JP2006212390A - リフトアップテーブル - Google Patents

Abstract

【課題】 ソファや椅子等の前に配置するセンターテーブル、座卓類の家具において、ソファに座りながら疲れたり腰を傷めたりすることなく、デスクワークを楽にできる人間工学的に優れたリフトアップテーブルを提供する。
【解決手段】 家具本体（２）と天板（１）との間に、アームＡ（４）、アームＢ（５）からなる斜め上方への昇降機能を設ける。２本のアームは、軸Ａ（６）、軸Ｂ（７）、軸Ｃ（８）、軸Ｄ（９）によって、天板への取付器具（３）と本体への取付器具（１４）へ取り付ける。アームＢ（５）は、Ｌ字形状のアームであり、本体への取付器具（１４）と、スプリング（１２）によって連結する。また、アーム止め（１３）の位置によって、天板の高さを調整できるように構成した。
【選択図】 図１

Description

本発明は、センターテーブル、座卓類の家具に、昇降可能な天板を取り付け、斜め上方へ持ち上げるための、リフトアップテーブルに関するものである。

従来のセンターテーブル類の家具は、天板の上下昇降のみであった。

これは次のような欠点があった。
（１）センターテーブル、座卓類の家具は、ソファや椅子等の前に配置した際、天板までの高さが、座面の位置ぐらいまでしかなく、ソファに座った状態では、天板で作業を行う場合、前屈みになるしかなく使用に不便だった。
（２）天板の上下昇降が可能な家具においても、ソファに座った状態では、足の分だけ家具との距離が開くため、前傾姿勢となり、天板で行う作業が不便だった。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。

ソファや椅子等の前に配置するセンターテーブル、座卓類の家具本体（２）に、斜め上方へ昇降する天板（１）を設けた。
本発明は、以上の構成よりなるリフトアップテーブルである。

ソファや椅子等に座った姿勢でも、天板での作業が楽な姿勢で行え、きわめて便利である。また、不意に天板にぶつかった際もスプリングの弾性力によって、天板が急に倒れることを防ぎ、安全性も確保している。

以下、本発明の実施の形態について説明する。
家具本体（２）と天板（１）との間に、アームＡ（４）、アームＢ（５）からなる斜め上方への昇降機能を設ける。天板への取付器具（３）へは、アームＡ（４）は、軸Ａ（６）によって、アームＢは軸Ｂ（７）によって取り付ける。本体への取付器具（１４）へは、アームＡ（４）は、軸Ｃ（８）によって、アームＢ（５）は軸Ｄ（９）によって取り付ける。アームＢ（５）の軸Ｂ（７）と軸Ｄ（９）を、アームＡ（４）の軸Ａ（６）と軸Ｃ（８）より低い位置に取り付けることによって、スムーズな昇降を可能とする。アームＢ（５）は、Ｌ字形状のアームであり、スプリング固定Ａ（１０）は、本体への取付器具（１４）の持つスプリング固定Ｂ（１１）と、スプリング（１２）によって連結する。天板（１）の重さと、スプリング（１２）の弾性力は、天板（１）を下げている途中の状態で、天板（１）から手を離してもその場で止まるバランスに設定する。アーム止め（１３）の位置によって、天板の高さを調整する。アーム止め（１３）は、アームＡ（４）、アームＢ（５）のどちらを止めてもかまわないものとする。この機構を天板（１）の左右に配置することによって、また、左右の機構を棒で連結することによって剛性を高める。
本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、天板（１）の正面前側部を掴み、斜め上方へ持ち上げ、アーム止め（１３）によって固定された位置で使用する。
その結果、ソファや椅子等に座った姿勢でも、天板での作業が楽な姿勢で行うことができ、また、不意に天板にぶつかった際もスプリングの弾性力によって、天板が急に倒れることを防げ、安全性を確保できる。

本発明の側面図である。 本発明の機構部分を示した側面図である。

符号の説明

１ 天板
２ 家具本体
３ 天板への取付器具
４ アームＡ
５ アームＢ
６ 軸Ａ
７ 軸Ｂ
８ 軸Ｃ
９ 軸Ｄ
１０ スプリング固定Ａ
１１ スプリング固定Ｂ
１２ スプリング
１３ アーム止め
１４ 本体への取付器具
１５ キャスター

Claims (1)

1. ソファや椅子等の前に配置するセンターテーブル、座卓類の家具本体（２）に、斜め上方へ昇降する天板（１）を設けたリフトアップテーブル。

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