JP2006202720A - メタルハライドランプ - Google Patents

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弘道 川島
Hisashi Yoshida
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【課題】 放電空間に本質的に水銀を含まないメタルハライドランプにおいて、ランプの諸特性をほとんど変化させることなく、アークを太く見せる。
【解決手段】 本発明のメタルハライドランプは水平点灯されるものであり、放電空間111を形成する発光管部11、その両端に形成された封止部121、122とを有する気密容器1の放電空間111に、金属ハロゲン化物および希ガスからなる水銀不含の放電媒体が封入されており、封止部121、122の内部には一対の電極31、32が封止されている。また、気密容器1にはその周囲を包囲するように外管7が取り付けられており、外管7には一対の電極31、32間の略中央を通り、管軸に対して垂直かつ水平方向に延出した直線上から放電時に形成される上部湾曲のアーク10を見た場合に、上部のアーク10幅の少なくとも一部を覆う略規則的な模様の光拡散面72、73が形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車の前照灯等に使用される放電空間に本質的に水銀を含まないメタルハライドランプに関するものである。
従来技術として、発光管内に、水銀、希ガス、希土類金属のハロゲン化物、セシウムのハロゲン化物、およびインジウムのハロゲン化物とを含む金属ハロゲン化物を封入し、上記金属ハロゲン化物の総封入量、ハロゲン化セシウムと金属ハロゲン化物の封入モル比、ハロゲン化インジウムと金属ハロゲン化物の封入モル比を好適な量だけ封入したメタルハライドランプの発明がある。(例えば、特許文献1)
特開平8−329889号公報(第2〜9頁、図3〜5)
現在、環境負荷の高い水銀を使用しないメタルハライドランプの開発が行われている。この水銀を封入しないメタルハライドランプにおいて、点灯中のアークが細く見えるという現象が発生している。これは水銀自体が持っていたアークを太くするという作用を得られなくなったためであると考えられており、アークが細く見える状態であるとそのランプをスクリーン等に投影したときの配光特性が悪くなってしまう。
この課題に対して、例えば、上記特許文献1の第3頁右2〜5行に記載されているように、アークを太くする作用があるセシウムのハロゲン化物を封入することが有効であることが知られている。しかし、セシウムのハロゲン化物を封入すると、ランプの明るさ、すなわち全光束が低下してしまうことがわかった。
本発明の目的は、放電空間に本質的に水銀を含まない条件において、ランプの諸特性をほとんど変化させることなく、アークを太く見せることができるメタルハライドランプを提供することである。
本発明のメタルハライドランプは、0.1cc以下の放電空間を形成する発光管部、該発光管部の両端に形成された封止部とを有する透光性の気密容器と、前記放電空間に金属ハロゲン化物および希ガスが封入され、かつ本質的に水銀を含まない放電媒体と、前記封止部の内部に封着された金属箔と、一端は前記金属箔に接続され、他端は前記放電空間内で5mm以下の電極間距離を保って対向配置された一対の電極と、前記気密容器を包囲して取り付けられ、紫外線を遮蔽する外管とを具備し、水平点灯されるメタルハライドランプにおいて、前記一対の電極間の略中央を通り、管軸に対して垂直かつ水平方向に延出した直線上から放電時に形成される上部湾曲のアークを見た場合に、前記外管に上部の前記アーク幅の少なくとも一部を覆う略規則的な模様の光拡散面が形成されている。
本発明によれば、ランプの諸特性を変化させることなく、アークを太く見せることができる。
(第1の実施の形態)
以下に、本発明の実施の形態のメタルハライドランプについて図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態であるメタルハライドランプの全体図である。
気密容器1は、例えば、透光性の石英ガラスからなり、ほぼ楕円形の形状の発光管部11とその長手方向の両端部に発光管部11と同材料で形成された封止部121、122からなる。発光管部11の内部には、その長手方向にほぼ円柱状で内容積が0.1cc以下の放電空間111が形成されており、放電空間111には、放電媒体として金属ハロゲン化物であるヨウ化ナトリウム、ヨウ化スカンジウム、ヨウ化亜鉛、および希ガスであるキセノンが封入されている。ヨウ化ナトリウムに含有されている金属ナトリウムおよびヨウ化スカンジウムに含有されている金属スカンジウムは、主に発光金属として作用し、ヨウ化亜鉛に含まれている金属亜鉛は、主に水銀に代わるランプ電圧形成媒体として作用し、キセノンは、主に始動ガスとして作用する。また、ハロゲン化物としては、他のハロゲン化物よりも反応性が低いヨウ素が最も好適である。
ここで、発光管部11に封入される放電媒体には、水銀は本質的に含まれていない。この「本質的に水銀を含まない」とは、水銀を全く含まないか、または1ccあたり2mg未満、好ましくは1mg以下の水銀量が存在していても許容するという意味である。つまり、従来の水銀入りのショートアーク形ランプのように、水銀蒸気によってメタルハライドランプの電圧を所要に高くする場合、1ccあたり20〜40mg、場合によっては50mg以上封入しており、この水銀量と比較すれば、2mg未満の水銀量は圧倒的に少なく、本質的に水銀が含まれないと言える。
圧潰形成された板状の封止部121、122の内部には、例えばモリブデンからなる金属箔21、22が封着されている。放電空間111側の金属箔21、22の一端部には、例えばタングステンからなる電極31、32の一端が、金属箔21、22とほぼ一体になるように抵抗溶接により接続されており、他端部は、発光管部11付近の封止部121、122を通って、放電空間111に延出し、5mm以下の電極間距離を保って、その先端同士が対向するように配置されている。なお、電極31、32は、直径が異なる大径部311、321と小径部312、322とが一体に形成された形状であり、大径部311、321は放電空間111に、小径部312、322は封止部121、122内にそれぞれ位置している。
電極31、32の金属箔21、22と近接する軸部分には、金属導線を数回、回巻して形成したコイル41、42が、その外周面と接触するように接続されている。このコイル41、42は、金属箔21、22側の端部から放電空間111に向けて所定距離巻かれ、コイル41、42の他端は封止部121、122に内在している。
金属箔21、22において、電極31、32の接続部分に対して反対側の端部には、導入導体51、52が溶接等により接続されており、この導入導体52の他端は、封止部122の外部に延出し、L字状に形成された給電端子53の一端とほぼ直角になるように接続されている。この給電端子53の他端は、導入導体51の方向、かつ封止部121、122とほぼ平行に延出している。そして、封止部121、122と平行する給電端子53には、絶縁チューブ6が取着されている。
これらを備えた気密容器1の外側には、例えば、石英ガラスからなる筒状の外管7が、その長手方向を包囲するように取り付けられている。この外管7は、UVカット機能が施されており、紫外線を遮蔽するように構成している。この外管7の長手方向の両端部には、縮径部71が形成されており、縮径部71は封止部122の発光管部11方向に対して反対側の端部付近をガラス溶着し、他方の縮径部は、図示していないが封止部121の発光管部11方向に対して反対側の端部付近をガラス溶着している。また、外管7の外表面の一部には、光拡散面72、73(73は反対側)が形成されている。この光拡散面72、73の詳細については後述する。
気密容器1を内部に包囲した状態の外管7は、その外周面を挟持するように形成された固定金属具8を介して、ソケット9に接続されている。このソケット9の気密容器1が接続される場所に対して反対の方向には、金属端子91がその外周面に沿って形成されており、この金属端子91は、給電端子53とソケット9内部で電気的に接続されている。そして、図示していないが、発光管部11に対して反対方向に延出していた導入導体51は、ソケット9内部を通って、ソケット9の底部部分に位置している。
これらで構成されたメタルハライドランプは、ランプの長手方向において、点灯中、電極31、32の軸間を結ぶ直線に対して、上方向に湾曲したアーク10が形成される。
図2は、図1において、電極間の中央を軸方向に対して垂直に切断した図である。ここで、図中の点線はアーク10の仮想の切断図、直線V−V’はアークの中央を通り、水平方向に垂直な直線、直線W−W’は直線V−V’に対して垂直で、発光管部11の中央を通る直線である。
図2の断面では、光拡散面72、73は、略規則的な模様状に形成された面状部分であり、直線W−W’上からアーク10を見て、上部のアーク10の直線V−V’方向の幅の少なくとも一部を覆う位置に施されている。ここで、「略規則的」とは、全体として光拡散面72、73が規則的な構成である状態を示しているが、大部分は規則的で、一部のみが不規則的に構成されている場合も、得られる効果はほとんど変わらないため許容される。また、「上部のアーク10の直線V−V’方向の幅の少なくとも一部を覆う」とは、アークの輝度を測定したときに、測定された最も明るい地点の輝度値に対して、20%輝度値のアークの幅を少なくとも覆うことを意味している。
光拡散面72、73は、「○」、「×」、「△」、「・」、「−」、「+」等の単純形状からなる単一の光拡散部74を複数配列することにより構成されている。この光拡散面72、73の形成方法の一例として、この実施の形態では、1回の照射につき、「×」状の形状を外管の表面に一つの傷状の模様をつけることができるレーザー照射装置を使用することにより、図3に示すような、「×」状の光拡散部74を形成した。このレーザー照射装置によって複数、配列形成された光拡散面72、73は、斜め格子状の模様に形成されている。なお、光拡散面72、73の形成方法については特に指定はなく、光を拡散する略規則的な形状に形成できる方法であれば、他の方法を用いても構わない。
図4は、図1のメタルハライドランプの仕様の例について説明するための発光管部付近の拡大図である。発光管部11の内径Aは2.6mm、外径Bは6.2mm、長手方向の最大長Cは7.8mm、電極間距離Dは4.3mm、電極の直径Eは0.35mmである。外管7の内径Fは7mm、外径Gは9mmであり、光拡散面72、73は、水平基準軸X−X’から上方向に0.1mm〜1.6mm、垂直基準軸Y−Y’から左右方向に±1.25mmの範囲に連続して形成されている。すなわち、光拡散面72、73はその大きさH×Iが1.5mm×2.5mmである。発光管部11には、放電媒体として金属ハロゲン化物であるヨウ化スカンジウム−ヨウ化ナトリウム−ヨウ化亜鉛−ヨウ化インジウムが0.4mgと希ガスであるキセノンが10.5atmそれぞれ封入されており、水銀は一切含まれていない。また、気密容器1と外管7により形成されている空間には大気が含まれている状態である。
なお、水平基準軸X−X’とは、電極31、32の両中央を通る管軸方向の軸を示す。ただし、気密容器1や電極31、32が曲がり、変形等をしている場合には、ソケット9の略中央を通る水平な軸を意味することとする。また、垂直基準軸Y−Y’とは、電極間距離の略中央において、管軸と垂直な軸を示す。
図5は、実際のアークの図であり、図5(a)は光拡散面を形成しない場合のアーク、図5(b)は光拡散面を形成した場合のアークである。図6は、図4のランプ仕様において、光拡散面の有無によるアークの幅および輝度を測定した結果を説明する図である。ここで、アーク幅の測定は、日本電球工業会に定められている自動車前照灯用メタルハライドランプのアーク測定試験(JEL−215)の通りに行なっている。
図5及び図6からわかるように、外管7の外表面に光拡散面72、73を加工したランプと加工していないランプとでは、加工したランプのほうがアークの幅が大きくなっており、その割合は光拡散面72、73を加工していないランプに比べて、1.4倍〜1.6倍程度、平均1.5倍程度も大きくなることがわかる。なお、本実施の形態では、アークの幅が増大したが、気密容器1内部の封入媒体やランプの寸法等を変えたわけではないので、ランプの諸特性はほとんど変化していなかったことも確認された。
次に、光拡散面72、73の模様によるアーク幅の変化について説明する。図7は、「・」、「○」、「−」、「×」の形状の光拡散部の集合からなる光拡散面の模様を説明するための図であり、図8は、図7のそれぞれの光拡散面によるアーク幅の変化を説明するためである。
図7(a)〜(b)のいずれの光拡散面74の模様においても光拡散の効果が得られている。しかし、その形状により、アーク幅の増大率には差が生じており、「・」、「○」、「−」の加工ではアーク幅の変化率が10%前後の向上であったのに対し、「×」の加工では45%と特に光拡散効果が高いことがわかる。これは、外管7の表面の凹凸面の面積と光拡散部74が形成されていない隙間に生じる非拡散処理部分の面積との関係により変化したと考えられる。以上から、アークの幅を増大させたい場合には、光拡散部74は「×」、「+」、「*」などの形状であることが好適であると考えられる。
次に、レーザー加工以外に、特開平7−211288に示されているようなフロスト加工、薬品による表面の溶解加工によって、外管7の同じ位置に同じ大きさの光拡散面72、73を形成し、アーク幅の変化率の比較を行った。その結果、アーク幅の変化率については、いずれの手段であっても増大することが確認された。
しかし、上記の光拡散面72、73を有するそれぞれのランプについて、配光特性の試験を行なったところ、フロスト加工および薬品溶解加工による光拡散面72、73を有するランプは、配光の強弱ムラが発生しやすいことがわかった。その原因としては、光拡散面の凹凸深さや模様が不規則であったことにより、光の拡散具合に強弱が発生したためと考えられる。すなわち、フロスト加工および薬品溶解加工によって光拡散面72、73を形成する方法が、表面の模様を規則的に形成することが困難であることに起因する。したがって、レーザー加工等により、光拡散面72、73を規則的な模様とすることが望ましいといえる。
また、光拡散面72、73の大きさは、小さすぎるとアークの拡散が不十分となり、最悪の場合、規格等を満たさなくなるため、管軸に対して垂直方向の幅は0.5mm以上であるのが望ましい。ただし、拡散処理を施す範囲が大きすぎると、光の散乱が過度になって配光の均一さがなくなり、配光特性がまばらになることが確認されたため、管軸に対して垂直方向の光拡散面72、73の幅は1.5mm以下であることが望ましい。
さらに、光拡散面72、73は、水平基準軸X−X’から上方向に0mm〜0.5mmおよび/または0.8mm〜1.3mm、かつ垂直基準軸Y−Y’から軸方向に左右0.2mmの範囲に少なくとも連続して形成されるのが望ましい。この光拡散面72、73の形成範囲は、必要最低限のアーク10の幅の拡散を行なうために最低限の範囲を示す。したがって、この構成により、さらに光拡散の効果が得られやすい。なお、水平基準軸X−X’から上方向に0mm〜0.5mmに光拡散面72、73がある場合は、アーク10の下部分の拡散、上方向に0.8mm〜1.3mmに光拡散面72、73がある場合は、アーク10の上部分の拡散をそれぞれ意味している。
本実施の形態では、放電空間に本質的に水銀を含まないランプにおいて、光拡散面72、73を外管7の好適な位置に形成するだけで、ランプの諸特性を変化させないで、アークの幅を改善することができる。
また、光拡散面72、73は、レーザー加工によって、光拡散部74を複数配列することにより、面の模様を規則的な形状に形成することが容易にできるとともに、それによりアークの増大の効果および配光特性を良好に保つことができる。
また、管軸に対して垂直方向の光拡散面72、73の幅が、0.5mm以上であるので、十分なアークの拡散効果を得ることができる。
さらに、光拡散面72、73は、一対の電極31、32の略中央を通る水平基準軸X−X’に対して、上方向に0mm〜0.5mmまたは0.8mm〜1.3mm、かつ一対の電極31、32で形成される電極間距離の略中央において、管軸と垂直な垂直基準軸Y−Y’に対して、管軸方向に左右0.2mmの範囲に少なくとも連続形成されているため、光拡散の効果が得られやすい構成とすることができる。
なお、本発明は、上記した実施の形態に限られるわけではなく、例えば次のように変更してもよい。
本実施の形態では、光拡散面72、73は外管7の外表面に施したが、内表面に施してもよい。
光拡散部74は、その大きさ、形状および深さを調節することで、光の拡散具合を変化させることができる。すなわち、所望のアークの幅に調節することができる。例えば、光拡散面72、73の非拡散処理部分の面積を少なくするように、光拡散部74を配列すると、光の拡散効果が高くなるため、アークの幅を増大できる。
本発明のメタルハライドランプの第1の実施の形態について説明するための全体図。 図1において、電極間の中央を軸方向に対して垂直に切断した図。 レーザーを用いて作成した光拡散面の拡大図。 図1のメタルハライドランプの仕様について説明するための発光管部付近の拡大図。 光拡散面による実際のアークの図。 図4のランプ仕様において、日本電球工業会に定められている測定試験により、光拡散面の有無によるアークの幅および輝度を測定した結果を説明する図。 「・」、「○」、「−」、「×」の形状の光拡散部の集合からなる光拡散面の模様を説明するための図。 図7のそれぞれの光拡散面によるアーク幅の変化を説明するための図。
符号の説明
1 気密容器
11 発光管部
111 放電空間
121、122 封止部
21、22 金属箔
31、32 電極
41、42 コイル
51、52 導入導体
53 給電端子
6 絶縁チューブ
7 外管
72、73 光拡散面
74 光拡散部
8 固定金属具
9 ソケット
10 アーク

Claims (4)

  1. 0.1cc以下の放電空間を形成する発光管部、該発光管部の両端に形成された封止部とを有する透光性の気密容器と、
    前記放電空間に金属ハロゲン化物および希ガスが封入され、かつ本質的に水銀を含まない放電媒体と、
    前記封止部の内部に封着された金属箔と、
    一端は前記金属箔に接続され、他端は前記放電空間内で5mm以下の電極間距離を保って対向配置された一対の電極と、
    前記気密容器を包囲して取り付けられ、紫外線を遮蔽する外管とを具備し、水平点灯されるメタルハライドランプにおいて、
    前記一対の電極間の略中央を通り、管軸に対して垂直かつ水平方向に延出した直線上から放電時に形成される上部湾曲のアークを見た場合に、前記外管に上部の前記アーク幅の少なくとも一部を覆う略規則的な模様の光拡散面が形成されていることを特徴とするメタルハライドランプ。
  2. 前記光拡散面は、単一の光拡散部を複数配列する、あるいは連続的に略規則的な加工模様により構成されていることを特徴とする請求項1記載のメタルハライドランプ。
  3. 管軸に対して垂直方向の前記光拡散面の幅が、0.5mm以上であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のメタルハライドランプ。
  4. 前記光拡散面は、前記一対の電極の略中央を通る水平基準軸に対して、上方向に0mm〜0.5mmまたは/および0.8mm〜1.3mm、かつ前記一対の電極で形成される電極間距離の略中央において、管軸と垂直な垂直基準軸に対して、管軸方向に左右0.2mmの範囲に少なくとも連続形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載のメタルハライドランプ。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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