JP2006196442A - 支柱型高所設置物昇降装置 - Google Patents

支柱型高所設置物昇降装置 Download PDF

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Abstract

【課題】モーターを用いない簡単かつ安価な構成で、支柱横断面サイズを比較的小さくするとともに、容易、迅速に昇降できるようにする。
【解決手段】手動操作空間を確保しつつ衝突音を発生させずしかも円滑に昇降させるため、中空支柱11と同心にロッド13が配置され、ロッド13にウンターウエイト14が外挿され、ウンターウエイト14上端に2本のワイヤロープ261、262の一端が係着され、プーリー271、272、281、282を介してワイヤロープ261の他端に灯具20が係着されている。手動操作を行う支柱開口部には、灯具20の拘束/解除とウンターウエイト14の拘束/解除とを連動して行うストッパーが配設されている。高所設置物が看板の場合、安全性を高めるため、看板下方にストッパーが看板と接近して蝶着され、これを回動させると看板降下路から退避する。
【選択図】図1

Description

本発明は、支柱上部に設置される街路灯や看板等の高所設置物を昇降させる支柱型高所設置物昇降装置に関する。
街路灯や看板等の高所設置物のメンテナンスを容易にするために、高所設置物を昇降式にしたものが提案されている。
下記特許文献1には、バランスウエイトと灯具とをそれぞれ第1及び第2のワイヤロープに連結し、第1及び第2のワイヤロープをそれぞれ同軸一体で径の異なるドラムに巻回し、このドラムをモータで回転駆動することにより、灯具を昇降させる構成が開示されている。
しかし、モーターで駆動するので、設備が高価になるとともに、モーターのメンテナンスも必要になる。また、バランスウエイトが大形であり、安全のためにはバランスウエイトを囲繞する必要があるので、装置が大形になる。
下記特許文献2には、灯具に挟持ローラーを備え、支柱の1面をレールとし、挟持ローラーでレールを挟持し、ローラー支持台をループ状ワイヤロープに連結し、ワイヤロープを駆動プーリーに巻き掛け、ウォームホイールとウォームを介し駆動プーリーをモーターで回転駆動することにより、灯具を昇降させる構成が開示されている。
しかし、防雨用カバーで支柱及び灯具を覆う必要があるので、横断面サイズが大きくなる。また、モーターで駆動するので、上記同様の問題が生ずる。この問題を解消するため、駆動プーリーを手動回転させる構成にすれば、ウォームホイールとウォームを介し駆動プーリーを回転させなければならないので、減速比が大きく、昇降速度が遅くなり過ぎる。ウォームホイールとウォームを省略して上記バランスウエイトを用いる構成も考えられるが、上述のように装置が大形になる。また、昇降距離が比較的長いので、ワイヤロープを手で把持して昇降させなければならず、操作性が悪い。
下記特許文献3には、看板と巻取ドラムとの間をワイヤロープで連結し、ワイヤロープをプーリーに掛け、巻取ドラムを手動ウインチで回転駆動することにより、看板を昇降させる構成が開示されている。
しかし、実際には減速比の大きいウォームホイールとウォームを用いざるを得ず、上記同様の問題が生ずる。また、看板落下に対しストッパーを備えているが、看板を昇降させる必要があるのでストッパー位置が比較的低く、落下防止が不充分である。
特開2000−11710号公報 特開平6−176614号公報 実開平7−16973号公報
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、モーターを用いない簡単かつ安価な構成で、支柱横断面サイズを比較的小さくするすることができるとともに、容易、迅速に昇降させることができる支柱型高所設置物昇降装置を提供することにある。
本発明による支柱型高所設置物昇降装置の第1態様では、
中空支柱(11)内に該中空支柱の長手方向へ延設され、該中空支柱に固定された案内線部材(13)と、
該案内線部材に沿って昇降するように該案内線部材と係合するカウンターウエイト(14)と、
一端が該カウンターウエイトの上端部に係止され、他端が高所設置物(20)に係止されたワイヤロープ(261)と、
該カウンターウエイトの上方位置と該高所設置物の上方位置とに配設され、該ワイヤロープが掛けられて該ワイヤロープを案内する第1及び第2のプーリー(271、281)と、
該高所設置物を上限位置に保持する保持手段(30又は50)と、
該中空支柱の長手方向中間部に形成された開口(40)と、該開口を開閉自在に閉じる蓋(41)とを備え、該開口を介し該カウンターウエイトを把持して昇降させるための昇降手動操作部とを有する。
該カウンターウエイトの重量は該高所設置物の重量に略等しく、該カウンターウエイトの長さは、該開口を介し該カウンターウエイトを把持して該高所設置物を地上高さ2m以下まで降下させることができる長さである。ここに「略等しく」は、該カウンターウエイトをフリーにした状態で該カウンターウエイトが停止する程度に両重量が等しいことが取り扱いの安全上好ましい。
本発明による支柱型高所設置物昇降装置の第2態様では、上記第1態様において、
該カウンターウエイトは金属筒であり、
該金属筒に該ロッドが挿通されている。
本発明による支柱型高所設置物昇降装置の第3態様では、上記第1又は2態様において、例えば図16、19に示す如く、
該案内線部材は該中空支柱(11)の内壁対向面に対向して突設された一対の線状部材(13C)であり、
該カウンターウエイト(14C)は、一対の平板(141、142)と、該一対の平板間に固着された板状スペーサ(143)と、該一対の平板の一方の表面中央部に立設された線状取っ手(145)とを有し、
該線状取っ手が該開口(40A)側に位置するように、該一対の平板の対向面と該板状スペーサの端面とで形成された一対の溝部の一方及び他方にそれぞれ該一対の線状部材(13C)の一方及び他方が挿入される。
上記第1態様の構成によれば、構成が簡単であり、開口を介してカウンターウエイトを把持し、カウンターウエイトを上下動させることにより、高所設置物を容易に昇降させることができる。
昇降用モーターを用いていないので、安価に構成できるとともに、余分なメンテナンスが不要となる。
また、ウォームホイールとウォームのギヤを用いる必要がないので、カウンターウエイトを比較的高速に昇降動作させることができる。
さらに、上記構成からカウンターウエイトが比較的長いので、カウンターウエイトの横断面を狭くすることでき、横断面が比較的狭い、スリムな中空支柱を用いることができる。
また、カウンターウエイトが案内線部材に案内されているので、地面が振動してもカウンターウエイトが支柱の内壁と衝突するのを防止でき、異音発生による不安感を周囲の人に与えることがないとともに、安定した昇降動作が可能となる。
カウンターウエイトを中空支柱地下部に入れることもできるので、比較的高い支柱型高所設置物昇降装置を構成することが可能となる。
上記第2態様の構成によれば、より安価にかつより短時間で組み立てることができ、さらに、略軸対称で支柱内軸芯部にカウンターウエイトを配置させることができるので、カウンターウエイト把持空間が確保されてカウンターウエイトを容易に把持できるとともに昇降動作時の摺動抵抗が小さくなり、操作性がよい。
本第2実施態様はこのような効果を奏するので、実用性が高く、特に高所設置物を看板とした場合には、安価かつ簡単な構成で看板を容易、迅速、かつ安全に昇降させることができるので、需要増大に寄与するところが大きい。
上記第3態様の構成によれば、カウンターウエイトを中空支柱内の一方側に配置させることができるので、中空支柱を、昇降しない従来の固定式看板等の中空支柱と同程度のサイズにしても、取っ手を把持してカウンターウエイトを昇降させるためのスペースが充分となり、実用性が高い。
本発明の他の目的、構成及び効果は以下の説明から明らかになる。
以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。図面において、同一又は類似の要素には、同一又は類似の符号を付している。
図1は、本発明の実施例1の支柱型灯具昇降式街路灯の一部縦断面図であり、図1(A)及び(B)はそれぞれ灯具20が上限位置及び下限より少し上の位置にある場合を示す。図2は、図1(A)の一部を省略した拡大縦断面図である。
この街路灯では、地中に掘った穴10に、角形鋼管の支柱11の下部が挿入され、その周囲にコンクリートが打設されて基礎コンクリート12が構築されている。
支柱11には、ガイドロッド13が支柱11と同心に挿設され、ガイドロッド13に、金属製筒形カウンターウエイト14が外挿されている。
ガイドロッド13の下端部及び上端部はそれぞれ、底板15及びブリッジ16を介して支柱11に固定されている。すなわち、図2に示す如く、横断面正方形の支柱11の底面開口に矩形底板15が熔着され、底板15の中央部に孔が穿設され、これに、ガイドロッド13の下端部が嵌合されている。また、支柱11内上部にブリッジ16の両端部が熔着され、ブリッジ16に形成されたU字形切欠にガイドロッド13の上端部が係合され、ガイドロッド13の上端部にブリッジ16を挟んでナット171及び172が螺合されて、ガイドロッド13が固定されている。ブリッジ16には、後述のワイヤロープが通される孔が3つ穿設されている。
支柱11の上端部には、片持梁式の灯具支持部18が突設されている。図2では、支柱11と灯具支持部18との接続部が簡略図示されている。灯具支持部18の下面には凹部19が形成され、これに灯具20が下側から嵌合される。
灯具20では、電灯21が支持部材22を介して笠23の内側面に固着され、笠23の上面中央部に円錐台形のヘッド24が突設されている。
一方、図3に示す如く、カウンターウエイト14の上端面の対向する一対の角部には、係止環251及び252が熔着され、これらの環にワイヤロープ261及び262の一端部が係着されている。ワイヤロープ261及び262はそれぞれ、図2に示す如く、ブリッジ16の孔を通って上方のプーリー271及び272に掛けられ、水平に伸び、さらにプーリー281及び282に掛けられて垂下し、ヘッド24の上端面2箇所に係着されている。
凹部19の上面には、安全性を高めるため、灯具20に対するストッパー30が備えられている。すなわち、シリンダー31が凹部19の上面に固着され、シリンダー31にプランジャ32が挿通され、プランジャ32に形成されたフランジ33とシリンダー31との間にコイルスプリング34が介装されている。
ヘッド24には孔35が形成され、これにプランジャ32の先端部が挿通される。図2の状態では、凹部19の上面に固着された支持片36上にプランジャ32の先端部が乗っている。
プランジャ32の基端部には、ワイヤロープ37の一端部が係着されている。ワイヤロープ37は、プーリー38に掛けられて垂下し、ブリッジ16の孔に挿通されている。プーリー38は、灯具支持部18の側面に立設されたブラケット39に支持されている。
図1の状態では、ワイヤロープ261及び262が少し緊張した状態で、カウンターウエイト14の下端が底板15上に接している。ワイヤロープ37を引いてプランジャ32の先端部を孔35から抜き、この状態でカウンターウエイト14を持ち上げると、灯具20が垂下し、図1(B)に示す状態となる。
図5は、支柱型灯具昇降式街路灯の正面図であり、支柱11の中間部に形成された開口部40に蓋41がボルトで螺着されている。笠23を交換する際に蓋41が取り外され、開口部40を介しカウンターウエイト14を把持してカウンターウエイト14を上下動させることにより、灯具20が昇降する。図6(A)及び(B)はそれぞれ、蓋41を取り外した状態での図1(A)及び(B)の構成に対応している。
図1において、支柱11の地中長さをH0、地面から開口部40の下端までの距離をH1,開口部40の高さをH2、開口部40の上端からブリッジ16までの長さをH3、ブリッジ16から灯具支持部18の上面までの長さをH4と表記すると、これらの値は、例えば次の通りである。
H0=1200、H1=1100、H2=5500、H3=2600、H4=300 (単位はmm)
この場合、街路灯の地上高さは4500mmであり、カウンターウエイト14の長さを例えば2600mmとすることにより、灯具20が上限及び下限の位置に在るときにそれぞれカウンターウエイト14の上端及び下端が開口部40の範囲内に位置する。これにより、開口部40を介してカウンターウエイト14を昇降動作させることができる。
次に、カウンターウエイト14に対する制限について説明する。
カウンターウエイト14の長さLについては、図1(A)から、決められた街路灯高さH1+H2+H3+H4、及び、平均的な身長の作業者が昇降作業を容易に行える開口部40の中心高さH1+H2/2及びその長さH2に対し、開口部40を介しカウンターウエイト14を把持しながら昇降動作を容易に行えるようにするには、H0+H1≦LかつH3≦Lを満たす必要がある。L=2700mmとすると、図1(A)の場合、1200+1100≦2700かつ2600≦2700を満たしている。
また、カウンターウエイト14の昇降距離ML=H0+H1+H2+H3−Lを長くするには、カウンターウエイト14の長さLを短くする必要がある。上記数値例の場合、この昇降距離MLは、54000−2700=2700mmである。灯具20の上限位置が範囲H4の中点であるとすると、灯具20の下限位置の地上からの高さ(下限高さ)は、H1+H2+H3+H4/2−ML=H4/2−H0+Lである。上記数値例の場合、この下限高さは150−1200+2700=1650mmであり、平均的な身長の作業者が電灯取り換え作業を容易に行える高さである。
カウンターウエイト14の重量は、灯具20のそれと略同一であることが、手動操作を容易にする上で好ましい。この場合、安全性をより高くするには、カウンターウエイト14の重量を灯具20のそれより少し重くして、不用意に灯具20が落下しないようにするのが好ましい。カウンターウエイト14を手放してカウンターウエイト14が下降する場合には、1人で電灯取換作業ができるようにするため、電灯取換作業時において灯具20に不図示の錘を係止させるか、或いはカウンターウエイト14の不図示の孔又は突起にピンを係合させ該ピンの一端を支柱11の内壁に固定させる。
例えば、灯具20が1kgであるとき、カウンターウエイト14をこれと略同一、例えば1.1kgにする。この場合、カウンターウエイト14の材料は1.1km/2.7m=0.41kg/mでなければならない。例えば、市販のアルミ合金(6063)角パイプ、25mm□、肉厚1.5mmの重量は0.382kg/mであり、0.382kg×2.7m=1.03kgである。そこで、例えば市販の幅22mm、厚み3mmの平鋼0.518kg/mを13.5cm切り取って0.07kgとし、これを該角パイプの側面にねじ止めすることにより、カウンターウエイト14を1.1kgに調整する。
カウンターウエイト14用の適当な角パイプの重量が灯具20の重量より大きい場合には、灯具20を重くすることにより調整する。
図4は、開口部40の構成を示す。図4(A)はカウンターウエイト14の拘束状態を示し、図4(B)は拘束解除状態を示す。図4(C)は図4(A)中のC−C線に沿った断面図である。
支柱11の内壁に支持辺51が突設され、その先端部にアーム52の中間部が支軸53で回動自在に支持されている。支持辺51の中間部上端突片が90゜図4(A)の紙面垂直上方側へ屈曲されて、アームストッパー511となっている。アーム52の一端部にはボルト54が螺着され、これにワイヤロープ37の下端部が係着されている。一方、カウンターウエイト14の上端側の側面にボルト55が植設され、これに対応してアーム52に切欠521が形成され、図4(A)に示す状態で切欠521内にボルト55の中間部が係合する。支柱11の、支持辺51と反対側の内壁には、支持辺56が立設され、これに孔57が形成されている。孔57に対応してアーム52に孔58が形成され、図4(A)に示す状態で孔57と孔58の中心が一致し、これに蝶ねじ591が挿入されてナット592と螺合することにより、アーム52が固定されて、カウンターウエイト14が拘束状態になる。
この拘束状態では、カウンターウエイト14の上昇が阻止されるとともに、プランジャ32が孔35に挿入されて、灯具20も拘束状態になる。
この状態からアーム52を時計回りに回動させると、ワイヤロープ37がプランジャ32を引っ張ってプランジャ32の先端部が孔35から抜き出され、灯具20の拘束が解除される。この際、コイルスプリング34の付勢力によりワイヤロープ37が緊張し、アーム52がスナップ動作し、アーム52がアームストッパー511に押し付けられて、図4(B)の状態が維持される。この状態で、カウンターウエイト14を把持し上昇させれば、灯具20が下降する。
図6(B)の状態で電灯21を取り替え、次にカウンターウエイト14を下方へ移動させて図6(A)の状態にし、図4においてアーム52を反時計回りに回動止してスナップ動作させることにより、灯具20がストッパー30で拘束状態となる。この際、35に取着された電極が18内のコンセントに差し込まれる(電気回路については従来と同一であり、本案の主題ではないので図示省略されている)。
次に蝶ねじ591及びナット592でアーム52を固定することにより、カウンターウエイト14が拘束状態となる。
本実施例1では、開口部40を介してカウンターウエイト14を把持し、カウンターウエイト14を上下動させることにより、灯具20を通常使用位置の上限と電灯取替作業位置の下限との間で容易に昇降させることができる。また、構成がロッド13の軸心を通る面内で略軸対称であり、支柱11内の軸芯部にカウンターウエイト14が配置されているので、カウンターウエイト14を容易に把持できるとともに昇降動作時の摺動抵抗が小さくなり、操作性がよい。
昇降用モーターを用いていないので、安価に構成できるとともに、余分なメンテナンスが不要となる。
また、ウォームホイールとウォームのギヤを用いる必要がないので、カウンターウエイト14を比較的高速に昇降動作させることができる。
さらに、カウンターウエイト14が比較的長いことにより、カウンターウエイト14の横断面を狭くすることできるので、横断面が比較的狭い中空支柱11を用いることができ、これによりスリムな街路灯を構成することができる。
また、カウンターウエイト14がガイドロッド13に案内されているので、地面が振動してもカウンターウエイト14が支柱11の内壁に衝突せず、異音発生による不安感を周囲の人に与えることがないとともに、安定した昇降動作が可能となる。ガイドロッド13の替わりにワイヤロープを用いることも可能であるが、ワイヤロープの場合には常にそれを緊張させておかなければならず、経時変化により延びて緩くなると円滑な昇降が妨げられる。ロッドの場合にはこのような問題が生ぜず、取り付けも容易である。
しかも、カウンターウエイト14を地下に入れることができるので、比較的高い支柱型灯具昇降式街路灯を構成しても、電灯取替作業が容易な位置へ灯具20が下降するまでカウンターウエイト14を持ち上げることが可能となる。
その上、ストッパー50とストッパー30の拘束が連動しているので、操作が容易であるとともに、誤操作を防止することができ、加えて安全性の高い街路灯となる。
本実施例1は以上のような効果を奏するので、実用性が高い。
図7は、本発明の実施例2の支柱型灯具昇降式街路灯の、中間部を図示省略した一部縦断面図である。
この街路灯は、電柱60に支持されており、支柱11の下部を地下に埋設する必要がない。すなわち、電柱60に複数のバンド61が巻着され、各バンド61にブラケット62が取着され、これらブラケット62に支柱11の背面が固着されている。
支柱11の地下部が無いので、図1に示すカウンターウエイト14を短くしなければならず、開口部40からカウンターウエイト14を完全に操作することができなくなる。すなわち、灯具20を充分な高さまで下降させることができなくなる。そこで、本実施例2では、伸縮型(2段継竿式)のカウンターウエイト14Aを用いている。
図8は、カウンターウエイト14Aの構成を示す、一部を省略した縦断面図である。
このカウンターウエイト14Aは、断面円形の鋼材で形成され、大径パイプ63に小径パイプ64が接続されている。大径パイプ63では、パイプ631の一端部に雌ねじリング632が熔着されている。一方、小径パイプ64では、パイプ641の一端部に頭付雄ねじリング642が熔着されている。脱落防止のため、頭付雄ねじリング642の頭部直径は雄ねじ部直径よりも大きい。大径パイプ63よりも小径パイプ64の方が長くなっている。図8に示す伸張状態ではカウンターウエイト14Aが図1のカウンターウエイト14と同じ長さになる。大径パイプ63の長さは、図1中の長さH0に等しい。
図7に示す使用状態では、小径パイプ64が大径パイプ63内に遊挿されていて、カウンターウエイト14Aが短縮状態になっている。灯具20を下降させる際には、大径パイプ63を停止させたままで小径パイプ64を上方に移動させる。次に雄ねじリング642を雌ねじリング632に螺合させて伸張状態にし、大径パイプ63をさらに上方へ移動させて灯具20を下降させる。灯具20の上昇動作は、下降動作の逆である。
本実施例2によれば、伸縮型のカウンターウエイト14Aを用いているので、地下部を設けなくても、街路灯を通常の高さにすることができる。
なお、地下部を設けるとともに伸縮型のカウンターウエイト14Aを用いれば、より高い街路灯を構成することが可能となる。
図9は、本発明の実施例3の支柱型昇降式看板を示しており、図9(A)及び(B)はそれぞれ、開口部40の蓋を取り外した状態の正面図及び側面図である。
この支柱型昇降式看板では、支柱11の上部に、ブラケット71及び72を介してハウジング70が取着されている。
図11は、支柱型昇降式看板の上部縦断面図概略構成を示す。この図では、支柱11とブラケット71とハウジング70との接続部が簡略図示されている。図12は、ハウジング70の内部を示す斜視図である。この図では、ハウジング70の部材肉厚が無視されて描かれている。
ハウジング70内では、看板73がワイヤロープで懸吊されている。看板73では、矩形のベースプレート74上に2つの角形鋼材75が平行に取着されてその間に溝が形成され、この溝に看板本体76の下端部が嵌合され、角形鋼材75及び看板本体76の下端部にボルト771及び772が通されて、看板本体76がベースプレート74に固定されている。ベースプレート74の上面両端部には係止環781及び782が取着され、一方、看板本体76の上端中央部には係止環783が取着されている。
係止環781〜783にはそれぞれ、ワイヤロープ261〜263の一端部が係着されている。ワイヤロープ261〜263はそれぞれ上方のプーリー281〜283に掛けられて水平に伸び、支柱11内の上方でそれぞれ図13に示す如く、プーリー271〜273に掛けられて下方へ垂下し、図14(A)に示す如く、カウンターウエイト14の上端面に取着された係止環251〜253に係着されている。
図14(B)は、図9のX−X線に沿った横断面である。図14(C)は、図14(B)中のストッパー50Aの構成を示す斜視図である。
カウンターウエイト14をその下限位置で拘束するために、カウンターウエイト14の上端面に対応した支柱11内に、ストッパー50Aが備えられている。ストッパー50Aでは、支柱11の対向内壁面に支持辺51A及び56Aが突設され、支持辺51A及び56Aに形成された逆U字凹部にバー52Aの両端部が嵌合されて、バー52Aによりカウンターウエイト14の上昇が阻止される。カウンターウエイト14の回転を制限するために、支柱11の隣り合う内壁面にバー52B及びバー52Cが横架されている。
支柱11内の構成は、上記のこと以外は実施例1と同一である。
例えば、看板73の重量が11kgで、カウンターウエイト14の長さが2700mmである場合、カウンターウエイト14として市販の50mm□、肉厚3.2mm、(4.5kg/m)×2.7m=12.15kg(看板73の重量と略同一)の角形鋼管を用いることができる。
図11に示す如く、看板73の両側のハウジング70の内壁面には、看板本体76を照明するための蛍光灯791、792及び793、794が取着されている。
安全性を高めるために、看板73の下方には、図9に示すようなストッパー80が取着されている。ストッパー80は、角形鋼材81と角形鋼材82とが逆L時型に接続され、角形鋼材81と角形鋼材82の間に補強用鋼材83が接続されている。角形鋼材81は、蝶番84及び85を介して支柱11に蝶着されている。ボルト86及び87に対応して支柱11に螺孔が形成され、通常では、図9の状態で角形鋼材81がボルト86及び87により支柱11に螺着されている。角形鋼材81及び支柱11のこれに対応した位置にそれぞれ係止具88及び89が取着され、図10のストッパー退避状態で両者を係合可能となり、この係合によりストッパー退避状態が維持される。
看板73を下降させる際には、ボルト86及び87が緩められて取り外され、ストッパー80が回動される。図9に示す状態からストッパー80を90゜回動させると、図10に示す如くストッパー80が看板73の下降路から退避し、看板73の下降が可能となる。係止具88と89間を係合させ、看板73を降下させて、バーゲンセールやメニュー変更等に応じ、看板を交換し又は看板の記載を変更する。これにより、宣伝効果を高めることができる。看板73の昇降動作は、実施例1と同じである。
本実施例3では、看板73に接近したストッパー80により看板73の落下を阻止するとともに、ストッパー80の回動により看板73を下降させることができる。
また、実施例1と同様に、安価かつ簡単な構成で、看板73を容易、迅速、かつ安全に昇降させることができるので、実用性が高く、需要増大に寄与するところが大きい。
なお、上記実施例1〜3に関し、本発明には外にも種々の変形例が含まれる。
例えば、案内線部材としてのガイドロッド13の替わりに、ワイヤロープを用いることができる。
例えば、図15(A)に示す如く、カウンターウエイト14Aを中実棒材とし、その対向する側面の一方の高さ方向に、環中心軸をカウンターウエイト14Aと平行にして複数の案内環784を取着し、他方のも同様に高さ方向に複数の案内環785を取着し、案内線部材としてのワイヤロープ13A1及び13A2を両案内環列の各々に挿通させ、ワイヤロープ13A1及び13A2の上下端を固定した構成であってもよい。案内環784、785の替わりに、案内パイプを用いてもよい。カウンターウエイト14Aを金属製中実ロッドで構成することにより、支柱11の断面積を広くすることなく比較的大重量の高所設置物と略同一にすることができる。
また、図15(B)に示す如く、支柱11の内壁面にI形又はH形の鋼材のレール13Bを案内線部材として支柱11の長手方向に固着し、このレール13Bに、C形鋼のカウンターウエイト14Bを係合させ、カウンターウエイト14Bをレール13Bに沿って上下にスライドさせる構成であってもよい。
しかしながら、上述のようなカウンターウエイトの重量と長さの制限が満たされるならば、これらの構成よりも実施例1の構成の方がより安価にかつより短時間で組み立てることができ、さらに、カウンターウエイト14を容易に把持できるとともに昇降動作時の摺動抵抗が小さいので、操作性がよい。
また、保持手段としてのストッパー30において、コイルスプリング、ワイヤロープ及びプーリーの替わりに、直線運動をこれに直角な方向の直線運動に変換するスコット・ラッセル機構を用いて、ワイヤロープ37の替わりのロッドを直線運動させることによりプランジャ32を直線運動させる構成であってもよい。或いは開口部40までスイッチ用電気配線をし、ソレノイドの磁力でプランジャ32を直線駆動させる構成であってもよい。さらに、ワイヤロープ37の替わりのロッドの上端側部に突設されたカムの周面にコイルスプリングの付勢力でプランジャ32基端を押接させ、該ロッドを直線運動させることにより、カム周面でプランジャ32を押圧しプランジャ32を直線運動させる構成であってもよい。プランジャ32と孔35との関係を互いに逆にした構成であってもよい。しかしながら、これらの構成よりも実施例1のストッパー30の方が簡単で安価に構成できる。
ストッパー80は逆L字形に限定されず、例えば角形鋼材83を省略してy字形とし、受け位置において看板73に近接する角形鋼材83の先端を受け部とする構成、或いは直角3角形板の一辺を受け部とする構成であってもよい。
好ましくは、カウンターウエイトの重量は、カウンターウエイト及び高所設置物をフリーにした状態でカウンターウエイト及び高所設置物が停止した状態になる程度に、高所設置物の重量に略等しく、カウンターウエイトの長さは、高所設置物を上記把持により地上高さ2m以下まで降下させることができる長さであればよく、作業上より好ましいこの高さは1.8m以下である。この点は、以下の実施例についても当てはまる。
図16は、本発明の実施例4の支柱型昇降式看板の概略斜視図であり、この支柱型昇降式看板では、看体73Aが中空の略直方体である。図17は、この看体73Aの本体部を示す斜視図である。図17(A)に示すように、この本体部は、横断面L字形の4本の柱部材731の上端部及び下端部がそれぞれトレイ状の天板732及び底板733の四隅に固着され、底板733の底面にベースプレート734が重着されている。
図18(A)に示すように、メッセージが記載された布、紙、合成樹脂等の広告シート735aが透明板735bと乳白色バックプレート735cとにより挟まれて看板735が構成されている。この看板735の上端部及び下端部に対応して、図17(B)に示す如く、断面L字形のフレーム部材736及び737がそれぞれ天板732及び底板733の縁部に固着されて溝が形成されている。図18(B)に示す如く、この溝に看板735が装着される。看体73Aの本体部の、一対の狭い開口面には、補強板738が固着される。
図16に示す如く、看体73Aの天板732には係止環781及び782が取着され、これらのリングにそれぞれワイヤロープ261及び262の一端部が固着されている。支柱11の上端部にはブラケット71Aの一端部が固着され、ブラケット71Aの内側上面には、係止環781及び782に対応してそれぞれプーリー281及び282が取着され、さらに支柱11側にプーリー271及び272が取着され手いる。ワイヤロープ261及び262はそれぞれ、プーリー281及び282に巻き掛けられた後、プーリー271及び272に巻きかけられて下方に延び、これらの他端部がそれぞれ、カウンターウエイト14Cの上端に取着された係止環251及び252に取着されている。
ワイヤロープ261及び262が挿通される穴が形成されたブラケット71Aの下面には、さらにこれらが挿通される穴が形成されたハウジング70Aの上面が固着され、ハウジング70Aと支柱11との間には、ブラケット72A及び72Bが固着されている。ハウジング70Aの一対の広い対向面には開口701が形成され、開口701が透明板、例えば透明アクリル板で覆われている。
図19(A)は、図16中の19A−19A線に沿った横断面拡大図である。
支柱11の内壁対向面に、横断面が矩形の、一対のガイドロッド13Cが固着され、紙面垂直方向に伸びている。一方、カウンターウエイト14Cは、平板141と142の間にスペーサプレート143が固着されており、平板141と142の対向面とスペーサプレート143の端面とにより形成される一対の溝にそれぞれ、1対のガイドロッド13Cが挿入されている。これにより、カウンターウエイト14Cがガイドロッド13Cに案内されて昇降自在となっている。カウンターウエイト14Cはさらに、平板142の表面の中央線に沿って取っ手145が固着され、図16に示す、支柱11に形成された開口部40Aを介し操作者が、取っ手145を把持して昇降させることが可能となっている。
図19(B)は、カウンターウエイト14Cからその平板142と取っ手145とを取り除いた状態の部分正面図である。スペーサプレート143の長さを調整することにより、カウンターウエイト14Cの重量が看体73Aのそれに略等しくなるように調整される。分離したスペーサプレート143の間に、一対のガイドロッド13Cに対応して、一対のローラベアリング146の軸の両端部が平板141と平板142とに支持され、ローラベアリング146のローラが回転自在となっている。これらローラベアリング146のローラ外周面がガイドロッド13Cの端面とほぼ接するように配置されている。ローラベアリング146は、カウンターウエイト14Cの長手方向の上部及び下部にそれぞれ一対配設されている。これにより、カウンターウエイト14Cがガイドロッド13Cに案内されてスムーズに昇降される。
支柱11の看体73A側の面には、支柱11の長手方向に沿って横断面略C字形のガイド部材90が、開口部を外側に向けて取着されている。ガイド部材90内には、横断面I字形の被ガイド部材91が、そのくびれ部がガイド部材90の開口部に対応するように挿入される。被ガイド部材91の先端面は、図22に示すようなブラケット93のフロントプレート931に固着されている。ブラケット93は、このフロントプレート931と、プレート931と直交するアッパープレート932と、直角を挟む2辺がプレート931とプレート932に固着された直角三角形の一対のリブ933と、アッパープレート932と平行にフロントプレート931の他端側に固着されたロアプレート934とを備えている。アッパープレート932の上面先端部は、図21に示すように、看体73Aのベースプレート734の底面端部に固着されている。
したがって、看体73Aを昇降させると、ブラケット93を介し看体73Aと一体になった被ガイド部材91が、ガイド部材90に案内されて昇降する。
これにより、看体73Aを昇降させる際に風や地震によって看体73Aが揺れても、支柱11に対する看体73Aの揺れが規制されて、看体73Aを安全に昇降させることが可能となる。
図21(B)は、図21(A)の21B−21B線に沿った横断面図である。図21及び図22に示すように、ロアプレート934の下面中央部には、ラッチ機構94が立設されている。このラッチ機構94に対応して図21(A)に示すように、支柱11の側面に、ガイド部材90に形成された不図示の孔を通って、係合ピンとしてのボルト95が立設されている。
図23は、ラッチ機構94とボルト95の係合動作説明図である。
ラッチ機構94は、ベース941にノブ942が、軸943の回りに回転自在に支持されている。ノブ942には、その回転方向に切欠凹部944が形成されている。
図21(A)の状態から看体73Aを下降させると、ノブ942がボルト95に当接する。この当接により、ノブ942に矢印方向の力が加わって、ノブ942が反時計回りに回転しようとする。さらに看体73Aを下降させると、ボルト95が図23(B)に示すように切欠凹部944内に入り、矢印方向の力が加わって、ノブ942が時計回りに回転しようとする。これにより、図23(C)に示す如く、ボルト95が切欠凹部944内に入り込み、ラッチ機構94の昇降、すなわち看体73Aの昇降が阻止される。
看体73Aを下降させ、上記のような動作により図23(C)に示す状態になったときに、看体73Aのさらなる下降を阻止してラッチ機構94が機械的に損傷を受けるのを防止するために、図20に示す如く、カウンターウエイト14Cに対するストッパー機構が備えられている。
すなわち、カウンターウエイト14Cの平板142に、係合ピンとしてのボルト971が立設され、これに対応して支柱11の内壁にストッパー96が立設されている。ストッパー96にはその下部及び上部にそれぞれ切欠凹部961及び962が形成されている。カウンターウエイト14Cを上昇させると、その上限位置、すなわち図23(C)に示す状態で、ボルト971が切欠凹部961に係合して、カウンターウエイト14Cのさらなる上降、すなわちブラケット93のさらなる下降が阻止される。
また、カウンターウエイト14Cの上記上限位置でカウンターウエイト14Cの昇降をさらに強固に阻止するために、カウンターウエイト14Cの平板142の下部に錠98Aが取着され、カウンターウエイト14Cの上記上限位置で錠98Aに対応して、支柱11の内壁に孔部材99が固着されている。カウンターウエイト14Cの上限位置において、ノブ981を持ち上げてピン982を孔部材99側へ移動させることにより、ピン982の孔部材99側先端部が孔部材99の孔に挿入されて、カウンターウエイト14Cの昇降がさらに強固に阻止される。この状態で看板の取り替え作業が行われる。
看板の取り替え作業終了後に、この係合を解くとともに、ノブ942の端部を持ち上げてボルト95とノブ942との係合を解いて、カウンターウエイト14Cを下降させるより、看体73Aを上昇させる。この場合、看体73Aのベースプレート734がハウジング70Aの下端と衝突するのを防止するために、平板142の上部にボルト972が立設されている。これにより、図24に示す看体73Aの上限位置、すなわちカウンターウエイト14Cの下限位置で、ボルト972がストッパー96の切欠凹部962と係合して、カウンターウエイト14Cのさらなる下降が阻止される。
カウンターウエイト14Cの平板142の上部にはさらに、カウンターウエイト14Cの下限位置で孔部材99と対応するように錠98Bが取着されており、この位置で錠98Bのピン982を孔部材99と係合させることにより、カウンターウエイト14Cの昇降が確実に阻止される。
図24に示す看体73Aの上限位置で、図19に示す如く、カバー82Aでガイド部材90を容易に覆うことが可能となっている。すなわち、カバー82Aの一方の側部と支柱11の面との間に不図示の蝶番が取着されており、その軸を中心にカバー82Aが回動自在となっている。カバー82Aの他方の側部には不図示の孔が形成され、これにボルト821を挿入してボルト821を支柱11に螺着させることにより、図24に示す状態となる。
これにより、ガイド部材90と被ガイド部材91との間に異物が入るのを防止することができるとともに、地震により例えワイヤロープ261、262の両方が切断され、さらに錠98Bと孔部材99との係合によるストッパー機構が破壊されたとしても、看体73Aの落下を防止することが可能となる。
本発明の実施例5では、看板取り替え作業において、地震や風により看体73Aが揺れるのをさらに防止する機構を備えている。
すなわち、図25及び図26に示すように、ハウジング70A内の、支柱11からより離れた方の一対の角部の各々に、一対のガイド部材101がその長手方向を垂直方向にして備えられ、ガイド部材101とハウジング70Aの内面との間の隙間に、断面L字形の規制部材102が挿入されて案内される。規制部材102の上端には、当接部材103が取着され、当接部材103の下面が、看体73Aの天板732の隅部に当接する。看体73Aを下降させると、これとともに規制部材102がガイド部材101に案内されながらその自重で図27及び図28に示す如く下降する。
これにより、看体73Aが下降する際に、規制部材102が看体73Aの外側角部に対応するので、看体73Aが地震により振動しても、その揺れが規制部材102により規制される。
看体73Aを図28に示す状態から上昇させ、当接部材103の下面が天板732に当接すると、天板732により規制部材102が持ち上げられる。したがって、図25に示す如く、看体73Aの上限位置では、ハウジング70A内に規制部材102が収納される。
なお、ガイド部材101、規制部材102及び当接部材103による看体73Aに対するガイド機構を、ハウジング70A内の支柱11側の一対の角部に同様に備えてもよい。
図29は、大型の看体73Bを備えた支柱型昇降式看板の構成を、本発明の実施例6として示す。
この場合、看体73Bをその両側から支えた方が好ましいので、支柱11と支柱11Aとの間に看体73Bが配置されている。図29では、支柱型昇降式看板の正面から見て、支柱型昇降式看板の左半分の構成を中心線の回りに180°回転させたものが支柱型昇降式看板の右半分の構成と同一になっている。図29では、回転対称な対応する構成要素に類似の符号を付している。
この構成の動作は以上の説明から明らかであるので、その説明を省略する。
なお、回転対称な構成の一方側には昇降操作用の開口や錠を設けない構成であってもよい。また回転対称な構成の替わりに、支柱型昇降式看板の中央線を通る面で対象な構成にしてもよいことは勿論である。
また、本発明には以上の実施例の種々の組み合わせが含まれるとともに、本発明は昇降機構に特徴があるので、以上の実施例を種々の高所設置物に適用可能である。
本発明の実施例1の支柱型灯具昇降式街路灯の一部縦断面図であり、(A)及び(B)はそれぞれ灯具が上限位置及び下限より少し上の位置にある場合を示す図である。 図1(A)の一部を省略した拡大縦断面図である。 カウンターウエイトの上端付近を示す斜視図である。 手動操作部である開口部の構成を示す図であり、(A)はカウンターウエイト拘束状態を示す一部断面正面図、(B)はカウンターウエイト拘束解除状態を示す一部断面正面図、(C)は(A)のC−C線に沿った横断面図である。 本発明の実施例1の支柱型灯具昇降式街路灯の正面図である。 (A)及び(B)はそれぞれ、上記開口部の蓋を取り外した状態での図1(A)及び(B)に対応した正面図である。 本発明の実施例2の支柱型灯具昇降式街路灯の、中間部を図示省略した一部縦断面図である。 図7中のカウンターウエイトの構成を示す、一部を省略した縦断面図である。 本発明の実施例3の、開口部の蓋を取り外した状態の支柱型昇降式看板を示す図であり、(A)及び(B)はそれぞれ正面図及び側面図である。 図9(B)のストッパーが看板下降路から退避した状態を示す図であり、(A)及び(B)はそれぞれ看板が上限位置及び下限位置にあるときの側面図である。 図9(A)の上部の拡大概略縦断面図である。 この上部の概略斜視図である。 この上部の看板吊り下げ機構を示す斜視図である。 構成を示す図であり、(A)はカウンターウエイト上端付近の斜視図、(B)は手動操作部である開口部の横断面図、(C)は(A)中のストッパーの構成を示す斜視図である。 本発明の変形例を示す、支柱型高所設置物昇降装置の支柱の横断面図である。 本発明の実施例4の支柱型昇降式看板の上部概略斜視図である。 図16中の看体73Aの本体部を示す斜視図である。 (A)は広告シート735aが透明板735bとバックプレート735cとにより挟まれて構成される看板735の分解斜視図であり、(B)は看体本体部への看板の装着を示す分解斜視図である。 (A)は図16中の19A−19A線に沿った横断面拡大図であり、(B)は(A)中のカウンターウエイト14Cからその平板142と取っ手145とを取り除いた状態の部分正面図である。 中空支柱内のカウンターウエイト14Cの一部縦断面部分正面図である。 (A)は看体と中空支柱の結合部付近を示す正面図であり、(B)は(A)中の21B−21B線に沿った横断面図である。 看体と中空支柱の間に配設される結合部の斜視図である。 ラッチ機構94と係合ピン95(ボルト)の係合動作説明図である。 看体73Aの上限位置でガイド90をカバー82Aで覆った状態における、看体と中空支柱の結合部付近を示す正面図である。 (A)は本発明の実施例5の支柱型昇降式看板の看体と中空支柱の結合部付近を示す正面図であり、(B)は(A)中の25B−25B線に沿った横断面図である。 ハウジング70A内の角部の看体昇降時揺れ規制構造を示す斜視図である。 上部付近での看体昇降状態を示す正面図である。 上部付近での看体昇降状態を示す正面図である。 本発明の実施例6の、大型の看体73Bを備えた支柱型昇降式看板の上部概略構成を示す斜視図である。
符号の説明
10 穴
11 支柱
12 基礎コンクリート
13、13C ガイドロッド
14、14A〜14D カウンターウエイト
141、142 平板
143 スペーサプレート
145 取っ手
146 ローラベアリング
15 底板
16 ブリッジ
171、172、592 ナット
18 灯具支持部
19 凹部
20 灯具
21 電灯
22 支持部材
23 笠
24 ヘッド
251〜253、781〜783 係止環
261〜263、37 ワイヤロープ
271〜273、281〜283、38 プーリー
30、50、50A、80 ストッパー
31 シリンダー
32 プランジャ
33 フランジ
34 コイルスプリング
35、57、58 孔
36 支持片
40、40A 開口部
41 蓋
51、56、51A、56A 支持辺
511 アームストッパー
52 アーム
52A〜52C バー
521 切欠
53 支軸
54、55、771、772、86、87 ボルト
591 蝶ねじ
60 電柱
61 バンド
62、93 ブラケット
63 大径パイプ
631、641、642 パイプ
632 雌ねじリング
64 小径パイプ
643、644 雄ねじリング
70、70A、70B ハウジング
701 開口
71、71A、71B、72、72A〜72D ブラケット
73、735 看板
73A、73B 看体
731 柱部材
732 天板
733 底板
74、734 ベースプレート
735a 広告シート
735b 透明板
735c バックプレート
736、737 フレーム部材
738 補強板
75、81〜83 角形鋼材
76 看板本体
791〜794 蛍光灯
82A カバー
84、85 蝶番
90、101 ガイド部材
91 被ガイド部材
931〜934プレート
94 ラッチ機構
941 ベース
942、981 ノブ
943 軸
944、961、962 切欠凹部
95、971、972 ボルト
96 ストッパー
98A、98B 錠
982 ピン
99 孔部材
102 規制部材
103 当接部材


Claims (15)

  1. 立設された中空支柱の上部に高所設置物が係止され、該高所設置物を昇降させる支柱型高所設置物昇降装置において、
    該中空支柱内に該中空支柱の長手方向へ延設され、該中空支柱に固定された案内線部材と、
    該案内線部材に沿って昇降するように該案内線部材と係合するカウンターウエイトと、
    一端が該カウンターウエイトの上端部に係着され、他端が該高所設置物に係着されたロープと、
    該カウンターウエイトの上方位置と該高所設置物の上方位置とに配設され、該ロープが掛けられて該ロープを案内する第1及び第2のプーリーと、
    該高所設置物を上限位置に保持する保持手段と、
    該中空支柱の長手方向中間部に形成された開口と、該開口を開閉自在に閉じる蓋とを備え、該開口を介し該カウンターウエイトを把持して昇降させるための昇降手動操作部と
    を有することを特徴とする支柱型高所設置物昇降装置。
  2. 該カウンターウエイトの重量は該高所設置物の重量に略等しく、該カウンターウエイトの長さは、該開口を介し該カウンターウエイトを把持して該高所設置物を地上高さ2m以下まで降下させることができる長さであることを特徴とする請求項1に記載の支柱型高所設置物昇降装置。
  3. 該案内線部材は該中空支柱と略同心に配置されたロッド又はロープであり、該ロッド又はロープの上端部と下端部が部材を介して該中空支柱に固定され、
    該カウンターウエイトは金属筒であり、
    該金属筒に該ロッドが挿通されていることを特徴とする請求項2に記載の支柱型高所設置物昇降装置。
  4. 該保持手段は、
    該カウンターウエイトの上部に突設された突起と、
    該中空支柱内に軸支され、保持位置で該突起と掛合する掛合部が形され、該保持位置で先端部が係着されるアームと
    を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の支柱型高所設置物昇降装置。
  5. 該保持手段はさらに、
    該高所設置物に形成された孔部又はピンと、
    ピン又は孔部と、
    該ピン又は孔部が該高所設置物の該孔又はピンと係合/離脱するように該ピン又は孔部を直線移動自在に支持し、該ピン又は孔部を離脱方向へ付勢する弾性体を備えた支持部と、
    一端部が該ピン又は孔部に係着され、他端部が該アームの、該アームの支軸から離れた位置に係着されたフレキシブル線部材と
    を有し、該アームが該保持位置に在るとき該フレキシブル線部材が弛緩して該係合/離脱が係合状態となり、該アームが該保持位置に在るとき該フレキシブル線部材が弛緩していて該係合/離脱が係合状態となり、該アームが該解放位置に在るとき該フレキシブル線部材が緊張していて該係合/離脱が離脱状態となるようにしたことを特徴とする請求項4に記載の支柱型高所設置物昇降装置。
  6. 該高所設置物は、
    電灯と、
    該電灯の上部を覆う笠部と、
    該電灯を該笠部に支持する支持部と、
    該笠部に設けられた該孔部又はピンと
    を有することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1つに記載の支柱型高所設置物昇降装置。
  7. 該中空支柱に固定され底面に開口が形成されたハウジングをさらに有し、
    該高所設置物は、該開口を通って該ハウジング内に収容される看板を有し、
    該保持手段は、
    該中空支柱の側面かつ該ハウジングの下方に、該看板と略同一面内の受け位置と該看板の昇降を妨げない逃げ位置との間で回動自在に、該中空支柱に沿って蝶番で取り付けられ、該受け位置で該看板に近接する受け部を有するストッパー部材と、
    該受け位置で該部材の回動を阻止する手段と
    を有することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1つに記載の支柱型高所設置物昇降装置。
  8. 該回動を阻止する手段は、
    該ストッパー部材と該中空支柱とに対応してそれぞれ形成された孔と雌ねじと、
    該孔を通って該雌ねじに螺合されるねじと
    を有することを特徴とする請求項7に記載の支柱型高所設置物昇降装置。
  9. 該案内線部材は該中空支柱の内壁対向面に対向して突設された一対の線状部材であり、
    該カウンターウエイトは、一対の平板と、該一対の平板間に固着された板状スペーサと、該一対の平板の一方の表面中央部に立設された線状取っ手とを有し、
    該線状取っ手が該開口側に位置するように、該一対の平板の対向面と該板状スペーサの端面とで形成された一対の溝部の一方及び他方にそれぞれ該一対の線状部材の一方及び他方が挿入されることを特徴とする請求項1又は2に記載の支柱型高所設置物昇降装置。
  10. 該保持手段は、
    ピン部材と、該カウンターウエイトの上部に固定され該中空支柱の長手方向と直角な方向に該ピン部材を案内するガイド部と備えた掛止具と、
    該中空支柱の内壁面に固定され、該ピン部材が挿入される孔を備えた被掛止具と、
    を有することを特徴とする請求項9に記載の支柱型高所設置物昇降装置。
  11. 該中空支柱の外面の一面にその長手方向に沿って固着された線状ガイドと、
    一部が該高所設置物に固着され、該線状ガイドと係合して該線状ガイドに案内されて直線移動する係合部とを有する被案内具と、
    をさらに有することを特徴とする請求項9又は穴10に記載の支柱型高所設置物昇降装置。
  12. 該保持手段は、
    回動自在に支持され、回動方向に係合凹部が形成された掛止具と、
    ピン部材とを有し、
    該掛止具と該ピン部材との一方が該被案具の下部に固着され、該掛止具と該ピン部材との他方が該中空支柱の側面に固着され、
    該高所設置物が下限位置まで下降した時に該掛止具が該ピン部材に押されて該掛止具が回動し該係合凹部に該ピン部材が係合して該高所設置物の上下方向移動を阻止するように該掛止具が形成されていることを特徴とする請求項11に記載の支柱型高所設置物昇降装置。
  13. 該線状ガイドは横断面が略C字形であり、その開口部が該中空支柱の外側に位置し、
    該線状ガイドを覆って該中空支柱の側面に固定される線状カバーをさらに有し、
    該高所設置物が上限位置に在るときに該線状カバーで該線状ガイドを覆って該線状カバーを該中空支柱の側面に固定することにより、該高所設置物の落下を防止するようにしたことを特徴とする請求項12に記載の支柱型高所設置物昇降装置。
  14. 該中空支柱に固定され底面に開口が形成された略直方体のハウジングをさらに有し、
    該高所設置物は、該開口を通って該ハウジング内に収容される略直方体の看体を有し、
    第1及び第2の横断面L字型線状部材と、
    該中空支柱から離れた側に位置する一対の、該ハウジングの内側角部に固定され、該第1及び第2の横断面L字型線状部材を該中空支柱と平行な方向に案内する第1及び第2の案内部材と、
    該第1及び第2の横断面L字型線状部材の上端部に設けられ、該第1及び第2の案内部材の上端部に当接して該第1及び第2の横断面L字型線状部材の下降を制限するとともに、該看体の上昇時に該看体の上面と当接して押し上げられるストッパー部材と、
    をさらに有し、該第1及び第2の横断面L字型線状部材の凹部がそれぞれ該看体の第1及び第2の角部に対応させて、該看体を昇降させる際に地震により該看体が揺れるのを規制するように構成したことを特徴とする請求項1、2、9乃至13のいずれか1つに記載の支柱型高所設置物昇降装置。
  15. 該高所設置物を介し対向して配設される一対の該中空支柱を有し、
    該昇降手動操作部を、該一対の中空支柱の少なくとも一方に有し、
    該一対の中空支柱のそれぞれの内側に配置される第1及び第2の該カウンターウエイトの重量は互いに略等しく、該第1及び第2のカウンターウエイトの重量の合計が該高所設置物の重量に略等しいこと特徴とする請求項1、2又は9のいずれか1つに記載の支柱型高所設置物昇降装置。
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