JP2006204556A - デンタルフロスケース - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明によるデンタルフロスケースは、相互結合によってデンタルフロス収納空間を形成する前後方ケーシングと、前記両ケーシングの上部領域を覆う上部カバーとを有するデンタルフロスケースにおいて、前記ケーシングの上部面及び前記上部カバーのうちの何れか一側には、デンタルフロス固定溝が設けられており、他側には、前記デンタルフロス固定溝に嵌挿されるデンタルフロス固定突起が設けられており、前記前後方ケーシングの一側には、残量確認開口が設けられており、前記残量確認開口には、透明体の残量確認ケーシングが着脱自在に取り付けられていることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
このようなデンタルフロスは、衛生的な保管や使用の便宜のために、デンタルフロスケースに収納された状態で、ユーザが適正量を引き出して切断し、使用するようになっている。
これにより、指に巻かれる部分を考慮し、デンタルフロスを必要以上で引き出さなければならず、非経済的であり、指に巻かれたデンタルフロス部分は非衛生的であって、使用することができないという問題があった。
このことは、デンタルフロスケースを透明なプラスチック材で作製すれば解決できるが、この場合には、デンタルフロスケース全体が透明な材質で構成されており、むしろ、デンタルフロスケース内部の不必要な部分まで外部に透けてデンタルフロスケースの外観を損なうという問題点があった。
このとき、前記デンタルフロス固定位置合わせ溝は、前記残量確認ケーシングから前記デンタルフロスカッタ後方領域に向けて上向きに延びている延長端部に折り曲げられた固定溝形成端部と、前記後方ケーシングの上部に前記固定溝形成端部の下部と所定の間隔を置いて突出している固定溝形成片間の離隔間隔により設けられることがより好ましい。
図1は、本発明によるデンタルフロスケースの分解斜視図であり、図示のように、本発明によるデンタルフロスケース1は、相互取り付けによりデンタルフロスの収納空間を形成する前方ケーシング10及び後方ケーシング20と、前後方ケーシングの取り付け状態で両ケーシングの上部領域を覆う上部カバー30と、前後方ケーシング10、20の一側に取り付けられる透明体の残量確認ケーシング70とを備えている。
前方ケーシング10及び後方ケーシング20は、両ケーシング10、20の下端部を連結するヒンジ78により相互展開及び取り付けが可能な構造を有している。両ケーシング10、20は、各ケーシング10、20の内側に互いに対応して設けられる取り付け突起11と、取り付け穴21とにより取り付けられる。
そして、前方ケーシング10の上部領域には、両ケーシング10、20の取り付け状態で両ケーシング10、20の上端部を覆う上面部25が設けられている。ここで、上面部25は、後方ケーシング20に設けられても良い。この上面部25の中央領域は、下方に向いて部分円弧状に窪んだ形状を有する。
前記上部面25の一側には、デンタルフロス引き出し穴23aを形成するデンタルフロス引き出し溝23が設けられており、これに対応する後方ケーシング20には、デンタルフロス引き出し溝23に部分的に形状合わせされる引き出し穴形成突起13が前方ケーシング10に向いて突出している。デンタルフロス引き出し穴23aは、前後方ケーシング10、20の相互取り付けの際に、デンタルフロス引き出し溝23と引き出し穴形成突起13との相互形状合わせにより形成される。
また、前方ケーシング10の上面部25の他側には、デンタルフロス3を切断するためのデンタルフロスカッタ29が取り付けられるカッタ取り付け部60が設けられている。このカッタ取り付け部60にはデンタルフロスカッタ29が取り付けられるが、この際、デンタルフロスカッタ29のカッティングポイントは、後述するデンタルフロス固定溝51を離れる位置に形成される。
後方ケーシング20は、前述したように、前方ケーシング10と共にデンタルフロス収納空間を形成するように相互展開可能に取り付けられる。この後方ケーシング20の内側には、巻き取られたデンタルフロス束40が自由回転可能に取り付けられるデンタルフロス束取り付け部27が設けられている。ここで、デンタルフロス束取り付け部27は、前方ケーシング10の内側に設けられても良いし、前後方ケーシング10、20にそれぞれ設けられても良い。
上部カバー30は、後方ケーシング20の上端部にヒンジで取り付けられ、両ケーシングの取り付けられた上端部領域を覆う構造となっている。
このデンタルフロス固定溝51とデンタルフロス固定突起53とは、ユーザが引き出されたデンタルフロス3の一部をデンタルフロス固定溝51に位置させた後、上部カバーを閉じると、デンタルフロス固定突起53がデンタルフロス3をデンタルフロス固定溝51に挿通させながら押して固定するものである。このとき、デンタルフロス固定溝51とデンタルフロス固定突起53とは、図示のように、一対で設けられても良いし、少なくとも一つ以上で設けられても良い。かつ、デンタルフロス固定溝51とデンタルフロス固定突起53のそれぞれ上部カバー30と上部面25に設けられても良い。
ところで、前後方ケーシング10、20の一側には、残量確認開口が設けられており、この残量確認開口には、前述した残量確認ケーシング70が着脱自在に取り付けられている。
ここで、残量確認開口と残量確認ケーシング70とは、前述及び図面に示すように、両ケーシング10、20の一側に設けられても良いし、前後方ケーシング10、20のうちの何れか一方に部分的に設けられても良い。
一方、後方ケーシングに向けた残量確認ケーシング70の上部には、カッタ取り付け部60の後方領域に向けて上向きに延びている延長部73と、延長部73から後方ケーシング側に折り曲げられた固定溝形成端部74が形成されている。また、後方ケーシングの上部には、固定溝形成端部74の下部と所定の間隔を置いて固定溝形成片75が突出している。
このとき、デンタルフロス固定位置合わせ溝61の溝深さは、平面投影時に、デンタルフロス固定溝51の長さ区間の一領域にかける位置まで形成される。これにより、引き出されたデンタルフロス3をデンタルフロス固定位置合わせ溝61にかけると、上部面25上に露出されたデンタルフロス3の一部区間がデンタルフロス固定溝51上に正確に位置合わせされる。
ここで、デンタルフロス固定位置合わせ溝61は、前述及び図面に示すように、残量確認ケーシング70の固定溝形成端部74と後方ケーシングの固定溝形成片75との間の離隔溝により形成されても良いし、その他にも、カッタ取り付け部60の構造を変更して形成されても良い。
デンタルフロス3を、図2に示すように、閉ループ状にせず、単一線に引き出すときには前述の方法で固定し、引き出されたデンタルフロス3の端部領域を一方の指に巻いて使用する。
そして、デンタルフロス3を使用しないときには、デンタルフロス3が切断された状態で上部カバー30を閉じて保管するが、このとき、切断されたデンタルフロス3は、図4及び図5に示すように、デンタルフロス固定溝51及びデンタルフロス固定突起53から離れて位置することになり、上部面25の中央の円弧状に窪んだ部分でデンタルフロスが比較的ピンと張っている状態となり、デンタルフロス3が両ケーシング10、20の内部に挿入されない。デンタルフロス3を再び使用するときは、上部カバー30を開けると、上部面25円弧状に窪んだ部分のデンタルフロス3を簡単に把持して引き出すことができる。
このように、デンタルフロスケースに引き出されたデンタルフロスを固定できるようにすることにより、歯の洗浄に必ず必要な長さだけデンタルフロスを引き出して使用することができ、引き出されたデンタルフロスを指に巻いたりしなくても良い。これにより、経済的かつ衛生的にデンタルフロスを使用することができる。
また、両ケーシングの一側に内部を確認できる透明体の残量確認ケーシングを設けることにより、デンタルフロスケースの概観を損なうことなく、デンタルフロスの残量を簡単に確認できる。
以上のように、上記実施の形態を参照して詳細に説明され図示されたが、本発明は、これに限定されるものでなく、このような本発明の基本的な技術的思想を逸脱しない範囲内で、当業界の通常の知識を有する者にとっては、他の多くの変更が可能であろう。また、本発明は、添付の特許請求の範囲により解釈されるべきであることは言うまでもない。
20 後方ケーシング
30 上部カバー
51 デンタルフロス固定溝
53 デンタルフロス固定突起
61 デンタルフロス固定位置合わせ溝
70 残量確認ケーシング
Claims (4)
- 相互結合によってデンタルフロス収納空間を形成する前後方ケーシングと、前記両ケーシングの上部領域を覆う上部カバーとを有するデンタルフロスケースにおいて、
前記ケーシングの上部面及び前記上部カバーのうちの何れか一側には、デンタルフロス固定溝が設けられており、他側には、前記デンタルフロス固定溝に嵌挿されるデンタルフロス固定突起が設けられており、
前記前後方ケーシングの一側には、残量確認開口が設けられており、前記残量確認開口には、透明体の残量確認ケーシングが着脱自在に取り付けられていることを特徴とするデンタルフロスケース。 - 前記ケーシングの上部面には、互いに所定の間隔を置いてデンタルフロス引き出し穴とデンタルフロスカッタとが設けられており、
前記デンタルフロス引き出し穴と前記デンタルフロスカッタとの間の前記ケーシングの上部面に前記デンタルフロス固定溝が設けられ、前記デンタルフロス固定溝に対応する前記上部カバーに前記デンタルフロス固定突起が設けられることを特徴とする請求項1に記載のデンタルフロスケース。 - 前記デンタルフロス固定溝の隣接領域には、デンタルフロスの一部区間を前記デンタルフロス固定溝の上部面に位置するように、位置合わせを行うデンタルフロス固定位置合わせ溝が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のデンタルフロスケース。
- 前記デンタルフロス固定位置合わせ溝は、前記残量確認ケーシングから前記デンタルフロスカッタの後方領域に向けて上向きに延びている延長端部に折り曲げられた固定溝形成端部と、前記後方ケーシングの上部に前記固定溝形成端部の下部と所定の間隔を置いて突出している固定溝形成片間の離隔間隔により設けられることを特徴とする請求項3に記載のデンタルフロスケース。
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