにしたがって、フォントが小さくなり、色が薄くなる。ただし、f()の場合は、あらかじめ規定しておいた最小の表示のフォントサイズminFontを下回らないものとする。また、g()についてもあらかじめ規定しておいた最も薄い表示色minColを下回らないものとする。minColは例えば、R=180、G=180、B=180といった値をとる。distの値がdistMaxよりも大きい場合、充分に距離が離れているものとして、Obj(I).displayFontSizeには最小のフォントサイズminFontを、Obj(I).Colorには最も薄い色minColを代入する。これらの処理を各文章について適用する。すなわちIの値がObjMaxを超えるまでIをインクリメントしてObj(I)各々について処理する。
図11はモードが「意味ズーム(S)」の場合の第一の表示領域15と、第二の表示領域16の表示状態例を示す図である。モードが「意味ズーム(S)」の場合、図4で説明した話題空間と総得点にしたがって、各文章の表示状態を変更する。第一の表示領域15において、各文章の話題空間にしたがって、色合いが変更され、総得点にしたがって、フォントのサイズと色の濃淡が変更される。各文章の表示位置は、フォントサイズの変更にしたがって、上下に詰められるように移動する。これは表示位置の上から順番にObj(I).Yの値を求め、フォントサイズを足し合わせた値を次に来るObj(I).Yの値に代入していくことで求められる。第二の表示領域では、第一の表示領域の各文章の垂直方向の表示の割合を反映して、全体が表示領域に収まるように表示する。このように表示することにより、各文章を逐一読まずとも、色が強調されている文章や、フォントサイズが大きい文章のところを読むことにより、全体としての内容をつかむことができるようになる。
図12はモードが「意味ズーム(S)」の場合の処理の流れを説明するフローチャートである。まず選択状態のObj(a)を取得する(S50)。次に各文章について処理しI=aの場合(S52)、つまり選択状態の場合のObj(a)の場合は、フォントサイズを最大値のZoomに(S53)、色はmaxColすなわちR=0、G=0、B=0に設定する(S54)。その他の場合については、その文章のフォントサイズは総得点Pに比例する関数m()(S57)、表示色はPに比例する関数n()で計算する(S58)。m()は、典型的には0より大きく1以下の値を取る一次の関数であり、Pの値が大きくなると1に近づくものである。n()は典型的にはPに比例する一次の関数であり、Pの値が大きくなると、n(P)も大きくなる。
図13は選択する文章を変更する場合や、ズーム、意味ズームの処理が行われた場合の表示の方法について説明する図である。選択する文章が変わったり、ズームや意味ズームの処理が加えられた場合、典型的には以前の表示状態からは連続的に表示状態を変更するようにする。例えば、モードがズームや意味ズームである場合に、図中の「◎◎の件」という文章が選択されている状態で「▲▲の続き」という文章を選択すると、「◎◎の件」が次第に小さくなり、「▲▲の続き」という文章が次第に大きくなるように連続的に表示が変化する(図の(a)→(b)→(c)→(d)の順に変化する)。図35(a)〜(d)に示すように、上下に並んだ行ではなく、行間が空いているような行を編集する場合にも、同様に、以前の行の文章が小さくなっていき、移動先の文章が順次大きく表示されるといったように連続的に変化する。これは、それぞれの文章について上述したような計算方法でフォントサイズを計算し、タイマー処理によって、順次そのフォントサイズに近づけるように計算することで実現する。これによって、ユーザは動きを連続的に知覚できるため、どこからどこに選択位置が移動したのかといったことが分かりやすくなる。
図14は第一の表示領域に所定の文字列(<HUSEN>、<HUSEN2>、<HUSEN3>、…など)を入力した場合に、付箋のように第二の表示領域16にマークを付ける様子を示している図である。例えば、「決定事項」40という文章のところに、キーボードで「<HUSEN>」のように入力すると、この文章に対応する第二の表示領域16にマーク(この場合は●のような記号)を表示する。「<HUSEN2>」のように異なる文字列を入力すると「★」のように異なる記号、あるいは「●」の記号の表示色を変更する。典型的にはその文章の話題空間の計算結果にしたがって得られた色合いを設定する。
図15では、付箋付けの処理の流れを説明するフローチャートである。各文章について、「<HUSEN>」という文字列が含まれている場合は(S61)、対応する第二の領域の位置にマークを表示し(S63)、含まれていない場合は、2からHusenMaxまでの数字について<HUSEN2>、<HUSEN3>、<HUSEN4>、…のように文字列を生成し(S68、70)、それぞれの文字列が含まれている場合は、対応する第二の領域の位置にマークを表示する。HusenMaxとはあらかじめ定義しておいた数字であり、典型的には9のような数字を代入しておく。
図16と図17では、ユーザが第一の表示領域中で編集している文章群のうちから望みの文章を探し出す場合に、第二の表示領域における操作インタフェースについて説明する図である。ユーザがマウスによって第二の表示領域16中でマウスボタンを押下し、上下いずれかの方向に、マウスポインターを移動させてマウスボタンをリリースすると、その方向に向けての文章を対象として、そのときのマウスの移動距離が文章のどこからどこまでを対象とするかに対応し、ボタン押下からボタンをリリースするまでの時間の長さが対象として表示する文章の細かさに対応した形で、第二の表示領域の上に重畳するような形で、それぞれの文章の内容を表示する。
例えば、図16では、マウスカーソル42を上方向に、移動の距離を長く、かつ速く移動させた場合の表示例について示している。この場合、距離が長いため、対象とする文章は広く上方向に対象となる。また、速くカーソルを移動させたので、解像度が低くなる。すなわち、幅広く、表示するオブジェクト数は少ない形で第二の表示領域に重畳する形で文章43の内容を表示する。
一方、図17では、マウスカーソル42を上方向に、移動の距離を短く、かつゆっくり移動させた場合の表示例について示している。この場合、距離が短いため、対象とする文章は狭く上方向に対象となる。また、ゆっくりとカーソルを移動させたので、解像度が高くなる。すなわち、幅が狭く、表示するオブジェクト数が多い形で第二の表示領域に重畳する形で文章44の内容を表示する。これにより、いちいち文章の対象箇所をブラウズしたりせずに、図16のような方法で主な文章の位置を把握し、さらに図17のような方法で詳細な位置を探すといったように、望みの文章を効率的に探し出すことができる。
図18は図16と図17の処理の流れを説明するフローチャートである。
まずユーザが第二の表示領域でマウスボタンを押下すると(S71)、その時点の時刻Tstartを計時するとともに(S72)、その座標位置Mstartを検出する(S73)。さらに、Mstartに近い位置に存在するObj()を探索する(仮にObj(b)とする)(S74)。ここでユーザがマウスボタンをリリースすると(S75)、その時点の時刻Tendを計時し(S76)、その座標位置Mendを検出する(S77)。次にマウスボタン押下時からの時間差Tdiffを計算し(S78)、MstartとMendの距離Mdistを計算する(S79)。TdiffはTend−Tstartによって求められる。MdistはSqrt((Xstart−Xend)2+(Ystart−Yend)2)によって求められる。
このようにして求められたTdiffとMdistにしたがって、Obj(b)を中心として、マウスの上下方向にしたがって、表示する文章が決定される。図36に示すようにここで表示されるObj()は、もちろんその位置に該当したものをすべて表示することもできるし、話題空間の処理で計算した値が所定の値より大きいものだけを表示することもできる。図36に示すように、各Objについて図4に示すような方法で話題計測の値を計算し、その合計の値Mが所定の値に達したもの(例えば0.8以上など)を概要表示の候補として選択するようにできる。もちろんMの値は任意に変更してもよい。この関数をq()とする。q()はTdiffとMdistを引数にとる関数で、Obj(b).YからMdist分離れた場所に相当するObj()の位置を検出し、Tdiffの大きさに反比例してObj(b).YからMdist分離れた場所までのObj()の間のObj()の個数分だけObj().Descriptionを第二の表示領域における個々の文章に対応する箇所の上に重畳する形で表示する(S80)。
図19はユーザの指定した単語のマクロ機能について説明する図である。図2で説明したユーザインタフェースに第三の表示領域35を備えさせ、そこにユーザが文や人名やファイル名などの文字列情報を入力できるようにして、それらの文字列情報が第一の表示領域15中の文章にあらわれた場合に、第三の表示領域35の対応する文字列情報の箇所にチェックマークを表示したり、あるいは反対に第三の表示領域35の文字列情報をマウスなどでクリックすると第一の表示領域15の文章中でその文字列情報を含む文章を検索したりできる。
図20はマクロ機能の文字列情報を入力するインタフェースについて説明する図である。ユーザインタフェース上には「編集」といったボタン36が配置されており、編集ボタン36をマウスで押下すると、文字列情報を編集するためのウィンドウ37を上位面に表示する。ユーザはキーボードなどによって文字列情報を入力し、そのウィンドウ上の「OK」ボタン38を押下すると情報が記録される。「キャンセル」ボタン39の場合は、情報を記録しないで、ウィンドウ37を開く前の状態にしておく。このように入力した文字列情報は第三の表示領域35中に表示する。第三の表示領域35中では、ユーザの入力した各文字列情報と、それに対応する箇所にチェックボックスなどのユーザインタフェースを表示する。また、各文字列情報は、各文字列情報を識別できるように「A1」「A2」…といった文字列40を付与する。これは典型的には各文字列情報の行番号の前に「A」のアルファベットを付けたものとして定義する。
またマクロ機能には、単純な文字列のほかにも、電子的なファイルを扱える。上述の「編集」ボタン36を押下する代わりに、マウスによって電子的なファイルを第三の表示領域35にドラッグアンドドロップすることで、ファイルのパスを文字列として記録し、さらに単純な文字列と同様に、「A」に行番号を付与したユニークIDを生成する。
図33、34に示すように、マクロ機能や話題空間は利用者が編集して、それぞれの情報を記憶するようになっている。例えば図20のような編集エディタ上で編集して保存する。図33では、マクロ機能記憶手段86に記憶しているマクロ機能をマクロ機能編集手段87で編集し、編集結果をマクロ機能記憶手段86に記憶する。図34では、話題空間記憶手段76に記憶している話題空間の情報を話題空間編集手段77で編集し、編集結果を話題空間記憶手段76に記憶する。マクロ機能記憶手段や話題空間記憶手段は、例えば、データやプログラムを記憶する記憶装置により実現でき、それぞれマクロ機能記憶手段や話題空間記憶手段に記憶してあるデータをCPUのメモリ上に読み出して、図20のようなマクロ機能編集手段や話題空間編集手段といった編集エディタ上で編集できる。
図21は第一の表示領域中に所定の文字列情報を入力した場合に、対応する第三の表示領域の表示状態を更新する例について説明する図である。第一の表示領域15中で「<A3>」のように入力すると、第三の表示領域35の「A3」に対応する部分のチェックボックスにチェック41が入る。このようにすることにより、ユーザは第一の表示領域15中で、「<A3>」に相当する「山田太郎」という内容について参照していることを視覚的に把握できる。
図22は図21の処理の流れを説明するフローチャートである。MacroMaxを第三の表示領域の文字列の行数として、各文章の内容Obj(I).Description中に「<A1>」「<A2>」…といった文字列が含まれるかを“<A”+MacroMax+“>”となるまでマッチングをとる(S81〜S84)。マッチする文字列が含まれている場合、その対応する第三の表示領域における文字列の箇所にチェックマークを表示する(S85)。この処理をすべての文章について適用する(S86)。
図23はユーザが第三の表示領域における所定の文字列部分をマウスでクリックした場合に、第一の表示領域中のその文字列が含まれる文章に選択位置が移動する様子を示している図である。例えば、ユーザが「<A3>」に対応する第三の表示領域35の部分をクリック42すると、第一の表示領域15に表示する文章のうち、「<A3>」という文字列を含む文章43に選択位置44が移動する。この例ではモードが「標準(N)」の場合の表示例について示しているが、もちろん「ズーム(Z)」や「意味ズーム(S)」の場合には、前述で説明したように選択位置の更新とともに、ズームやフォントのサイズなどを再計算して表示する。このようにすることで、ユーザは第三の表示領域で記述しておいた文字列に相当する部分が第一の表示領域中のどこで参照されているのかを即座に検索できる。
図24は図23の処理の流れを説明するフローチャートである。ユーザが第三の表示領域中で例えば“<A”+J+“>”に相当する文字列をクリックしたとすると(S90)、まずstartNumというインデックス番号から(S91)第一の表示領域に表示するObj(I).Descriptionの内容と“<A”+J+“>”の文字列のマッチングをとる(S92)。startNumは初期状態では0であり、第一の表示領域で編集が加えられている場合には、その編集中の文章のインデックス番号を代入する。Obj(I).Description中に“<A”+J+“>”という文字列が含まれる場合、Obj(I)を選択状態にして(S93)、startNumにIを代入し(S94)、処理を終了する。この場合startNum=Iとなっているため、次に第三の表示領域で文字列をクリックするとそのstartNumの位置以降から文字列のマッチング処理を行うことになる。ObjMaxまで計算して文字列がマッチしない場合は、startNumを0に戻す(S96)。
図25は第一の表示領域中で、文章を選択した場合に、その選択位置の文章の背景色が順次変化する機能について示している図である。選択している文章の背景は典型的には所定の色によってその背景を強調表示する。そして、選択位置が移動すると移動元の文章の背景色が次第にうすくなり、移動先の文章の背景色が次第に濃くなる。例えばObj(src)が選択元で、Obj(dest)が選択先である場合を考える。このときObj(src).BackColorの色を次第に薄くして、Obj(dest).BackColorの色を次第に濃くすることで実現できる。色の変化についてはタイマー処理によって、例えばtミリ秒間隔で表示を更新することで、グラデーション変化のように次第に色が移り変わるような視覚効果を生むことができる。これにより、ユーザはどの選択位置から、別の選択位置に移動したのかを視覚的に把握できる。これは、マウスやキーボードで逐一文章の選択位置を上下に移動する場合に限らず、図23で説明したような選択位置の移動の場合にも同じような効果が得られる。もちろん、ここで説明したように背景色全体を変更するという方法のほかにも、文章にアンダーラインを引くような形で選択状態を示してもよいし、文頭や文末などの文章の周辺にマークを記すような形で選択状態を示してもよい。
図26は本発明を文章以外のドローやペイントといった図形に対して適用する実施の一形態について説明する図である。本発明は文章のみならず、使用者が描いたドローやペイントの図形45に対しても適用できる。図26に示すように、文章の代わりに図形45を編集する領域(以下、図形領域)46を用意する。これは、例えば「鉛筆」47、「消しゴム」48といったボタンを用意して、鉛筆ボタン47をクリックした場合には、生成した図形領域に黒などの色でマウス操作によって絵を描けるようにする。これはマウスボタンを押下した場合の座標位置を記録して、マウスボタンが離されるまでの座標位置を線分の描画によってつなぐことにより実現できる。あるいは消しゴムボタン48では、鉛筆同様の操作によって、図形領域46の背景色と同色の色により描画することにより、消しゴムのように鉛筆で描いた部分を消すことができるように実現できる。
このように図形領域46を実現しておき、図形領域46に文字が図形として描かれた場合に、OCR(Optical Character Reader)などの手段によって、描かれた領域を計算機が可読テキストに変換する。図26の例では、「これを修正するという結論」49と描かれた部分が、実際のテキストとして計算機が認識する。OCRについては、当業者であれば自明であり、ここでは説明を省略する。変換したテキストについて、図2や図11で示したような処理を適用する。これにより、図形に対しても本発明で示した効果が期待できる。
図27は図26の処理の流れを説明するフローチャートである。図形領域46内において「鉛筆」や「消しゴム」などのボタン47、48の操作に基づいたユーザのマウスの押下を検知し(S100)、その間のユーザによるマウス座標の移動を記録する(S101)。さらに、そのマウス座標の移動にともなって描かれた描画情報について図形領域の表示を更新する(S102)。ユーザがマウスを離した(リリース)場合に(S103)、図形領域に描かれている図形に対してOCR処理を実行する(S104)。
次に、上述した一連の処理を実行するプログラムをコンピュータにインストールして実行可能な状態とするために用いられる媒体について説明する。プログラムは例えば図28(a)に示すようにコンピュータ50に内蔵されている記録媒体としてのハードディスク51に、あらかじめインストールした状態で提供できる。プログラムは図28(b)に示すように、記録媒体52に一時的あるいは永続的に格納し、コンピュータ53にユニットとして組み込んだり、あるいは着脱式の記録媒体として利用することで、パッケージソフトウェアとして提供できる。記録媒体としては、図28(c)に示すように、例えばフロッピー(登録商標)ディスク54、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)55、MO(Magneto Optical)ディスク56、DVD(Digital Versatile Disc)57、磁気ディスク58、半導体メモリ59などが利用できる。
またプログラムは図28(d)に示すように、ダウンロードサイト60から、LAN(Local Area Network)やインターネットといったネットワーク61を介して、有線または無線でコンピュータ62に転送し、そのコンピュータ62において、内蔵するハードディスクなどにダウンロードさせるようにすることができる。
本発明の実施形態に係るコンピュータシステムを示す図。 本発明に従って文書を編集するためのユーザインタフェースの表示例を示す図。 キーワードテーブル部について説明する図。 話題空間を決定するための得点の計算方法を説明する図。 各文章に対応する色の決定の処理について説明するフローチャート。 ズームバーの動作について説明する図。 ズームバーの動作について説明する図。 ズームバーを操作した場合の具体的な処理の流れを示すフローチャート。 モードが「ズーム(Z)」の場合の第一の表示領域と、第二の表示領域の表示状態例を示す図。 モードが「ズーム(Z)」の場合について、表示の処理の流れを説明するフローチャート。 モードが「意味ズーム(S)」の場合の第一の表示領域15と、第二の表示領域16の表示状態例を示す図。 モードが「意味ズーム(S)」の場合の処理の流れを説明するフローチャート。 選択する文章を変更する場合や、ズーム、意味ズームの処理が行われた場合の表示の方法について説明する図。 第一の表示領域に所定の文字列を入力した場合に、付箋のように第二の表示領域16にマークを付ける様子を示している図。 付箋付けの処理の流れを説明するフローチャート。 ユーザが第一の表示領域中で編集している文章群のうちから望みの文章を探し出す場合に、第二の表示領域における操作インタフェースについて説明する図。 ユーザが第一の表示領域中で編集している文章群のうちから望みの文章を探し出す場合に、第二の表示領域における操作インタフェースについて説明する図。 図16と図17の処理の流れを説明するフローチャート。 ユーザの指定した単語のマクロ機能について説明する図。 マクロ機能の文字列情報を入力するインタフェースについて説明する図。 第一の表示領域中に所定の文字列情報を入力した場合に、対応する第三の表示領域の表示状態を更新する例について説明する図。 図21の処理の流れを説明するフローチャート。 ユーザが第三の表示領域における所定の文字列部分をマウスでクリックした場合に、第一の表示領域中のその文字列が含まれる文章に選択位置が移動する様子を示している図。 図23の処理の流れを説明するフローチャート。 第一の表示領域中で、文章を選択した場合に、その選択位置の文章の背景色が順次変化する機能について示している図。 本発明を文章以外のドローやペイントといった図形に対して適用する実施の一形態について説明する図。 図26の処理の流れを説明するフローチャート。 一連の処理を実行するプログラムをコンピュータにインストールして実行可能な状態とするために用いられる媒体について説明する図。 本発明の情報編集装置の典型的な構成を示したブロック図。 一行単位の場合と複数行(段落)単位の場合の電子文書の切り出し方について示す図。 第一の表示領域(第一領域表示生成手段)の処理の流れを示す図。 第二の表示領域(第二領域表示生成手段)の処理の流れを示す図。 マクロ機能編集のフローチャート。 話題空間編集のフローチャート。 選択する文章を変更する場合や、ズーム、意味ズームの処理が行われた場合の表示の方法について説明する図。 概要表示手段の流れを説明する図。
符号の説明
1 CPU、2 メモリ、3 ディスプレイアダプタ、4 ディスプレイスクリーン、5 マウス、6 シリアルポート、7 キーボード、8 記憶装置、9 ネットワークインタフェース、10 バス、100 コンピュータシステム

Claims (26)

  1. 編集対象としての電子文書を表示する第一の表示手段と、前記電子文書を話題別に定義した話題空間、該話題空間に関連する単語及び該単語について定義した得点のテーブル情報を記憶するキーワードテーブル手段と、前記第一の表示手段に入力装置により入力した文字列と前記キーワードテーブル手段に記憶した単語とのマッチングをとりマッチした場合に、該マッチした各単語に対応する得点を計算し、該計算結果に基づいて当該入力した文字列の話題空間を決定するキーワードマッチング手段と、該キーワードマッチング手段により決定した話題空間の種類と得点結果に基づいて、前記第一の表示手段に表示した電子文書について前記キーワードマッチング手段によってマッチした文字列を強調表示する第一の表示変更手段と、を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第一の表示変更手段は、前記第一の表示手段に表示した電子文書を前記キーワードマッチング手段により認識した文字列の色または濃淡の何れか一方、又は両方を変更する手段であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 編集対象としての電子文書を表示する第一の表示手段と、該第一の表示手段に表示した電子文書のサムネイル情報を表示する第二の表示手段と、前記電子文書を話題別に定義した話題空間、該話題空間に関連する単語及び該単語について定義した得点のテーブル情報を記憶するキーワードテーブル手段と、前記第一の表示手段に入力装置により入力した文字列と前記キーワードテーブル手段に記憶した単語とのマッチングをとりマッチした場合に、該マッチした各単語に対応する得点を計算し、該計算結果に基づいて当該入力した文字列の話題空間を決定するキーワードマッチング手段と、該キーワードマッチング手段により決定した話題空間の種類と得点結果に基づいて、前記第二の表示手段に表示したサムネイル情報について前記キーワードマッチング手段によって認識した第一の表示手段上の対応する位置を強調表示する第二の表示変更手段と、を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  4. 前記第二の表示変更手段は、前記第二の表示手段に表示した電子文書のサムネイル情報を前記キーワードマッチング手段により認識した前記第一の表示装置上の対応する文字列の色と濃淡とを変更する手段であることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記第二の表示手段は、入力装置の座標の移動距離と経過時間にしたがって、前記第一の表示手段に表示した電子文書の文字列を選択的に表示する選択的表示手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 前記第二の表示手段は、前記第一の表示手段に入力装置により入力した文字列のうち、あらかじめ記憶したキーワードにマッチするか否かを判定する付箋判定手段と、該付箋判定手段により前記キーワードがマッチすると判定した場合に、前記第一の表示手段に表示した電子文書の文字列に対応する第二の表示手段上の表示位置にマークを表示する付箋表示手段と、を備えたことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  7. ユーザが入力したキーワードにユニークなIDを付与して表示する第三の表示手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記第三の表示手段は、前記各キーワードに付したユニークなIDに基づいて生成した文字列が前記第一の表示手段の電子文書に含まれているか否かを判定するマクロキーワードマッチ手段と、該マクロキーワードマッチ手段が前記文字列を含んでいると判定した場合に、前記第三の表示手段のそのキーワードに対応する部分にマークを付するマーク表示手段と、を備えたことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記マクロキーワードマッチ手段は、キーワード上で入力装置によって操作した場合に、各キーワードに付したユニークなIDに基づいて生成した文字列が前記第一の表示手段の電子文書に含まれているか否かを判定し、含まれている場合に、前記第一の表示手段のその文字列が含まれている文書個所を強調表示する手段であることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記第一の表示手段は、該第一の表示手段に表示する電子文書の選択している文書の個所を変更した場合に、変更前の選択位置の表示と、変更後の選択位置の表示とを色の濃淡あるいは表示の大きさが連続的に変化するように視覚化することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の情報処理装置。
  11. 前記第一の表示手段は、該第一の表示手段に表示する電子文書の選択している文書の個所について、設定しているフォントサイズや縮尺のスケールなどによらず、デフォルトの表示状態にする手段であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の情報処理装置。
  12. 前記第一の表示手段は、図形を編集する編集手段と、該編集手段によって編集した図形を文字認識する文字認識手段と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の情報処理装置。
  13. 編集対象としての電子文書を表示する第一の表示ステップと、前記電子文書を話題別に定義した話題空間、該話題空間に関連する単語及び該単語について定義した得点のテーブル情報を記憶するキーワードテーブルステップと、前記第一の表示ステップに入力装置により入力した文字列と前記キーワードテーブルステップに記憶した単語とのマッチングをとりマッチした場合に、該マッチした各単語に対応する得点を計算し、該計算結果に基づいて当該入力した文字列の話題空間を決定するキーワードマッチングステップと、該キーワードマッチングステップにより決定した話題空間の種類と得点結果に基づいて、前記第一の表示ステップに表示した電子文書について前記キーワードマッチングステップによってマッチした文字列を強調表示する第一の表示変更ステップと、を備えたことを特徴とする情報処理方法。
  14. 前記第一の表示変更ステップは、前記第一の表示ステップに表示した電子文書を前記キーワードマッチングステップにより認識した文字列の色または濃淡の何れか一方、又は両方を変更するステップであることを特徴とする請求項13に記載の情報処理方法。
  15. 編集対象としての電子文書を表示する第一の表示ステップと、該第一の表示ステップに表示した電子文書のサムネイル情報を表示する第二の表示ステップと、前記電子文書を話題別に定義した話題空間、該話題空間に関連する単語及び該単語について定義した得点のテーブル情報を記憶するキーワードテーブルステップと、前記第一の表示ステップに入力装置により入力した文字列と前記キーワードテーブルステップに記憶した単語とのマッチングをとりマッチした場合に、該マッチした各単語に対応する得点を計算し、該計算結果に基づいて当該入力した文字列の話題空間を決定するキーワードマッチングステップと、該キーワードマッチングステップにより決定した話題空間の種類と得点結果に基づいて、前記第二の表示ステップに表示したサムネイル情報について前記キーワードマッチングステップによって認識した第一の表示ステップ上の対応する位置を強調表示する第二の表示変更ステップと、を備えたことを特徴とする情報処理方法。
  16. 前記第二の表示変更ステップは、前記第二の表示ステップに表示した電子文書のサムネイル情報を前記キーワードマッチングステップにより認識した前記第一の表示装置上の対応する文字列の色と濃淡とを変更するステップであることを特徴とする請求項15に記載の情報処理方法。
  17. 前記第二の表示ステップは、入力装置の座標の移動距離と経過時間にしたがって、前記第一の表示ステップに表示した電子文書の文字列を選択的に表示する選択的表示ステップを備えることを特徴とする請求項15に記載の情報処理方法。
  18. 前記第二の表示ステップは、前記第一の表示ステップに入力装置により入力した文字列のうち、あらかじめ記憶したキーワードにマッチするか否かを判定する付箋判定ステップと、該付箋判定ステップにより前記キーワードがマッチすると判定した場合に、前記第一の表示ステップに表示した電子文書の文字列に対応する第二の表示ステップ上の表示位置にマークを表示する付箋表示ステップと、を備えたことを特徴とする請求項15に記載の情報処理方法。
  19. ユーザが入力したキーワードにユニークなIDを付与して表示する第三の表示ステップを備えることを特徴とする請求項13乃至請求項15の何れか一項に記載の情報処理方法。
  20. 前記第三の表示ステップは、前記各キーワードに付したユニークなIDに基づいて生成した文字列が前記第一の表示ステップの電子文書に含まれているか否かを判定するマクロキーワードマッチステップと、該マクロキーワードマッチステップが前記文字列を含んでいると判定した場合に、前記第三の表示ステップのそのキーワードに対応する部分にマークを付するマーク表示ステップと、を備えたことを特徴とする請求項19に記載の情報処理方法。
  21. 前記マクロキーワードマッチステップは、キーワード上で入力装置によって操作した場合に、各キーワードに付したユニークなIDに基づいて生成した文字列が前記第一の表示ステップの電子文書に含まれているか否かを判定し、含まれている場合に、前記第一の表示ステップのその文字列が含まれている文書個所を強調表示するステップであることを特徴とする請求項20に記載の情報処理方法。
  22. 前記第一の表示ステップは、該第一の表示ステップに表示する電子文書の選択している文書の個所を変更した場合に、変更前の選択位置の表示と、変更後の選択位置の表示とを色の濃淡あるいは表示の大きさが連続的に変化するように視覚化することを特徴とする請求項13乃至請求項15の何れか一項に記載の情報処理方法。
  23. 前記第一の表示ステップは、該第一の表示ステップに表示する電子文書の選択している文書の個所について、設定しているフォントサイズや縮尺のスケールなどによらず、デフォルトの表示状態にするステップであることを特徴とする請求項13乃至請求項15の何れか一項に記載の情報処理方法。
  24. 前記第一の表示ステップは、図形を編集する編集ステップと、該編集ステップによって編集した図形を文字認識する文字認識ステップと、を備えたことを特徴とする請求項13乃至請求項15の何れか一項に記載の情報処理方法。
  25. 請求項13乃至24の何れか一項に記載の情報処理方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  26. 請求項13乃至24の何れか一項に記載の情報処理方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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