JP2006210656A - 吸気部構造 - Google Patents

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和之 田上
Akihisa Toyoda
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Abstract

【課題】簡単な構成で充分な吸気ができるとともに、雨水の阻止効果に優れた吸気部構造を提供する。
【解決手段】ギャラリー2と、ギャラリー2の後方側に設けられたフィルタ部3とを具備する。ギャラリー2は、前面側より奥行側の端部が高くなるように配設された平板状体12を上下方向に複数並設して構成する。平板状体12の奥行側の端部に、外部からの雨水を阻止する阻止部13を形成する。阻止部13は、平板状体12の奥行側の端部を平板状体12に対してほぼ直角に前面側上方に向けて折曲げて形成する。フィルタ部3は複数の平板状体12の並設方向に沿って着脱できる。
【選択図】図1

Description

この発明は、電力機器等の筐体に設けられ外気を導入する吸気部構造に関するものである。
フィルタ装置などの電力機器では、機器内部の温度上昇を防いだり換気を良くしたりするため筐体を構成する扉に吸気部構造が設けられる。この吸気部構造には、傾斜させた複数の平板状体を有するギャラリーを使用したものがある(例えば、特許文献1参照)。
上記フィルタ装置等の設置場所が屋内のときは、ギャラリーが単なる平板状体の並設であっても雨水が浸入するおそれがないので防水処置をする必要がない。一方、フィルタ装置等の設置場所が屋外のときは通気ギャラリーから雨水が浸入するおそれがあり、防水のための処置が必要である。このため、例えばギャラリーの前面をフードで覆い、フード下部の開口から吸気をすることが考えられる。
実開平2−127092号公報
しかし、上記のようにフードで覆う構造では、雨水の浸入を阻止するようにすることができるが、ギャラリーとは別にフードが必要であり、部品点数が多くなってコストアップの原因となっていた。また、フード下部の開口面積が扉面積に対して小さいため充分な吸気が難しく換気効率が悪くなって、機器内の換気を充分行うことができなかった。
この発明は、上記従来の欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、簡単な構成で充分な吸気ができるとともに、雨水の阻止効果に優れた吸気部構造を提供することにある。
請求項1の吸気部構造は、ギャラリー2と、このギャラリー2の後方側に設けられたフィルタ部3とを具備すると共に、上記ギャラリー2は、前面側より奥行側の端部が高くなるように配設された平板状体12を上下方向に複数並設して構成し、上記平板状体12の奥行側の端部に、外部からの雨水を阻止する阻止部13を形成したことを特徴としている。
請求項2の吸気部構造は、上記阻止部13は、平板状体12の奥行側の端部をこの平板状体12に対してほぼ直角に前面側上方に向けて折曲げて形成したことを特徴としている。
請求項3の吸気部構造は、上記フィルタ部3を複数の上記平板状体12の並設方向に沿って着脱できるように構成したことを特徴としている。
請求項1の吸気部構造によれば、ギャラリーの平板状体は、前面側より奥行側の端部が高くなるように配設されているので、外部から雨水がギャラリーに浸入したとしても、雨水が奥側に浸入するためには、平板状体の傾斜面に沿って上昇していかなければならない。このため、外部からの雨水は奥側に浸入しにくい。しかも、奥行側の端部に雨水が到達しても阻止部によってこれより奥側に浸入することができず、雨水は平板状体の傾斜面に沿って前面側に戻され、外部へ排出される。すなわち、この吸気部構造が使用される電力機器等の内部に雨水が浸入せず、雨水による電力機器等の故障を防止することができる。また、フィルタ部にて、外気に含まれるダスト等を電力機器等の内部に進入させない。このため、電力機器内が清浄状態に維持され、電力機器が高精度に動作する。しかも、従来のようなフードが不要となって、構造の簡素化及びコスト低減を図ることができる。
請求項2の吸気部構造によれば、平板状体の奥行側の端部をこの平板状体に対してほぼ直角に前面側上方に向けて折曲げて阻止部を形成するので、阻止部を簡単に構成することができ、ギャラリーのシンプル化を図ることができる。
請求項3の吸気部構造によれば、フィルタ部を複数の上記平板状体の並設方向に沿って着脱できるように構成したので、フィルタ部の取付作業及び取外作業を簡単に行うことができる。このため、フィルタ部を簡単に交換することができ、フィルタ部のフィルタとしての機能を常時高精度に発揮することができる。
次に、この発明の吸気部構造の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1はこの発明の吸気部構造の断面図を示し、図2はその要部拡大図を示している。この吸気部構造は、電力機器(フィルタ装置等)の筐体24に設けられ外気を導入するためのものであって、ケース1と、このケース1の前面側に配置されるギャラリー2と、このケース1の後面側に配置されるフィルタ部3とを備える。
ケース1は、ケース本体4と、このケース本体4の前方開口縁部に設けられる鍔部5とからなる。ケース本体4は、底壁6と、一対の側壁7、7(図4参照)と、後壁9とを備える。この場合、ケース本体4は前方及び上方に開口し、後壁9は上記鍔部5と同様矩形の枠体からなり、大開口の通気孔が設けられている。また、ケース本体4内には仕切壁11が設けられ、仕切壁11よりも前方側にギャラリー2が収納され、仕切壁11よりも後方側にフィルタ部3が収納されている。
ギャラリー2は、複数の平板状体12・・を上下方向に沿って所定ピッチで配置(並設)してなる。この際、平板状体12・・は前面側より奥行側の端部が高くなるように配設されている。すなわち、平板状体12を後方側が高くなるように傾斜させるものであって、例えば、水平面に対して20度〜70度程度に傾斜させる。そして、平板状体12の奥行側の端部には外部からの雨水を阻止する阻止部13が形成されている。この場合、阻止部13は平板状体12の後端を、平板状体12に対してほぼ直角に前面側上方に向けて折り曲げることによって構成される。また、阻止部13の高さ寸法Hは、図2に示すように、平板状体12間の隙間寸法Sのほぼ半分程度とされる。そして、仕切壁11には、平板状体12間の隙間15・・に対応する位置に通気孔16・・が設けられている。
このため、平板状体12間の各隙間15に外気が進入すれば、図1の矢印Aのように、阻止部13とこれに対応する平板状体12との間の小隙間17、及び仕切壁11の通気孔16を介してフィルタ部3に進入する。
フィルタ部3は、フィルタ本体18と、このフィルタ本体18を受ける受け部材19とを備える。フィルタ本体18はギャラリー12に対応するように全体形状が平板状体からなる。また、受け部材19は、底壁部20と、この底壁部20から立設される背面壁部21と、背面壁部21から突設される取手部23とを備える。背面壁部21は矩形の枠体からなり、フィルタ本体18を通過してクリーンになった外気が通過する通気孔が設けられている。また、取手部23は背面壁部21の上端縁から略水平状に後方側に突出している。
次に、吸気部構造を例えば電力機器等の筐体24の扉25に装着する方法を説明する。まず、図4に示すように、ケース1にギャラリー2を収納した状態とする。そして、その状態で、扉25の開口部26にケース1のケース本体4を挿入し、ケース1の鍔部5を扉25の開口部26の外周縁部に当接させる。この場合、図3に示すように鍔部5に所定ピッチで配置される連結部材29を介して、ケース1を扉25に取付ける。すなわち、鍔部5には後方へ突出するボルト部材27が設けられ、このボルト部材27が扉25に設けられた貫通孔に挿通され、この貫通孔を介して筐体24内に突出したボルト部材27のねじ部にナット部材28を螺着する。
その後、フィルタ部3をケース1に収納する。すなわち、受け部材19の底壁部20にフィルタ本体18を載置した状態として、作業者が受け部材19の取手部23を持って、上方からケース本体4の上方開口部を介して、ケース本体4に収納する。そして、受け部材19の背面壁部21とケース本体4の後壁9とを連結具30を介して連結することによって、受け部材19をケース本体4に取付ける。この場合の連結具30は例えばローレット螺子を使用する。また、扉25とギャラリー2の鍔部5との接合部(合わせ部)にシリコンコーティング等の防水層(図示省略)を被覆する。
上記吸気部構造によれば、外気は前面側からギャラリー2に進入し、図1の矢印Aのように、ギャラリー2内を流れてフィルタ部3を通過して筐体24内に進入することができる。この際、フィルタ部3を通過することによって、外気はクリーン化され、清浄空気(乾燥空気)が筐体24内に導入される。このため、電力機器内が清浄状態に維持され、電力機器が高精度に動作する。
また、平板状体12は前面側より奥行側の端部が高くなるように配設されているので、ギャラリー2内に雨水が浸入したとしても、雨水が奥側に浸入するためには、平板状体12の傾斜面に沿って上昇していかなければならない。このため、外部からの雨水は奥側に浸入しにくい。たとえ、図2の仮想線Cのようにギャラリー2内に雨水が浸入して、矢印Bのように平板状体12の上面(傾斜面)に沿って上昇することによって奥行側の端部に雨水が到達しても、雨水は、阻止部13によってこれより奥側に浸入することができず、平板状体12の傾斜面に沿って前面側に戻され、矢印Dのように外部へ排出される。この場合、図2に示すように、阻止部13と仕切壁11との間に微小隙間Gがあり、万一、水滴等が阻止部13を越えて奥側に浸入してもその量は僅かであり、しかもそれらは平板状体12の背面やフィルタ本体18の表面または仕切壁11に沿って外部に排出される。また、最下位の平板状体12の前端縁とケース本体4の底壁6との間に隙間31が設けられ、この隙間31を介して雨水が浸入しても、矢印Eのように外部へ排出することができる。このため、この吸気部構造が使用される電力機器等の内部に雨水が浸入せず、雨水による電力機器等の故障を防止することができる。しかも、従来のようなフードが不要となって、構造の簡素化及びコスト低減を図ることができる。
さらに、平板状体12の奥行側の端部をこの平板状体12に対してほぼ直角に折曲げて阻止部13を形成するので、阻止部13を簡単に構成することができ、ギャラリー2のシンプル化を図ることができる。また、受け部材19の背面壁部21とケース本体4の後壁9とを連結している連結具30を外せば、受け部材19の取手部23を持ってフィルタ部3を上昇させることによって、このフィルタ部3をケース1から取出すことができる。すなわち、フィルタ部3を複数の上記平板状体12・・の並設方向に沿って着脱できるように構成されている。このため、フィルタ部3の取付作業及び取外作業を簡単に行うことができる。すなわち、フィルタ部3を簡単に交換することができ、フィルタ部3のフィルタとしての機能を常時高精度に発揮することができる。さらに、扉25とギャラリー2の鍔部5との接合部(合わせ部)に防水層を設けているので、この接合部からの雨水の筐体24内への浸入を防止することができる。
以上にこの発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、ギャラリー2の平板状体12の数、並設ピッチ、傾斜角度等としては、外気が筐体24内に進入でき、かつ雨水の筐体24内への浸入を防止できる範囲で任意に変更することができる。さらに、阻止部13の平板状体12に対する角度や阻止部13の高さ寸法Hや平板状体12とのなす角度として、雨水がギャラリー2に浸入して阻止部13に達した際に雨水を前方へ戻せるるものであれば、任意に変更することができる。また、阻止部13として平板状体12の一部を折曲ることによって形成していたが、平板状体12と別部材のものを平板状体12に取付けるようにしてもよい。ところで、フィルタ部3のフィルタ本体18としては、防塵または塩害防止等に優れたものとするのが好ましいが、種々のフィルタを使用することができる。すなわち、除去しようとするダストの粒度等に応じて、フィルタエレメントの種類やメッシュの大きさ等を種々選択することができる。
この発明の吸気部構造の実施形態を示す断面図である。 上記吸気部構造の要部断面図である。 上記吸気部構造の正面図である。 上記吸気部構造の組立方法を示す簡略図である。
符号の説明
2・・ギャラリー、3・・フィルタ部、12・・平板状体、13・・阻止部

Claims (3)

  1. ギャラリー(2)と、このギャラリー(2)の後方側に設けられたフィルタ部(3)とを具備すると共に、上記ギャラリー(2)は、前面側より奥行側の端部が高くなるように配設された平板状体(12)を上下方向に複数並設して構成し、上記平板状体(12)の奥行側の端部に、外部からの雨水を阻止する阻止部(13)を形成したことを特徴とする吸気部構造。
  2. 上記阻止部(13)は、平板状体(12)の奥行側の端部をこの平板状体(12)に対してほぼ直角に前面側上方に向けて折曲げて形成したことを特徴とする請求項1の吸気部構造。
  3. 上記フィルタ部(3)を複数の上記平板状体(12)の並設方向に沿って着脱できるように構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2の吸気部構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013208385A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Olympus Medical Systems Corp 電気機器の冷却構造

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