JP2006207122A - モルタル圧送車 - Google Patents

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Takeshi Masuda
健 増田
Kiyotaka Hamaoka
清隆 浜岡
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Shinmaywa Industries Ltd
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Abstract

【課題】現場においてモルタルを製造して所定の場所まで圧送することで、作業者の負担を軽減させるとともに、効率良く作業することができるモルタル圧送車を提供する。
【解決手段】作業現場でモルタルを製造して所定の場所に供給するモルタル圧送車1であって、車体12上には、モルタルを製造するミキサ2と、ミキサ2で製造されたモルタルを貯留する貯留槽3と、貯留槽3に貯留されたモルタルを圧送ホース4を介して圧送する圧送ポンプ5とが備えられている。車体12上は上段と下段の2段に構成され、上段にはミキサ2が配置され、下段には圧送ポンプ5と、ミキサ2に対応する位置に貯留槽3が配置されている。車体12の適所には、車体上と地上との間で荷物の積降ろしを行う荷受台昇降装置9が設けられている。ミキサ2が2個設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、作業現場でモルタルを製造して所定の場所に供給するモルタル圧送車に関するものである。
従来、作業現場でモルタルを製造する車両としては、車体上にモルタルを製造するために必要なセメント、砂、水等を供給する各供給槽と、これら各供給槽から供給されたセメント、砂、水等を混合攪拌してモルタルを製造する混合攪拌装置とが設けられており、混合攪拌装置で製造されたモルタルを外部に供給するようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−148033号公報
しかしながら、上記従来の車両では、モルタルを製造するものの製造したモルタルを現場の所定場所に運搬するのは、一輪車等の運搬具を使用して作業者が行わざるを得ず、現場作業者の負担が大きいという問題があった。また、モルタルを製造する混合攪拌装置が故障した場合には作業を中断しなければならず作業効率が悪くなるという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、現場においてモルタルを製造して所定の場所まで圧送することで、作業者の負担を軽減させるとともに、効率良く作業することができるモルタル圧送車を提供することにある。
上記の目的を達成するため、請求項1に係る発明のモルタル圧送車は、作業現場でモルタルを製造して所定の場所に供給するモルタル圧送車であって、車体上には、モルタルを製造するミキサと、ミキサで製造されたモルタルを貯留する貯留槽と、貯留槽に貯留されたモルタルを圧送ホースを介して圧送する圧送ポンプとが備えられたものである。
請求項2に係る発明のモルタル圧送車は、前記車体上が上段と下段の2段に構成され、上段には前記ミキサが配置され、下段には前記圧送ポンプと、ミキサに対応する位置に前記貯留槽が配置されたものである。
請求項3に係る発明のモルタル圧送車は、前記車体の適所には、車体上と地上との間で荷物の積降ろしを行う荷受台昇降装置が設けられたものである。
請求項4に係る発明のモルタル圧送車は、前記ミキサが2個設けられたものである。
本発明によれば、モルタル圧送車によりモルタルを製造しながら所定の作業場所まで圧送することで、作業者の負担を軽減させて作業を円滑に行うことができるとともに、作業場所の移動が車両によって容易に行えるので作業効率の向上を図ることができる。
また、モルタルを製造するためのミキサを最上位置に配設し、その下流側に順にミキサによって製造されたモルタルを貯留する貯留槽と、貯留槽に貯留されたモルタルを圧送する圧送ポンプを配設したことで、モルタルが各要素機器間の搬送途中で滞留することを極力抑えることができるので作業効率の更なる向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明のモルタル圧送車の構成を示している。
このモルタル圧送車1は、運転席11後方の車体12上にモルタルを製造するミキサ2と、ミキサ2で製造されたモルタルを貯留する貯留槽3と、貯留槽3に貯留されたモルタルを圧送ホース4を介して圧送する圧送ポンプ5とが備えられたものである。
具体的には、上記車体12上は、当該車体12上に敷設された下床面13とこの下床面13から所定の高さ隔てて配設された上床面14とによって上段と下段の2段に構成され、上段となる2階部分の上床面14には図2に示すように前記ミキサ2と前記圧送ホース4が配置され、下段となる1階部分の下床面13にはミキサ2に対応する位置に前記貯留槽3が、並びに前記圧送ポンプ5が配置されている。
以下、各機器の具体的構成について説明する。
ミキサ2は、図3乃至図5に示すように、上面が開口された略矩形状の箱状体21を本体として、この箱状体21の底面に十字状に配された攪拌羽根22が駆動モータ22a(図4参照)によって回転自在に設けられるとともに、箱状体21の一側面にはその底面に臨んで形成された排出口23が排出蓋24によって開閉自在に設けられている。
上記排出蓋24には開閉ハンドル25が連繋されており、この開閉ハンドル25の回動操作に連動して排出蓋24が排出口23を開閉するように構成されている。排出口23にはシュート23aが連結されており、排出口23から排出されるモルタルをシュート23aを通じて貯留槽3に投下するようになされている。
また、ミキサ2の上面開口にはカバー材26が設けられている。このカバー材26は、図6及び図7に示すようにその上面開口26aが下方にかけて傾斜面26bによって漸次幅狭となる矩形状に形成されており、この上面開口26aの下方に近接して拡散部材27が配設されている。
具体的には、拡散部材27は、その底面部分が開口された中空状で、且つ上記上面開口26aよりも一回り小さな四角錘に形成されており、拡散部材27と上面開口26aのそれぞれ各角部を棒状の支持材28によって連結することで上面開口26aの直下に配置されている。
つまり、この拡散部材27と上面開口26aとの間に形成された開口26cがセメント等を投入する投入路になっている。
なお、上面開口26aは、開閉蓋29によって開閉自在になされている。
このように構成されたミキサ2は、貯留槽3の上部においてそのシュート23aを当該貯留槽3内に臨むようにして2台配設されている。
貯留槽3は、図8に示すように、上面が開口された箱状体31を本体として、この箱状体31の底面に攪拌部材32が設けられている。
攪拌部材32は、貯留槽3の底部に沿って水平に軸支された軸部32aと、この軸部32aから放射状に延設された複数の攪拌棒32bとを備えている。軸部32aは、その一端が駆動モータ33に減速機等の伝達機構を介して連結されており、駆動モータ33の駆動によって軸部32aを介して各攪拌棒32bを回転させるようにしている。
各攪拌棒32bは、略T字状に形成されており、貯留したモルタルの攪拌を好適に行うようにそれぞれ角度を変えて軸部32aに連結されている。
貯留槽3の底部には排出口(図示省略)が設けられており、この排出口に排出管35が連結されている。排出管35は、図1に示すように連結管36を通じて圧送ポンプ5の吸込側に連結されている。
また、貯留槽3内の途中部には、図示はしないが網状もしくは櫛状などをした部材が配設されており、ミキサ2から投入されるモルタルがこの部材を通過することで当該モルタルが均質になるようにしている。
圧送ポンプ5は、その排出側に圧送ホース4がカップリングを介して着脱自在に連結されるように構成されており、貯留槽3に貯留したモルタルを貯留槽3の排出口から排出管35、連結管36を通じて吸い込んで圧送ホース4を通じて所定の場所に圧送するようにしている。
上記圧送ホース4は、車両の移動中等の非作業中においては前記上床面14上に例えば図2に示すように巻回した状態で載置されており、モルタルを圧送する作業にあたっては上床面14から降ろして上述したように圧送ポンプ5に連結する。
また、下床面13には、上述した各機器の他に、圧送ポンプ5や駆動モータ22a、33等を駆動するための発電機6が図1において圧送ポンプ5の後側となる後部に設けられるとともに、水タンク7が図1において貯留槽3の後側となる前部に設けられ、また、図示はしないが水ポンプも搭載されている。
そして、このように配設された各機器は、上床面14に設けられた操作ボックス8(図2参照)に配置された各電源スイッチを操作することによって電源をON/OFF操作するようになされている。
また、圧送ポンプ5は、ポンプ本体に設けられたリモコン用コンセントにケーブル52を介して接続されたリモコン51によってその作動制御が遠隔操作可能になされている。
なお、ミキサ2や貯留槽3などの圧送ポンプ5以外の各機器は、操作ボックス8に設けられた各操作スイッチによって作動制御を集中的に行うようにしてもよい。
さらに、車体12の後端には荷受台昇降装置9が設けられている。この荷受台昇降装置9は、車体12の後端左右に立設された支柱91に沿って荷受台92を昇降自在に設けた従来周知なものである。荷受台92は、車体12後端において後方へ水平に張出して配置される作業位置(図1の二点鎖線参照)と、支柱91に沿って垂直に配置される格納位置(図1の実線参照)とに回動自在に設けられており、作業位置に配置した荷受台92を地上と上床面14もしくは下床面13との間で昇降させるようにしている。
なお、上床面14の周囲には、作業者の転落などを防止するための保護柵15が配設されている。
次に、このように構成されたモルタル圧送車によるモルタルの製造及び供給について当該モルタル圧送車を用いた作業とともに説明する。なお、ここでは電柱の中央空洞部にモルタルを充填して当該電柱を補強する作業に使用する場合について説明する。
まず、ミキサ2の箱状体21内にセメントや砂などのモルタル材と水とを投入し、攪拌羽根22によってこれらを攪拌・混練することでモルタルを製造する。上記モルタル材の搬入は、荷受台昇降装置9を用いることで容易に行うことができる。つまり、荷受台62を地上と上床面14との間で昇降させることで、モルタル材などを上床面14に円滑に積込むことができる。
モルタル材の投入は、具体的にはカバー材26の開閉蓋29を開いて開放された上面開口26aを通じて行う。この際、上面開口26a直下には拡散部材27があるため、この拡散部材27によって拡散しながらモルタル材を箱状体21内に投入して攪拌・混練することができ、モルタルを良好に製造することができる。また、拡散部材27によってセメント袋などの不用意な落下や、作業者の不用意な落下も防止でき、安全にモルタルの製造作業を行うことができる。
さらに、ミキサ2を2台設けていることから、一方のミキサ2が故障した場合でも他方のミキサ2によってモルタルを製造することができるので、このような場合でもモルタルを引き続いて製造することができ、後述する作業を停止させることなく継続的に効率良く行うことができる。また、2台のミキサ2によってモルタルを大量に製造することもでき、現場の状況に応じた作業を行うことができる。
このようにして製造したモルタルは、該当するミキサ2の排出蓋24を開放することで、排出口23からシュート23aを通じて貯留槽3内に投入されて貯留される。
貯留槽3では攪拌部材32の攪拌作用によって貯留したモルタルを良好な状態で維持し、このモルタルは圧送ポンプ5の駆動によって所望の場所に圧送される。
具体的には、圧送ポンプ5に圧送ホース4を連結して当該圧送ホース4の先端を補強する電柱の所定位置に配置する。そして、圧送ポンプ5を駆動させて貯留槽3に貯留したモルタルを圧送ホース4から電柱内に供給して充填させ、これによって電柱の補強作業を行う。
このようにモルタル圧送車によりモルタルを製造しながら所定の作業場所まで圧送することで、作業者の負担を軽減させて作業を円滑に行うことができる。また、作業場所の移動が車両によって容易に行えるので作業効率の向上を図ることができる。
さらに、ミキサ2や貯留槽3などの各機器を車体12上において2段に設けたことで、車体12上に各機器をコンパクトに搭載することができ、車体12上のスペースを有効に利用することができる。
なお、作業終了後は、水ポンプにより水タンク7内の水を用いて各機器を洗浄することもできる。
本発明のモルタル圧送車を示す側面図である。 車体上の2階部分を示す平面図である。 ミキサを示す平面図である。 ミキサを示す側面図である。 ミキサを示す正面図である。 カバー材を示す平面図である。 カバー材を示す縦断面図である。 貯留槽を示す側面図である。
符号の説明
1 モルタル圧送車
13 下床面
14 上床面
2 ミキサ
3 貯留槽
4 圧送ホース
5 圧送ポンプ
9 荷受台昇降装置

Claims (4)

  1. 作業現場でモルタルを製造して所定の場所に供給するモルタル圧送車であって、
    車体上には、モルタルを製造するミキサと、ミキサで製造されたモルタルを貯留する貯留槽と、貯留槽に貯留されたモルタルを圧送ホースを介して圧送する圧送ポンプとが備えられたことを特徴とするモルタル圧送車。
  2. 前記車体上は上段と下段の2段に構成され、上段には前記ミキサが配置され、下段には前記圧送ポンプと、ミキサに対応する位置に前記貯留槽が配置されたことを特徴とする請求項1記載のモルタル圧送車。
  3. 前記車体の適所には、車体上と地上との間で荷物の積降ろしを行う荷受台昇降装置が設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載のモルタル圧送車。
  4. 前記ミキサが2個設けられたことを特徴とする請求項1、2又は3記載のモルタル圧送車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101088738B1 (ko) * 2008-11-19 2011-12-01 김영산 시멘트몰탈 공급시스템

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