JP2006213476A - 倉庫等の搬出入口の通風防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】倉庫等に商品等を搬出入する様々な大きさの荷室を有する輸送トラックに対応できる倉庫等の搬出入口の通風防止装置を提供する。
【解決手段】倉庫1の搬出入口2の四方を囲んで上下左右に、弾性を有する遮風体4を配置して、搬出入口2の上部に配置した遮風体4aを輸送トラック14の荷室15の天面に合せて上下移動させて、荷室15の後端部を遮風体4に当接させることによって遮風体4が弾性変形して荷室15の後端部と搬出入口2とが気密状態で連結して、倉庫1の内部と外部との間での空気の出入りが抑制されて、倉庫1外部の風の吹き込み等がなくなり、外部の環境に影響されない環境下で搬出入作業をすることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】倉庫1の搬出入口2の四方を囲んで上下左右に、弾性を有する遮風体4を配置して、搬出入口2の上部に配置した遮風体4aを輸送トラック14の荷室15の天面に合せて上下移動させて、荷室15の後端部を遮風体4に当接させることによって遮風体4が弾性変形して荷室15の後端部と搬出入口2とが気密状態で連結して、倉庫1の内部と外部との間での空気の出入りが抑制されて、倉庫1外部の風の吹き込み等がなくなり、外部の環境に影響されない環境下で搬出入作業をすることができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、倉庫等の搬出入口の通風防止装置に関し、さらに詳しくは、倉庫等に商品等を搬出入する様々な大きさの荷室を有する輸送車両に対応できる倉庫等の搬出入口の通風防止装置に関するものである。
従来、トラック等の輸送車両によって商品等が搬出入される倉庫等には、例えば、図6、図7に示すように倉庫外壁3に搬出入口2が開口して、搬出入口2の下方に外側に突出する緩衝材16が設けられている。この搬出入口2を通じて倉庫1のプラットホーム13と輸送トラック14の荷室15との間で商品等が搬出入される。図6は輸送トラック14が商品の搬出入のために、倉庫1の搬出入口2に荷室15の後端部を隣接させて停車している状態を示し、図7は矩形に開口した搬出入口2の正面方向の概形を示している。
輸送トラック14をこの位置にして、荷室15と倉庫1の搬出入口2との間で商品等の搬出入作業を行なう際に、荷室15の後端部と倉庫1の搬出入口2との間には、緩衝材16によってすき間が生じるので、倉庫1外部からの風Wの吹き込み等が生じる。特に、真冬や真夏等の外部環境の厳しい時は、このすき間があるために、寒風や熱気などが入り込んで倉庫1の外部と同様の厳しい環境下で搬出入作業をしなければならず、作業環境の悪化およびこれにともなう作業効率の低下が問題となっていた。緩衝材16がない場合でも、荷室15および倉庫1に傷をつけないように荷室15の後端部を搬出入口2と幾分、すき間を空けて輸送トラック14を停車させるので同様の現象が生じる。
倉庫等の出入口を気密状態を保って閉じるようにしたシートシャッタが種々提案されている(例えば、特許文献1参照)が、これらは、シート状の遮蔽体が出入口を上下動する構造なので、輸送トラックの荷室の後端部と倉庫等の搬出入口とを当接するのが困難であり、当接してもすき間を塞ぐことができない。そのため、上記した問題を解決することができなかった。
特開2004−204623号公報
本発明の目的は、倉庫等に商品等を搬送する様々な大きさの荷室を有する輸送車両に対応できる倉庫等の搬出入口の通風防止装置を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明の倉庫等の搬出入口の通風防止装置は、弾性を有する遮風体を倉庫等の搬出入口の四方を囲んで上下左右に配置し、該搬出入口の上部に配置した遮風体を上下方向に移動可能としたことを特徴とするものである。
また、本発明の倉庫等の搬出入口の通風防止装置は、倉庫等の搬出入口に該倉庫等の外側に突出する突出口を連設し、弾性を有する遮風体を該突出口の突出側開口部の四方を囲んで上下左右に配置し、該開口部の上部に配置した遮風体を上下方向に移動可能とするとともに、前記突出口の側壁面に前記倉庫等の内部と外部とを往来可能とする出入り扉を設けたことを特徴とするものである。
本発明の倉庫等の搬出入口の通風防止装置によれば、倉庫等の搬出入口の四方を囲んで上下左右に、弾性を有する遮風体を配置したので、輸送トラックの荷室の後端部を倉庫等の搬出入口に向けて安心して近接させて、遮風体に当接させることが可能となり、荷室および倉庫等を保護することができる。当接させることによって遮風体が弾性変形して荷室の後端部と倉庫等の搬出入口とが気密状態で連結して、倉庫等の内部と外部との間での空気の出入りが抑制されて、倉庫等の外部の風の吹き込み等がなくなり、外部の環境に影響されない環境下で搬出入作業をすることができる。
さらに、搬出入口の上部に配置した遮風体を上下方向に移動可能としたので、荷室の大きさ、高さの異なる様々な輸送トラックに対応することができる。
また、本発明の倉庫等の搬出入口の通風防止装置によれば、倉庫等の搬出入口に倉庫等の外側に突出する突出口を連設し、弾性を有する遮風体を突出口の突出側開口部の四方を囲んで上下左右に配置し、この開口部の上部に配置した遮風体を上下方向に移動可能とするとともに、突出口の側壁面に倉庫等の内部と外部とを往来可能とする出入り扉を設けたので、上記した効果に加えて、出入り扉によって倉庫等の内部と外部とが往来可能となり、遠回りして倉庫等の内部と外部とを往来する必要があり、作業効率を向上させることができる。
以下、本発明の倉庫等の搬出入口の通風防止装置を図に示した実施形態に基づいて説明する。図1〜2に第1の実施形態の側面の全体概要、図3に正面の全体概要を示す。図1においては、箱状の荷室15を有する輸送トラック14が、図2においては、低床の箱状の荷室15を有する輸送トラック14が荷室15の後端部を遮風体4に当接させている。
この通風防止装置は、図3に示すように倉庫1の搬出入口2の四方を囲んで、上下左右に配置された遮風体4を倉庫1の外側に突出して備えている。この遮風体4の内で搬出入口2の上部に位置する遮風体4aは、滑車11を介したワイヤ12を図示しない巻き取り装置等で出し入れすることによって、左右それぞれの遮風体4bとの間に、ほぼすき間がない状態で上下移動可能となっている。
遮風体4は弾性を有していて、例えば、スポンジ状の弾性体を耐久性のある繊維や軟質樹脂層で被覆した構造となっている。この構造に限定されず、発泡ゴムなど種々の弾性を有する遮風体4を用いることができる。
左右の遮風体4bの間隔は、一般的な輸送トラック14の荷室15の幅とほぼ同じになっており、遮風体4bの幅は、荷室15の左右両壁面の後端部が当接できる所定幅となっている。一般的な輸送トラック14の荷室15の幅寸法はほぼ、決まっているので、この所定幅にしておくと、大多数の輸送トラック14に対応できる。
搬出入口2の下部の遮風体4cは、その上面を低床でない通常の輸送トラック14の荷室15の床面高さにほぼ合う位置に固定されている。遮風体4cの高さ方向の幅は、低床および通常の荷室15の床面の後端部が当接できるように設定されている。
プラットホーム13の高さが、低床ではない通常の荷室15の床面高さとほぼ同じになっていると、荷室15が遮風体4に当接することによって、プラットホーム13から荷室15の床面までがほぼ段差のない状態となり、搬出入作業が楽になる。
輸送トラック14と搬出入口2との間で商品等の搬出入をするときは、荷室15の後端部の扉を開いた状態で輸送トラック14後進させて、荷室15の後端部を遮風体4に当接させる。当接すると遮風体4が弾性変形して荷室15の後端部と搬出入口2とが気密状態で連結されることになる。したがって、倉庫1の内部と外部とで空気流通が抑制されて、外部の風が入り込むこと等がなく、倉庫1の外部環境に影響されることのない環境下で搬出入作業をすることができる。特に、真冬や真夏等の外部環境の厳しい時でも、寒風や熱気の入り込み等を抑制でき、作業効率の向上や倉庫1の冷暖房コストの削減が可能となる。また、遮風体4は緩衝材16としても機能して、荷室15および倉庫1を保護する。別途、緩衝材16を設置してもよい。
荷室15の後端部を遮風体4に当接させる際は、図1、図2に示すように搬出入口2の上部に配置された遮風体4aの下端面が荷室15の後端部の天面とほぼ一致する位置に移動させる。このように、搬出入口2の上部に配置された遮風体4aが上下移動可能となっているので、荷室15の高さ(大きさ)が異なる様々な輸送トラック14に対応することができる。
搬出入口2の上部の遮風体4aを上下方向に移動可能とせずに、ある位置に固定しておくと不具合が生じる。例えば、低床でない通常の荷室15の天面高さに合せて固定すると、低床の荷室15に対しては、荷室15の天面の位置が低くなるので、すき間が生じてしまう。そこで、低床の荷室15の天面高さに合せて固定すると、図5に示すように通常の荷室15に対しては、当接した際に荷室15の後端部の上側を覆うように遮風体4aが位置するので、荷室15の上方の隅となる空間Sに商品を搬入したり、空間Sから商品を搬出するのが困難となる。
つまり、搬出入口2の上部の遮風体4aの下端面を、荷室15の後端部の天面の高さとほぼ一致させることによって、すき間を防ぐとともに効率のよい搬出入が可能となり、本発明の通風防止装置では、上部の遮風体4aが上下移動することで、これを実現することができる。上部の遮風体4aの上下移動の機構は、実施形態に示したものに限定されず、一般的な移動機構を採用することができる。
図4に第2の実施形態を示す。この実施形態では、搬出入口2に倉庫1の外側に突出する突出口6が連設されていて、この突出口6の突出側開口部7の四方を囲んで上下左右に遮風体4が配置されている。上部に配置された遮風体4aは、第1実施形態と同様に上下方向に移動可能となっている。
この突出口6の側壁面には、出入り扉9が設けられており、地面と出入り扉9との間にハシゴ8がかけられている。ハシゴ8に限定されずに階段等の昇降手段にしてもよく、さらに出入り扉9の上方には開閉可能な通気窓10が設けられている。この実施形態では、荷室15の後端部が遮風体4に当接していても、この扉9を使用することで遠回りすることなく、倉庫1の内部と外部とを往来でき、作業効率の向上につながる。また、扉9を閉めておけば外部の風の流入等を防ぐことができる。
さらに、通気窓10等の開閉可能な通気部を設けることによって、倉庫1の外部が快適な環境な場合は、外気を取り入れる等によって作業環境を向上させることができる。
1 倉庫
2 搬出入口
3 倉庫外壁
4 遮風体 4a 上部の遮風体 4b 左右の遮風体 4c 下部の遮風体
6 突出口
7 突出口の突出側開口部
8 ハシゴ
9 出入り扉
10 通気窓
11 滑車
12 ワイヤ
13 プラットホーム
14 輸送トラック
15 荷室
16 緩衝材
2 搬出入口
3 倉庫外壁
4 遮風体 4a 上部の遮風体 4b 左右の遮風体 4c 下部の遮風体
6 突出口
7 突出口の突出側開口部
8 ハシゴ
9 出入り扉
10 通気窓
11 滑車
12 ワイヤ
13 プラットホーム
14 輸送トラック
15 荷室
16 緩衝材
Claims (3)
- 弾性を有する遮風体を倉庫等の搬出入口の四方を囲んで上下左右に配置し、該搬出入口の上部に配置した遮風体を上下方向に移動可能としたことを特徴とする倉庫等の搬出入口の通風防止装置。
- 倉庫等の搬出入口に該倉庫等の外側に突出する突出口を連設し、弾性を有する遮風体を該突出口の突出側開口部の四方を囲んで上下左右に配置し、該開口部の上部に配置した遮風体を上下方向に移動可能とするとともに、前記突出口の側壁面に前記倉庫等の内部と外部とを往来可能とする出入り扉を設けたことを特徴とする倉庫等の搬出入口の通風防止装置。
- 前記突出口に前記倉庫等の内部と外部とを連通する開閉可能な通気部を設けた請求項2に記載の倉庫等の搬出入口の通風防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005029007A JP2006213476A (ja) | 2005-02-04 | 2005-02-04 | 倉庫等の搬出入口の通風防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005029007A JP2006213476A (ja) | 2005-02-04 | 2005-02-04 | 倉庫等の搬出入口の通風防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006213476A true JP2006213476A (ja) | 2006-08-17 |
Family
ID=36977023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005029007A Pending JP2006213476A (ja) | 2005-02-04 | 2005-02-04 | 倉庫等の搬出入口の通風防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006213476A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113266239A (zh) * | 2021-06-04 | 2021-08-17 | 重庆交通职业学院 | 轨道交通站台节能屏蔽门系统 |
KR20230038094A (ko) * | 2021-09-10 | 2023-03-17 | 주식회사중앙이앤알 | 물류센터에 적용가능한 냉난방 단열 커튼장치 |
-
2005
- 2005-02-04 JP JP2005029007A patent/JP2006213476A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113266239A (zh) * | 2021-06-04 | 2021-08-17 | 重庆交通职业学院 | 轨道交通站台节能屏蔽门系统 |
CN113266239B (zh) * | 2021-06-04 | 2022-08-16 | 重庆交通职业学院 | 轨道交通站台节能屏蔽门系统 |
KR20230038094A (ko) * | 2021-09-10 | 2023-03-17 | 주식회사중앙이앤알 | 물류센터에 적용가능한 냉난방 단열 커튼장치 |
KR102555389B1 (ko) * | 2021-09-10 | 2023-07-17 | 주식회사중앙이앤알 | 물류센터에 적용가능한 냉난방 단열 커튼장치 |
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