JP2006214061A - オーバーズボン雨具 - Google Patents

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Takeshi Sugaya
雄 菅谷
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Sugaya Takeshi
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Sugaya Takeshi
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Abstract

【課題】 傘では覆いきれないズボンの雨濡れを防止するため、従来の雨具よりも小ぢんまりと、着用しても違和感がなく、防水効果を十分に発揮できる、そして携帯に便利なポケットサイズのオーバーズボン雨具。
【解決の手段】 防水性を有する素材で形成された筒状雨具1で、腰下から足元までズボンを覆い、上部に取り付けた吊り片3で保持し、下半身のほとんどを雨濡れから守ることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、降雨時に傘では覆えないズボンの雨濡れを防止する雨具に関する。
従来の雨具として、雨合羽、レインコートがある。通勤、通学時に傘では覆えない下半身の雨濡れを防止するため、前記の雨具を使用している人が何故か少ない。種々の問題が考えられあまり使用されていないのが実態である。
すでに公報になっている、筒形状雨具がファスナーで開閉できる構造のズボン用防雨カバーがある。(例えば特許文献1参照)
登録実用3101720号公報
傘だけでは覆いきれないズボンの防水対策のために、なぜ従来の雨合羽、レインコートを着用しないのか、それは1.混雑した電車、バス等では濡れたまま着用すると他人に迷惑をかける。2.着脱しても嵩張って邪魔になる。3.大袈裟で面倒である。4.雨具特有の蒸れが生じる。5.ちょっとそこまでは傘で大丈夫と思っている人が多い。などが上げられる。
特許文献1ではズボンを覆う筒形状の雨具はファスナーによる開閉式になっている。文例の一部に、展開したカバー材の両端側縁部において離間した複数個所には面状ファスナーが設けられている。これら面状ファスナーはカバー材の一方の端部においてカバー材の表側に固着し、カバー材の片方の端部においてはカバー材の裏側に固着するようにしている。このような面状ファスナーとしてはマジックテープ(登録商標)を使用するのが好ましく(符号は除く)。と説明している。この面状ファスナーの役割はカバー材の開閉により筒形状に形成しているものであり、防水に対する緻密な配慮に欠けている。当然面状ファスナーの接合部より雨漏れが発生し、ズボン防雨カバーとしての機能を発揮できない。
サラリーマンが出勤時、傘をさしてずぶ濡れになり、勤務先に着いた時、上着は作業ジャンパーなどで代行できるがズボンまでの着替えは準備していないのが現状である。そのためにもズボン濡れ対策は必要不可欠である。
ここで本発明は、従来の雨具よりも小ぢんまりと、着用しても違和感がなく、防水効果を十分に発揮できる、そして携帯に便利なポケットサイズのオーバーズボン雨具を提供することを目的としている。
上述目的を達成する本発明のオーバーズボン雨具は、防水性を有する素材で形成された筒状雨具である。その上部に吊り片を設けたもので構成され左右一対で使用する。少なくとも腰から足元までズボンを覆い、上部にある吊り片をズボンとシャツに挟み保持し、下半身のほとんどを雨から守ることを特徴とする。
前記雨具の上部は外側を内側より円弧状に高くし、その裁断部に補強を加えている。この形状にしたのは1.雨具を装着しても違和感がなく履き心地を良くする。2.ズボンと一体感を保ち楽な歩行ができる。3.腰廻りの防水範囲を広げるためである。下部の裾は股下に合わせて切断できる長さを有し、個人の体系に合わせることができ、その裾部に補強帯を取り付け靴汚れから守る特徴がある。
以上説明したように本発明によれば、どうしても傘で覆いきれないズボンの雨濡れを防止するため、従来の雨具ズボンの問題点である大袈裟で面倒くさい、嵩張って邪魔になる、装着脱に手間がかかる、蒸れる。これらを解決するため防水性を有する素材で形成された筒状雨具を、片足ずつ独立して装着することにより煩わしさから開放した。従来雨具ズボンにある腰廻りの覆いを取り除くことにより、小形軽量化を図り携帯に便利となった。また前述のことにより雨具ズボン特有の蒸れの発生からも解消され、さわやかな通勤、通学が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は本雨具を装着した図、図2は本雨具の全体図、図3は本雨具の着脱図である。
本発明のオーバーズボン雨具は、防水性を有する素材で形成された筒状雨具1で、図2に示すようにその上部の補強部2に吊り片3を設けた実にシンプルな構造である。着用には左右一対を必要とする。
腰の位置に当たる上部は外側を内側より円弧状に高くし、ズボンとのフイット感覚に優れ歩行しやすく、また腰廻りの防水範囲をひろげたローハイド型である。吊り片3は、股上に合わせてズボンとシャツに挟んで調整する。吊り片3には滑り止めを施している、
特許文献1にて、雨具のカバー材は吊り具で吊り下げるか、または安全ピンでズボンに係止するとある。詳細説明文よりいずれも一点支持による保持方法であるのに対して、本発明は前述の形状により股、腿部を介して、腰の一部で調整保持しているので略二点支持であり、全体が垂れることがなく安定感がある。
下部は本発明の雨具を装着後、股下に合わせて裾を切断できる長さを有し、個人の体系に合わせることが可能である。切断する位置は図2のa線で示すようにズボンより少し長めで前上がりが好ましい。切断後裾部の外側に補強帯4を貼り付ける。
上述の補強帯4はアクリル樹脂系粘着テープ等で幅4cm程度。この補強帯4の作用は裾の補強、風雨によるバタつき防止と着脱時の靴による雨具内側の汚れ防止にある。
雨具には履き心地のよさが大切である。ズボンの上から覆うので、窮屈感や圧迫感が少しでも解消されなければならない。前述を考慮し本発明では、上部は外側を内側より円弧状に高く裁断することにより楽な歩行が可能となった。又ズボンと一体感をもって履くのには防水性を有する素材の適度な軽さが必要である。すなわち素材の薄さを追求すると強度的に弱くなる。しかし、上部吊り片部、股上との接触部にはある程度引っ張り力が加わり丈夫さが要求される。そのために斜め円弧状の裁断部(補強部2、吊り片3)には、補強材を組み込み強度増が図られている
本発明の雨具は、筒状一体形である。継ぎ目が無いので特許文献1のような雨漏れの心配はない。ズボンの腰から足元まで覆っているので傘の補助具として十分である。着脱時の靴の汚れ付着については、前述の如く素材が薄いため足元で小さく束ねられることから解決できる。その方法は裾にある補強帯4を図3に示すように束ねた筒状雨具1の内側に折り返すことにより防止できる。補強帯4は雨具素材より適度の厚さがあるため帯の幅だけ折り返しができる。
防水性を有する素材とは塩化ビニール樹脂、ポリ塩化ビニール等各種高分子フィルム又は塩ビ樹脂コーテング布地を言い、撥水処理を施しているものがよい。素材の断面形状はフラットに限定せず強靭で、撥水効果等があれば如何なる形状にもこだわらない。色は各種、但しズボン地を生かすためには透明がよい。大きさ(太さ(筒の直径)、長さ)は体系に合わせて数種設定する。長さは股下に合わせて切断するので少し長めに設定。素材の厚さは0,01〜0,03mm程度で折りたたんでもあまり嵩張らないものがよい。
本発明の雨具は素材が薄いためコンパクトに折りたたむことができ、携帯に便利なようにポケットサイズの収納ケース入りとする。ケースのファスナーは防水ファスナーがよい。
本発明の雨具を装着時でもズボンのポケットは、財布、ハンカチの出し入れに使用する。後部ポケットは覆われていないので使用可能。横ポケットは吊り片部とズボンの隙間より使用できる。
パパは通勤に、ボクは通学にと家族で使用するとき、間違わないように吊り片部に名前記入箇所を設けている。また裾切断の形状によって左、右用ができるため記入して区分する。
さらに、実施例では雨具として説明しているが、本形状の利用は雨具に限られるものではなく、その他例えば防風、防寒、防塵等のカバー着として、素材を任意に選定することにより用途拡大が可能である。
本発明の雨具を装着した図 本発明の雨具の全体図 本発明の雨具の着脱図
符号の説明
1 筒状雨具
2 補強部
3 吊り片
4 補強帯
5 ズボン
6 シャツ
7 靴

Claims (3)

  1. 防水性を有する素材で形成された左右一対で使用する筒状雨具で、上部に吊り片を設けたことを特徴とするオーバーズボン雨具。
  2. 前記筒状雨具の上部は、外側を内側より円弧状に高くし、その裁断部に補強を施していることを特徴とする請求項1記載のオーバーズボン雨具。
  3. 前記筒状雨具は、下部の裾部に補強帯が施されていることを特徴とする請求項1又は2記載のオーバーズボン雨具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009126407A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Mitsubishi Fuso Truck & Bus Corp ハイブリッド自動車の駆動制御装置

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