JP2006200984A - 遊星歯車機構の動特性測定装置及び動特性測定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊星歯車機構の動特性を正確に測定することができる遊星歯車機構の動特性測定装置を提供する。
【解決手段】 遊星歯車機構2の出力軸11に負荷モータ31によって負荷を付与し、第1及び第2入力軸3、9を駆動モータ26によって分配ギヤボックス25を介して駆動する。噛合い強制力測定装置36によって、出力軸11に生じる噛合い強制力を測定する。変位センサ43によって遊星歯車機構2の構成要素の変位を測定する。噛合い強制力測定装置36及び変位センサ43の出力信号S1、S2を解析装置46で処理して時間周波数解析し、その結果を対比することにより、出力軸11に生じる噛合い強制力に影響を及ぼす遊星歯車機構2の構成要素の動特性を特定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動変速機等に使用される遊星歯車機構の振動、騒音の発生原因を解析するための遊星歯車機構の動特性測定装置に関するものである。
遊星歯車機構は、同軸上に入出力軸を配置することよって小型化が可能であり、入出力構成の多様性から、変速機の多段化やハイブリッド車のモータ充電機構への適用等、自動車の燃費向上アイテムとして注目されている。一方、遊星歯車機構は、平行2軸歯車機構に対して、構造が複雑であり、特有の噛合い強制力を発生し、この噛合い強制力が構成部品及びケースに伝達されて、振動、騒音の発生原因となるという問題を有している。
遊星歯車機構の振動、騒音に関する先行技術として、特許文献1には、遊星歯車機構を含む変速機(トランスアクスル)の入出力軸に静的トルク負荷をかけた状態でカウンタ軸に捩り振動を付与し、各部の振動レベルをセンサによって検出することにより、噛合い強制力によって発生する振動の各部における伝達感度を評価する歯車伝動機のギヤノイズの評価試験方法が記載されている。
特開2003−98005号公報
しかしながら、遊星歯車機構の振動、騒音問題を解決するためには、遊星歯車特有の噛合い強制力の発生メカニズムを解析することが必要であるが、上記公報記載の従来技術では、ケースを含む完成品としての変速機について試験を行うため、遊星歯車以外の構成部品の影響によって測定精度が低下し、また、センサの取付スペース上の制約が大きいという問題がある。
本発明は、上記の点に鑑みて成されたものであり、遊星歯車機構の動特性を正確に測定することができる遊星歯車機構の動特性測定装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明に係る遊星歯車機構の動特性測定装置は、入力軸、出力軸及び拘束軸となり得る複数の基本軸を有する遊星歯車の前記入力軸を駆動する駆動手段と、前記出力軸に負荷を付与する負荷手段と、前記駆動手段及び前記負荷手段を制御する制御手段と、前記拘束軸を選択的に拘束及び解放可能な拘束手段と、前記遊星歯車機構の出力部に生じる荷重を検出する第1検出手段と、前記遊星歯車機構の構成要素に生じる変位又は荷重を検出する第2検出手段とを備え、前記第1及び第2検出手段による検出値に基づいて、前記遊星歯車機構の動特性を測定することを特徴とする。
請求項2の発明に係る遊星歯車機構の動特性測定装置は、上記請求項1の構成において、前記遊星歯車機構は、複数の入力軸を有していることを特徴とする。
請求項3の発明に係る遊星歯車機構の動特性測定装置は、上記請求項1又は2の構成において、前記第1検出手段は、前記出力部を支持する測定ブロックを備え、該測定ブロックの変形に基づいて荷重を検出することを特徴とする。
請求項4の発明に係る遊星歯車機構の動特性測定装置は、上記請求項1乃至3のいずれかの構成において、前記第1検出手段及び前記第2検出手段による検出値を時間周波数解析し、その解析結果を対比することによって前記遊星歯車機構の動特性を測定することを特徴とする。
請求項5の発明に係る遊星歯車機構の動特性測定方法は、遊星歯車機構の出力軸に負荷
を付与した状態で入力軸を駆動し、前記前記遊星歯車機構の出力部に作用する荷重及び前記遊星歯車機構の構成要素に生じる変位又は荷重を検出し、これらの検出値を時間周波数解析し、その解析結果を対比することによって前記遊星歯車機構の動特性を測定することを特徴とする。
本発明によれば、遊星歯車機構の入力軸を駆動し、出力軸に負荷を付与した状態で、遊星歯車機構の出力部に生じる荷重及び遊星歯車機構の構成要素に生じる変位又は荷重を検出することによって、遊星歯車機構の動特性を正確に測定することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の第1実施形態について、図1乃至図13を参照して説明する。図1及び図2に示すように、本実施形態に係る遊星歯車機構の動特性測定装置1は、入力軸、出力軸、拘束軸となり得る4つの基本軸を有するいわゆるラビニヨ式の遊星歯車機構2の動特性を測定するためのものである。遊星歯車機構2は、第1入力軸3を有する第1サンギヤ4の周囲に複数の第1遊星ギヤ5が噛合わされ、複数の第1遊星ギヤ5の周囲にリングギヤ6が噛合わされている。第1遊星ギヤ5を自転及び公転可能に支持するキャリア7には、更に、複数の第2遊星ギヤ8が支持されており、第2遊星ギヤ8は、第1サンギヤ4と同軸上に配置された第2入力軸9を有する第2サンギヤ10の周囲に噛合わされている。キャリア7には、円筒状の出力軸11が結合されており、第2入力軸9は、出力軸11(出力部)に挿通されてその外部へ延出されている。そして、第1及び第2入力軸3、9、リングギヤ6及び出力軸11によって4つの基本軸が形成されている。
動特性測定装置1は、遊星歯車機構2を収容するケース12内の中間壁13に、遊星歯車機構2の出力軸11を支持するための軸受14が設けられ、ケース12の両端壁に、第1及び第2入力軸3、9をそれぞれ支持するための軸受15、16が設けられている。動特性測定装置1には、カップリング17によって第1入力軸3に連結される第1入力プーリ18及びカップリング19によって第2入力軸9に連結される第2入力プーリ20が設けられており、第1及び第2入力プーリ18、20は、それぞれベルト21、22を介してプーリ23、24に駆動連結されている。2つのプーリ23及び24は、分配ギヤボックス25を介して1つの駆動モータ26(駆動手段)によって駆動され、更に、一方のプーリ24は、分配ギヤボックス25との間に変速ギヤボックス27が介装されて、所定の変速比をもって駆動される。
中間壁13には、遊星歯車機構2の出力軸11に軸方向、径方向及び回転方向に緊密なはめあいで嵌合される円筒状の軸受部材28が軸受14によって支持されている。軸受部材28には、出力プーリ29が取付けられており、出力プーリ29は、ベルト30を介して、負荷モータ31(負荷手段)の軸に取付けられたプーリ32に駆動連結されている。また、ケース12内には、遊星歯車機構2のリングギヤ6の回転を選択的に拘束及び解放可能な拘束治具33(拘束手段)が設けられている。
これにより、図3に示すように、駆動モータ26によって遊星歯車機構2の第1サンギヤ4及び第2サンギヤ10を駆動し、リングギヤ6を解放することにより、出力軸11を第1変速比で駆動し、また、図4に示すように、リングギヤ6を拘束して、出力軸11を第2変速比で駆動することができる。更に、図5に示すように、第1入力プーリ18から第1サンギヤ4を切離し、代わりに、入力部材34によってリングギヤ6を連結して、リングギヤ6及び第2サンギヤ10を駆動することによって、出力軸11を第3変速比で駆動することができる。このとき、負荷モータ31によって、出力軸11の回転に対して所定の負荷を付与することができる。なお、特性測定装置1には、遊星歯車機構2及び軸受
14、15、16等に潤滑油を供給するための潤滑油供給装置35が設けられている。
ケース12の中間壁13には、出力軸11から軸受14に作用する径方向及び軸方向の荷重を測定する噛合い強制力測定装置36(第1検出手段)が設けられている。
噛合い強制力測定装置36について、図6乃至図10を参照して説明する。中間壁13には、出力軸11が挿通される開口が設けられ、その縁部に矩形のフレーム37が固定されている。フレーム37の中には、軸受14を保持する矩形の保持プレート38が上下左右に隙間をもって配置され、それぞれの隙間の中央に直方体の測定ブロック39が挿入されており、測定ブロック39に挿通されたボルト40によって保持プレート38がフレーム37に測定ブロック39を介して固定されている。測定ブロック39は、例えば鋼材又はアルミニウム材とすることができる。図10に示すように、測定ブロック39の4つの側面には、測定ブロックに作用する軸力及び曲げモーメントをそれぞれ測定するための歪ゲージ41、42が貼着されている。
また、ケース12内には、図1に示すように、リングギヤ6、第1及び第2遊星ギヤ5、6、キャリア7、第1及び第2サンギヤ4、10等の各構成要素に生じる変位を検出する非接触式の変位センサ43(第2検出手段)が設けられている。
駆動モータ26、負荷モータ31及び潤滑油供給装置35は、制御装置44(制御手段)に接続されている。駆動モータ26には、回転速度センサが設けられており、駆動モータ26の回転速度をフィードバックして、制御装置44によって、定回転制御、スィープ制御(後述のトラッキング解析に使用)等を行うことができる。負荷モータ31には、トルクセンサが設けられており、制御装置44によって、負荷モータ31のトルクをフィードバック制御することができる。また、潤滑油供給装置35には、油温センサ及び流量センサが設けられており、制御装置44によって、遊星歯車機構2及び軸受14、15、16等に供給する潤滑油の温度及び流量をフィードバック制御することができる。動特性測定装置1には、信号記録装置45及び解析装置46が設けられており、噛合い強制力測定装置36の歪ゲージ41、42及び変位センサ43の出力信号S1、S2を信号記録装置45によって受信して記録し、信号記録装置45に記録された出力信号S1、S2を解析装置46によって処理して、遊星歯車機構2の動特性を解析することができる。
次に、遊星歯車機構2の動特性を測定する方法について説明する。
図7に示すように、遊星歯車機構2の出力軸11を噛合い強制力測定装置36の軸受部材28に挿入、嵌合し、第1及び第2入力軸3、9を軸受15、16で支持する。図3乃至図5に示すように、入出力軸及び拘束軸を設定して、測定すべき変速比を選択する。制御装置44によって駆動モータ26、負荷モータ31及び潤滑油供給装置35をフィードバック制御して、第1及び第2入力軸3、9を所定の回転速度で駆動し、負荷モータ31によって出力軸11に所定の負荷を付与し、また、潤滑油供給装置35によって各部に所定量の潤滑油を供給する。
噛合い強制力測定装置36及び変位センサ43の出力信号S1、S2を信号記録装置45によって記録し、これらの出力信号S1、S2に基づいて解析装置46によって遊星歯車機構2の動特性を解析する。解析装置46による解析方法について次に説明する。
図8に示すように、噛合い強制力測定装置36の上下左右に配置された4つの測定ブロック39に貼着された歪ゲージ41、42の出力信号S1をS1(α、β、γ、δ)とし、これらの時間波形をX−Y直交座標のX軸、Y軸上で合成してS1(α+β、γ+δ)を得る。また、図11に示すように、変位センサ43の出力信号S2をS2(α´、β´、γ´、δ´)とし、これらの時間波形をX−Y直交座標のX軸、Y軸上で合成して(α´+β´、γ´+δ´)を得る。出力信号S1、S2の時間波形の一例を図12に示す。
これらの合成されたX軸時間波形及びY軸時間波形をそれぞれウェーブレット変換、ショートFFT(高速フーリエ変換)、トラッキング解析等を用いて時間周波数解析する。時間周波数解析結果の一例を図13に示す。この時間周波数解析結果に基づいて、時間(位相)及び周波数特性を対比することにより、遊星歯車機構2の出力軸11に生じる荷重(噛合い強制力)に影響している構成要素の動特性を特定する。
その結果に基づいて、遊星歯車機構2の構成要素の加工、組付状態を調整し、動特性測定装置1による測定と調整を繰返すことにより、振動、騒音の原因を解消して遊星歯車機構2の製造品質を向上させることができる。このとき、ケース等を含まない遊星歯車機構自体の動特性を測定できるので、他の構成要素の影響を受けることなく、高精度の測定を行うことができる。また、遊星歯車機構2の周囲に変位センサ43等を設置するためのスペースを容易に確保することができる。
なお、上記解析装置45による解析方法において、合成されたX軸時間波形及びY軸時間波形を更に極座標(tan-1(α+β/γ+δ)、tan-1(α´+β´/γ´+δ´))の時間的な変化とすることもでき、あるいは、出力波形を合成することなく使用することも可能である。また、上記実施形態では、1つの駆動モータ26の駆動力を分配ギヤボックス25によって第1入力軸3と第2入力軸9に分配しているが、第1入力軸3と第2入力軸9とを別々のモータによって駆動してもよい。
さらに、上記実施形態では、リングギヤ6については、変位センサ43によって、その変位を出力信号S2としているが、出力軸11の噛合い強制力測定装置36と同様の荷重測定装置を用いてリングギヤ6に生じる荷重(噛合い強制力)を検出して出力信号S2とすることもできる。ここで、リングギヤ6は、その軸受又は拘束手段を介して変速機のケースに振動、騒音を伝達する出力部となるので、リングギヤ6に生じる荷重を検出して、遊星歯車装置2の他の構成要素の動特性との関係を解析することにより、振動、騒音の発生原因を特定することが可能となる。また、第1遊星ギヤ5、第2遊星ギヤ6の軸部に荷重センサを設け、これらに作用する荷重を検出して、解析ファクタとして用いることもできる。
次に、本発明の第2実施形態について、図14乃至図16を参照して説明する。なお、以下の説明において、上記第1実施形態に対して、同様の部分には同一の符号を付して異なる部分についてのみ詳細に説明する。
図14に示すように、第2実施形態に係る動特性測定装置47では、上記第1実施形態に対して、遊星歯車機構48は、第2サンギヤ10及び第2遊星ギヤ8が省略されて、基本軸が3つとなっており、第2入力軸9が省略されてキャリア7に出力軸49(出力部)が連結されている。また、第1入力軸3及び出力軸49には、それぞれ駆動モータ26及び負荷モータ31が直接、連結されている。
これにより、図14に示すように、駆動モータ26によって遊星歯車機構48の第1サンギヤ4を駆動し、リングギヤ6を解放することにより、出力軸49を第1変速比で駆動し、また、図15に示すように、リングギヤ6を拘束して、出力軸49を第2変速比で駆動することができる。更に、図16に示すように、駆動モータ26から第1サンギヤ4を切離し、代わりに、入力部材34によって駆動モータ26にリングギヤ6を連結することにより、出力軸49を第3変速比で駆動することができる。
そして、上記第1実施形態と同様、各変速比において、遊星歯車機構48を負荷モータ31による負荷の下で駆動モータ26によって駆動して、噛合い強制力測定装置36によって出力軸49に生じる噛合い強制力を測定し、また、変位センサ43によって、遊星歯
車機構48の各構成要素の変位を測定することができる。これらの測定結果を解析することにより、遊星歯車機構48の出力軸49に生じる噛合い強制力に影響している構成要素の動特性を特定して、上記第1実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
本発明の第1実施形態に係る遊星歯車機構の動特性測定装置の概略構成を示す横断面図である。 図1に示す装置を破断してその要部を示す斜視図である。 図1に示す装置において、遊星歯車機構を第1変速比とした状態を示す横断面図である。 図1に示す装置において、遊星歯車機構を第2変速比とした状態を示す横断面図である。 図1に示す装置において、遊星歯車機構を第3変速比とした状態を示す横断面図である。 図1に示す装置の噛合い強制力測定装置を拡大して示す概略斜視図である。 図6に示す噛合い強制力測定装置と遊星歯車機構との着脱状態を示す概略斜視図である。 図6に示す噛合い強制力測定装置における歪ゲージの出力信号とX−Y直交座標との関係を示す図である。 図6に示す噛合い強制力測定装置のフレーム、測定ブロック及び保持プレートの結合部を拡大して示す縦断面図である。 図6に示す噛合い強制力測定装置の測定ブロックを拡大して示す斜視図である。 図1に示す装置の変位センサの出力信号とX−Y直交座標との関係を示す図である。 図6に示す噛合い強制力測定装置の出力信号の時間波形を示すグラフ図である。 図12に示す時間波形を時間周波数解析した結果を示すグラフ図である。 本発明の第2実施形態に係る第1変速比とした遊星歯車機構及びその動特性測定装置の概略構成を示す図である。 図14に示す装置において、遊星歯車機構を第2変速比とした状態を示す横断面図である。 図14に示す装置において、遊星歯車機構を第3変速比とした状態を示す横断面図である。
符号の説明
1 動特性測定装置、2 遊星歯車機構、3 第1入力軸(基本軸)、9 第2入力軸(基本軸)、11 出力軸(基本軸、出力部)、6 リングギヤ(基本軸)、26 駆動モータ(駆動手段)、31 負荷モータ(負荷手段)、33 拘束治具(拘束手段)、36 噛合い強制力測定装置(第1検出手段)、43 変位センサ(第2検出手段)、44
制御装置(制御手段)

Claims (5)

  1. 入力軸、出力軸及び拘束軸となり得る複数の基本軸を有する遊星歯車の前記入力軸を駆動する駆動手段と、前記出力軸に負荷を付与する負荷手段と、前記駆動手段及び前記負荷手段を制御する制御手段と、前記拘束軸を選択的に拘束及び解放可能な拘束手段と、前記遊星歯車機構の出力部に生じる荷重を検出する第1検出手段と、前記遊星歯車機構の構成要素に生じる変位又は荷重を検出する第2検出手段とを備え、前記第1及び第2検出手段による検出値に基づいて、前記遊星歯車機構の動特性を測定することを特徴とする遊星歯車機構の動特性測定装置。
  2. 前記遊星歯車機構は、複数の入力軸を有していることを特徴とする請求項1に記載の遊星歯車機構の動特性測定装置。
  3. 前記第1検出手段は、前記出力部を支持する測定ブロックを備え、該測定ブロックの変形に基づいて荷重を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊星歯車機構の動特性測定装置。
  4. 前記第1検出手段及び前記第2検出手段による検出値を時間周波数解析し、その解析結果を対比することによって前記遊星歯車機構の動特性を測定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の遊星歯車機構の動特性測定装置。
  5. 遊星歯車機構の出力軸に負荷を付与した状態で入力軸を駆動し、前記前記遊星歯車機構の出力部に作用する荷重及び前記遊星歯車機構の構成要素に生じる変位又は荷重を検出し、これらの検出値を時間周波数解析し、その解析結果を対比することによって前記遊星歯車機構の動特性を測定することを特徴とする遊星歯車機構の動特性測定方法。
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