JP2006203580A - 通信制御システム - Google Patents

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Hiroshi Ishida
寛史 石田
Takeshi Kanazawa
岳史 金澤
Hidenori Ishii
秀教 石井
Satoshi Chiga
諭 千賀
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Abstract

【課題】 階層化MIPを適用して、WLANインターワークネットワーク内のFAによって端末がWLAN内の移動を検知し、PDGのGFA(Gateway FA)がWLAN内の端末移動制御処理を担当し、PDN内のHAで3GPPとWLAN間の端末移動制御処理を担当して、WLANのサブネット内の端末移動検知を実現するとともにHAの端末移動制御処理の処理負担を軽減すること。
【解決手段】 階層化MIPを適用して、WLAN106内のFA106aにより無線通信端末111がWLAN106内の移動の検知を行い、PDG1021のGFA1021aがWLAN106内の端末移動制御処理を担当し、PDN103内のHA103aで3GPPとWLAN間の端末移動制御処理を担当して、WLAN106内の端末移動検知を実現するとともにHA103aの端末移動制御処理の処理負担を軽減する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通信制御システムに関し、3GPPシステムとWLAN等の異種網間を移動する無線通信端末同士の通信を制御する通信制御システムに関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)システムとWLAN(Wireless LAN)等の異種網間を移動する無線通信端末同士の接続を制御する異種網間移動制御システムが提案されている(例えば、非特許文献1)。
3GPPシステムとWLANに代表される異種網間のシームレス接続を提供するためのベースとなるネットワークシステムの構成例を図5に示す。
図5のネットワークシステム500は、3GPPのGPRS(General Packet Radio Service)コアネットワーク501、WLANインターワークネットワーク502、パケットデータネットワーク(Packet Data Network 、以下、PDNという)503の3つのネットワークから構成される。
GPRSコアネットワーク501は、3GPP HLR(Home Location Register)/AAA(Authentication,Authorizationand Accounting)サーバ5011、SGSN(Serving GPRS Support Node)5012、GGSN(Gateway GPRS Support Node )5013からなる。
WLANインターワークネットワーク502は、パケットデータゲートウェイ(Packet Data Gateway、以下、PDGという)5021及びWLANアクセスゲートウェイ(WLAN Access Gateway、以下、WAGという)5022からなる。なお、GPRSコアネットワーク501とWLANインターワークネットワーク502を合わせて3GPPホームネットワーク(図中の二重線で囲んだ部分)と呼ぶ。
また、図5において、GPRSコアネットワーク501にはRNC(Radio Network Controller)504が接続され、RNC504には無線基地局装置(Base Transceiver Station)である第1BTS505と第2BTS506が接続され、WLANインターワークネットワーク502にはWLAN507が接続され、WLAN507はWLANインターワークネットワーク502を介してISP(Internet Services Provider)508が接続され、PDN503及びISP508にはインターネット509が接続されている。
また、図5において、第1BTS505と第2BTS506は、それぞれ無線エリアA1,A2内を移動する3GPP対応の無線通信端末510の無線接続を管理し、WLAN507は、無線エリアBを移動するWLAN対応の無線通信端末511の無線接続を管理するものとする。
図5のネットワークシステム500において使用されるIPアドレスは、リモートIPアドレスとローカルIPアドレスの2つがある。リモートIPアドレスは、無線通信端末511に付与されるIPアドレスであり、PDNのアドレス体系に基づいている。ローカルIPアドレスは、IPパケットがWLAN507内を転送されるために無線通信端末511に付与されるIPアドレスであり、WLANのアドレス体系に基づいている。
ネットワークシステム500において、WLANインターワークネットワーク502、WLAN507、無線通信端末510,511の間でIPパケットが転送されるとき、リモートIPアドレスを持ったIPパケットは、ローカルIPアドレスを用いてIPカプセル化が行われて運ばれる。無線通信端末511は、WLAN507からIPパケットを受信すると、ローカルIPアドレスを用いてカプセル化を解いて、リモートIPアドレスによる受信処理を行う。無線通信端末511がパケットを送信するときは、その逆を行う。
次に、上記図5のネットワークシステム500において、モバイルIPを用いた3GPPホームネットワークとWLAN間のシームレス接続動作について、図7を参照して説明する。
図7において、PDN503内にホームエージェント(Home Agent、以下、HAという)503aを配置し、GGSN5013内とPDG5021内にフォーリンエージェント(Foreign Agent、以下、FAという)5013a,5021aを配置し、無線通信端末510,511にはモバイルIPクライアント(MIPクライアント)510a,511aを配置している。
これらFA5013aとPDN503のHA503a間にはMIP(Mobil IP)のCare of Address(気付けアドレス、以下、CoAという)によるトンネルが張られる。したがって、無線通信端末511とPDG5021間にはローカルIPアドレスによるトンネルT3が確立され、PDG5021のFA5021aとPDN503のHA503a間にはMIPのCoAによるトンネルT2が確立されている。これらのトンネルT2,T3の中をリモートIPアドレスのヘッダを持ったIPパケットが転送されることになる。
一方、3GPP側において、無線通信端末510とGGSN5013間には3GPPによるトンネルT4が確立され、GGSN5013のFA5013aとPDN503のHA503a間にはMIPのCoAによるトンネルT1が確立される。これらのトンネルT1,T4の中をリモートIPアドレスのヘッダを持ったIPパケットが転送される。
以上の構成を前提として、具体的な動作を以下に説明する。
(1)無線通信端末510,511のHA503aへの登録動作
まず、無線通信端末510,511が下位レイヤの接続が確立したことを検出する。3GPPエリアの場合、GGSN5013−無線通信端末510間のGPRS接続が確立したときであり、WLANインターワークネットワーク502の場合はPDG5021−無線通信端末511間のトンネルT3が張られたときである。
次に、GGSN5013のFA5013aは、GGSN5013と無線通信端末510間でGPRS接続が確立されたことを検知すると、HA503aに無線通信端末510のCoAを通知する。また、PDG5021のFA5021aは、PDG5021と無線通信端末511間のローカルIPトンネルT3が確立されたことを検知すると、HA503aに無線通信端末511のCoAを通知する。このHA503aへの登録処理は、MIPの移動制御処理の一部である。
この登録動作により、PDN503内のHA503aでは、無線通信端末510のCoA及びGGSN5013のIPアドレスと、無線通信端末511のCoA及びPDG5021のIPアドレスとを対応付けるバインディングテーブルが設定される。
(2)3GPP側の転送処理
CN(Correspondent Node)である無線通信端末511から無線通信端末510へのIPパケットを3GPP経由で転送する方式を説明する。この場合、GGSN5013がFA5013aとして動作する。
CN(無線通信端末511)が無線通信端末510のホームIPアドレス(リモートIPアドレス)を宛先アドレス(DSフィールド)、自CNのIPアドレスを送信元アドレス(SSフィールド)に格納したIPパケットをPDG5021のFA5021aに送出する。
PDN503内のHA503aがPDG5021のFA5021aから送信されたIPパケットを受信する。HA503aは、先の登録動作で作成したバインディングテーブルを参照して、IPパケットの宛先となっている無線通信端末510に対応するGGSN5013のIPアドレスを検索する。HA503aは、GGSN5013のIPアドレスがテーブルから見つかると、そのGGSN5013に対して、IPパケットを転送する。この時、HA503aは、転送するIPパケットの宛先アドレス(DSフィールド)には、そのGGSN5013のIPアドレスを格納し、送信元アドレス(SSフィールド)には、自HA503aのIPアドレスを用いてCN(無線通信端末511)から受信したIPパケットをカプセル化して格納したIPパケットをGGSN5013に転送する。
次に、GGSN5013のFA5013aがカプセル化されたIPパケットをHA503aから受信する。GGSN5013はカプセル化を解除し、元のCN(無線通信端末511)から送信されたIPパケットを抽出して、SGSN5012へIPパケットを転送する。次に、SGSN5012は、GGSN5013から受信したIPパケットをGPRSプロトコルを用いてをRNC504に送出する。RNC504は、SGSN5012から受信したIPパケットをPDCP(Packet Data Convergence Protocol)を用いて変換し、第1BTS505を介して無線通信端末510に伝送する。無線通信端末510は、第1BTS505から受信したIPパケットのPDCPを解除してIPパケットを復元する。
(3)WLAN側の転送処理
CNである無線通信端末510から無線通信端末511へのIPパケットがWLAN経由で転送される方式を説明する。この場合、PDG5021がFA5021aとして動作する。
まず、CN(無線通信端末510)が無線通信端末511のホームIPアドレス(リモートIPアドレス)を宛先アドレス(DSフィールド)に格納し、自CN(無線通信端末510)のIPアドレスを送信元アドレス(SSフィールド)に格納したIPパケットをGGSN5013のFA5013aに送出する。
PDN503内のHA503aがGGSN5013のFA5013aから送信されたIPパケットを受信する。HA503aは、先の登録動作で作成したバインディングテーブルを参照し、IPパケットの宛先となっている無線通信端末511に対応するPDG5021のIPアドレスを検索する。HA503aは、PDG5021のIPアドレスがテーブルから見つかると、宛先アドレス(DSフィールド)にそのPDG503のIPアドレスを格納し、送信元アドレス(SSフィールド)に自HA503aのIPアドレスを用いてCN(無線通信端末510)から受信したIPパケットをカプセル化して格納したIPパケットをPDG5021に送出する。
PDG5021は、カプセル化されたIPパケットをHA503aから受信する。PDG5021は、カプセル化を解除し、元のCN(無線通信端末510)から送信されたIPパケットを抽出する。さらに、PDG5021は、宛先アドレス(DSフィールド)に無線通信端末511のローカルIPアドレスを格納し、送信元アドレス(SSフィールド)に自PDG5021のIPアドレスを用いてそのIPパケットを再びカプセル化して格納したIPパケットをWAG5022及びWLAN507を介して無線通信端末511に送出する。
ローカルIPアドレスは、WLANインターワークネットワーク502内でルーティング可能であるため、ローカルIPアドレスを用いてカプセル化されたIPパケットはWAG5022とWLAN507によって中継され、無線通信端末511まで伝送される。
WLAN-GPRS integration for next-generation mobile data networks, IEEE Wireless Communications, vol. 9, no. 5, October 2002, pp. 112 - 124
しかしながら、上記従来のモバイルIPを用いた3GPPホームネットワークとWLAN間のシームレス接続動作においては、以下のような問題がある。
従来のシームレス接続のネットワークシステムでは、3GPPとWLAN間の端末移動については対応できるが、WLAN内での端末移動(すなわちサブネット間移動)については次の理由により対応ができていない。
無線通信端末がサブネット間移動を検知する仕組みが、従来のシームレス接続のためのネットワークシステムには規定されておらず、移動検知ができない。
そのため、一般的にモバイルIPによる移動検知の仕組みは、FAが自身のサブネットを無線通信端末に広告することにより無線通信端末がサブネットを移動したことを検知する方法である。しかしながら、上記従来のシステムにおけるPDGのFAは、WLANの外に存在するため、WLAN内のサブネットを意識できず、無線通信端末の移動にともなうサブネットの変化を無線通信端末に広告することができない。
PDGのFAが無線通信端末の移動を検知する仕組みがなんらかの方法でできたとしても、移動検知後に無線通信端末はPDGとの間でローカルIPによるトンネルを確立する必要がある。そのためには移動検知処理とローカルIPトンネル確立処理とが連動する必要があるが、その連動の仕組み(無線通信端末の内部処理)が現状のシームレス接続のネットワークシステムでは規定されていない。
仮に、移動検知の仕組みとトンネル確立の仕組みが導入され、WLAN内の端末移動が可能となった場合、従来のシームレス接続のネットワークシステムでは、移動の登録がHAに集中する。つまり、3GPP−WLAN間の移動及びWLAN内の端末移動に伴う移動制御の両方がHAに集中することになる。このことは、HAにとっては処理負荷が大きくなる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、階層化MIPを適用して、WLANインターワークネットワーク内のFAによって端末がWLAN内の移動を検知し、PDGのGFA(Gateway FA)がWLAN内の端末移動制御処理を担当し、PDN内のHAで3GPPとWLAN間の端末移動制御処理を担当するようにして、WLANのサブネット内の端末移動検知を実現するとともにHAの端末移動制御処理の処理負担を軽減する通信制御システムを提供することを目的とする。
本発明の通信制御システムは、モバイルIPを用いた3GPPネットワーク及びWLANを移動する無線通信装置と、パケットデータネットワークとの間でIPパケットの送受信を制御する通信制御システムであって、前記WLAN側に設置するパケットデータゲートウェイ装置内にゲートウェイフォーリンエージェント装置を設置し、前記WLAN内のサブネット毎にフォーリンエージェント装置を設置し、前記移動する無線通信装置内にモバイルIPクライアント装置を設置し、前記モバイルIPクライアント装置は、前記WLAN内のフォーリンエージェント装置が広告するサブネットアドレスと、すでに保持している既存のサブネットアドレスを比較することにより自装置のサブネット間移動を検知する移動検知処理手段を備える構成を採る。
この構成によれば、WLANのサブネット間で無線通信装置が移動した場合でも、無線通信装置は移動を検知することができる。
本発明の通信制御システムは、請求項1記載の通信制御システムにおいて、前記無線通信装置は、ローカルIPアドレスにより前記パケットデータゲートウェイ装置との間でトンネルを確立するトンネル確立処理手段を備え、前記無線通信装置のモバイルIPクライアント装置は、前記ローカルIPアドレスによるトンネル確立後、前記移動検知処理手段による移動検知に応じて自装置の位置登録処理を前記ゲートウェイフォーリンエージェント装置に対して行う構成を採る。
この構成によれば、ゲートウェイフォーリンエージェント装置はWLAN内の無線通信装置の移動制御処理を担当することができ、ホームエージェント装置におけるWLANと3GPP間の移動制御処理と処理を分担することができ、移動制御処理の負荷分散を行うことができる。
本発明の通信制御システムは、請求項2記載の通信制御システムにおいて、前記無線通信装置のモバイルIPクライアント装置は、モバイルIPのCo−LocatedModeを適用してすでに前記パケットデータゲートウェイ装置との間で確立しているローカルIPトンネルをモバイルIPのCo−LocatedMode用トンネルとして使用するトンネル統合化処理手段を備え、前記ゲートウェイフォーリンエージェントは、前記ローカルIPトンネルをモバイルIP用のトンネルとして使用するトンネル統合化処理手段を備える構成を採る。
この構成によれば、無線通信装置とパケットデータゲートウェイ装置との間のローカルIPのトンネルとフォーリンエージェント装置とパケットデータゲートウェイ装置のゲートウェイフォーリンエージェント装置との間のモバイルIP用のトンネルを統合することができ、パケットオーバヘッドの削減及びスループットの向上を実現することができる。
本発明の通信制御システムは、請求項2記載の通信制御システムにおいて、前記無線通信装置は、前記ローカルIPトンネル確立時に取得した前記パケットデータゲートウェイ装置のIPアドレスを保持しておき、前記無線通信装置のモバイルIPクライアント装置は、前記パケットデータゲートウェイ装置のIPアドレスを用いてゲートウェイフォーリンエージェント装置に対して自装置の位置登録処理を行う構成を採る。
この構成によれば、モバイルIP処理としてのゲートウェイフォーリンエージェント装置のIPアドレス検知処理を動作させる必要がなくなり、処理遅延の削減を実現することができる。
本発明によれば、モバイルIPを用いた3GPPネットワークとWLAN間のシームレス接続において、WLANのサブネット間の端末移動検知を実現するとともに、トンネル数の削減によりシステムのオーバヘッドを減少させることができ、ホームエージェント装置の端末移動制御処理の処理負担を軽減することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る3GPPシステムとWLANの異種網間のシームレス接続を提供するネットワークシステムの全体構成を示す図である。
図1のネットワークシステム100は、3GPPのGPRSコアネットワーク101、WLANインターワークネットワーク102、パケットデータネットワーク(以下、PDNという)103の3つのネットワークから構成される。
GPRSコアネットワーク101は、3GPP HLR/AAAサーバ1011、SGSN1012、GGSN1013及びRNC1014からなる。
WLANインターワークネットワーク102は、パケットデータゲートウェイ(以下、PDGという)1021及びWLANアクセスゲートウェイ(以下、WAGという)1022からなる。なお、GPRSコアネットワーク101とWLANインターワークネットワーク102を合わせて3GPPホームネットワーク(図中の二重線で囲んだ部分)と呼ぶ。
また、図1において、RNC1014には無線基地局装置である第1BTS104と第2BTS105が接続され、WLANインターワークネットワーク102にはWLAN106が接続され、WLAN106はWLANインターワークネットワーク102を介してISP107が接続され、PDN103及びISP107にはインターネット108が接続されている。
また、図1において、第1BTS104と第2BTS105は、それぞれ無線エリアA1,A2内を移動する3GPP対応の無線通信端末110の無線接続を管理し、WLAN106は、無線エリア(以下、サブネットという)Bを移動するWLAN対応の無線通信端末111の無線接続を管理するものとする。なお、図中では、無線通信端末111が無線エリアB内で移動する場合を示している。
次に、図1の各部の機能を説明する。
3GPP HLR/AAAサーバ1011は、3GPP加入者が所有する無線通信端末110の位置登録、認証情報及び加入データを管理する装置である。SGSN1012は、3GPPホームネットワークにおける無線通信端末位置の把握、IPパケット転送及びモビリティ制御を行う装置である。GGSN1013は、3GPPにおいてPDN103とのインターワークを行い、IPパケットの転送ルートを行う装置である。
PDG1021は、PDN103とのインターワークを行うゲートウェイ装置であり、基本的に以下のような機能を含んでいる。
WLAN−3GPP接続ユーザ(無線通信端末110,111)のルーティング情報の設定機能、PDN103から受信するWLAN−3GPP接続ユーザへのパケットデータのルーティング又はPDN103に送信するWLAN−3GPP接続ユーザからのパケットデータのルーティング機能、アドレス変換とマッピングを実行する機能、IPパケットのカプセル化とカプセル解除を実行する機能、3GPP HLR/AAAサーバ1011により下された判断に応じて要求されたW−APN(WLAN access point name)を受理又は拒絶する機能、必要な場合に別のPDGに向けたトンネル確立要求を転送する機能、無線通信端末のリモートIPアドレスの割り当てを許容する機能、外部IPネットワークのアドレス割り当て使用時に外部IPネットワークにより無線通信端末に分配された無線通信端末のリモートIPアドレスを中継する機能、無線通信端末のローカルIPアドレスと無線通信端末のリモートIPアドレスの結合を実行する機能、無線通信端末のリモートIPアドレスと無線通信端末のローカルIPアドレスを解くための手続きを提供する機能等である。
WAG1022は、WLANインターワークネットワーク102へのデータをルーティング又はWLANインターワークネットワーク102からのデータをルーティングするゲートウェイ装置であり、以下の機能を含んでいる。
PDGへのIPパケットのルーティング又はPDGからのIPパケットのルーティングを行う機能、WLANへのIPパケットのルーティング又はWLANからのIPパケットのルーティングを行う機能、トンネル毎に、例えば、オペレータ間決済のために使用されるボリュームカウント(バイト・カウント)と経過時間等のアカウンティング情報の収集を実行する機能等である。
そして、本実施の形態のネットワークシステム100の従来と異なる構成の特徴として、PDG1021にGFA1021a、GGSN1013にGFA(Gateway Foreign Agent )1013a、PDN103(あるいは3GPPホームネットワーク)にHA(Home Agent)103a、WLAN106にサブネット毎にFA(Foreign Agent )106a,106b、そして無線通信端末110,111にはCo−LocatedModeによるモバイルIPクライアント(以下、MIPクライアントという)110a,111aを設置する。なお、GFA1021aは、HA103aとの間にモバイルIPで使用するトンネルT3が確立されているが、このことは、本発明には関係しない。
上記図1のネットワークシステム100において、もし本発明の無線通信装置とパケットデータゲートウェイ装置との間のローカルIPトンネルとフォーリンエージェント装置とパケットデータゲートウェイ装置のゲートウェイフォーリンエージェント装置との間のモバイルIP用のトンネルを統合する機能がない場合のシステム構成例を図6に示す。図6において、PDG6021と無線通信端末666の間にはローカルIPトンネルT1が確立されており、無線通信端末666が新たなFA606aの配下に移動すると無線通信端末666は新たなローカルIPトンネルT2が確立される。一方、FA606bとPDG6021のGFA6021aとの間にもモバイルIPとしてのトンネルT3が確立され、FA606aとPDG6021のGFA6021aとの間にトンネルT4が確立される。すなわち、トンネルT1とT3、トンネルT2とT4と示すように、トンネルが2重に確立されることになり、パケットヘッダのオーバヘッドやスループットの低下を招く。
ところが、本発明の無線通信装置とパケットデータゲートウェイ装置との間のローカルIPトンネルとフォーリンエージェント装置とパケットデータゲートウェイ装置のゲートウェイフォーリンエージェント装置との間のモバイルIP用のトンネルを統合する機能によると、無線通信端末111のMIPクライアント111aにモバイルIPのCo−LocatedModeを適用してすでにPDG1021との間で確立しているローカルIPトンネルをモバイルIPのCo−LocatedMode用トンネルとして使用するトンネル統合化処理機能を持たせ、GFA1021aにローカルIPトンネルをモバイルIP用のトンネルとして使用するトンネル統合化処理機能を持たせることにより、本実施の形態のネットワークシステム100に示したようにトンネルを統合して1本に集約することができる。
これにより、トンネルによるオーバヘッドが削減される。トンネルの統合化のためには、WLAN106により割り当てられたIPアドレスが、ローカルIPアドレスになり、かつモバイルIPのCoAとみなすトンネル統合化処理機能をGFA1021a、MIPクライアント111aが持つ。
GFA1021aは、ある一定エリアのFAをまとめる機能を持つ。言い換えれば、GFA1021aが管理するサブネットB内の端末移動は、無線通信端末111のMIPクライアント111aがGFA1021aに移動登録をすればGFA1021aが無線通信端末111あてのIPパケットのルーティングを行う。これによりWLAN106内の移動追随はGFA1021aが対応する。
一方、HA103aは、3GPPとWLAN間の移動の場合に、HA103aに位置登録が行われることにより、3GPP側あるいはWLAN側へのIPパケットの振り分けを行うことになる。すなわち、GFAを適用することにより、3GPP−WLAN間の移動はHA103aが振り分け処理を行い、WLAN内の移動はGFA1021aが振り分け処理を行うという負荷分散を実現することができるようになる。
無線通信端末111のMIPクライアント111aがGFA1021aに位置登録するためには、GFA1021aのIPアドレスを知る必要がある。モバイルIP処理の中にはGFAのIPアドレスを知る処理は含まれているが、本実施の形態のネットワークシステム100の場合、モバイルIPの処理前のローカルIPトンネル確立のために、GFA1021a、すなわちPDG1021のIPアドレスを知る必要がある。したがって、モバイルIP処理中でGFA1021a(PDG1021)のIPアドレスを知るための処理を削除し、ローカルIPトンネル確立のためのPDG1021のIPアドレス取得処理で代用する。
なお、本実施の形態のネットワークシステム100において、無線通信端末111の移動検知については、WLAN106のサブネット毎に設置したFA106a,106bにより無線通信端末111が移動を検知できる仕組みを提示した。しかしながら、例えば、サブネット毎にDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol )サーバを設置し、無線通信端末111は無線コネクションが新たに接続した場合に、そのDHCPサーバからIPアドレスを付与され、そのIPアドレスが以前のIPアドレスと異なっていればサブネット間の移動が行われたと認識する方法をとってもよい。
次に、無線通信端末111内部の構成について、図2に示すブロック図を参照して説明する。
図2において、無線通信端末111は、WLAN無線コネクション確立処理部201、認証処理部202、ローカルIP取得処理部203、PDGアドレス解決処理部204、トンネル確立処理部205、MIPクライアント処理部206(MIPクライアント111a)、ユーザデータ送受信処理部207、IPアドレスデータベース208及びトンネル統合化処理部209から構成される。
WLAN無線コネクション確立処理部201は、WLAN106における無線bのコネクションを確立するための処理を行う。WLAN無線コネクション確立処理部201は、無線コネクションが確立後、認証処理部202を起動する。
認証処理部202は、EAP(Extensible Authentication Protocol:認証プロトコル)などによる無線通信端末とネットワークの相互認証処理を行う。認証処理部202は、認証後、ローカルIP取得処理部203を起動する。
ローカルIP取得処理部203は、無線通信端末111自身のローカルIPアドレスを上記方法によりWLAN106から取得する。そして、PDGアドレス解決処理部204を起動する。
PDGアドレス解決処理部204は、ローカルIPトンネルの終端点であるPDG1021のIPアドレスを、例えばDNS(Domain Name System)により取得し、そのPDG1021のIPアドレスをデータとしてIPアドレスデータベース208に保持しておく。PDGアドレス解決処理部204は、アドレス解決処理後、トンネル確立処理部205を起動する。
トンネル確立処理部205は、ローカルIPトンネルをPDG1021との間で確立する。トンネル確立処理部205は、トンネル確立処理後、MIPクライアント処理部206を起動する。
MIPクライアント処理部206は、FA(106a、あるいは106b)からのサブネットアドレスの広告を受信してサブネット間の移動検知を行い、トンネル統合化処理部209からローカルIPトンネルをモバイルIP用トンネルとして使用することの通知を受けると、PDGアドレス解決処理部204により保持されたPDG1021のIPアドレスデータベース208にアクセスしてPDG1021(GFA1021a)のIPアドレスを取得し、そのPDG1021のGFA1021aに対して自無線通信端末111の位置登録を行う。このMIPクライアント処理部206による位置登録処理終了後、ユーザデータ送受信処理部207は、PDG1021との間でIPパケット送受信処理が可能になる。
トンネル統合化処理部209は、無線通信端末111とPDG1021との間で確立されたローカルIPトンネルをモバイルIPトンネルとして使用することを、MIPクライアント処理部206へ通知する。通知する契機は、無線通信端末111の電源が入った時にMIPクライアント処理部206に設定してもよいし、ローカルIPトンネルが確立した時にMIPクライアント処理部206に通知してもよい。この時の設定・通知方法は限定しない。
次に、PDG1021の内部の構成について、図3に示すブロック図を参照して説明する。
図3において、PDG1021は、トンネル確立処理部301、GFA処理部302(GFA1021a)、トンネル統合化処理部303及びユーザデータ送受信処理部304から構成される。
トンネル確立処理部301は、ローカルIPトンネルを無線通信端末111との間で確立する。トンネル確立処理部301は、トンネル確立処理後、GFA処理部302を起動する。
GFA処理部302は、位置登録パケットを終端させ、トンネル統合化処理部303からの指示により、新たなモバイルIPトンネルを作成せずに、ローカルIPトンネルを使用し、そのローカルIPトンネルとリモートIPアドレスとの対応付けを行うようにルーティングテーブルをアップデートする。このGFA処理部302による位置登録処理終了後、ユーザデータ送受信処理部304は、無線通信端末111との間でIPパケット送受信処理が可能になる。
トンネル統合化処理部303は、無線通信端末111とPDG1021との間で確立されたローカルIPトンネルをモバイルIPトンネルとして使用することを、GFA処理部302へ通知する。通知する契機は、PDG1021の電源が入った時にGFA処理部302に設定してもよいし、ローカルIPトンネルが確立した時にGFA処理部302に通知してもよい。この時の設定・通知方法は限定しない。
次に、本実施の形態のネットワークシステム100の動作について、図4に示すシーケンス図を参照して説明する。このシーケンス図は、WLAN106のサブネットB内で無線通信端末111が移動した場合の動作を示している。
最初、無線通信端末111とPDG1021のGFA1021a間にトンネルT1(図1参照)が確立されており、ユーザデータの上り(無線通信端末111からGFA1021a方向)/下り(GFA1021aから無線通信端末111方向)転送が行われているものとする(ステップS401)。
次に、無線通信端末111がサブネットBを移動することにより、一旦WLAN106との無線コネクションが切断される(ステップS402)。次に、無線通信端末111のWLAN無線コネクション確立処理部201とWLAN106のAP(Access Point)間で新たに無線用コネクションが確立される(WLAN Connection Setup)(ステップS403)。
次に、無線通信端末111の認証処理部202とWLAN106及び3GPP網がEAPにより相互認証した(ステップS404)後、WLAN106側から無線通信端末111に上記DHCPサーバを用いた方法によりローカルIPアドレスが付与される(ステップS405)。無線通信端末111は、WLAN106のFA106bからのサブネットアドレスの広告を受信してサブネット間移動を行ったかどうかを検知する(ステップS406)。
次に、無線通信端末111のPDGアドレス解決処理部204は、DNS等を用いて3GPP HLR/AAAサーバ1011よりPDG1021(GFA1021a)のIPアドレスを取得してIPアドレスデータベース208に保持する(ステップS407)。次に、無線通信端末111のトンネル確立処理部205は、ステップS405で付与されたローカルIPアドレスによりPDG1021(GFA1021a)との間でローカルIPトンネルT2(図1参照)を確立する(ステップS408)。
次に、無線通信端末111のMIPクライアント処理部206(MIPクライアント111a)は、モバイルIPのトンネルを新たに確立しないでローカルIPトンネルを使用する判断を行い(ステップS409)、ステップS407で取得したPDG1021(GFA1021a)のIPアドレスに対して、MIPの位置登録処理を行って位置登録要求(MIP RegistrationRequest)をPDG1021のGFA1021aに送出する(ステップ410)。PDG1021のGFA1021aは、新たなモバイルIPトンネルを確立しないでローカルIPトンネルを用いて無線通信端末111からの位置登録要求に応じてルーティングテーブルをアップデートし(ステップS411)、新たな方路へのパケット振り分けを行なえるようになる。ここで、PDG1021のGFA1021aは、位置登録要求応答(MIP RegistrationReply)を無線通信端末111に返送する(ステップS412)。
以上の処理により、無線通信端末111のユーザデータ送受信部207は、ローカルIPトンネルT2を介してPDG1021との間でIPパケット送受信処理が可能になる(ステップS413)。PDN103における無線通信端末111あての下りのIPパケットは、その宛先アドレス(DSフィールド)には無線通信端末111のリモートIPアドレスが格納され、送信元アドレス(SSフィールド)には無線通信端末110のIPアドレスが格納されてHA103aまで到達する。
そして、下りのIPパケットを受信したHA103aは、そのIPパケットの宛先アドレス(無線通信端末111のリモートIPアドレス)を見て、WLAN106側のPDG1021のGFA1021aに送信する(ステップS414)。
そのIPパケットを受信したPDG1021は、宛先IPアドレスを見て、対応する無線通信端末111のローカルIPアドレスでIPパケットをカプセル化し、WLAN106側に送信する。WLAN106内では、そのPDG1021から受信したIPパケットのローカルIPアドレスでルーティングされて無線通信端末111に到達する。
一方、無線通信端末111は上りのIPパケットを送信する場合、そのIPパケットをローカルIPアドレスによりカプセル化してPDG1021へ転送する(宛先ローカルIPアドレスはPDG1021のIPアドレス)。WLAN106内では、無線通信端末111から受信したIPパケットのローカルIPアドレスにより転送され、PDG1021に到達する。
そのIPパケットを受信したPDG1021は、ローカルIPアドレスのヘッダを解き、PDG1021のGFA1021aはそのIPパケット(リモートIPアドレスのヘッダのみのパケット)をリモートIPアドレスによりルーティングして宛先の無線通信端末110へ転送していく(ステップS415)。すなわち、上りのユーザデータは、必ずしもPDN103のHA103aを通過する必要はない。
以上のように、本実施の形態のネットワークシステムでは、階層化MIPを適用し、PDGにGFA、WLAN内にFAを設置する(基本的にサブネット単位にFAを設置)することより、WLANのサブネット間で無線通信端末が移動した場合は、FAの広告により無線通信端末は移動したことを検知することができる。
また、本実施の形態のネットワークシステムでは、無線通信端末は移動したことをHAではなくGFAへ通知することによりローカルIPトンネルとモバイルIPトンネルを統合可能とし、GFAはある一定エリア(サブネット)のFAをまとめる機能を持つようにした。GFAは、ルーティングテーブルをアップデートし、端末移動先へIPパケットを転送できるようにした。これにより、GFAはWLAN内の移動制御処理を担当し、HAはWLANと3GPP間の移動制御処理を担当することになり、移動制御処理の負荷分散を行うことができる。
また、無線通信端末は移動通知をGFAに送信するため、GFA(PDG)のIPアドレスを知る必要がある。通常は、MIP処理中でGFAアドレスを知る仕組みがあるが、本実施の形態のネットワークシステムでは、WLAN−3GPPインターワーキングの仕組みの中でGFA(PDG)のアドレスをすでに知る仕組みがあるため、それを用いるようにした。これにより、改めてMIP処理としてGFAのIPアドレスを知る処理を省くことができ、処理遅延の削減を図ることができる。
なお、本実施の形態のネットワークシステムでは、WLAN内の端末移動に関して示したものであり、GGSNにGFAを設置した場合を示したが、これに限定するものではない。また、本実施の形態のネットワークシステムでは、無線通信端末がサブネット間の移動を検知する方法として、FAを用いた方法を示したが、この方法に限定するものではない。また、本実施の形態のネットワークシステムでは、モバイルIP動作の一例を示したが、本発明の適用はこの動作に限定するものではない。
本発明に係る通信制御システムは、モバイルIPを用いた3GPPホームネットワークとWLAN間のシームレス接続において、WLANのサブネット内の端末移動検知を実現するとともにホームエージェント装置の端末移動制御処理の処理負担を軽減することである。
本発明の実施の形態に係るネットワークシステムの構成を示すブロック図 本実施の形態に係る無線通信端末の構成を示すブロック図 本実施の形態に係るPDGの構成を示すブロック図 本実施の形態に係るネットワークシステムの動作を説明するためのシーケンス図 従来のネットワークシステムの構成を示すブロック図 本実施の形態に係るトンネル統合化機能を持たないネットワークシステムの構成を示すブロック図 従来のネットワークシステムの動作を示すブロック図
符号の説明
100 ネットワークシステム
101 GPRSコアネットワーク
102 WLANインターワークネットワーク
103 PDN
103a HA
104 第1BTS
105 第2BTS
106 WLAN
106a、106b FA
107 ISP
108 インターネット
110、111 無線通信端末
110a、111a MIPクライアント
1011 3GPP HLR/AAAサーバ
1012 SGSN
1013 GGSN
1013a、1021a GFA
1014 RNC
1021 PDG
1022 WAG
201 WLAN無線コネクション確立処理部
202 認証処理部
203 ローカルIP取得処理部
204 PDGアドレス解決処理部
205、301 トンネル確立処理部
206 MIPクライアント処理部
207、304 ユーザデータ送受信部
208 IPアドレスデータベース
209、303 トンネル統合化処理部
302 GFA処理部

Claims (4)

  1. モバイルIPを用いた3GPPのネットワーク及びWLANを移動する無線通信装置と、パケットデータネットワークとの間でIPパケットの送受信を制御する通信制御システムであって、
    前記WLAN側に設置するパケットデータゲートウェイ装置内にゲートウェイフォーリンエージェント装置を設置し、前記WLAN内のサブネット毎にフォーリンエージェント装置を設置し、
    前記移動する無線通信装置内にモバイルIPクライアント装置を設置し、前記モバイルIPクライアント装置は、前記WLAN内のフォーリンエージェント装置が広告するサブネットアドレスと、すでに保持している既存のサブネットアドレスを比較することにより自装置のサブネット間移動を検知する移動検知処理手段を備えることを特徴とする通信制御システム。
  2. 前記無線通信装置は、ローカルIPアドレスにより前記パケットデータゲートウェイ装置との間でトンネルを確立するトンネル確立処理手段を備え、
    前記無線通信装置のモバイルIPクライアント装置は、前記ローカルIPアドレスによるトンネル確立後、前記移動検知処理手段による移動検知に応じて自装置の位置登録処理を前記ゲートウェイフォーリンエージェント装置に対して行うことを特徴とする請求項1記載の通信制御システム。
  3. 前記無線通信装置のモバイルIPクライアント装置は、モバイルIPのCo−LocatedModeを適用してすでに前記パケットデータゲートウェイ装置との間で確立しているローカルIPのトンネルをモバイルIPのCo−LocatedMode用トンネルとして使用するトンネル統合化処理手段を備え、
    前記ゲートウェイフォーリンエージェントは、前記ローカルIPのトンネルをモバイルIP用のトンネルとして使用するトンネル統合化処理手段を備えることを特徴とする請求項2記載の通信制御システム。
  4. 前記無線通信装置は、前記ローカルIPのトンネル確立時に取得した前記パケットデータゲートウェイ装置のIPアドレスを保持しておき、
    前記無線通信装置のモバイルIPクライアント装置は、前記パケットデータゲートウェイ装置のIPアドレスを用いてゲートウェイフォーリンエージェント装置に対して自装置の位置登録処理を行うことを特徴とする請求項2記載の通信制御システム。
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