JP2006196970A - 動画像エラー隠蔽方法および装置 - Google Patents

動画像エラー隠蔽方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 時間的に見た場合の画像品質の変化による画質劣化を低減できる動画像エラー隠蔽方法および装置を提供することにある。
【解決手段】 エラーブロック特定部2は、前記ブロック復号情報bに基づいて、マクロブロック単位で正しく復号できなかった領域を特定する。該正しく復号できなかったと特定されたマクロブロックは、エラー隠蔽部8においてエラー画像の隠蔽処理が行われる。信頼度判定部9は、マクロブロック単位でのエラーの判別結果を基に信頼度を決定する。フィルタ強度決定部10は、信頼度判定部9で得られたマクロブロック単位での信頼度に基づき、空間的および時間的に隣接するMB間では画質品質の差を一定以下に収めるように、再生画像gに対して適用するフィルタ強度を決定する。フィルタ適用部11は、再生画像gに対して、前記決定されたフィルタ強度のフィルタを適用する。
【選択図】 図1

Description

この発明は動画像エラー隠蔽方法および装置に関し、特に符号化データの復号時に再生画品質に急激な変動が起きないようにして、主観的な画像品質の劣化を軽減するようにした動画像エラー隠蔽方法および装置に関する。
符号化動画像の復号画像の画質の劣化を軽減する従来技術としては、例えば下記の特許文献1に示されているものがある。この特許文献1には、次のような技術が開示されている。例えば1ラスタ上の画像信号入力において、インター画像データ部分とイントラ画像データ部分とが混在して発生した場合、その変化部分で高い周波数成分が発生する。このため、イントラ部分に対するフィルタリング出力がインター部分に対するフィルタリング出力と同じ量子化特性で量子化されると、大きな量子化歪みが生じ、復号画像の画質を劣化させる。そこで、この発明では、イントラ領域の周囲からイントラ領域にかけて高い周波数が含まれなくするようなフィルタリング処理を実行することによって、ウェーブレット変換などの非ブロック直交変換処理を実行した時に、イントラ領域への急激な変化に伴う高周波成分の発生を少なくし、復号後の出力データの劣化を回避するようにしている。
また、他の従来技術として、下記の特許文献2に記されているものがある。この特許文献2に記されている発明は次のようなものである。例えば、符号化レートが低いシステムにおいて、動きの激しい画像やシーンチェンジを起こした画像を復号すると、ブロック歪み等の符号化雑音を発生し、復号画像の劣化が目立つ。そこで、復号化装置において、受信した符号化データを可変長復号化してイントラマクロブロックの発生数を算出し、該発生数に基づいて低域通過フィルタの特性を定め、復号画像信号をフィルタ処理することにより、画質の劣化を低減するようにしている。
特開平8−288856号公報 特開平10−56646号公報
上記した特許文献1の従来技術は、1画像内にインター画像データ部分とイントラ画像データ部分とが混在して発生した場合の画質劣化を隠蔽するものであり、特許文献2の従来技術は、符号化レートが低いシステムにおいて、動きの激しい画像やシーンチェンジを起こした画像の画質劣化を隠蔽することを提案するものであるが、空間的または時間的に見た場合の画像品質の変化による画質劣化については、何らの検討もされていないという課題があった。
例えば、ある1フレームの符号化画像が伝送障害などによりエラーを発生し、図7(a)に示されているように、復号画像50の一部50a(斜線部分)にエラーが生じ、従来技術によりエラー隠蔽処理が行われたとする。そうすると、後続のフレームの画像にはこのエラー隠蔽処理の影響が伝搬し、例えば同図(b)に示されているように、復号画像51に拡散されたエラー伝搬領域51aが生ずる。このエラー伝搬による画質劣化の増大を低減するために、後続のフレームの画像52に、同図(c)に示すように横一列のマクロブロックをイントラ符号化して、エラー伝搬領域52a中にイントラリフレッシュ領域52bを生成すると、該イントラリフレッシュ領域52bにはエラーがなくなる。次に、復号再生画像がGOP(group of pictures)の先頭に来ると、同図(d)に示されているようにイントラピクチャの画像53が到来する。このイントラピクチャの画像53は他の画像を参照しない画像であるので、高品質の画像である。
上記のような場合、エラー領域はエラー隠蔽処理により画像品質の劣化は抑制されるが、エラー領域50a、51a、52aと非エラー領域(イントラリフレッシュ領域52bを含む)との境界は画像品質の差が大きいので、この空間的な画像品質の差は、主観的には画像品質の劣化になる。また図7(c)の画像から急に同図(d)のイントラピクチャの画像に変わると、エラーでぼやけた画像から急にエラーのない、すなわち品質劣化のない画像に変わることになり、この急激な時間的変化は主観的には画像品質の劣化になる。
換言すれば、従来技術は、エラー画像の隠蔽については種々の提案がされているが、エラーでぼやけた画像から急にエラーのない画像に変わることによる画像品質の劣化についての対策には格別の配慮がされていないという課題があった。
本発明は、前記した従来技術の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、空間的および/または時間的に見た場合の画像品質の変化による画質劣化を低減できる動画像エラー隠蔽方法および装置を提供することにある。
前記した目的を達成するために、本発明は、可変長復号により得られたブロック復号情報に基づいてエラーブロックを特定し、エラーブロックでないブロックに対しては、エラーブロックに対してより高い信頼度を付与し、該信頼度に基づいてフィルタ強度を決定し、空間的および時間的の少なくとも1方の隣接ブロック間のフィルタ強度差が予め定められた閾値以上の場合には、前記フィルタ強度差が該閾値未満になるような大きさのフィルタ強度に修正し、前記フィルタ強度で復号再生画像をフィルタリングするようにした点に第1の特徴がある。
また、符号化された動画像データを可変長復号する可変長復号部と、該可変長復号部からのブロック復号情報により、エラーブロックを特定するエラーブロック特定部と、前記エラーブロックの有無に応じて、各ブロックの信頼度を判定する信頼度判定部と、該信頼度判定部で判定された信頼度を基にフィルタ強度を求め、空間的および時間的の少なくとも1方の隣接ブロック間のフィルタ強度差が予め定められた閾値以上の場合には、該フィルタ強度差が該閾値以下になるように前記フィルタ強度を修正するフィルタ強度決定部と、該フィルタ強度決定部で決定されたフィルタ強度で復号再生画像をフィルタリングするフィルタ適用部とを具備した点に第2の特徴がある。
本発明によれば、ブロックの信頼度を基にフィルタ強度を求め、空間的および時間的の少なくとも1方の隣接ブロック間のフィルタ強度差が予め定められた閾値以上の場合には、該フィルタ強度差が該閾値以下になるようにフィルタ強度を修正し、該フィルタ強度で復号再生画像をフィルタリングするようにしたので、時間的なエラーブロックの回復が緩やかになり、主観的な画像品質の劣化を大きく低減することができるようになる。
また、空間的に隣接するブロック間のフィルタ強度差が予め定められた閾値以上の場合にも、該フィルタ強度差が該閾値以下になるようにフィルタ強度を修正するようにしたので、空間的なエラーブロックの回復が緩やかになり、主観的な画像品質の劣化を大きく低減することができるようになる。
また、エラー領域に対するエラー隠蔽が適切に行われていて、主観的にあまりエラーを感知することがないような場合にも、その後イントラピクチャの出現により画質が急激に変わることで、その前にエラーがあったことが後から観察者に認識されるような問題についても解消することができる。
以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明を含む復号器の構成を示すブロック図である。
MPEGまたはH.26X等により符号化された動画像データは、可変長復号部1に入力される。該可変長復号部1では、入力されてきた動画像データaを可変長復号し、画像のマクロブロック単位での符号化モード、動きベクトル、量子化直交変換係数等を復元する。
前記符号化モード、マクロブロック単位での復号が適切に行われたかあるいはエラー等により適切に復号できなかったかを示す情報は、ブロック復号情報bとしてエラーブロック特定部2に送られる。また、動きベクトル情報cは、動き補償部3へ送られる。また、量子化直交変換係数dは、逆量子化部4へ送られる。
逆量子化部4では、前記量子化直交変換係数dの逆符号化を行い、直交変換係数eを得る。該直交変換係数eは、逆直交変換部5で逆直交変換され画像情報fになる。
動き補償部3では、可変長復号部1より送られてきた動きベクトル情報cに基づき、フレームメモリ6から画像の当該領域を取り出す。該取り出された当該領域の画像は、再生画像生成のために加算手段7により前記画像情報fに加算される。
エラーブロック特定部2は、前記ブロック復号情報bに基づいて、マクロブロック単位で正しく復号できなかった領域を特定する。該エラーブロック特定部2において正しく復号できなかったと判定されたマクロブロックを含む画像は、エラー隠蔽部8において例えばフレーム単位でのエラー画像の隠蔽処理が行われる。このエラー隠蔽処理は従来公知の方法で行うことができる。例えば、前記特許文献1、2等に示されているようなフィルタ処理により行うことができる。
再生画像gは、前記動き補償により得られる画像と、逆直交変換により得られる画像fと、エラーのある場合には前記エラー隠蔽部8により生成されたエラー隠蔽画像hとにより生成される。該再生画像gは、以降の画像の符号化の参照として利用されるために、フレームメモリ6に蓄積されると共に、フィルタ適用部11に送られる。
信頼度判定部9では、マクロブロック単位でエラーのない復号がされているか否かを判別し、その判別結果を基に信頼度を決定する。フィルタ強度決定部10では、信頼度判定部9で得られたマクロブロック単位での信頼度に基づき、再生画像gに対して適用するフィルタ強度を決定する。フィルタ適用部11は、再生画像gに対して、フィルタ強度決定部10で決定されたフィルタ強度でのフィルタを適用する。フィルタを適用された画像jは、表示等のために出力される。
次に、本発明の要部である前記エラーブロック特定部2、信頼度判定部9、およびフィルタ強度決定部10の機能を、それぞれ図2、図3および図5のフローチャートを参照して説明する。
前記エラーブロック特定部2は、図2のステップS1において、前記ブロック復号情報bに基づいて、ブロック復号エラーがあるか否かの判断をする。この判断が否定の時にはステップS5に進んで1フレームの最後のマクロブロック(以下、MBと記す)になったか否かの判断をする。この判断が否定の時にはステップS6に進んで、MBを更新する。
ステップS1の判断が肯定になると、すなわちMBに復号エラーがあると判断されると、ステップS2に進み、正しく復号ができないMBの開始点が特定される。次に、ステップS3に進んで復号を再開できるMBを検出し、ステップS4にて、復号ができないMBの終点が特定される。以上の動作が繰り返し行われ、ステップS5の判断が肯定になると、前記した一連の処理は終了する。
以上のことから明らかなように、エラーブロック特定部2では、正しく復号できないMBの開始点から終点までが特定されることになる。
次に、前記信頼度判定部9は、エラーブロック特定部2からの情報により、図3のステップS11において、当該MBがエラーブロックであるか否かの判断をする。この判断が肯定の場合には、ステップS12に進んで、ブロック信頼度を下げる。例えば、エラーのないMBの信頼度を「10」とすると、9以下の信頼度に下げる。
一方、ステップS11の判断が否定の時には、ステップS13に進んで、当該MBがイントラブロックであるか否かの判断がなされる。この判断が肯定の場合には、ステップS14に進んで、ブロック信頼度を最高にする。例えば、該信頼度を、「10」にする。前記ステップS13の判断が否定の時には、ステップS15に進んで、符号化参照元を特定する。例えば、Pピクチャの場合は、I(イントラ)ピクチャか、他のPピクチャであるかを特定する。また、Bピクチャの場合には、時間的に前後にあるIまたはPピクチャを特定する。
ステップS16では、ステップS15で特定された参照元ブロックの信頼度をコピーする。ステップS17では、前記ステップS12、S14およびS16の結果に基づいて、フレーム中の全てのMBのブロック信頼度が決定される。
図3の動作の一具体例を図4を参照して説明する。図4は、信頼度レベルを、最低1〜最高10の10段階とした場合のものである。なお、図中の斜線を施されたマクロブロックは、対象MBであるとする。
図4(a)に示されているように、対象MBがフレーム間またはフレーム内予測を利用しないイントラ符号化された場合については、該対象MBの信頼度を最高の10とする(前記ステップS14)。
同図(b)のように、対象MBがフレーム内予測符号化を利用しているMBでは、予測に利用した領域を特定し、そのMBのもつ信頼度情報に基づいて現MBの信頼度とする。参照領域に基づく現MBの信頼度決定では、最も参照領域を多く含むMBの信頼度を利用する場合や、領域の割合に基づく重み付け平均等が利用可能である(前記ステップS16)。
同図(c)のように、対象MBがPピクチャにおけるフレーム間予測符号化を利用しているMBでは、予測に利用した領域を特定し、そのMBのもつ信頼度情報に基づいて現MBの信頼度とする(前記ステップS16)。参照領域に基づく現MBの信頼度決定では、最も参照領域を多く含むMBの信頼度を利用する場合や、領域の割合に基づく重み付け平均等が利用可能である。
さらに、同図(d)に示されているように、対象MBがBピクチャにおけるフレーム間予測符号化を利用しているMBでは、予測に利用した2つの領域を特定し、そのMBのもつ信頼度情報に基づいて現MBの信頼度とする(前記ステップS16)。参照領域に基づく現MBの信頼度決定では、それぞれの方向における予測において、最も参照領域を多く含むMBの信頼度の平均値を利用する場合や、双方向における参照領域の割合に基づく重み付け平均等が利用可能である。
次に、前記フィルタ強度決定部10の動作を、図5を参照して説明する。フィルタ強度決定部10は、前記信頼度判定部9からのブロック信頼度を基に、ステップS21において、対象MBの信頼度を確認する。ステップS22では、信頼度に反比例するまたは信頼度が大きい程小さなフィルタ強度に決定する。次いで、ステップS23では、空間的隣接ブロックとのフィルタ強度レベル差が閾値以上であるか否かの判断がなされる。この判断が肯定の場合にはステップS24に進んで、前記フィルタ強度は前記フィルタ強度レベル差が予め定められた閾値未満になるような大きさに強制的に定められる。
前記ステップS23の判断が否定の時、あるいはステップS24の処理が実施された後にはステップS25に進んで、時間的隣接ブロックとのフィルタ強度レベル差が閾値以上か否かの判断がなされる。この判断が肯定の場合にはステップS26に進んで、前記フィルタ強度は前記フィルタ強度レベル差が予め定められた閾値未満になるような大きさに強制的に定められる。前記ステップS25の判断が否定の時、あるいはステップS26の処理が実施された後はステップS27に進む。ステップS27では、フィルタ強度が決定される。
前記ステップS23〜S26の処理は、空間的および時間的に隣接するMB間では画質品質の差を一定以下に収めるためである。なお、前記ステップS23〜S26を具備することは好ましい実施形態であるが、本発明はこれに限定されず、ステップS23とS24、あるいはステップS25とS26のいずれか一方であっても良い。
前記フィルタ強度決定部10は、例えば、フィルタ強度についても10段階を設定した場合には、次のように設定することが可能である。

フィルタ強度=信頼度最高値−信頼度・・・(1)

または、

フィルタ強度=信頼度最高値/信頼度
図6は、信頼度からフィルタ強度を決定する一具体例の説明図であり、MB単位での信頼度(左図)から上記の計算式(1)によりフィルタ強度を決定する(中央図)。ただし、時間的空間的に隣接するMBのフィルタ強度差を隣接するMB間で比較し、該フィルタ強度差が一定(閾値)以上の絶対差をもつ場合には、絶対差を小さくする方向への修正をフィルタ強度に対して行う。図の例においては、対象MB(斜線部)と右隣接MBとのフィルタ強度差が「4」であるため、例えば閾値の「3」以上となる。そこで、該フィルタ強度差を小さくし閾値未満にするために対象MBのフィルタ強度を「2」と修正する(右図)。また、該フィルタ強度は、MB単位での設定の外に、ピクチャ単位、あるいは画素単位で決定することも可能である。
次に、前記フィルタ適用部11(図1参照)では、復号再生された画像に対してフィルタを適用する。具体的には、画素単位での空間3×3画素や、空間5×5画素領域に対して適用する。
本発明が適用される復号器の構成を示すブロック図である。 図1のエラーブロック特定部の動作例を示すフローチャートである。 図1の信頼度判定部の動作例を示すフローチャートである。 信頼度判定部の動作の一具体例の説明図である。 図1のフィルタ強度決定部の動作例を示すフローチャートである。 フィルタ強度決定部の動作の一具体例の説明図である。 時間的に急激に変化する画像品質差が、主観的には画像品質の劣化になることの説明図である。
符号の説明
1・・・可変長復号部、2・・・エラーブロック特定部、3・・・動き補償部、4・・・逆量子化部、5・・・逆直交変換部、8・・・エラー隠蔽部、9・・・信頼度判定部、10・・・フィルタ強度決定部、11・・・フィルタ適用部。

Claims (6)

  1. 可変長復号により得られたブロック復号情報に基づいてエラーブロックを特定し、
    エラーブロックでないブロックに対しては、エラーブロックに対してより高い信頼度を付与し、
    該信頼度に基づいてブロックのフィルタ強度を決定し、空間的および時間的の少なくとも1方の隣接ブロック間のフィルタ強度差が予め定められた閾値以上の場合には、前記フィルタ強度差が該閾値未満になるような大きさのフィルタ強度に修正し、
    前記フィルタ強度で復号再生画像をフィルタリングすることを特徴とする動画像エラー隠蔽方法。
  2. 請求項1に記載の動画像エラー隠蔽方法において、
    前記ブロックの信頼度は、エラーブロックでないブロックに対しては参照元ブロックの信頼度と同じにし、エラーブロックに対しては該参照元ブロックの信頼度より低くすることを特徴とする動画像エラー隠蔽方法。
  3. 符号化された動画像データを可変長復号する可変長復号部と、
    該可変長復号部からのブロック復号情報により、エラーブロックを特定するエラーブロック特定部と、
    前記エラーブロックの有無に応じて、各ブロックの信頼度を判定する信頼度判定部と、
    該信頼度判定部で判定された信頼度を基にブロックのフィルタ強度を求め、空間的および時間的の少なくとも1方の隣接ブロック間のフィルタ強度差が予め定められた閾値以上の場合には、該フィルタ強度差が該閾値以下になるように前記フィルタ強度を修正するフィルタ強度決定部と、
    該フィルタ強度決定部で決定されたフィルタ強度で復号再生画像をフィルタリングするフィルタ適用部とを具備したことを特徴とする動画像エラー隠蔽装置。
  4. 請求項3に記載の動画像エラー隠蔽装置において、
    前記信頼度判定部は、エラーブロックでないブロックに対しては参照元ブロックの信頼度と同じにし、エラーブロックに対しては該参照元ブロックの信頼度より低くすることを特徴とする動画像エラー隠蔽装置。
  5. 請求項4に記載の動画像エラー隠蔽装置において、
    前記符号化された動画像データがMPEGまたはH.26Xにより符号化された動画像データである場合、前記信頼度判定部は、イントラ符号化ブロックの信頼度を最高にすることを特徴とする動画像エラー隠蔽装置。
  6. 請求項3に記載の動画像エラー隠蔽装置において、
    前記復号再生画像は、前記エラーブロック特定部でエラーブロックと特定された領域に対してエラー隠蔽処理を施されたものであることを特徴とする動画像エラー隠蔽装置。
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