JP2006211915A - Transplanter - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、移植機に関するものである。 The present invention relates to a transplanter.
移植機には、植付カップを上下運動させて、植付カップの上昇時に該植付カップが苗を受け取り、植付カップの下降時にカップ先端が畝に突入して畝に苗を植え付けるようにしたものがあり、この種の従来の移植機では、移植機の機体(固定)側にスクレーパ部材を支持し、植付カップの上昇過程で、スクレーパ部材を植付カップ内にその上端開口から侵入させ、植付カップの上昇に伴ってスクレーパ部材を植付カップ内を下方に移動させてその下端から抜け出させ、植付カップの内面に付着した土を掻き落とすようにしていた(例えば特許文献1)。
従って、機体(固定)側に設けたスクレーパ部材と高速で上下動する植付カップとは相対的に激しく動くし、また、スクレーパ部材を、植付カップの上下動に伴って植付カップ内に入れたり出したりする必要があり、このため、植付カップに対してスクレーパ部材を所望の位置に高精度で位置合わせすることが困難であり、スクレーパ部材を植付カップの内面に良好かつ高精度に圧接させて、植付カップの内面に付着した土をスムーズかつ確実に掻き落とすことが困難になった。
本発明は上記問題点に鑑み、スクレーパ部材を植付カップの開閉動作に連動させるとともに、植付カップの内面にスクレーパを正確に圧接して、付着した土を確実かつスムーズに掻き落とすことができるようにしたものである。
Therefore, the scraper member provided on the fuselage (fixed) side and the planting cup that moves up and down at high speed move relatively vigorously, and the scraper member moves into the planting cup as the planting cup moves up and down. Therefore, it is difficult to align the scraper member at a desired position with high accuracy with respect to the planting cup, and the scraper member is good and highly accurate on the inner surface of the planting cup. It became difficult to scrape the soil adhering to the inner surface of the planting cup smoothly and surely.
In view of the above problems, the present invention allows the scraper member to be interlocked with the opening / closing operation of the planting cup, and the scraper to be accurately pressed against the inner surface of the planting cup, so that the adhered soil can be scraped off reliably and smoothly. It is what I did.
本発明は上記の課題を解決するために以下の技術的手段を講じた。
すなわち、上下運動するカップ支持部材163に、植付カップ155が上下運動するように支持され、カップ支持部材163の上下運動に連動して植付カップ155を開閉させる開閉連動機構252が設けられた移植機において、カップ支持部材163に、植付カップ155の内面に付着した土を掻き落とすためのスクレーパ部材225が上下動可能に支持され、前記開閉連動機構252による植付カップ155の開閉に連動してスクレーパ部材225が植付カップ155の内面に圧接するように、スクレーパ部材225を植付カップ155に対して上下動させるスクレーパ連動機構253が設けられていることを特徴とする。
In order to solve the above problems, the present invention has taken the following technical means.
That is, an opening / closing interlocking mechanism 252 that opens and closes the
また、前記スクレーパ連動機構253は、カップ支持部材163側に、上下揺動自在に支持されたスクレーパ用揺動レバー275と、植付カップ155の開閉に連動してスクレーパ用揺動レバー275を上下揺動させる揺動部材276とを備え、スクレーパ用揺動レバー275の下方揺動によってスクレーパ部材225を植付カップ155の内面に圧接させるように、スクレーパ用揺動レバー275がスクレーパ部材225に連結されていることを特徴とする。
また、前記開閉機構252は、植付カップ155が下降して畝に突入したときに、植付カップ155を開き、植付カップ155が上昇したときに、植付カップ155を閉じるように構成され、前記スクレーパ連動機構253は、植付カップ155が開くときに、スクレーパ用揺動レバー275を下方揺動させてスクレーパ部材225を植付カップ155の内面に圧接させ、植付カップ155が閉じるときに、スクレーパ用揺動レバー275を上方揺動させてスクレーパ部材225の植付カップ155内面への圧接を解除するように構成されていることを特徴とする。
The
Further, the opening / closing mechanism 252 is configured to open the
また、前記スクレーパ部材225は板状とされており、その中途部に板厚方向に貫通する複数の開口窓229が設けられ、スクレーパ部材225の開口窓229間の仕切り片が、植付カップ155の内面に向けて突出するように湾曲されて、植付カップ155の内面に付着した土を掻き落とすスクレープ部230とされていることを特徴とする。
また、スクレーパ部材225が植付カップ155の内面に弾性的に圧接するよう前記スクレーパ部材225と前記スクレーパ用揺動レバー275との間にバネ237が設けられていることを特徴とする。
The
Further, a
また、植付カップ155をその上下運動に連動して開閉させるようにした移植機において、植付カップ155の内面に付着した土を掻き落とすためのスクレーパ部材225が設けられ、植付カップ155の開動作に連動してスクレーパ部材225を植付カップ155の内面に圧接させるスクレーパ連動機構253が設けられていることを特徴とする。
Further, in the transplanting machine that opens and closes the
本発明によれば、スクレーパ部材を植付カップの開閉動作に連動させるとともに、植付カップの内面にスクレーパ部材を正確に圧接して、付着した土をスムーズかつ確実に掻き落とすことができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, while making a scraper member interlock | cooperate with the opening / closing operation | movement of a planting cup, a scraper member can be correctly press-contacted to the inner surface of a planting cup, and the adhering soil can be scraped off smoothly and reliably.
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図12及び図13において、1は玉葱等の野菜の苗を圃場に植え付ける移植機であり、本実施の形態では、前部に走行機体2を、後部に移植装置3及びハンドル4を備えた歩行型の移植機1を例示している。
走行機体2は、エンジン(動力源)6、ミッションケース7、左右一対の前輪(車輪)8及び左右一対の後輪(車輪、駆動輪)9を備えており、エンジン6の回転動力がミッションケース7内の走行系動力伝達機構を介して前輪8に伝達され、該前輪8が回転駆動されることにより走行機体2が走行可能とされている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
12 and 13,
The traveling
この走行機体2は、エンジン6、ミッションケース7及び架台11等から構成され、架台11はミッションケース7の前後方向中途部下部から前方突出状に設けられ、この架台11上にエンジン6が搭載され、エンジン6の後部にミッションケース7の前端側が連結されている。
架台11の前部には、左右方向の前輪支軸13が左右方向の軸心廻りに回動自在に支持され、この前輪支軸13の左右両側に、それぞれ前輪支持アーム14が前輪支軸13と一体回転自在で且つ前輪支軸13に対して左右方向位置調整自在に取り付けられており、左右各前輪支持アーム14の下端側にそれぞれ前輪8が回転自在に取り付けられており、前輪支持アーム14が前輪支軸13と一体回動することにより前輪8が走行機体2に対して相対的に昇降自在とされている。
The
A front
ミッションケース7の左右両側には、走行伝動ケース15の上部側が左右方向の軸心廻りに回動自在に取り付けられていて走行伝動ケース15が上下に揺動自在とされ、左右各走行伝動ケース15の下部にそれぞれ前輪8が回転自在で且つ左右方向位置調整自在に取り付けられており、走行伝動ケース15が上下に揺動することにより前輪8が走行機体2に対して相対的に昇降自在とされている。
また、前輪支軸13と左右の走行伝動ケース15とは連動部材16を介して連動連結されていて、左右一対の前後輪8,9が、4輪同時に昇降自在とされている。
On both the left and right sides of the
Further, the front
また、架台11には、油圧シリンダ等からなる昇降シリンダ17が設けられ、この昇降シリンダ17のピストンロッドは前輪支軸13に連動連結されていて、昇降シリンダ17のピストンロッドを出退させることにより、前輪支軸13が軸心廻りに回動して走行機体2に対して相対的に前後輪8,9が昇降し、前後輪8,9が昇降することにより走行機体2及び移植装置3が地面に対して昇降自在とされている。
次に移植装置3について説明する。
移植装置3は、苗を圃場に植え付ける植付カップ155を備えた植付装置151と、前記植付カップ155に苗を供給する苗供給装置152と、植付装置151及び苗供給装置152への動力伝達を一旦停止させると共に該停止時間を調整することにより株間を変更する株間変更装置22と、圃場に植え付けられた苗の左右両側の土を押圧する覆土輪23を備えた覆土装置24等とを備えている。
Further, the
Next, the
The
また、本実施の形態にあっては、2条植えの移植機1が例示されており、したがって、植付カップ155は左右一対備えられている。
次に、植付装置151について説明する。
植付装置151は、苗供給装置152から供給される苗を圃場の畝に所定間隔で植付けるべく畝に対して突き刺し運動される植付カップ155と、この植付カップ155を上下運動させる植付カップ駆動機構156とを備える。前述したように、植付装置151は、2条植用であって、植付カップ155及び植付カップ駆動機構156はそれぞれ左右一対設けられている。
Moreover, in this Embodiment, the
Next, the
The
図4〜図9に示すように、各植付カップ駆動機構156は、移植機1の走行機体2側に回転自在に支持された第1回転ケース(第1回転体)161と、第1回転ケース161の遊端側に、回転自在に支持された第2回転ケース(第2回転体)162と、第2回転ケース162の遊端側に回転自在に支持されたカップ支持部材(上下運動体)163とを備える。このカップ支持部材163にはカップ取付体223を介して植付カップ155が支持され、第1回転ケース161の回転に連動して、第2回転ケース162を第1回転ケース161とは逆方向に回転させると共に、カップ支持部材163を第2回転ケース162とは逆方向に相対回転させて、カップ支持部材163の上下運動に応じて植付カップ155を上下運動させるようになっている。
As shown in FIGS. 4 to 9, each planting
これら植付カップ駆動機構156の第1回転ケース161と第2回転ケース162とカップ支持部材163とカップ取付体223は、左右一対の植付カップ155及び左右一対の植付カップ駆動機構156に対応して、左右一対ずつ設けられている。
また、各植付カップ駆動機構156は、第1回転軸166と第1入力ギヤ167と第1テンションギヤ168と第1出力ギヤ169と第2回転軸171と第2入力ギヤ172と第2テンションギヤ173と第2出力ギヤ174と第3回転軸175とを備え、支持筒体176が取付板178を介してボルト等により図示省略のフレームに固定されている。
The
Each planting
この支持筒体176には第1回転軸166が挿通されており、この第1回転軸166が支持筒体176にベアリング177を介して回転自在に支持されている。これによって、第1回転軸166が移植機1の走行機体2側に回転自在に支持されている。
また、第1回転軸166の左右方向内端側には取付筒182がスプライン嵌合され、この取付筒182に入力ギヤ181が固定されている。エンジン6からミッションケース7等を介して、左右一対の植付カップ駆動機構156の左右の各入力ギヤ181に動力が伝達されるようになっている。
A first rotation shaft 166 is inserted into the
A mounting cylinder 182 is spline-fitted on the inner side of the first rotating shaft 166 in the left-right direction, and the
図7に示すように、前記第1回転軸166には、第1取付体179を介して第1回転ケース161がボルト等により固定され、第1回転ケース161がベアリング180を介して支持筒体176に回転自在に支持され、これにより、第1回転ケース161が、移植機1の走行機体2(移植機1の機体)に対して、第1回転軸166と共に第1回転軸166廻りに回転するようになっている。なお、この図7は第1回転ケース161を図8のA−A矢示線で示すように展開し、第2回転ケース162を図9のB−B矢示線で示すように展開して示している。
As shown in FIG. 7, a first
第1入力ギヤ167は支持筒体176にスプライン嵌合されて、移植機1の走行機体2側に固定されている。第1テンションギヤ168は第1支持軸183を介して第1回転ケース161に回転自在に支持されている。
第1回転ケース161の遊端側に第2支持筒体185が固設され、この第2支持筒体185に第2回転軸171が挿通されて、第2回転軸171が第2支持筒体185及び第1回転ケース161にベアリング186,187を介して回転自在に支持され、これにより第2回転軸171が第1回転ケース161の遊端側に回転自在に支持されている。この第2回転軸171には、第1出力ギヤ169がスプライン嵌合されている。
The
A
図8に示すように、第1入力ギヤ167と第1テンションギヤ168と第1出力ギヤ169は、第1回転ケース161内で、それぞれ軸間距離をおいて離間されており、これらのギヤには第1伝動チェーン191が巻掛けられており、この第1伝動チェーン191を介して第1入力ギヤ167の回転を第1出力ギヤ169に伝動できるようになっている。また、この第1伝動チェーン191による駆動方式を採用することによって、各ギヤ間の軸間距離の長短を自在に設定できるようになり、これによって、第1回転ケース161をコンパクトにできる。
As shown in FIG. 8, the
第2回転軸171に第2取付体188を介して第2回転ケース162がボルト等により固定され、第2回転ケース162がベアリング189を介して第2支持筒部185に回転自在に支持され、これにより、第2回転ケース162が、第1回転ケース161に対して、第2回転軸171と共に第2回転軸171廻りに回転するようになっている。
第2入力ギヤ172は第2支持筒体185に固設又はスプライン嵌合されていて、第1回転ケース161に対して固定されている。第2テンションギヤ173は第2支持軸190を介して第2回転ケース162に回転自在に支持されている。第2回転ケース162の遊端側に、第3回転軸175がベアリング193,194を介して回転自在に支持され、第2出力ギヤ174が第3回転軸175に固設又はスプライン嵌合されている。
The second
The
図9に示すように、第2回転ケース162内では、第2入力ギヤ172、第2テンションギヤ173、第2出力ギヤ174はそれぞれ軸間距離をおいて離間されて配置されており、これらのギヤには、第2伝動チェーン192が巻掛けられており、第2入力ギヤ172の回転を第2出力ギヤ174に伝動できるようになっている。このような伝動チェーンによる駆動方式を採用することによって、各ギヤ間の軸間距離の長短を自在に設定できるようになり、これによって、第2回転ケース162をコンパクトにできる。
第2回転ケース162の遊端部に、円筒状の支持凸部197が左右方向外方に突設され、この支持凸部197に支持軸体198が外嵌固定されている。
As shown in FIG. 9, in the second
A cylindrical support
図4、6に示すように、支持軸体198に、カップ支持部材163の基部が相対回転自在に外嵌保持され、カップ支持部材163の基部は、支持軸体198に対してベアリング199を介して第3回転軸175廻りに回転自在に支持されている。支持軸体198の大径部198aに駆動プーリ(ギヤ)204が固設され、カップ支持部材163の遊端側に、円筒状の支持軸205がベアリング206を介して回転自在に挿通保持され、この支持軸205に従動プーリ(ギヤ)207が固設されている。駆動プーリ204と従動プーリ207との間に伝動チェーン208が巻回されている。支持軸205の外端部はカップ支持部材163の遊端部から左右方向外方に突出されている。
As shown in FIGS. 4 and 6, the base portion of the
支持軸205の外端部(外方突出端部)に、後述する開閉連動機構252の開閉用カム272が取付筒体210を介して固設されている
第3回転軸175の左右方向外端側は、第2回転ケース162の支持凸部197から外方突出されて、支持軸体198の小径部198bに相対回転自在に挿通されて、小径部198bからさらに左右方向外方に突出され、この第3回転軸175にカップ支持部材163の基部が第3取付体195及び取付板196を介して上下に揺動調整自在に固設されている。
An opening /
図1〜図4に示すように、取付板196は筒状の第3取付体195に外嵌されて溶接等により固定され、第3取付体195が第3回転軸175の先端部に、スプライン嵌合等により相対回転不能に外嵌されて、ボルト203により抜け止めされ、これにより、取付板196と第3取付体195と第3回転軸175が互いに固着されている。
取付板196とカップ支持部材163とは、ボルト等による締結具212によって締め付け固定されている。
前記駆動プーリ204、従動プーリ207及び伝動チェーン208は、カップ支持部材163内に収納されていて、第2回転ケース162の遊端側がカップ支持部材163に対して相対回転する回転動力を開閉用カム272に伝達する伝動機構を構成している。
As shown in FIGS. 1 to 4, the mounting
The mounting
The driving
第2回転ケース162を第1回転ケース161の回転に連動させて(同一速度で逆方向に)回転させる第1伝動機構201が、第1入力ギヤ167、第1テンションギヤ168、第1出力ギヤ169、第2回転軸171により構成されている。また、カップ支持部材163を第2回転ケース162の回転に連動させて(同一速度で逆方向に)回転させる第2伝動機構202が、第2入力ギヤ172、第2テンションギヤ173、第2出力ギヤ174、第3回転軸175により構成されている。
第1入力ギヤ167と第1出力ギヤ169とのギヤ比が2対1に設定され、第1回転ケース161に対して(第1回転ケース161側からみて、又は第1回転ケース161を固定して考えて)、第2回転ケース162は第1回転ケース161の2倍の回転速度で逆方向に回転し、これにより、第2回転ケース162は、移植機1の走行機体2側に対して(移植機1の走行機体2側からみて)、第1回転ケース161と同一の回転速度で逆方向に回転するようになっていて、第1回転ケース161の回転に伴って第2回転ケース162が回転することにより、前記第3回転軸175は、移植機1の走行機体2側に対して上下運動(前後に膨らみのある上下運動)をするようになっている。
A
The gear ratio between the
また、第2入力ギヤ172と第2出力ギヤ174とのギヤ比が1対2に設定され、第1回転ケース161に対して(第1回転ケース161側からみて又は第1回転ケース161を固定して考えて)、第2出力ギヤ174は、第2回転ケース162の1/2倍の回転速度で逆方向に回転し、これにより、カップ支持部材163(第3回転軸175、第2出力ギヤ174)は、第3回転軸175廻りに、第2回転ケース162に対して1/2倍の回転速度で逆方向に相対回転し、移植機1の走行機体2側に対しては、第1回転ケース161の回転に連動して、回転することなく一定姿勢で上下運動するようになっている。
Further, the gear ratio between the
第3回転軸175は、第2回転ケース162の遊端側の幅方向中央にあって、第2回転軸171と第3回転軸175との間の距離(第2回転ケース162の長さ)が、第1回転軸166と第2回転軸171と間の距離(第1回転ケース161の長さ)よりも短くなる位置にあり、第3回転軸175(第2回転ケース162の遊端側又はカップ支持部材163の基端側)は、第1回転ケース161の回転に伴って第2回転ケース162が回転することにより、移植機1の走行機体2側に対して、下降時に前側に変位する共に上昇時に後側に変位して前後に膨らみのある上下運動をするようになっている。
The third
図1〜図4に示すように、植付カップ155は、前後一対の取付ピン218a,218bを支点に前後方向に開閉自在となる前後一対のカップ構成体219a,219bと、前後一対の開閉リンク220a,220bと、カップ構成体219a、219bを挟持する前後一対の挟持片216a、216bとを備え、その上端に平面視方形状の開口を有している。前後一対のカップ構成体219a,219bは、前記カップ構成体219a、219b同士を連結するバネ224によって、互いに閉じる方向に付勢されている。
前側のカップ構成体219aの開閉リンク220aをバネ224に抗して前方に引っ張ることによって、前後一対の開閉リンク220a,220bが下方に屈曲して、連結ピン222が下降し、植付カップ155が前後に開き、開閉リンク220aの下部を後方に押すことによって前後一対の開閉リンク220a,220bが上方に伸長動作して連結ピン222が上昇し、植付カップ155が閉じるようになっている。
As shown in FIGS. 1 to 4, the
By pulling the opening /
植付カップ155の前後一対の開閉リンク220a,220bに、前後一対の取付ピン218a,218bが突設されており、取付ピン218a、218bを、カップ取付体223の前後一対の取付筒217a、217bに内嵌装着することにより、植付カップ155はカップ取付体223に着脱自在に取り付けられている。
図1、4、5に示すように、カップ支持部材163の後部には、カップ取付体223が後方突設されており、カップ取付体223に植付カップ155が連結されている。 図1〜図4に示すように、カップ支持部材163と植付カップ155との間に、カップ支持部材163の上下運動に連動して植付カップ155を開閉させる開閉連動機構252と、植付カップ155の内面に付着した土を掻き落とすスクレーパ部材252と、前記開閉連動機構252による植付カップ155の開閉に連動して植付カップ155の内面にスクレーパ部材252を圧接させるスクレーパ連動機構253とが設けられている。
A pair of front and rear mounting pins 218 a and 218 b are projected from a pair of front and rear opening /
As shown in FIGS. 1, 4, and 5, a
前記開閉連動機構252は、開閉用揺動レバー266と、この開閉用揺動レバー266を支持するレバー支持部材164と、開閉用カム機構267とを備えている。開閉用揺動レバー266は、レバー支持部材164の左右方向内側に上下方向に配置されている。
前記レバー支持部材164は、板状の本体部164aと、本体部164aから突設された筒状の取付部164bを有している。本体部164aは図1に示すように、略くの字状(または三角形状)とされており、その一端部に前記開閉用揺動レバー266を支持する支持部165を有している。
The open / close interlock mechanism 252 includes an open /
The
前記本体部164aの他端部に前記取付部164bが設けられており、この取付部164と取付ボルトによって本体部164aをカップ支持部材163に取り付けている。また、この本体部164aは、前記筒状の支持軸205に挿通する固定ピン270を介して支持軸205に支持されている。この取付部164bと前記支持部165との間には、レバー支持部材164を前記固定ピン270を挿通する挿通孔が形成されている。レバー支持部材164は、前記固定ピン270を前記挿通孔および前記筒状の支持軸205に挿通することで、レバー支持部材164はこの支持軸205に支持されている。
The attachment portion 164b is provided at the other end portion of the
前記開閉用揺動レバー266は、その上端部が前記レバー支持部材164の支持部165に設けた支軸268に枢支されている。これによって、開閉用揺動レバー266が、カップ支持部材163側)に対して支軸268廻りに前後揺動自在に支持されている。
開閉用揺動レバー266の中途部にコロ体269が軸心廻りに回転自在に支持され、開閉用揺動レバー266の下端部は連結ロッド271により開閉リンク220aの下部に連結されている。
開閉用カム機構267は、前記支持軸205に固設された開閉用カム272と、開閉用揺動レバー266のコロ体269とを備えてなり、コロ体269は開閉用カム272の前側に配置されて、バネ224の付勢によって、コロ体269は前側から開閉用カム272に圧接されている。
The open /
A
The opening /
これにより、開閉用揺動レバー266は、コロ体269を介して開閉用カム272に接当されており、カップ支持部材163に対して開閉用カム272が1回転する毎に、開閉用カム272が開閉用揺動レバー266を前方に押圧して該開閉用揺動レバー266を前方向に揺動して、連結ロッド271を介して開閉リンク220aの下部を前側に引っ張り、これにより、植付カップ155を前後に開くように構成されている。
カップ支持部材163に対する開閉用カム272の1回転は、第1回転ケース161の1回転に対応しており、第1回転ケース161の回転に伴って、植付カップ155が下降して畝に突入したときに畝に植付穴を形成するとともに、開閉用カム272が開閉用揺動レバー266を前側に押圧して該開閉用揺動レバー266を前方向に揺動して、連結ロッド271を介して開閉リンク220aの下部を前側に引っ張り、これにより、植付カップ155を前後に開き、植付穴に苗を植付け得るようになっている。
Accordingly, the opening /
One rotation of the opening /
また、第1回転ケース161の回転に伴って、植付カップ155が上昇して植付カップ155が上死点(又は上死点近傍)に達したとき、開閉用カム272の凸部が開閉用揺動レバー266のコロ体269から外れて、開閉用揺動レバー266が後方向に戻り揺動し、連結ロッド271を介して開閉リンク220aの下部を後側に押圧し、これにより、植付カップ155を閉じるようになっている。
前記スクレーパ部材225は、カップ支持部材163に上下動可能に支持されている。このスクレーパ部材225は、植付カップ155の前後内面をそれぞれ摺動する前スクレーパ226と後スクレーパ227とを有している。これら前スクレーパ226及び後スクレーパ227は板状とされており、その下部が植付カップ155の内面を摺動するようになっている。
In addition, when the
The
図3、10、11に示すようにスクレーパ部材225(各スクレーパ226、227)は、長尺状とされており、その中途部に、板厚方向に貫通した複数の開口窓229が形成されている。各開口窓229は、上下方向に並んで形成されている。この開口窓229間には、各開口窓229を仕切る仕切片が形成されている。この仕切片は、植付カップ155の内面に向けて突出するように湾曲されており、植付カップ155の内面に付着した土を掻き落とすためのスクレープ部230となっている。このスクレープ部230は、各スクレーパ226、227の長手方向に間隔をおいて複数(図例では4つ)設けられている。
As shown in FIGS. 3, 10, and 11, the scraper member 225 (
すなわち、前スクレーパ226に形成された仕切片は、前側のカップ構成体219aの前内面に向けて突出するように湾曲形成されている。同様に後スクレーパ227に形成された仕切片は、後側のカップ構成体219bの後内面に向けて湾曲形成されている。各スクレーパ226、227は、植付カップ155が開閉したときに上下に摺動し、このとき、前記スクレープ部230(仕切片)が植付カップ155の内面に付着した土に当たって掻き落とすようになっている。このように、スクレーパ部材225は、その先端部のみならず、複数のスクレープ部230によっても植付カップ155の内面に付着した土を掻き落とすことができる。また、各スクレーパ226、227の最も上側に形成された開口窓229の上縁部も前記仕切片と同様に湾曲形成されており、この部分もスクレープ部30となっている。
That is, the partition piece formed in the
上述のように各スクレーパ226、227の先端部の上方に複数のスクレープ部230が設けられているので、植付カップ155の上下方向の広い範囲でその内面に付着した土を掻き落とすことができる。しかも各スクレーパ226、227に上下に複数の開口窓229が設けられていることで、これらスクレーパ226、227に土が付着しにくい構造になっている。
前記スクレーパ連動機構253は、カップ支持部材163側に、上下揺動自在に支持されたスクレーパ用揺動レバー275と、植付カップ155の開閉に連動してスクレーパ用揺動レバー275を上下揺動させる揺動部材276とを備えている。
As described above, since the plurality of
The
前記スクレーパ用揺動レバー275は、長尺状の板形状とされており、その一端部(以下、基部275aという)がカップ取付体223に設けられた支軸278に枢支されており、これによってこの支軸278廻りに上下揺動自在となっている。なお、この支軸278は、カップ取付体223から移植機1の左右方向外方に向かって突出形成されている。
前記スクレーパ用揺動レバー275は、前後一対のスクレーパ226、227に対応して前後一対とされている。各スクレーパ用揺動レバー275は図1に示すように側面視で交差状に設けられており、これによって、前後にコンパクトな構成となっている。
The
The
前記基部275aには、スクレーパ用揺動レバー275が下方に揺動したときに、このスクレーパ用揺動レバー275を上方に付勢するバネ279が設けられている。このバネ279には、例えばねじりコイルバネが使用されている。このバネ279は、その一端部がカップ取付体223に貫通形成された孔223aに挿通され、その他端部がスクレーパ用揺動レバー275の基部275aと先端部275bの間で基部275a寄りの位置に形成された孔275cに挿通されている。また、このバネ279の環部(螺旋部)は前記278に嵌められている。
The base 275a is provided with a
図1に示すように、植付カップ155が閉じているときには、前記バネ279は、スクレーパ用揺動レバー275がカップ取付体223の上部の待機位置(定位置)に位置するようにこのスクレーパ用揺動レバー275を支持している。
スクレーパ用揺動レバー275の先端部275bには、前記スクレーパ部材225を取り付けるための取付軸部280が設けられている。この取付軸部280は、スクレーパ用揺動レバー275の先端部275bから移植機1の左右方向外方に向かって突出されている。この取付軸部280の先端部には、前記スクレーパ部材225が取り付けられている。
As shown in FIG. 1, when the
An
スクレーパ部材225の上部には、前記取付軸部280が挿通される筒部281が折曲形成されている。スクレーパ部材225は、前記筒部281に前記取付軸部280を挿通させ、この取付軸部280の先端部を筒部281の外側に突出させ、この突出した部分を座金と割ピン等で固定している。これによって、スクレーパ部材225は、取付軸部280廻りに前後揺動可能となっている。
スクレーパ部材225と前記スクレーパ用揺動レバー275との間には、スクレーパ部材225が植付カップ155の内面に弾性的に圧接するように、バネ237が設けられている。このバネ237には、例えば、ねじりコイルバネが使用されている。このバネ237は、その筒部281が前記取付軸部280に嵌め込まれており、前記スクレーパ用揺動レバー275の先端部275bと、取付軸部280に取り付けられたスクレーパ部材225との間に位置している。
A
A
このバネ237はその一端部が、スクレーパ用揺動レバー275の先端部275bと基部275aとの間で先端部275b寄りの位置に形成された孔282に挿通されており、その他端部がスクレーパ部材225の一側面に接当している。このバネ237の一端部は、各スクレーパ226、227がカップ構成体219a、219bの前後方向の内面と対向する面とは反対の面に接当している。
このように、スクレーパ部材225とスクレーパ用揺動レバー275との間にバネ237が設けられることで、植付カップ155の開閉によってスクレーパ用揺動レバー275が上下揺動したときに、このバネ237に生じた弾性力によって、スクレーパ部材225を押圧し、植付カップ155の内面を圧接させることができる。
One end of the
As described above, the
前記揺動部材276は、一対のスクレーパ用揺動レバー275に対応して一対となっている。また、この揺動部材276は、図3に示すように板状とされており、その一端部(以下、基部276aという)が前記連結ピン222に枢支されており、その他端部(以下、先端部276bという)がスクレーパ用揺動レバー275の中途部に連結ピン284を介して連結されている。
以下、スクレーパ部材225による植付カップ155の内面に付着した土の掻き落とし動作を説明する。
The
Hereinafter, the scraping operation of the soil adhered to the inner surface of the
開閉連動機構252によって、植付カップ155が開く(開動作をおこなう)場合、開閉リンク220a、220bの屈曲動作によって前記連結ピン222が下降すると、連結ピン222に連結された揺動部材276は、連結ピン222とともに植付カップ155に対して下降する。
この揺動部材276の下降によって、揺動部材276と連結されたスクレーパ用揺動レバー275が引っ張られて下方に揺動する。この下方揺動によって、スクレーパ用揺動レバー275の先端部275bに連結されたスクレーパ部材225が下方に移動する。このとき、スクレーパ用揺動レバー275の先端部275bはバネ237の一端部と他端部が離れるようにこのバネ237を弾性変形させる。
When the
As the
この状態で、スクレーパ部材225に接当しているバネ237の端部は、スクレーパ部材225を植付カップ155の内面側に向かって押圧し、これによってスクレーパ部材225が植付カップ155の内面に圧接する。このスクレーパ部材225は、この圧接状態のままで下方に移動するため、植付カップ155の内面を摺動し、スクレーパ部材225の先端部およびスクレープ部230が植付カップ155の内面に付着した土を掻き落とす。
図2に示すように、植付カップ155が全開した状態では、スクレーパ部材225の先端部(下端部)が植付カップ155(カップ構成体219a、219b)の先端(下端)から外に突出した状態になり、1サイクルの掻き落としが終了する。
In this state, the end of the
As shown in FIG. 2, when the
植付カップ155が全開した状態から閉じる場合(閉動作)を行う場合、開閉リンク220a,220bが上方に伸長することで連結ピン222が上昇していくにしたがって植付カップ155が徐徐に閉じていくと、前記揺動部材276も連結ピン222の上昇に伴って、植付カップ155に対して上昇する。この上昇によって揺動部材276は、スクレーパ用揺動レバー275を押し上げ、スクレーパ用揺動レバー275は上方に揺動する。この揺動によって、スクレーパ部材225の植付カップ155に対する圧接が解除され、このスクレーパ部材225は、植付カップ155に対して上昇し、植付カップ155内に再び収納される。
When the
上述したように、スクレーパ連動機構253は、スクレーパ部材225を植付カップ155に対して上下動させる。そして、スクレーパ連動機構253は、植付カップ155の開動作に連動してスクレーパ部材225を下方に移動させるとともに、植付カップ155の内面に圧接させてその内面の土を掻き落とさせる。
前記実施の形態によれば、入力ギア181に動力が伝達されて、図4に示すように、第1回転軸166がe方向に回転されると、第1回転ケース161が第1回転軸166と共に第1回転軸166廻りにe方向に回転し、これに連動して、第2回転ケース162が第2回転軸171廻りにf方向(第1回転ケース161とは逆方向)に同一速度で回転し、これに連動して、カップ支持部材163が第3回転軸175廻りに第2回転ケース162とは逆方向に相対回転する。このとき、第1回転ケース161に対して(第1回転ケース161側からみて、又は第1回転ケース161を固定して考えて)、第2回転ケース162は第1回転ケース161の2倍の回転速度で逆方向に回転し、カップ支持部材163(第3回転軸175、第2出力ギヤ174)は、第3回転軸175廻りに、第2回転ケース162に対して1/2の回転速度で逆方向に相対回転するので、移植機1の走行機体2側に対して、カップ支持部材163は、第3回転軸175廻りに回転したり揺動したりすることなく、水平に後方突出した一定姿勢で上下運動する。
As described above, the
According to the embodiment, when power is transmitted to the
植付カップ155が上死点で停止しているとき、第1回転ケース161及び第2回転ケース162が上方向きになって、カップ支持部材163は水平に後方突出している。このとき、植付カップ155は閉じた状態になっており、植付カップ155内に苗供給装置152から苗が供給される。
第1回転ケース161がe方向に回転すると、第2回転ケース162がf方向に同一角度だけ回転し、カップ支持部材163は水平に後方突出したままで下降し、植付カップ155も下降する。このとき、植付カップ155は閉じた状態で、スクレーパ部材225は植付カップ155の内面に圧接していない状態である。
When the
When the first
第1回転ケース161がe方向に180度回転すると、第2回転ケース162がf方向に180度回転し、カップ支持部材163は水平に後方突出したままで最も大きく下降する。このとき、植付カップ155が下死点に下降して畝に突入し、畝に植え穴を形成すると共に、開閉用カム272の凸部により、開閉揺動レバー266が前方に押されて前方に揺動し、これにより、植付カップ155を前後に開き、植え穴に苗を植え付ける。このとき、まだ、スクレーパ部材225は植付カップ155の内面に圧接していない状態である。
When the first
さらに、第1回転ケース161がe方向に回転すると、第2回転ケース162がさらにf方向に回転し、カップ支持部材163は水平に後方突出したままで最も大きく下降した状態から上昇する。このとき、植付カップ155は大きく開いた状態になり、スクレーパ部材225はまだ植付カップ155の内面に圧接していない状態である。
第1回転ケース161がe方向にさらに回転すると、植付カップ155は開いた状態のままであり、また、スクレーパ用カム283の凸部により、スクレーパ用揺動レバー275が下方に押圧されてスクレーパ用揺動レバー275が下方揺動し、スクレーパ部材225は植付カップ155の内面に圧接し始め、その後、スクレーパ部材225は植付カップ155の内面に圧接して植付カップ155の前後内面の土落としを開始する。
Further, when the first
When the first
第1回転ケース161がe方向に360度回転すると、第2回転ケース162がf方向に360度回転し、植付カップ155は上死点まで上昇する。このとき、開閉用カム272の凸部による開閉揺動レバー266への前方押圧が解除されて、植付カップ155は閉じた状態になる。また、スクレーパ用カム283の凸部によるスクレーパ用揺動レバー275への下方押圧が解除されており、スクレーパ部材225は植付カップ155の内面に圧接しなくなり、植付カップ155内面の土落としが終了する。
以下、第1回転ケース161及び第2回転ケース162の回転によって同様の動作を繰り返す。
When the first
Hereinafter, the same operation is repeated by the rotation of the
従って、移植機1の走行機体2側に対して、カップ支持部材163は、第3回転軸175廻りに回転したり揺動したりすることなく、水平に後方突出した一定姿勢で上下運動するので、カップ支持部材163は高速で上下運動することとなるが、同様に植付カップ155も高速で上下運動をし、両者は相対的には激しく動くことはないため、カップ支持部材163と植付カップ155との間に、植付カップ155の上下運動に連動して植付カップ155を開閉させるための開閉連動機構252や、植付カップ155の内面に付着する土等を掻き落とすためのスクレーパ連動機構253を設けることが、容易になり、このため、開閉連動機構252やスクレーパ連動機構253が極力簡単な構成になり、植付カップ155の上下運動に連動して、植付カップ155をスムーズかつ精度よく開閉したり、土等の掻き落としをスムーズかつ確実になしたりすることが可能になる。
Therefore, the
また、カップ支持部材163に、植付カップ155の内面に付着した土を掻き落とすためのスクレーパ部材225が上下動可能に支持され、カップ支持部材163の開閉動作(特に開動作)に連動してスクレーパ部材225が植付カップ155の内面に圧接するように、スクレーパ部材225を植付カップ155に対して上下動させるスクレーパ連動機構253が設けられているので、スクレーパ部材255と高速で上下動する植付カップ155とは相対的に激しく動くことはなくなり、また、スクレーパ部材225を植付カップ155内に常に収納した状態に保持でき、このため、植付カップ155に対してスクレーパ部材225を高精度で所望の位置に位置合わせすることが可能になり、植付カップ155の内面にスクレーパ部材225を正確かつ良好に圧接して、植付カップ155の内面に付着した土をスムーズかつ確実に掻き落とすことができる。
Further, a
本実施の形態は、本発明の一例を開示したものであり、株間変更装置、植付装置、苗供給装置等は他の形式の装置を採用できる。 The present embodiment discloses an example of the present invention, and other types of apparatuses can be adopted as the inter-strain changing apparatus, planting apparatus, seedling supply apparatus, and the like.
本発明は、玉葱等の野菜の苗を植付カップの上下運動により植え付けるための移植機に利用することができる。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention can be used in a transplanting machine for planting vegetable seedlings such as onions by vertical movement of a planting cup.
155 植付カップ
161 第1回転体(第1回転ケース)
162 第2回転体(第2回転ケース)
163 カップ支持部材
166 第1回転軸
167 第1入力ギヤ
168 第1テンションギヤ
169 第1出力ギヤ
171 第2回転軸
172 第2入力ギヤ
173 第2テンションギヤ
174 第2出力ギヤ(出力回転体)
175 第3回転軸
196 取付板
225 スクレーパ部材
226 前スクレーパ
227 後スクレーパ
237 バネ
252 開閉連動機構
253 スクレーパ連動機構
266 開閉揺動レバー
267 開閉用カム機構
272 開閉用カム
275 スクレーパ用揺動レバー
276 揺動部材
283 スクレーパ用カム
155
162 Second rotating body (second rotating case)
163 Cup support member 166
175 Third
Claims (6)
カップ支持部材(163)に、植付カップ(155)の内面に付着した土を掻き落とすためのスクレーパ部材(225)が上下動可能に支持され、前記開閉連動機構(252)による植付カップ(155)の開閉に連動してスクレーパ部材(225)が植付カップ(155)の内面に圧接するように、スクレーパ部材(225)を植付カップ(155)に対して上下動させるスクレーパ連動機構(253)が設けられていることを特徴とする移植機。 Opening and closing interlocking that opens and closes the planting cup (155) in conjunction with the vertical movement of the cup support member (163) is supported by the cup support member (163) that moves up and down so that the planting cup (155) moves up and down. In the transplanter provided with the mechanism (252),
A scraper member (225) for scraping off the dirt adhering to the inner surface of the planting cup (155) is supported by the cup support member (163) so as to be movable up and down, and the planting cup by the open / close interlock mechanism (252) ( 155) A scraper interlocking mechanism that moves the scraper member (225) up and down relative to the planting cup (155) so that the scraper member (225) is pressed against the inner surface of the planting cup (155) in conjunction with opening and closing of the 155). 253) is provided.
前記スクレーパ連動機構(253)は、植付カップ(155)が開くときに、スクレーパ用揺動レバー(275)を下方揺動させてスクレーパ部材(225)を植付カップ(155)の内面に圧接させ、植付カップ(155)が閉じるときに、スクレーパ用揺動レバー(275)を上方揺動させてスクレーパ部材(225)の植付カップ(155)内面への圧接を解除するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の移植機。 The opening / closing mechanism (252) opens the planting cup (155) when the planting cup (155) descends and enters the basket, and when the planting cup (155) rises, 155) is closed,
The scraper interlocking mechanism (253) presses the scraper member (225) against the inner surface of the planting cup (155) by swinging the scraper rocking lever (275) downward when the planting cup (155) is opened. When the planting cup (155) is closed, the scraper swing lever (275) is pivoted upward to release the pressure contact of the scraper member (225) to the inner surface of the planting cup (155). The transplanter according to claim 2, wherein the transplanter is provided.
植付カップ155の内面に付着した土を掻き落とすためのスクレーパ部材(225)が設けられ、植付カップ(155)の開動作に連動してスクレーパ部材(225)を植付カップ(155)の内面に圧接させるスクレーパ連動機構(253)が設けられていることを特徴とする移植機。 In the transplanting machine that opens and closes the planting cup (155) in conjunction with the vertical movement,
A scraper member (225) for scraping off the soil adhering to the inner surface of the planting cup 155 is provided, and the scraper member (225) is attached to the planting cup (155) in conjunction with the opening operation of the planting cup (155). A transplanter characterized in that a scraper interlocking mechanism (253) for press-contacting the inner surface is provided.
Priority Applications (1)
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JP2005025469A JP2006211915A (en) | 2005-02-01 | 2005-02-01 | Transplanter |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105027773A (en) * | 2015-06-19 | 2015-11-11 | 雷选 | Fence-type pot seedling transplanter |
JP2020103211A (en) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | 井関農機株式会社 | Transplanter |
-
2005
- 2005-02-01 JP JP2005025469A patent/JP2006211915A/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105027773A (en) * | 2015-06-19 | 2015-11-11 | 雷选 | Fence-type pot seedling transplanter |
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