JP2006195712A - ストレージ制御装置、論理ボリューム管理方法及びストレージ装置 - Google Patents

ストレージ制御装置、論理ボリューム管理方法及びストレージ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006195712A
JP2006195712A JP2005006149A JP2005006149A JP2006195712A JP 2006195712 A JP2006195712 A JP 2006195712A JP 2005006149 A JP2005006149 A JP 2005006149A JP 2005006149 A JP2005006149 A JP 2005006149A JP 2006195712 A JP2006195712 A JP 2006195712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
virtual volume
volume
virtual
logical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005006149A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Yamazaki
康雄 山▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2005006149A priority Critical patent/JP2006195712A/ja
Priority to US11/082,864 priority patent/US20060155775A1/en
Publication of JP2006195712A publication Critical patent/JP2006195712A/ja
Priority to US12/213,394 priority patent/US20080294844A1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0668Interfaces specially adapted for storage systems adopting a particular infrastructure
    • G06F3/067Distributed or networked storage systems, e.g. storage area networks [SAN], network attached storage [NAS]
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/10File systems; File servers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0602Interfaces specially adapted for storage systems specifically adapted to achieve a particular effect
    • G06F3/061Improving I/O performance
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0628Interfaces specially adapted for storage systems making use of a particular technique
    • G06F3/0638Organizing or formatting or addressing of data
    • G06F3/0643Management of files
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0628Interfaces specially adapted for storage systems making use of a particular technique
    • G06F3/0662Virtualisation aspects

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】アクセス性能の劣化を防止することを目的とする。
【解決手段】プロセッサ装置と、ネットワーク制御装置と、キャッシュメモリと、を備え、ディスク制御装置を介して論理ボリュームと接続するストレージ制御装置において、前記プロセッサ装置は、前記論理ボリュームにファイルを作成するファイル作成部と、前記ファイル作成部が作成したファイルの前記論理ボリュームにおける配置情報を前記キャッシュメモリに格納する配置情報管理部と、前記キャッシュメモリに格納された配置情報に基づいて、前記ファイルを仮想ボリュームとして提供するファイル提供部と、を含むことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを介して論理ボリュームを制御するストレージ制御装置に関し、特にボリュームを統合する技術に関する。
従来のコンピュータシステムには、DAS(Direct Attached Storage)が用いらていた。DASは、サーバに直接接続するストレージである。DASを用いるコンピュータシステムでは、それぞれのストレージ装置は個別に管理される。そのため、DASを用いるコンピュータシステムでは、ストレージ装置に記憶するデータ量が増加すると、管理コストが問題となる。
そこで、近年のコンピュータシステムでは、SAN(Storage Area Network)にストレージ装置を接続したり、NAS(Network Attached Storage)等のネットワークストレージ装置を用いている。これらは、複数のストレージを統合して一元管理するので、管理コストを削減できる。
また、iSCSIを用いてリモートサイトのボリュームを仮想的に提供する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、近年、ラックマウント型サーバに代わって、ブレードサーバが利用されつつある。しかし、ブレードサーバは、多数のサーバを高密度に実装しているので、ブレードサーバがアクセするストレージ装置の管理が煩瑣となる。
例えば、ブレードサーバからの処理を受けるSAN接続ストレージ装置は、ボリューム数が膨大となるので、ボリュームの管理が問題となる。ボリューム管理には、バックアップ、容量監視、容量拡張、リモートコピー、アーカイビング、障害ディスクドライブの交換及びコンプライアンス対応などが含まれる。
一方、ブレードサーバからの処理を受けるNASは、SAN接続ストレージ装置と比べて、ファイルシステムの機能が十分ではない。具体的には、ブレードサーバからの処理を受けるNASは、高度なアクセスコントロール、高度な排他処理、リッチメタデータ、データの暗号化機能及びジャーナリング機能などを使うことができない。
そこで、LinuxオペレーティングシステムにおけるループバックデバイスをNASに適用することが提案されている。Linuxオペレーティングシステムにおけるループバックデバイスは、ファイルを仮想的なボリューム(仮想ボリューム)に見せることができる。
例えば、NASは、一つの巨大な論理ボリュームの中に小さなファイルを多数作成する。次に、NASは、ループバックデバイスを用いることによって、作成したそれぞれのファイルを仮想ボリュームに見せる。そして、NASは、iSCSI又はファイバーチャネルなどのブロックアクセスインタフェースを使って、仮想ボリュームをブレードサーバに提供する。これによって、NASは、ファイルシステムの機能を落とさずにボリュームを統合できる。
米国特許第6748502号明細書
しかし、ループバックデバイスを適用したNASは、アクセス性能が問題となる。なぜなら、NASは、ブレードサーバから仮想ブロックアクセスを受けると、その仮想ブロックアクセスをファイルアクセスに変換して、更に、物理ブロックアクセスに変換するからである。
そこで、本発明は、ネットワークストレージ装置におけるアクセス性能の劣化を防止することを目的とする。
本発明は、プロセッサ装置と、ネットワーク制御装置とを備え、ディスク制御装置を介して論理ボリュームと接続するストレージ制御装置において、前記プロセッサ装置は、前記論理ボリュームにファイルを作成するファイル作成部と、前記ファイル作成部が作成したファイルの前記論理ボリュームにおける配置情報を管理する配置情報管理部と、前記配置情報に基づいて、前記ファイルを仮想ボリュームとして提供するファイル提供部と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、ネットワークストレージ装置における、アクセス性能の低下を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態の統合NAS装置104の構成のブロック図である。
統合NAS装置104は、ディスク制御装置及びディスクアレイによって構成されている。ディスク制御装置は、プロセッサ装置110、ネットワーク制御装置130及びディスク制御装置140を備える。また、ディスクアレイは複数のディスクドライブを備え、ディスクアレイには論理ボリューム120が構成されている。
ネットワーク制御装置130は、管理端末101、iSCSIホスト102及びNASクライアント103とネットワーク(例えば、イーサネット(登録商標))を介して接続される。この場合、ネットワーク制御装置130は、TCP/IPプロトコルエンジンである。
管理端末101は、論理ボリューム120を管理する。iSCSIホスト102は、例えば、ブレードサーバであり、iSCSIプロトコルを用いて論理ボリューム120にアクセスし、論理ボリューム120のデータを読み書きする。また、NASクライアント103は、例えば、ブレードサーバであり、統合NAS装置104に設けられたファイルシステム処理プログラム113を用いて論理ボリューム120にアクセスし、論理ボリューム120のデータを読み書きする。
ディスク制御装置140は、論理ボリューム120へのデータの入出力を制御する。論理ボリューム120には、複数のファイル121が記憶されている。このファイル121は、NASクライアント103から認識される。一方、iSCSIホスト102は、ファイル121をファイルとしてではなく、仮想ボリューム122として認識する。なお、iSCSIホスト102は、一つのファイル121を複数の仮想ボリューム122として認識してもよい。
プロセッサ装置110は、CPU、キャッシュメモリ及びメモリを備える。メモリには各種制御プログラムが記憶されており、CPUがこれらの制御プログラムを実行する。これによって、管理端末101、iSCSIホスト102及びNASクライアント103からの要求に基づいて、論理ボリューム120を管理したり、論理ボリューム120に対するデータの入出力を実行する。また、キャッシュメモリは、論理ボリューム120に入出力されるデータを一時的に記憶する。また、キャッシュメモリには、仮想ボリューム管理テーブル114及びキャッシュ管理テーブル115が記憶される。
プロセッサ装置110は、ネットワーク制御装置130及びディスク制御装置140と接続されている。また、プロセッサ装置110は、仮想ボリューム管理プログラム111、iSCSIターゲット処理プログラム112、ファイルシステム処理プログラム113、仮想ボリューム管理テーブル114及びキャッシュ管理テーブル115を含む。
仮想ボリューム管理プログラム111は、図2で後述するルーチンを含み、管理端末101からの指令に基づいて仮想ボリューム122を管理する。iSCSIターゲット処理プログラム112は、図3で後述するルーチンを含み、iSCSIホスト102からの指令を処理する。ファイルシステム処理プログラム113は、図4で後述するルーチンを含み、論理ボリューム120に記憶されているファイル121にアクセスする。
仮想ボリューム管理テーブル114は、図5で後述するが、仮想ボリューム122の各種情報を管理する。例えば、仮想ボリューム管理テーブル114は、仮想ボリューム122とファイル121との対応の情報を記憶する。キャッシュ管理テーブル115は、図6で後述するが、仮想ボリューム122の記憶位置を管理する。
図2は、本発明の実施の形態のプロセッサ装置110に記憶されている仮想ボリューム管理プログラム111の構成図である。
仮想ボリューム管理プログラム111は、仮想ボリューム割り当てルーチン201及びリストアルーチン202を含む。
仮想ボリューム割り当てルーチン201は、管理端末101から仮想ボリューム割り当て指令を受けると、その指令の内容を仮想ボリューム管理テーブル114に格納する(図12参照)。リストアルーチン202は、管理端末101からリストア指令を受けると、ファイル121とバックアップ用のファイルとを入れ替える(図21参照)。
図3は、本発明の実施の形態のプロセッサ装置110に記憶されているiSCSIターゲット処理プログラム112の構成図である。
iSCSIターゲット処理プログラム112は、iSCSIアタッチルーチン203、iSCSIデタッチルーチン204及びiSCSI読み書きルーチン205を含む。
iSCSIアタッチルーチン203は、iSCSIホスト102からアタッチ指令を受けると、当該アタッチ指令で指定された仮想ボリューム122とiSCSIホスト102とを接続する(図14参照)。iSCSIデタッチルーチン204は、iSCSIホスト102からデタッチ指令を受けると、当該デタッチ指令で指定された仮想ボリューム122とiSCSIホスト102との接続を切り離す(図19参照)。iSCSI読み書きルーチン205は、iSCSIホスト102から読み書き指令を受けると、当該読み書き指令で指定された仮想ボリューム122に対してデータを読み書きする(図9参照)。
図4は、本発明の実施の形態のプロセッサ装置110に記憶されているファイルシステム処理プログラム113の構成図である。
ファイルシステム処理プログラム113は、ファイル読み書きルーチン206及びバックアップルーチン207を含む。
ファイル読み書きルーチン206は、NASクライアント103等からファイル読み書き指令を受けると、当該ファイル読み書き指令で指定されたファイル121に対してデータを読み書きする(図10参照)。バックアップルーチン207は、iSCSIターゲット処理プログラム112からバックアップ指令を受けると、当該バックアップ指令で指定されたファイル121をバックアップする(図17参照)。
図5は、本発明の実施の形態のプロセッサ装置110に記憶されている仮想ボリューム管理テーブル114の構成図である。
仮想ボリューム管理テーブル114は、仮想ボリューム番号301、サイズ302、ファイル名303、バックアップ名304及び使用フラグ305を含む。
仮想ボリューム番号301は、仮想ボリューム122を一意に識別する識別子であり、例えば、LUN(Logical Unit Number)である。サイズ302は、当該仮想ボリューム122の記憶容量である。
ファイル名303は、当該仮想ボリューム122に対応するファイル121の名称であり、パス名も含めて記述される。なお、仮想ボリューム122に対応するファイル121とは、NASクライアント103が仮想ボリューム122をファイルとして認識するときの、ファイルである。バックアップ名304は、当該ファイル121をバックアップしたバックアップ用ファイルの名称であり、パス名も含めて記述される。
使用フラグ305は、当該仮想ボリューム122とiSCSIホスト102との接続状態を示す。つまり、使用フラグ305は、当該仮想ボリューム122とiSCSIホスト102とが接続されているときは「1」となり、接続されていないときは「0」となる。
図6は、本発明の実施の形態のプロセッサ装置110に記憶されているキャッシュ管理テーブル115の構成図である。
キャッシュ管理テーブル115は、仮想ボリューム番号306、仮想ブロック番号307及び論理ブロック番号308を含む。
仮想ボリューム番号306は、仮想ボリューム122を一意に識別する識別子であり、例えば、LUNである。仮想ブロック番号307は、仮想ボリューム122内の位置を示し、当該仮想ボリューム122内の仮想ブロックをiSCSIホスト102が一意に識別する識別子である。論理ブロック番号308は、論理ボリューム120内の位置を示し、当該仮想ブロックに対応する論理ブロックを一意に識別する識別子である。
次に、本発明の実施の形態の統合NAS装置104で実行される処理について説明する。
(読み書き処理)
図7は、本発明の実施の形態のキャッシュミス時の統合NAS装置104の処理の説明図である。
キャッシュミス時とは、iSCSIホスト102が読み書きする仮想ブロックのデータがキャッシュに格納されていない場合である。すなわち、読み書きする仮想ブロック番号がキャッシュ管理テーブル115に格納されていない場合である。
まず、iSCSIターゲット処理プログラム112は、iSCSIホスト102から、仮想ボリューム番号及び仮想ブロック番号を含む読み書き指令を受ける(1101)。
次に、iSCSIターゲット処理プログラム112は、読み書き指令に対応する論理ブロック番号をキャッシュ管理テーブル115から取得できるか否かを判定するキャッシュヒットミス判定を行う(1102)。具体的には、iSCSIターゲット処理プログラム112は、読み書き指令に含まれる仮想ボリューム番号とキャッシュ管理テーブル115の仮想ボリューム番号306とが一致し、更に、読み書き指令に含まれる仮想ブロック番号とキャッシュ管理テーブル115の仮想ブロック番号307とが一致するエントリがキャッシュ管理テーブル115に格納されているかを判定する。
図7に示すケースでは、この両者が一致するエントリがキャッシュ管理テーブルに115に格納されていない。よって、iSCSIターゲット処理プログラム112は、読み書き指令に対応する論理ブロック番号を取得できない(キャッシュミス)と判定する。
そこで、iSCSIターゲット処理プログラム112は、読み書き指令に含まれる仮想ボリューム番号と仮想ボリューム管理テーブル114の仮想ボリューム番号301が一致するエントリを選択し、当該エントリのファイル名303を仮想ボリューム管理テーブル114から抽出する。そして、iSCSIターゲット処理プログラム112は、ファイルシステム処理プログラム113を呼び出し、抽出したファイル名303及び読み書き指令に含まれる仮想ブロック番号を通知する(1103)。
ファイルシステム処理プログラム113は、通知された仮想ブロック番号に仮想ブロックサイズを乗じることによって、ファイルオフセットを算出する。なお、仮想ブロックサイズは、仮想ブロックの容量で、予め設定されている。また、ファイルシステム処理プログラム113は、仮想ブロック番号の代わりに、ファイルオフセットをiSCSIターゲット処理プログラム112から通知されるように構成してもよい。
次に、ファイルシステム処理プログラム113は、通知されたファイル名及び算出したファイルオフセットから論理ブロック番号を求める。次に、ファイルシステム処理プログラム113は、通知されたファイル名と仮想ボリューム管理テーブル114のファイル名303とが一致するエントリを選択し、当該エントリの仮想ボリューム番号301を仮想ボリューム管理テーブル114から抽出する。次に、ファイルシステム処理プログラム113は、抽出した仮想ボリューム番号301、通知された仮想ブロック番号及び求めた論理ブロック番号をキャッシュ管理テーブル115にそれぞれ格納する(1104)。
そして、ファイルシステム処理プログラム113は、求めた論理ブロック番号の位置にデータを読み書きする(1105)。
図8は、本発明の実施の形態のキャッシュヒット時の統合NAS装置104の処理の説明図である。
キャッシュヒット時とは、iSCSIホスト102が読み書きする仮想ブロックのデータがキャッシュに格納されていない場合である。すなわち、読み書きする仮想ブロック番号がキャッシュ管理テーブル115に格納されている場合である。
まず、iSCSIターゲット処理プログラム112は、iSCSIホスト102から、仮想ボリューム番号及び仮想ブロック番号を含む読み書き指令を受ける(1106)。
次に、iSCSIターゲット処理プログラム112は、キャッシュヒットミス判定を行う。図8に示すケースでは、iSCSIターゲット処理プログラム112は、読み書き指令に対応する論理ブロック番号を、キャッシュ管理テーブル115から取得できる(キャッシュヒット)と判定する。
次に、iSCSIターゲット処理プログラム112は、読み書き指令に含まれる仮想ボリューム番号とキャッシュ管理テーブル115の仮想ボリューム番号306とが一致し、更に、読み書き指令に含まれる仮想ブロック番号とキャッシュ管理テーブル115の仮想ブロック番号307とが一致するエントリをキャッシュ管理テーブル115から選択する。次に、iSCSIターゲット処理プログラム112は、選択したエントリから論理ブロック番号308を抽出する(1107)。
そして、iSCSIターゲット処理プログラム112は、抽出した論理ブロック番号308の位置にデータを読み書きする(1108)。
図9は、本発明の実施の形態のiSCSIターゲット処理プログラム112に含まれるiSCSI読み書きルーチン205の処理のフローチャートである。
iSCSI読み書きルーチン205は、iSCSIホスト102から読み書き指令を受けると、処理を開始する(801)。
次に、読み書き指令に含まれる仮想ボリューム番号Vとキャッシュ管理テーブル115の仮想ボリューム番号306とが一致し、更に、読み書き指令に含まれる仮想ブロック番号Bとキャッシュ管理テーブル115の仮想ブロック番号307とが一致するエントリCをキャッシュ管理テーブル115から選択する(802)。
次に、選択可能なエントリCが存在するか否かを判定する(803)。
選択可能なエントリCが存在すると判定すると、ファイルシステム処理プログラム113を介さずに、論理ボリューム120に直接アクセスできると判定する。よって、選択したエントリCから論理ブロック番号308を抽出する(804)。次に、ディスク制御装置140を操作することによって、抽出した論理ブロック番号308の論理ブロックにデータを読み書きする(805)。
一方、ステップ803において選択可能なエントリCが存在しないと判定すると、論理ボリューム120に直接アクセスすることができないので、ファイルシステム処理プログラム113を介してアクセスする。よって、読み書き指令に含まれる仮想ボリューム番号Vと仮想ボリューム管理テーブル114の仮想ボリューム番号301とが一致するエントリEを仮想ボリューム管理テーブル114から選択する。次に、選択したエントリEからファイル名303を抽出する(806)。
次に、ファイル読み書きルーチン206にファイル読み書き指令を送る(807)。なお、ファイル読み書き指令には、抽出したファイル名303及び読み書き指令に含まれる仮想ブロック番号Bを含める。
以上のように、iSCSI読み書きルーチン205は、キャッシュヒットする読み書き指令に対して、ファイルシステム処理プログラム113を経由せず、論理ボリューム120に直接アクセスする。よって、統合NAS装置104は、アクセスを高速化できる。
図10は、本発明の実施の形態のファイルシステム処理プログラム113に含まれるファイル読み書きルーチン206の処理のフローチャートである。
ファイル読み書きルーチン206は、NASクライアント103又はiSCSI読み書きルーチン205から読み書き指令を受けると、処理を開始する(901)。
次に、読み書き指令に含まれる仮想ブロック番号Bに仮想ブロックサイズを乗じることによって、ファイルオフセットを算出する。なお、仮想ブロックサイズは、予め設定されている。また、読み書き指令には、仮想ブロック番号Bの代わりに、ファイルオフセットが含まれていてもよい。次に、読み書き指令に含まれるファイル名F及び算出したファイルオフセットから論理ブロック番号を調べる(902)。
次に、ディスク制御装置140を操作することによって、調べた論理ブロック番号の論理ブロックにデータを読み書きする(903)。
次に、読み書き指令に含まれるファイル名Fと仮想ボリューム管理テーブル114のファイル名303とが一致するエントリEを仮想ボリューム管理テーブル114から選択する(904)。
次に、選択可能なエントリEが仮想ボリューム管理テーブル114に存在する否かを判定する(905)。
選択可能なエントリEが存在しないと判定すると、NASクライアント103から読み書き指令を受けたので、調べた論理ブロック番号をキャッシュ管理テーブル115に登録する必要がない。よって、そのまま処理を終了する。
一方、選択可能なエントリEが存在すると判定すると、iSCSI読み書きルーチン205から読み書き指令を受けたので、調べた論理ブロック番号をキャッシュ管理テーブル115に登録する。
具体的には、選択したエントリEから仮想ボリューム番号301を抽出する(906)。次に、キャッシュ管理テーブル117に新規エントリCを追加する。そして、新規エントリのCの仮想ボリューム番号306に、抽出した仮想ボリューム番号301を格納する。また、新規エントリCの仮想ブロック番号307に、読み書き指令に含まれる仮想ブロック番号Bを格納する。また、新規エントリCの論理ブロック番号308に、ステップ903で調べた論理ブロック番号を格納する。
以上のように、ファイル読み書きルーチン206は、仮想ブロックと論理ブロックとの対応関係をキャッシュ管理テーブル115に格納する。
従来のNASは、iSCSIホスト102から読み書き指令を受けると、全ての読み書き指令に対してキャッシュミス時の処理(図7)を行っていた。つまり、仮想ブロック番号をファイルアクセスに変換し、更に、物理ブロック番号に変換していた。よって、従来のNAS装置ではアクセス性能を向上させることが困難であった。
しかし、本実施の形態では、iSCSIターゲット処理プログラム112は、キャッシュがヒットする読み書き指令に対して、ファイルシステム処理プログラム113を経由しないでボリュームにアクセスする。つまり、iSCSIターゲット処理プログラム112は、仮想ブロック番号から物理ブロック番号に直接変換できる。よって、本実施形態の統合NAS装置104は、アクセスを高速化できる。
(遅延割り当て処理)
図11から図14は、本発明の実施の形態の統合NAS装置104の遅延割り当て処理の説明図である。
図11は、管理端末101から仮想ボリューム割り当て指令を受けた時の統合NAS装置104の処理を示す。
まず、仮想ボリューム管理プログラム111は、管理端末101から仮想ボリューム割り当て指令を受ける(1201)。なお、仮想ボリューム割り当て指令は、仮想ボリューム番号及び仮想ボリュームのサイズを含む。本説明図において、仮想ボリューム割り当て指令は、三つの仮想ボリューム122の割り当てを要求する。
次に、仮想ボリューム管理プログラム111は、仮想ボリューム割り当て指令に含まれる仮想ボリューム番号及び仮想ボリュームのサイズを仮想ボリューム管理テーブル114に格納する(1202)。そして、仮想ボリューム管理プログラム111は、実際には仮想ボリュームの記憶領域を確保しないで(仮想ボリューム122を作成せずに)、処理を終了する。
図12は、本発明の実施の形態の仮想ボリューム管理プログラム111に含まれる仮想ボリューム割り当てルーチン201の処理のフローチャートである。
仮想ボリューム割り当てルーチン201は、管理端末101から仮想ボリューム割り当て指令を受けると、処理を開始する(401)。
仮想ボリューム割り当て指令を受けると、仮想ボリューム管理テーブル304に新規エントリEを追加する。そして、追加した新規エントリEの仮想ボリューム番号301に、仮想ボリューム割り当て指令に含まれる仮想ボリューム番号Vを格納する。また、新規エントリEのサイズ302に、仮想ボリューム割り当て指令に含まれるサイズSを格納する。また、新規エントリEのファイル名303及びバックアップ名304には、値を格納せずに空欄とする。また、新規エントリEの使用フラグ305に「0」を格納する(402)。その後、仮想ボリューム割り当てルーチン201の処理を終了する。
以上のように、仮想ボリューム割り当てルーチン201は、管理端末101から仮想ボリューム割り当て指令を受けると、その指令の内容を仮想ボリューム管理テーブル114に格納するだけで、仮想ボリューム122を実際に作成しない。
図13は、iSCSIホスト102からアタッチ指令を受けた時の統合NAS装置104の処理を示す。
まず、iSCSIターゲット処理プログラム112は、iSCSIホスト102から、仮想ボリューム番号を含むアタッチ指令を受ける(1203)。
次に、iSCSIターゲット処理プログラム112は、仮想ボリューム管理テーブル114を参照して、アタッチされる仮想ボリューム122が既に作成されているかを判定する(1204)。具体的には、アタッチ指令に含まれる仮想ボリューム番号と仮想ボリューム管理テーブル114の仮想ボリューム番号301とが一致するエントリを選択し、当該エントリのファイル名303が記録されているか否かを判定する。
この説明図では、アタッチされる仮想ボリューム122は現実には作成されておらず、仮想ボリューム番号が仮想ボリューム管理テーブル114に格納されているだけである。そこで、iSCSIターゲット処理プログラム112は、同じ大きさの仮想ボリューム122を二つ作成する。そして、iSCSIターゲット処理プログラム112は、作成した一方の仮想ボリューム122をファイルとし、作成したもう一方の仮想ボリューム122をバックアップ用ファイルとする(1205)。なお、未だアタッチされていない二つの仮想ボリューム122については、記憶領域を確保しておらず、仮想ボリューム番号が仮想ボリューム管理テーブル114に格納されているだけである。
図14は、本発明の実施の形態のiSCSIターゲット処理プログラム112に含まれるiSCSIアタッチルーチン203の処理のフローチャートである。
まず、iSCSIホスト102からアタッチ指令を受けると、処理を開始する(601)。
次に、アタッチ指令に含まれる仮想ボリューム番号Vと仮想ボリューム管理テーブル114の仮想ボリューム番号301とが一致するエントリEを仮想ボリューム管理テーブル114から選択する。次に、選択したエントリEからサイズ302及びファイル名303を抽出する(602)。
次に、抽出したファイル名303が空欄であるか否かを判定する(603)。
ファイル名303に値が格納されていると、iSCSIホスト102がアタッチするファイル121が既に作成されているので、ステップ606に進む。
一方、ファイル名303が空欄であると、iSCSIホスト102がアタッチするファイル121が作成されていないと判定する。よって、抽出したサイズ302の記憶領域を二つ確保し、同じ大きさの仮想ボリューム122を二つ作成する。次に、作成した一方の仮想ボリューム122をファイルとし、作成したもう一方の仮想ボリューム122をバックアップ用ファイルとする(604)。次に、作成したファイルのファイル名F1及びバックアップ用ファイルのファイル名F2を決める。なお、ファイル名F1、F2は、任意の法則に従って自動的に決められてもよいし、iSCSIホスト102から入力されてもよい。例えば、本実施の形態では、ファイル名F1、F2は、ファイル又はバックアップ用ファイルが作成された仮想ボリューム122の仮想ボリューム番号に基づいて決定している。
次に、選択したエントリEのファイル名303にファイル名F1を格納する。また、エントリEのバックアップ名304にファイル名F2を格納する(605)。次に、エントリEの使用フラグ305に「1」を格納する(606)。
そして、ファイル名F1のファイルとiSCSIホスト102とを接続し(607)、処理を終了する。
以上のように、管理端末101によって割り当てられた仮想ボリューム122が最初にアクセスされるときに、iSCSIアタッチルーチン203は、アクセスされた仮想ボリューム122を作成する。
従来のNAS装置では、仮想ボリューム割り当て指令を受けると、仮想ボリュームを作成していた。しかし、iSCSIホストは、作成された仮想ボリュームをすぐに使わないことが多い。よって、従来のNAS装置では、使われていない仮想ボリュームに論理ボリュームの記憶領域が割り当てられているので、論理ボリュームの利用率が低下することがあった。
そこで、本実施の形態の統合NAS装置104は、仮想ボリューム割り当て指令を受けても、仮想ボリューム122の記憶容量を確保せず、仮想ボリューム122を作成しない。そして、統合NAS装置104は、iSCSIホスト102から仮想ボリューム122に対するアクセスがあると、当該仮想ボリューム122を作成する。このように、本実施の形態の統合NAS装置104は、仮想ボリューム122を作成するタイミングを遅らせることによって、論理ボリューム120の利用率を向上できる。
(ファイルコピー処理)
図15は、本発明の実施の形態の統合NAS装置104のファイルコピー処理の説明図である。
従来のファイルコピーは、ファイルのホールを考慮することなくコピーしていた。しかし、本実施の形態の統合NAS装置104は、ファイルのホールを考慮してコピーする。
まず、ファイルのホールについて説明する。
ホールは、論理ボリューム120が割り当てられていない領域である。ホールを作成する技術は、一般的なオペレーティングシステム(例えば、unix)に実装されている。
例えば、科学技術計算等では、スパースファイルを作成することがある。スパースファイルは、巨大な領域を有するが、アクセスされる領域が少ないファイルである。スパースファイルのすべての領域に論理ボリューム120を割り当てると、論理ボリューム120の利用率が低下してしまう。また、論理ボリューム120への無駄なアクセスによって、アクセス性能が劣化してしまう。これらの問題を解決するため、unixは、アクセスされていない領域に、論理ボリューム120を割り当てないホールを作成する。
次に、ファイルのホールを無視する従来のファイルコピー処理について説明する。
ここでは、コピープログラム1301は、コピー元ファイル1309をコピー先ファイル1308にコピーする。コピープログラム1301は、ファイルシステム処理プログラム113に含まれるファイル読み書きルーチン206を用いて、コピー元ファイル1309をコピーする。
具体的には、コピープログラム1301は、まず、ファイル読み書きルーチン206にコピー元ファイル1309の読み出しを指令する(1302)。ファイル読み書きルーチン206は、読み出し指令を受けると、コピー元ファイル1309を読み出す(1303)。このとき、ファイル読み書きルーチン206は、コピー元ファイル1309に含まれるホールをゼロデータとして読み出す。
次に、コピープログラム1301は、ファイル読み書きルーチン206によって読み出されたコピー元ファイル1309をコピー先ファイル1308に書き込む指令をする(1304)。ファイル読み書きルーチン206は、書き込みを指令されると、読み出したコピー元ファイル1309をコピー先ファイル1308に書き込む(1305)。このとき、ファイル読み書きルーチン206は、コピー元ファイル1309のホールをゼロデータとして読み出したので、ホールをゼロデータとしてコピー先ファイル1308に書き込む。よって、書き込まれたコピー先ファイル1308にはホールがなくなり、無駄な記憶領域が増大する。
以上のように、従来のコピープログラム1301は、ホールを考慮することなく(すなわち、ホールであることを引き継がずに)ファイルをコピーしていた。例えば、従来のコピープログラム1301では、30GBしか使用されていない(70GBはホールである)100GBのファイルをバックアップすると、バックアップファイルが100GBとなってしまう。このように、従来のコピープログラム1301のバックアップによると、論理ボリューム120の利用効率が低下してしまう。
この問題を解決するため、本実施の形態のファイルシステム処理プログラム113は、ホールを考慮してコピーする省スペースコピー処理を実行するバックアップルーチン207を備える。
なお、パックアップルーチン207の処理を説明する前に、論理ボリューム120がファイルを記憶する状態について説明する。
図16は、本発明の実施の形態のホールを有するファイルを記憶する論理ボリューム120の説明図である。
論理ボリューム120に記憶されているファイル1501は、第1ブロックから第6ブロックで構成されている。ファイル1501は、ホールを含んでいる。例えば、本説明図では、第3ブロック、第4ブロック及び第5ブロックは、ホールである。
論理ボリューム120は、更に、論理ブロックリスト1502を記憶している。論理ブロックリスト1502には、ファイル1501のブロックに割り当てられている論理ブロック番号が格納される。ただし、ホールであるブロックのエントリには、対応する論理ブロックがないので、論理ブロック番号に代わって「0」が格納される。
例えば、ファイル1501の第1ブロックは、論理ブロック番号「101」の論理ブロックに記憶されている。また、ファイル1501の第3ブロックから第5ブロックはホールなので、論理ブロックリスト1502の当該ブロックのエントリには「0」が格納されている。
ここで、図15に戻り、バックアップルーチン207の省スペースコピー処理について説明する。
本説明図では、バックアップルーチン207は、コピー元ファイル1309をコピー先ファイル1310にコピーする。
まず、バックアップルーチン207は、コピー元ファイル1309内のブロックを順に選択し、以下の処理をすべてのブロック毎に繰り返す。
具体的には、バックアップルーチン207は、コピー元ファイル1309の論理ブロックリスト1502を論理ボリューム120から取得する。次に、バックアップルーチン207は、取得した論理ブロックリスト1502を参照して、選択したブロックがホールであるか否かを判定する。
選択したブロックがホールであると、バックアップルーチン207は、コピー先ファイル1310の論理ブロックリストの当該ブロックのエントリに「0」を書き込む。
一方、選択したブロックがホールではないと、バックアップルーチン207は、コピー元ファイル1309から選択したブロックに記憶されたデータを読み出す(1306)。次に、読み出したデータを論理ボリューム120内の論理ブロックに書き込む(1307)。そして、バックアップルーチン207は、書き込んだ論理ブロックの論理ブロック番号をコピー先ファイル1310の論理ブロックリスト1502に格納する。
図17は、本発明の実施の形態のファイルシステム処理プログラム113に含まれるバックアップルーチン207の処理のフローチャートである。
バックアップルーチン207は、iSCSIデタッチルーチン204からバックアップ指令を受けると、処理を開始する(1001)。なお、バックアップ指令は、ファイル名F1及びバックアップファイル名F2を含む。
次に、ファイル名F1のファイルのブロックを第1ブロックから順に選択する。次に、選択したブロックを記憶する論理ブロック番号をファイル名F1の論理ブロックリストから抽出する(1002)。
次に、抽出した論理ブロック番号が「0」であるかを判定する(1003)。
論理ブロック番号が「0」であると、選択したブロックがホールであるので、バックアップファイル名F2の論理ブロックリストに「0」を格納する(1004)。そして、ステップ1007に進む。
一方、論理ブロック番号が「0」でないと、選択したブロックがホールではないので、空いている論理ブロックを論理ボリューム120から確保する。次に、確保した論理ブロックの論理ブロック番号をバックアップファイル名F2の論理ブロックリストに格納する(1005)。
そして、ファイル名F1の論理ブロックの内容をバックアップファイル名F2の論理ブロックにコピーする(1006)。具体的には、ステップ1002で抽出した番号の論理ブロックの内容を、ステップ1005で確保した論理ブロックにコピーする。
次に、ステップ1002において、ファイル名F1のブロックをすべて選択したかを判定する(1007)。
すべてのブロックを選択すると、ファイル名F1のファイルのコピーが完了したので処理を終了する。
一方、すべてのブロックを選択していないと、ファイル名F1のファイル中にコピーしていないブロックが残っていると判定するので、ステップ1002に戻る。
以上のように、バックアップルーチン207は、ファイル内のホールを考慮してバックアップする。これによって、30GBしか使用されていない100GBのファイルをバックアップしても、バックアップファイルは30GBの大きさとなる。つまり、本実施の形態のバックアップルーチン207は、論理ボリューム120の利用効率を向上できる。
(自動バックアップ処理)
図18は、本発明の実施の形態の統合NAS装置104の自動バックアップ処理の説明図である。
ファイルf001.1(1409)は、ファイルf001.0(1408)のバックアップ用ファイルである。
iSCSIターゲット処理プログラム112は、iSCSIホスト102から、仮想ボリューム番号を含むデタッチ指令を受けると(1401)、自動バックアップ処理をする。
まず、デタッチ指令を受けたiSCSIターゲット処理プログラム112は、デタッチ指令に含まれる仮想ボリューム番号の仮想ボリューム122をiSCSIホスト102から切り離して、iSCSIホスト102からのアクセスを停止する(1402)。次に、iSCSIターゲット処理プログラム112は、ファイルシステム処理プログラム113を呼び出し、ファイルf001.0(1408)のバックアップを指示する。すると、ファイルシステム処理プログラム113は、ファイルf001.0(1408)をファイルf001.1(1409)にバックアップする。
図19は、本発明の実施の形態のiSCSIターゲット処理プログラム112に含まれるiSCSIデタッチルーチン204の処理のフローチャートである。
iSCSIデタッチルーチン204は、iSCSIホスト102からデタッチ指令を受けると、処理を開始する(701)。
次に、デタッチ指令に含まれる仮想ボリューム番号Vと仮想ボリューム管理テーブル114の仮想ボリューム番号301とが一致するエントリEを仮想ボリューム管理テーブル114から選択する。次に、選択したエントリEからファイル名303及びバックアップ名304を抽出する(702)。
次に、バックアップルーチン207にバックアップ指令を送る(703)。なお、バックアップ指令は、抽出したファイル名303のファイルをバックアップ名304のファイルにコピーする要求であり、この指令によって、図17で説明したバックアップルーチン207が起動する。
次に、デタッチ指令に含まれる仮想ボリューム番号Vとキャッシュ管理テーブル115の仮想ボリューム番号306とが一致するすべてのエントリをキャッシュ管理テーブル115から削除する(704)。
次に、ステップ702で選択したエントリEの使用フラグ305に「0」を格納する(705)。
そして、ステップ702で抽出したファイル名303のファイルをiSCSIホスト102から切り離す(706)。
以上のように、本実施の形態の統合NAS装置104は、仮想ボリュームのデタッチを契機として、自動バックアップを実現できる。これによって、統合NAS装置104は、バックアップ作業を管理するコストを減らすことができる。
また、本実施の形態の統合NAS装置104は、iSCSIホスト102から切り離した仮想ボリューム122に作成されたファイル121をバックアップする。よって、統合NAS装置104は、内容が静止化されているファイル121をバックアップするので、バックアップを安全に実行できる。
(リストア処理)
図20は、本発明の実施の形態の統合NAS装置104のリストア処理の説明図である。
仮想ボリューム管理プログラム111は、管理端末101から、仮想ボリューム番号を含むリストア指令を受ける(1403)。なお、管理端末101は、iSCSIホスト102と切り離されている仮想ボリューム122に対してのみ、リストアを指令する。
次に、仮想ボリューム管理プログラム111は、リストア指令に含まれる仮想ボリューム番号と仮想ボリューム管理テーブル114の仮想ボリューム番号301とが一致するエントリを仮想ボリューム管理テーブル114から選択する。次に、仮想ボリューム管理プログラム111は、選択したエントリのファイル名303とバックアップ名304とを入れ替える(1404)。
このように、仮想ボリューム管理プログラム111は、リストアする。
次に、iSCSIホスト102は、仮想ボリューム122に対するアタッチをiSCSIターゲット処理プログラム112に指令する(1405)。このとき、iSCSIホスト102は、アタッチする仮想ボリューム122がリストアされたかを意識する必要なく、アタッチを指令する。なお、アタッチ指令には、仮想ボリューム番号が含まれる
次に、iSCSIターゲット処理プログラム112は、アタッチ指令に含まれる仮想ボリューム番号と仮想ボリューム管理テーブル114の仮想ボリューム番号301とが一致するエントリを選択し、当該エントリのファイル名303を仮想ボリューム管理テーブル114から抽出する(1406)。
iSCSIターゲット処理プログラム112は、抽出したファイル名303のファイルf001.1(1409)とiSCSIホスト102とを接続する(1407)。なお、iSCSIホスト102は、リストア前は、ファイルf001.0(1408)と接続されていた。
図21は、本発明の実施の形態の仮想ボリューム管理プログラム111に含まれるリストアルーチン202の処理のフローチャートである。
リストアルーチン202は、管理端末101からリストア指令を受けると、処理を開始する(501)。
次に、リストア指令に含まれる仮想ボリューム番号Vと仮想ボリューム番号301とが一致するエントリEを仮想ボリューム管理テーブル114から選択する(502)。
次に、選択したエントリEから使用フラグ305を抽出する。そして、抽出した使用フラグ305が「1」であるか否かを判定する(503)。
使用フラグ305が「1」であると、リストアを指令された仮想ボリューム122がiSCSIホスト102と接続中であり、リストアできないと判定する。よって、管理端末101にエラーを通知する(504)。
一方、使用フラグ305が「0」であると、リストアを指令された仮想ボリューム122とiSCSIホスト102とが切り離されているので、リストアできる。よって、選択したエントリEについて、ファイル名303とバックアップ名304とを入れ替え(505)、処理を終了する。
以上のように、リストアルーチン202は、統合NAS装置104のリストア処理を実行する。
ブレードサーバからの処理を受けるNASは頻繁にリストアをすることがある。なぜなら、ブレードサーバの障害や、セキュリティパッチの適用失敗に伴うダウングレード等の度に、リストアするからである。従来のNASは、仮想ボリューム番号を付け替えることによって、又はリストアされるファイルにデータをコピーすることによって、リストアしていた。よって、従来のNASは、リストアによる負荷が大きく、迅速にリストアできなかった。
しかし、本実施の形態の統合NAS装置104は、仮想ボリューム番号を付け替えたり、データをコピーすることなく瞬時にリストアできる。
本発明の実施の形態の統合NAS装置の構成のブロック図である。 本発明の実施の形態のプロセッサ装置に記憶されている仮想ボリューム管理プログラムの構成図である。 本発明の実施の形態のプロセッサ装置に記憶されているiSCSIターゲット処理プログラムの構成図である。 本発明の実施の形態のプロセッサ装置に記憶されているファイルシステム処理プログラムの構成図である。 本発明の実施の形態のプロセッサ装置に記憶されている仮想ボリューム管理テーブルの構成図である。 本発明の実施の形態のプロセッサ装置に記憶されているキャッシュ管理テーブルの構成図である。 本発明の実施の形態のキャッシュミス時の統合NAS装置の処理の説明図である。 本発明の実施の形態のキャッシュヒット時の統合NAS装置の処理の説明図である。 本発明の実施の形態のiSCSIターゲット処理プログラムに含まれるiSCSI読み書きルーチンの処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態のファイルシステム処理プログラムに含まれるファイル読み書きルーチンの処理のフローチャートである。 管理端末から仮想ボリューム割り当て指令を受けた時の統合NAS装置の処理を示す。 本発明の実施の形態の仮想ボリューム管理プログラムに含まれる仮想ボリューム割り当てルーチンの処理のフローチャートである。 iSCSIホストからアタッチ指令を受けた時の統合NAS装置の処理を示す。 本発明の実施の形態のiSCSIターゲット処理プログラムに含まれるiSCSIアタッチルーチンの処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態の統合NAS装置のファイルコピー処理の説明図である。 本発明の実施の形態のホールを有するファイルを記憶する論理ボリュームの説明図である。 本発明の実施の形態のファイルシステム処理プログラムに含まれるバックアップルーチンの処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態の統合NAS装置の自動バックアップ処理の説明図である。 本発明の実施の形態のiSCSIターゲット処理プログラムに含まれるiSCSIデタッチルーチンの処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態の統合NAS装置のリストア処理の説明図である。 本発明の実施の形態の仮想ボリューム管理プログラムに含まれるリストアルーチンの処理のフローチャートである。
符号の説明
101 管理端末
102 iSCSIホスト
103 NASクライアント
104 統合NAS装置
110 プロセッサ装置
111 仮想ボリューム管理プログラム
112 iSCSIターゲット処理プログラム
113 ファイルシステム処理プログラム
114 仮想ボリューム管理テーブル
115 キャッシュ管理テーブル
120 論理ボリューム
121 ファイル
122 仮想ボリューム
130 ネットワーク制御装置
140 ディスク制御装置
201 仮想ボリューム割り当てルーチン
202 リストアルーチン
203 iSCSIアタッチルーチン
204 iSCSIデタッチルーチン
205 iSCSI読み書きルーチン
206 ファイル読み書きルーチン
207 バックアップルーチン

Claims (12)

  1. プロセッサ装置と、ネットワーク制御装置とを備え、ディスク制御装置を介して論理ボリュームと接続するストレージ制御装置において、
    前記プロセッサ装置は、
    前記論理ボリュームにファイルを作成するファイル作成部と、
    前記ファイル作成部が作成したファイルの前記論理ボリュームにおける配置情報を管理する配置情報管理部と、
    前記配置情報に基づいて、前記ファイルを仮想ボリュームとして提供するファイル提供部と、を含むことを特徴とするストレージ制御装置。
  2. 前記ファイル作成部は、
    前記仮想ボリュームの割り当て要求を受信しても、前記割り当て要求に係る仮想ボリュームとして提供されるファイルを作成せず、
    前記仮想ボリュームが初めてアクセスされるときに、前記割り当て要求に係る仮想ボリュームとして提供されるファイルを作成することを特徴とする請求項1に記載のストレージ制御装置。
  3. 前記ストレージ制御装置は、前記仮想ボリュームと前記ファイルとの対応を示す仮想ボリューム管理情報を格納し、
    前記ファイル作成部は、
    前記仮想ボリュームの割り当て要求を受信すると、要求された内容を前記仮想ボリューム管理情報に格納し、
    前記仮想ボリュームが初めてアクセスされるときに、前記仮想ボリューム管理情報に基づいて、前記割り当て要求に係る仮想ボリュームとして提供されるファイルを作成することを特徴とする請求項2に記載のストレージ制御装置。
  4. 前記プロセッサ装置は、前記ファイルをコピーするバックアップ部を含み、
    前記バックアップ部は、前記仮想ボリュームへのアクセスが終了すると、前記ファイル提供部によって前記仮想ボリュームとして提供されたファイルを別のファイルにコピーし、
    前記ファイル提供部は、リストア要求を受信すると、前記バックアップ部によってコピーされた別のファイルを前記仮想ボリュームとして提供することを特徴とする請求項1に記載のストレージ制御装置。
  5. 前記ストレージ制御装置は、前記ファイルの領域と前記論理ボリュームの領域との対応を示す対応情報を格納し、
    前記バックアップ部は、
    前記対応情報に基づいて、前記論理ボリュームの領域が割り当てられていない未使用領域を前記ファイルの領域から特定し、
    当該ファイルの内容を前記別のファイルにコピーするとき、前記特定された未使用領域には前記論理ボリュームを割り当てないことを特徴とする請求項4に記載のストレージ制御装置。
  6. 前記プロセッサ装置は、CPU、メモリ及びキャッシュメモリを備え
    前記CPUは、前記メモリに格納されるプログラムを実行し、
    前記プロセッサ装置は、前記ファイルをコピーするバックアップ部を含み、
    前記キャッシュメモリには、前記配置情報管理部によって管理される配置情報及び前記仮想ボリュームと前記ファイルとの対応を示す仮想ボリューム管理情報が格納され、
    前記論理ボリュームには、前記ファイルの領域と前記論理ボリュームの領域との対応を示す対応情報が格納され、
    前記ファイル作成部は、
    前記仮想ボリュームの割り当て要求を受信すると、前記割り当て要求に係る仮想ボリュームとして提供されるファイルを作成せずに、要求された内容を前記仮想ボリューム管理情報に格納し、
    前記割り当てを要求された仮想ボリュームが初めてアクセスされると、前記仮想ボリューム管理情報に基づいて、前記割り当て要求に係る仮想ボリュームとして提供されるファイルを作成し、
    前記バックアップ部は、前記仮想ボリュームへのアクセスが終了すると、前記対応情報を参照して、前記ファイル提供部によって前記仮想ボリュームとして提供されたファイルを別のファイルにコピーし、
    前記ファイル提供部は、リストア要求を受信すると、前記バックアップ部によってコピーされた別のファイルを前記仮想ボリュームとして提供することを特徴とする請求項1に記載のストレージ制御装置。
  7. プロセッサ装置と、ネットワーク制御装置と、ディスク制御装置と、論理ボリュームとを備えるストレージ装置における論理ボリューム管理方法であって、
    前記論理ボリュームにファイルを作成し、
    前記作成されたファイルの前記論理ボリュームにおける配置情報を管理し、
    前記配置情報に基づいて、前記ファイルを仮想ボリュームとして提供することを特徴とする論理ボリューム管理方法。
  8. 更に、前記仮想ボリュームの割り当て要求を受信しても、前記割り当て要求に係る仮想ボリュームとして提供するファイルを作成せず、
    前記仮想ボリュームが初めてアクセスされるときに、前記割り当て要求に係る仮想ボリュームとして提供するファイルを作成することを特徴とする請求項7に記載の論理ボリューム管理方法。
  9. 更に、前記仮想ボリュームと前記ファイルとの対応を示す仮想ボリューム管理情報を格納し、
    前記仮想ボリュームの割り当て要求を受信すると、要求された内容を前記仮想ボリューム管理情報に格納し、
    前記仮想ボリュームが初めてアクセスされるときに、前記仮想ボリューム管理情報に基づいて、前記割り当て要求に係る仮想ボリュームとして提供するファイルを作成することを特徴とする請求項8に記載の論理ボリューム管理方法。
  10. 更に、前記仮想ボリュームへのアクセスが終了すると、前記仮想ボリュームとして提供したファイルを別のファイルにコピーし、
    リストア要求を受信すると、前記コピーした別のファイルを前記仮想ボリュームとして提供することを特徴とする請求項7に記載の論理ボリューム管理方法。
  11. 前記ファイルの領域と前記論理ボリュームの領域との対応を示す対応情報を格納し、
    前記対応情報に基づいて、前記論理ボリュームの領域が割り当てられていない未使用領域を前記ファイルの領域から特定し、
    当該ファイルの内容を前記別のファイルにコピーするとき、前記特定された未使用領域には前記論理ボリュームを割り当てないことを特徴とする請求項10に記載の論理ボリューム管理方法。
  12. プロセッサ装置と、ネットワーク制御装置と、ディスク制御装置と、論理ボリュームと、を備え、
    前記プロセッサ装置は、CPU、メモリ及びキャッシュメモリを備え
    前記CPUは、前記メモリに格納されるプログラムを実行するストレージ装置において、
    前記プロセッサ装置は、
    前記論理ボリュームにファイルを作成するファイル作成部と、
    前記ファイル作成部が作成したファイルの前記論理ボリュームにおける配置情報を前記キャッシュメモリに格納し、管理する配置情報管理部と、
    前記配置情報に基づいて、前記ファイルを仮想ボリュームとして提供するファイル提供部と、を含むことを特徴とするストレージ装置。
JP2005006149A 2005-01-13 2005-01-13 ストレージ制御装置、論理ボリューム管理方法及びストレージ装置 Pending JP2006195712A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005006149A JP2006195712A (ja) 2005-01-13 2005-01-13 ストレージ制御装置、論理ボリューム管理方法及びストレージ装置
US11/082,864 US20060155775A1 (en) 2005-01-13 2005-03-18 Storage controller managing logical volume
US12/213,394 US20080294844A1 (en) 2005-01-13 2008-06-19 Storage controller managing logical volume

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005006149A JP2006195712A (ja) 2005-01-13 2005-01-13 ストレージ制御装置、論理ボリューム管理方法及びストレージ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006195712A true JP2006195712A (ja) 2006-07-27

Family

ID=36654521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005006149A Pending JP2006195712A (ja) 2005-01-13 2005-01-13 ストレージ制御装置、論理ボリューム管理方法及びストレージ装置

Country Status (2)

Country Link
US (2) US20060155775A1 (ja)
JP (1) JP2006195712A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008257682A (ja) * 2007-03-30 2008-10-23 Hitachi Ltd ユニファイドストレージシステムのための方法および装置
JP2010231770A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Hitachi Ltd シン・プロビジョニング・ボリュームのバックアップとリストアのための方法と装置
WO2012053156A1 (ja) * 2010-10-22 2012-04-26 株式会社インテック ストレージサービス提供装置、システム、サービス提供方法、及びサービス提供プログラム

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20060288155A1 (en) * 2005-06-03 2006-12-21 Seagate Technology Llc Storage-centric computer system
JP4220537B2 (ja) * 2006-06-23 2009-02-04 株式会社東芝 アクセス制御キャッシュ装置及び方法
US9507784B2 (en) * 2007-12-21 2016-11-29 Netapp, Inc. Selective extraction of information from a mirrored image file
US8200638B1 (en) 2008-04-30 2012-06-12 Netapp, Inc. Individual file restore from block-level incremental backups by using client-server backup protocol
US7827328B2 (en) * 2008-07-15 2010-11-02 Samsung Electronics Co., Ltd Method and apparatus for a disk storage device including file system and at least one network interface
US8504529B1 (en) 2009-06-19 2013-08-06 Netapp, Inc. System and method for restoring data to a storage device based on a backup image
US9411517B2 (en) 2010-08-30 2016-08-09 Vmware, Inc. System software interfaces for space-optimized block devices
US11010101B1 (en) * 2014-09-19 2021-05-18 EMC IP Holding Company LLC Object storage subsystems
CN104811473B (zh) * 2015-03-18 2018-03-02 华为技术有限公司 一种创建虚拟非易失性存储介质的方法、系统及管理系统
US10423581B1 (en) * 2016-03-30 2019-09-24 EMC IP Holding Company LLC Data storage system employing file space reclaim without data movement
US11126451B2 (en) 2017-10-24 2021-09-21 Hewlett Packard Enterprise Development Lp Converting virtual volumes in place
CN113625937B (zh) * 2020-05-09 2024-05-28 富联精密电子(天津)有限公司 存储资源处理装置及方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5193184A (en) * 1990-06-18 1993-03-09 Storage Technology Corporation Deleted data file space release system for a dynamically mapped virtual data storage subsystem
JPH06208512A (ja) * 1993-01-08 1994-07-26 Fuji Xerox Co Ltd 仮想ディスク装置
JP2001337850A (ja) * 2000-05-25 2001-12-07 Hitachi Ltd 記憶装置および記憶装置の制御方法
US20020095547A1 (en) * 2001-01-12 2002-07-18 Naoki Watanabe Virtual volume storage
US20020112113A1 (en) * 2001-01-11 2002-08-15 Yotta Yotta, Inc. Storage virtualization system and methods
JP2004171412A (ja) * 2002-11-21 2004-06-17 Ntt Data Corp 仮想pcレンタル装置、コンピュータが実行するためのプログラム、および仮想pcレンタルシステム
JP2005531071A (ja) * 2002-06-24 2005-10-13 ネットワーク・アプライアンス・インコーポレイテッド Raidデータの復元および移動でのファイルシステム情報の使用

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6191896B1 (en) * 1997-09-04 2001-02-20 Canon Kabushiki Kaisha Zoom lens and optical apparatus having the same
US5964886A (en) * 1998-05-12 1999-10-12 Sun Microsystems, Inc. Highly available cluster virtual disk system
US6216202B1 (en) * 1998-06-30 2001-04-10 Emc Corporation Method and apparatus for managing virtual storage devices in a storage system
TW440766B (en) * 1999-05-15 2001-06-16 Inventec Corp The data copy method and system of computer hard disks
US6868417B2 (en) * 2000-12-18 2005-03-15 Spinnaker Networks, Inc. Mechanism for handling file level and block level remote file accesses using the same server
US6665812B1 (en) * 2000-12-22 2003-12-16 Emc Corporation Storage array network backup configuration
JP4175789B2 (ja) * 2001-07-05 2008-11-05 株式会社日立製作所 記憶装置のファイルレベルリモートコピー方法
US6710934B2 (en) * 2001-09-18 2004-03-23 Samsung Techwin Co., Ltd. Compact zoom lens system
US6954839B2 (en) * 2002-03-13 2005-10-11 Hitachi, Ltd. Computer system
US7107385B2 (en) * 2002-08-09 2006-09-12 Network Appliance, Inc. Storage virtualization by layering virtual disk objects on a file system
JP4197994B2 (ja) * 2003-06-19 2008-12-17 コニカミノルタオプト株式会社 撮像装置
US7440965B1 (en) * 2004-02-11 2008-10-21 Network Appliance, Inc. Method and system for generating and restoring a backup image
US7747836B2 (en) * 2005-03-08 2010-06-29 Netapp, Inc. Integrated storage virtualization and switch system

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5193184A (en) * 1990-06-18 1993-03-09 Storage Technology Corporation Deleted data file space release system for a dynamically mapped virtual data storage subsystem
JPH06208512A (ja) * 1993-01-08 1994-07-26 Fuji Xerox Co Ltd 仮想ディスク装置
JP2001337850A (ja) * 2000-05-25 2001-12-07 Hitachi Ltd 記憶装置および記憶装置の制御方法
US20020112113A1 (en) * 2001-01-11 2002-08-15 Yotta Yotta, Inc. Storage virtualization system and methods
US20020095547A1 (en) * 2001-01-12 2002-07-18 Naoki Watanabe Virtual volume storage
JP2005531071A (ja) * 2002-06-24 2005-10-13 ネットワーク・アプライアンス・インコーポレイテッド Raidデータの復元および移動でのファイルシステム情報の使用
JP2004171412A (ja) * 2002-11-21 2004-06-17 Ntt Data Corp 仮想pcレンタル装置、コンピュータが実行するためのプログラム、および仮想pcレンタルシステム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008257682A (ja) * 2007-03-30 2008-10-23 Hitachi Ltd ユニファイドストレージシステムのための方法および装置
JP2010231770A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Hitachi Ltd シン・プロビジョニング・ボリュームのバックアップとリストアのための方法と装置
WO2012053156A1 (ja) * 2010-10-22 2012-04-26 株式会社インテック ストレージサービス提供装置、システム、サービス提供方法、及びサービス提供プログラム
JP2012089094A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Intec Inc ストレージサービス提供装置、システム、サービス提供方法、及びサービス提供プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20060155775A1 (en) 2006-07-13
US20080294844A1 (en) 2008-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006195712A (ja) ストレージ制御装置、論理ボリューム管理方法及びストレージ装置
US10852958B2 (en) System and method for hijacking inodes based on replication operations received in an arbitrary order
US8706694B2 (en) Continuous data protection of files stored on a remote storage device
US7574575B2 (en) Disk array device including a system LU for storing control information in the disk array and backup LU for backing up the control information and controlling method thereof
US10002048B2 (en) Point-in-time snap copy management in a deduplication environment
US9146684B2 (en) Storage architecture for server flash and storage array operation
US7975115B2 (en) Method and apparatus for separating snapshot preserved and write data
US8924664B2 (en) Logical object deletion
US7103713B2 (en) Storage system, device and method using copy-on-write for synchronous remote copy
US8204858B2 (en) Snapshot reset method and apparatus
US7392357B2 (en) Snapshot format conversion method and apparatus
EP1669850A1 (en) Network storage system with a clustered configuration sharing a namespace, and control method therefore
US20130311429A1 (en) Method for controlling backup and restoration, and storage system using the same
JP2007133471A (ja) ストレージ装置及びスナップショットのリストア方法
JP2008146574A (ja) 記憶制御装置及び記憶制御方法
JP2009289252A (ja) 階層ストレージシステムでのリモート複製
JP2009043236A (ja) Nas/cas統合ストレージシステムの方法および装置
JP4278452B2 (ja) 計算機システム
JP2008077288A (ja) データバックアップ方法及び計算機システム
US20130138705A1 (en) Storage system controller, storage system, and access control method
JP2007323507A (ja) 記憶システム並びにこれを用いたデータの処理方法
US8977827B1 (en) System, method and computer program product for recovering stub files
US9122689B1 (en) Recovering performance of a file system post-migration
US10324652B2 (en) Methods for copy-free data migration across filesystems and devices thereof
US20210103400A1 (en) Storage system and data migration method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071003

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100601

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100802

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110111