JP2006203392A - ソフトウェア無線装置及び車載情報システム - Google Patents

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Abstract

【課題】車載システム上のソフトウェア無線機の仕様を変更するため、ソフトウェアのダウンロードとアップグレードを行うに当り、無線を利用したサービスを受けているユーザの利便性を損ねず、車載システムの誤動作を抑制する自動アップグレード方法を提示する。
【解決手段】車が利用されていない状態が最もアップグレードに好適であるため、ステップ6040と6041で、キーが抜かれているか否かを判断し、キーが抜かれていれば、ステップ6042で無線通信によりダウンロードを行う。その後、ステップ6043でソフトウェア無線機SDRSとカーナビゲーションシステムCNSの動作を停止し、ステップ6044と6045でアップグレードとテスト動作を行い、テスト結果が良好であるならば、ステップ6047でSDRSとCNSの動作を再開する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、ソフトウェアで無線装置の仕様を変更できるソフトウェア無線装置及び車載情報システムに関し、特に無線仕様をソフトウェアの変更によりアップグレードする技術に関する。
近年,情報処理機器の普及と高性能化に伴い,さまざまな無線通信方式が登場している。これらの無線通信方式に対して,無線通信に必要な送受信の信号処理をソフトウェアで実現し,ソフトウェアを交換することで,複数の異なる無線方式に対応するソフトウェア無線機が提案されている。
特許文献1では,オペレーティングシステムなどの基本ソフトを対象にして、移動中に迅速にダウンロードを行うことと、大衆向けに自動的なダウンロードを目指している。車に搭載されているソフトのバージョン情報を無線経由で取得し、これに基づきアップグレードの対象かどうかを判断する。また、車載システムの情報を無線経由で得て、アップグレードするソフトの動作条件に適合するか否かを判断する。これらの判断結果、アップグレードの条件に適合する時に新たなソフトをダウンロードする。これらの一連の判断と処理を、無線経由でサーバと端末側で協調して自動的に行っている。
特許文献2の発明は、端末装置のソフトウェアの更新や追加の実行前に、その更新や追加の是非についての適切な判断材料をユーザに与えることを目的としている。特許文献2のシステムでは、車両から情報センタへバージョンアップの要求とともに車両側の保有ソフト/ハード情報が送られる。この情報に基づいて、情報センタはバージョンアップ候補たる対象ソフトウェアを選び、対象ソフトウェアによって実現される機能を示すデモ画像を送信する。ユーザは、デモ画像を判断材料として、ダウンロードの許可を出す。さらに情報センタは、バージョンアップに伴うハードウェア変更の要否も車両に送る。この情報がユーザに提示され、ダウンロード実行の是非の判断材料とされる。
特開2001−5671号公報 特開平11−27749号公報
ソフトウェア無線を車に搭載する時、ソフトウェアのアップグレード方法に関して、アップグレードが、移動体であり、コンピュータに不慣れな大衆向け製品である車においてなされるが故の課題が生じる。
(1)アップグレードの対象か、アップグレードが可能かという観点で、移動体の車内のソフトウェアバージョンと搭載されるシステムの情報をどう知るか?
(2)車走行中にサービスを受けるユーザの利便性をどう損ねずにアップグレードするか?
(3)車走行中に基本機能に誤動作が起こると、事故の要因にもなりうる。アップグレードによる誤動作をどう抑制するか?
(4)コンピュータに不慣れな大衆にどうソフトウェアの効果を認知させるか?
これらの課題は、ソフトウェア無線用のみならず、移動体を対象としたオペレーティングシステムなどの基本ソフトに共通の課題である。ただ、(4)の課題は移動体と基本ソフトに限定しなくても起こりうる課題である。
特許文献1に開示の方法は、ダウンロードやアップグレードに関する一連の判断と処理を、自動的に行うことにより、現在、受けているサービスを損ねないという点で、ユーザの利便性にもある程度配慮している。
しかし、特許文献1に開示の解決方法では、ユーザの利便性と誤動作の抑制という観点に、課題が残されている。特にソフトウェア無線装置の場合に、顕著となる。ここで、ダウンロードとは、ハードディスクなどの2次記憶媒体上に、ソフトウェアを格納するまでを指し、アップグレードとはこのソフトウェアがコンピュータ上で動作可能となるように、コンピュータをセットアップすることを指す。
まず、ユーザの利便性の観点で課題を述べる。ダウンロードとアップグレードは、数分から10分程度の時間が必要となる。特にアップグレードは、コンピュータを一時停止させる必要があり、現在、利用しているサービスを一時中断しなければならない。携帯電話で用いられるような移動体用の無線は、基地局に端末の位置を知らせる必要があり、常時動作しているため、この動作を停止するにはユーザの利用状況を考慮しなければならない。ユーザの利便性を極力損なわないため、ユーザの利用状況を考慮してダウンロードとアップグレードを行うことが課題となる。
次に、誤動作の観点で課題を述べる。ソフトウェア無線で利用するソフトウェアは、ハードを直接制御する基本ソフトの範疇に属するため、正常動作を行うかどうかのテストを行ってから利用しないと、新たに追加される無線機能のみならず、他の機能も正常に動作しなくなるという誤動作に繋がる可能性がある。利便性と同様に、常時動作している移動体用の無線を対象にするときには、やはり、ユーザの利用状況を考慮して、誤動作を抑制するアップグレードを行うことが課題となる。
特許文献2には(1)、(4)の課題に関する記載はあるが、(2)、(3)の課題については配慮されていない。
本発明の目的は、サービスを享受しているユーザの利便性を損なうことなく、かつ車載システムの誤動作を抑制して、ソフトウェア無線機のアップグレードを移動体に対しても自動的に行うことができる、ソフトウェア無線装置を提供することにある。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば以下の通りである。
ソフトウェアで無線仕様を規定できる車載用の無線機と、該無線機を制御するコンピュータとを備えたソフトウェア無線装置であって、無線機仕様変更機能と、前記車の使用状態に関する情報を受取り前記コンピュータに通知する使用状態通知機能とを具備し、前記無線機仕様変更機能は、前記コンピュータにより実行され、前記車の使用状態が不使用のとき、該無線機の仕様を変更する処理を行うことを特徴とする、ソフトウェア無線装置。
サービスを享受しているユーザの利便性を損なうことなく、かつ車載システムの誤動作を抑制して、ソフトウェア無線機のアップグレードを移動体に対しても自動的に行うことができる。これにより、コンピュータに不慣れな大衆向けで移動体の製品にも、コンピュータの有効性を保つことができる。
以下、本発明による代表的な実施例を図面に従って詳細に説明する。なお、以下においては、同じ参照番号、記号は同じものもしくは類似のものを表わすものとする。
まず、本発明の実施例の前提となる基本的な考え方を述べる。本発明では、無線機の仕様の変更を車が不使用状態にある時に行うことにより、上記課題の解決を図るものである。これは、車が不使用の状態にあるとき、ユーザはサービスまたは無線を利用しておらず、しかも今後しばらくの間、例えば10分程度の期間は利用しない可能性が高いと判断されるためであり、この不使用の状態の間に、無線ソフトの変更を行う。
ここで、車が不使用の状態にあるとは、車が実質的に使用状態にない、すなわち移動体としての車の走行状態やその準備段階になく、また、車の停止状態下であっても車載のアクセサリが使用されていない状態を意味する。車が不使用状態にある典型的な例は、エンジンキー(イグニッションキーとも言う)がキーシリンダから抜かれた状態である。なお、ユーザが無線機能付のエンジンキーを携帯している場合は、キーがキーシリンダに差し込まれていなくても、車が走行状態やその準備段階にあり、あるいは、車載のアクセサリが使用されていれば、車は使用状態にある。
他方、ドアロックキーのみが差し込まれ、エンジンキーはキーシリンダから抜かれた状態で、ユーザがルームランプの点灯した車室内に居る場合は、車は不使用状態であり、使用状態ではない。
以下、車の使用状態を検知して、無線ソフトのダウンロードとアップグレードを行う本発明のシステムの概要について述べる。なお、以下で特に区別しない場合、「キー」は、エンジンキーを意味するものとする。
まず、車載端末側のシステム構成として、全体制御を行うカーナビゲーションシステムCNS、CNSと協調して無線動作を行うソフトウェア無線システムSDRS、および車の使用状態を検知する使用状態検知機能としてのキーが抜かれているかどうかを検知するキーセンサモジュールKSからなる。
次に、CNS内の制御ソフトが保有する使用状態通知処理機能及び無線機仕様変更機能について説明する。CNS内の制御ソフトは、使用状態検知機能に基き車が不使用状態である旨の通知を受けたとき、無線ソフトとテストプログラムをダウンロードする処理手順が必要となる。
第三番目に、制御ソフト内で、ソフトウェアのダウンロードの終了後、CNSとSDRSの無線動作を停止し、ソフトウェアのインストールとテスト動作を行う手順が必要となる。
最後に、制御ソフト内で、テストが良好に終了した後、CNSとSDRSの無線動作を再開する手順が必要となる。
以下、実施例に沿って、具体的に説明する。
図1は、車100に搭載された情報システムを構成するテレマティクス端末104の一例を示すものである。特に、テレマティクス端末の一部をなすソフトウェア無線機(SDRS)106のシステム適用の例である。
SDRS106では、将来の無線仕様の変化や、無線基地局101や102の設置状況や電波状況により走行中に最適な無線仕様が変化したときに、この変化に柔軟に対処して無線仕様を切り替える必要がある。
切り替え対象の無線仕様としては、例えば、無線LAN、ETC(DSRC)、地上DTV通信などがある。
以下では、まず、このSDRSを中心とするソフトウェア無線装置の構成と、アップグレードを行う好適なタイミングを述べ、次に、アップグレードを実現する全体のシステム構成と処理フローを述べる。
[1. ソフトウェア無線装置の構成]
図1において、テレマティクス端末104は、ホストコンピュータとしての機能を備えており、ソフトウェア無線機(SDRS)106の起動と終了を含むSDRSの制御を行う。テレマティクス端末104は、カーナビゲーションシステム(CNS)107の、画像や音声などの情報処理をつかさどり、CNS107に情報データを通信するために、ソフトウェア無線機(SDRS)106を利用する。また、CNS107は、無線機の仕様を変更するための判断及び処理を実行する無線機仕様変更機能109を備えている。無線機仕様変更機能109(もしくはソフトウェア変更機能)は、コンピュータにおいてメモリ上にロードされ所定の手順を実行するプログラムにより実現されるものであり、車の使用状態に関する情報に基づいて、SDRSの仕様を変更するか否かを判断し、変更が必要な場合は、車の不使用状態にSDRSの仕様を変更する処理を行う。
CNS107とSDRS106間のインタフェース108は、USBなどの標準のデータ通信インタフェースを利用する。
ハードディスクドライバ(HDD)105は、無線経由などで取得した情報データを記憶する。SDRS106のための無線ソフトやテストプログラムも、ここに一旦格納する。
キーセンサモジュール(KS)103はキーの状態を検知するモジュールで、キーの操作状態を検知するものであり、検知した信号をAD変換するためのインバータ回路を含む。キーの操作状態としては、(a)キーがキーシリンダから抜かれた状態、(b)キーが単にキーシリンダに差し込まれているだけの状態、(c)キーが車載アクセサリ系の負荷とバッテリー間の電気的回路を閉成している状態、(d)キーがアクセサリ系負荷及びエンジンのイグニッション系負荷とバッテリー間の各電気的回路を閉成している状態、(e)キーがアクセサリ系負荷、イグニッション系負荷に加えてさらにエンジン起動系負荷ともバッテリー間の各電気的回路を閉成している状態、等が挙げられる。本実施例では、キーの操作状態が(b)〜(e)にあるとき、車が使用状態にあると判定する。
キーセンサモジュール(KS)103は、無線機能付のエンジンキーに関しても、同様にキーの操作状態を検知する機能を有する。
また、電気自動車の場合、キーの操作状態として、上記(a)、(b)、(c)に加えて、上記(d)、(e)に相当する走行用の発電電動機系負荷とバッテリー間の各電気的回路を閉成している状態を検知する機能蛾必要である。
図2は、SDRS106の内部構成を示すブロック図である。無線データは、アナログ処理部202を通ってディジタルデータに変換され、ディジタル処理を高性能に処理するダイナミックリコンフィギュラブル(DR)チップ203で行い、インタフェース108を通して、CNS107に転送される。データを送信する場合には、この逆の経路を通る。ここで、DRチップとは、ALUをアレイ状に並べた演算アクセラレータを中核とする信号処理向けの高性能チップである。
アナログ処理部202は、アンテナ200、RF・IF回路201、アナログディジタルコンバータ(ADC)・ディジタルアナログコンバータ(DAC)からなる。ADCは受信時、DACは送信時に利用する。
ディジタル処理部のFLASH205は、各種のプログラムを格納しておくために利用する。
次に、無線機仕様変更機能109に関して、SDRS106が、CNS107とどのような手順で無線データをやり取りするのかを、無線データを受信する場合を例にして、図3に従って以下に述べる。
図3に示す受信時には、SDRS106が1パケット受信とフレーム取出し301を行い、CNS107に受信データを受け付けるよう要求する受信受付要求302を行う。CNS107は、受信開始300を行うため、Navi−AckをSDRS106に転送する。これを受けて、SDRS106は、受信データ転送303を開始し、1フレームの受信データをCNS107に転送する。CNS107では、受信受付304を開始する。SDRS106は,全ての受信データをCNS107に転送し終えたら、終わりを示すENDをCNS107に転送する。その後、CNS107は、フレームの組立405を行うと同時に、送信局に返すACK信号をSDRS106に転送する(ACK送信動作306)。ACK送信は送信動作の一種であり、送信動作はここでは省略するが、受信動作の逆の過程をたどる。
以上、述べたように、ここで述べるソフトウェア無線装置は、1フレームの受信または送信をSDRS106で行い、フレームの組み立てまたは分解はCNS107で行う。両者でソフトウェア無線装置を構成している。このような構成以外にも、SDRS106でフレームの組み立てまたは分解を行う構成も考えうるが、その場合にも、CNS107はソフトウェア無線装置の起動・終了を指示や、状態監視を行うホストの役割を担う。このため、無線動作を行うときには、CNS107が動作している必要があり、また、SDRS106の動作がCNS107の誤動作の原因にもなりうる。
[2.アップグレードを行うタイミング]
ここでは、図4に従い、ユーザの利便性を損ねず、誤動作を抑制するために、無線機仕様変更機能109が、ダウンロードとアップグレードを行うタイミングについて述べる。
図4で、図4(a)は、現在、ユーザがCNS107とSDRS106を、サービスに利用しているか否かによって、ダウンロード(DL)とアップグレード(UP)に適合するタイミングを示す。図4(b)は、図4(a)で示すCNS107とSDRS106のサービスに対する利用状況(使用状態)は、車がどういう状態にある時に、起こりやすいかを示す。図4(a)から、ダウンロードとアップグレードに適するタイミングが得られ、図4(b)から、適合するタイミングは、車がどういう状態にある時かがわかる。
図4の根拠を詳細に述べる前に、図4から得られる結論から述べると、DLは、CNS107が利用されているか否かに拘らず、SDRS106が利用されていない時(図4(a)で、SDRSが not usedの列)が、実施するのに良いタイミングであるが、この状態が最も起こりうるのは車が利用されていな時(図4(b)で、SDRSが not usedの列で、かつCar stateがnot usedの行のセル)である。UPは、CNS107が利用されておらず、SDRS106が利用されていない時(図4(a)で、CNSがnot used、かつSDRSが not usedの列)が、実施するのに良いタイミングであるが、この状態が最も起こりうるのは車が利用されていない時(図4(b)で、CNSがnot used、かつSDRSが not usedの列で、かつCar stateがnot usedの行のセル)である。
従って、DLもUPも、車が利用されていない時を検知して、このタイミングで実施するのが好適だと言える。この検知を行って上で、ダウンロードはSDRS106が動作していない状態か、CNS107が動作していない状態、アップグレードは、CNS107が動作していない状態を選択するのが好適である。
以下では、以上の結論を導出した図4の根拠を述べる。
まず、図4(a)を説明する。図4(a)で、usedは、現在、サービスを享受するために、CNS107かSDRS106を利用していることを示し、not usedは利用していないことを示す。但し、[1.]の項で述べたように、SDRS106を利用して無線動作を行っているときには、何らかの形でCNS107を利用しており、図4(a)で示すCNS107の利用状態は、無線動作以外での利用状態を示す。DLとUPの行に示す○は、ダウンロードまたはアップグレードを行うのに、ユーザの利便性と誤動作の抑止の観点で良いタイミングであることを示す。△は、良いタイミングとは言えないが、さほど悪影響を及ぼさないタイミングであることを示し、×は悪いタイミングであることを示す。
ダウンロード(DL)は、SDRS106が利用されていないときには、良いタイミングであり、利用されているときには、さほど良いタイミングでない。何故なら、ダウンロードは無線を利用することが必要となるため、ユーザの利便性を損ねるためである。一方、CNS107が利用されているか否かには、タイミングの良否は依存しない。何故なら、無線動作に用いられるCNS107の処理量は少なく、無線を用いて、各種のデータをダウンロードをすることを前提に設計されていると考えられるため、無線用ソフトウェアのダウンロードが、他のサービスの阻害要因にはならないと想定して良いためである。
これに対して、アップグレード(UP)は、CNS107とSDRS106のいずれかが利用されている時には、悪いタイミングとなる。アップグレードを行うためには、インストールに引き続きテスト動作を行い、正常に動作することを確認する必要がある。これに対して、ソフトウェア無線の動作時には、{1.}の項で述べたように、SDRS106はもちろんのこと、CNS107の動作も必要となるため、ユーザの利便性と誤動作の両面から考えて、現在、CNS107とSDRS106を用いて行っているサービスは停止させる必要がある。このため、これらを用いてサービスを行っている状況には、悪いタイミングとなる。
次に、図4(b)を説明する。
車が使用状態にあるとき(Car Stateがusedの行=i〜iv)には、CNS107が利用されているか否かにかかわらず、SDRS106が用いられているのが通常の状態(usually=i、iii)である。何故なら、車載上のサービスは、放送をはじめとして、無線を用いるテレマティクスサービスが主体であるためである。従って、SDRS106が利用されていない状態は、稀なケース(rare case=ii、iv)だと言える。
次に、車が使用状態にないとき(Car Stateがun usedの行=v〜viii)を、CNS107が動作しているときと、動作していなときに分けて述べる。
まず、CNS107が動作している時(used)について述べる。この状況は、CNS107を用いて何らかのサービスを受けている状況か、HDD105にデータを格納する場合、稀に起こりうる。前者のサービスとして、鍵を閉じ込めたときに電子キーで自動的に解除するサービスが、現状考えうる。このサービスは、稀に起こりえるが、この時、移動体向けの無線を取り扱うSDRS106は動作していない。後者は、無線動作は不要であるため、このときにもSDRS106は動作していない。従って、CNS107がusedのケースは、SDRS106がnot usedの時がrare case(=vi)となる。一方、SDRS106がusedの時は、現状考えにくいが、将来、このようなケースに該当するサービスが出現する可能性を考慮して、very rare case(=v)とした。
次に、CNS107が動作していないとき(not used)について述べる。この時、SDRS106が利用されているケース(not used)は、CNS107が動作している時と同様に、現状のサービスでは考えにくいため、very rare case(=vii)とした。一方、SDRS106が動作しないケース(not used)は、通常のケースでありusually(=viii)となる。
ここで、上記で述べた2つの場合、即ち、CNS107が動作しているケースと動作していないケースで、注意しておきたい点は、SDRS106がnot usedとは、何らかのサービスもしくは、その準備に使われていないという意味で、無線装置は、外部からの応答に備えて、常に通信動作のスタンバイ状態は保っている。例えば、位置を教えるという動作は、送信動作を伴うが、この動作を行っていないときでも、何らかのデータが到着したら受信動作は行う。
以上が、図4の根拠であり、[2.]項の最初に述べたように、図4から、DLもULも車が使用状態にないときに実施するのが、好適である。
従って、車が不使用状態にあるときを検知する手段が重要となり、この検知を含めて、DLとULを併せたアップグレードを実現するシステム構成と処理フローを[3.]以降で述べる。
[3.全体システム構成]
アップグレードの処理フローの前提となる、データセンタや車載の端末システムを含む全体システムの構成を図5に従い、以下に述べる。
アップグレードを実現する構成は、データセンタ(Data center)500、バックボーン501、無線基地局502、および車載システム(Vehicular System)503の4つに分かれる。データセンタ500は、本発明で対象とするソフトウェアやコンテンツデータのサーバであり、ダウンロードするために基地局に送付する役目を持つ。バックボーン501は、光ファイバ網や公衆回線網などであり、サーバと各種無線基地局や大域的に端末間でデータのやり取りを行うための物理的な仲介の役目を持つ。無線基地局502は、無線データを、バックボーン501と各種無線端末間で送受信するための仲介役である。移動体の場合、無線端末の位置を常に監視して、最適な無線基地局502を通して、データを仲介する。車載システム503は、無線端末の一実現形態であるテレマティクス端末104と本発明のキーコンポーネントとなるキーセンサモジュール(KS)103からなる。
データセンタ500は、ダウンロードする対象データを格納するデータベース(DB)5000、DB5000内のデータ転送を制御するDBサーバ(Server)5001、インターネットアドレス管理などインターネット用の制御を行うインターネットサーバ(IN Serever)5002、5002の制御に従いデータの送受信を行うインターネットプロトコルバージョン6ルータ(IPv6 Router)5003からなる。
無線基地局502には、移動体向けに、各種ある。携帯電話用無線基地局(Mobile Phone−bs)5020、無線LAN基地局(WLAN−bs)、主に高速道路向けのDSRC基地局(DSRC−bs)などである。これらの無線基地局の中から、移動体は、最適な無線を選択して、通信を行う。
車載システム503の内部構成と役割は、[1.]で述べたため、割愛する。アンテナ5030は、無線端末502と無線データのやり取りを行う。周波数帯域が異なるとアンテナは、複数本必要となるが、単数本か複数本かは、本発明の主題とは外れるので、本実施の形態では、単数本としている。
[4.アップグレードの処理フロー]
CNS107の無線機仕様変更機能109によるアップグレードの処理フローを、図6から図11に従い、以下に述べる。
図6は、車載システム503とそれ以外のデータセンタ500、バックボーン501、および無線基地局502の役割分担を明示せず、全体の処理フローを示している。
図7から図9は、無線機仕様変更機能109によるアップグレード実施中にキー入力されたときを考慮した処理を詳細に示している。図7は、ダウンロード処理6042の詳細フローを示し、図8は、ダウンロードする無線ソフトのデータ構造を示す。図9は、キー入力されたときに実行する割り込み処理を示す。
図10と図11は、図6の処理フローを細分化して、車載システム503と、データセンタ500の処理に分けて記載した。なお、バックボーン501と無線基地局502の処理は、本発明の主題とは外れるため、単なる無線データの通過経路と位置づけている。
[4.1 全体処理フロー]
図6に従い、無線機仕様変更の全体処理フローを述べる。
まず、ステップ600で、現在、車載システム503に搭載されている無線ソフトと車載システム503のバージョンを検知する。無線ソフトのバージョンの検知は、これから無線ソフトを新たなバージョンにアップグレードする必要があるか否かを判断するために行い、車載システム503のバージョンの検知は、新たなバージョンの無線ソフトを動作させるのに十分なハード仕様を持っているかどうかを判断するために行う。
ステップ600で得られた無線ソフトのバージョンを元に、ステップ601では、バージョンが最新か否かを判断する。最新であればアップグレードの必要がないため、処理は終了する。
ステップ601の結果、無線ソフトのバージョンが最新でなければ、ステップ600で得られた車載システム503のバージョンを元に、ステップ602で、アップグレードをするのにハード仕様が適合しているか否かを判断する。適合していなければ、ハードのバージョンアップをする必要があるため、ユーザは、ステップ603で、システムを含めたアップグレードをサービスステーションなどで実施する。
ステップ602の結果、車載システム503のバージョンがアップグレードに適合していれば、ステップ604で、無線ソフトのダウンロードとアップグレード(DL&UP)を行う。以下で、ステップ604の内部処理ステップを述べる。
まず、ステップ6040で、対象車のキー状態を検知する。これは、[2.]の項で述べた条件に従い、車が利用されていないという条件をキーの状態で判断するためである。なお、車が不使用という状態を検出するために、キーの状態以外の手段で判断しても良いことは言うまでも無い。例えば、イグニッション系負荷やエンジン起動系負荷さらにはアクセサリ系負荷を統括的に制御するシステム例えばエンジンコントロールユニットの制御信号の有無を検出したり、あるいはこれらの制御信号の一部をそのまま利用することなども考えられる。本実施の形態では、最も確実な方法として、キーが入力あるいは操作されているか否かのキーの状態で検出する方法を利用する。
次に、ステップ6041で、キーが抜かれているかどうかを判断する。キーが差し込まれている状態では、車は利用中であると判断し、再びステップ6040に戻る。
第3番目に、ステップ6041でキーが抜かれていれば、車は利用されていないと判断し、ステップ6042で、無線ソフトとアップグレード結果をテストするテストプログラムをダウンロードする。この時、ダウンロードに先立ち、図4(a)でダウンロードに最適なタイミングであるSDRS106が利用されていない時を選択する判断を設けることがさらに望ましいが、この判断はCNS107からのSDRS107の状態の判断で、本実施例のCNS107がホストの役割を担っていることから容易に実現可能である。本発明の主題から外れるため、ここでは詳細な説明を省略する。
第4番目に、ステップ6043では、アップグレードするに先立ち、現在、SDRS106とCNS107が動作中であれば、動作を停止させる。この時、サービスに利用されていれば、CNS107を利用してユーザに判断を問うステップがあれば、さらに望ましいが、本発明の主題から外れるため、ここでは省略する。但し、[2.]の最後の方で述べたように、外部からの応答に備えて、常に通信動作のスタンバイ状態を保つSDRS106の動作は、サービスの準備動作であり、ユーザの判断は不要である。
第5番目に、ステップ6044で、アップグレードとテストを行う。具体的には、SDRS106とCNS107にインストールし、無線動作が正しく行われるか否かをテストする。
第6番目に、ステップ6045でテスト結果が良好であったか否かを判断し、失敗に終わった時には、ステップ6046で、ユーザに対策の指示を行う。対策には種々の方法が考えうるが、コンピュータに不慣れな大衆向きであることを勘案すると、サービスステーションに出向くよう指示するのが、妥当な方法であると思われる。
第7番目に、ステップ6045でテスト結果が良好であったときには、ステップ6047で、アップグレードのために停止させていたSDRS106とCNS107の無線動作を再開させる。正確には、アップグレード前の状態に動作状態に戻す。
[4.2 キーが入力されたときの処理フロー]
ここでは、無線機仕様変更処理におけるダウンロードまたはアップグレード実施中に、ユーザーが車に戻りキー入力されたときに、どう対処するかを述べる。キー入力されたら、それまでの処理を出来る限り生かすことが望ましい。
まず、ダウンロード処理6042に関して、キー入力されたときの対処方法を(1)で述べ、次に、アップグレード処理6044に関してキー入力されたときの対処方法を(2)で述べる。最後に、ダウンロードとアップグレード共通に、キー入力されたときの割込みプログラムについて、(3)で述べる。
(1)ダウンロード処理中の対処方法
対処方法としては、ダウンロードを続行してアップグレードはしないか、ダウンロードを中止するかの二つに分かれる。アップグレードをしないのは、2.で図4をもとに述べたように、ソフトウェア無線は車走行中には、通常、利用されており、アップグレード動作により、現在利用している無線機が利用できなくなることにより、ユーザの利便性を損ねることを回避するためである。
前者は、無線ソフトのダウンロードの動作で、走行中の本来の動作の開始が遅れるため、ユーザはダウンロード終了まで、サービスが受けられないという欠点がある。無線ソフトのデータに加工を加えることなく、ダウンロードが行えるというメーカ側のメリットはあるが、ユーザの利便性に課題を残す。
後者には、次回キーが抜かれたときに最初からダウンロードをやり直す方法1と、今回ダウンロードをしたデータを生かして、次回は、次のデータからダウンロードする方法2が考えられる。方法1は、ダウンロードの続行と同じメーカ側のメリットがあるが、やり直しが生じるため、短時間の車の停止を頻繁に行うユーザは、ダウンロードまでの実時間が長くなり、新たな無線ソフトによるサービス享受が遅れる。やはり、ユーザの利便性に課題を残す。方法2は、無線ソフトをブロックに分割して、ブロックの番号によりどこまでダウンロードをしたかを記憶しておくことにより対処できる。メーカ側は、ダウンロードのために無線ソフトの加工が必要となるが、ユーザの利便性は向上する。以下では、方法2について、図7に従い詳細に述べる。
図7は、ダウンロード処理6042を、上記で述べた方法2に従い処理するフローを示す。ここでは、無線ソフトが図8に示すようにブロック分割され、ブロック毎にダウンロードする。ブロックの総数はAN個である。無線ソフト以外のテストデータも同様にして処理可能である。
まず、図8に示すブロック分割されたデータ構造について述べる。このデータ構造は、データをブロック分割する構造の一例を示し、もちろん、他にもデータ構造はありうる。図8は、無線ソフトのプログラムを、ヘッダ800から始まり、ブロック803に分割している。ヘッダ800は、データの始まりを示すスタートフラグSTRTと全ブロック数を示すAN802からなる。ヘッダの後は、ブロック803がANで示す数だけ連続する。ブロック803は、ブロックの順番を示すBLKID804とデータを示すDATA805からなる。DATA805を連続するブロックの数だけ取り出して結合すると、無線ソフトのプログラムとなる。
図8の構造を持つデータは、初めてダウンロードをするときには、ヘッダから順番に送信されるが、次回からは、前回までにダウンロードを終了したブロック数LastNの後ろのブロックから、データを送信する。
次に、図8のデータ構造を用いて、無線ソフトをブロック単位にダウンロードする処理フローを、図7に従い述べる。なお、図7には、キー入力されたときに、次回のダウンロードのために、今回のダウンロードがどのブロックまで行われたかを記憶する手段は記載されていない。この処理は、割込みプログラムとして、実現する。詳細は、後述の(3)で述べる。
ステップ700:前回、ダウンロードが終了して、無線ソフトは実行可能な状態かどうかを判定する。この判定は、2次記憶装置に格納されているダウンロード終了を示すフラグDLEが1か否かの判断で行う。1なら終了、1でなければ終了していないことを示す。
ステップ701:ダウンロードする全ブロック数ANを2次記憶装置から取得する。前回までにヘッダ800をダウンロードしていれば、ANは設定されており、今回が初めてのダウンロードであればANは0となっている。
ステップ702:ANが0なら、ヘッダをダウンロードし、ANを2次記憶に格納する。
ステップ703:前回ダウンロードしたブロック数LastNを2次記憶から取得。現在、ダウンロードが終了したブロック番号PreNにLastNを格納し、ブロックのダウンロードの準備をする。
ステップ704:PreNがANより小さいなら、まだダウンロードするブロックはあるため、ダウンロードを行う。そうでなければ、ダウンロードは終了し、ステップ708へ。
ステップ705:ダウンロードを行うサーバへ、現在までダウンロードし終わったブロック数PreNを送信し、次のブロックのダウンロードを要求する。
ステップ706:ブロック番号PreN+1のブロックのダウンロードを実施。
ステップ707:PreNを更新してPreN+1にする。ダウンロードしたブロックからデータ部DATA805を新たなPreNと共に2次記憶に退避。次のブロックをダウンロードするために、再度ステップ704に戻る。
ステップ708:全てのブロックをダウンロードし終わったため、全てのブロックかのDATA805を結合して、元の無線ソフトのプログラムに戻して、2次記憶に格納。同時に、ダウンロード終了フラグDLEを1にして、格納して、ダウンロード処理は終了する。
(2)アップグレード処理中の対処方法
対処方法としては、アップグレードを中止することである。何故なら、ダウンロードと異なり、アップグレードはその時のシステムの状態により、結果が異なることがあるためである。もちろん、システムが正常であれば同じ結果となるはずであり、結果が異なるのは、システムに異常が起こっているためであるが、異常がないかどうかも含めてテストを行う必要がある。
以上より、アップグレード処理中の対処としては、即時に中止して、次回、キーが抜かれた時には、最初からアップグレードをやり直す。アップグレード中止は、割り込み処理により行う。(3)にて述べる。
(3)キー入力時の割込み処理
ダウンロード処理6042とアップグレード処理6044を実行中に、キー入力された時には、処理を中断して、ダウンロード処理に対しては、次回、ダウンロードするために、今回のダウンロードがどのブロックまで行われたかを記憶する処理を行う必要がある。
割込みは、KS103から、カーナビCNS107への割込み通知で行われる。ここでは、本発明の主題と外れるため、詳細は割愛するが、107内には、図6や図7の処理を行うCPUと、CPUに割り込みの通知を行う割込みコントローラが搭載されており、この機構を用いて、割込みプログラムは起動される。
図9に従い、割込みプログラムの処理フローを述べる。
ステップ900:割込み通知を受けて、現在、ダウンロード処理6042を実行中か否かを判断する。プログラムカウンタを見ればこの判断は可能である。6042を実行中なら、ステップ901以降を処理する。
ステップ901:ダウンロード処理6042を実行中なら、次回のダウンロードに必要な情報LastNを、ステップ707で2次記憶に格納したPreNに更新する。
ステップ902:LastNを2次記憶に退避し、次回のダウンロードに備える。
ステップ903:ダウンロード処理6042の強制終了。
ステップ905:現在、アップグレード処理6044を実行中か否かを判断する。6044を実行中なら、ステップ906以降を処理する。
ステップ906:アップグレード処理6044の強制終了。
ステップ6047:DL&UPのステップ604を実施前のシステム状態に復帰し、割込みプログラムを終了する。具体的には、各種レジスタを復帰して、SDRS106とCNS107のソフトウェア無線動作を再開する。
[4.3 車載システムとデータセンタの処理]
ここでは、図10と図11に従い、図6で述べた無線機仕様変更処理の全体処理フローを、車載システム503とデータセンタ500に分けて述べる。なお、データセンタ500で、一連の処理を行うのは、主にDBサーバ5001であるが、データの転送に当っては、当然、インターネットサーバ5002とIPv6ルータ5003も処理を行うが、これらの動作は、本発明の主題から外れるため割愛する。
まず、図6のステップ600は、データセンタ500からのバージョン問合せ6000に応じて、車載システム700内のCNS107がバージョンを通知して行う。ここでは、CNS107が、無線ソフトと車載システムのバージョンを保持していることを前提としている。
次に、データセンタ500で、ステップ601とステップ602の判断を行う。ここでは、両者の判断結果がYesであった場合を図示しているが、ステップ601の判断結果がNoであった場合には処理は終了し、ステップ602の結果がNoであった場合には、車載システムを保有するユーザに何らかの形でステップ603を行う指示をする。例えば、無線通知手段を用いる。
第3番目に、ステップ601とステップ602の結果、ダウンロードを行う対象であることが判別できれば、データセンタ500は、ステップ60400で、ダウンロードを行ってよいか否かの可否を問い合わせる。
第4番目に、ステップ60400の問合せに応じて、CNS107は、ステップ6040とステップ6041で、KS103のセンシング結果を得、キーが抜かれているか否かの判断を行う。キーが抜かれていれば、即ち、ステップ6041の結果が、Yesであれば、ステップ60420でデータセンタ側にダウンロード要求を送る。この時、4.1で述べたダウンロードに最適なタイミングとして、SDRS106が利用されていない時を選択する判断は、必要ならCNS107に問い合わせて、ダウンロードの前に行う。
第5番目に、ステップ60420のダウンロード要求に応じて、データセンタ500では、ステップ60421にて無線ソフトとテストプログラムのダウンロードを行う。
第6番目に、車載システム503にダウンロードされたデータを、CNS107は、ステップ60422にて、端末側ダウンロードとして、HDD105にデータを転送し、105にて、ステップ60423により無線ソフト等のデータ更新を行う。ここまでで、ステップ6042は終了する。
最後に、アップグレードに先立ち、ステップ6043で、SDRS106とCNS107のソフトウェア無線動作を、一時停止する(図11でSDRS106が細い線の状態1101)。ここで停止とは、2.の最後の方で述べた通信動作のスタンバイ状態を保つ動作も含んで、SDRS106は完全に停止させ、ホストのCNS107のみが待ち受け状態になることを意味する。この時、4.1で述べたように、106か107がサービスに利用されており、CNS107を利用してユーザに判断を問うステップが必要であれば、停止前に行う。
続いて、ステップ6044でアップグレードとテスト動作を行い(図11で、SDRS106のテスト動作時は、点線の状態1102)、ステップ6045で、テスト結果が良好であれば、ステップ6047で、ソフトウェア無線動作を再開させる(図11で、SDRS106が太線状態1100が通常動作の状態)。
本実施例によれば、ユーザの利便性を損ねず、車載システムの誤動作を抑制して、自動的にソフトウェア無線機をアップグレードできる。
なお、以上述べた本発明の実施例では、無線機の仕様の変更処理を含む全体の制御をカーナビゲーションシステムCNSで行うことにしているが、車載の情報システムを有し、CNSを含めたあるいはCNS以外の車の全体制御を行う機能を備えている場合には、その情報システムにより、無線機の仕様その他のソフトウエアの変更処理を行うようにしても良いことは言うまでもない。
本発明の一つの実施形態であるソフトウェア無線機SDRSを含む車載システムの構成を示す図である。 本発明の一つの実施形態であるSDRSの構成図である。 本発明の一つの実施形態であるSDRSとCNSとの受信実現手順を示すフロー図である。 本発明の一つの実施形態である無線ソフトのアップグレードを行うタイミングを選択するための図である。 本発明の一つの実施形態である全体システム構成図である。 本発明の一つの実施形態である無線ソフトのアップグレードを行う処理フロー図である。 本発明の一つの実施形態である無線ソフトのダウンロード処理6042の処理フローを示す図である。 本発明の一つの実施形態である無線ソフトをブロック毎にダウンロードためのデータ構造を示す図である。 本発明の一つの実施形態であるキー入力された時の割込みプログラムの処理フローを示す図である。 本発明の一つの実施形態である無線ソフトのアップグレードを行うデータセンタと車載システムの処理フローの前半部を示す図である。 本発明の一つの実施形態である無線ソフトのアップグレードを行うデータセンタと車載システムの処理フローの後半部を示す図である。
符号の説明
103…キーセンサモジュールKS、104…テレマティクス端末、105…ハードディスクドライバHDD、106…ソフトウェア無線機SDRS、107…カーナビゲーションシステムCNS、202…SDRSの前処理部、203…ダイナミックリコンフィギュラブル(DR)チップ、206…ADC/DAC、205…FLASHロム、500…データセンタ、501…バックボーン、502…無線基地局、503…車載システム。

Claims (20)

  1. ソフトウェアで無線仕様を規定できる車載用の無線機と、該無線機を制御するコンピュータとを備えたソフトウェア無線装置であって、
    無線機仕様変更機能と、前記車の使用状態に関する情報を受取り前記コンピュータに通知する使用状態通知処理機能とを具備し、
    前記無線機仕様変更機能は、前記コンピュータにより実行され、前記車の使用状態が不使用のとき、該無線機の仕様を変更する処理を行うことを特徴とする、ソフトウェア無線装置。
  2. 請求項1において、
    前記車の使用状態に関する情報は、前記車のキーが抜かれているか否かの情報であることを特徴とする、ソフトウェア無線装置。
  3. 請求項1において、
    前記車の使用状態に関する情報は、前記車のアクセサリ系負荷もしくはイグニッション系負荷とバッテリー間の電気的な回路が開放されているか否かの情報であることを特徴とする、ソフトウェア無線装置。
  4. 請求項1において、
    前記無線機仕様変更機能は、前記無線機の仕様を変更する前に、該無線機と前記コンピュータの動作を停止し、該仕様変更後、動作テストを行って良好に仕様変更が終了したことを確認後、該無線機と該ホストコンピュータの動作を再開させることを特徴とする、ソフトウェア無線装置。
  5. 車載用の無線機と、該無線機の起動と終了を制御するコンピュータと、前記コンピュータにより実行されるソフトウェアを変更するソフトウェア変更機能と、前記車の使用状態に関する情報を受取り前記コンピュータに通知する使用状態通知処理機能とを具備し、
    前記ソフトウェア変更機能は、前記車の使用状態が不使用のとき、前記無線機を用いて前記ソフトウェアに関するデータをダウンロードする処理を行うことを特徴とする、ソフトウェア無線装置。
  6. 請求項5において、
    前記使用状態に関する情報は、前記車のキーが抜かれているか否かの情報であることを特徴とする、ソフトウェア無線装置。
  7. 請求項5において、
    前記無線機は、ソフトウェアで無線仕様を規定できる無線機であり、
    前記データは、前記無線機の仕様を変更するためのソフトウェアであることを特徴とする、ソフトウェア無線装置。
  8. 請求項7において、
    前記ソフトウェア変更機能は、前記無線機の仕様を変更する前に、該無線機と前記コンピュータの動作を停止し、該仕様変更後、動作テストを行って良好に仕様変更が終了したことを確認後、該無線機と該ホストコンピュータの動作を再開させることを特徴とする、ソフトウェア無線装置。
  9. 請求項7において、
    前記ソフトウェアが複数のブロック分割され、
    前記ソフトウェア変更機能は、ブロック毎に該ソフトウェアのダウンロードを実行することを特徴とする、ソフトウェア無線装置。
  10. 請求項1において、
    前記ソフトウェアが複数のブロック分割され、
    前記無線機仕様変更機能は、ブロック毎に該ソフトウェアのダウンロードを実行することを特徴とする、ソフトウェア無線装置。
  11. 請求項1において、
    前記無線機仕様変更機能は、前記車の使用状態が不使用のとき、前記無線機を用いて前記ソフトウェアに関するデータをダウンロードする処理を行い、該ダウンロード処理中に、前記車が使用状態となったときは、該ダウンロードを中止することを特徴とする、ソフトウェア無線装置。
  12. 請求項11において、
    前記無線ソフトは、複数のブロックに分割されており、
    前記無線機仕様変更機能は、前記ダウンロード処理中に前記無線ソフトのブロックの番号によりどこまでダウンロードをしたかを記憶し、次回は、次のデータからダウンロードすることを特徴とする、ソフトウェア無線装置。
  13. 請求項12において、
    ブロック分割されたデータは、データの始まりを示すスタートフラグSTRTと全ブロック数を示すAN、ブロックの順番を示すBLKID、及びデータを示す複数のDATAからなり、
    該複数のDATAを連続するブロックの数だけ取り出し結合することにより無線ソフトのプログラムが構成されることを特徴とする、ソフトウェア無線装置。
  14. 請求項1において、
    前記無線機仕様変更機能は、前記車の使用状態が不使用のとき、前記無線機を用いてアップグレード処理を行い、
    該アップグレード処理中に、前記車が使用状態となったときは、該アップグレード処理を中止し、ソフトウェア無線動作を再開することを特徴とする、ソフトウェア無線装置。
  15. 請求項14において、
    前記無線機仕様変更機能は、割り込み処理により該アップグレードを中止し、実施前のシステム状態に復帰させ、
    中止した該アップグレードに関して、次回、前記車の使用状態が不使用となったときに、最初から該アップグレードをやり直すことを特徴とする、ソフトウェア無線装置。
  16. ソフトウェアで無線仕様を規定できる無線機と、該無線機を制御するコンピュータとを備えた車載の情報システムであって、
    無線機仕様変更機能と、前記車の使用状態に関する情報を受取り前記コンピュータに通知する使用状態通知機能とを具備し、
    前記無線機仕様変更機能は、前記コンピュータにより実行され、前記車の使用状態が不使用のとき、該無線機の仕様を変更する処理を行うことを特徴とする、車載情報システム。
  17. 請求項16において、
    前記車の使用状態を検知し前記コンピュータに通知する使用状態通知機能を具備していることを特徴とする、車載情報システム。
  18. 請求項17において、
    前記使用状態通知機能は、前記車のキーが抜かれているかどうかを検知するセンサを含むことを特徴とする、車載情報システム。
  19. ソフトウェアで無線仕様を規定できる車載用の無線機を制御するコンピュータを備えたソフトウェア無線装置において、情報を生成し出力するためのプログラムであって、コンピュータに、
    無線通信に必要な送受信の信号処理を行うために特定の仕様のソフトウェア無線機を構成する機能と、
    前記車の使用状態に関する情報を受取り、前記車の使用状態が不使用のとき、該ソフトウェア無線機の仕様を変更する処理を行う機能と、該変更処理中に前記車が使用状態となったときは、該変更処理を中止する機能、を実現させるためのプログラム。
  20. ソフトウェアで無線仕様を規定できる車載用の無線機を制御するコンピュータを備えたソフトウェア無線装置において情報を生成し出力するためのプログラムであって、
    前記ソフトウェアは、複数のブロックに分割されており、
    コンピュータに、
    無線通信に必要な送受信の信号処理を行うために特定の仕様のソフトウェア無線機を構成する機能と、
    前記車の使用状態に関する情報を受取り、前記車の使用状態が不使用のとき、該ソフトウェア無線機の仕様を変更する処理を行う機能と、
    該変更処理中に、前記車が使用状態となったときは該変更処理を中止する機能と、
    前記変更処理中に前記ソフトウェアをどのブロックまでダウンロードしたかを記憶する機能、を実現させるためのプログラム。
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