JP2006201336A - 学習支援サーバ、学習支援方法ならびに学生支援プログラムおよびこれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒 - Google Patents

学習支援サーバ、学習支援方法ならびに学生支援プログラムおよびこれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒 Download PDF

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Abstract

【課題】 教育機関等において授業の一環として行われる外国語学習等で、効果的な学習を可能にする学習支援システムを提供する。
【解決手段】 学習支援サーバ100は、実際のTOEICの試験とほぼ同じ時間配分で解答することを要求され、解説も見られないチャレンジャーモード、チャレンジモードで誤答した問題のみが再表示され、そのすべてについて正解に達するまで解答を続ける再チャレンジモード、すでにすべての問題で正解に達した段階で、第1部をもう一度復習するレビューモードにより、学習者PC200に教材を配信する。
【選択図】図4

Description

本発明は、学習支援システムに関し、教育機関等において授業の一環として行われる外国語学習等で、効果的な学習を可能にする学習支援システムに関する。
コンピュータを活用した言語学習は、1980年代の米国を中心とするハイパーカードテキストで作られた教材による反復学習等を経て、90年代以降はスタンドアローン環境でのマルチメディア教材による言語学習、ネットワーク環境での言語学習システムが発展してきた。現在、学校教育の現場では、CALL(コンピュータ支援言語学習)と呼ばれる学習形態が主流であるが、これは一室に配置した数十台のコンピュータでLANを構築し、サーバから配信された教材をWEB上で学習するものである。
従来のCALLシステムにおける、サーバから配信される言語学習教材の学習のフローは、サーバに登録された教材群を学習者が自発的に選択して解答し、コンピュータが正誤を判断してその学習履歴を記録するというものである。
従来のCALLシステムでは、学習者の学習意欲が高いときには、指示がなくとも自発的に反復学習を行うなど、教材の学習の流れを学習者自身が構築し、学習効果が期待できるが、大学等の教育機関で単位認定を前提に行われるCALLシステムでは、習熟度を問わず学習者が実質的な時間を使って完全に理解するまで強制的に学習させることが必要であり、それを可能にする学習支援システムは知られていない。また、習熟度の高い学生の学習動機を弱めないようにしたり、時間割に合わせて同一の教材から複数の試験問題を作成することのできる学習支援システムも知られていない。
本発明は上記従来技術の有する問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、実際の試験と同じ雰囲気で学習することにより学習者の動機付けを高めることのできる学習支援システムを提供することにある。
本発明の他の目的は、誤答した問題を納得がいくまで考えさせることのできる学習支援システムを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、時間割に合わせて同一の教材から複数の試験問題を作成することのできる学習支援システムを提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)クライアントに教材コンテンツを配信する配信手段を有し、前記配信手段により配信される教材コンテンツにかかる問題は所定の制限時間経過後は解答できないように構成されていることを特徴とする、学習支援サーバ。
(2)前記配信手段により配信した教材コンテンツにかかる問題の解答データをクライアントから受信してその正誤を判断する判断手段と、前記判断手段により誤答と判断した問題を前記教材コンテンツから抽出して復習用教材コンテンツを作成する作成手段とを有し、前記配信手段は、前記作成手段により作成した復習用教材コンテンツを配信することを特徴とする、(1)に記載の学習支援サーバ。
(3)前記作成手段は、前記配信手段によりクライアントに配信済みの教材コンテンツのなかから所定数の問題をランダムに抽出してテスト用教材コンテンツを作成するものであり、前記配信手段は、前記作成手段により作成したテスト用教材コンテンツを配信することを特徴とする、(1)または(2)に記載の学習支援サーバ。
(4)前記教材コンテンツは、言語学習用の教材コンテンツである、(1)〜(3)のいずれか1つに記載の学習支援サーバ。
(5)前記教材コンテンツは、TOEIC(Test of English for International Communication)用の教材コンテンツである、(4)に記載の学習支援サーバ。
(6)クライアントに教材コンテンツを配信する配信ステップを有し、前記配信ステップにより配信される教材コンテンツにかかる問題は所定の制限時間経過後は解答できないように構成されていることを特徴とする、学習支援方法。
(7)前記配信ステップにより配信した教材コンテンツにかかる問題の解答データをクライアントから受信してその正誤を判断する判断ステップと、前記判断ステップにより誤答と判断した問題を前記教材コンテンツから抽出して復習用教材コンテンツを作成する作成ステップとを有し、前記配信ステップは、前記作成ステップにより作成した復習用教材コンテンツを配信することを特徴とする、(6)に記載の学習支援方法。
(8)前記作成ステップは、前記配信ステップによりクライアントに配信済みの教材コンテンツのなかから所定数の問題をランダムに抽出してテスト用教材コンテンツを作成するものであり、前記配信ステップは、前記作成ステップにより作成したテスト用教材コンテンツを配信することを特徴とする、(6)または(7)に記載の学習支援方法。
(9)前記教材コンテンツは、言語学習用の教材コンテンツである、(6)〜(8)のいずれか1つに記載の学習支援方法。
(10)前記教材コンテンツは、TOEIC(Test of English for International Communication)用の教材コンテンツである、(9)に記載の学習支援方法。
(11)クライアントに教材コンテンツを配信する配信ステップをコンピュータに実行させるものであり、前記配信ステップにより配信される教材コンテンツにかかる問題は所定の制限時間経過後は解答できないように構成されていることを特徴とする、学習支援プログラム。
(12)前記配信ステップにより配信した教材コンテンツにかかる問題の解答データをクライアントから受信してその正誤を判断する判断ステップと、前記判断ステップにより誤答と判断した問題を前記教材コンテンツから抽出して復習用教材コンテンツを作成する作成ステップとをコンピュータに実行させるものであり、前記配信ステップは、前記作成ステップにより作成した復習用教材コンテンツを配信することを特徴とする、(11)に記載の学習支援プログラム。
(13)前記作成ステップは、前記配信ステップによりクライアントに配信済みの教材コンテンツのなかから所定数の問題をランダムに抽出してテスト用教材コンテンツを作成するものであり、前記配信ステップは、前記作成ステップにより作成したテスト用教材コンテンツを配信することを特徴とする、(11)または(12)に記載の学習支援プログラム。
(14)前記教材コンテンツは、言語学習用の教材コンテンツである、(11)〜(13)のいずれか1つに記載の学習支援プログラム。
(15)前記教材コンテンツは、TOEIC(Test of English for International Communication)用の教材コンテンツである、(14)に記載の学習支援プログラム。
(16)(11)〜(15)のいずれか1つに記載の学習支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
本発明の学習支援システムによれば、教材をチャレンジモードで提供することにより、実際のTOEICの試験とほぼ同じ時間配分で解答することが要求され、解説も見られないので、試験会場での受験の雰囲気を擬似的に体験することができることができるとともに、制限時間を過ぎると結果がすぐに表示されることにより、学習者の動機付けを高めることができる。
また、本発明の学習支援システムによれば、教材をチャレンジモードで提供することにより、学習者は、正解にたどりつくまで反復して解答することを要求されるため、不得手とする問題をそのままにすることがなくなり、なぜ誤答したのかを納得がいくまで考えるようになる。
さらに、本発明の学習支援システムによれば、第1部、第2部のチャレンジモードで設定された正解率を越えた学習者には、第1部、第2部、第3部のすべての問題で正解に達した段階で、来週に配信予定の課題を学習できるようにすることにより、習熟度の高い学生の学習動機を維持し、学習の意欲を高めることができる。
さらに、本発明の学習支援システムによれば、あらかじめ学習者に告知した、各レベル別の問題群の中からランダムに決められた数の問題を選んでテストを作成するので、本学習支援システムを教育機関等で行われるコンピュータ支援言語学習に利用した場合等において、レベルごとに同一教材を用いながら、週5日にわたって各時間帯に授業を配置している場合等に、学習成果を確かめるために授業ごとに異なる問題のテストを作成するのを容易にすることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかる学習支援システムの全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態にかかる学習支援システムは、学習支援サーバ100と、学習者PC(パーソナル・コンピュータ)200とを備え、これらはネットワーク300を介して相互に通信可能に接続されている。なお、ネットワーク300に接続される機器の種類および台数は、図1に示す例に限定されない。また、学習者PC200は、ネットワーク300を介することなく、学習支援サーバ100と直接専用線で接続されていてもよい。
つぎに、上記各機器の構成について説明するが、上記各機器は後述する構成要素以外の構成要素を含んでいてもよく、あるいは、後述する構成要素のうちの一部が含まれていなくてもよい。また、各機器で同様の機能を有する部分については、説明の重複を避けるため初回のみその説明を行い、2回目以降はその説明を省略する。
図2は、本実施形態にかかる学習支援サーバ100の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、サーバ100は、CPU110、ROM120、RAM130、ハードディスク140、ディスプレイ150、入力装置160およびネットワークインタフェース170を備えており、これらは信号をやり取りするためのバス180を介して相互に接続されている。
CPU110は、プログラムにしたがって上記各部の制御や各種の演算処理等を行う。ROM120は、サーバ100の基本動作を制御する各種プログラムやパラメータを格納する。RAM130は、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶する。
ハードディスク140は、OS(オペレーティングシステム)や後述するサーバ100の所定の動作を制御するためのプログラムおよびパラメータを格納する。また、ハードディスク140は、学習者の氏名、年齢、性別、学部、学科、学籍番号等の個人情報、ならびに本学習支援システムを利用する際の認証に用いる学習者のIDおよびパスワードの情報をそれぞれ登録した学習者データベース141、学習者の学習履歴を記録した学習履歴データベース142、および教材や試験問題等のデータを記憶した教材データベース143を格納している。
ディスプレイ150は、各種の情報を表示する。入力装置160は、キーボードやマウス等であり、各種の入力を行うために使用される。
ネットワークインタフェース170は、ネットワークに接続しネットワーク上の他の機器と通信するためのインタフェースであり、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI等の規格が用いられる。
本実施形態においては、サーバ100はWebサーバ機能を搭載しており、WWWデータベースとしてネットワーク300上でHTML、XML等のマークアップ言語で記載された文書データを公開し、HTTP等のプロトコルにより学習者PC200その他のネットワーク上の機器からの要求に応じて当該文書データおよびそのリンクデータを転送する機能を有する。これにより、サーバ100は、ネットワーク300上で学習支援サービスを提供するためのWebサイトを構築するものである。
ここで、本実施形態における学習支援サービスでは、eラーニングの基盤となる管理システムとしてLMS(Learning Management System)が利用される。LMSの基本機能は、学習者の登録、学習履歴の管理、学習の進捗管理、コンテンツ配信であり、サーバから個々の学習者PCに対して、事前に設定されたコンテンツを配信し、その学習履歴をサーバ内のデータベースに蓄積する。学習履歴はLMSに保存され、学習者が次回に学習するときは前回の続きから学習することができる。また、学習管理者は、学習者の学習履歴を参照することができ、事前に設定された条件で学習者へのメールによる学習促進等、学習の進捗管理を自動的に行うこともできる。LMSを利用して研修の受付等研修業務の管理機能を取り込んだり、コンピテンシー管理の考え方に基づいたスキル項目の定義、スキル診断、教育カリキュラムの作成等の人材育成管理を実現することも可能である。異なるLMSでも同じ教材コンテンツが利用できるように、最近ではSCORM(Shareable Content Object Reference Model)と呼ばれる標準化の採用が進んできており、この標準化により、学習資源の共有化や、また高品質な学習教材の安価な入手が実現される。
学習者PC200は、サーバ100により提供される学習支援サービスを利用する学習者の所有するコンピュータである。PC200は、CPU、ROM、RAM、ハードディスク、ディスプレイ、入力装置、ネットワークインタフェース、バス等から構成されるものであり、パソコン、ワークステーション等の他、携帯電話、PHS(登録商標)、PDA、電子手帳等の携帯用端末であってもよい。
ネットワーク300は、電話網、移動通信網、ISDN、パケット交換網等の公衆網、およびLAN、WAN、インターネット等のコンピュータネットワークを含むものである。
つぎに、本実施形態における学習支援システムの動作の概要を説明する。なお、本実施形態では、サーバ100が、英語能力認定試験であるTOEIC(Test of English for International Communication)のスコアの向上を目的とする英語学習支援サービスを提供する場合を例にして説明する。
図3〜図5は、本実施形態における学習支援サーバ100の学習支援サービスの処理の手順を示すフローチャートである。図3〜図5のフローチャートにより示されるアルゴリズムは、サーバ100のROM120またはハードディスク140に制御プログラムとして記憶されており、動作開始の際にRAM130に読み出されてCPU110によって実行される。
図3において、サーバ100は、まず、学習者の認証処理を行う(S101)。具体的には、サーバ100は、PC200からの送信要求に応じて、ネットワークインタフェース170およびネットワーク300を介してPC200に、本学習支援サービスのログイン画面を表示するためのログイン画面表示データを送信する。PC200は、サーバ100からトップページ表示データを受信すると、WWWブラウザによりディスプレイに本Webサイトのトップページを表示する。図6は、PC200のディスプレイに表示される本学習支援サービスのログイン画面の一例を示す図である。学習者が、キーボードおよびマウスの操作等により、「ID」および「PASS」のボックスに、あらかじめ付与されている本サービスについての学習者のIDおよびパスワードをそれぞれ入力し、「ログイン」ボタンを押下することにより、PC200はサーバ100にログイン要求を送信する。サーバ100は、PC200からネットワーク300およびネットワークインタフェース170を介してログイン要求を受信すると、ハードディスク140内の学習者データベース141を参照して受信したIDおよびパスワードの情報を照合し、学習者の認証処理を行う。ユーザ認証に失敗した場合は、学習支援処理サービスの処理を終了する。
ユーザ認証に成功すると、ついで、ハードディスク140内の学習者データベース141を参照して、当該学習者の習熟度データをRAM130に読み出す(S102)。本学習支援サービスでは、学習者は習熟度別に3つのレベルに分けられており、それぞれのレベルごとに異なる問題が用意されている。読み出した学習者の習熟度データは、後述する教材配信処理およびテスト問題配信処理において、配信する問題のレベルの選択に利用される。
さらに、ハードディスク140内の学習履歴データベースを参照して、当該学習者の学習履歴をRAM130に読み出す(S103)。そして、当該週が定期テストに指定された週でない場合は(S104のNO)、教材配信処理を行う(S105)。
図4は、本実施形態においてサーバ100が行う教材配信処理の手順を示すフローチャートである。図4において、サーバ100は、ステップS103で読み出した学習履歴を参照して、当該週の学習履歴がない場合は(S201のNO)、ハードディスク140内の教材データベースから、当該学習者の習熟度レベルの教材の第1部を選択して読み出し、第1部のチャレンジモードの教材を、ネットワークインタフェース170およびネットワーク300を介してPC200に配信する(S202、S203のNOおよびS204)。
図7〜9は、サーバ100がPC200に配信する教材の構成例を説明するための図である。図7〜9に示すように、本学習支援サービスにおける教材は、習熟度別にそれぞれ3部構成となっており、第1部はリスニング問題(4パート、50題)、第2部はリーディング問題(3パート、50題)、および第3部はドリル問題(聞き取り、速読、クイズ形式の問題、10題)の合計110題となっている。学習者は、週の最初に配信された前記110題について、その週のうちにすべて正解に達することが課せられている。
また、第1部のリスニング問題と、第2部のリーディング問題の解答にあたっては、次の3つの学習モードが用意されている。すなわち、「チャレンジモード」は、TOEICの実際の試験と同じように制限時間が設けられ、制限時間内に解答することが求められる。制限時間が来ると終了となり、学習者の正解率と、全体の平均正解率が表示さえる。チャレンジモードによれば、実際のTOEICの試験とほぼ同じ時間配分で解答することを要求され、解説も見られないので、試験会場での受験の雰囲気を擬似的に体験することができるとともに、制限時間を過ぎると結果がすぐに表示されることにより、学習者の学習の動機付けを高めることができる。チャレンジモードが終了すると、再チャレンジモードに進むことができる。
「再チャレンジ」モードは、チャレンジモードで誤答した問題のみが再表示され、そのすべてについて正解に達するまで解答を続ける。このモードでは、問題に対する解説を見ることが可能である。再チャレンジモードによれば、学習者は、正解にたどりつくまで反復して解答することを要求されるため、不得手とする問題をそのままにせず、なぜ誤答したのかを納得がいくまで否応なしに考えることになり、弱点が克服され実力が定着することになる。再チャレンジモードですべてが正解に達した段階で、次の部に進むか、「レビュー」モードに進むことができる。
「レビュー」モードは、すでにすべての問題で正解に達した段階で、第1部をもう一度復習するモードである。すべての問題について、解説を見ながら復習することができる。
サーバ100は、ステップS204で配信した第1部のチャレンジモードの教材が終了すると、ハードディスク140内の学習履歴データベースにおける当該学習者の学習履歴を更新し(S205)、中止命令がない限り(S206のNO)、ついで第1部の再チャレンジモードの教材を配信し(S201のYES、S207のNO、S203のYES、S208のNOおよびS209)、さらに、レビューモードが選択されている場合は第1部のレビューモードの教材を配信し(S201のYES、S207のNO、S203のYES、S208のYES、S210のYESおよびS211)、レビューモードが選択されていない場合は第2部に進み(S201のYES、S207のNO、S203のYES、S208のYES、S210のNOおよびS212)、そして、第2部でも第1部と同様の手順を繰り返す(S201のYES、S207のNO、S203〜S212)。
そして、最後に第3部のドリル問題を配信し(S201のYES、S207のYESおよびS213)、ドリルの問題がすべて正解に達したら、ハードディスク140内の学習履歴データベース142における当該学習者の学習履歴を更新し(S205)、教材配信処理を終了する。成績評価は、出席点、平常点およびテストの得点の合計により行い、第1部、第2部、第3部のすべてで正解に達した学習履歴がある場合に平常点が満点となる。なお、本学習支援サービスの利用中にいつでも利用を中止することができ(S206のYES)、いつでも再開して終了していないステージの教材から学習することができる。
一方、図3において、当該週が定期テストに指定された週である場合は(S104のYES)、テスト問題配信処理を行う(S105)。図5は、本実施形態においてサーバ100が行うテスト問題処理の手順を示すフローチャートであり、図10は、サーバ100がPC200に配信するテスト問題の構成例を説明するための図である。図5および図10において、サーバ100は、ハードディスク140の教材データベース143に格納されている当該学習者に配信済みの教材のうち、既習の全範囲または予め学習者に告知してある所定の出題範囲(例えば第2週と第4週の教材)から、パートごとに所定出題数をランダムに抽出して試験問題を作成する(S301)。これにより、本学習支援システムを教育機関等で行われるコンピュータ支援言語学習に利用した場合等において、レベルごとに同一教材を用いながら、週5日にわたって各時間帯に授業を配置している場合等に、学習成果を確かめるために授業ごとに異なる問題のテストを作成するのを容易にすることができる。そして、作成した試験問題をネットワークインタフェース170およびネットワーク300を介してPC200に配信する(S302)。配信した問題の回答が終了したら、テスト結果をPC200に送信すると共に(S303)、ハードディスク140内の学習履歴データベースに記録し(S304)、テスト問題配信処理を終了する。
上記実施形態では、学習者を習熟度別に3つのレベルに分け、それぞれのレベルごとに異なる問題を用意するものであったが、とりわけ高いレベルの学習者の中には、高いレベルの問題であっても、比較的容易にこなしてしまうため、学習の意欲が弱くなることが懸念される。そこで、第1部、第2部のチャレンジモードで、所定の正解率を越えた学習者には、第1部、第2部および第3部のすべての問題で正解に達した段階で、来週に配信予定の課題を学習できるように構成してもよい。これにより、他の学習者よりも習熟度の高い学習者の学習の意欲を高めることができる。
TOEICの問題では、例えばヒアリングの場合は、回答の枝(A、B、C、D)が、固定されていると、4回同じ問題をやれば、中身を見なくても必ず答えがわかってしまう。そこで、内容は一緒でも、毎回、ABCDの順番をシャッフルするように構成してもよい。
上記実施形態では、学習支援サーバを1台のコンピュータで構成する例について説明したが、本発明では、サーバを複数のコンピュータで構成するものであっても構わない。すなわち、Webサーバ、WWWデータベース、認証サーバ、LMSサーバ、学習者データベース、学習履歴データベース、教材データベースの一部または全部を別のコンピュータで構成してもよい。
上記実施形態にかかる学習支援システムでは、学習支援サーバと学習者PCとはWWWシステムを利用して通信を行うものであったが、本発明で利用される通信方式はこれに限定されるものではなく、その一部または全部を他の通信方式やプロトコルを用いて行うものであってもよい。
本発明の学習支援サーバは、上記各手順を実行するための専用のハードウエア回路によっても、また、上記各手順を記述したプログラムをCPUが実行することによっても実現することができる。後者により本発明を実現する場合、学習支援サーバを動作させる上記プログラムは、フロッピー(登録商標)ディスクやCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ROMやハードディスク等に転送され記憶される。また、このプログラムは、たとえば、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、学習支援サーバの一機能としてその装置のソフトウエアに組み込んでもよい。
本発明の実施形態にかかる学習支援システムの全体構成を示すブロック図 同学習支援システムにかかる学習支援サーバの構成例を示すブロック図 同学習支援サーバの学習支援サービスの処理手順を示すフローチャート 同学習支援サーバの学習支援サービスの処理手順を示すフローチャート 同学習支援サーバの学習支援サービスの処理手順を示すフローチャート 同支援システムにおけるPCディスプレイに表示されるWEBページを示す図 同学習支援サーバがPCに配信する教材の構成例を示す図 同学習支援サーバがPCに配信する教材の構成例を示す図 同学習支援サーバがPCに配信する教材の構成例を示す図 同学習支援サーバがPCに配信するテスト問題の構成例を示す図
符号の説明
100 学習支援サーバ
110 CPU
120 ROM
130 RAM
140 ハードディスク
141 学習者データベース
142 学習履歴データベース
143 教材データベース
150 ディスプレイ
160 入力装置
170 ネットワークインタフェース
180 バス
200 学習者PC
300 ネットワーク

Claims (16)

  1. クライアントに教材コンテンツを配信する配信手段を有し、
    前記配信手段により配信される教材コンテンツにかかる問題は所定の制限時間経過後は解答できないように構成されていることを特徴とする、
    学習支援サーバ。
  2. 前記配信手段により配信した教材コンテンツにかかる問題の解答データをクライアントから受信してその正誤を判断する判断手段と、
    前記判断手段により誤答と判断した問題を前記教材コンテンツから抽出して復習用教材コンテンツを作成する作成手段とを有し、
    前記配信手段は、前記作成手段により作成した復習用教材コンテンツを配信することを特徴とする、
    請求項1に記載の学習支援サーバ。
  3. 前記作成手段は、前記配信手段によりクライアントに配信済みの教材コンテンツのなかから所定数の問題をランダムに抽出してテスト用教材コンテンツを作成するものであり、
    前記配信手段は、前記作成手段により作成したテスト用教材コンテンツを配信することを特徴とする、
    請求項1または2に記載の学習支援サーバ。
  4. 前記教材コンテンツは、言語学習用の教材コンテンツである、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の学習支援サーバ。
  5. 前記教材コンテンツは、TOEIC(Test of English for International Communication)用の教材コンテンツである、
    請求項4に記載の学習支援サーバ。
  6. クライアントに教材コンテンツを配信する配信ステップを有し、
    前記配信ステップにより配信される教材コンテンツにかかる問題は所定の制限時間経過後は解答できないように構成されていることを特徴とする、
    学習支援方法。
  7. 前記配信ステップにより配信した教材コンテンツにかかる問題の解答データをクライアントから受信してその正誤を判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにより誤答と判断した問題を前記教材コンテンツから抽出して復習用教材コンテンツを作成する作成ステップとを有し、
    前記配信ステップは、前記作成ステップにより作成した復習用教材コンテンツを配信することを特徴とする、
    請求項6に記載の学習支援方法。
  8. 前記作成ステップは、前記配信ステップによりクライアントに配信済みの教材コンテンツのなかから所定数の問題をランダムに抽出してテスト用教材コンテンツを作成するものであり、
    前記配信ステップは、前記作成ステップにより作成したテスト用教材コンテンツを配信することを特徴とする、
    請求項6または7に記載の学習支援方法。
  9. 前記教材コンテンツは、言語学習用の教材コンテンツである、
    請求項6〜8のいずれか1項に記載の学習支援方法。
  10. 前記教材コンテンツは、TOEIC(Test of English for International Communication)用の教材コンテンツである、
    請求項9に記載の学習支援方法。
  11. クライアントに教材コンテンツを配信する配信ステップをコンピュータに実行させるものであり、
    前記配信ステップにより配信される教材コンテンツにかかる問題は所定の制限時間経過後は解答できないように構成されていることを特徴とする、
    学習支援プログラム。
  12. 前記配信ステップにより配信した教材コンテンツにかかる問題の解答データをクライアントから受信してその正誤を判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにより誤答と判断した問題を前記教材コンテンツから抽出して復習用教材コンテンツを作成する作成ステップとをコンピュータに実行させるものであり、
    前記配信ステップは、前記作成ステップにより作成した復習用教材コンテンツを配信することを特徴とする、
    請求項11に記載の学習支援プログラム。
  13. 前記作成ステップは、前記配信ステップによりクライアントに配信済みの教材コンテンツのなかから所定数の問題をランダムに抽出してテスト用教材コンテンツを作成するものであり、
    前記配信ステップは、前記作成ステップにより作成したテスト用教材コンテンツを配信することを特徴とする、
    請求項11または12に記載の学習支援プログラム。
  14. 前記教材コンテンツは、言語学習用の教材コンテンツである、
    請求項11〜13のいずれか1項に記載の学習支援プログラム。
  15. 前記教材コンテンツは、TOEIC(Test of English for International Communication)用の教材コンテンツである、
    請求項14に記載の学習支援プログラム。
  16. 請求項11〜15のいずれか1項に記載の学習支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015080185A (ja) * 2013-10-16 2015-04-23 コムポステック コーポレイテッド 分割コンテンツを利用した仮想面接処理システム及び方法
JP2015169844A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 株式会社ベネッセコーポレーション 学習支援システム、学習支援方法及び学習支援プログラム
JP2015200890A (ja) * 2014-04-08 2015-11-12 ▲懐▼澤企業有限公司 遠隔教育方法および遠隔教育を提供するサーバー装置
KR102288531B1 (ko) * 2021-01-14 2021-08-09 박명재 반복 학습을 통한 중국어 강의 콘텐츠 제공 방법 및 이를 위한 장치

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