JP2006195764A - 文書処理システム・方法・媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 文書システムにおいて、出力対象デバイスで正しく出力されるかどうかのチェックにおいて、ワーニングがあった場合、表示用印刷データを作成し、表示時にすばやくデータを読み込めるようにする。
【解決手段】 ドキュメントを読み込む手段と、ドキュメントを解釈する手段と、印刷用データを生成する手段と、各ページにワーニングがあるかどうか判断する手段と、ワーニングがあれば、編集用データを生成し、先に生成された印刷用データとリンクさせておく手段を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、文書処理装置ならびに管理装置およびそれらの制御方法およびシステムおよびそれらを記憶する記憶媒体に関する。
従来、インタープリタを通して解釈が必要なドキュメントに関して、様々な処理方法、また、インタープリット後のデータの扱いの方法に関して様々な使用方法が考案・実用化されてきた。例えば、PS/PDFを例にしてみると、これらが考案された当初は、あるアプリケーションからPS/PDFを生成し、それらをあるデバイスで出力するたびに、インタープリタを通さねばならなかった。インタープリタは、入力されたデータを読み込み、一つのコマンドごとに解釈し、描画していく処理を行うので、特にオブジェクトが多いデータになると、非常に時間がかかってしまう。それらを更に改良したものが、近年発明されてきている。例えば、インタープリット後のデータを保存し、いつでも使い回しができるようにしたり、それらを編集できるものもある。
しかし、インタープリット後のデータを編集する場合において、必ずしも全てのデータを編集するとは考えにくい。DTP等の出版システムにおいては、出力前に一度プリフライトチェック等のチェックを通した後に、出力を行うが、このときにワーニングが出なかったページ・ファイルにおいては、むしろ編集は行わない場合が多い。
また、インタープリット後のデータを保存する場合においても、インタープリットしたデータをそのまま保存しておくとなると、それらのデータはたいていの場合、デバイス依存のビットマップに近いデータか、もしくはビットマップに変換されている。それらのデータを再編集するとなると、読み込みに時間がかかるであろうし、オブジェクトではなくなっているのであれば、編集可能なコマンドも非常に限られてくるであろう。また、インタープリット後のデータがビットマップではなく、図形データや文字データ、またはそれらに近いデータであったならば、データの読み込み等は早くなるかもしれないが、それらを印刷する時に、再びレンダリングしなければならなくなり、時間がかかってしまう。
また、これらを解決しようとする類似の発明で、特開平09-231022がある。しかし、特開平09-231022の発明において、本発明といくつかの相違点がある。まず第一に、特開平09-231022は遠隔システムを前提にしている。本案、これに限るものではない。また、第二に、特開平09-231022では閲覧要求または印刷要求があったとき、その要求のたびに、要求にあったデータに変換している。これでは、要求のたびにデータを解釈する必要があり、時間の無駄となる。更に、第三に、特開平09-231022では、印刷用データが出力デバイスにより異なる場合があるはずであるが、この点が鑑みられていない。従って、プレビュー要求時毎に閲覧用データをプレビューし、また、印刷要求時毎にそれらのデータを印刷用データに変換し、出力している過程において、プレビューと印刷でデータにズレが生じる場合があると考えられる。
特開平09−231022号公報
そこで、本発明の目的は、上記の課題を踏まえ、ドキュメントを読み込み、印刷データを生成するシステムにおいて、印刷用データと、簡易チェックによるワーニングがあった場合に編集用データを生成し、また、編集時においては、編集用データを編集した場合、そのデータを印刷用データに完璧に反映することにより、編集データの読み込み時間を短縮し、また、印刷用データも保持することによって、印刷の品位を下げず、更には、ワーニングがあるページのみ編集用データを生成することによって、無駄な編集用データを生成しないで容量・時間共に制約することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1のシステムは、ドキュメントを読み込む手段と、ドキュメントを解釈する手段と、印刷用データを生成する手段と、各ページにワーニングがあるかどうか判断する手段と、ワーニングがあれば、編集用データを生成し、先に生成された印刷用データとリンクさせておく手段を有することを特徴とし、更に請求項2において、印刷処理の時には印刷用データを使用し印刷データとして出力する手段と、編集処理時には、選択されたページの編集用データがあるかどうか判断する手段と、あると判断されたら、編集用データをモニタに描画する手段を有することを特徴とし、請求項3において、編集処理時の編集用データがあるかどうか判断する手段に置いて、無いと判断されたら、印刷用データをモニタに描画する手段を有することを特徴とする。
本発明の請求項4のシステムは、編集時において、選択されたページの編集用データがあるかどうかを判断する手段と、あると判断されれば編集用データをオープンし、編集処理を行う手段と、編集処理終了時に編集が決定されたかどうかを判断する手段と、決定された時には編集用データがあるかどうかを判断する手段と、あると判断されたときには編集用データを上書きする手段と、さらに上記編集時の変更内容を印刷用データに反映する手段を有することを特徴とし、更に請求項5に置いて、選択されたページの編集用データがあるかどうかを判断する手段において、ないと判断された時は印刷用データをオープンし、編集処理を行う手段を有することを特徴とし、請求項6において、編集決定後に編集したページの編集用データが無いと判断された時には、新たに編集用データを生成する手段を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項7の方法は、ドキュメントを読み込むステップと、ドキュメントを解釈するステップと、印刷用データを生成するステップと、各ページにワーニングがあるかどうか判断するステップと、ワーニングがあれば、編集用データを生成し、先に生成された印刷用データとリンクさせておくステップを有することを特徴とし、更に請求項8において、印刷処理の時には印刷用データを使用し印刷データとして出力するステップと、編集処理時には、選択されたページの編集用データがあるかどうか判断するステップと、あると判断されたら、編集用データをモニタに描画するステップを有することを特徴とし、請求項9において、編集処理時の編集用データがあるかどうか判断するステップにおいて、無いと判断されたら、印刷用データをモニタに描画するステップを有することを特徴とする。
本発明の請求項10の方法は、編集時において、選択されたページの編集用データがあるかどうかを判断するステップと、あると判断されれば編集用データをオープンし、編集処理を行うステップと、編集処理終了時に編集が決定されたかどうかを判断するステップと、決定された時には編集用データがあるかどうかを判断するステップと、あると判断されたときには編集用データを上書きするステップと、さらに上記編集時の変更内容を印刷用データに反映するステップを有することを特徴とし、更に請求項11に置いて、選択されたページの編集用データがあるかどうかを判断するステップにおいて、ないと判断された時は印刷用データをオープンし、編集処理を行うステップを有することを特徴とし、請求項12において、編集決定後に編集したページの編集用データが無いと判断された時には、新たに編集用データを生成するステップを有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項13の工程は、ドキュメントを読み込む工程と、ドキュメントを解釈する工程と、印刷用データを生成する工程と、各ページにワーニングがあるかどうか判断する工程と、ワーニングがあれば、編集用データを生成し、先に生成された印刷用データとリンクさせておく工程を有することを特徴とし、更に請求項14において、印刷処理の時には印刷用データを使用し印刷データとして出力する工程と、編集処理時には、選択されたページの編集用データがあるかどうか判断する工程と、あると判断されたら、編集用データをモニタに描画する工程を有することを特徴とし、請求項15において、編集処理時の編集用データがあるかどうか判断する工程において、無いと判断されたら、印刷用データをモニタに描画する工程を有することを特徴とする。
本発明の請求項16の工程は、編集時において、選択されたページの編集用データがあるかどうかを判断する工程と、あると判断されれば編集用データをオープンし、編集処理を行う工程と、編集処理終了時に編集が決定されたかどうかを判断する工程と、決定された時には編集用データがあるかどうかを判断する工程と、あると判断されたときには編集用データを上書きする工程と、さらに上記編集時の変更内容を印刷用データに反映する工程を有することを特徴とし、更に請求項17に置いて、選択されたページの編集用データがあるかどうかを判断する工程において、ないと判断された時は印刷用データをオープンし、編集処理を行う工程を有することを特徴とし、請求項18において、編集決定後に編集したページの編集用データが無いと判断された時には、新たに編集用データを生成する工程を有することを特徴とする。
以上の説明のように、ハイスペックDLCをワーニングがあった場合に生成することによって、ワーニングがあるページの修正を行う時、すばやくファイルを読み込むことができるようになり、また、修正の変更もユーザには負担をかけずに行うことができる。また、印刷用のデータであるロースペックDLCもあらかじめ生成しておくことによって、無駄なインタープリットを避けることができるようになる。
以下に、本発明の実施形態の例を説明する。
まず、図1はコンピュータ等における、概略構成のブロック図である。11は、システムバスであり、構成要素間のデータの転送を行う。101はCPU、すなわち中央演算装置であり、装置全体の制御および演算処理を行う。102はROM、すなわち読み出し専用メモリである。システム起動時のプログラム、基本I/Oプログラム等を記憶している。103はRAM、すなわちランダムアクセスメモリである。CPU101での演算結果や文字データ、図形データ、イメージデータ等を記憶し、また、外部記憶装置等からロードされたアプリケーション等を一時的に記憶する。
104はKBC、すなわちキーボード制御部であり、105はKB、すなわちキーボードである。105KBで入力されたデータを104KBCが受け取り、CPU101へ伝送する。106はCRTC、すなわちディスプレイ制御部であり、RAM等から表示するためのデータを読み出し、107に転送する。107はCRTすなわちディスプレイ装置であり、CRTC106より受け取った表示用のデータを画面に表示する。
108はDKC、すなわちディスク制御部であり、109へのアクセスの制御を行う。109はDKすなわち外部記憶装置であり、FDすなわちフレキシブルディスク、HDすなわちハードディスク、CD-ROM等のことである。HDには、PS、PDF等ドキュメントを解釈するプログラムやそれらをビットマップイメージ等に展開していくプログラム等が記憶されている。本発明にかかわるアプリケーションプログラムおよびそれに関連するプログラム・データ等は、フレキシブルディスク装置、あるいはCD-ROM等の外部記憶装置から供給される。
110はNTC、すなわちネットワーク制御部であり、111はNT、すなわちネットワーク装置の制御を行う。NTは本発明における、プリンタ等への出力時に使用される。
図2は、本発明の処理を行う際の図1におけるメモリ103のメモリマップを示した図である。基本I/Oプログラムは、ROM102内のシステム起動プログラムによりRAM103に読み込まれる。また、外部装置109からアプリケーションプログラムおよび関連データ等を一旦ハードディスク装置等へインストールした状態で電源が入れられた時にハードディスク装置等からRAM103にロードすることにより、実行可能となる。尚、ここでは便宜上ハードディスクとしているが、フレキシブルディスク、CD-ROM等からRAM103へロードして実行することも可能である。
次に、詳細な説明の前に、本発明でインタープリット後の編集可能な印刷データとして定義しているデータの一例を示す。一つの例として、インタープリット後の編集をしても劣化の少ない印刷データと定義する、DLC(Display List Component・以下DLCとする)について説明する。
図3について、これはDLCが使用される場合のデータの流れの一例である。例えばインタープリット前の印刷データであるPDFを入力とし、インタープリット後にDLCが生成される。DLCを編集することも可能であるし、そのまま出力デバイスに送信することも可能である。また、この例の他にも、DLCが独立で使われる場合もあるであろうし、編集が入らない場合もありうる。DLCの利用方法は、図3の一例に限らない。また、この時、出力デバイス等に搭載されるレンダリングエンジンは、入力データはインタープリット後の編集をすると劣化の多い印刷データと本発明で定義するディスプレイリスト(以下DLとする)とよばれるデータである。
DLとDLCのデータフォーマットの違いは、基本構造体は基本的にはまったく同じであるが、重なりの点において、DLCは重なりを持ち、DLは重なりを持たない。この一例は、図4に示すように、重なりが発生している点において、(a)のDLCのほうは、重なりを持つために、スタート点もしくはエンド点が発生しない。また、DLCは、解像度を持たず、編集を行っても座標変換後に描画が行われるので、データは劣化しない。しかし、(b)のDLのほうは、元データのオブジェクトで重なりが発生している点において、重なりを持たないため、スタート点及びエンド点が発生する。また、図4のbのDLの例はスキャンライン単位で構成されていることを表しているが、DLは出力機の解像度に合わせているので、例えば拡大縮小を行う時はイメージでのラインの挿入・間引きを行わなければいけないので、元のデータから比較すると劣化してしまう。DLとDLCにはこれらのような違いがあるため、DLCではオブジェクトの編集を行ってもデータが劣化しないが、DLでは編集を行うとデータが劣化してしまう。ただし、データ構造において、構造体が同じであるので、DLCからDLにデータを変換する時、高速な変換が可能となる。以上のことから、DLCとDLには根本的な違いはあるが、入力とするデバイスへの出力は、DLへの高速な変換により、出力までのスピードは時間がかからない。
次に、デバイス等に搭載される、レンダリングエンジンについての説明を行う。PSやPDFに代表される、一般的なPDLは、データをオブジェクト単位で持つ。つまり、レンダリングエンジンでは一度、それらのデータを解釈し、それぞれのオブジェクトをレンダリングし、オブジェクトの配置位置にビットマップ展開されていく。オブジェクトの重なりがあったときは、元にあったビットマップイメージの上に重ねてビットマップが展開されていく。重なりが多ければ多いほど、無駄が発生する。それに対してDLCの場合、まず、DLに高速に変換され、その後、DLはビットマップにイメージに変換されるが、上述したように、DLは重なりを持たないため、高速なレンダリングが可能となる。
次に、データ構造と出力までの流れを説明する。インタープリット前の印刷データであるPDLが持つデータの構造は、上述のように、オブジェクト単位でデータを保持している。それは、図5の例のように、例えば文字データであればフォント名や文字コードが記述されていたり、図形であればパス点が記述されていたり、その他コマンドが記述されていたりして、そのままプリンタなどのデバイスで出力することはできず、インタープリタでPDLに記述されているデータを解釈してそれらをDLの構造体に変換、もしくはビットマップにレンダリングしなければならない。そのため、インタープリット前の印刷データはデバイスで表示・出力を行う時にはインタープリタを必ず通す必要があるので、時間がかかってしまう。これは、データが軽いというメリットがあるが、デバイスでの出力までの時間がかかるという、大きなデメリットがある。図6のaのように、出力や編集などこれらのデータの読み込みが必要な時、その度にインタープリットしなければならない。図から明らかなように、データを読み込み、それらのデータを解釈して各デバイスに出力するのは、非常に時間がかかってしまう。これに対し、PDLと出力データの中間に位置する、インタープリット後に編集を加えても劣化しない印刷データであるDLCは、図6のbのように、インタープリット済みのデータである。データ構造はベクタやビットマップなどから構成されていて、コマンドを保持していないので、データサイズは大きくなってしまうが、データを展開するたびにインタープリタを通す、という必要が無い。DLCからDLに変換する時も、データ構造が基本的に同じであり、例えば上述したように重なりの部分に関しては構造が違ってくるので、こういった多少の違いについてのみ変換する必要があるのでコンバータを通すが、全てのデータを解釈し、変換するという処理は必要がないので、インタープリタのように時間がかからない。データ構造に関しては、基本的にはベクタデータすなわちスタート点とエンド点の情報となっているが、これ以外にも様々な情報を保持することができる。例えばフォントに関して、ベクタデータでも情報を持つことは可能であるし、ビットマップとして情報を持つことも可能である。フォント名や文字コードを付加情報として保持することも可能である。同様に、図形データに関しても、ベクタデータ・ビットマップ・その他イメージフォーマットで情報を持つことが可能である。図7は、一例としてショートベクタで構成されている、DLCのデータ構造の単純な例である。丸で示されている点は、ベクタのスタート点及びエンド点等の情報であり、直線であってもショートベクタに細分化されている構造となっている。これはあくまでも一例であり、情報の持ち方はこれに限らない。上述したが、この他にもビットマップ等様々な情報の持ち方が可能である。
DLCは以上説明してきたことからわかるように、拡縮や回転、フォントの入れ替え、カラーの変更等の様々な編集等が可能となっている。また、データの読み込みは、DLよりも早い。また、DLCはPSやPDFのようなPDLと比較しても、メリットを持つ。DLCは、DLを入力とするレンダリングエンジンを持つデバイス依存のデータであるが、上述したように、基本の部分のデータ構造が同じであるので、DLCからDLへの変換は非常に早い。であるから、PSやPDFのようなPDLのように、インタープリタを通すことによって時間がかかるということは無いので、出力時間は非常に早い。また、DLCはインタープリット済みデータという位置づけであるが、編集も可能となっており、再度インタープリットする必要がない。
以上のことから、DLCはPSやPDFに代表されるような中間データよりも出力スピードが早く、更に、印刷前データのように編集が不可能となっていないので、データの再利用が可能である、といったようなメリットが考えられる。
以上を踏まえた上で、次に本発明の詳細をフローチャートを用いて説明する。
まず、ドキュメントもしくはPDL等の読み込み時の処理を図8を用いて説明する。
ステップ1において、ドキュメントを読み込み、内容を解釈し始める処理を行う。
ステップ2は、ループの始点である。これは、実際にインタープリットの処理が行われる時、ページごとに行われるが、その処理がページ数がなくなるまでループを繰り返す。
ステップ3は、実際にインタープリットを行う解釈部である。例えば、ドキュメントやPDL等のコマンド等を実際に解釈して、処理を行う。
ステップ4は、インタープリット後の編集可能なデータのうちでも、印刷に適したデータ(以下、ロースペックDLCとする)を生成する。ここでいう印刷に適したデータとは、例えばDLCを例にとれば、データがベクタデータで構成されているとして、始点・終点のデータを細かく保持しているデータのことである。すなわち、DLCを例にとれば、よりDLに近いデータとなる。ただし、あくまで一例であり、本発明はこれに限らない。例えば、出力デバイスが受け取るデータがビットマップのみの場合は、ビットマップにより近いデータとなる。すなわち、出力時にデータの変換がほとんど必要ない、印刷データのことを意味する。必然的に、データのサイズは重くなり、読み込み処理の時は時間がかかってしまうが、品質は単なるベクタデータよりは優れている。本発明では、便宜上ロースペックDLCとする。
ステップ5は、インタープリット処理を行っている各ページにおいて、ワーニングがあるかどうかのチェックを行う。ここで言うワーニングとは、対象となる出力デバイス、もしくは接続されている出力デバイスで正しく出力できるかどうかのチェック、いわゆるプリフライトチェックが行われ、解釈が行われる各ページにおいて、ワーニングがあるかどうかをチェックする。ワーニングがあった場合、ステップ6へ進み、無かった場合ステップ7へ進む。
ステップ6では、インタープリット後の編集可能なデータで、編集に適したデータ(以下、ハイスペックDLCとする)を生成する。編集に適したデータとは、DLCを例にすると、始点・終点が細かく設定されていない、ショートベクタ化されていないデータのことである。すなわち、情報量が少なく、データは軽いが、品質はロースペックDLCと比べると、はるかに劣る。その分、ファイルの読み込みはロースペックDLCに比べ、はるかに早い。ただし、これは一例であり、ロースペックDLCと同様、本発明はこれに限らない。印刷用データに比べ、データが軽く読み込みが早いが、品質が劣る、編集用データを便宜上ハイスペックDLCとする。
ステップ7はループの終端である。
次に、ハイスペックDLCまたはロースペックDLCの選択のされかたを、図9で説明する。
まず、印刷かもしくはモニタ等への出力かの判断がステップ1で行われる。印刷の場合はステップ2へ、モニタ等への表示などの出力の場合はステップ3へ進む。
ステップ2では印刷用データとして、ロースペックDLCをプリンタ等のデバイスで送信し印刷処理を行う。
ステップ3では、ドキュメントやPDLを読み込んだときにワーニングがあった場合に生成されるハイスペックDLCがあるかどうかの判断が行われる。もしあればステップ4へ、なければステップ5へ進む。
ステップ4ではハイスペックDLCのファイルを開き、モニタ等へ描画する処理を行う。
ステップ5では、ロースペックDLCのファイルを開き、モニタ等へ描画する処理を行う。
次に、編集時の処理を図10で説明する。
ステップ1で、編集を行うページを選択する。
ステップ2は、編集をかけると選択したページのハイスペックDLCがあるかどうかの判断を行う。もしあればステップ3へ進み、なければステップ4へ進む。
ステップ3では、ハイスペックDLCのファイルをオープンする。
ステップ4では、ロースペックDLCのファイルをオープンする。
ステップ5は、編集処理のスタートである。
ステップ6は、編集処理終了時に編集処理を確定するかどうかの判断である。編集処理が確定であればステップ7へ、キャンセルであれば終了へ進む。
ステップ7は、ハイスペックDLCがあるかどうかの判断、すなわち現在編集をかけているDLCがハイスペックDLCかロースペックDLCかの判断を行う。もしハイスペックDLCであればステップ8へ、ロースペックDLCであればステップ9へ進む。
ステップ8では、ハイスペックDLCの上書きを行う。
ステップ9では新たにハイスペックDLCを生成し、ファイルオープンしていたロースペックDLCとリンクさせる処理を行う。ステップ10では確定した編集処理をロースペックDLCへ反映させる処理を行う。
本発明の処理が行われるシステムの構成のブロック図である。 本発明にかかる処理を実行する際の、コンピュータ内のRAMのメモリマップを示す図である。 本発明の一例としてとりあげたDLCのデータの流れの一例のブロック図である。 DLCとDLの説明である。 PDLの一例である。 インタープリット処理のフローチャートである。 DLCの一例として、ショートベクタで構成されているときのDLCの例である。 ドキュメントもしくはPDL読み込み時の例のフローチャートである。 ロースペックDLCもしくはハイスペックDLCの選択のされかたの例を示したフローチャートである。 編集処理の一例を示したフローチャートである。

Claims (18)

  1. インタープリット後の編集可能な印刷データを、必要に応じて編集処理で扱いやすいデータ(以下、便宜上編集用データと呼ぶ)と、より印刷データに近いデータ(以下、便宜上印刷用データと呼ぶ)を生成・使用する文書処理システムにおいて、ドキュメントを読み込む手段と、ドキュメントを解釈する手段と、印刷用データを生成する手段と、各ページにワーニングがあるかどうか判断する手段と、ワーニングがあれば、編集用データを生成し、先に生成された印刷用データとリンクさせておく手段を有することを特徴とする文書処理システム。
  2. 更に、印刷か編集かの判断において、印刷処理の時には印刷用データを使用し印刷データとして出力する手段と、編集処理時には、選択されたページの編集用データがあるかどうか判断する手段と、あると判断されたら、編集用データをモニタに描画する手段を有することを特徴とする文書処理システム。
  3. 請求項2の編集処理時の編集用データがあるかどうか判断する手段に置いて、無いと判断されたら、印刷用データをモニタに描画する手段を有することを特徴とする文書処理システム。
  4. 編集時において、選択されたページの編集用データがあるかどうかを判断する手段と、あると判断されれば編集用データをオープンし、編集処理を行う手段と、編集処理終了時に編集が決定されたかどうかを判断する手段と、決定された時には編集用データがあるかどうかを判断する手段と、あると判断されたときには編集用データを上書きする手段と、さらに上記編集時の変更内容を印刷用データに反映する手段を有することを特徴とする文書処理システム。
  5. 請求項4において、選択されたページの編集用データがあるかどうかを判断する手段において、ないと判断された時は印刷用データをオープンし、編集処理を行う手段を有することを特徴とする文書処理システム。
  6. 更に請求項4において、編集決定後に編集したページの編集用データが無いと判断された時には、新たに編集用データを生成する手段を有することを特徴とする文書処理システム。
  7. インタープリット後の編集可能な印刷データを、必要に応じて編集用データと、印刷用データを生成・使用する文書処理方法において、ドキュメントを読み込むステップと、ドキュメントを解釈するステップと、印刷用データを生成するステップと、各ページにワーニングがあるかどうか判断するステップと、ワーニングがあれば、編集用データを生成し、先に生成された印刷用データとリンクさせておくステップを有することを特徴とする文書処理方法。
  8. 更に、印刷か編集かのステップにおいて、印刷処理の時には印刷用データを使用し印刷データとして出力するステップと、編集処理時には、選択されたページの編集用データがあるかどうか判断するステップと、あると判断されたら、編集用データをモニタに描画するステップを有することを特徴とする文書処理方法。
  9. 請求項8の編集処理時の編集用データがあるかどうか判断するステップに置いて、無いと判断されたら、印刷用データをモニタに描画するステップを有することを特徴とする文書処理方法。
  10. 編集時において、選択されたページの編集用データがあるかどうかを判断するステップと、あると判断されれば編集用データをオープンし、編集処理を行うステップと、編集処理終了時に編集が決定されたかどうかを判断するステップと、決定された時には編集用データがあるかどうかを判断するステップと、あると判断されたときには編集用データを上書きするステップと、さらに上記編集時の変更内容を印刷用データに反映するステップを有することを特徴とする文書処理方法。
  11. 請求項10において、選択されたページの編集用データがあるかどうかを判断するステップにおいて、ないと判断された時は印刷用データをオープンし、編集処理を行うステップを有することを特徴とする文書処理方法。
  12. 更に請求項10において、編集決定後に編集したページの編集用データが無いと判断された時には、新たに編集用データを生成するステップを有することを特徴とする文書処理方法。
  13. インタープリット後の編集可能な印刷データを、必要に応じて編集用データと、印刷用データを生成・使用する文書処理システムにおいて、ドキュメントを読み込む工程と、ドキュメントを解釈する工程と、印刷用データを生成する工程と、各ページにワーニングがあるかどうか判断する工程と、ワーニングがあれば、編集用データを生成し、先に生成された印刷用データとリンクさせておく工程を有することを特徴とする記憶媒体。
  14. 更に、印刷か編集かの工程において、印刷処理の時には印刷用データを使用し印刷データとして出力する工程と、編集処理時には、選択されたページの編集用データがあるかどうか判断する工程と、あると判断されたら、編集用データをモニタに描画する工程を有することを特徴とする記憶媒体。
  15. 請求項14の編集処理時の編集用データがあるかどうか判断する工程に置いて、無いと判断されたら、印刷用データをモニタに描画する工程を有することを特徴とする記憶媒体。
  16. 編集時において、選択されたページの編集用データがあるかどうかを判断する工程と、あると判断されれば編集用データをオープンし、編集処理を行う工程と、編集処理終了時に編集が決定されたかどうかを判断する工程と、決定された時には編集用データがあるかどうかを判断する工程と、あると判断されたときには編集用データを上書きする工程と、さらに上記編集時の変更内容を印刷用データに反映する工程を有することを特徴とする記憶媒体。
  17. 請求項16において、選択されたページの編集用データがあるかどうかを判断する工程において、ないと判断された時は印刷用データをオープンし、編集処理を行う工程を有することを特徴とする記憶媒体。
  18. 更に請求項16において、編集決定後に編集したページの編集用データが無いと判断された時には、新たに編集用データを生成する工程を有することを特徴とする記憶媒体。
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