JP2006203495A - ホルダ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 少なくとも厚みの異なる携帯電話機を共に装着可能とする。
【解決手段】 ホルダ本体1の一端部に挿入保持部3を設け、各携帯電話機の一端部が挿入された際に、挿入保持部3の抑止爪部3aで、各携帯電話機の一端部の上面側両端部を押さえ込むことで、該各携帯電話機の一端部側を固定する。次に、バネ部材により、携帯電話機の装着方向及び反装着方向に弾力的に移動可能とされた押し戻しボタン4により、各携帯電話機の厚みの差分を吸収すると共に、該押し戻しボタン4により反装着方向に押し戻されようとする各携帯電話機を抑止レバー10の爪部11aにより抑え込むことで、各携帯電話機の他端部を固定する。これにより、厚みの異なる携帯電話機を共に装着可能とすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば携帯電話機,PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System),PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)等の携帯端末装置の充電器や車載ホルダ装置等に適用して好適なホルダ装置に関し、特に大きさや形状の異なる携帯端末装置をそれぞれ良好に保持可能としたホルダ装置に関する。
従来、特開平8−204801号の公開特許公報(特許文献1)において、携帯電話機用充電器が開示されている。この携帯電話機用充電器は、充電を行なう収納部に共用の収納口を設けるとともに、携帯電話機を収納する電話機収納部と、電池ユニットを収納する電池収納部からなる共用収納部を設けることで収納部の共用化を図り、当該携帯電話機用充電器の小型、低コスト化を実現している。
特開平8−204801号公報(第3頁:図3)
しかし、前述の特許文献1に開示されている携帯電話機用充電器の場合、収納される携帯電話機及び電池ユニットは、上記共用収納部に対して単に載置されるだけの構成のため、外部からの衝撃や振動に対向して該携帯電話機及び電池ユニットを安定保持できない問題がある。
また、この携帯電話機用充電器の場合、予め決まっている携帯電話機や電池ユニットの大きさや形状に合わせて上記共用収納部が形成される。すなわち、上記携帯電話機用充電器は、携帯電話機や電池ユニットの大きさ及び形状の決定後に設計され製造されるものである。このため、当該携帯電話機用充電器の製造後に新たに製造される携帯電話機や電池ユニットは、既存の携帯電話機や電池ユニットに対して形状や大きさが異なることが予想されるため、上記携帯電話機用充電器では、今後、新たに発売される携帯電話機や電池ユニットに対応できない問題がある。
また、携帯電話機は機種によって形状や大きさが異なるため、それぞれ各機種専用の金型が作成され、この金型を用いて各機種専用の充電器や車載ホルダ装置が製造されるのであるが、携帯電話機は1年の間に一つ或いは複数の新機種が発売される。そして、新機種の発売後には、旧機種となる携帯電話機は生産中止或いは極端に製産数が少なくなるのが現状である。このように、携帯電話機はライフサイクルの短い商品であるため、前述のようにその機種専用として製造される携帯電話機用充電器の金型も、その金型費用が償却されないうちに不要となってしまう問題があった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、
1.形状や大きさの異なる被ホルダ機器をそれぞれ安定保持可能とし、
2.形状や大きさの異なる被ホルダ機器に対応可能とすることで、新たに発売される被ホルダ機器にも対応可能とし、
3.当該ホルダ装置を製造するための金型の長期的使用を可能とする
ホルダ装置の提供を目的とする。
本発明に係るホルダ装置は、上述の課題を解決するための手段として、
機器が載置されるホルダ本体と、
上記ホルダ本体の一端部側に設けられ、上記機器の一端部が挿入された際に、該一端部をホルダ本体に固定して保持する挿入保持手段と、
上記ホルダ本体の他端部側に設けられ、該ホルダ本体に載置される機器の他端部に対して、少なくとも載置方向とは反対方向に押し戻す力を加える付勢手段と、
上記ホルダ本体の他端部側に設けられ、上記付勢手段により上記載置方向とは反対の方向に押し戻す力が加えられた上記機器を、該押し戻す力が加えられた状態のまま上記ホルダ本体に固定して保持する抗付勢手段とを有する。
このような本発明に係るホルダ装置は、ホルダ本体に載置された機器の一端部を、挿入保持手段により該ホルダ本体に固定して保持する。また、ホルダ本体の他端部側に設けられた付勢手段により、載置される機器の他端部に対して、少なくとも載置方向とは反対方向に押し戻す力を加えると共に、抗付勢手段が、この載置方向とは反対の方向に押し戻す力が加えられた状態のまま機器をホルダ本体に固定して保持することで、少なくともそれぞれ厚みの異なる複数の機器の該厚みの差分を、上記付勢手段の可動範囲で吸収して、該厚みの異なる複数の機器をそれぞれ保持可能とする。
また、本発明に係るホルダ装置は、上述の課題を解決するための手段として、
機器が載置されるホルダ本体と、
上記ホルダ本体の一端部側に設けられ、上記機器の一端部が挿入された際に、該機器の一端部をホルダ本体に固定して保持する挿入保持部と、
上記ホルダ本体の他端部側に設けられ、該ホルダ本体に載置される機器の他端部に対して、少なくとも載置方向とは反対方向に押し戻す力を加える付勢載置部と、
一端部に上記ホルダ本体に載置される上記機器側に突出した爪部を備え、該爪部が、上記機器側及び反機器側へ移動可能なように上記ホルダ本体の他端部側に設けられる一対の可動爪と、上記各可動爪に対して上記機器側への力を加えることで、上記各爪部が上記機器側に突出した状態で該各可動爪を弾力的に保持するバネ部材とを備えた保持爪部とを有する。
このような本発明に係るホルダ装置は、ホルダ本体に載置された機器の一端部を、挿入保持部により該ホルダ本体に固定して保持する。また、ホルダ本体の他端部側に設けられた付勢載置部により、載置される機器の他端部に対して、少なくとも載置方向とは反対方向に押し戻す力を加えると共に、保持爪部が、この載置方向とは反対の方向に押し戻す力が加えられた機器を、バネ部材により機器側に突出する状態とされた各可動爪により抑え込み、該機器をホルダ本体に固定して保持することで、少なくともそれぞれ厚みの異なる複数の機器の該厚みの差分を、上記付勢手段の可動範囲で吸収して、該厚みの異なる複数の機器をそれぞれ保持可能とする。
本発明に係るホルダ装置は、少なくとも複数の機器の該厚みの差分を、付勢手段或いは付勢載置部の可動範囲で吸収することで、それぞれ厚みの異なる複数の機器を保持可能とすることができる。
また、少なくとも厚みの異なる複数の機器に対応することができるため、新たに発売される機器にも対応可能とすることができる。また、新たに機器が発売される毎に、ホルダ装置を再設計しなくてもよいため、当該ホルダ装置を製造するための金型の長期的使用を可能とすることができる。
また、ホルダ本体に設けられた挿入保持手段或いは挿入保持部により機器の一端部を保持し、抗付勢手段或いは保持爪部により、付勢手段或いは付勢載置部で載置方向とは反対方向に押し戻す力が加えられた機器の他端部を保持するようになっているため、当該ホルダ装置に載置された機器を安定して保持することができる。
本発明は、携帯電話機の車載ホルダ装置に適用することができる。
[車載ホルダ装置の構成]
図1に、この本発明の実施の形態となる車載ホルダ装置を表面側から見た状態の斜視図を、また、図2に、この車載ホルダ装置の分解斜視図をそれぞれ示す。
まず、図1からわかるように、この車載ホルダ装置のホルダ本体1は、略長方形の箱形形状を有している。このホルダ本体1は、当該車載ホルダ装置で収納する携帯電話機の長手方向及び短手方向の長さよりも若干長めの長手方向及び短手方向の長さをそれぞれ有する、携帯電話機の載置用スペース部2を有している。
また、このホルダ本体1の長手方向の側面部及び短手方向の側面部は、当該ホルダ本体1の四隅の部分に、言わば脚部を形成するかたちでそれぞれ切り欠き加工されている(ホルダ本体1の四隅を残して切り欠き加工されている。)。これにより、携帯電話機の長手方向の両側面部を把持した状態で該携帯電話機をホルダ本体1に載置する際に、両脇を把持している指がホルダ本体1の長手方向の側面部に触れることがないようになっている(=長手方向の側面部が携帯電話機の載置を邪魔することがないようになっている。)。
また、ホルダ本体1の一端部1a側には、挿入された携帯電話機の一端部を固定して保持する挿入保持部3が設けられている。この挿入保持部3は、上記切り欠き加工により形成された各脚部のうち、ホルダ本体1の一端部1a側の各脚部に対して、装着された携帯電話機の一端部の両端を上側から押さえつけてそれぞれ保持する抑止爪部3aが設けられている。
また、この挿入保持部3には、携帯電話機の一端部が挿入された際に、該一端部に当接するストッパ壁部3bが設けられている。すなわち、ホルダ本体1の短手方向の側面部を上記切り欠き加工した際に、残された部分がこのストッパ壁部3bとなっており、このストッパ壁部3bにより、ホルダ本体1に装着された携帯電話機が該ホルダ本体1から滑り落ちる不都合を防止するようになっている。
次に、このホルダ本体1の一端部1a側には、載置用スペース部2の下側にプラグホルダ21が形成されている。このプラグホルダ21は、携帯電話機に装着される充電用のプラグを差込可能な形状となっており、携帯電話機の非充電時に不要となる充電用のプラグが差し込まれた際に、これを保持するようになっている。
すなわち、近年、自動車のシガーライターの装着口から携帯電話機へ充電可能な充電器が知られているが、この充電器のプラグを差し込んで保持可能なように設けられたのが、このプラグホルダ21である。このプラグホルダ21により、充電が終了した際に不要となる充電器のプラグを差し込んで保持しておくことができる。
一方、ホルダ本体1の他端部1b側には、載置用スペース部2から突出するかたちで押し戻しボタン4が設けられている。この押し戻しボタン4は、図2に示すようにボタン本体5と、バネ部材6とを有している。ボタン本体5は、ボタン本体5aと回動棒5bとを有しており、バネ部材6の各係止孔6aに回動棒5bの両端部を挿入した状態で、図1に示すようにホルダ本体1の裏側から表側にかけてボタン本体5aを突出させると共に、図2に示すホルダ本体1の裏面側に設けられた回動係止溝部7に、上記バネ部材6が設けられた回動棒5bを係止させることでホルダ本体1に設けられるようになっている。
そして、この押し戻しボタン4をホルダ本体1に設けた状態で、裏蓋8を螺旋部材9でホルダ本体1に螺旋止めした際に、裏蓋8に当接したバネ部材6により、押し戻しボタン4をホルダ本体1の載置用スペース部2側に突出させる力が、該押し戻しボタン4に対して加えられるようになっている。
この押し戻しボタン4により、ホルダ本体1に装着された携帯電話機の他端部に対して、装着方向とは反対の方向(反装着方向)の力が加えられ、該装着された携帯電話機が反装着方向に押し戻されるようになっている。
次に、上記切り欠き加工により形成されたホルダ本体1の他端部1b側の各脚部には、上記押し戻しボタン4により反装着方向に押し戻される携帯電話機を、該反装着方向に押し戻す力が加えられたままの状態で抑止する抑止レバー10がそれぞれ設けられている。
この抑止レバー10は、図2に示すようにレバー本体11とバネ部材12を有しており、レバー本体11の一端部には、上記携帯電話機側に突出する爪部11aが、また、当該レバー本体11の他端部には、当該レバー本体11をホルダ本体1に回動自在に係止するための回動棒11bが設けられている。
この抑止レバー10は、バネ部材12の各係止孔12aに、レバー本体11の回動棒11bの両端部を挿入した状態で、図1に示すようにホルダ本体1の裏側から表側にかけてレバー本体11を突出させると共に、図2に示すホルダ本体1の裏面側に設けられた回動係止溝部13に、上記バネ部材12が設けられた回動棒11bを係止させることでホルダ本体1に設けられる。
これにより、ホルダ本体1の裏面側の側面壁にバネ部材12が当接し、このバネ部材12により、携帯電話機側にレバー本体11が付勢され、レバー本体11の爪部11aが、図1に示すように携帯電話機側に突出するようになっている。そして、上記押し戻しボタン4により反装着方向に押し戻される携帯電話機を、この携帯電話機側に突出した爪部11aにより抑止し、該押し戻しボタン4の押し戻す力、及びこの押し戻す力を爪部11aで抑止する力を用いて、ホルダ本体1に装着された携帯電話機の他端部を押し戻しボタン4及び抑止レバー10の爪部11aで挟持するようになっている。
また、ホルダ本体1の他端部1b側にも、当該ホルダ本体1に載置された携帯電話機の他端部に当接するストッパ壁部14が設けられている。すなわち、ホルダ本体1の他端部側の短手方向の側面部を上記切り欠き加工した際に、残された部分がこのストッパ壁部14となっており、このストッパ壁部14におり、ホルダ本体1に装着された携帯電話機が該ホルダ本体1から滑り落ちる不都合を防止するようになっている。
[車載ホルダ装置の組み立て]
このような車載ホルダ装置を組み立てる場合、図2に示す押し戻しボタン4用のバネ部材6の各係止孔6aに、押し戻しボタン4の回動棒5bの両端部を挿入し、この状態で、ホルダ本体1の裏側から表側にかけてボタン本体5aを突出させると共に、ホルダ本体1の裏面側に設けられた回動係止溝部7に、上記バネ部材6が設けられた回動棒5bを係止させる。
次に、抑止レバー10用のバネ部材12の各係止孔12aに、レバー本体11の回動棒11bの両端部を挿入し、この状態で、ホルダ本体1の裏側から表側にかけてレバー本体11を突出させると共に、ホルダ本体1の裏面側に設けられた回動係止溝部13に、上記バネ部材12が設けられた回動棒11bを係止させる。
次に、裏蓋8を螺旋部材9でホルダ本体1に螺旋止めする。これにより、押し戻しボタン4及び各抑止レバー10が、各部材の位置関係を維持した状態でホルダ本体1に収納され、当該車載ホルダ装置の組み立てが完了する。
[車載ホルダ装置の取り付け]
この車載ホルダ装置を自動車等に装着する場合、図2に示す取り付けベース14を、螺旋孔14aを介してダッシュボード等に螺旋止めして固定する。或いは、この取り付けベース14を両面粘着テープ等で上記ダッシュボード等に粘着させて固定する。
次に、この取り付けベース14の一端部には取り付け用螺旋孔15が設けられており、また、他端部には、一対の引っかけ爪部16が設けられている。また、裏蓋8には、この取り付けベース14の各引っかけ爪部16を引っかけるための孔部17が設けられており、ホルダ本体1の一端部近傍の載置用スペース部2には、図1及び図2に示すように貫通孔17が設けられている。
このため、上記ダッシュボード等に固定された取り付けベース14の各引っかけ爪部16を、上記裏蓋8の各孔部17に挿入すると共に、上記貫通孔18を介してホルダ本体1の表面側から裏面側にかけて螺旋部材19を挿入し、この螺旋部材19を取り付けベース14の取り付け用孔部15に螺合させる。これにより、図3に示すように上記各引っかけ爪部16及び螺旋部材19により、取り付けベース14に対してホルダ本体1が固定され、当該車載ホルダ装置が自動車のダッシュボード等に安定して取り付けられることとなる。
[携帯電話機の装着]
この車載ホルダ装置に携帯電話機の装着を行う場合、携帯電話機の一端部側を、図1に示すホルダ本体1の挿入保持部3に挿入する。これにより、この挿入保持部3に設けられた各抑止爪部3aにより携帯電話機の一端部の両端が上側から押さえつけられ、該携帯電話機の一端部がホルダ本体1に固定されることとなる。
次に、携帯電話機の一端部側を上記挿入保持部3に挿入した状態で、携帯電話機に対して載置方向の力を加える。これにより、携帯電話機の他端部の裏面が、ホルダ本体1の他端部に設けられた一対の抑止レバー10の各爪部11に当接することとなる。
この状態で、なおも携帯電話機に対して載置方向の力を加えると、各抑止レバー10が押し広げられるかたちで反携帯電話機側に移動し、携帯電話機が載置用スペース部2に挿入され、該携帯電話機の他端部の裏面が押し戻しボタン4に当接する。
この状態で、なおも携帯電話機に対して載置方向の力を加えると、押し戻しボタン4が載置方向に移動し、携帯電話機が落ち込むかたちで上記載置方向に移動する。そして、携帯電話機の上面部が各抑止レバー10の各爪部11の位置を通過すると、このタイミングで、上記抑止レバー用のバネ部材12が抑止レバー10を携帯電話機側に押し出す力により、該抑止レバー10の各爪部11が携帯電話機側に突出する。
これにより、押し戻しボタン4により反装着方向に押し戻されようとする携帯電話機が、この携帯電話機側に突出した爪部11aにより抑止され、該押し戻しボタン4の押し戻す力、及びこの押し戻す力を爪部11aで抑止する力により、ホルダ本体1に装着された携帯電話機の他端部が押し戻しボタン4及び抑止レバー10の爪部11aで挟持されるかたちで固定されることとなる。
[厚みの異なる携帯電話機への対応]
ここで、当該実施の形態の車載ホルダ装置は、それぞれ厚み(=高さ)の異なる携帯電話機を共に装着可能となっている。例えば、図4(a)に示す第1の携帯電話機、及び図4(b)に示す第2の携帯電話機は、それぞれ全長及び幅長は略々同じ長さなのであるが、厚みは、第1の携帯電話機よりも第2の携帯電話機の方が厚くなっている。図5(a)に当該車載ホルダ装置に第1の携帯電話機が装着された状態の横断面図を、図5(b)に当該車載ホルダ装置に第2の携帯電話機が装着された状態の横断面図を示す。この図5(a)、(b)から、第1の携帯電話機よりも第2の携帯電話機の方が厚くなっていることがわかるであろう。
図6は、このような厚みの異なる携帯電話機が装着された場合におけるホルダ本体1の一端部側を拡大して示す縦断面図である。また、この図6に点線で示す外形は、第1の携帯電話機の一端部の外形を、また、この図6に実線で示す外形は、第2の携帯電話機の一端部の外形をそれぞれ示している。
この図6からわかるように、ホルダ本体1の一端部側の内部には、図4(a)、(b)に示す第1,第2の携帯電話機の一端部側の両端Pに当接する一対の突出部20が設けられており、この各突出部20及び上記各抑止爪部3aにより、各携帯電話機の一端部を安定して保持するようになっている。
次に、図7は、このような厚みの異なる携帯電話機が装着された場合におけるホルダ本体1の他端部側を拡大して示す縦断面図である。また、この図7に点線で示す外形は、第1の携帯電話機の一端部の外形を、また、この図7に実線で示す外形は、第2の携帯電話機の一端部の外形をそれぞれ示している。
この図7から、ホルダ本体1に対して第2の携帯電話機よりも厚さの薄い第1の携帯電話機が装着された場合は、押し戻しボタン4の落ち込みは少ないのであるが、第1の携帯電話機よりも厚さの厚い第2の携帯電話機が装着された場合は、押し戻しボタン4が大幅に落ち込むことがわかるであろう。
この押し戻しボタン4の可動範囲により、第1の携帯電話機と第2の携帯電話機の厚さの差分を吸収することができ、図8(a)、(b)に示すようにそれぞれ厚さの異なる各携帯電話機をそれぞれ良好に保持することができる。
[実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、この実施の形態の携帯電話機は、第1,第2の携帯電話機の厚みの差分を、押し戻しボタン4の可動範囲で吸収することで、それぞれ厚みの異なる各携帯電話機を保持可能とすることができる。
また、少なくとも厚みの異なる各携帯電話機に対応することができるため、新たに発売される携帯電話機にも対応可能とすることができる。また、新たに携帯電話機が発売される毎に、車載ホルダ装置を再設計しなくてもよいため、当該実施の形態の車載ホルダ装置を製造するための金型の長期的使用を可能とすることができる。
また、ホルダ本体1に設けられた挿入保持部3により各携帯電話機の一端部を保持すると共に、押し戻しボタン4により載置方向とは反対方向に押し戻す力が加えられた各携帯電話機の他端部を抑止レバー10の爪部11で押さえることで各携帯電話機の他端部を保持するようになっているため、当該車載ホルダ装置に載置された各携帯電話機を安定して保持することができる。
また、ホルダ本体1にプラグホルダ21が設けられているため、各携帯電話機の充電プラグを差し込んで保持することができる。
[変形例]
上述の実施の形態の説明では、本発明を携帯電話機用の車載ホルダ装置に適用することとしたが、これは、PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System)やPDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)等の他の携帯端末装置用の車載ホルダ装置に適用してもよい。
また、本発明を車載ホルダ装置に適用することとしたが、これは携帯端末装置用の充電器に適用してもよい。
また、押し戻しボタン4により、各携帯端末装置の厚みの差分を吸収することとしたが、この押し戻しボタン4と同様の構成のボタンを、ホルダ本体1の短手方向の側面部に設け、各携帯端末装置の全長の差分を吸収するようにしてもよい。これにより、全長の異なる携帯端末装置に対応して、それぞれ載置可能とすることができる。
同様に、押し戻しボタン4と同様の構成のボタンを、ホルダ本体1の長手方向の側面部に設け、各携帯端末装置の幅長の差分を吸収するようにしてもよい。これにより、幅長の異なる携帯端末装置に対応して、それぞれ載置可能とすることができる。
最後に、上述の実施の形態は、あくまでも本発明の一例として開示したに過ぎない。このため、本発明は、上述の実施の形態に限定されることはなく、上述の実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論であることを付け加えておく。
本発明を適用した実施の形態の車載ホルダ装置を表面側から見た斜視図である。 実施の形態の車載ホルダ装置の分解斜視図である。 実施の形態の車載ホルダ装置を裏面側から見た斜視図である。 実施の形態の車載ホルダ装置に装着される、それぞれ厚みの異なる第1,第2の携帯電話機の外観を示す斜視図である。 実施の形態の車載ホルダ装置に第1,第2の携帯電話機が装着された状態の横断面図である。 実施の形態の車載ホルダ装置に装着された第1,第2の携帯電話機の一端部を拡大的に示す縦端面図である。 実施の形態の車載ホルダ装置に装着された第1,第2の携帯電話機の他端部を拡大的に示す縦端面図である。 実施の形態の車載ホルダ装置に厚みの異なる第1,第2の携帯電話機がそれぞれ良好に装着された状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 ホルダ本体、1a ホルダ本体の一端部、1b ホルダ本体の他端部、2 ホルダ本体の載置用スペース部、3 挿入保持部、3a 抑止爪部、4 押し戻しボタン、5a 押し戻しボタンのボタン本体、5b 押し戻しボタンの回動棒、6 バネ部材、6a バネ部材の孔部、7 回動棒の回動係止溝部、8 裏蓋、9 裏蓋螺旋止め用の螺旋部材、10 抑止レバー、11 レバー本体、11a レバー本体の爪部、11b レバー本体の回動棒、12 抑止レバー用のバネ部材、13 回動係止溝部、14 取り付けベース、15 取り付け用孔部、16 引っかけ爪部、17 引っかけ爪部用の孔部、18 貫通孔、19 螺旋部材、20 突出部、21 充電器のプラグホルダ

Claims (4)

  1. 機器が載置されるホルダ本体と、
    上記ホルダ本体の一端部側に設けられ、上記機器の一端部が挿入された際に、該一端部をホルダ本体に固定して保持する挿入保持手段と、
    上記ホルダ本体の他端部側に設けられ、該ホルダ本体に載置される機器の他端部に対して、少なくとも載置方向とは反対方向に押し戻す力を加える付勢手段と、
    上記ホルダ本体の他端部側に設けられ、上記付勢手段により上記載置方向とは反対の方向に押し戻す力が加えられた上記機器を、該押し戻す力が加えられた状態のまま上記ホルダ本体に固定して保持する抗付勢手段とを有し、
    少なくともそれぞれ厚みの異なる複数の機器の該厚みの差分を、上記付勢手段の可動範囲で吸収することで、該厚みの異なる複数の機器をそれぞれ保持可能としたこと
    を特徴とするホルダ装置。
  2. 請求項1に記載のホルダ装置であって、
    上記抗付勢手段は、
    一端部に上記ホルダ本体に載置される上記機器側に突出した爪部を備え、該爪部が、上記機器側及び反機器側へ移動可能なように上記ホルダ本体に設けられる一対の可動爪と、
    上記各可動爪に対して上記機器側への力を加えることで、上記各爪部が上記機器側に突出した状態で該各可動爪を弾力的に保持する爪用付勢手段とを有すること
    を特徴とするホルダ装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のホルダ装置であって、
    上記ホルダ本体に設けられ、上記機器に接続されるコネクタを保持するためのコネクタ保持手段を有すること
    を特徴とするホルダ装置。
  4. 機器が載置されるホルダ本体と、
    上記ホルダ本体の一端部側に設けられ、上記機器の一端部が挿入された際に、該機器の一端部をホルダ本体に固定して保持する挿入保持部と、
    上記ホルダ本体の他端部側に設けられ、該ホルダ本体に載置される機器の他端部に対して、少なくとも載置方向とは反対方向に押し戻す力を加える付勢載置部と、
    一端部に上記ホルダ本体に載置される上記機器側に突出した爪部を備え、該爪部が、上記機器側及び反機器側へ移動可能なように上記ホルダ本体の他端部側に設けられる一対の可動爪と、上記各可動爪に対して上記機器側への力を加えることで、上記各爪部が上記機器側に突出した状態で該各可動爪を弾力的に保持するバネ部材とを備えた保持爪部とを有し、
    少なくともそれぞれ厚みの異なる複数の機器の該厚みの差分を、上記付勢載置部の可動範囲で吸収することで、該厚みの異なる複数の機器をそれぞれ保持可能としたこと
    を特徴とするホルダ装置。
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