JP2006207249A - 骨格殻体、およびそれによる簡易建屋 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 一対の左右アーチ面材部3,3からなり、それら左右アーチ面材部3,3は、夫々全体が極力薄肉厚とした繊維強化樹脂製であって、補強用溝が前後方向に複数本平行するよう配され、補強兼連結用リブ32が、上下および前後各端全周縁に渡って連続、形成されてなるものとした骨格殻体2の適宜複数個同士を連結してアーチ形内部空間を形成してなる簡易建屋1である。
【選択図】 図5
Description
一般に屋外に設置される車庫や倉庫等の建屋には、極簡易的なものとして亜鉛鍍金鋼管製の複数本のアーチ型湾曲パイプを、適宜間隔置き毎、棟方向に配列された門形に立設してビニールシートでトンネル状に覆ったものが広く普及しているが、使用素材の性質上数年でビニールシートが劣化し始め、その後、鉄パイプにも地中打込み部分付近から錆が発生してしまい、凡そ3ないし5年で廃棄、交換時期を迎えてしまうことから、比較的短期間のみの使用目的に制限され、また、他の組立型建屋として合成樹脂塗装を施した亜鉛鍍金鋼板製の外壁および屋根を組み合わせ、ボルト・ナットで連結するようにした金属製ガレージも多く見受けられるが、このタイプのものでは長期の使用によって塗装や鍍金の劣化が起こって通常10年弱程度の期間で錆が発生してしまい、再塗装や錆発生部分の交換あるいは建替え等の必要に迫られてしまうという欠点をもち、特に沿岸部の潮水の影響を受け易い地域ではさらにその耐久年数を縮めてしまう上、主や近くに隣接、設置した場合、その形状、構造に由来して落雪による屋根や側壁の変形、破損を避け得ない等、設置場所にも制限を受けるものであった。
こうした金属製材料やビニールシートを利用した車庫や倉庫等の建屋が持つ欠点を解消する技術には、これまでにも、例えば特開平10―121752号公報に開示された「組み立て式簡易バンガロー」発明のように、4分の1球殻を2個組み合わせて半球状の屋根とした2個のFRP製の屋根部材と円筒体を縦2分割して適宜開閉扉部材等を付設した2個のFRP製の壁部材とを組み合わせ、外側全体を雪付着分材である網体で被覆し、積雪によってかまくら状態となるようにした事例や、特開2000‐120171号公報「簡易組立円形住宅」発明に見られる、複数に分割されたFRP製の分体を円形に敷設した固定台の上に、分体相互の下部を連結板で、また上部の最上部固定縁を支持枠で連結固定してなる本体と、この支持枠を2本の支柱によって支え、昇降杆の上杆に固定された天井ドームを前記最上部固定縁に被せ、支柱に配設した取付部材に昇降杆の下杆を上下動可能に取り付けた採光、換気、排煙を調節する手段とからなるようにしたもの、あるいは特開2000−120227号公報に掲載された「FRP製屋根構造体」発明のように、間隔をもって対向配置されたFRP層と、両FRP層と一体的に接合されたリブとを有し、且つ単位幅当りの曲げ剛性を5×107Kg・mm2以上としたものや、実開昭60−164501号公報「組立式モノコック屋根」考案にある、建物方形屋根の頂点を境に分割した複数枚のFRP製三角形板同士を、各三角形板の外縁に沿って上方に突設した連結用リブ間に合成樹脂系の接着剤を塗布し、接合させたリブを複数本のボルト・ナットで連結、組み立て可能としたもの等が相次いで開発されている。
この発明は、以上のように従前までのFRP製の簡易的建築物がバンガローや住宅等を対象とするものばかりで、車庫や倉庫のような簡易な構造で収納効率を求めるようにしたものとしては殆ど提供されておらず、有ったとしても車両の出入りや荷物の出し入れ、および収納性をも考慮してなのか、平面形状のFRP製構成部材の組み合わせによるものであり、積雪による荷重や隣接する建築物からの落氷や落雪等にも耐える強度を有するものとするには不利であり、それを解消しようとすると、それでなくても比較的高価なFRP製のものが更に高価についてしまうという問題があり、それに何よりも取扱い性に劣るという点も避けられないことから、それら問題もなく、しかも少人数、精々二人も居れば簡単に組み立てることができ、海岸に近くて塩害を受け易いところや降雪地帯での使用でも耐候性、耐久強度上で有利な素材であるFRPを使った車庫あるいは倉庫等に適した建屋の開発、実用化が、特に自らが所在する環境の周辺で切望されている。
そこで、上述のような問題意識に立脚するこの発明は、高い耐久強度を有して錆びない素材であるFRPを使って高い収納効率を実現でき、しかも、積雪や隣接する建築物等からの落氷および落雪に対しても充分に耐え得るだけの形状、構造とした新たな建屋を提供することはできないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造の左右一対の骨格殻体、およびそれによる新規な構造の簡易建屋を実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明の骨格殻体は、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、所定の間口寸法と高さ寸法とに設定されたアーチ形を半裁して得られる左右対称形の半裁アーチ断面同士で、夫々所定同一奥行き寸法とした一対の左右アーチ面材部からなり、それら左右各アーチ面材部は、夫々全体が極力薄肉厚とした繊維強化樹脂製であって、上下方向に連通し、下方から上方に向うに従って深さを暫減させるよう規制した補強用溝が、前後方向に複数本平行するよう配された形状のものとすることにより、それら正面形および背面形とも、その外形輪郭が下方から上方に渡って見掛厚みを暫減させるようにした形状のものにすると共に、それら何れの上下および前後各端縁には、元のアーチ形の一部として同じ姿勢に維持した状態において真下または真横方向で内向きになるようにした所定巾の補強兼連結用リブが、全周に渡って一体成形されてなるものとした構成を要旨とする簡易建屋組立用の左右一対の骨格殻体である。
上記した簡易建屋組立用の左右一対の骨格殻体に関連し、この発明には、それらの複数個を適宜組み合わせてなる簡易建屋も包含しており、その構成は基本的に次の通りである。
即ち、所定の間口寸法と高さ寸法とに設定されたアーチ形を半裁して得られる左右対称形の半裁アーチ断面同士で、夫々所定同一奥行き寸法とした一対の左右アーチ面材部からなり、それら左右各アーチ面材部は、夫々全体が極力薄肉厚とした繊維強化樹脂製であって、上下方向に連通し、下方から上方に向うに従って深さを暫減させるよう規制した補強用溝が、前後方向に複数本平行するよう配された形状のものとすることにより、それら正面形および背面形とも、その外形輪郭が下方から上方に渡って見掛厚みを暫減させるようにした形状のものにすると共に、それら何れの上下および前後各端縁には、元のアーチ形の一部として同じ姿勢に維持した状態において真下または真横方向で内向きになるようにした所定巾の補強兼連結用リブが、全周に渡って一体成形されてなるものとした左右一対の骨格殻体の複数組を、夫々が元のアーチ形となるように組み合わせたまま前後方向に並置させ、対峙する補強兼連結用リブ相互で連結して所定奥行のアーチ状空間を形成した上、一方端開口を出入り口とし、他方端全開口に背面壁を装着、封鎖してなる、上述した左右一対の骨格殻体による簡易建屋である。
骨格殻体は、対象とするアーチ状空間の建屋を組み立てていく上で基本となる構成部材で、当該建屋における所定の間口寸法と高さ寸法とに設定されたアーチ形を半裁して得られる左右対称形の半裁アーチ断面同士で、夫々所定同一奥行き寸法としたものであり、全体をFRP(fiber reinforced plastics)製とし、後述するような構造に形成した左右一対のアーチ面材部とそれら個々の全周縁に一体形成される所定巾の補強兼連結用リブとからなり、この左右一対の骨格殻体を左右対称に配置し、その上端で対峙する補強兼連結用リブ同士を連結、一体化して元のアーチ形状のものとした単位構成材としたとき、それらによって形成されるアーチ状構造は、骨格殻体を構成するアーチ面材部と補強兼連結用リブとが必要最小限の薄肉厚のものに設定されて取扱い性や単価上のことを配慮したものとしていても、その構成素材であるFRPの材質もさることながら、アーチ面材部の後述する所定の形状、構造と補強兼連結用リブの一体的配置とにより、何等他の部材なくしてその構造強度が保持できるようになっていて、それらアーチ状構造としたものを、建屋としての奥行に必要とする組数だけ前後に連結すれば、両妻側を除く建屋主体を実現する機能を果たすことになるものである。
なお、建屋平面形を矩形状以外の、例えば玄関先のシェルター用の建屋などとするため、一部曲った平面形とするような場合の曲り部分に適用する左右一対のアーチ面材部については左右同形とする訳にはいかず、曲る方に位置することとなるアーチ面材部が当然小さい寸法のものに設定されなければならいことは言うまでもないことである。
以下では、図面に示すこの発明を代表する一実施例と共にその構造について詳述することとする。
以上のとおりの構成からなるこの発明の左右一対の骨格殻体2,2は、それら3組と共に、役ものとしての妻梁様破風板4と背面壁5との組み合わせによって車庫用としてのこの発明の簡易建屋1を組み立て可能とするものであり、その組立て手順に従って当該簡易建屋1の構造について、以下に説明を加えることとする。
設置対象敷地に、図1中に示すような、左右4m奥行き6mの範囲に間口部分を除く平面コ字型であって75mm程度の補強兼連結用リブ32の巾寸法に略一致するかあるいはそれよりも僅かに大きな巾寸法のコンクリート基礎6を形成し、該コンクリート基礎6の巾寸法略中央には鉛直状下孔61,61,……を穿孔しておき、2人の作業員の手によって3組の左右一対の骨格殻体2,2と妻梁様破風板4、背面壁5を設置対象敷地内に順次搬入する。
以上のような構成からなる実施例の骨格殻体2は、前記この発明の効果の項で記載の特徴に加え、耐候性や耐衝撃性ならびに防錆に秀れる上、軽量なGFRP(ガラス繊維強化樹脂)製とし、なお且つその肉厚を極力薄くして約2mm程度のものとし、しかもアーチ面材部3の略全面に渡って上方に向うに従って深さを暫減させるよう規制した溝を形成し、その間に補強構造の凸条部31,31,……を形成すると共に、全周に75mmもの補強兼連結用リブ32,32を形成してアーチ形とし,それら補強兼連結用リブ32,32をボルト・ナット8,8,……によって連結するようにしたことから、それらアーチ面材部3,3の断面構造と補強兼連結用リブ32,32、および合わせられた補強兼連結用リブ32,32が一体となって梁骨格材として機能するものとなり、従前までの亜鉛鍍金鋼板製の倉庫や車庫に比較にならない程の軽量化したものでありながら、十分過ぎる程の強度を確保できるものとなる上、しかも積雪を円滑に滑落、排除させることができ、さらに隣接する建築物等から落下してくる落雪や落氷等による衝撃力も瞬時に分散して局所に集中させないものとして破損を免れることができ、さらにアーチ形とした一組の骨格殻体2,2を前後に連結していく際に連結部分となる補強兼連結用リブ32,32間にシール剤7を充填、介在するようにして防水効果を確保することができるものとなっている。
叙述の如く、この発明の骨格殻体、およびそれによる簡易建屋は、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、部品点数の削減と大幅な軽量化とを実現し、少人数の手による搬送、管理が容易な上、設置作業における組立て作業工数を格段に減少させることができるものとなり、しかも簡易建屋の基本構造の殆どをアーチ面材部同士の組み合わせによって製造可能なので規格化された部品として大量生産することができる上、その構造も簡素で製造も容易なことから、従前からの倉庫や車庫等簡易建屋やシェルターなどに比較し、高い製造効率と組立て作業性とを実現して遥かに経済的なものとなり、建築業界や住宅設備業界、ホームセンター、エクステリア業界等提供する側は固よりのこと、塩害や降雪、強風等に悩まされている一般消費者からも高く評価され、広範に渡って利用、普及していくものになると予想される。
2 骨格殻体
3 アーチ面材部
31 同 凸条部
32 同 補強兼連結用リブ
33 同 装着孔
4 妻梁様破風板
41 同 凸条部
42 同 出入り口
5 背面壁
51 同 凸条部
6 コンクリート基礎
61 同 鉛直状下孔
7 シール剤
8 ボルト・ナット
9 アンカーボルト
91 同 ナット
Claims (8)
- 所定の間口寸法と高さ寸法とに設定されたアーチ形を半裁して得られる左右対称形の半裁アーチ断面同士で、夫々所定同一奥行き寸法とした一対の左右アーチ面材部からなり、それら左右各アーチ面材部は、夫々全体が極力薄肉厚とした繊維強化樹脂製であって、上下方向に連通し、下方から上方に向うに従って深さを暫減させるよう規制した補強用溝が、前後方向に複数本平行するよう配された形状のものとすることにより、それら正面形および背面形とも、その外形輪郭が下方から上方に渡って見掛厚みを暫減させるようにした形状のものにすると共に、それら何れの上下および前後各端縁には、元のアーチ形の一部として同じ姿勢に維持した状態において真下または真横方向で内向きになるようにした所定巾の補強兼連結用リブが、全周に渡って一体成形されてなるものとしたことを特徴とする簡易建屋組立用の左右一対の骨格殻体。
- 所定の間口寸法と高さ寸法とに設定されたアーチ形を半裁して得られる左右対称形の半裁アーチ断面同士で、夫々所定同一奥行き寸法とした一対の左右アーチ面材部からなり、それら左右各アーチ面材部は、夫々全体が2ないし3mm程度の肉厚とした繊維強化樹脂製であって、上下方向に連通し、下方から上方に向うに従って深さを暫減させるよう規制した補強用溝が、前後方向に複数本平行するよう配された形状のものとすることにより、それら正面形および背面形とも、その外形輪郭が下方から上方に渡って見掛厚みを暫減させるようにした形状のものにすると共に、それら何れの上下および前後各端縁には、元のアーチ形の一部として同じ姿勢に維持した状態において真下または真横方向で内向きになるようにした30ないし100mm巾とした補強兼連結用リブが、全周に渡って一体成形されてなるものとしたことを特徴とする簡易建屋組立用の左右一対の骨格殻体。
- 補強兼連結用リブが、厚み方向中心に補強材を配し、その外周面に繊維強化樹脂層を積層、一体化してなるものとした、請求項1または2何れか一記載の簡易建屋組立用の左右一対の骨格殻体。
- アーチ面材部の全周縁に連続、一体形成する補強兼連結用リブの中、上端縁から一体形成するものだけを、その他の端縁から形成するものよりも大きい巾に設定してなるものとした、請求項1ないし3何れか一記載の簡易建屋組立用の左右一対の骨格殻体。
- 所定の間口寸法と高さ寸法とに設定されたアーチ形を半裁して得られる左右対称形の半裁アーチ断面同士で、夫々所定同一奥行き寸法とした一対の左右アーチ面材部からなり、それら左右各アーチ面材部は、夫々全体が極力薄肉厚とした繊維強化樹脂製であって、上下方向に連通し、下方から上方に向うに従って深さを暫減させるよう規制した補強用溝が、前後方向に複数本平行するよう配された形状のものとすることにより、それら正面形および背面形とも、その外形輪郭が下方から上方に渡って見掛厚みを暫減させるようにした形状のものにすると共に、それら何れの上下および前後各端縁には、元のアーチ形の一部として同じ姿勢に維持した状態において真下または真横方向で内向きになるようにした所定巾の補強兼連結用リブが、全周に渡って一体成形されてなるものとした左右一対の骨格殻体の複数組を、夫々が元のアーチ形となるように組み合わせたまま前後方向に並置させ、対峙する補強兼連結用リブ相互で連結して所定奥行のアーチ状空間を形成した上、一方端開口を出入り口とし、他方端全開口に背面壁を装着、封鎖してなるものとした、請求項1ないし4何れか一記載の骨格殻体による簡易建屋。
- 所定の間口寸法と高さ寸法とに設定されたアーチ形を半裁して得られる左右対称形の半裁アーチ断面同士で、夫々所定同一奥行き寸法とした一対の左右アーチ面材部からなり、それら左右各アーチ面材部は、夫々全体が極力薄肉厚とした繊維強化樹脂製であって、上下方向に連通し、下方から上方に向うに従って深さを暫減させるよう規制した補強用溝が、前後方向に複数本平行するよう配された形状のものとすることにより、それら正面形および背面形とも、その外形輪郭が下方から上方に渡って見掛厚みを暫減させるようにした形状のものにすると共に、それら何れの上下および前後各端縁には、元のアーチ形の一部として同じ姿勢に維持した状態において真下または真横方向で内向きになるようにした所定巾の補強兼連結用リブが、全周に渡って一体成形されてなるものとした左右一対の骨格殻体の複数組を、夫々が元のアーチ形となるように組み合わせたまま前後方向に並置させ、対峙する補強兼連結用リブ相互で連結して所定奥行のアーチ状空間を形成した上、一方端開口の適宜上側範囲だけを妻梁様破風板で閉鎖状に装着、連結してその下側を出入口とし、他方端全開口には背面壁を装着、封鎖してなるものとした、請求項1ないし4何れか一記載の骨格殻体による簡易建屋。
- 骨格殻体は、何れもアーチ面材部の全周縁に連続、一体形成する補強兼連結用リブの中、上端縁から一体形成するものだけを、その端縁から形成するものよりも大きい巾に設定したものを採用し、組み立てたときに棟木相当部位を補強してなるものとした、請求項4記載の骨格殻体による簡易建屋。
- 骨格殻体は、左右一対として組み合わせ、さらにそれらを一組として前後方向に組み合わせ、連結するとき、各アーチ面材部の上端および前後各端で対峙する補強兼連結用リブ間にシール剤を充填し、適宜間隔置き毎のリブ厚み方向にボルト・ナットもしくはビスを貫通させて連結、一体化する一方、同下端の補強兼連結用リブと土台または同等の部位との間にも必要に応じてシール剤を充填し、複数本のアンカーボルトまたは同等の部材で適宜間隔置き毎に固定状とするようにした、請求項5ないし7何れか一記載の簡易建屋。
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