JP2004171412A - 仮想pcレンタル装置、コンピュータが実行するためのプログラム、および仮想pcレンタルシステム - Google Patents

仮想pcレンタル装置、コンピュータが実行するためのプログラム、および仮想pcレンタルシステム Download PDF

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直樹 中山
Kentaro Tashiro
健大郎 田代
Tomokazu Shikakura
智和 鹿倉
Akira Hosoi
昌 細井
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Abstract

【課題】仮想PCのデスクトップ環境をネットワーク経由で簡易に貸し出すことが可能な仮想PCレンタル装置を提供すること。
【解決手段】複数のクライアント端末とネットワークを介して接続され、仮想PC機能を備えた仮想PCレンタル装置において、クライアント端末1Ikから仮想PCの貸出の申込みが入力された場合に、当該仮想PCの仮想PC_IDおよび仮想PC名を生成し、ユーザID、仮想PC_ID、および仮想PC名を対応づけて登録する仮想PC管理マスタ24cと、仮想PC名をクライアント端末1Ikに送信する貸出管理機能24aと、クライアント端末1Ikから仮想PC名、パスワード、およびアカウントが入力された場合に、当該クライアント端末1Ikに、当該入力された仮想PC名に対応する仮想PCのデスクトップ環境を貸し出す仮想PC機能23aとを備えている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、仮想PCレンタル装置、コンピュータが実行するためのプログラム、および仮想PCレンタルシステムに関し、詳細には、クライアント端末に仮想PCを貸し出す仮想PCレンタル装置、コンピュータが実行するためのプログラム、および仮想PCレンタルシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、PCが広く普及しており、そのニーズも多用化しており、個人や企業が普段使用しているPC以外のPC(セカンドマシン)を一時的に所有して利用したいというニーズがある。また、いついかなる場所からも自分専用のPCにアクセスしてメールを読んだり、ちょっとした文書を作成したいといったユビキタスコンピューティング環境へのニーズも高まっている。
【0003】
また、最近では、仮想PCソフトウェアが登場し、あるPCサーバ上に複数のPCを仮想的に実現できるようになっている。仮想PCソフトウェアとしては、例えば、VMWareがある。VMWareは、物理コンピュータを論理的なコンピューティングリソースの集合体へと変換する仮想化レイヤを提供する。変換されたリソースは、あらゆるOSやアプリケーションにダイナミックに割り当てることが可能となる。このため、OSのインストール、起動/再起動、ハードウェアの設定にかかる時間を短縮することができる。VMWareを使用すると、1台のマシン上に完全に独立した複数のOSを設定することが可能となり、様々なLinux(登録商標)ディストリビューションやMicrosoft Windows(登録商標)の複数のインスタンスを、VMWareを使って作成した仮想マシンで並列稼働させることができる。各仮想マシンは、独自のネットワークアドレスやハードウェアディスクをフル装備した1台のPCに相当する。実際のPCを使用する場合と同様に、OSやアプリケーションを殆ど変更せずに実行することができ、メインフレームクラスの仮想マシン技術をデスクトップコンピュータで実現することができる。
【0004】
その中でも、VMWare社のVMWare ESX Serverは、遠隔地にあるユーザのPCに対して、ネットワーク経由でPCデスクトップ環境を提供する機能(リモートコントロール機能)を有し、さらに遠隔地から各仮想PCのON/OFF、再起動なども実行できるようになっている。この機能によって、仮想PC上のOSがアイコンを多用するMicrosoft Windows(登録商標)であってもリモートコントロールできるようになっている。
【0005】
また、仮想PCは、サーバ側の計算資源(CPU、メモリ、ハードディスク)を使用するため、ユーザが使用するPCが低スペックであっても仮想PCを利用することが可能である。各仮想PCは、サーバPC上のイメージファイルとして管理されるため、一度、OSをインストールした仮想PCのイメージファイルを別の場所に保存しておけば、仮想PC上のOSがクラッシュした場合でもイメージファイルのコピーによって即時に復旧させることができる。
【0006】
しかしながら、上述したようなユビキタスコンピューティング環境へのニーズが高まっているものの、VMWare ESX Serverなどにアクセスできる人は限られているため、だれもが簡易には、仮想PCのデスクトップ環境を利用できないという問題がある。そのため、簡易に、仮想PCのデスクトップ環境を利用できるサービスが望まれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、仮想PCのデスクトップ環境をネットワーク経由で簡易に貸し出すことが可能な仮想PCレンタル装置、コンピュータが実行するためのプログラム、および仮想PCレンタルシステムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1にかかる発明は、複数のクライアント端末とネットワークを介して接続され、仮想PC機能を備えた仮想PCレンタル装置において、クライアント端末から仮想PCの貸出の申込みが入力された場合に、当該仮想PCの仮想PC_IDおよび仮想PC名を生成し、ユーザID、前記仮想PC_ID、および前記仮想PC名を対応づけて登録する仮想PC管理手段と、前記仮想PC名を前記クライアント端末に送信する貸出管理手段と、前記クライアント端末から仮想PC名が入力された場合に、当該クライアント端末に、当該入力された仮想PC名に対応する仮想PCをデスクトップ環境で貸し出す仮想PC貸出手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
上記発明によれば、仮想PC管理手段は、クライアント端末から仮想PCの貸出の申込みが入力された場合に、当該仮想PCの仮想PC_IDおよび仮想PC名を生成し、ユーザID、前記仮想PC_ID、および前記仮想PC名を対応づけて登録し、貸出管理手段は、前記仮想PC名を前記クライアント端末に送信し、仮想PC貸出手段は、クライアント端末から仮想PC名が入力された場合に、当該クライアント端末に、当該入力された仮想PC名に対応する仮想PCをデスクトップ環境で貸し出すことにより、仮想PCのデスクトップ環境をネットワーク経由で簡易に貸し出すサービスを実現する。
【0010】
また、請求項2にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、搭載されているソフトウェア毎に、ソフトウェア名とソフトウェアIDを対応づけて格納するソフトウェア管理手段を備え、前記仮想PC管理手段は、前記クライアント端末から使用するソフトウェア名および当該ソフトウェアをインストールする仮想PCを指定した貸出の申込みがあった場合に、前記ソフトウェア管理手段から前記貸出の申込みのあったソフトウェア名に対応するソフトウェアIDを入手し、前記インストールする仮想PCの仮想PC_IDに対応させてそのソフトウェアIDを登録し、前記仮想PC貸出手段は、前記仮想PCにソフトウェアがインストールされている場合には、当該仮想PCと共にインストールされているソフトウェアも併せて貸し出すことを特徴とする。
【0011】
上記発明によれば、ソフトウェア管理手段は、搭載されているソフトウェア毎に、ソフトウェア名とソフトウェアIDを対応づけて格納し、仮想PC管理手段は、クライアント端末から使用するソフトウェア名および当該ソフトウェアをインストールする仮想PCを指定した貸出の申込みがあった場合に、ソフトウェア管理手段から前記貸出の申込みのあったソフトウェア名に対応するソフトウェアIDを入手し、インストールする仮想PCの仮想PC_IDに対応させてそのソフトウェアIDを登録し、仮想PC貸出手段は、仮想PCにソフトウェアがインストールされている場合には、当該仮想PCと共にインストールされているソフトウェアも併せて貸し出すことにより、ソフトウェアの貸出も可能とする。
【0012】
また、請求項3にかかる発明は、請求項1の発明において、前記仮想PC管理手段は、登録されているユーザID毎に、仮想PCの使用料金を算出して、該当するクライアント端末のユーザに請求することを特徴とする。
【0013】
上記発明によれば、仮想PC管理手段は、登録されているユーザID毎に、仮想PCの使用料金を算出して、該当するクライアント端末のユーザに請求することにより、仮想PCの使用料金の課金を可能とする。
【0014】
また、請求項4にかかる発明は、請求項2にかかる発明において、ソフトウェア管理手段は、さらに、前記ソフトウェア名および前記ソフトウェアIDに対応させて、そのライセンス料を含むソフトウェアの使用料金を格納し、前記仮想PC管理手段は、登録されているユーザID毎に、前記仮想PCの使用料金を算出し、さらに、登録されているソフトウェアIDのソフトウェアの使用料金を前記ソフトウェア管理手段から入手して、該当するクライアント端末のユーザに請求することを特徴とする。
【0015】
上記発明によれば、ソフトウェア管理手段は、ソフトウェア名およびソフトウェアIDに対応させて、そのライセンス料を含むソフトウェアの使用料金を格納し、仮想PC管理手段は、登録されているユーザID毎に、仮想PCの使用料金を算出し、さらに、登録されているソフトウェアIDのソフトウェアの使用料金をソフトウェア管理手段から入手して、該当するクライアント端末のユーザに請求することにより、ソフトウェアの使用料金の課金も可能とする。
【0016】
また、請求項5にかかる発明は、請求項3または請求項4にかかる発明において、前記仮想PC管理手段は、月単位で使用料金の請求を行うことを特徴とする。
【0017】
上記発明によれば、仮想PC管理手段は、月単位で使用料金の請求を行うことにより、月単位での課金を可能とする。
【0018】
また、請求項6にかかる発明は、請求項1〜請求項5のいずれか1つにかかる発明において、さらに、前記仮想PCのメンテナンスを行った場合に、そのメンテナンス履歴を格納するメンテナンス管理手段を備えたことを特徴とする。
【0019】
上記発明によれば、メンテナンス管理手段は、前記仮想PCのメンテナンスを行った場合に、そのメンテナンス履歴を格納することにより、仮想PCのメンテナンス履歴の管理を行うことを可能とする。
【0020】
また、請求項7にかかる発明は、コンピュータが実行するためのプログラムにおいて、複数のクライアント端末とネットワークを介して接続され、仮想PC機能を備えた仮想PCレンタル装置に搭載されるコンピュータに、クライアント端末から仮想PCの貸出の申込みが入力された場合に、当該仮想PCの仮想PC_IDおよび仮想PC名を生成し、ユーザID、前記仮想PC_ID、および前記仮想PC名を対応づけて登録する仮想PC管理機能と、前記仮想PC名を前記クライアント端末に送信する貸出管理機能と、前記クライアント端末から仮想PC名が入力された場合に、当該クライアント端末に、当該入力された仮想PC名に対応する仮想PCをデスクトップ環境で貸し出す仮想PC貸出機能と、を実現させることを特徴とする。
【0021】
上記発明によれば、コンピュータでプログラムを実行することにより、クライアント端末から仮想PCの貸出の申込みが入力された場合に、当該仮想PCの仮想PC_IDおよび仮想PC名を生成し、ユーザID、前記仮想PC_ID、および前記仮想PC名を対応づけて登録する仮想PC管理機能と、前記仮想PC名を前記クライアント端末に送信する貸出管理機能と、前記クライアント端末から仮想PC名が入力された場合に、当該クライアント端末に、当該入力された仮想PC名に対応する仮想PCをデスクトップ環境で貸し出す仮想PC貸出機能とを実現することにより、仮想PCのデスクトップ環境をネットワーク経由で簡易に貸し出すサービスを実現する。
【0022】
また、請求項8にかかる発明は、請求項7にかかる発明において、さらに、搭載されているソフトウェア毎に、ソフトウェア名とソフトウェアIDを対応づけて格納するソフトウェア管理機能を前記コンピュータに実現させ、前記仮想PC管理機能は、前記クライアント端末から使用するソフトウェア名および当該ソフトウェアをインストールする仮想PCを指定した貸出の申込みがあった場合に、前記ソフトウェア管理機能から前記貸出の申込みのあったソフトウェア名に対応するソフトウェアIDを入手し、前記インストールする仮想PCの仮想PC_IDに対応させてそのソフトウェアIDを登録し、前記仮想PC貸出機能は、前記仮想PCにソフトウェアがインストールされている場合には、当該仮想PCと共にインストールされているソフトウェアも併せて貸し出すことを特徴とする。
【0023】
上記発明によれば、搭載されているソフトウェア毎に、ソフトウェア名とソフトウェアIDを対応づけて格納するソフトウェア管理機能をコンピュータに実現させ、仮想PC管理機能は、クライアント端末から使用するソフトウェア名および当該ソフトウェアをインストールする仮想PCを指定した貸出の申込みがあった場合に、ソフトウェア管理機能から貸出の申込みのあったソフトウェア名に対応するソフトウェアIDを入手し、前記インストールする仮想PCの仮想PC_IDに対応させてそのソフトウェアIDを登録し、仮想PC貸出機能は、前記仮想PCにソフトウェアがインストールされている場合には、当該仮想PCと共にインストールされているソフトウェアも併せて貸し出すことにより、ソフトウェアの貸出も可能とする。
【0024】
また、請求項9にかかる発明は、請求項7にかかる発明において、コンピュータでプログラムを実行することにより、前記仮想PC管理機能は、登録されているユーザID毎に、仮想PCの使用料金を算出して、該当するクライアント端末のユーザに請求することを特徴とする。
【0025】
上記発明によれば、仮想PC管理機能は、登録されているユーザID毎に、仮想PCの使用料金を算出して、該当するクライアント端末のユーザに請求することにより、仮想PCの使用料金の課金を可能とする。
【0026】
また、請求項10にかかる発明によれば、前記ソフトウェア管理機能は、さらに、前記ソフトウェア名および前記ソフトウェアIDに対応させて、そのライセンス料を含むソフトウェアの使用料金を格納し、前記仮想PC管理機能は、登録されているユーザID毎に、前記仮想PCの使用料金を算出し、さらに、登録されているソフトウェアIDのソフトウェアの使用料金を前記ソフトウェア管理機能から入手して、該当するクライアント端末のユーザに請求することを特徴とする。
【0027】
上記発明によれば、前記ソフトウェア管理機能は、さらに、前記ソフトウェア名および前記ソフトウェアIDに対応させて、そのライセンス料を含むソフトウェアの使用料金を格納し、前記仮想PC管理機能は、登録されているユーザID毎に、前記仮想PCの使用料金を算出し、さらに、登録されているソフトウェアIDのソフトウェアの使用料金を前記ソフトウェア管理機能から入手して、該当するクライアント端末のユーザに請求することにより、ソフトウェアの使用料金の課金を可能とする。
【0028】
また、請求項11にかかる発明は、請求項9または請求項10にかかる発明において、前記仮想PC管理機能は、月単位で使用料金の請求を行うことを特徴とする。
【0029】
上記発明によれば、仮想PC管理機能は、月単位で使用料金の請求を行うことにより、月単位での使用料金の課金を可能とする。
【0030】
また、請求項12にかかる発明は、請求項7〜請求項11のいずれか1つにかかる発明において、さらに、前記仮想PCのメンテナンスを行った場合に、そのメンテナンス履歴を格納するメンテナンス管理機能をコンピュータに実現させることを特徴とする。
【0031】
上記発明によれば、仮想PCのメンテナンスを行った場合に、そのメンテナンス履歴を格納するメンテナンス管理機能をコンピュータに実現させることにより、仮想PCのメンテナンス履歴の管理を可能とする。
【0032】
また、請求項13にかかる発明は、複数のクライアント端末と、仮想PC機能を備えた仮想PCレンタル装置とがネットワークを介して接続されて構成される仮想PCレンタルシステムにおいて、前記クライアント端末は、仮想PCの貸出の申込みを前記仮想PCレンタル装置に送信する仮想PC貸出申込手段と、前記仮想PCレンタル装置から送出される仮想PC名を受信する仮想PC名受信手段と、前記仮想PC名を前記仮想レンタル装置に送信する仮想PC名送信手段と、前記仮想PCレンタル装置から貸し出された仮想PCをデスクトップ環境でリモート操作するリモート操作手段と、を備え、前記仮想PCレンタル装置は、前記クライアント端末から仮想PCの貸出の申込みが入力された場合に、当該仮想PCの仮想PC_IDおよび仮想PC名を生成し、ユーザID、前記仮想PC_ID、および前記仮想PC名を対応づけて登録する仮想PC管理手段と、前記仮想PC名を前記クライアント端末に送信する貸出管理手段と、前記クライアント端末から仮想PC名が入力された場合に、当該クライアント端末に、当該入力された仮想PC名に対応する仮想PCをデスクトップ環境で貸し出す仮想PC貸出手段と、を備えたことを特徴とする。
【0033】
上記発明によれば、クライアント端末では、仮想PC貸出申込手段は、仮想PCの貸出の申込みを前記仮想PCレンタル装置に送信し、仮想PC名受信手段は、仮想PCレンタル装置から送出される仮想PC名を受信し、仮想PC名送信手段は、仮想PC名を仮想レンタル装置に送信し、リモート操作手段は仮想PCレンタル装置から貸し出された仮想PCをデスクトップ環境でリモート操作し、仮想PCレンタル装置では、仮想PC管理手段は、前記クライアント端末から仮想PCの貸出の申込みが入力された場合に、当該仮想PCの仮想PC_IDおよび仮想PC名を生成し、ユーザID、前記仮想PC_ID、および前記仮想PC名を対応づけて登録し、貸出管理手段は、仮想PC名をクライアント端末に送信し、仮想PC貸出手段は、クライアント端末から仮想PC名が入力された場合に、当該クライアント端末に、当該入力された仮想PC名に対応する仮想PCをデスクトップ環境で貸し出すことにより、仮想PCのデスクトップ環境をネットワーク経由で簡易に貸し出すサービスを実現する。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明にかかる仮想PCレンタルシステム、仮想PCレンタル装置、およびコンピュータが実行するためのプログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0035】
[仮想PCレンタルシステムの構成]
図1は、本実施の形態にかかる仮想PCレンタルシステムの構成例を示す図である。本実施の形態にかかる仮想PCレンタルシステムは、図1に示す如く、仮想PCレンタルサーバ(仮想PCレンタル装置)2から仮想PCを借りてデスクトップ環境でリモート操作する複数のクライアント端末1I1〜1INと、複数のクライアント端末1I1〜1INに仮想PCをレンタルするとともに、仮想PCの各種管理機能を備えた仮想PCレンタルサーバ2とから構成されている。
【0036】
複数のクライアント端末1I1〜1INと仮想PCレンタルサーバ2は、ネットワーク3を介して互いにデータ通信可能に接続されている。なお、ネットワーク3としては、本実施の形態ではインターネットを想定しているが、イントラネットやエキストラネット等でも良い。また、ネットワーク3のインターフェースは、特に限定されず、例えば、Ethernet(登録商標)、ISDN、ATM、COM、VAN、CATV通信網、仮想専用網、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網などを用いることができ、有線、無線、光通信のいずれであっても良い。
【0037】
図2は、図1の仮想PCレンタルシステムの概略のソフトウェア構成を示す図である。クライアント端末1Ik(ここで、「k」は、複数のクライアント端末1I1〜1INのうちの任意の1つを示している。以下、同様である。)には、図2に示す如く、ハードウェア11上にOS12が搭載されており、このOS12上には、仮想PCレンタルサーバ2の仮想PCをリモート操作する仮想PCリモートコントロールクライアント15と、Webブラウザ14と、およびメーラー13が搭載されている。ハードウェア11には、CPU、メモリ、ハードディスク、ネットワークI/F、表示モニタ、入力デバイス等のリソースが含まれる。
【0038】
また、仮想PCレンタルサーバ2には、図2に示す如く、ハードウェア21上にホストOS22が搭載されており、このホストOS22上には、仮想PC機能を実現する仮想PCソフトウェア23と、仮想PCの各種管理を行う貸出管理ソフトウェア24が搭載されている。ハードウェア21には、CPU、メモリ、ハードディスク、ネットワークI/F、表示モニタ、入力デバイス等のリソースが含まれる。
【0039】
ここで、仮想PCソフトウェア23としては、例えば、VMWare社のVMWare ESX Serverを使用することができる。仮想PCソフトウェア23は、仮想PCを実現する仮想PC機能23aを備えており、この仮想PC機能23a上には、ゲストOS1〜Nが実装されており、また、各ゲストOS1〜N上には各ゲストOS1〜N上で動作するソフトウェアAP1〜Mが実装されている。仮想PCソフトウェア23が実現する仮想PCは公知であるので、その詳細な説明は省略する。
【0040】
貸出管理ソフトウェア24は、クライアント端末1Ikからの仮想PCのレンタルの申込み・解約等の貸出を管理する貸出管理機能24aと、ユーザ情報を管理するユーザマスタ24bと、仮想PCの管理を行う仮想PC管理マスタ24cと、ソフトウェアライセンスの管理を行うソフトウェアライセンスマスタ24dと、仮想PCのメンテナンス項目を管理するメンテナンス項目マスタ24eと、メンテナンスサービス履歴を管理するメンテナンスサービス履歴マスタ24fとを備えている。
【0041】
図3は、図2の貸出管理ソフトウェア24のデータベース構成を示す図である。ユーザマスタ24bは、ユーザ毎に、ユーザID、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、アカウント名、パスワード、および今月の請求料金を格納する。
【0042】
仮想PC管理マスタ24cは、貸し出す仮想PC毎に、仮想PC_ID、仮想PC名、ユーザID、OS名、ソフトウェア1 ID〜ソフトウェアN ID、バックアップファイル名1〜バックアップファイル名N、仮想PC利用料、および解約日時等を格納する。仮想PC使用料は、定額制、従量制、および時間制のいずれを採用しても良いが、本実施の形態では、定額制として月単位で課金を行う。
【0043】
ソフトウェアライセンスマスタ24dは、搭載している各ソフトウェア毎に、ソフトウェアID、ソフトウェア名、メーカー、ソフトウェア区分、ライセンス購入日、ライセンス料、ソフトウェア利用料、および、利用中/未利用を示す利用状況IDを格納する。ソフトウェア使用料は、定額制、従量制、および時間制のいずれを採用しても良いが、本実施の形態では、定額制として月単位で課金を行う。ライセンス料は、著作権者との契約内容によるが、契約内容に応じて、一括制、定額制、従量制、および時間制を採用する。
【0044】
メンテナンス項目マスタ24eは、メンテナンスの内容毎に、メンテナンスID、メンテナンス名、作業者、およびメンテナンス費を格納する。
【0045】
メンテナンスサービス履歴マスタ24fは、仮想PCのメンテナンスが行われる毎に、メンテナンス履歴ID、ユーザID、仮想PC_ID、メンテナンスID、および作業日時を格納する。
【0046】
[仮想PCレンタルシステムの動作]
つぎに、上記仮想PCレンタルシステムの動作を図2および図3を参照して、、(1)アカウント、パスワードの取得、(2)ユーザ認証処理、(3)仮想PCの利用状況の確認、(4)仮想PCの貸出申込み、(5)ソフトウェアの追加登録、(6)メンテナンスの申込みおよびメンテナンス作業、(7)仮想PCの解約申込み、(8)ソフトウェアの解約申込み、(9)仮想PCの利用、(10)仮想PCの自動バックアップ、(11)仮想PCの使用料金の計算の順に詳細に説明する。
【0047】
(1)アカウント、パスワードの取得
図4は、クライアント端末1Ikが仮想PCレンタルサーバ2からアカウントとパスワードを取得する動作のシーケンス図を示している。図4を参照して、クライアント端末1Ikが仮想PCレンタルサーバ2からアカウントとパスワードを取得する動作を説明する。
【0048】
図4において、まず、クライアント端末1Ikでは、ユーザは、Webブラウザ14を使用して、仮想PCレンタルサーバ2の貸出管理機能24aが提供する新規会員登録画面でユーザ情報(氏名、住所、電話番号、メールアドレス)を入力して、仮想PCレンタルサーバ2の貸出管理機能24aに送信する(S1)。
【0049】
図5は、新規会員登録画面の表示例を示している。図5に示す如く、新規会員の登録画面100には、氏名の入力欄101、住所の入力欄102、電話番号の入力欄103、メールアドレスの入力欄104、クリアボタン105、および送信ボタン106が設けられている。入力欄101〜104にデータを入力して、送信ボタン106を押すと、入力されたデータが仮想PCレンタルサーバ2の貸出管理機能24aに送信される。
【0050】
貸出管理機能24aは、ユーザ情報(氏名、住所、電話番号、メールアドレス)を受信してユーザマスタ24bに送信する(S2)。
【0051】
ユーザマスタ24bは、ユーザ情報(氏名、住所、電話番号、メールアドレス)を受信すると、ユーザID、アカウント、およびパスワードを生成し、ユーザID、ユーザ情報(氏名、住所、電話番号、メールアドレス)、アカウント、およびパスワードを格納する(S3)。この後、ユーザマスタ24bは、メールアドレス、アカウント、およびパスワードを貸出管理機能24aに送信する(S4)。貸出管理機能24aは、メールアドレス、アカウント、およびパスワードを受信すると、アカウントおよびパスワードの画面データをWebブラウザ14に送信して表示させ(S5)、また、受信したメールアドレスの宛先(クライアント端末1Ik)に、アカウントおよびパスワードをメールで送信する(S6)。このようにして、新規のユーザ登録が行われる。
【0052】
(2)ユーザ認証処理
図6は、仮想PCレンタルサーバ2のユーザ認証処理のシーケンス図である。図6を参照して、仮想PCレンタルサーバ2のユーザ認証処理を説明する。
【0053】
図6において、まず、クライアント端末1Ikでは、ユーザは、Webブラウザ14を使用して、仮想PCレンタルサーバ2の貸出管理機能24aが提供する仮想PCレンタルサービスのユーザ認証画面で、アカウント、パスワードを入力して、仮想PCレンタルサーバ2の貸出管理機能24aに送信する(S11)。
【0054】
図7は、ユーザ認証画面200の表示例を示している。ユーザ認証画面200には、図7に示す如く、アカウントの入力欄201と、パスワードの入力欄202と、クリアボタン203と、送信ボタン204が設けられている。アカウントの入力欄201とパスワードの入力欄202で、それぞれ、アカウントとパスワードを入力して、送信ボタン204を押すと、アカウントとパスワードが仮想PCレンタルサーバ2の貸出管理機能24aに送信される。
【0055】
貸出管理機能24aは、受信したアカウントおよびパスワードをユーザマスタ24bに送信する(S12)。ユーザマスタ24bは、受信したアカウント名でパスワードを検索して、検索したパスワードと受信したパスワードとの照合を行う(S13)。ユーザマスタ24bは、照合に失敗した場合には、照合失敗を貸出管理機能24aに送信する。貸出管理機能24aは、照合失敗を受信した場合には、エラーメッセージの画面(不図示)をWebブラウザ14に送信する(S14)。他方、ユーザマスタ24bは、照合に成功した場合には、ユーザID、ユーザ名、およびメールアドレスを貸出管理機能24aに送信し(S15)、貸出管理機能24aは、メニュー画面(図8参照)をWebブラウザ14に送信する(S16)。
【0056】
図8は、メニュー画面の一例を示している。同図に示すように、メニュー画面300には、PCレンタルサービスの利用状況を確認するための「ご利用状況」ボタン301、仮想PCを追加するための「PC追加」ボタン302、仮想PCのレンタルを解約するための「PC解約」ボタン303、ソフトウェアの追加をするための「ソフトウェア追加」ボタン304、ソフトウェアの解約を行うための「ソフトウェア解約」ボタン305、仮想PCのメンテナンスを申し込むための「メンテナンス」ボタン306が表示されている。メニュー画面300でボタンが選択されると、その内容の情報が表示される。
【0057】
(3)仮想PCの利用状況の確認
図9は、クライアント端末1Ikが仮想PCの利用状況を確認(現在利用している仮想PC、ソフトウェア一覧表示)する場合のシーケンス図である。図9を参照して、クライアント端末1Ikにおける仮想PCの利用状況の確認動作を動作を説明する。
【0058】
図9において、まず、上記図6の認証処理が行われ、Webブラウザ14において、上記図8に示すメニュー画面上で「ご利用状況」ボタン301を選択して、「利用状況」を仮想PCレンタルサーバ2の貸出管理機能24aに送信する(S21)。貸出管理機能24aは、「利用状況」を受信すると、ユーザIDを仮想PC管理マスタ24cに送信する(S22)。
【0059】
仮想PC管理マスタ24cは、受信したユーザIDで、仮想PC名、仮想PC_ID、ソフトウェア1〜N IDを検索し(S23)、検索したソフトウェア1〜N IDをソフトウェアライセンスマスタ24dに送信する(S24)。ソフトウェアライセンスマスタ24dは、ソフトウェア1〜N IDを受信すると、各ソフトウェアIDでソフトウェア名、メーカー名、および利用状況を検索し(S25)、検索したソフトウェア名、メーカ名、および利用状況を仮想PC管理マスタ24cに送信する(S26)。
【0060】
また、仮想PC管理マスタ24cは、仮想PC_IDをメンテナンスサービス履歴マスタ24fに送信する(S27)。メンテナンスサービス履歴マスタ24fは、仮想PC_IDでメンテナンスIDを検索し(S28)、検索したメンテナンスIDをメンテナンス項目マスタ24eに送信する(S29)。
【0061】
メンテナンス項目マスタ24eは、受信したメンテナンスIDでメンテナンス名を検索し、検索したメンテナンスIDをメンテナンスサービス履歴マスタ24fに送信する(S30)。メンテナンスサービス履歴マスタ24fは、メンテナンス名を受信すると、受信したメンテナンス名で作業日時を検索して、メンテナンス履歴(作業日時、メンテナンス名)を仮想PC管理マスタ24cに送信する(S31)。
【0062】
仮想PC管理マスタ24cは、仮想PC名、ソフトウェア名、メンテナンス名の各リストを貸出管理機能24aに送信する(S32)。貸出管理機能24aは、クライアント端末1IkのWebブラウザ14に、仮想PC名、ソフトウェア名、メンテナンス名の各リストが記載された画面(利用状況の画面)を送信する(S33)。Webブラウザ14は、この利用状況の画面(図10参照)を表示する。
【0063】
図10は、利用状況の画面400の表示例を示しており、利用状況の画面400には、利用している仮想PC名、利用しているソフトウェア名、および今月のメンテナンス履歴が表示される。
【0064】
(4)仮想PCの貸出申込み
図11は、クライアント端末1Ikから仮想PCレンタルサーバ2に、仮想PCの貸出申込みを行う場合のシーケンス図である。図11を参照して、仮想PCの貸出申込みの動作を説明する。
【0065】
図11において、まず、上記図6の認証処理が行われた後、Webブラウザ14において、上記図8に示すメニュー画面上で「PC追加」ボタン302を選択して、仮想PCレンタルサーバの貸出管理機能24aに「PC追加」を送信する。貸出管理機能24aは、「PC追加」を受信すると、仮想PCの貸出申込み画面をWebブラウザ14に送信する。
【0066】
そして、Webブラウザ14は、仮想PCの貸出申込み画面(不図示)で借りたい仮想PCの情報(CPU、メモリ、ハードディスク、OS名)を入力して、仮想PCレンタルサーバ2の貸出管理機能24aに送信する(S41)。貸出管理機能24aは、受信したユーザID、アカウント、パスワード、および借りたい仮想PCの情報を仮想PC管理マスタ24cに送信する(S42)。
【0067】
仮想PC管理マスタ24cは、ユーザID、アカウント、パスワード、および借りたい仮想PCの情報が入力されると、仮想PC_ID、仮想PC名を生成して、仮想PC_ID、仮想PC名、ユーザ名、およびOS名を登録するとともに(S43)、OS名をソフトウェアライセンスマスタ24dに送信する(S44)。
【0068】
ソフトウェアラインセンスマスタ24dは、入力されるOS名に該当し、ソフトウェア区分”OS”のソフトウェアで利用状況(使用状況)が利用中(使用中)でないものを1つ選択し、利用状況を”利用中”とし(S45)、ソフトウェアIDを仮想PC管理マスタ24cに送信する(S46)。
【0069】
仮想PC管理マスタ24cは、ソフトウェアIDをソフトウェア1IDに格納し(S47)、アカウント名、パスワード、および仮想PC名を仮想PC機能23aに送信する(S48)。仮想PC機能23aは、アカウント、パスワード、および仮想PC名を登録する(S49)。また、仮想PC管理マスタ24cは、仮想PC名で仮想PCイメージファイルを生成する(S50)。具体的には、予め各OS毎に作成しておいた仮想PCのファイルイメージを、先ほど生成した仮想PC名をファイル名として仮想PC機能23aにコピーする。
【0070】
そして、仮想PC管理マスタ24cは、仮想PC名を貸出管理機能24aに送信する(S51)。貸出管理機能24aは、この仮想PC名を記述した画面データおよびメールをクライアント端末1Ikに送信する(S52、S53)。
【0071】
(5)ソフトウェアの追加登録
図12は、クライアント端末1Ikから仮想PCレンタルサーバ2にソフトウェア(OS以外)の追加登録を行う場合のシーケンス図を示している。図12を参照して、クライアント端末1Ikから仮想PCレンタルサーバ2へのソフトウェアの追加登録を説明する。
【0072】
図12において、クライアント端末1Ikでは、まず、上記図6の認証処理が行われた後、Webブラウザ14において、上記図8に示すメニュー画面300で「ソフトウェア追加」ボタン304を選択して、仮想PCレンタルサーバ2の貸出管理機能24aに「ソフトウェア追加」を送信する。貸出管理機能24aは、「ソフトウェア追加」を受信すると、ソフトウェアの申込みの画面(不図示)をWebブラウザ14に送信する。
【0073】
そして、Webブラウザ14は、ソフトウェアの貸出申込み画面で使用したいソフトウェアおよびインストールする仮想PCを選択して、ソフトウェアの追加の申込を仮想PCレンタルサーバ2の貸出管理機能24aに送信する(S61)。
【0074】
貸出管理機能24aは、対応する仮想PC_ID、ソフトウェア名を仮想PC管理マスタ24cに送信する(S62)。仮想PC管理マスタ24cは、入力されるソフトウェア名をソフトウェアライセンスマスタ24dに送信する(S63)。ソフトウェアライセンスマスタ24dは、ソフトウェア名に該当し、利用状況が”未利用(未使用)”のものを1つ選択し、利用状況を”利用中”として(S64)、ソフトウェアIDを仮想PC管理マスタ24cに送信する(S65)。
【0075】
仮想PC管理マスタ24cは、入力されるソフトウェアIDを登録し(S66)、ソフトウェアのディスクイメージを仮想PCのドライブへマウントするように仮想PC機能23aに指示する(S67)。仮想PC機能23aは、マウント終了後、マウント完了フラグを仮想PC管理マスタ24cに送信する(S68)。仮想PC管理マスタ24cは、マウント完了フラグが入力されると、”登録完了! X時間以内にインストール作業を実施して下さい”という画面データおよびメールをクライアント端末1Ikに送信する(S69、S70)。この後、仮想PCリモートコントロールクライアント15を起動して、ユーザがそのインストールを行う(S71)。
【0076】
(6)メンテナンスの申込みおよびメンテナンス作業
図13は、クライアント端末1Ikのメンテナンス申込みおよび仮想PCレンタルサーバのメンテナンス作業のシーケンス図を示している。図13を参照して、クライアント端末1Ikのメンテナンス申込みおよび仮想PCレンタルサーバ2のメンテナンス作業の動作を説明する。
【0077】
図13において、クライアント端末1Ikは、まず、上記図6の認証処理が行われた後、Webブラウザ14では、上記図8に示すメニュー画面300で「メンテナンス」ボタン306を選択して、仮想PCレンタルサーバ2の貸出管理機能24aに「メンテナンス」を送信する。貸出管理機能24aは、「メンテナンス」を受信すると、メンテナンスの申込みの画面(不図示)をWebブラウザ14に送信する。
【0078】
そして、Webブラウザ14は、メンテナンスの申込み画面で、メンテナンスする仮想PC、いつの時点に戻すか(バックアップファイル名)を選択して、申し込みを仮想PCレンタルサーバ2の貸出管理機能24aに送信する(S81)。貸出管理機能24aは、受信したPC_IDおよびバックアップファイル名を、仮想PC管理マスタ24cに送信する(S82)。そして、貸出管理機能24aは、”申込みを受け付けました”の画面をWebブラウザ14に送信する(S83)。
【0079】
仮想PC管理マスタ24cは、PC_IDおよびバックアップファイル名を受信すると、仮想PC機能23aのバックアップファイル名のファイルを現在の仮想PC名ファイルイメージに上書した後(S84)、完了フラグを貸出管理機能24aに送信する(S85)。貸出管理機能24aは、完了フラグが入力されると、仮想PC_ID、ユーザID、およびメンテナンスIDをメンテナンスサービス履歴マスタ24fに送信する(S86)。メンテナンスサービス履歴マスタ24fは、メンテナンス履歴IDを作成し、作成したメンテナンス履歴ID、仮想PC_ID、ユーザID、メンテナンスID、および作業日時の登録を行った後(S87)、完了フラグを貸出管理機能24aに送信する(S88)。貸出管理機能24aは、完了フラグを受信すると、”メンテナンス完了”をクライアント端末1Ikにメールで送信する(S89)。
【0080】
(7)仮想PCの解約申込み
図14は、クライアント端末1Ikの仮想PCの解約申込みのシーケンス図を示している。図14を参照して、クライアント端末の仮想PCの解約申込みを説明する。
【0081】
図14において、まず、上記図6の認証処理が行われた後、Webブラウザ14では、上記図8に示すメニュー画面300で「PC解約」ボタン303を選択して、仮想PCレンタルサーバ2の貸出管理機能24aに「PC解約」を送信する。貸出管理機能24aは、「PC解約」を受信すると、PC解約の申込み画面(不図示)をWebブラウザ14に送信する。
【0082】
そして、Webブラウザ14は、PC解約の画面で、解約する仮想PCを選択して解約の申込みを貸出管理機能24aに送信する(S91)。貸出管理機能24aは、解約申込みを受信すると、解約する仮想PCの仮想PC_IDを仮想PC管理マスタ24cに送信する(S92)。仮想PC管理マスタ24cは、入力された仮想PC_IDの仮想PC名ファイルを仮想PC機能23aから削除し(S93)、その解約日付を登録する(S94)。そして、仮想PC管理マスタ24cは、完了フラグを貸出管理機能24aに送信する(S95)。貸出管理機能24aは、完了フラグが入力されると、クライアント端末1IkのWebブラウザ14に”申込みを受け付けました”の画面を送信するとともに、メーラー13に”解約完了”メールを送信する(S96、S97)。
【0083】
(8)ソフトウェアの解約申込み
図15は、クライアント端末1Ikから仮想PCレンタルサーバ2へのソフトウェアの解約申込みのシーケンス図である。図15を参照して、クライアント端末1Ikから仮想PCレンタルサーバ2へのソフトウェアの解約申込みの動作を説明する。
【0084】
図15において、まず、上記図6の認証処理が行われた後、Webブラウザ14では、上記図8に示すメニュー画面300で「ソフトウェア解約」ボタン305を選択して、仮想PCレンタルサーバ2の貸出管理機能24aに「ソフトウェア解約」を送信する。貸出管理機能24aは、「ソフトウェア解約」を受信すると、ソフトウェア解約の申込み画面(不図示)をWebブラウザ14に送信する。
【0085】
そして、Webブラウザ14は、ソフトウェアの解約の画面で、仮想PC名、解約するソフトウェアを選択して解約申込みを仮想PCレンタルサーバ2の貸出管理機能24aに送信する(S101)。貸出管理機能24aは、解約申込みを受信すると、その仮想PC_IDおよびソフトウェアIDを仮想PC管理マスタ24cに送信する(S102)。仮想PC管理マスタ24cは、仮想PC_IDおよびソフトウェアIDを受信すると、ソフトウェアIDをソフトウェアライセンスマスタ24dに送信する(S103)。
【0086】
ソフトウェアライセンスマスタ24dは、ソフトウェアIDを受信すると、そのソフトウェアIDの”利用状況”を”解約処理中”に設定し(S104)、完了フラグを仮想PC管理マスタ24cに送信する(S105)。仮想PC管理マスタ24cは、完了フラグを受信すると、完了フラグを貸出管理機能24aに送信する(S106)。そして、貸出管理機能24aは、完了フラグを受信すると、”申込みを受け付けました”の画面データをWebブラウザ14に送信する(S107)。この後、貸出管理機能24aは、解約が完了すると、クライアント端末1Ikのメーラー13に”解約完了”メールを送信する(S108)。
【0087】
(9)仮想PCの利用
図16は、クライアント端末1Ikが仮想PCを利用(仮想PCをリモートコントロール)する場合のシーケンス図を示している。図16を参照して、クライアント端末1Ikが仮想PCを利用する場合の動作を説明する。
【0088】
図16において、まず、クライアント端末1Ikでは、仮想PCリモートコントロールクライアント15は、アカウント、パスワード、および仮想PC名を入力して、仮想PCレンタルサーバの仮想PC機能23aに送信する(T1)。仮想PC機能23aは、受信した仮想PC名の仮想PCデスクトップ環境を仮想PCリモートコントロールクライアント15に送信して表示する(T2)。
【0089】
仮想PCリモートコントロールクライアント15は、仮想PCデスクトップ環境で仮想PCの”電源ON”を仮想PC機能23aに送信する(T3)。仮想PC機能23aは、”電源ON”を受信すると、仮想PCを起動して(T4)、仮想PCを起動させた仮想PCデスクトップ環境を仮想PCリモートコントロールクライアント15に送信して表示する(T5)。
【0090】
仮想PCリモートコントロールクライアント15は、仮想PCデスクトップ環境でキー入力やマウス入力を行い、仮想PC機能23aに送信する(T6)。仮想PC機能15は、受信したキー入力やマウス入力に応じた処理を仮想PCで行い、実行後の仮想PCデスクトップ環境を仮想PCリモートコントロールクライアント15に送信して表示する(T7)。
【0091】
そして、仮想PCリモートコントロールクライアント15が、仮想PCデスクトップ環境で仮想PCの”電源OFF”を入力して仮想PC機能23aに送信する(T8)。仮想PC機能23aは、”電源OFF”を受信すると、仮想PCを停止して(T9)、仮想PCを停止した場合の仮想PCデスクトップ環境を仮想PCリモートコントロールクライアント15に送信して表示する(T10)。そして、仮想PCリモートコントロールクライアント15は終了する(T11)。
【0092】
(10)仮想PCの自動バックアップ
図17は、仮想PCレンタルサーバ2が仮想PCの自動バックアップを行う場合のシーケンス図である。図17を参照して、仮想PCレンタルサーバ2が仮想PCの自動バックアップを行う場合の動作を説明する。
【0093】
仮想PCレンタルサーバ2では、仮想PC管理マスタ24cは、定時的に自動起動し(U1)、仮想PC名のファイルのコピーを仮想PC機能23aのバックアップ用のフォルダ内に作成する(U2)。このとき、仮想PCのバックアップファイル名は、例えば、日付(yymmdd)+ソフトウェア1 ID+・・・・+ソフトウェアN IDとすることができる。そして、仮想PC管理マスタ24cは、最も古いバックアップファイルに上書きして保存する(U3)。
【0094】
(11)仮想PCの請求金額の計算処理
図18は、仮想レンタルサーバ2の請求金額の計算処理のシーケンス図を示している。図18を参照して、仮想レンタルサーバ2の請求金額の計算処理を説明する。
【0095】
図18において、仮想PCレンタルサーバ2では、貸出管理機能24aが月末に自動起動し(U11)、請求金額の計算指示をユーザマスタ24bに送信する(U12)。ユーザマスタ24bは、請求金額の計算指示が入力されると、仮想PC管理マスタ24cにユーザIDを送信する(U13)。仮想PC管理マスタ24cは、ユーザIDが入力されると、請求金額計算用変数X=0、ループ用変数I=0を設定し(U14)、ユーザIDをキーとして仮想PCを検索する(U15)。仮想PC管理マスタ24cは、該当するPCがない場合には、U31に移行する。仮想PC管理マスタ24cは、該当する仮想PCがある場合には、X=X+仮想PC利用料とし(ステップU16)、ループ用変数I=I+1とする(ステップU17)。そして、仮想PC管理マスタ24cは、I≦Nであるか否かを判定し(ステップU18)、I≦Nである場合には、ソフトウェアN IDをソフトウェアライセンスマスタ24dに送信する(U19)。ソフトウェアライセンスマスタ24dは、ソフトウェアN IDが入力されると、ソフトウェアN IDのソフトウェア利用料を検索して、検索したソフトウェア利用料を仮想PC管理マスタ24cに送信する(U20)。仮想PC管理マスタ24cは、X=X+ソフトウェア利用料として(U21)、U18に戻り、I>Nとなるまでループ(U18〜U21)を繰り返し実行する。これにより、仮想PCに登録されているソフトウェアの利用料金を総計することができる。
【0096】
そして、I>Nの場合(U18の「No」)は、仮想PC管理マスタ24cは、仮想PC_IDをメンテナンスサービス履歴サービスマスタ24fに送信する(U22)。メンテナンスサービス履歴マスタ24fは、仮想PC_IDが入力されると、請求金額計算用変数Y=0とし(U23)、仮想PC_IDのメンテナンスIDを検索する(U24)。仮想PC管理マスタ24cは該当するメンテナンスIDがない場合には、請求金額Yを仮想PC管理マスタ24cに送信する。他方、仮想PC管理マスタ24cは、該当するメンテナンスIDがある場合には、検索したメンテナンスIDをメンテナンス項目マスタ24eに送信する(U26)。
【0097】
メンテナンス項目マスタ24eは、メンテナンスIDが入力されると、メンテナンスIDのメンテナンス費を検索して、メンテナンスサービス履歴マスタ24fに送信する(U27)。メンテナンスサービス履歴マスタ24fは、請求金額計算用変数Y=Y+メンテナンス費とした後(U28)、U24に戻り、該当するメンテナンスIDがなくなるまでループ(U24〜U28)を繰り返し実行する。これにより、仮想PC_IDのメンテナンス費を総計することができる。
そして、メンテナンスサービス履歴マスタ24fは、仮想PC_IDのメンテナンス費を総計であるYを請求金額Yとして仮想PC管理マスタ24cに送信する(U29)。
【0098】
仮想PC管理マスタ24cは、請求料金X=X+Yとし(U30)、請求料金Xをユーザマスタ24bに送信する(U31)。ユーザマスタ24bは、請求料金を”今月の請求料金”に格納し(U32)、ユーザ名、メールアドレス、および請求料金を貸出管理機能24aに送信する(U33)。貸出管理機能24aは、ユーザ名、メールアドレス、および請求料金が入力されると、メールアドレスで指定される宛先に、ユーザ名および今月の請求料金を記載した料金請求をメールで送信する(U34)。
【0099】
このようにして、ユーザ毎に、仮想PC利用料、ソフトウェア利用料、およびメンテナンス費の月額の料金を算出して送信することが可能となる。なお、ソフトウェアのライセンス料は、著作権者との契約内容に応じて課金する。例えば、一括制の場合には、ソフトウェアの使用申込みがあった月の月末の請求料金にライセンス料を加算する。
【0100】
以上説明したように、本実施の形態の仮想PCレンタルシステムによれば、クライアント端末1Ikでは、Webブラウザ14で仮想PCの貸出の申込みを仮想PCレンタルサーバ2に送信し、仮想PCレンタルサーバ2の仮想PC管理マスタ24cは、仮想PCの貸出の申込みが入力された場合に、当該仮想PCの仮想PC_IDおよび仮想PC名を生成し、ユーザID、仮想PC_ID、および仮想PC名を対応づけて登録し、貸出管理機能24aは、この仮想PC名をクライアント端末1Ikに送信し、仮想PC機能23aは、クライアント端末1Ikの仮想PCリモートコントロールクライアント15から仮想PC名、パスワード、アカウントを受信した場合に、仮想PC名に対応する仮想PCをデスクトップ環境で貸し、仮想PCリモートコントロールクライアント15は、仮想PCをデスクトップ環境でリモート操作することとしたので、仮想PCのデスクトップ環境をネットワーク経由で簡易に貸し出すことが可能となる。
【0101】
付言すると、本実施の形態の仮想PCレンタルシステムによれば、ユーザ側にとっては、PCを直ぐに利用したいユーザは、例えば、遠隔地であってもお金さえ払えば、仮想PCレンタルサーバ2上の仮想PC(ゲストOS)を借りることが可能となる。また、PCの初期化(OSの再インストール)は、ファイルのコピーで処理できるため迅速なメンテナンスを期待することができる。また、PCのメンテナンス、ソフトウェアのバージョンアップ、および教育・サポートサービスをネットワーク上で受けることができる。さらに、PC上で一時的に必要なソフトウェアライセンスは仮想PCレンタルサーバ2から提供されるため、その管理の手間を省くことができる。
【0102】
他方、サービス提供者側(仮想PCレンタルサーバ2の運営者)は、仮想PCを一元管理できるのでユーザへの課金業務を自動化することが可能となる。また、仮想PCレンタルサーバ2上の仮想PCの貸出・返却申込みが可能であるため、リアルな店舗を持たなくても済むというメリットがある。
【0103】
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で適宜変形可能である。
【0104】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1にかかる仮想PCレンタル装置によれば、複数のクライアント端末とネットワークを介して接続され、仮想PC機能を備えた仮想PCレンタル装置において、クライアント端末から仮想PCの貸出の申込みが入力された場合に、当該仮想PCの仮想PC_IDおよび仮想PC名を生成し、ユーザID、前記仮想PC_ID、および前記仮想PC名を対応づけて登録する仮想PC管理手段と、前記仮想PC名を前記クライアント端末に送信する貸出管理手段と、前記クライアント端末から仮想PC名が入力された場合に、当該クライアント端末に、当該入力された仮想PC名に対応する仮想PCをデスクトップ環境で貸し出す仮想PC貸出手段と、を備えたこととしたので、仮想PCのデスクトップ環境をネットワーク経由で簡易に貸し出すことが可能な仮想PCレンタル装置を提供することが可能となるという効果を奏する。
【0105】
また、請求項2にかかる仮想PCレンタル装置によれば、請求項1にかかる発明において、搭載されているソフトウェア毎に、ソフトウェア名とソフトウェアIDを対応づけて格納するソフトウェア管理手段を備え、前記仮想PC管理手段は、前記クライアント端末から使用するソフトウェア名および当該ソフトウェアをインストールする仮想PCを指定した貸出の申込みがあった場合に、前記ソフトウェア管理手段から前記貸出の申込みのあったソフトウェア名に対応するソフトウェアIDを入手し、前記インストールする仮想PCの仮想PC_IDに対応させてそのソフトウェアIDを登録し、前記仮想PC貸出手段は、前記仮想PCにソフトウェアがインストールされている場合には、当該仮想PCと共にインストールされているソフトウェアも併せて貸し出すこととしたので、請求項1の発明の効果に加えて、ソフトウェアも併せて貸し出すことが可能となる。
【0106】
また、請求項3にかかる仮想PCレンタル装置によれば、請求項1の発明において、前記仮想PC管理手段は、登録されているユーザID毎に、仮想PCの使用料金を算出して、該当するクライアント端末のユーザに請求することとしたので、請求項1の発明の効果に加えて、仮想PCの使用料を課金することが可能となる。
【0107】
また、請求項4にかかる仮想PCレンタル装置によれば、請求項2にかかる発明において、ソフトウェア管理手段は、さらに、前記ソフトウェア名および前記ソフトウェアIDに対応させて、そのライセンス料を含むソフトウェアの使用料金を格納し、前記仮想PC管理手段は、登録されているユーザID毎に、前記仮想PCの使用料金を算出し、さらに、登録されているソフトウェアIDのソフトウェアの使用料金を前記ソフトウェア管理手段から入手して、該当するクライアント端末のユーザに請求することとしたので、請求項2の発明の効果に加えて、ソフトウェアの使用料を課金することが可能となる。
【0108】
また、請求項5にかかる仮想PCレンタル装置によれば、請求項3または請求項4にかかる発明において、前記仮想PC管理手段は、月単位で使用料金の請求を行うこととしたので、請求項3または請求項4にかかる発明の効果に加えて、月単位で使用料を課金することが可能となる。
【0109】
また、請求項6にかかる仮想PCレンタル装置によれば、請求項1〜請求項5のいずれか1つにかかる発明において、さらに、前記仮想PCのメンテナンスを行った場合に、そのメンテナンス履歴を格納するメンテナンス管理手段を備えたこととしたので、請求項1〜請求項5のいずれか1つの発明の効果に加えて、仮想PCのメンテナンス履歴を管理することが可能となる。
【0110】
また、請求項7にかかるコンピュータが実行するためのプログラムによれば、コンピュータが実行するためのプログラムにおいて、複数のクライアント端末とネットワークを介して接続され、仮想PC機能を備えた仮想PCレンタル装置に搭載されるコンピュータに、クライアント端末から仮想PCの貸出の申込みが入力された場合に、当該仮想PCの仮想PC_IDおよび仮想PC名を生成し、ユーザID、前記仮想PC_ID、および前記仮想PC名を対応づけて登録する仮想PC管理機能と、前記仮想PC名を前記クライアント端末に送信する貸出管理機能と、前記クライアント端末から仮想PC名が入力された場合に、当該クライアント端末に、当該入力された仮想PC名に対応する仮想PCをデスクトップ環境で貸し出す仮想PC貸出機能と、を実現させることとしたので、仮想PCのデスクトップ環境をネットワーク経由で簡易に貸し出すことが可能なコンピュータが実行するためのプログラムを提供することが可能となるという効果を奏する。
【0111】
また、請求項8にかかるコンピュータが実行するためのプログラムによれば、請求項7にかかる発明において、さらに、搭載されているソフトウェア毎に、ソフトウェア名とソフトウェアIDを対応づけて格納するソフトウェア管理機能を前記コンピュータに実現させ、前記仮想PC管理機能は、前記クライアント端末から使用するソフトウェア名および当該ソフトウェアをインストールする仮想PCを指定した貸出の申込みがあった場合に、前記ソフトウェア管理機能から前記貸出の申込みのあったソフトウェア名に対応するソフトウェアIDを入手し、前記インストールする仮想PCの仮想PC_IDに対応させてそのソフトウェアIDを登録し、前記仮想PC貸出機能は、前記仮想PCにソフトウェアがインストールされている場合には、当該仮想PCと共にインストールされているソフトウェアも併せて貸し出すこととしたので、請求項7の発明の効果に加えて、ソフトウェアも併せて貸し出すことが可能となる。
【0112】
また、請求項9にかかるコンピュータが実行するためのプログラムによれば、請求項7にかかる発明において、前記仮想PC管理機能は、登録されているユーザID毎に、仮想PCの使用料金を算出して、該当するクライアント端末のユーザに請求することとしたので、請求項7の発明の効果に加えて、仮想PCの使用料を課金することが可能となる。
【0113】
また、請求項10にかかるコンピュータが実行するためのプログラムによれば、請求項8にかかる発明において、前記ソフトウェア管理機能は、さらに、前記ソフトウェア名および前記ソフトウェアIDに対応させて、そのライセンス料を含むソフトウェアの使用料金を格納し、前記仮想PC管理機能は、登録されているユーザID毎に、前記仮想PCの使用料金を算出し、さらに、登録されているソフトウェアIDのソフトウェアの使用料金を前記ソフトウェア管理機能から入手して、該当するクライアント端末のユーザに請求することとしたので、請求項8の発明の効果に加えて、ソフトウェアの使用料を課金することが可能となる。
【0114】
また、請求項11にかかるコンピュータが実行するためのプログラムによれば、請求項9または請求項10にかかる発明において、前記仮想PC管理機能は、月単位で使用料金の請求を行うこととしたので、請求項9または請求項10にかかる発明の効果に加えて、月単位で使用料を課金することが可能となる。
【0115】
また、請求項12にかかるコンピュータが実行するためのプログラムによれば、請求項7〜請求項11のいずれか1つにかかる発明において、さらに、前記仮想PCのメンテナンスを行った場合に、そのメンテナンス履歴を格納するメンテナンス管理機能をコンピュータに実現させることとしたので、請求項7〜請求項11のいずれか1つの発明の効果に加えて、仮想PCのメンテナンス履歴を管理することが可能となる。
【0116】
また、請求項13にかかるコンピュータが実行するためのプログラムによれば、複数のクライアント端末と、仮想PC機能を備えた仮想PCレンタル装置とがネットワークを介して接続されて構成される仮想PCレンタルシステムにおいて、前記クライアント端末は、仮想PCの貸出の申込みを前記仮想PCレンタル装置に送信する仮想PC貸出申込手段と、前記仮想PCレンタル装置から送出される仮想PC名を受信する仮想PC名受信手段と、前記仮想PC名を前記仮想レンタル装置に送信する仮想PC名送信手段と、前記仮想PCレンタル装置から貸し出された仮想PCをデスクトップ環境でリモート操作するリモート操作手段と、を備え、前記仮想PCレンタル装置は、前記クライアント端末から仮想PCの貸出の申込みが入力された場合に、当該仮想PCの仮想PC_IDおよび仮想PC名を生成し、ユーザID、前記仮想PC_ID、および前記仮想PC名を対応づけて登録する仮想PC管理手段と、前記仮想PC名を前記クライアント端末に送信する貸出管理手段と、前記クライアント端末から仮想PC名が入力された場合に、当該クライアント端末に、当該入力された仮想PC名に対応する仮想PCをデスクトップ環境で貸し出す仮想PC貸出手段と、を備えたこととしたので、仮想PCのデスクトップ環境をネットワーク経由で簡易に貸し出すことが可能な仮想PCレンタルシステムを提供することが可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる仮想PCレンタルシステムの構成例を示す図である。
【図2】図1の仮想PCレンタルシステムの概略のソフトウェア構成を示す図である。
【図3】図2の貸出管理ソフトウェアのデータベース構成を示す図である。
【図4】クライアント端末が仮想PCレンタルサーバからアカウントとパスワードを取得する動作のシーケンス図を示している。
【図5】新規会員登録画面の表示例を示す図である。
【図6】仮想PCレンタルサーバのユーザ認証処理のシーケンス図である。
【図7】ユーザ認証画面の表示例を示す図である。
【図8】メニュー画面の一例を示す図である。
【図9】クライアント端末が仮想PCの利用状況を確認(現在利用している仮想PC、ソフトウェア一覧表示)する場合のシーケンス図である。
【図10】利用状況の画面の表示例を示す図である。
【図11】クライアント端末から仮想PCレンタルサーバに、仮想PCの貸出申込みを行う場合のシーケンス図である。
【図12】クライアント端末から仮想PCレンタルサーバにソフトウェア(OS以外)の追加登録を行う場合のシーケンス図である。
【図13】クライアント端末のメンテナンス申込みおよび仮想PCレンタルサーバのメンテナンス作業のシーケンス図である。
【図14】クライアント端末の仮想PCの解約申込みのシーケンス図である。
【図15】クライアント端末から仮想PCレンタルサーバへのソフトウェアの解約申込みのシーケンス図である。
【図16】クライアント端末が仮想PCを利用(仮想PCをリモートコントロール)する場合のシーケンス図である。
【図17】仮想PCレンタルサーバが仮想PCの自動バックアップを行う場合のシーケンス図である。
【図18】仮想レンタルサーバの請求金額の計算処理のシーケンス図である。
【符号の説明】
1I1〜1IN、1Ik クライアント端末
2 仮想PCレンタルサーバ
3 ネットワーク
11 ハードウェア
12 OS
13 メーラー
14 Webブラウザ
15 仮想PCリモートコントロールクライアント
21 ハードウェア
22 ホストOS
23 仮想PCソフトウェア
23a 仮想PC管理機能
24 貸出管理ソフトウェア
24a 貸出管理機能
24b ユーザマスタ
24c 仮想PC管理マスタ
24d ソフトウェアライセンスマスタ
24e メンテナンス項目マスタ
24f メンテナンスサービス履歴マスタ

Claims (13)

  1. 複数のクライアント端末とネットワークを介して接続され、仮想PC機能を備えた仮想PCレンタル装置において、
    クライアント端末から仮想PCの貸出の申込みが入力された場合に、当該仮想PCの仮想PC_IDおよび仮想PC名を生成し、ユーザID、前記仮想PC_ID、および前記仮想PC名を対応づけて登録する仮想PC管理手段と、
    前記仮想PC名を前記クライアント端末に送信する貸出管理手段と、
    前記クライアント端末から仮想PC名が入力された場合に、当該クライアント端末に、当該入力された仮想PC名に対応する仮想PCのデスクトップ環境を貸し出す仮想PC貸出手段と、
    を備えたことを特徴とする仮想PCレンタル装置。
  2. さらに、搭載されているソフトウェア毎に、ソフトウェア名とソフトウェアIDを対応づけて格納するソフトウェア管理手段を備え、
    前記仮想PC管理手段は、前記クライアント端末から使用するソフトウェア名および当該ソフトウェアをインストールする仮想PCを指定した貸出の申込みがあった場合に、前記ソフトウェア管理手段から前記貸出の申込みのあったソフトウェア名に対応するソフトウェアIDを入手し、前記インストールする仮想PCの仮想PC_IDに対応させてそのソフトウェアIDを登録し、
    前記仮想PC貸出手段は、前記仮想PCにソフトウェアがインストールされている場合には、当該仮想PCと共にインストールされているソフトウェアも併せて貸し出すことを特徴とする請求項1に記載の仮想PCレンタル装置。
  3. 前記仮想PC管理手段は、登録されているユーザID毎に、仮想PCの使用料金を算出して、該当するクライアント端末のユーザに請求するすることを特徴とする請求項1に記載の仮想PCレンタル装置。
  4. ソフトウェア管理手段は、さらに、前記ソフトウェア名および前記ソフトウェアIDに対応させて、そのライセンス料を含むソフトウェアの使用料金を格納し、
    前記仮想PC管理手段は、登録されているユーザID毎に、前記仮想PCの使用料金を算出し、さらに、登録されているソフトウェアIDのソフトウェアの使用料金を前記ソフトウェア管理手段から入手して、該当するクライアント端末のユーザに請求することを特徴とする請求項2に記載の仮想PCレンタル装置。
  5. 前記仮想PC管理手段は、月単位で使用料金の請求を行うことを特徴とする請求項3または4に記載の仮想PCレンタル装置。
  6. さらに、前記仮想PCのメンテナンスを行った場合に、そのメンテナンス履歴を格納するメンテナンス管理手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の仮想PCレンタル装置。
  7. コンピュータが実行するためのプログラムにおいて、
    複数のクライアント端末とネットワークを介して接続され、仮想PC機能を備えた仮想PCレンタル装置に搭載されるコンピュータに、
    クライアント端末から仮想PCの貸出の申込みが入力された場合に、当該仮想PCの仮想PC_IDおよび仮想PC名を生成し、ユーザID、前記仮想PC_ID、および前記仮想PC名を対応づけて登録する仮想PC管理機能と、
    前記仮想PC名を前記クライアント端末に送信する貸出管理機能と、
    前記クライアント端末から仮想PC名が入力された場合に、当該クライアント端末に、当該入力された仮想PC名に対応する仮想PCのデスクトップ環境を貸し出す仮想PC貸出機能と、
    を実現させることを特徴とするコンピュータが実行するためのプログラム。
  8. さらに、搭載されているソフトウェア毎に、ソフトウェア名とソフトウェアIDを対応づけて格納するソフトウェア管理機能を前記コンピュータに実現させ、
    前記仮想PC管理機能は、前記クライアント端末から使用するソフトウェア名および当該ソフトウェアをインストールする仮想PCを指定した貸出の申込みがあった場合に、前記ソフトウェア管理機能から前記貸出の申込みのあったソフトウェア名に対応するソフトウェアIDを入手し、前記インストールする仮想PCの仮想PC_IDに対応させてそのソフトウェアIDを登録し、
    前記仮想PC貸出機能は、前記仮想PCにソフトウェアがインストールされている場合には、当該仮想PCと共にインストールされているソフトウェアも併せて貸し出すことを特徴とする請求項7に記載のコンピュータが実行するためのプログラム。
  9. 前記仮想PC管理機能は、登録されているユーザID毎に、仮想PCの使用料金を算出して、該当するクライアント端末のユーザに請求するすることを特徴とする請求項7に記載のコンピュータが実行するためのプログラム。
  10. 前記ソフトウェア管理機能は、さらに、前記ソフトウェア名および前記ソフトウェアIDに対応させて、そのライセンス料を含むソフトウェアの使用料金を格納し、
    前記仮想PC管理機能は、登録されているユーザID毎に、前記仮想PCの使用料金を算出し、さらに、登録されているソフトウェアIDのソフトウェアの使用料金を前記ソフトウェア管理機能から入手して、該当するクライアント端末のユーザに請求することを特徴とする請求項8に記載のコンピュータが実行するためのプログラム。
  11. 前記仮想PC管理機能は、月単位で使用料金の請求を行うことを特徴とする請求項9または10に記載のコンピュータが実行するためのプログラム。
  12. さらに、前記仮想PCのメンテナンスを行った場合に、そのメンテナンス履歴を格納するメンテナンス管理機能をコンピュータに実現させることを特徴とする請求項7〜請求項11のいずれか1つに記載のコンピュータが実行するためのプログラム。
  13. 複数のクライアント端末と、仮想PC機能を備えた仮想PCレンタル装置とがネットワークを介して接続されて構成される仮想PCレンタルシステムにおいて、
    前記クライアント端末は、
    仮想PCの貸出の申込みを前記仮想PCレンタル装置に送信する仮想PC貸出申込手段と、
    前記仮想PCレンタル装置から送出される仮想PC名を受信する仮想PC名受信手段と、
    前記仮想PC名を前記仮想レンタル装置に送信する仮想PC名送信手段と、
    前記仮想PCレンタル装置から貸し出された仮想PCをデスクトップ環境でリモート操作するリモート操作手段と、
    を備え、
    前記仮想PCレンタル装置は、
    前記クライアント端末から仮想PCの貸出の申込みが入力された場合に、当該仮想PCの仮想PC_IDおよび仮想PC名を生成し、ユーザID、前記仮想PC_ID、および前記仮想PC名を対応づけて登録する仮想PC管理手段と、
    前記仮想PC名を前記クライアント端末に送信する貸出管理手段と、
    前記クライアント端末から仮想PC名が入力された場合に、当該クライアント端末に、当該入力された仮想PC名に対応する仮想PCのデスクトップ環境を貸し出す仮想PC貸出手段と、
    を備えたことを特徴とする仮想PCレンタルシステム。
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