JP2006203649A - 映像伝送装置及びシステム - Google Patents

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晋哉 村上
Akifumi Nagao
彰文 長尾
Takeshi Yoshida
武史 吉田
Takayuki Matsui
崇行 松井
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Abstract

【課題】IEEE802.11等の無線伝送方式で、映像信号等のストリームを同期伝送する際に、通信中断や通信エラーによる再送等による遅延が発生したときでも、異常動作を回避し高品質の映像伝送を行う。
【解決手段】送信側では、映像データにタイムスタンプを付加したデータを送信し、受信側では、受信データに付加されているタイムスタンプに無線通信でかかる時間よりも長い時間を加算し、加算されたタイムスタンプの比較を行うタイムスタンプチェック部0819にタイムスタンプ値にかかわらずデータを廃棄する機能を持たせ、データ伝送開始を検出した時間から、設定された時間だけ、タイムスタンプチェック部0819に対してデータ廃棄を指示するデータ廃棄制御部0826を新たに設ける。
【選択図】 図13

Description

本発明は、映像信号や音響信号等を無線回線を介して伝送する技術に係り、特に、非同期な無線伝送回路を介して送信側と受信側とで伝送する信号の同期の確保を図った映像伝送装置及びシステムに関する。
従来の無線ローカルエリアネットワーク(以下、LANと呼ぶ)を利用した映像伝送装置には、例えば送信側では図25の装置を持ち、受信側では図26の装置を持つ無線映像伝送装置があった。
(送信側の構成)
図25は従来の無線映像伝送装置の送信側の構成を記した図である。0101は受信フレームであり、通信路から受信したデータである。0102は、受信部で受信フレーム0101を入力し、受信フレーム0101から受信データ本体を取り出し、受信データ本体がリンク情報を含むデータであった場合リンク制御データ0103に、受信データ本体がデータ制御情報であった場合には通信制御データ0106に受信データ本体を出力する。
0104はリンク制御部であり、リンク制御データ0103のデータを解析し、リンク接続要求であった場合には、リンク許可フレームをリンク応答データ0105に出力する。0130はACKタイマーであり、送信完了通知0129がアクティブになったことを検出したときに、クロック0132を基にしたACK時間のカウントを開始し、前記ACK時間をACK時間情報0131に出力し、ACK未検出信号0108がアクティブになるか、ACK検出信号0134がアクティブになったことを検出したときに、前記ACK時間のカウントを停止しゼロにする。
0107はACK検出部であり通信制御データ0106のデータを解析し送信データに対する正常受け取り信号(以下ACK信号)であることを検出する。ACK時間情報0131が示す値とACK検出時間0133が示す値が一致したときには、ACK未検出信号0108をアクティブにし、ACK時間情報0131が示す値がACK検出時間0133が示す値よりも小さいときに、前記ACK信号が検出されたときには、ACK検出信号0134をアクティブにする。
0109は再送制御部であり、ACK未検出信号0108がアクティブなときには、再送要求信号0110をアクティブに、ACK未検出信号0108がインアクティブなときには、再送要求信号0110をインアクティブにする。0111はMPEG−TSの形式の映像データである。0112は映像ポートであり、映像データ0111が188バイト分入力されると、パケット化して映像パケットデータ0113に出力する。また、188バイト分の最初のデータが入力されたときに、データ入力タイミングを示す映像入力確認信号0114を出力する。
0117はタイマーであり、クロック0116を基にシステムの時間情報を作り、システム時間情報0118に、有限ビット32ビットのタイマーデータを出力する。0115はタイムスタンプ挿入部であり、映像入力確認信号0114がアクティブになった時に、システム時間情報0118を取り込み、映像タイムスタンプ情報0119に出力する。
0120は映像送信バッファであり、映像パケットデータ0113と映像タイムスタンプ情報0119を組にして格納し、バッファ内にデータが格納されている場合には、データ格納確認信号0122をアクティブにし、データが格納されていないときには、データ格納確認信号0122をインアクティブにする。また、データ選択信号0128の指示にもとづいて、バッファ内に蓄えているデータを順に送信データ0121に出力する。
0123はバッファ制御部であり、ACK検出信号0133がアクティブになったことを検出したときには、新しいデータを送信データ0121に出力するように指示するデータ選択信号0128を出力する。また、データ格納確認信号0122がアクティブになったことを検出するか、再送要求信号0110がアクティブなことを検出するか、ACK検出信号0133がアクティブなことを検出したときには、送信要求信号0124をアクティブにする。
0126は送信部であり、システム時間情報0118を基に同期フレーム(以下、ビーコンフレーム)を周期的に送信フレーム0127に出力する。また、送信要求信号0124がアクティブなときには、送信データ0121のデータをフレームに組み立てて、送信フレーム0127に出力する。また、リンク応答データ0105が入力されると、リンク応答フレームを組み立てて送信フレーム0127に出力する。
(受信側の構成)
図26は従来の無線映像伝送装置の受信側の構成を記した図である。0801はリンク制御部であり、リンクの接続または切断をしたい時に、リンク制御データ0802を出力し、リンク応答データ0807を解析して、リンクの接続が成功したかどうかを判断する。0803は送信部であり、リンク制御データ0802が入力されたときにはリンク制御フレームを組み立てて、送信フレーム0804に出力し、ACKデータ0837が入力されたときには、ACKデータ0837を用いてACKフレームを組み立てて、送信フレーム0804に出力する。
0806は受信部であり、入力された受信フレーム0805から受信データ本体を取り出し、前記受信データ本体に誤りがないかを判断する。前記受信データ本体に誤りがないときには、前記受信データ本体が前記リンク制御フレームに対する応答であった場合に、前記データ本体をリンク応答データ0807に出力し、ビーコンフレームであった場合には、前記データ本体に含まれるタイムスタンプ情報を、受信タイムスタンプ情報0808に出力し、データフレームであった場合には、前記データフレームを受信したことを示すデータ受信確認信号0812をアクティブにし、前記データ本体を受信データ0811に出力する。前記受信データ本体に誤りがあった場合には、何もせず前記受信データ本体を廃棄する。
0809はタイマーであり、クロック0810を基にシステムの時間情報を作り、入力された受信タイムスタンプ情報0808を用いて前記システムの時間情報を補正する。またシステム時間情報0818に有限ビット32ビットのタイマーデータを出力する。0829はACKタイマーであり、データ受信確認信号0812がアクティブなときに、クロック0834を基にしたACK送信時間のカウントを開始し、前記ACK送信時間をACK時間情報0830に出力し、ACK送信完了信号0839がアクティブなときには、前記ACK送信時間のカウントを停止しゼロにする。
0836はACK生成部であり、ACK時間情報0830とACK生成時間0838が一致したときに、ACK情報を作りACKデータ0837に出力し、ACK送信完了信号0839をアクティブにする。0813は映像受信バッファであり、受信データ0811を格納し、出力指示信号0815が指示する受信データを、タイムスタンプ部と映像データ部に分割し、前記タイムスタンプ部を映像タイムスタンプ情報0816に出力し、前記映像データ部を受信映像データ0817に出力する。
0814はバッファ制御部であり、データ受信確認信号0812がアクティブになったときに、映像受信バッファ0813に新しいデータが格納されたことを認識する。また映像受信バッファ0813から出力すべきデータを指示するためのデータ識別情報を出力指示信号0815に出力する。また映像出力要求信号0820がアクティブになったときには、データの出力が終了したことを認識し、前記データ識別情報を更新する。
0819はタイムスタンプチェック部であり、映像タイムスタンプ情報0816に出力遅延時間0832が示す値を加算したタイムスタンプ情報とシステム時間情報0818が一致したときに、映像出力要求信号0820をアクティブにする。0821は映像ポートであり、映像出力要求信号0820がアクティブになった時に、受信映像データ0817をストリームの形に変換して映像データ0822に出力する。
(従来の無線映像伝送装置の動作)
以上のように構成された従来の無線映像伝送装置の動作について、図25、図26、図27、図28、図29、図30、図31、図32を用いて説明する。
図27は、送信側においてリンク制御フレームを受信したときの動作を記した図である。受信フレーム0101に、受信フレームF1が入力されている。F1はヘッダ部H1とデータ部D1から成り、ヘッダ部H1には、受信フレームF1がリンク制御フレームであることを示す情報が含まれている。受信部0102では、受信フレームF1が入力されると、ヘッダ部H1から、受信フレームF1がリンク制御フレームであると判断し、リンク制御データ0103にデータ部D1が出力される。
リンク制御データD1を入力されたリンク制御部0104では、リンク制御データD1を解析し、前記要求に対する応答内容を含むデータD2を作成し、リンク応答データ0105に出力する。リンク応答データD2を受け取った送信部0126では、リンク応答フレームであることを示す情報を含む送信ヘッダH2を作成し、送信ヘッダH2とデータD2を組み合わせて送信フレームF2を組み立てて、送信フレーム0127にF2を出力する。
図28は、受信側において、リンクの接続または切断を行うときの動作を記した図である。リンク制御部0801は、リンクの接続または切断の要求をするための情報を含むリンク制御情報を含むデータD1を作成し、リンク制御データ0802にD1を出力する。リンク制御データD1を受け取った送信部0803では、リンク制御フレームであることを示す情報を含む送信ヘッダH1を作成し、送信ヘッダH1とリンク制御データD1とを組み合わせて送信フレームF1を組み立てて、送信フレーム0804にF1を出力する。
受信フレームF2は、リンク制御フレームF1に対する応答を意味するリンク応答フレームであり、ヘッダ部H2とデータ部D2から構成され、ヘッダ部H2にはリンク応答フレームであることを示す情報が含まれている。受信フレームF2を受け取った受信部では、F2からヘッダ部H2とデータ部D2を抽出し、データ部D2に誤りがないことを判断し、ヘッダ部H2からリンク応答フレームであることを検知して、リンク応答データ0807にデータ部D2を出力する。リンク制御部0801では、リンク応答データD2を解析し、リンクの接続または切断が成功したかどうかを判断する。
図29は、ビーコンフレームの送受信時の送信側および受信側の動作を記した図である。図25の送信側において、タイマー0117が示す時間情報は、システム時間情報0118から出力されている。送信部0126では、送信するフレームが前記ビーコンフレームであることを示す情報を含むヘッダ部Hを作成し、システム時間情報t1を用いてデータ部Dを作成し、ヘッダ部Hとデータ部Dを組み合わせてビーコンフレームFを組み立てて、送信フレーム0127に出力する。
図26の受信側では、受信部0806は、受信フレームFを解体してヘッダ部Hとデータ部Dを抽出し、データ部Dに誤りが無いことを判断し、ヘッダ部Hを解析して、受信フレームFがビーコンフレームであったことを判断し、データ部Dに含まれるタイムスタンプ情報を抽出し、受信タイムスタンプ情報0808に出力する。タイマー0809では、受信タイムスタンプ情報t1を用いて、内部で管理している時間情報をt1に修正し、送信側のタイマー0117が管理する時間情報t1と同期させる。
図30は、送信側において映像データを送信するときの動作を記した図である。映像ポート0112は、映像データTS1が入力されたとき、MPEG−TSの映像データTS1をパケット化して映像パケットデータ0113に出力し、同時に映像入力確認信号0114をアクティブにする。
タイムスタンプ挿入部0115は、映像入力確認信号0114がアクティブになったことを検出したとき、システム時間情報t1を映像タイムスタンプ情報0119に出力する。映像送信バッファ0120では、映像パケットデータTS1と映像タイムスタンプ情報t1を組み合わせて送信データD1として格納し、データ格納確認信号0122をアクティブにする。
バッファ制御部0123は、データ格納確認信号0122がアクティブになると、新しいデータD1を出力するように指示する情報I1をデータ選択信号0128に出力し、その後送信要求信号0124をアクティブにする。映像送信バッファ0120は、データ選択信号I1に基づいて、格納されているデータD1を送信データ0121に出力する。
送信部0126では、送信要求信号0124がアクティブになると、送信するフレームがデータフレームであることを示す情報を含むヘッダ部を作成し、送信データD1と前記ヘッダ部を組み合わせて送信フレームF1を組み立てて、フレームF1を送信フレーム0127に出力し、送信完了通知0129をアクティブにする。ACKタイマー0130では、送信完了通知0129がアクティブになったことを検出して、クロック0132を基にしたACK時間のカウントを開始し、前記ACK時間をACK時間情報0131に出力する。
その後、受信部0102は、入力された受信フレームAFからヘッダ部とデータ部ADを抽出し、データ部ADがデータ制御情報であることを判断し、データ部ADを通信制御データ0106に出力する。ACK検出部0107では、ACK時間情報0131がtb(<ta)を示している時間に、通信制御データADを解析してACKフレームを検出し、ACK検出信号0134をアクティブにする。
ACKタイマー0130では、ACK検出信号0134がアクティブになったことを検出し、前記ACK時間のカウントを停止しゼロにする。映像ポート0112には、新たに映像データTS2が入力されており、TS2が入力された時間を表すt2と組にしたデータD2が映像送信バッファ0120に格納されている。
バッファ制御部0123では、ACK検出信号0134がアクティブになったことを検出し、新しいデータD2を出力するように指示する情報I2をデータ選択信号0128に出力し、その後送信要求信号0124をアクティブにする。映像送信バッファ0120では、データ選択信号I2に基づいて、格納されているデータD2を送信データ0121に出力する。
送信部0126では、送信要求信号0124がアクティブになると、送信するフレームがデータフレームであることを示す情報を含むヘッダ部を作成し、送信データD2と前記ヘッダ部を組み合わせて送信フレームF2を組み立てて、フレームF2を送信フレーム0127に出力し、送信完了通知0129をアクティブにする。
ACKタイマー0130は、送信完了通知0129がアクティブになったことを検出し、前記ACK時間のカウントを開始し、ACK時間情報0131に出力する。その後ACK時間のカウントが進み、ACK時間情報0131がtaになるまでカウントしている。
ACK検出部0107では、ACK時間情報taとACK検出時間taが一致したときに、ACKが検出できなかったことを判断し、ACK未検出信号0108をアクティブにする。ACKタイマー0130では、ACK未検出信号0108がアクティブになったことを検出し、前記ACK時間のカウントを停止しゼロにする。
再送制御部0109は、ACK未検出信号0108がアクティブになったことを検出し、再送要求信号0110をアクティブにする。バッファ制御部0123では、再送要求信号0110がアクティブなことを検出し、送信要求0110をアクティブにする。送信要求0110がアクティブになったことを検出した送信部0126は、送信データD2を用いてデータフレームF2を再度組み立てて、送信フレーム0127に出力する。
図31は、受信側において映像データを受信するときの動作を記した図である。受信部0806は、受信フレームF1をヘッダ部とデータ部D1に解体し、データ部D1に誤りが無いことを判断し、前記ヘッダ部を解析して受信フレームF1がデータフレームであったことを判断して、データ部D1を受信データ0811に出力し、同時にデータ受信確認信号0812をアクティブにする。
ACKタイマー0829は、データ受信確認信号0812がアクティブになったことを検出し、クロック0834に基づいたACK送信時間のカウントを開始し、前記ACK送信時間をACK時間情報0830に出力する。前記ACK送信時間のカウントが進み、ACK時間情報0830がtaになり、ACK生成時間taと一致したときに、ACK生成部0836では、ACK情報を作り、ACKデータ0837に出力する。
送信部0803では、ACKデータ0837を用いてACKフレームを組み立てて、送信フレーム0804に出力する。バッファ制御部0814は、データ受信確認信号0812がアクティブであることを検出し、映像受信バッファ0813から出力すべき受信データを指示する情報I1を出力指示信号0815に出力する。
映像受信バッファ0813は、出力指示信号I1に基づいて、出力すべきデータとしてD1を選択し、D1に含まれるタイムスタンプ情報t1を映像タイムスタンプ情報0816に出力し、映像データTS1を受信映像データ0817に出力する。タイムスタンプチェック部0819では、映像タイムスタンプ情報t1に予め設定された遅延時間tdを加算した時間情報t1+tdと、システム時間情報0818が一致した時に、映像出力要求信号0820をアクティブにする。
映像ポート0821は、映像出力要求信号0820がアクティブになったことを検出した時に、受信映像データTS1を映像データ0822に出力する。バッファ制御部0814は、映像出力要求信号0820がアクティブになった時に、映像データTS1のストリーム出力が終了したと判断し、映像受信バッファ0813に次に格納されているデータの出力を要求する出力指示信号I2を出力する。その後受信部0806では、受信フレームFnを入力し、Fnをヘッダ部とデータ部Dnに解体し、データ部Dnに誤りがあることを判断し、データ部Dnを廃棄している。
従来の無線映像伝送装置は、以上のように構成されており、無線LANのビーコンフレームを用いて、送受信間のタイマーの同期を取り、送信側でTSデータにタイムスタンプをつけ、受信側では前記タイムスタンプに一定の遅延を付加することでタイミングの再現をしていた。
図32は、映像データの送受信の動作の概略を記した図である。送信側(図25)において、タイマー0117が示す時間t4に、映像データTS4が映像ポート0112に入力されたとき、映像送信バッファ0120に、映像データ(以後TSデータとも呼ぶ)TS4とタイマー0117が示すシステム時間情報t4が格納される。
そしてタイマー時間t4よりも以前に映像送信バッファ0120に格納されていた、タイムスタンプ情報t1とTSデータTS1を含む送信データが送信側から送信され、前記送信データを受信した受信側(図26)で、映像受信バッファ0813に前記送信データが格納され、ACKが返信される。
映像受信バッファ0813に格納された前記送信データに含まれるタイムスタンプ情報t1に、予め設定された遅延時間tdを加えた時間t1+tdとタイマー0809が出力するシステム時間情報0818が一致したときに、映像受信バッファ0813に格納されていたTSデータTS1が映像ポート0821から出力される。送信側のタイマー0117が示す時間t5に、映像ポート0112に入力されたTSデータTS5が映像送信バッファ0120に格納される。
その後、リンクが切断される等の理由で通信が切断された後で、通信が再開され、映像送信バッファ0120に格納されているTSデータTS2とタイムスタンプ情報t2を含むフレームが送信され、受信側の映像受信バッファ0813に格納される。
しかし送信側および受信側のタイマー0117、0809の時間情報は、通信が切断されている間も進み続けるため、受信側でTSデータTS2を出力するタイミングt2+tdが、タイマー0809が示す時間から過ぎてしまっているため、有限ビットのタイマー0809が管理する時間がオーバーフローしてt2+tdになるまで、TS2を出力することができない。
受信側ではTS2を出力できないが、送信側からの送信はその間も止まることはなく、TS3,TS4,TS5が送信され、受信側では映像受信バッファ0813に、TSデータTS2,TS3,TS4,TS5が出力されずに映像受信バッファ0813に溜まっていく。その結果バッファがフルになってしまい、システムが停止してしまう。
本発明は、リンクが切断される等の理由で通信が切断された後に通信が再開された場合に、システムが停止して映像データが出力されない異常を回避することができる映像伝送装置及びシステムを提供することを目的とする。
本発明の映像伝送装置は、送信側は、入力された映像データに第1の時間情報を付加して順次送信し、受信側は、受信した前記映像データに付加された前記第1の時間情報に、送受信間で発生する伝送遅延時間より長い時間を加算して第2の時間情報を生成し、前記第2の時間情報に基づいて前記映像データを順次出力するシステムで用いられる映像伝送装置であって、前記送信側は、前記映像データを蓄積する映像送信バッファと、前記映像送信バッファに蓄積された前記映像データを消去するバッファ制御部とを備える。
上記構成によれば、リンクが切断される等の理由で通信が切断された後に通信が再開された場合に、送信側の映像送信バッファに蓄積された映像データを消去して送信しないことにより、受信側の映像受信バッファがフルになってシステムが停止し、映像データが出力されなくなる異常を回避することができる。
本発明において、前記バッファ制御部は、前記映像データの送信が開始された場合に、前記映像送信バッファに蓄積された前記映像データを消去する。
上記構成によれば、通信開始時には、映像送信バッファの内部には、送信すべき映像データが存在しない状態を実現し、古いタイムスタンプ情報(第1の時間情報)を含む映像データを送信することはないため、受信側で映像出力が停止する異常を回避することができる。
本発明において、前記バッファ制御部は、送受信間のリンクが切断されたことを検出した場合に、前記映像送信バッファに蓄積された前記映像データを消去する。
上記構成によれば、リンクが切断されている間は、映像送信バッファに格納されている映像データを全て消去することで、次にリンクが接続されて通信が再開されても、古いタイムスタンプ情報を含む映像データが送信されることはなく、受信側で映像出力が停止する異常を回避することができる。
また、本発明の映像伝送装置は、送信側は、入力された映像データに第1の時間情報を付加して順次送信し、受信側は、受信した前記映像データに付加された前記第1の時間情報に、送受信間で発生する伝送遅延時間より長い時間を加算して第2の時間情報を生成し、前記第2の時間情報に基づいて前記映像データを順次出力するシステムで用いられる映像伝送装置であって、前記送信側は、前記映像データを蓄積する映像送信バッファと、送信する前記映像データの再送回数が所定の回数を超えた場合に、前記映像送信バッファに蓄積された前記映像データを消去するバッファクリア制御部とを備える。
上記構成によれば、再送数が所定の回数になったときに、映像送信バッファに格納されている映像データを全て消去することで、再送が繰り返されることにより古くなってしまったタイムスタンプ情報を含む映像データを送信することがなく、受信側でタイムスタンプ異常により、映像出力が停止する異常を回避することができる。
また、本発明の映像伝送装置は、送信側は、入力された映像データに第1の時間情報を付加して順次送信し、受信側は、受信した前記映像データに付加された前記第1の時間情報に、送受信間で発生する伝送遅延時間より長い時間を加算して第2の時間情報を生成し、前記第2の時間情報に基づいて前記映像データを順次出力するシステムで用いられる映像伝送装置であって、前記送信側は、前記映像データを蓄積する映像送信バッファと、前記映像送信バッファがフルになったことを検出した場合に、前記映像送信バッファに蓄積された前記映像データを消去するバッファクリア制御部とを備える。
上記構成によれば、映像送信バッファがフルになってしまった時に、格納されている古いタイムスタンプ情報を持つ映像データは全て消去してしまうことで、受信側での映像出力停止による異常を回避することができる。
また、本発明の映像伝送装置は、送信側は、入力された映像データに第1の時間情報を付加して順次送信し、受信側は、受信した前記映像データに付加された前記第1の時間情報に、送受信間で発生する伝送遅延時間より長い時間を加算して第2の時間情報を生成し、前記第2の時間情報に基づいて前記映像データを順次出力するシステムで用いられる映像伝送装置であって、前記送信側は、前記映像データを蓄積する映像送信バッファと、前記映像データに付加された前記第1の時間情報が示す時間から所定の時間が経過した場合に、前記映像送信バッファに蓄積された前記映像データを消去するタイムスタンプ監視部とを備える。
上記構成によれば、映像送信バッファ内に格納された映像データの内、タイムスタンプ情報が古くなった映像データだけを選別して消去し、映像データを必要以上に消去することなく、受信側での映像出力停止による異常を回避することができる。
また、本発明の映像伝送装置は、送信側は、入力された映像データに第1の時間情報を付加して順次送信し、受信側は、受信した前記映像データに付加された前記第1の時間情報に、送受信間で発生する伝送遅延時間より長い時間を加算して第2の時間情報を生成し、前記第2の時間情報に基づいて前記映像データを順次出力するシステムで用いられる映像伝送装置であって、前記送信側は、前記映像データを蓄積する映像送信バッファと、前記映像データの再送回数が所定の回数を超えた場合に、前記映像送信バッファに蓄積された前記映像データの内、所定数の前記映像データを消去する通信状態監視部とを備える。
上記構成によれば、再送回数が所定の回数(通信状態判断数)よりも大きくなったときに、通信状態監視部は通信状態が劣化したことを判断し、所定数(データ消去数)の映像データを古い映像データから順に消去し、映像データを間引いて送信することにより、再送により古くなった映像データが送信されることを回避し、送受信側での映像出力停止による異常を回避することができる。
また、本発明の映像伝送装置は、送信側は、入力された映像データに第1の時間情報を付加して順次送信し、受信側は、受信した前記映像データに付加された前記第1の時間情報に、送受信間で発生する伝送遅延時間より長い時間を加算して第2の時間情報を生成し、前記第2の時間情報に基づいて前記映像データを順次出力するシステムで用いられる映像伝送装置であって、前記受信側は、受信した前記映像データを順次蓄積する映像受信バッファと、前記映像受信バッファに蓄積された前記映像データを廃棄させるデータ廃棄制御部とを備える。
上記構成によれば、リンクが切断される等の理由で通信が切断された後に通信が再開された場合に、受信側の映像受信バッファに蓄積された映像データを廃棄することにより、映像受信バッファがフルになってシステムが停止し、映像データが出力されなくなる異常を回避することができる。
本発明において、前記データ廃棄制御部は、受信開始から所定の時間内に受信した前記映像データを廃棄させる。
上記構成によれば、リンク接続による通信開始から、所定の時間(データ廃棄時間)になるまでは、全ての受信データを廃棄することで、通信開始直後に受信する恐れのある、古いタイムスタンプ情報を含む映像データが廃棄され、映像出力が停止する異常を回避することができる。
本発明において、前記データ廃棄制御部は、受信開始後、最初に受信した前記映像データから所定数の前記映像データを廃棄させる。
上記構成によれば、リンク接続による通信開始から、所定数(データ廃棄数)と一致するまでは、全ての受信映像データを廃棄することで、通信開始直後に受信する恐れのある、古いタイムスタンプ情報を含む映像データが廃棄され、映像出力が停止する異常を回避することができる。
本発明において、前記データ廃棄制御部は、前記映像受信バッファがフルになったことを検出した場合に、前記映像受信バッファに蓄積された前記映像データを廃棄させる。
上記構成によれば、古いタイムスタンプ情報を含む映像データを受信することにより映像データを出力することができず、映像受信バッファがフルになってしまったときでも、映像受信バッファ内の映像データを全て廃棄することで、システムが停止する異常を回避することができる。
本発明の映像伝送システムは、送信側は、入力された映像データに第1の時間情報を付加して順次送信し、受信側は、受信した前記映像データに付加された前記第1の時間情報に、送受信間で発生する伝送遅延時間より長い時間を加算して第2の時間情報を生成し、前記第2の時間情報に基づいて前記映像データを順次出力する映像伝送システムであって、前記送信側は、前記映像データの再送回数に基づいて、通信状態を表わす通信状態検出信号を生成する通信状態監視部と、前記通信状態検出信号に基づいて、前記映像データの廃棄を指示するデータ廃棄情報を生成する映像伝送開始終了パケット生成部と、前記データ廃棄情報を前記受信側に送信する送信部とを備え、前記受信側は、受信した前記映像データを順次蓄積する映像受信バッファと、受信した前記データ廃棄情報に基づいて、前記映像データを廃棄させるデータ廃棄制御部とを備える。
上記構成によれば、再送回数に基づいて通信状態を判断し、データ廃棄の開始と終了を意味するデータ廃棄情報を送受信することで、古いタイムスタンプを持つ映像データを出力する動作を回避し、映像出力停止によりシステムが停止する異常を回避することができる。
また、本発明の映像伝送システムは、送信側は、入力された映像データに第1の時間情報を付加して順次送信し、受信側は、受信した前記映像データに付加された前記第1の時間情報に、送受信間で発生する伝送遅延時間より長い時間を加算して第2の時間情報を生成し、前記第2の時間情報に基づいて前記映像データを順次出力する映像伝送システムであって、前記受信側は、通信状態を判断するための無線通信確認パケットを所定の間隔で生成するアライブデータ生成部と、前記無線通信確認パケットを前記送信側に送信する送信部とを備え、前記送信側は、受信した前記映像データを順次蓄積する映像受信バッファと、前記無線通信確認パケットの受信が途絶えた場合に、前記映像受信バッファに蓄積された前記映像データを消去するバッファクリア制御部とを備える。
上記構成によれば、通信を維持するためのパケットである無線通信確認パケット(アライブパケット)が途絶えたときに、通信が切断されたと判断して、映像送信バッファに格納されているデータをすべて消去し、以降通信が再開するまで消去し続けることで、古いタイムスタンプを持つ映像データが送信されるのを防止し、受信側で映像出力が停止し、システムが停止する異常を回避することができる。
本発明によれば、無線LANを利用した映像伝送システムでの映像信号の同期を確保でき、通信状態が変化したり、通信を中断したときでも、システム異常が発生することなく、高品質の映像伝送を実現することができる。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1の構成を示す図である。図1の構成は、従来の無線映像伝送装置の送信側(図25)に、バッファ制御部0123に対してリンク応答データ0105が追加入力され、データ消去要求信号0129が新たに追加されている。0129はデータ消去要求信号であり、映像送信バッファ0120に格納されているデータを全て消去することを指示する信号である。
バッファ制御部0123では、リンク応答データ0105を解析し、リンク許可フレームを検出したときに、データ消去要求信号0129をアクティブにする。映像送信バッファ0120では、データ消去要求信号0129がアクティブなときに、格納されているデータを全て消去する。
以上のように構成された実施の形態1の無線映像伝送装置の動作を以下、図1、図2を用いて説明する。図2において、格納データBは映像送信バッファ0120に格納されているデータである。リンク接続の許可を示す情報を含むリンク応答データDがバッファ制御部0123に入力されている。
バッファ制御部0123では、リンク応答データDに基づいて、通信が開始したことを判断し、データ消去要求信号0129をアクティブにしている。映像送信バッファ0120は、データ消去要求信号0129がアクティブなときに、格納されているデータBを全て消去する。
以上の動作により、通信開始時には、映像送信バッファ0120の内部には、送信すべきデータが存在しない状態を実現し、古いタイムスタンプ情報を含むデータを送信することはないため、受信側で映像出力が停止する異常を回避できる。その他のブロックの動作は従来例と同じである。
(実施の形態2)
図3は実施の形態2の構成を示す図である。図3の構成は、従来の無線映像伝送装置の送信側(図25)に、データ消去要求信号0129とリンク切断確認信号0201が新たに追加されている。0201はリンク切断確認信号であり、リンクが切断されて通信が停止したことを示す信号である。
リンク制御部0104では、リンク制御データ0103を解析し、リンクの切断要求であった場合に、リンク切断確認信号0201をアクティブにする。バッファ制御部0123では、リンク切断確認信号0201がアクティブな時、データ消去要求信号0129をアクティブにし、リンク応答データ0105からリンク接続要求を検出したときに、インアクティブにする。
以上のように構成された実施の形態2の無線映像伝送装置の動作を以下、図3、図4を用いて説明する。図4において、格納データBは映像送信バッファ0120に格納されているデータである。リンクの切断要求を示す情報を含むリンク制御データD1が、リンク制御部0104に入力されている。
リンク制御部0104では、リンク制御データD1を解析し、リンク切断要求であることを検知したため、リンク切断確認信号0201をアクティブにしている。バッファ制御部0123は、リンク切断確認信号0201がアクティブであることを検出し、データ消去要求信号0129をアクティブにする。映像送信バッファ0120は、データ消去要求信号0129がアクティブなときに、格納されているデータBを全て消去する。
その後リンク接続の要求情報を含むリンク制御データD2がリンク制御部0104に入力され、リンク接続を認めるためにリンク応答データD3を出力する。バッファ制御部では、リンク応答データD3に基づいて、リンク接続が許可されたことを判断し、データ消去要求信号0129をインアクティブにする。その他のブロックの動作は実施の形態1と同じである。
以上の動作により、リンクが切断されている間は、映像送信バッファ0120に格納されているデータを全て消去することで、次にリンクが接続されて通信が再開されても、古いタイムスタンプ情報を含むデータが送信されることはなく、受信側で映像出力が停止する異常を回避できる。
(実施の形態3)
図5は実施の形態3の構成を示す図である。図5の構成は、従来の無線映像伝送装置の送信側(図25)に、カウンタ0301とバッファクリア制御部0303が新たに追加されている。0301はカウンタであり、再送要求信号0110がアクティブになると、再送回数をインクリメントし、前記再送回数を再送数情報信号0302に出力し、バッファクリア要求信号0304がアクティブになると、前記再送回数をゼロにする。
0303はバッファクリア制御部であり、再送数情報信号0302が、クリア判断回数0305と一致したときに、バッファクリア要求信号0304をアクティブにする。映像送信バッファ0120では、バッファクリア要求信号0304がアクティブなときに、格納されている全てのデータを消去する。
以上のように構成された実施の形態3の無線映像伝送装置の動作を以下、図5、図6を用いて説明する。図6において、クリア判断回数0305は4を出力する。格納データBは映像送信バッファ0120に格納されているデータである。再送要求信号0110がアクティブになる毎に、カウンタ0301の再送回数がインクリメントされ、前記再送回数は再送数情報信号0302から出力する。再送が繰り返されて、再送数情報信号0302が4になったときに、バッファクリア制御部0303は、バッファクリア要求信号0304をアクティブにする。
映像送信バッファ0120では、バッファクリア要求信号0304がアクティブであることを検出し、格納されているデータBを全て消去する。カウンタ0301では、バッファクリア要求信号0304がアクティブであることを検出し、再送回数をゼロにする。
以上の動作により、再送数が特定の回数になったときに、映像送信バッファ0120に格納されているデータを全て消去することで、再送が繰り返されることにより古くなってしまったタイムスタンプ情報を含むデータを送信することがなく、受信側でタイムスタンプ異常により、映像出力が停止する異常を回避できる。その他のブロックの動作は従来例と同じである。
(実施の形態4)
図7は実施の形態4の構成を示す図である。図7の構成は、従来の無線映像伝送装置の送信部(図25)に、バッファクリア制御部0303とデータ消去要求信号0304とバッファフル信号0401が新たに追加されている。0401はバッファフル信号であり、映像送信バッファ0120がフルになったことを示す信号である。
映像送信バッファ0120は、映像パケットデータ0113と映像タイムスタンプ情報0119を組にして格納し、バッファ内にデータが格納されている場合には、データ格納確認信号0122をアクティブにし、データが格納されていないときには、データ格納確認信号0122をインアクティブにする。また、データ選択信号0128の指示にもとづいて、バッファ内に蓄えているデータを順に送信データ0121に出力する。
また、バッファがフルになってしまったときに、バッファフル信号0401をアクティブにし、データ消去要求信号0304がアクティブなときに、格納されている全てのデータを消去する。バッファクリア制御部0303は、バッファフル信号0401がアクティブなときに、データ消去要求信号0304をアクティブにする。
以上のように構成された実施の形態4の無線映像伝送装置の動作を以下、図7、図8を用いて説明する。図8において、格納データ数は、映像送信バッファ0120に格納されているデータの数を表している。映像データの送信において、通信が開始され、映像送信バッファ0120にデータが格納されると、格納データ数は1になる。以降の映像通信において、通信エラーや通信切断等の理由で、データが送信されずに映像送信バッファ0120に溜まっていき、格納データ数がFULLになる。
映像送信バッファ0120では、格納データ数が限界になったことを検出し、バッファフル信号0401をアクティブにしている。映像送信バッファ0120は、バッファフル信号0401がアクティブになったことを検出し、格納されているデータを全て消去する。
以上の動作により、映像送信バッファ0120がフルになってしまった時に、格納されている古いタイムスタンプ情報を持つデータは全て消去してしまうことで、受信側での映像出力停止による異常を回避できる。その他のブロックの動作は従来例と同じである。
(実施の形態5)
図9は実施の形態5の構成を示す図である。図9の構成は、従来の無線映像電素装置の送信側(図25)に、タイムスタンプ監視部0501が新たに追加されている。0502は格納済タイムスタンプ情報であり、映像送信バッファ0120に格納されているデータの内、最初に出力すべきデータに含まれるタイムスタンプ情報を出力する。
0501はタイムスタンプ監視部であり、格納済タイムスタンプ情報0502に、出力遅延時間0504を加算し、システム時間情報0118と一致したときにバッファクリア要求信号0503をアクティブにする。映像送信バッファ0120は、バッファクリア要求信号0503がアクティブなときに、前記最初に出力すべきデータを消去する。
以上のように構成された実施の形態5の無線映像伝送装置の動作を以下、図9、図10を用いて説明する。図10において、格納データB1は映像送信バッファ0120に格納されているデータであり、最初に送信されるデータはD1と、次に送信されるデータD2を含んでいる。t1は、映像送信バッファ0120に格納されているデータの内、最初に送信されるデータD1のタイムスタンプ情報であり、格納済タイムスタンプ情報0502から出力される。
タイムスタンプ監視部0501では、格納済タイムスタンプ情報t1に、予め設定された遅延時間tdを加算したt1+tdが、システム時間情報0118と一致したときに、データ消去要求信号0503をアクティブにする。映像送信バッファ0120では、データ消去要求信号0503がアクティブになったことを検出し、格納データB1の中で、最初に送信されるデータD1を消去する。
以上の動作により、バッファ内に格納されたデータの内、タイムスタンプ情報が古くなったデータだけを選別して消去し、映像データを必要以上に消去することなく、受信側での映像出力停止による異常を回避できる。その他のブロックの動作は従来例と同じである。
(実施の形態6)
図11は実施の形態6の構成を示す図である。図11の構成は、従来の無線映像伝送装置の送信側(図25)に、カウンタ0301と通信状態監視部0602が新しく追加されている。0134はACK検出信号であり、ACK検出部0107がACKフレームを検出したときに、アクティブになる信号である。カウンタ0301は、再送要求信号0110がアクティブになった時に、再送回数をインクリメントし、ACK検出信号0134がアクティブになると、前記再送回数をゼロにする。また前記再送回数を再送数情報信号0302に出力する。
0602は通信状態監視部であり、ACK検出信号0134がアクティブなときに、再送数情報信号0302が示す値が、予め任意に設定された通信状態判断数0604が示す値以上であるときに、データ消去要求信号0606をアクティブにする。映像送信バッファ0120では、データ消去情報0606がアクティブなったことを検出したときに、最初に出力するデータから順に、予め任意に設定されたデータ消去数0605が示す数のデータを消去する。
以上のように構成された実施の形態6の無線映像伝送装置の動作を以下、図11、図12を用いて説明する。図12において、通信状態判断数0604は3に設定され、データ消去数0605は2に設定されている。
通信が開始して、送信データD1が映像送信バッファ0120に格納されている。データ送信t1に送信データD1は送信され、前記送信に対するACKフレームが検出されず、通信エラーが連続で発生している。再送要求信号0110は再送が発生する毎に、アクティブとインアクティブを繰り返す。再送要求信号0110がアクティブになる毎に、カウンタ0301はインクリメントされる。ACKフレームが検出されたときに、ACK検出信号0134はアクティブになる。
通信状態監視部0602では、ACK検出信号0134がアクティブになったことを検出したときに、再送数情報信号0302は4を示しており、通信状態判断数は3を示しており、再送数情報信号0302の方が通信状態判断数よりも大きかったため、データ消去要求信号0606をアクティブにする。
映像送信バッファ0120では、データ消去要求信号0606がアクティブになったことを判断し、データ消去数0605が2であることを判断し、次に送信されるデータD2を消去し、さらに次に送信されるデータD3を消去する。データ送信t2にD4が送信され、送信データ0121には次の送信データD5が出力される。送信後すぐにACKフレームが検出され、ACK検出信号0134はアクティブになる。
通信状態監視部0602ではACK検出信号0134がアクティブになったことを検出するが、再送数情報信号0302は0であり、通信状態判断数よりも小さいため、データ消去要求信号0606はインアクティブのままである。
以上の動作により、再送回数を示す再送数情報信号0302が通信状態判断数0604よりも大きくなったときに、通信状態監視部0602が通信状態が劣化したことを判断し、データ消去数0605が示す数のデータを古いデータから順に消去し、送信データを間引いて送信することにより、再送により古くなったデータが送信されるのを回避し、送受信側での映像出力停止による異常を回避できる。その他のブロックの動作は従来例と同じである。
(実施の形態7)
図13は実施の形態7の構成を示す図である。図13の構成は、従来の無線映像伝送装置の受信側(図26)に、データ廃棄タイマー0824とデータ廃棄制御部0826とリンク接続確認信号0828とデータ廃棄通知信号0831が新しく追加されている。
0828はリンク接続確認信号であり、リンク制御部0801が、リンク応答データ0807を解析して、リンク接続に成功したことを検知したときにアクティブになり、リンクを切断したときにインアクティブになる。バッファ制御部0814では、リンク接続確認信号0828がアクティブになったことを検出したときに、通信開始信号0823をアクティブにする。
0824はデータ廃棄タイマーであり、通信開始信号0823がアクティブになったことを検出したときに、クロック0835に基づいた廃棄時間情報のカウントを開始し、前記廃棄時間情報が、予め任意に設定されたデータ廃棄時間0833と一致したときに、データ廃棄停止信号0825をアクティブにして、前記廃棄時間情報をゼロにする。
0826はデータ廃棄制御部であり、通信開始信号0823がアクティブになったことを検出したときに、データ廃棄要求信号0827をアクティブにし、データ廃棄停止信号0825がアクティブになると、データ廃棄要求信号0827をインアクティブにする。
タイムスタンプチェック部0819では、データ廃棄要求信号0827がアクティブな時には、映像タイムスタンプ情報0816を受け取ったときにデータ廃棄通知信号0831をアクティブにし、映像出力要求信号0820を強制的にインアクティブにする。
映像ポート0821は、データ廃棄通知信号0831がアクティブなときには、受信映像データ0817を映像データ0822に出力せずに廃棄する。バッファ制御部0814は、データ廃棄通知信号0831がアクティブになったことを検出したときに、映像受信バッファ0813が出力する受信データを指示する情報を含む出力指示信号0815を更新する。
以上のように構成された実施の形態7の無線映像伝送装置の動作を以下、図13、図14を用いて説明する。図14において、リンク応答データLD1を含んでいる受信フレームFL1を受信する。ここで、リンク応答データLD1は、リンクの接続要求に対する応答を示す情報を含んでいる。
リンク制御部0801では、リンク応答データLD1に基づいて、リンクの接続に成功したことを判断し、リンク接続確認信号0828をアクティブにする。バッファ制御部0814では、リンク接続確認信号0828がアクティブになったことを検出して、通信が開始されたことを判断し、通信開始信号0823をアクティブにする。
データ廃棄タイマー0824は、通信開始信号0823がアクティブになったことを検出し、廃棄時間情報をゼロにクリアして、カウントを開始する。データ廃棄制御部0826は、通信開始信号0823がアクティブになったことを検出し、データ廃棄要求信号0827をアクティブにする。受信フレームF1,F2,F3,Fnにはそれぞれ、映像データD1,D2,D3,Dnと、タイムスタンプt1,t2,t3,tnが含まれている。
受信フレームF1を受信したときに、バッファ制御部0814は、受信データD1を出力する指示を含んだ情報I1を、出力指示信号0815に出力する。映像受信バッファ0813では、出力指示信号I1に基づいて、タイムスタンプt1を映像タイムスタンプ情報0816に出力し、映像データD1を受信映像データ0817に出力する。
タイムスタンプチェック部0819では、映像タイムスタンプ情報t1を受け取ったときに、データ廃棄要求信号0827がアクティブであったため、データ廃棄通知信号0831をアクティブにする。映像ポート0821では、データ廃棄通知信号0831がアクティブになったことを検出し、受信映像データ0817から出力している映像データD1を廃棄する。
バッファ制御部0814は、データ廃棄通知信号0831がアクティブになったことを検出し、映像データD1が廃棄されたことを判断して、出力指示信号0815を、映像データD2を出力するように指示する情報I2に更新する。映像データD2についても、データ廃棄要求信号0827がアクティブであるため、映像データD1と同様の動作で廃棄される。
データ廃棄タイマー0824では、カウントしている前記廃棄時間情報がtsになると、データ廃棄時間0833が示す時間tsと一致したことを検出し、データ廃棄停止信号0825をアクティブにする。データ廃棄制御部0826では、データ廃棄停止信号0825がアクティブになったことを検出し、データ廃棄要求信号0827をインアクティブにする。
バッファ制御部0814から出力された、映像データDnを出力するように指示する情報Inに基づいて、映像受信バッファ0817から映像タイムスタンプ情報tnと受信映像データDnが出力される。データ廃棄要求信号0827がインアクティブであるため、従来どおりの動作により、映像ポート0821から映像データDnは出力される。その他のブロックの動作は従来例と同じである。
以上の動作により、リンク接続による通信開始から、データ廃棄タイマー0824がカウントする時間情報がデータ廃棄時間0833になるまでは、全ての受信データを廃棄することで、通信開始直後に受信する恐れのある、古いタイムスタンプ情報を含むデータは廃棄され、映像出力が停止する異常を回避することができる。
(実施の形態8)
図15は実施の形態8の構成を示す図である。図15の構成は、従来の無線映像伝送装置の受信側(図26)に、データ廃棄制御部0826とリンク接続確認信号0828とデータ廃棄通知信号0831とデータ廃棄カウンタ0901が新しく追加されている。0901はデータ廃棄カウンタであり、通信開始信号0823がアクティブになったことを検出したときに、廃棄データ数のカウントを開始し、データ廃棄通知信号0831がアクティブになったときに前記廃棄データ数のカウントをインクリメントする。
また、前記廃棄データ数が予め任意に設定されたデータ廃棄数0903と一致したときに、データ廃棄停止信号0902をアクティブにして、前記廃棄データ数のカウントを停止してゼロにする。データ廃棄制御部0826は、通信開始信号0823がアクティブになったことを検出したときに、データ廃棄要求信号0827をアクティブにし、データ廃棄停止信号0902がアクティブになると、データ廃棄要求信号0827をインアクティブにする。
以上のように構成された実施の形態8の無線映像伝送装置の動作を以下、図15、図16を用いて説明する。図16において、廃棄データ数はデータ廃棄カウンタ0901がカウントするデータ数を示している。リンクが接続されたことを示す通信開始信号0823がアクティブになっている。データ廃棄制御部0826では、通信開始信号0823がアクティブになったことを検出し、データ廃棄要求信号0827をアクティブにする。
データ廃棄カウンタ0901では、データ廃棄通知信号0831がアクティブになる毎に、廃棄データ数をインクリメントし、前記廃棄データ数がデータ廃棄数Csと一致したときに、データ廃棄停止信号0902をアクティブにする。データ廃棄制御部0826では、データ廃棄停止信号0902がアクティブになったことを検出し、データ廃棄要求信号0827をインアクティブにする。その他のブロックの動作については、実施の形態7と同じである。
以上の動作により、リンク接続による通信開始から、データ廃棄カウンタ0901がカウントする廃棄データ数がデータ廃棄数0903と一致するまでは、全ての受信データを廃棄することで、通信開始直後に受信する恐れのある、古いタイムスタンプ情報を含むデータは廃棄され、映像出力が停止する異常を回避することができる。
(実施の形態9)
図17は実施の形態9の構成を示す図である。図17の構成は、従来の無線映像伝送装置の受信側(図26)に、データ廃棄制御部0826とデータ廃棄通知信号0831とバッファフル信号1001とバッファエンプティ信号1002が新しく追加されている。
バッファ制御部0814は、受信確認信号0812と映像出力信号0820とデータ廃棄通知信号0820に基づいて管理している、映像受信バッファ0813に格納されているデータ数がフルであるときに、バッファフル信号1001をアクティブにし、前記データ数がゼロであるときに、バッファエンプティ信号1002をアクティブにする。
データ廃棄制御部0826は、バッファフル信号1001がアクティブになったときに、データ廃棄要求信号0827をアクティブにし、バッファエンプティ信号1002がアクティブになったときに、データ廃棄要求信号0827をインアクティブにする。
以上のように構成された実施の形態9の無線映像伝送装置の動作を以下、図17、図18を用いて説明する。図18において、格納データ数は、映像受信バッファ0813に格納されているデータの数を示し、バッファ制御部0814でカウントされている。データ受信時の動作において、映像受信バッファ0813に受信データ0811が格納されていき、格納データ数がフルになっている。
バッファ制御部0814では、格納データ数がフルになったときに、バッファフル信号1001をアクティブにする。データ廃棄制御部0826では、バッファフル信号1001がアクティブになったことを検出し、データ廃棄通知信号0831をアクティブにする。データ廃棄通知信号0831がアクティブになる毎に、映像受信バッファ0813に格納されている受信データは廃棄され、前記格納データ数もカウントダウンされていく。
バッファ制御部0814は、前記格納データ数がゼロになったときに、バッファエンプティ信号1002をアクティブにする。データ廃棄制御部0826では、バッファエンプティ信号1002がアクティブになったことを検出し、データ廃棄要求信号0827をインアクティブにする。その他のブロックの動作については、実施の形態8と同じである。
以上の動作により、古いタイムスタンプ情報を含むデータを受信することにより、映像ポート0821から映像データ0822を出力することができず、映像受信バッファ0813がフルになってしまったときでも、映像受信バッファ0813内のデータを全て廃棄することで、システムが停止する異常を回避することができる。
(実施の形態10)
図19、図20は実施の形態10の構成を示す図である。図19の構成は、従来の無線映像伝送装置の送信側(図25)に、カウンタ0301と通信状態監視部0602と映像伝送開始終了パケット生成部1101が新しく追加されている。図20の構成は、従来の無線映像伝送装置の受信側(図26)に、映像伝送開始終了パケット検出部1201とデータ廃棄制御部0826とデータ廃棄通知信号0831が新しく追加されている。
図19において、カウンタ0301は、再送要求信号0110がアクティブになった時に、再送回数をインクリメントし、ACK検出信号0134がアクティブになると、前記再送回数をゼロにする。また前記再送回数を再送数情報信号0302に出力する。
通信状態監視部0602は、ACK検出信号0134がアクティブなときに、再送数情報信号0302が示す値が、予め任意に設定された通信状態判断数0604が示す値以上であるときに、通信低状態検出信号1103をアクティブにし、ACK検出信号0134がアクティブなときに、再送数情報信号0302が示す値が、通信状態判断数0604が示す値よりも小さいときには、通信低状態検出信号1103をインアクティブにする。
1101は映像伝送開始終了パケット生成部であり、通信低状態検出信号1103がアクティブになったことを検出したときに、以降の映像データは全て廃棄するように受信側に指示する廃棄指示情報を含む映像伝送制御情報を作り、映像伝送制御データ1102に出力する。また通信低状態検出信号1103がインアクティブになったことを検出したときには、以降の映像データは全て正常なデータであることを受信側に指示する正常出力指示情報を含む前記映像伝送制御情報を作り、映像伝送制御データ1102に出力する。送信部0126では、映像伝送制御データ1102を用いて、映像伝送制御フレームを組み立てて、送信フレーム0127に出力する。
図20において、受信部0806では、受信フレーム0805から受信データ本体を取り出し、前記受信データ本体を解析して、前記受信データ本体が前記映像伝送制御情報であることを検出したときには、前記受信データ本体を映像伝送制御データ1202に出力する。
1201は映像伝送開始終了パケット検出部であり、映像伝送制御データ1202を解析して、前記廃棄指示情報を検出したときには、データ廃棄指示信号1203をアクティブにし、前記正常出力指示情報を検出したときには、データ廃棄指示信号1203をインアクティブにする。データ廃棄制御部0826は、データ廃棄指示信号1203がアクティブになったことを検出したときに、データ廃棄要求信号0827をアクティブにし、データ廃棄指示信号1203がインアクティブになったことを検出したときに、データ廃棄要求信号0827をインアクティブにする。
以上のように構成された実施の形態10の無線映像伝送装置の動作を以下、図19、図20、図21を用いて説明する。図21おいて、映像データを含む送信フレームF1が送信側(図19)から送信され、再送が繰り返されている。カウンタ0301では、再送要求信号0110がアクティブになる毎に、再送回数をインクリメントし、前記再送回数を再送数情報信号0302に出力する。
通信状態監視部0602では、ACK検出信号0134がアクティブになったことを検出したときに、再送数情報信号0302が示す値4が、通信状態判断数0604が示す値3よりも大きいことを検出し、通信低状態検出信号1103をアクティブにする。映像伝送開始終了パケット生成部1101では、通信低状態検出信号1103がアクティブになったことを検出し、廃棄指示情報を含む映像伝送制御情報CD1を作り、映像伝送制御データ1102に出力する。
送信部0126では、映像伝送制御情報CD1を用いて、映像伝送制御フレームCF1を組み立てて、送信フレーム0127に出力する。受信側(図20)において、受信部0806では、受信フレームCF1から受信データ本体CD1を取り出し、CD1が前記映像伝送制御情報であることを判断し、映像伝送制御データ1202に出力する。
映像伝送開始終了パケット検出部では、映像伝送制御データCD1が前記廃棄指示情報を含んでいることを判断し、データ廃棄指示信号1203をアクティブにする。データ廃棄制御部0826では、データ廃棄指示信号1203がアクティブになったことを検出して、データ廃棄要求信号0827をアクティブにする。送信側(図19)から送信フレームF2を送信し、再送することなくACK検出信号0134がアクティブになっている。
通信状態監視部0602では、ACK検出信号0134がアクティブになったことを検出し、再送数情報信号0302が0であり、通信状態判断数0604の3よりも小さいことを判断して、通信低状態検出信号1103をインアクティブにする。映像伝送開始終了パケット生成部1101では、通信低状態検出信号1103がインアクティブになったことを検出し、正常出力指示情報を含む映像伝制御情報CD2を作り、映像伝送制御データ1102に出力する。
送信部0126では、映像伝送制御データCD2を用いて、映像伝送制御フレームCF2を組み立てて、送信フレーム0127に出力する。受信側(図20)の受信部0806では、受信フレームCF2から受信データ本体CD2を取り出し、受信データ本体CD2が前記映像伝送制御情報であることを判断し、映像伝送制御データ1202にCD2を出力する。
映像伝送開始終了パケット検出部1201では、映像伝送制御データCD2が前記正常出力指示情報を含んでいることを判断し、データ廃棄指示信号1203をインアクティブにする。データ廃棄制御部0826では、データ廃棄指示信号1203がインアクティブになったことを検出し、データ廃棄要求信号0827をインアクティブにする。送信側(図19)において、その他のブロックの動作は、実施の形態5と同じである。受信側(図20)において、その他のブロックの動作は、実施の形態9と同じである。
以上の動作により、再送要求信号0110をカウントすることで、通信状態を判断し、データ廃棄の開始と終了を意味するパケットを送受信することで、古いタイムスタンプを持つデータを映像出力しようとする動作を回避し、映像出力停止によりシステムが停止する異常を回避することができる。
(実施の形態11)
図22、図23は実施の形態11の構成を示す図である。図22の構成は、従来の無線映像伝送装置の受信側(図26)に、アライブパケットタイマー1302とアライブデータ生成部1304が新しく追加されている。図23の構成は、従来の無線映像伝送装置の送信側(図25)に、バッファクリア制御部0303とアライブパケット検出部1402とアライブパケットタイマー1408が新しく追加されている。
図22において、1302はアライブパケットタイマーであり、リンク接続確認信号0828がアクティブなときに、クロック1301を基にして、通信を維持するためのパケット(無線通信確認パケット、以下、アライブパケットと呼ぶ)を送信する間隔をカウントし、予め設定されたアライブパケット送信間隔1306と一致したときに、前記カウント値をゼロにする。また、リンク接続確認信号0828がアクティブでかつ前記カウント値がゼロのときに、アライブパケット送信要求1303をアクティブにする。
1304はアライブデータ生成部であり、アライブパケット送信要求1303がアクティブになったことを検出したときに、通信を維持するためのデータ(以下、アライブデータと呼ぶ)を生成し、アライブ情報データ1305に出力する。送信部0803では、アライブ情報データ1305を用いて、アライブパケットを組み立てて、送信フレーム0804に出力する。
図23において、リンク制御部0104は、リンク制御データ0103を解析して、リンクの接続要求を含むデータであると判断したときには、リンク接続確認信号1403をアクティブにし、リンク制御データ0103がリンクの切断要求を含むデータであると判断したときには、リンク接続確認信号1403をインアクティブにする。
受信部0102は、受信フレーム0101から受信データ本体を取り出し、前記受信データ本体を解析して、前記受信データ本体がアライブ情報データであると判断したときには、前記受信データ本体をアライブデータ1401に出力する。
1408はアライブパケットタイマーであり、リンク接続確認信号1403がアクティブなときに、クロック1405に基づいて、アライブパケット時間をカウントし、アライブパケット時間情報1406に出力する。またアライブパケット完了通知1409がアクティブになったことを検出したときには、アライブパケット時間をゼロにする。
1402はアライブパケット検出部であり、アライブパケット時間情報1406と予め設定されたアライブパケット検出時間1404とが一致したときには、アライブパケット未検出信号1407をアクティブにし、アライブパケット完了通知1409をアクティブにする。また、アライブデータ1401を検出したときには、アライブパケット未検出信号をインアクティブにする。また、アライブパケット時間情報1406とアライブパケット検出時間1404が一致するまでに、アライブデータ1401を検出したときには、アライブパケット完了通知1409をアクティブにする。バッファクリア制御部0303は、アライブパケット未検出信号1407がアクティブになったことを検出したときに、バッファクリア要求信号0304をアクティブにする。
以上のように構成された実施の形態10の無線映像伝送装置の動作を以下、図22、図23、図24を用いて説明する。図24において、受信側(図22)では、リンクが接続されていることを示すリンク接続確認信号0828がアクティブになっている。
アライブパケットタイマー1302では、リンク接続確認信号0828がアクティブなときに、アライブパケット時間情報がカウントされ、前記アライブパケット時間情報が、アライブパケット送信間隔1306が示す5になったときに、アライブパケット送信要求1303をアクティブにする。
アライブデータ生成部1304では、アライブパケット送信要求1303がアクティブになったことを検出して、アライブデータAD1を作り、アライブ情報データ1305に出力する。送信部0803では、アライブ情報データAD1を用いて、アライブパケットAF1を組み立てて、送信フレーム0804に出力する。
送信側(図23)では、リンク制御部0104は、リンク制御データ0103を解析して、リンク接続を判断し、リンク接続確認信号1403をアクティブにしている。アライブパケットタイマー1408では、リンク接続確認信号1403がアクティブなときに、アライブパケット時間をカウントし、アライブパケット時間情報1406に出力する。
受信部0102では、受信フレームAF1から、受信データ本体AD1を取り出し、AD1を解析して、AF1がアライブパケットであったことを判断し、受信データ本体AD1をアライブデータ1401に出力する。
アライブパケット検出部1402では、アライブパケット時間情報1406とアライブパケット検出時間1404が一致するまでに受信データ本体AD1を受け取り、アライブパケット時間情報1406をゼロにする。受信側(図22)において、同様の動作により、アライブパケットAF2が送信フレーム0804から出力され、送信されているが、通信のエラーにより、送信側(図23)に届いていない。
アライブパケット時間情報1406のカウントは進み、アライブパケット検出部1402では、アライブパケット時間情報1406とアライブパケット検出時間1404とが一致したことを検出して、アライブパケット未検出信号1407をアクティブにしている。バッファクリア制御部0303では、アライブパケット未検出信号1407がアクティブになったことを検出して、バッファクリア要求信号0304をアクティブにしている。
以上の動作により、通信を維持するためのパケットであるアライブパケットが途絶えたときに、通信が切断されたと判断して、映像送信バッファ0120に格納されているデータをすべて消去し、以降通信が再開するまで消去し続けることで、古いタイムスタンプを持つデータが送信されるのを防止し、受信側で映像出力が停止し、システムが停止する異常を回避することができる。
本発明の映像伝送装置及びシステムは、無線LANを利用した映像伝送システムでの映像信号の同期を確保でき、通信状態が変化したり、通信を中断したときでも、システム異常が発生することなく、高品質の映像伝送を実現することができるという効果を有し、映像信号や音響信号等を無線回線を介して伝送する技術等として有用である。
本発明の実施の形態1における無線映像伝送装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1における無線映像伝送装置の動作を示すタイミング図 本発明の実施の形態2における無線映像伝送装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2における無線映像伝送装置の動作を示すタイミング図 本発明の実施の形態3における無線映像伝送装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3における無線映像伝送装置の動作を示すタイミング図 本発明の実施の形態4における無線映像伝送装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4における無線映像伝送装置の動作を示すタイミング図 本発明の実施の形態5における無線映像伝送装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5における無線映像伝送装置の動作を示すタイミング図 本発明の実施の形態6における無線映像伝送装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態6における無線映像伝送装置の動作を示すタイミング図 本発明の実施の形態7における無線映像伝送装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態7における無線映像伝送装置の動作を示すタイミング図 本発明の実施の形態8における無線映像伝送装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態8における無線映像伝送装置の動作を示すタイミング図 本発明の実施の形態9における無線映像伝送装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態9における無線映像伝送装置の動作を示すタイミング図 本発明の実施の形態10における無線映像伝送装置の送信側の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態10における無線映像伝送装置の受信側の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態10における無線映像伝送装置の動作を示すタイミング図 本発明の実施の形態11における無線映像伝送装置の受信側の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態11における無線映像伝送装置の送信側の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態11における無線映像伝送装置の動作を示すタイミング図 従来の無線映像伝送装置の送信側の構成を示すブロック図 従来の無線映像伝送装置の受信側の構成を示すブロック図 従来の無線映像伝送装置の送信側がリンク制御フレームを受信するときの動作を示すタイミング図 従来の無線映像伝送装置の受信側がリンク制御フレームを送信するときの動作を示すタイミング図 従来の無線映像伝送装置においてビーコンフレームの送受信時の動作を示すタイミング図 従来の無線映像伝送装置の送信側から映像データを送信するときの動作を示すタイミング図 従来の無線映像伝送装置の受信側が映像データを受信するときの動作を示すタイミング図 従来の無線映像伝送装置において、映像データの送受信を示す動作図
符号の説明
0102 受信部
0104 リンク制御部
0107 ACK検出部
0109 再送制御部
0112 映像ポート
0115 タイムスタンプ挿入部
0117 タイマー
0120 映像送信バッファ
0123 バッファ制御部
0126 送信部
0130 ACKタイマー
0301 カウンタ
0303 バッファクリア制御部
0401 タイムスタンプ監視部
0606 通信状態監視部
0801 リンク制御部
0803 送信部
0806 受信部
0809 タイマー
0813 映像受信バッファ
0814 バッファ制御部
0819 タイムスタンプチェック部
0821 映像ポート
0824 データ廃棄タイマー
0826 データ廃棄制御部
0829 ACKタイマー
0836 ACK生成部
0901 データ廃棄カウンタ
1101 映像伝送開始終了パケット生成部
1201 映像伝送開始終了パケット検出部
1302 アライブパケットタイマー
1304 アライブデータ生成部
1402 アライブパケット検出部
1408 アライブパケットタイマー

Claims (13)

  1. 送信側は、入力された映像データに第1の時間情報を付加して順次送信し、受信側は、受信した前記映像データに付加された前記第1の時間情報に、送受信間で発生する伝送遅延時間より長い時間を加算して第2の時間情報を生成し、前記第2の時間情報に基づいて前記映像データを順次出力するシステムで用いられる映像伝送装置であって、
    前記送信側は、前記映像データを蓄積する映像送信バッファと、前記映像送信バッファに蓄積された前記映像データを消去するバッファ制御部とを備える映像伝送装置。
  2. 請求項1記載の映像伝送装置であって、
    前記バッファ制御部は、前記映像データの送信が開始された場合に、前記映像送信バッファに蓄積された前記映像データを消去する無線映像伝送装置。
  3. 請求項1記載の映像伝送装置であって、
    前記バッファ制御部は、送受信間のリンクが切断されたことを検出した場合に、前記映像送信バッファに蓄積された前記映像データを消去する映像伝送装置。
  4. 送信側は、入力された映像データに第1の時間情報を付加して順次送信し、受信側は、受信した前記映像データに付加された前記第1の時間情報に、送受信間で発生する伝送遅延時間より長い時間を加算して第2の時間情報を生成し、前記第2の時間情報に基づいて前記映像データを順次出力するシステムで用いられる映像伝送装置であって、
    前記送信側は、前記映像データを蓄積する映像送信バッファと、送信する前記映像データの再送回数が所定の回数を超えた場合に、前記映像送信バッファに蓄積された前記映像データを消去するバッファクリア制御部とを備える映像伝送装置。
  5. 送信側は、入力された映像データに第1の時間情報を付加して順次送信し、受信側は、受信した前記映像データに付加された前記第1の時間情報に、送受信間で発生する伝送遅延時間より長い時間を加算して第2の時間情報を生成し、前記第2の時間情報に基づいて前記映像データを順次出力するシステムで用いられる映像伝送装置であって、
    前記送信側は、前記映像データを蓄積する映像送信バッファと、前記映像送信バッファがフルになったことを検出した場合に、前記映像送信バッファに蓄積された前記映像データを消去するバッファクリア制御部とを備える映像伝送装置。
  6. 送信側は、入力された映像データに第1の時間情報を付加して順次送信し、受信側は、受信した前記映像データに付加された前記第1の時間情報に、送受信間で発生する伝送遅延時間より長い時間を加算して第2の時間情報を生成し、前記第2の時間情報に基づいて前記映像データを順次出力するシステムで用いられる映像伝送装置であって、
    前記送信側は、前記映像データを蓄積する映像送信バッファと、前記映像データに付加された前記第1の時間情報が示す時間から所定の時間が経過した場合に、前記映像送信バッファに蓄積された前記映像データを消去するタイムスタンプ監視部とを備える映像伝送装置。
  7. 送信側は、入力された映像データに第1の時間情報を付加して順次送信し、受信側は、受信した前記映像データに付加された前記第1の時間情報に、送受信間で発生する伝送遅延時間より長い時間を加算して第2の時間情報を生成し、前記第2の時間情報に基づいて前記映像データを順次出力するシステムで用いられる映像伝送装置であって、
    前記送信側は、前記映像データを蓄積する映像送信バッファと、前記映像データの再送回数が所定の回数を超えた場合に、前記映像送信バッファに蓄積された前記映像データの内、所定数の前記映像データを消去する通信状態監視部とを備える映像伝送装置。
  8. 送信側は、入力された映像データに第1の時間情報を付加して順次送信し、受信側は、受信した前記映像データに付加された前記第1の時間情報に、送受信間で発生する伝送遅延時間より長い時間を加算して第2の時間情報を生成し、前記第2の時間情報に基づいて前記映像データを順次出力するシステムで用いられる映像伝送装置であって、
    前記受信側は、受信した前記映像データを順次蓄積する映像受信バッファと、前記映像受信バッファに蓄積された前記映像データを廃棄させるデータ廃棄制御部とを備える映像伝送装置。
  9. 請求項8記載の映像伝送装置であって、
    前記データ廃棄制御部は、受信開始から所定の時間内に受信した前記映像データを廃棄させる映像伝送装置。
  10. 請求項8記載の映像伝送装置であって、
    前記データ廃棄制御部は、受信開始後、最初に受信した前記映像データから所定数の前記映像データを廃棄させる映像伝送装置。
  11. 請求項8記載の映像伝送装置であって、
    前記データ廃棄制御部は、前記映像受信バッファがフルになったことを検出した場合に、前記映像受信バッファに蓄積された前記映像データを廃棄させる映像伝送装置。
  12. 送信側は、入力された映像データに第1の時間情報を付加して順次送信し、受信側は、受信した前記映像データに付加された前記第1の時間情報に、送受信間で発生する伝送遅延時間より長い時間を加算して第2の時間情報を生成し、前記第2の時間情報に基づいて前記映像データを順次出力する映像伝送システムであって、
    前記送信側は、前記映像データの再送回数に基づいて、通信状態を表わす通信状態検出信号を生成する通信状態監視部と、前記通信状態検出信号に基づいて、前記映像データの廃棄を指示するデータ廃棄情報を生成する映像伝送開始終了パケット生成部と、前記データ廃棄情報を前記受信側に送信する送信部とを備え、
    前記受信側は、受信した前記映像データを順次蓄積する映像受信バッファと、受信した前記データ廃棄情報に基づいて、前記映像データを廃棄させるデータ廃棄制御部とを備える映像伝送システム。
  13. 送信側は、入力された映像データに第1の時間情報を付加して順次送信し、受信側は、受信した前記映像データに付加された前記第1の時間情報に、送受信間で発生する伝送遅延時間より長い時間を加算して第2の時間情報を生成し、前記第2の時間情報に基づいて前記映像データを順次出力する映像伝送システムであって、
    前記受信側は、通信状態を判断するための無線通信確認パケットを所定の間隔で生成するアライブデータ生成部と、前記無線通信確認パケットを前記送信側に送信する送信部とを備え、
    前記送信側は、受信した前記映像データを順次蓄積する映像受信バッファと、前記無線通信確認パケットの受信が途絶えた場合に、前記映像受信バッファに蓄積された前記映像データを消去するバッファクリア制御部とを備える映像伝送システム。
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