JP2006193911A - タイル壁 - Google Patents

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英彰 南谷
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Abstract

【課題】サンドイッチパネルを壁下地にアンカーボルトによって堅固に固定し、その上にタイル張りを施してアンカーボルトの頭部を隠蔽し、美観に優れた仕上げ面とすることができるタイル壁を提供する。
【解決手段】サンドイッチパネル10を壁面20に当て、ドリルによってサンドイッチパネル10に貫通孔30を穿孔し、さらに壁面20にアンカー穴32を穿設する。アンカー本体41、アンカーボルト42及びワッシャ43を備えてなるアンカー40を、貫通孔30からアンカー穴32へ打ち込む。この際、アンカー本体41の先端側を壁面20から突出させ、開口31の上縁が該アンカー本体41に上方から当接した状態とする。その後、アンカーボルト42をアンカー本体41へ十分に締め込んでサンドイッチパネル10を壁面20に固定する。サンドイッチパネル10の表面に弾性接着剤50を塗着し、タイル51に張り付け、必要に応じ目地詰めを行う。
【選択図】図3

Description

本発明はタイル壁に係り、特に壁面に金属板と断熱材とのサンドイッチパネルを取り付け、その上にタイル張りしてなるタイル壁に関する。
壁面をタイル張り壁面とする際に使用される外装用下地パネルとして、金属板と発泡断熱材とを有するものが用いられることがある。
特開平10−317579号公報には、発泡断熱材を芯材とし、これの表裏にアルミ板、鋼板等の金属板を設けたサンドイッチ構造のパネルが記載されている(第0007、0008段落、図1等)。このパネルは複数枚突き合わせるようにして壁下地上に配設され、釘留めされ、突き合わせ面を覆うように防水テープが貼着される(第0023段落、図7)。このパネルの前面にセラミック板(第0021段落)等が取り付けられる。
特開平10−317579号公報
I.上記特開平10−317579号公報にあっては、パネルは釘打ちにより壁下地に取り付けられるものであり、壁下地がコンクリート壁などの場合には適用できない。
また、釘によるサンドイッチパネルの取り付けは耐久性に不足する恐れがある。
本発明は、サンドイッチパネルを壁下地にアンカーボルトによって堅固に固定し、その上にタイル張りを施してアンカーボルトの頭部を隠蔽し、美観に優れた仕上げ面とすることができるタイル壁を提供することを目的とする。
II.建物の外壁に発泡樹脂ボードを取り付け、この発泡樹脂ボードの外面に外装仕上げを施す外断熱工法が知られている。
上記の発泡樹脂ボードや断熱パネルを建物のコンクリート壁面にアンカーボルトで留め付けるには、発泡樹脂ボード等を壁面に当接し、該発泡樹脂ボード等を通してドリルで穿孔する。これにより、発泡樹脂ボード等に貫通孔が穿孔され、壁面にはアンカー穴が穿孔される。この貫通孔とアンカー穴とは同軸状となっている。その後、該貫通孔を通してアンカー穴にアンカーボルトを打ち込み、発泡樹脂ボード等を壁面に固定する。このようにアンカーボルトを用いれば、パネルを壁面に堅固に取り付けることが可能である。
第8図は、このようにして発泡樹脂ボードを壁面に取り付ける作業工程のうちドリルによる穿孔作業を示す縦断面図である。
コンクリート壁1に対し下段側の発泡樹脂ボード2がアンカーボルト3によって取り付けられている。このアンカーボルト3は、発泡樹脂ボード2に穿孔された貫通孔4を通ってアンカー本体5に螺じ込まれている。アンカー本体5は、壁面1に穿設されたアンカー穴6に打ち込まれている。従来、このアンカー本体5は壁1の前面と面一となるように打ち込まれる。
この発泡樹脂ボード2の上に上段側の発泡樹脂ボード2(2A)が配置され、これから取り付けられようとしている。この発泡樹脂ボード2Aは第1の作業員によって手でコンクリート壁1に押し付けられている。第2の作業員がドリル7を操作し、ドリルビット8によって貫通孔4及びアンカー穴6を穿孔する。
この穿孔作業後に、アンカーボルトを打ち込んで発泡樹脂ボード2Aをコンクリート壁1に固定し、さらにその上段側に発泡樹脂ボード2を同様にして取り付ける。
このような第8図のアンカーボルトによるボード2の取付構造にあっては、貫通孔4の内周面とアンカーボルト3の外周面との間に全周にわたって隙間が存在しており、ボード2はアンカーボルト3の頭部3aの押え付け力によって保持されている。そのため、経時的にこの押え付け力が緩んでくると、ボード2が面方向、特に重力の作用によって下方へズレ動き易くなる。特に、ボード2の場合、剛性が低いので、貫通孔4がボルト3と擦れて次第に拡大し、ズレ幅が大きくなるおそれもある。
本発明は、その一態様において、パネルが壁下地に対し長期にわたってしっかりとズレ動くことなく保持されるタイル壁を提供することを目的とする。
請求項1のタイル壁は、表側及び裏側の1対の金属板同士の間に断熱材が介在されてなるサンドイッチパネルが壁面に取付部材によって取り付けられ、該サンドイッチパネルの前面にタイルが張り付けられてなるタイル壁において、該取付部材は、該壁面に打ち込まれたアンカー本体と、該アンカー本体に螺じ込まれ、頭部が該サンドイッチパネルの前面側に配置されたアンカーボルトとを備えてなることを特徴とするものである。
請求項2のタイル壁は、請求項1において、該サンドイッチパネルには、該ボルトが挿通される貫通孔が厚み方向に貫設されており、前記アンカー本体の先端側は、前記壁面から突出しており、該貫通孔のうち該裏側の金属板を貫く部分の少なくとも上縁が該アンカーの該先端側に対し当接していることを特徴とするものである。
本発明のタイル壁にあっては、サンドイッチパネルがアンカー及びアンカーボルトによって壁面に強固に取り付けられており、この取付けの耐久性も良好である。本発明のタイル壁にあっては、アンカーボルトの頭部がタイル張りにより隠蔽されるため、仕上がりも美麗なものとなる。
請求項2のように、サンドイッチパネルの貫通孔のうち裏側の金属板を貫く部分の少なくとも上縁をアンカーに当接させることにより、サンドイッチパネルの荷重がアンカーに載荷されるようになり、サンドイッチパネルの壁面への取り付けが安定し、サンドイッチパネルの下方へのズレが長期にわたり確実に防止される。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。第1図〜第3図は実施の形態に係るタイル壁を構築するための施工方法を示す断面図、第4図は同斜視図、第5図はアンカー打ち箇所を示す斜視図、第6図は軒下等における納まりを示す断面図、第7図はサンドイッチパネルを示す断面図である。
第7図の通り、サンドイッチパネル10は、前面を構成する第1金属板11と、後面を構成する第2金属板12と、第1金属板11と第2金属板12との間に一体に設けられた発泡ポリウレタンフォーム等からなる断熱材13とを有している。
サンドイッチパネル10の上端には、厚みを小さくするようにして凸部10aが形成され、下端面には、凸部10aが挿入され得る凹部10bが形成されている。各金属板11,12の上端側は、それぞれ凸部10aの前面及び後面をも覆っている。また、各金属板11,12の下端側は、サンドイッチパネル10の前面側及び後面側から凹部10b内に回り込んでいる。凹部10bの奥端面にはゴムパッキン10cが設けられている。
このサンドイッチパネル10をコンクリート壁面20に取り付けるには、第1図のように、サンドイッチパネル10を壁面20に当て、ドリル(図示略)によってサンドイッチパネル10に貫通孔30を穿孔し、さらに壁面20にアンカー穴32を穿設する。貫通孔30とアンカー穴32とは一気に一続きに穿設される。符号31は、貫通孔30のうち第2金属板12を貫く開口を示している。
次に、第2図の通り、アンカー本体41、アンカーボルト42及びワッシャ43を備えてなるアンカー40を、貫通孔30からアンカー穴32へ打ち込む。この際、アンカー本体41の先端側を壁面20から突出させ、開口31の上縁が該アンカー本体41に上方から当接した状態とする。その後、アンカーボルト42をアンカー本体41へ十分に締め込んでサンドイッチパネル10を壁面20に固定する。なお、アンカーボルト42を締め込む前の状態においても、サンドイッチパネル10がアンカー本体41によって支承されるので、サンドイッチパネル10から手を離してもサンドイッチパネル10は落下しない。
所要枚数のサンドイッチパネル10を上記の如くして壁面20に取り付けた後、第3図及び第4図の通り、サンドイッチパネル10の表面に弾性接着剤50を塗着し、タイル51に張り付け、必要に応じ目地詰めを行う。
これにより、コンクリート壁面20を美麗でしかも断熱性に優れたタイル壁とすることができる。このサンドイッチパネル10はアンカー40によって壁面20に固定されており、取り付けが堅固である。しかも、この実施の形態では、貫通孔30のうち第2金属板12を貫いている開口31の上縁がアンカー本体41に当接しており、サンドイッチパネル10がアンカー本体41に載荷された状態となっている。このため、サンドイッチパネル10に加えられる重力がアンカー本体41によって対抗されることになり、サンドイッチパネル10の下方へのズレ動きが長期にわたり確実に防止される。
なお、サンドイッチパネル10に対するアンカー打ちの本数は、第5図(a)のように幅が400mm以下のサンドイッチパネル10Aの場合は上下2本程度で十分であり、幅が400mmを超えるサンドイッチパネル10Bについては、上下左右合計4本又はそれ以上とするのが好ましい。
また、第6図のように壁面20に軒下などの張出し21があり、サンドイッチパネル10の上端が張出し21と干渉するときには、サンドイッチパネル10の上部を現場寸法に合わせて切断し、アンカー留めするのが好ましい。
次に、本発明構造の寸法や材料の一例について説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
サンドイッチパネル10の金属板11,12は例えば厚さ0.27mmのガルバリウム鋼板とされ、断熱材13は厚さ35mmのポリウレタンフォームとされる。サンドイッチパネル10の大きさは、凸部10a込みで高さ927mm、幅3030mmとされる。
アンカー本体41は、壁面20から5〜25mm程度突出するように打ち込まれる。
貫通孔30及びアンカー穴32の直径は例えば10mmとされ、アンカー本体41のうち開口31が載荷される部分の直径は9.5mmとされる。アンカーボルト42の螺子棒部分の直径は6mmである。
アンカーボルト42を締め込むと、座金42は第1金属板11の貫通孔30の周縁部を押し込む。貫通孔30からサンドイッチパネル10の端縁までの距離が100mm未満であると、第1金属板11の貫通孔30周囲がこの押し込みにより歪み、タイル張りにふさわしくない不陸面となってしまうので、この距離は100mm以上であることが望ましい。
実施の形態に係るタイル壁を構築するための施工方法を示す断面図である。 実施の形態に係るタイル壁を構築するための施工方法を示す断面図である。 実施の形態に係るタイル壁を構築するための施工方法を示す断面図である。 実施の形態に係るタイル壁を構築するための施工方法を示す斜視図である。 アンカー打ち箇所を示す斜視図である。 軒下等における納まりを示す断面図である。 サンドイッチパネルを示す断面図である。 従来例を示す断面図である。
符号の説明
10 サンドイッチパネル
11,12 金属板
13 断熱材
20 壁面
30 貫通孔
31 金属板12を貫く開口
32 アンカー穴
40 アンカー
41 アンカー本体
42 アンカーボルト
50 弾性接着剤
51 タイル

Claims (2)

  1. 表側及び裏側の1対の金属板同士の間に断熱材が介在されてなるサンドイッチパネルが壁面に取付部材によって取り付けられ、
    該サンドイッチパネルの前面にタイルが張り付けられてなるタイル壁において、
    該取付部材は、該壁面に打ち込まれたアンカー本体と、該アンカー本体に螺じ込まれ、頭部が該サンドイッチパネルの前面側に配置されたアンカーボルトとを備えてなることを特徴とするタイル壁。
  2. 請求項1において、該サンドイッチパネルには、該ボルトが挿通される貫通孔が厚み方向に貫設されており、
    前記アンカー本体の先端側は、前記壁面から突出しており、該貫通孔のうち該裏側の金属板を貫く部分の少なくとも上縁が該アンカーの該先端側に対し当接していることを特徴とするタイル壁。
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