JP2006200888A - ヒートポンプ給湯装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】施工性が良く、高効率で大幅な能力変更が可能な瞬間湯沸し型のヒートポンプ給湯装置を提供する。
【解決手段】第1のユニットA34には、送風機A35を含む吸熱器A36と、圧縮機A37と、減圧手段A38と、駆動手段A39とを納めて室外機Aとして屋外に配置した。また、第1のユニットB40には、送風機B41を含む吸熱器B42と、圧縮機B43と、減圧手段B44と、駆動手段B45とを納めて室外機Bとして同様に屋外に配置した。そして、第2のユニット46には、給水管11と出湯管13に接続した熱交換器47を納めて屋内に配置した。
【選択図】図4
【解決手段】第1のユニットA34には、送風機A35を含む吸熱器A36と、圧縮機A37と、減圧手段A38と、駆動手段A39とを納めて室外機Aとして屋外に配置した。また、第1のユニットB40には、送風機B41を含む吸熱器B42と、圧縮機B43と、減圧手段B44と、駆動手段B45とを納めて室外機Bとして同様に屋外に配置した。そして、第2のユニット46には、給水管11と出湯管13に接続した熱交換器47を納めて屋内に配置した。
【選択図】図4
Description
本発明は、瞬間湯沸し型のヒートポンプ給湯装置に関するものである。
瞬間湯沸し型給湯装置としては、ガスや石油の燃焼を用いた給湯機が従来より使用されてきた。これらは温度立上りが早く、大能力が出せる特徴がある反面、排ガスによる大気汚染や、直接燃焼させることへの不安感、燃焼音など避けられない課題を抱えていた。これに対し、大型の貯湯タンクに湯を貯えて給湯するヒートポンプ給湯器があり、こちらは燃焼による給湯機の問題を解消し、しかもヒートポンプにより熱効率がよいものであった。しかし、貯湯タンクが大きく、重量や設置スペースなど施工上に問題があった。また、集合住宅における配管スペース、いわゆるパイプシャフトへの設置を考えた場合に、貯湯タンクが納まらないという問題もあった。
こうした大型の貯湯タンクの問題を解消する瞬間湯沸し型のヒートポンプ給湯装置として特開昭63−233254号公報に記載されているような給湯装置が提案されていた。このヒートポンプ給湯装置は図5に示すように、閉回路に構成される冷媒流路1で圧縮機2、放熱器3、減圧手段4、吸熱器5が接続されたヒートポンプサイクル7と、放熱器3の冷媒流路a8と熱交換を行う水流路9を備えた熱交換器10と、この水流路9に水道水を供給する給水管11と、前記水流路9とシャワーや蛇口等の給湯端末12とを接続する給湯回路13と、給湯回路13に設け水流を検出する流量スイッチ14を備えていた。そして、これら要素をひとつのユニット15に構成して、流量スイッチ14の信号に応じて圧縮機2の運転を制御することで、瞬間湯沸し型の給湯を実現していた。
特開昭63−233254号公報
しかし、瞬間湯沸し型のヒートポンプ給湯装置において、瞬間湯沸し型における給湯負荷は、例えば冬場のシャワーと風呂の湯張りの同時使用といった大能力から、夏場の食器洗いなどの微小能力までの幅広い給湯能力をカバーする必用があったが、従来のように単一の圧縮機2の回転数を変えるだけでは、こうした大幅な能力変更は困難であった。そのためシャワー温度が低下したり、食器洗いで熱い湯がでたりするなどの不都合がでる可能性があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、高効率で大幅な能力変更が可能な瞬間湯沸し型のヒートポンプ給湯装置を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するために、本発明のヒートポンプ給湯装置は、給湯負荷が所定量よりも少ない場合には第1圧縮機と第2圧縮機のどちらか一方の回転を停止し、給湯負荷が所定量以上である場合には第1圧縮機と第2圧縮機との回転数をそれぞれ運転状態とするものである。
上記発明によれば、高効率で大幅な能力変更が可能な瞬間湯沸し型のヒートポンプ給湯装置を提供すすることができる。
請求項1に記載の発明のヒートポンプ給湯装置は、第1圧縮機と第1放熱器とを備える第1ヒートポンプサイクルと、第2圧縮機と第2放熱器とを備える第2ヒートポンプサイクルと、第1放熱器及び第2放熱器に水道水を供給する給水管と、第1放熱器及び第2放熱器により加熱された水道水を直接給湯端末へ通水する出湯管と、第1圧縮機及び第2圧縮機の回転数を制御可能な制御手段とを備え、制御手段は、給湯負荷が所定量よりも少ない場合には第1圧縮機と第2圧縮機のどちらか一方の回転を停止し、給湯負荷が所定量以上である場合には第1圧縮機と第2圧縮機との回転数をそれぞれ運転状態とするものである。
これによれば、高効率で大幅な能力変更が可能な瞬間湯沸し型のヒートポンプ給湯装置を提供すすることができる。
以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例および各実施例において、同じ構成、同じ動作をする部分については同一符号を付与し、詳細な説明を省略する。
(実施例1)
図1は本発明の実施例1におけるヒートポンプ式給湯装置の構成図である。図1において、7はヒートポンプサイクルで、圧縮機2、放熱器3、減圧手段4、吸熱器5が冷媒流路1により閉回路に接続されている。このヒートポンプサイクル7は、例えば炭酸ガスを冷媒として使用し、高圧側の冷媒圧力が冷媒の臨界圧以上となる超臨界ヒートポンプサイクルを使用している。そして圧縮機2は、内蔵する電動モータ(図示しない)によって駆動され、吸引した冷媒を臨界圧力まで圧縮して吐出する。また、10は放熱器3の冷媒流路a8と熱交換を行う水流路9を備えた熱交換器である。この水流路9に水道水を直接供給する給水管11と、水流路9から出湯される湯をシャワー16や蛇口17等より成る給湯端末12の通水させるための出湯管13が接続されている。吸熱器5は送風機18が設けられ、この送風により大気熱を効率よく吸熱するように構成している。そして、この吸熱器5と送風機18を第1のユニット19として屋外に配置している。また、圧縮機2、熱交換器10、減圧手段4を第2のユニット20として屋内に配置した。第1のユニット19と第2のユニット20は冷媒流路b21と冷媒流路c22により接続されている。
図1は本発明の実施例1におけるヒートポンプ式給湯装置の構成図である。図1において、7はヒートポンプサイクルで、圧縮機2、放熱器3、減圧手段4、吸熱器5が冷媒流路1により閉回路に接続されている。このヒートポンプサイクル7は、例えば炭酸ガスを冷媒として使用し、高圧側の冷媒圧力が冷媒の臨界圧以上となる超臨界ヒートポンプサイクルを使用している。そして圧縮機2は、内蔵する電動モータ(図示しない)によって駆動され、吸引した冷媒を臨界圧力まで圧縮して吐出する。また、10は放熱器3の冷媒流路a8と熱交換を行う水流路9を備えた熱交換器である。この水流路9に水道水を直接供給する給水管11と、水流路9から出湯される湯をシャワー16や蛇口17等より成る給湯端末12の通水させるための出湯管13が接続されている。吸熱器5は送風機18が設けられ、この送風により大気熱を効率よく吸熱するように構成している。そして、この吸熱器5と送風機18を第1のユニット19として屋外に配置している。また、圧縮機2、熱交換器10、減圧手段4を第2のユニット20として屋内に配置した。第1のユニット19と第2のユニット20は冷媒流路b21と冷媒流路c22により接続されている。
給水管11には、出湯管13の流量を検出する流量検知手段23と、熱交換器10への給水温度を検出する水温検知手段24が設けられている。そして出湯管13には出湯温度を検出する湯温検知手段25が設けられている。26は給湯の目標温度を設定する設定手段で、使用者が任意に温度を設定する。
27は制御手段で、流量検知手段23により流量を検知すると、湯温検知手段25と設定手段26とのそれぞれが出力する出湯温度と目標温度との偏差からフィードバック制御量を算定し、水温検知手段24と設定手段26と流量検知手段23の各値から給湯負荷を算定し、フィードバック制御量と給湯負荷を加算し、この加算値に基づいて圧縮機2の回転数を制御する。
また、制御手段27は、水温検知手段24と設定手段26との検出値に応じて減圧手段4、送風機18をそれぞれ制御し、最も効率の良くなるヒートポンプサイクルで運転する。
熱交換器10は、冷媒流路a8の流れ方向と水流路9の流れ方向を対向流とし、各流路間を熱移動が容易になるように密着して構成している。この構成により冷媒流路a8と水流路9の伝熱が均一化し、熱交換効率がよくなる。また、高温の出湯も可能になる。
以上の構成において、その動作、作用について説明する。図1に示す実施例において、蛇口17が開かれると給水管13から水道水が流れ込み始める。これを流量検知手段23が検知し制御手段27に信号が送られ、圧縮機2の運転が開始される。そして、圧縮機2から吐出される高温高圧の冷媒ガスは放熱器a8へ流入し、水流路9を流れる水を加熱する。そして、加熱された水は出湯管13を経て給湯端末12から出湯する。一方、放熱器8で冷却された冷媒は減圧手段4で減圧されて、冷媒流路c22を経て吸熱器5に流入し、ここで大気熱を吸熱して蒸発ガス化し、冷媒流路b21を経て圧縮機2に戻る。
給湯中の制御手段27では、出湯温度と目標温度との偏差から公知のPID制御を用いてフィードバック制御量を算定する。ここでの制御定数である比例ゲインや積分係数や微分係数は、制御の応答性と安定性を両立するための最適な値を予め設定しておく必要がある。なおフィードバック制御は、PI制御でもP制御でもファジーやニューロ制御でもよい。そして、一方では目標温度と給水温度との差に、流量検知手段23の検知する流量を乗じて給湯負荷を算定する。これは、いわゆるフィードフォワードの制御量である。そして、フィードバック制御量と給湯負荷を加算して、この加算値を用いて圧縮機2の回転数制御を行っている。このフィードバック制御を加味することによって、出湯温度を目標温度に正確に制御することができる。とくにPIDやPI制御のように積分要素を用いることにより、出湯温度をより目標温度にあわせることができる。また、比例制御要素を用いることで給湯開始直後などの出湯温度が低い場合に大能力で加熱制御するので応答性がよくなる。一方、フィードフォワード制御は、給湯の温度安定時における所要熱量であるので、熱量の過不足が少なく制御の安定性に優れている。また、給湯流量や給水温度が急変した場合には直ちに応答して加熱量を変更制御できるので、この点はフィードバック制御より応答性がよくしかも安定性がよい。そして、このフィードバック制御とフィードフォワード制御を加算して制御するので、それぞれの特徴が活かされ応答性がよくしかも安定性のよい制御が可能になる。
以上のように実施例1は、熱交換器10を含むヒートポンプサイクル7から吸熱器5を第1のユニット19として分割して屋外に配置し、他を第2のユニット20として屋内に配置できるように構成したので、それぞれのユニットに最適な配置が可能になり、施工性が向上する。例えば、第2のユニットを屋内やパイプシャフトに設置できるので、圧縮機2や熱交換器10の外気による放熱ロスが低減されると共に、給湯配管や電源などのメンテナンス性もよくなる。一方第2のユニット19である室外機の重量や大きさが小さくでき、施工性が大幅に向上する。また、温度が上がる圧縮機2や熱交換器10をひとつにまとめることで、断熱が容易で放熱ロスが低減し、高効率な運転が可能になる。
なお実施例1ではヒートポンプサイクルを、冷媒の圧力が臨界圧力以上となる超臨界ヒートポンプサイクルとしたが、もちろん一般の臨界圧力以下のヒートポンプサイクルでもよい。これは以下に述べる各実施例でも同様である。
また、実施例1では第2のユニットをパイプシャフトに配置するように説明したが、軒下の壁面に配置したり、床下などに配置してもよい。
(実施例2)
図2は本発明の実施例2におけるヒートポンプ給湯装置の構成図である。なお、実施例1の給湯装置と同一構造のものは同一符号を付与し、説明を省略する。図2において、実施例1の構成と異なるところは、第1のユニット30に送風機18を含む吸熱器5と圧縮機2を納めて室外機として屋外に配置し、第2のユニット31には、その他の構成要素を納めて屋内に配置した点にある。そして第1のユニット30と第2のユニット31を冷媒流路b21と冷媒流路c22によって接続し、実施例1と同様に運転制御する。
図2は本発明の実施例2におけるヒートポンプ給湯装置の構成図である。なお、実施例1の給湯装置と同一構造のものは同一符号を付与し、説明を省略する。図2において、実施例1の構成と異なるところは、第1のユニット30に送風機18を含む吸熱器5と圧縮機2を納めて室外機として屋外に配置し、第2のユニット31には、その他の構成要素を納めて屋内に配置した点にある。そして第1のユニット30と第2のユニット31を冷媒流路b21と冷媒流路c22によって接続し、実施例1と同様に運転制御する。
以上の構成で、騒音や振動の発生しやすい送風機18を含む吸熱器5と圧縮機2を第1のユニットにまとめ室外機として、屋外に設置するようにしたので、給湯配管が振動することもなく、屋内の低騒音化が実現できる。
(実施例3)
図3は本発明の実施例3におけるヒートポンプ給湯装置の構成図である。なお、実施例1の給湯装置と同一構造のものは同一符号を付与し、説明を省略する。図3において、実施例1の構成と異なるところは、第1のユニット32に送風機18を含む吸熱器5と、圧縮機2と、減圧手段4と、制御手段27とを納めて室外機として屋外に配置し、第2のユニット33には、給水管11と出湯管13に接続した熱交換器10を納めて屋内に配置した点にある。すなわち、ヒートポンプサイクル7から熱交換器10を分離して配置するものである。そして第1のユニット32と第2のユニット33を冷媒流路b21と冷媒流路c22によって接続し、実施例1と同様に運転制御する。
図3は本発明の実施例3におけるヒートポンプ給湯装置の構成図である。なお、実施例1の給湯装置と同一構造のものは同一符号を付与し、説明を省略する。図3において、実施例1の構成と異なるところは、第1のユニット32に送風機18を含む吸熱器5と、圧縮機2と、減圧手段4と、制御手段27とを納めて室外機として屋外に配置し、第2のユニット33には、給水管11と出湯管13に接続した熱交換器10を納めて屋内に配置した点にある。すなわち、ヒートポンプサイクル7から熱交換器10を分離して配置するものである。そして第1のユニット32と第2のユニット33を冷媒流路b21と冷媒流路c22によって接続し、実施例1と同様に運転制御する。
以上の構成によれば、第2のユニット33の主たる構成部品は熱交換器11だけなので、大きさ重量共に小さくでき、運搬や施工がしやすくなる。また給水管11、出湯管13、そして給湯端末12へと続く給湯経路上に熱交換器11を配置する際に、第2のユニット33が第1のユニット32の設置条件の制約を受けないので、パイプシャフト、壁面、床下などへ自由に配置することができる。
なお実施例3では、制御手段27を第1のユニット側に設けたが、第2のユニット側に設けてもよい。
(実施例4)
図4は本発明の実施例4におけるヒートポンプ給湯装置の構成図である。なお、実施例1の給湯装置と同一構造のものは同一符号を付与し、説明を省略する。図4において、実施例1の構成と異なるところは、ヒートポンプサイクルを2台備えた点にあり、ひとつめのヒートポンプサイクルを構成する第1のユニットA34に、送風機A35を含む吸熱器A36と、圧縮機A37と、減圧手段A38と、駆動手段A39とを納めて室外機Aとして屋外に配置し、ふたつめのヒートポンプサイクルを構成する第1のユニットB40に、送風機B41を含む吸熱器B42と、圧縮機B43と、減圧手段B44と、駆動手段B45とを納めて室外機Bとして同様に屋外に配置する。そして、第2のユニット46には、給水管11と出湯管13に接続した熱交換器47を納めて屋内に配置している。
図4は本発明の実施例4におけるヒートポンプ給湯装置の構成図である。なお、実施例1の給湯装置と同一構造のものは同一符号を付与し、説明を省略する。図4において、実施例1の構成と異なるところは、ヒートポンプサイクルを2台備えた点にあり、ひとつめのヒートポンプサイクルを構成する第1のユニットA34に、送風機A35を含む吸熱器A36と、圧縮機A37と、減圧手段A38と、駆動手段A39とを納めて室外機Aとして屋外に配置し、ふたつめのヒートポンプサイクルを構成する第1のユニットB40に、送風機B41を含む吸熱器B42と、圧縮機B43と、減圧手段B44と、駆動手段B45とを納めて室外機Bとして同様に屋外に配置する。そして、第2のユニット46には、給水管11と出湯管13に接続した熱交換器47を納めて屋内に配置している。
熱交換器47は、水流路9の上流側と下流側で放熱器A48と放熱器B49のふたつの放熱器を有し、それぞれが水流路9の流水を加熱する。そして第1のユニットA34と第2のユニット46の放熱器A48とを冷媒流路b21と冷媒流路c22によって接続し、第1のユニットB34と第2のユニット46の放熱器B49とを冷媒流路d50と冷媒流路e51によって接続し、制御手段52により算定される給湯負荷に応じて、駆動手段A39と駆動手段B45に運転指示を出力し給湯制御する。この際の給湯負荷に応じて、第1のユニットB40を停止させたり、圧縮機A37と圧縮機B43の回転数制御することで目標温度の給湯を実現する。
以上の構成で、ヒートポンプサイクルをふたつ分離して配置することで、重量が分散し、運搬や施工が容易になる。また、構成するヒートポンプの台数を増減することによって最大給湯能力が変えられるので、家族人数の違いなどで異なる必要給湯能力を台数によって簡単に調整できる。
また、給湯負荷が大幅に変るような使い方をする場合に、1台のヒートポンプサイクルでは制御幅に限界があり、満足な給湯制御ができないが、この実施例4のようにふたつの
ヒートポンプサイクルの運転台数および圧縮機の回転数を制御する方法であれば給湯負荷に応じて大幅な給湯能力の変更が可能である。
ヒートポンプサイクルの運転台数および圧縮機の回転数を制御する方法であれば給湯負荷に応じて大幅な給湯能力の変更が可能である。
さらに給湯負荷が少ない場合に1台のヒートポンプサイクルを停止できるので、低負荷時においても高効率運転が可能となる。
なお実施例4では熱交換器46の放熱器A48と放熱器B49を水流路9に対して上流側と下流側に直列に配置したが、水流路9に対して並列に配置して構成してもよい。この場合は、それぞれの放熱器に対する水流路9の入口水温を共に水道水温度で同一にすることができるので、熱交換効率を向上できる。また、このように並列に配置する放熱器A48と放熱器B49に対して水流路9も並列に分流させて、それぞれ対向するように配置することにより、放熱器A48と放熱器B49それぞれの加熱量を独立して制御することもできる。この場合、熱交換器を複数並列に設ける構成でもよい。さらに、この並列の水流路の合流する混合割合を制御することで給湯温度制御することも可能になる。
また実施例4では、ふたつのヒートポンプサイクルに分割して構成したが、さらに分割数を増やすことによって、大能力でかつ大幅な給湯能力可変を実現することもできる。
以上のように、本発明によれば、高効率で大幅な能力変更が可能な瞬間湯沸し型のヒートポンプ給湯装置を提供すすることができる。
1 冷媒流路
2、37、43 圧縮機
3、48、49 放熱器
4、38、44 減圧手段
5、36、42 吸熱器
7 ヒートポンプサイクル
8 冷媒流路a
9 水流路
10、47 熱交換器
11 給水管
12 給湯端末
13 出湯管
16 シャワー
17 蛇口
19、30、32、34、40 第1のユニット
20、31、33、46 第2のユニット
2、37、43 圧縮機
3、48、49 放熱器
4、38、44 減圧手段
5、36、42 吸熱器
7 ヒートポンプサイクル
8 冷媒流路a
9 水流路
10、47 熱交換器
11 給水管
12 給湯端末
13 出湯管
16 シャワー
17 蛇口
19、30、32、34、40 第1のユニット
20、31、33、46 第2のユニット
Claims (1)
- 第1圧縮機と第1放熱器とを備える第1ヒートポンプサイクルと、第2圧縮機と第2放熱器とを備える第2ヒートポンプサイクルと、前記第1放熱器及び第2放熱器に水道水を供給する給水管と、前記第1放熱器及び第2放熱器により加熱された水道水を直接給湯端末へ通水する出湯管と、前記第1圧縮機及び第2圧縮機の回転数を制御可能な制御手段とを備え、前記制御手段は、給湯負荷が所定量よりも少ない場合には前記第1圧縮機と前記第2圧縮機のどちらか一方の回転を停止し、給湯負荷が前記所定量以上である場合には前記第1圧縮機と前記第2圧縮機との回転数をそれぞれ運転状態とするヒートポンプ給湯装置。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070605 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132 Effective date: 20070918 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080415 |