JP2006203900A - 音声認識サーバ及び音声認識システム - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話機を用いて音声入力に対応するアプリケーションサービスを確実かつ容易に利用することができるようにすること。
【解決手段】この音声認識システム100は、発話音声データから抽出された音声特徴量を携帯電話機40から通信ネットワークNを介して音声認識機能を備えた認証・認識サーバ20へ送信し、認証・認識サーバ20において携帯電話機40から受信した音声特徴量に基づいて前記発話音声データの音声内容を音声認識し、音声認識結果からアプリケーションに関する要求内容を認識して当該要求内容を、アプリケーションサーバ10へ送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、音声認識サーバ及び音声認識システムに関する。
従来、携帯電話機等の無線通信端末を音声入力機器として利用し、音声認識機能をセンター設備側に持たせて音声認識処理や認証処理を行う場合、無線通信端末からセンター設備に音声が送信される通信処理の過程で音声品質が劣化し、音声認識率及び認証率を上げることは難しかった。
例えば、音声入力機器として携帯電話機を利用した場合、電話回線の周波数帯域幅の制限により音声品質が劣化し、音声認識ソフトウェアが実装されたパーソナルコンピュータに接続されたマイクから音声入力する場合等に比べて音声品質の劣化が顕著であり、音声認識率を低下させる一因となっている。
このような通信による音質劣化を防ぐ方法としてDSR(Distributed Speech Recognition)方式が提案されている。このDSR方式は、音声認識処理のうち前段階の音響処理部分と後段階の音声認識処理部分とを分離して、音声入力機器側に音響処理部分を受け持たせ、センター設備側に音声認識処理部分を受け持たせて、入力音声を通信処理で劣化しないデータに加工してからセンター設備に送信するものである。
本発明の課題は、携帯電話機を用いて音声入力に対応するアプリケーションサービスを確実かつ容易に利用することができる音声認識サーバ及び音声認識システムを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の音声認識サーバは、携帯電話機から通信ネットワークを介して受信した音声特徴量から音声内容を音声認識する音声認識手段と、前記音声認識手段による音声認識結果を前記通信ネットワーク経由で前記携帯電話機へ送信する認識結果送信手段と、前記音声認識手段で音声認識された音声内容にアプリケーションサーバに関するサービス要求が含まれているか否か判別する判別手段と、音声認識された音声内容に含まれたサービス要求をアプリケーションサーバに送信する要求送信手段と、を具備ことを特徴としている。
この発明によれば、携帯電話機を用いて音声入力に対応するアプリケーションサービスを確実かつ容易に利用することができる。
また本発明は、上記音声認識サーバにおいて、前記携帯電話機から通信ネットワーク経由で音声特徴量を受信した場合、当該音声特徴量を用いたユーザー認証を行うユーザー認証手段を具備することを特徴とする。
また本発明の音声認識システムは、音声認識サーバとアプリケーションサーバとで連携して携帯電話機ユーザーに対してサービス提供する音声認識システムであって、前記音声認識サーバは、携帯電話機から通信ネットワークを介して受信した音声特徴量から音声内容を音声認識する音声認識手段と、前記音声認識手段による音声認識結果を前記通信ネットワーク経由で前記携帯電話機へ送信する認識結果送信手段と、前記音声認識手段で音声認識された音声内容に前記アプリケーションサーバに関するサービス要求が含まれているか否か判別する判別手段と、音声認識された音声内容に含まれたサービス要求を前記アプリケーションサーバに送信する要求送信手段とを具備することを特徴とする。
また本発明は、上記音声認識システムにおいて、前記アプリケーションサーバは、前記音声認識サーバから受信したサービス要求に応じて前記携帯電話機に供給するコンテンツデータ又はアプリケーションプログラムを送出することを特徴とする。
また本発明は、上記音声認識システムにおいて、前記アプリケーションサーバは、インターネット上に開設するアプリケーションサービス用ホームページにアクセスしてきた前記サービス要求元の携帯電話機ユーザーに対してアプリケーションサービスを提供することを特徴とする。
本発明によれば、携帯電話機を用いて音声入力に対応するアプリケーションサービスを確実かつ容易に利用することができる。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1〜図5は、本発明を適用した音声認識システムの一実施の形態を示す図である。
まず、構成を説明する。
図1は、本実施の形態における音声認識システム100全体の概略構成を示す図である。この音声認識システム100は、アプリケーションサーバ10、認証・認識サーバ20、無線基地局30、携帯電話機40、音声入力ユニット50及び被制御機器60により構成され、認証・認識サーバ20、無線基地局30及び被制御機器60は、通信ネットワークNに接続されている。
通信ネットワークNは、公衆電話回線網、ISDN網、インターネット、LAN(Local Area Network)又はWAN(Wide Area Network)等を含んで構成される。音声認識システム100では、無線基地局30は公衆電話回線網に接続され、認証・認識サーバ20はLAN又はWANに接続されるものとする。
また、通信ネットワークNは、LAN又はWANと、公衆電話回線網、ISDN網及びインターネットとの間に、セキュリティ機能を搭載したネットワーク・サーバ等が接続されており、認証・認識サーバ20に対するハッキング行為や違法メールなどが送信されないように構成されているものとする。
アプリケーションサーバ10は、予め登録された携帯電話機40のユーザーに対して、各種アプリケーションサービスを提供するためのサーバであり、携帯電話機40から送信されるアプリケーションサービスの要求内容に応じて、携帯電話機40で実行可能なアプリケーションプログラムを、認証・認識サーバ20、通信ネットワークN及び無線基地局30を介して携帯電話機40に送信する。
認証・認識サーバ20は、携帯電話機40から送信される圧縮データからユーザーの音声特徴量及び生体特徴量を抽出し、その音声特徴量及び生体特徴量により当該ユーザーを認証するとともに、その音声特徴量により音声内容を認識し、その認証結果及び音声認識結果を応答情報として通信ネットワークN及び無線基地局30を介して携帯電話機40に送信する。
また、認証・認識サーバ20は、携帯電話機40のユーザーを認証した後、携帯電話機40から送信されるアプリケーションに関する要求内容を含む音声特徴量を認識し、その音声認識結果に基づくアプリケーション要求指示をアプリケーションサーバ10に送信し、そのアプリケーション要求指示に応じてアプリケーションサーバ10から応答送信されるアプリケーションプログラムを通信ネットワークN及び無線基地局30を介して携帯電話機40に送信する。
無線基地局30は、自己の設置場所から通信可能範囲に存在する携帯電話機40から音声通話要求先の電話番号を受信すると、ネットワークNを介して接続された電話交換機(図示せず)に送信して、携帯電話機40と音声通話要求先の携帯電話機あるいは宅内固定電話機との間で音声通話処理に必要な通信プロトコルを実行する。
また、無線基地局30は、自己の設置場所から通信可能範囲に存在する携帯電話機40からアプリケーションサービス要求を受信すると、ネットワークNを介して携帯電話機40の識別情報を認証・認識サーバ20に送信して、携帯電話機40と認証・認識サーバ20及びアプリケーションサーバ10との間でアプリケーションサービスに必要な通信プロトコルを実行する。
携帯電話機40は、通常の音声通話機能と、アプリケーションサーバ10がネットワークNを介してインターネット上で開設するアプリケーションサービス用ホームページにアクセスするインターネットアクセス機能とを備える。
また、携帯電話機40は、図2に示すように、外部機器と接続する外部機器接続部401、テンキーや各種機能キーを含むキー入力部402及びLCDにより構成された表示部403を備える。本実施の形態では、外部機器接続部401に音声入力ユニット50が接続される。なお、携帯電話機40の通信方式は、PDC方式、CDMA方式、GSM方式あるいはPHS方式などで利用される従来の携帯電話機である。
音声入力ユニット50は、図2に示すように、携帯電話機40の外部機器接続部401に接続可能な携帯電話接続部509を備えており、携帯電話機40に外付けすることにより、主に入力音声の音声認識機能を追加するものである。また、音声入力ユニット50は、携帯電話機40に接続されない場合、指示音声を指示信号として外部機器通信部508により被制御機器60に無線送信して、被制御機器60をリモート操作するリモコンユニットとしての機能も有する。
音声入力ユニット50は、その内部の機能的構成を図3に示すように、音声入力部501、生体センサ部502、A/D変換部503、特徴量抽出部504、音声認識部505、データ圧縮部506、携帯電話制御部507、外部機器通信部508及び携帯電話接続部509により構成される。
音声入力部501は、収音指向性が狭く、音声認識に必要な収音周波数帯域を持つマイクを有し、ユーザーが発声する音声を収音し、アナログ音声信号としてA/D変換部503に出力する。
生体センサ部502は、ユーザーの指紋、顔、又はアイリス等の生体特徴を検出する生体センサを有し、ユーザーの指紋、顔、又はアイリス等の生体特徴を検出し、その生体特徴量をデータ圧縮部506に出力する。
A/D変換部503は、音声入力部501から入力されたアナログ音声信号を所定のサンプリング周波数でサンプリングし、そのサンプリングしたアナログ音声信号を所定の量子化数でデジタル変換してデジタル音声データとして特徴量抽出部504に出力する。
特徴量抽出部504は、A/D変換部503から入力されたデジタル音声データから音声認識に必要な音声特徴量を抽出し、その音声特徴量を音声認識部505及びデータ圧縮部506に出力する。
音声認識部505は、音声入力ユニット50が携帯電話機40に接続されていない場合に動作し、特徴量抽出部504から入力された指示音声特徴量から指示音声内容を認識し、その指示情報をデータ圧縮部506に出力する。
データ圧縮部506は、特徴量抽出部504から入力された音声特徴量と、生体センサ部502から入力された生体特徴量とを携帯電話機40のデータ通信方式に適したデータ圧縮方式で圧縮し、また、音声認識部505から入力された指示情報を外部機器通信部508の通信方式に適したデータ圧縮方式で圧縮し、各圧縮データ(送信情報)を携帯電話制御部507に出力する。
携帯電話制御部507は、音声入力ユニット50が携帯電話機40に接続されていた場合、データ圧縮部506から入力された圧縮データを携帯電話接続部509を介して携帯電話機40のデータ通信機能を制御して、認証・認識サーバ20に送信させる。そして、携帯電話制御部507は、送信した圧縮データに対する認証・認識サーバ20の応答信号(認証結果、音声認識結果、コンテンツ等)を携帯電話機40から携帯電話接続部509を介して受信すると、携帯電話機40の表示部403を制御して受信内容を表示させる。
また、携帯電話制御部507は、音声入力ユニット50が携帯電話機40に接続されていない場合、データ圧縮部506から入力された圧縮データを被制御機器60を制御する制御信号として外部機器通信部508に出力し、外部機器通信部508を制御して制御信号を被制御機器60に送信させる。
外部機器通信部508は、IrDA(Infrared Data Association)、無線LAN、又はブルートゥース(Bluetooth)等の被制御機器60に対応した無線通信機能を有し、携帯電話制御部507から入力された制御信号を被制御機器60に無線送信する。電池部510は、充電可能な蓄電池と、音声入力ユニット50内の各部に必要な駆動電圧を生成する電圧生成回路とを内蔵し、その生成した駆動電圧を音声入力ユニット50内の各部に供給する。
被制御機器60は、IrDA(Infrared Data Association)、無線LAN、又はブルートゥース(BIuetooth)等の無線通信機能と、通信ネットワークNに接続する有線通信機能とを有する家電製品等であり、音声入力ユニット50から無線送信される圧縮データを受信して、その圧縮データに含まれる指示情報に応じた動作を行うとともに、通信ネットワークNを介して認証・認識サーバ20から送信される指示信号を受信して、指示信号に応じた動作を行う。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
まず、音声認識システム100を携帯電話機40のユーザーが利用する際の前提としてユーザー認証のための音声特徴量と生体特徴量の登録が必要であり、音声入力ユニット50を携帯電話機40に接続し、ユーザーの音声特徴量情報と生体特徴量情報を認証・認識サーバ20に送信して登録しておくものとする。
音声入力ユニット50が携帯電話機40に接続された場合の音声認識システム100の動作について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。音声入力ユニット50が携帯電話機40に接続されている場合、ユーザーの音声(例えば、名前等)が音声入力ユニット50の音声入力部501に向かって発声されると(ステップS101)、音声入力部501により収音されてアナログ音声信号としてA/D変換部503に出力される(ステップS102)。また、この時、生体センサ部502では、ユーザーの指紋、顔、又はアイリス等の生体特徴量が検出され(ステップS201)、その検出された生体特徴量がデータ圧縮部506に出力される(ステップS202)。
次いで、A/D変換部503では、音声入力部501から入力されたアナログ音声信号がサンプリングされ、デジタル音声データに変換されて特徴量抽出部504に出力される(ステップS103)。特徴量抽出部504では、A/D変換部503から入力されたデジタル音声データから音声認識に必要な音声特徴量が抽出され、その音声特徴量がデータ圧縮部506に出力される(ステップS104)。
データ圧縮部506では、特徴量抽出部504から入力された音声特徴量及び生体センサ部502から入力された生体特徴量が携帯電話機40のデータ通信方式に適したデータ圧縮方式で圧縮され、その圧縮データが携帯電話制御部507に出力される(ステップS105)。携帯電話制御部507では、データ圧縮部506から圧縮データが入力されると、携帯電話接続部509を介して携帯電話機40のデータ通信機能が制御されて、その圧縮データが無線基地局30及び通信ネットワークNを介して認証・認識サーバ20に送信される(ステップS106)。
認証・認識サーバ20では、携帯電話機40から受信した圧縮データが伸長されて音声特徴量と生体特徴量が抽出され、この音声特徴量及び生体特徴量が、予め登録された該当ユーザーの音声特徴量及び生体特徴量と照合されて携帯電話機40のユーザー認証が行われるとともに、音声特徴量に基づいて音声認識が行われ、その認証結果及び音声認識結果が通信ネットワークN及び無線基地局30を介して携帯電話機に送信される。
携帯電話制御部507では、認証・認識サーバ20から送信された認証結果及び音声認識結果が携帯電話機40により受信されると、携帯電話接続部509を介して携帯電話機40の表示部403が制御されて受信内容が表示される(ステップS107)。
また、認証・認識サーバ20では、音声認識した音声内容にアプリケーションサーバ10へのサービス要求が含まれていれるか否かが判別され、アプリケーションサーバ10へのサービス要求が含まれていると、そのサービス要求内容がアプリケーションサーバ10に送信される。
アプリケーションサーバ10では、認証・認織サーバ20から送信されたサービス要求内容に応じて、対応するコンテンツデータやアプリケーションプログラムが認証・認識サーバ20に送信される。認証・認識サーバ20では、アプリケ−ションサーバ10から送信されたコンテンツデータやアプリケーションプログラムが通信ネットワークN及び無線基地局30を介して携帯電話機40に送信される。
携帯電話制御部507では、認証・認識サーバ20から送信されたコンテンツデータやアプリケーションプログラムが携帯電話機40により受信されると、携帯電話接続部509を介して携帯電話機40のアプリケーション実行部(図示せず)及び表示部403が制御されて、コンテンツや実行中のアプリケーション内容が表示される(ステップS107)。
以後、続いて音声入力部501に入力された音声の認識は、音声入力ユニット50、携帯電話機40及び認証・認識サーバ20において実行される上記ステップS101〜ステップS107の処理手順により繰り返し行われ、その音声認識結果に基づく応答内容が携帯電話機40の表示部403に表示される。
また、音声入力部501から入力された音声内容が被制御機器60に対する指示音声であった場合、認証・認識サーバ20は、その指示音声内容を認識し、対応する制御信号を通信ネットワークNを介して被制御機器60に制御信号を送信する。
したがって、携帯電話機40に音声入力ユニット50を接続することにより、ユーザーは、携帯電話機40の表示部403を自分の正面に向けた状態で、音声入力しながら音声認識結果を表示郡403で確認することができ、携帯電話機40を用いて音声入力に対応するアプリケーションサービスを確実かつ容易に利用することができる。
次に、音声入力ユニット50が携帯電話機40に接続されていない場合の音声認識システム100の動作について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。音声入力ユニット50が携帯電話機40に接続されていない場合、ユーザーの指示音声(例えば、電源オン等)が音声入力ユニット50の音声入力部501に向かって発声されると(ステップS301)、音声入力部501により収音されてアナログ指示音声信号としてA/D変換部503に出力される(ステップS302)。
次いで、A/D変換部503では、音声入力部501から入力されたアナログ指示音声信号がサンプリングされ、デジタル指示音声データに変換されて特徴量抽出部504に出力される(ステップS303)。特徴量抽出部504では、A/D変換部503から入力されたデジタル指示音声データから音声認識に必要な指示音声特徴量が抽出され、その指示音声特徴量が音声認識部505に出力される(ステップS304)。
音声認識部505では、特徴量抽出部504から入力された音声特徴量から指示音声内容が認識され、その指示情報がデータ圧縮部506に出力される(ステップS305)。データ圧縮部506では、音声認識部505から入力された指示情報が外部機器通信部508のデータ通信方式に適したデータ圧縮方式で圧縮されその圧縮データが携帯電話制御部507に出力される(ステップS306)。携帯電話制御部507では、外部機器通信部508が制御されてデータ圧縮部506から入力された圧縮データが被制御機器60に送信される(ステップS307)。
以後、続いて音声入力部501に入力された指示音声の認識は、音声入力ユニット50内において実行される上記ステップS301〜ステップS307の処理手順により繰り返し行われ、その音声認識結果に基づく指示情報が被制御機器60に送信されて、被制御機器60がリモート操作される。
以上のように、本実施の形態の音声認識システム100では、従来の携帯電話機40の外部機器接続部401に音声入力ユニット50を接続し、音声入力ユニット50が、ユーザーの音声を収音して音声認識に必要な音声特徴量を抽出し、その音声特徴量を携帯電話機40のデータ通信方式に適した圧縮データに変換し、携帯電話機40のデータ通信機能を制御して認証・認識サーバ20に圧縮データを送信させ、認証・認識サーバ20から送信される音声認識結果を携帯電話機40の表示部403に表示させるようにした。
したがって、従来は無線通信端末として最も普及している現行の携帯電話機に対して音声認識機能を実装することができなかったが、本実施の形態の音声入力ユニット50を現行の携帯電話機に接続することにより、現行の携帯電話機にも音声認識機能を付加することができ、従来の携帯電話機ユーザーに対して音声認識サービスを提供できる。
このため、既存の携帯電話機ユーザーに対して、DSR方式の音声認識機能を普及させることが容易になり、携帯電話機ユーザーにとって最も簡便な入力環境の提供と、サービス提供者にとっても優位な音声認識サービスの普及を促進することができる。
また、従来のDSR方式の音声認識サービスでは、センター設備が音声認識した後、応答を音声で携帯電話機に返すようにしていたが、本実施の形態の音声認識システム100では、入力音声を携帯電話機40のデータ通信方式に適した圧縮データに変換して認証・認識サーバ20に送信し、認証・認識サーバ20から送信される音声認識結果を携帯電話機40の表示部403に表示させるようにしたため、携帯電話機ユーザーは、音声認識結果及び応答内容を見ながら音声入力を継続することができ、その応答レスポンスも高速化でき、使い勝手の良い音声入力環境を提供できる。その結果、無駄な音声データの授受を無くして、通信ネットワークの利用効率を向上させるとともに通信コストも抑えることができる。
また、本実施の形態の音声認識システム100では、現行の携帯電話機の通信方式のみを利用して音声認識サービス及びアプリケーションサービスを提供できるため、従来のように、インターネットから提供されるサービスと音声認識サービスとを利用する場合、データと音声を別々のネットワーク(インターネットと電話回線)で授受する必要が無くなり、通信コストを更に抑えることができる。
更に、本実施の形態の音声入力ユニット50では、指向性の良いマイクなどを搭載した音声入力部501としたため、従来の携帯電話機に内蔵されたマイクを利用する場合に比べて、ユーザーが発声する音声の周波数帯域を十分カバーして確実に収音することができる。
また、本実施の形態の音声入力ユニット50では、音声認識部505と被制御機器60に搭載された無線通信機能に対応した外部機器通信部508とを有するため、音声入力ユニット50が携帯電話機40に接続されず単体の場合は、指示音声を入力して被制御機器60をリモート操作することもでき、音声入力ユニット50の利用形態を拡大でき、利便性を向上できる。
また、本実施の形態の音声入力ユニット50では、ユーザーの指紋、顔又はアイリス等の生体特徴量を検出する生体センサ部502を有し、検出された生体特徴量も認証・認識サーバ20に送信し、音声特徴量及び生体特徴量をユーザー認証時に利用するようにしたため、正規登録ユーザーか否かの認証を確実に行うことができ、音声特徴と生体特徴とを組み合わせたユーザー認証サービスを容易に提供できる。その結果、音声認識サービス及びアプリケーションサービスの不正使用を防止できる。
なお、上記実施の形態では、音声入力ユニット50を携帯電話機40に接続するものとして説明したが、例えば、無線通信機能を備えた携帯型情報端末の外部機器接続部の仕様に合わせるようにしても良い。
本発明を適用した一実施の形態における音声認識システム100の全体構成を示す図である。 本実施の形態における携帯電話機40と音声入力ユニット50の外観を示す図である。 図2の音声入力ユニット50内部の機能的構成を示すブロック図である。 図2の音声入力ユニット50が携帯電話機40に接続された場合に、音声入力ユニット50により実行される動作内容を示すフローチャートである。 図2の音声入力ユニット50が携帯電話機40に接続されない場合に、音声入力ユニット50により実行される動作内容を示すフローチャートである。
符号の説明
10 アプリケーションサーバ
20 認証・認識サーバ
30 無線基地局
40 携帯電話機
50 音声入力ユニット
60 被制御機器
100 音声認識システム
401 外部機器接続部
402 キー入力部
403 表示部
501 音声入力部
502 生体センサ部
503 A/D変換部
504 特徴量抽出部
505 音声認識部
506 データ圧縮部
507 携帯電話制御部
508 外部機器通信部
509 携帯電話接続部

Claims (5)

  1. 携帯電話機から通信ネットワークを介して受信した音声特徴量から音声内容を音声認識する音声認識手段と、
    前記音声認識手段による音声認識結果を前記通信ネットワーク経由で前記携帯電話機へ送信する認識結果送信手段と、
    前記音声認識手段で音声認識された音声内容にアプリケーションサーバに関するサービス要求が含まれているか否か判別する判別手段と、
    音声認識された音声内容に含まれたサービス要求をアプリケーションサーバに送信する要求送信手段と、
    を具備したことを特徴とする音声認識サーバ。
  2. 前記携帯電話機から通信ネットワーク経由で音声特徴量を受信した場合、当該音声特徴量を用いたユーザー認証を行うユーザー認証手段を具備したことを特徴とする請求項1記載の音声認識サーバ。
  3. 音声認識サーバとアプリケーションサーバとで連携して携帯電話機ユーザーに対してサービス提供する音声認識システムであって、
    前記音声認識サーバは、
    携帯電話機から通信ネットワークを介して受信した音声特徴量から音声内容を音声認識する音声認識手段と、
    前記音声認識手段による音声認識結果を前記通信ネットワーク経由で前記携帯電話機へ送信する認識結果送信手段と、
    前記音声認識手段で音声認識された音声内容に前記アプリケーションサーバに関するサービス要求が含まれているか否か判別する判別手段と、
    音声認識された音声内容に含まれたサービス要求を前記アプリケーションサーバに送信する要求送信手段と、
    を具備することを特徴とする音声認識システム。
  4. 前記アプリケーションサーバは、前記音声認識サーバから受信したサービス要求に応じて前記携帯電話機に供給するコンテンツデータ又はアプリケーションプログラムを送出することを特徴とする請求項3記載の音声認識システム。
  5. 前記アプリケーションサーバは、インターネット上に開設するアプリケーションサービス用ホームページにアクセスしてきた前記サービス要求元の携帯電話機ユーザーに対してアプリケーションサービスを提供することを特徴とする請求項3又は請求項4記載の音声認識ステム。

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