JP2006191565A - 改善されたブラインドsnr推定 - Google Patents

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Abstract

【課題】少ない数の処理されるサンプルに関しても高い精度を有する、変調された通信信号のための強いSNR推定方法を提供する。
【解決手段】データシンボル成分sおよびノイズ成分nを含む、変調された通信信号rのノイズに対する信号の比SNRを推定する方法で、変調された通信信号の中間SNR値
Figure 2006191565

は、データアシスト最大尤度推定から導出され、アシストデータは、事前に知られていないが変調された通信信号rのサンプルから再構成されることと、推定されたSNR値
Figure 2006191565

は、中間SNR値
Figure 2006191565

の制御された非線形変換によって決定される方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、データシンボル成分(S)およびノイズ成分(n)を含む、変調された通信信号(r)のノイズに対する信号の比(SNR)(γ)を推定する方法に関する。
SNR推定技術の概要は、D.R.Pauluzzi、N.C.BeaulieuによるIEEE Trans.Comm.Vol.48、Nr.10、P.1681−1691(2000年10月)に与えられている。
進歩した移動無線モジュールの最適な機能を提供するために、変調された通信信号の正確なノイズに対する信号の比(SNR)の推定が必要である。物理層で、SNR値は、最大比の組み合わせおよびターボ復号で使用される。より高位の層で、SNR値は、呼設定、マクロダイバーシティ、およびハンドオーバ制御に使用される。
移動無線セットワークなどの変化するSNRを有する環境において、SNR値の決定は、むしろ迅速でなければならない。
SNR値γは、信号パワーとノイズパワーとの比として規定され、すなわち、
Figure 2006191565
である。
SNR推定は、データアシスト(DA)または非データアシスト(NDA)で行われることができる。後者は、しばしば「ブラインド」推定と呼ばれる。
データアシストSNR推定の場合に、一組のサンプル(一般に1ビットに対応する1つのサンプルとともに)は、事前に知られる。一組のサンプルの送信後、受信されたデータは、データアシスト最大尤度推定による元のデータと比較される。知られている一組のサンプルは、プリアンブルまたはトレーニングシーケンスであることができる。
送信された一組のサンプルが事前に知られていないなら、ブラインド推定アルゴリズムが適用されなければならない。ブラインドSNR推定の知られているアルゴリズムは、a)標準の受信されたデータエイディッド(RDA)の最大尤度SNR推定(例えば、D.Pauluzzi、N.Beaulieu、IEEE Trans.Comm.Vol.48、No.10、pp.1681−1691(2000年10月)を参照)、b)繰り返しSRN推定(例えば、B.Liら、IEEE Commun.Lett.Vol.6、No.11、pp.469−471、2002年11月を参照)、およびc)KurtosisSRN推定(例えば、R.Matzner、K.Letsch、Proc.IEEE−IMS Workshop on Information Theory and Statistics、Alexandria/VA、USA、p.68ff、1994年10月を参照)を含む。
D.R.Pauluzzi、N.C.Beaulieu、IEEE Trans.Comm.Vol.48、No.10、pp.1681−1691、2000年10月 B.Liら、IEEE Commun.Lett.Vol.6、No.11、pp.469−471、2002年11月 R.Matzner、K.Letsch、Proc.IEEE−IMS Workshop on Information Theory and Statistics、Alexandria/VA、USA、p.68ff、1994年10月
しかしながら、これらの知られているアルゴリズムは、少ない数のサンプルに関してはむしろ不正確である。さらに、特に繰り返しSNR推定は、面倒であり且つ時間がかかる。
本発明の目的は、少ない数の処理されるサンプルに関しても高い精度を有する、変調された通信信号のための強いSNR推定方法を提供することである。
この目的は、導入部で紹介された方法によって達成され、変調された通信信号の中間SNR値
Figure 2006191565
は、データアシスト最大尤度推定から導出され、アシストデータは、事前に知られていないが変調された通信信号(r)のサンプルから再構成されることと、推定されたSNR値
Figure 2006191565
は、中間SNR値
Figure 2006191565
の制御された非線形変換によって決定されることとを特徴とする。
本発明の方法は、中間SNR値の変換を用いて、変調された通信信号のSNRを推定する。中間SNR値は、変調された通信信号の標準のRDA最大尤度SNR推定によって得られる。中間SNR値
Figure 2006191565
は、真のSNR値γから逸脱する。特に、真のSNR値γの小さな値に関して、すなわちγ→0に関して、
Figure 2006191565
は、γより非常に大きい。この偏差は、中間SNR値の制御された非線形変換によって補償される。
制御された非線形変換は、
Figure 2006191565
とγとの間の実験的に事前決定された相関に基づく変換テーブルを用いて行われることができる。しかしながら、
Figure 2006191565
とγとの間の数学的な相関をモデル化し、且つ変換に関するモデル化された相関を使用することが好ましい。モデル化のために、変調された通信信号の特徴に関する情報および/または適切な仮定が有用である。特に、変調のタイプが知られるべきである。バイナリ位相シフトキーイング(BPSK)によって変調された信号は、繰り返し方法によって非常に良好に処理されることができることが見出された。さらに、変調された通信信号におけるノイズのタイプは、しばしばガウス分布を有することが仮定されることができる。
本発明によって決定されるような、広いSNR範囲にわたって得られた非常に正確で且つ強い推定されたSNR値を用いて、受信機の性能を改善することが可能であり、次に、例えばネットワーク計画における、特により低いUL/DL送信パワー要件、およびノードBなどの基地局間のより大きな距離など、マージンを抑圧することを可能にする。
本発明の方法の非常に好ましい変形例は、制御された非線形変換が、
Figure 2006191565
である訂正関数Ψ−1によって実行され、ここで訂正関数Ψ−1は、推定された偏差関数Ψの逆関数であり、推定された偏差関数Ψは、γから
Figure 2006191565
の偏差を相関する真の偏差関数Ψtrueを近似し、すなわち
Figure 2006191565
であり、且つΨ(γ)≒Ψtrue(γ)である。一般的に、推定された偏差関数は、数学的モデルによって決定される。その逆関数、すなわち訂正関数は、座標系における第1象限の二等分線で推定された偏差関数を鏡像化することによって得られることができる。推定された偏差関数が十分に簡単であれば、その逆関数も解析的に計算されることができる。推定された偏差関数Ψ(γ)は、それを中間SNR信号に等しく設定することによって計算されることができ、この中間SNR信号は、次に、変調された通信信号の推定された信号パワーと推定されたノイズパワーとの比である。推定された信号パワーおよび推定されたノイズパワーは、次に、γの関数として表現されなければならず、γは、例えば処理されるべき無限数のサンプルなど適切な仮定を必要とする。
この方法の好ましいさらなる展開において、大きな数のN、すなわちN→∞に関してΨ(γ)=Ψtrue(γ)であるようにΨが選択され、ここで、Nは、処理される変調された通信信号(r)のサンプルの数である。このように見出される推定された偏差関数は、次に、有限数のサンプルを有するデータにも適用される。多くの場合において、特にBPSK変調およびガウスノイズ分布で、Ψtrue(γ)は、N→∞に関して正確に決定されることができる。N→∞の仮定は、十分に大きな数のサンプルが利用可能であるとき、最も実際の状態に当てはまる。特に、100個以上のサンプル数が十分である。
本発明の方法の前記変形例にさらなる好ましい展開において、
Figure 2006191565
である。Ψ(γ)のこの選択は、変調された通信信号のBPSK変調の場合に、高い精度の結果を与える。
変形例の有利な展開において、Ψ−1は、近似テーブルを用いて適用される。近似テーブルは、テーブルに列挙される訂正関数の値への非常に迅速なアクセスを提供する。代わりに、訂正関数の値の概略の数値的または解析的な計算は、また可能であるがより時間がかかる。
Figure 2006191565
である前記変形例の展開がさらに好ましい。この双曲線関数は、BPSK変調の場合にΨtrue(γ)の良好な近似である。その逆は、
Figure 2006191565
に対して、
Figure 2006191565
として、且つ
Figure 2006191565
に対してΨHA −1(γ)=0として、簡単に計算されることができる。したがって、訂正関数は、解析的に利用可能であり、推定されたSNR値
Figure 2006191565
の決定を簡単にしかつ加速する。
本発明の方法の他の変形例において、処理される変調された通信信号(r)のサンプルの数Nは、500個以下、好ましくは100個以下である。これらの場合、本発明の方法は、既に高い精度の推定されたSNR値を提供し、一方、知られている方法は、より悪い精度を示す。1000個以上などのより大きなNの値に関して、本発明の方法は、知られている方法と等しい精度であるが、一般により少ない労力で推定されたSNR値を提供する。
本発明の方法による変調された通信信号(r)のノイズに対する信号の比(γ)を推定するコンピュータプログラムも本発明の範囲である。コンピュータプログラムは、記録媒体、特にハードディスクまたはコンパクトディスクなどの携帯可能な記録媒体にセーブされることができる。
本発明は、本発明の方法により変調された通信信号(r)のノイズに対する信号の比(γ)を推定する受信機システムも含む。受信機システムは、受信機ユニットを含む。受信機ユニットは、送信された信号を受信することができ、送信は、無線または光ファイバラインなどによって実行される。本発明の方法は、受信された送信信号を用いて直接実行されることができ、すなわち受信機ユニットで実行されることができる。代わりに、本発明の方法は、受信された送信信号のターボ復号などのチャネル復号後に加えられることができる。後者の場合に、方法は、「ソフト」信号で実行される。
最後に、本発明は、また上述のような本発明のコンピュータプログラムおよび/または本発明の受信機システムを備える、特に基地局または移動局である装置で実施される。一般的に移動局は移動電話である。本発明の装置は、3GまたはB3Gネットワーク、特にUMTSネットワークまたはWLANネットワークの一部であることができる。
さらなる利点は、記載および添付された図面から導かれることができる。上述および以降に記載の特徴は、個別にまたは任意の組み合わせで集合的に本発明により使用されることができる。上述の実施形態は、排他的な列挙として理解されるべきではなく、むしろ本発明の記載のための例示的特徴を有する。本発明は、図面で示される。
本発明は、無線電話ネットワークなどの送信システムにおけるSNR値の推定を扱う。本発明で使用する送信システムは、図1に概略的に示される。ソースSで、バイナリデータは生成される。バイナリデータは、例えば電話呼の情報を含むことができる。バイナリデータは、多数のビットbからなり、ここでnは、0からN−1まで続くビットのインデックス数であり、Nは、バイナリデータのビットの総数である。各ビットは、0または1の値を有することができる。バイナリデータを伝送するために、その各ビットは、変調器Mで変調される。一般的な変調は、バイナリ位相シフトキーイング(BPSK)変調であり、結果として+1または−1のデータシンボル成分sの値を生じる。一般的にキャリア周波数を加えられるデータシンボル成分sの物理的送信で、sは、係数αで増幅される。またノイズnは、チャネルによって増幅されたデータシンボル成分α・sに重ねられる。増幅係数αおよびノイズレベルは、初期的には知られていない。したがって全体で、変調された通信信号r=α・s+nは、生成されかつ受信機システムで検出の用意がされている。受信機システムは、例えば移動電話の一部である。物理的な伝送の間に、他のデータシンボル成分は、同時に他の周波数範囲および/または他の(広がり)符号範囲で伝送されることができる。これらの他のデータシンボル成分は、この状況において無視されることができるが、それらは、ノイズ成分nに影響を及ぼすことがある。
以下において、BPSK変調は、実際のチャネルと同様に、ガウスタイプのノイズ確率密度関数(PDF)
Figure 2006191565
で仮定され、ここでσは、標準偏差またはノイズ強度である。しかしながら、他の信号特徴は、本発明により可能である。
データエイディッド(DA)の最大尤度SNR推定をするとき、知られている「パイロット」sを用いて推定された強度
Figure 2006191565
すなわち、一組のN個の知られているデータシンボル成分値は、
Figure 2006191565
として計算され、ここでs={+1,−1}である。値の上方のハット^は、推定された値を示し、Eは、その入力値の平均値を決定する推定動作である。推定されたノイズパワー
Figure 2006191565
(二次モーメント)は、
Figure 2006191565
として計算され、ここでνは、以下のように文献(D.R.Pauluzzi、N.C.Beaulieu、I.c.)に従って選択された定数であり、σ推定に関する最大尤度ν=0、σ推定に関するバイアス推定ν=1、σ推定に関する最小MSEν=−1、γ推定に関するバイアス推定ν=3、γ推定に関する最小MSEν=5である。データエイディッドSNR推定は、次に結果として、
Figure 2006191565
を生じる。
「ブラインド」の場合に、すなわち受信されたデータエイディッド(RDA)の最大尤度SNR推定の場合に、「パイロット」は、第1の絶対モーメントと同一の受信機決定に基づき推定される。推定された増幅係数
Figure 2006191565
は、
Figure 2006191565
として計算される。
ノイズパワーは、(上記DAと比較して)応じて推定される。したがって、SNR値は、
Figure 2006191565
を用いて推定される。
この値
Figure 2006191565
は、文献から知られる標準のRDA最大尤度SNR推定の結果である。
しかしながら、真のデータシンボル成分値sの代わりに、推定されたデータシンボル成分値
Figure 2006191565
を使用することによって、誤差が導入される。十分に大きなSNR値γに関して、
Figure 2006191565
は、γを十分良好に近似するが、γの小さな値に関しては、推定された値
Figure 2006191565
は大きすぎる。
本発明にしたがって、
Figure 2006191565
値は、推定された偏差関数Ψ(γ)に等しく設定される。この目的のために、
Figure 2006191565
の項は、真のSNR値γの関数として表現され、いくつかの近似および仮定を必要とする。
Figure 2006191565
特に、導入部で規定されたような一次元ガウスタイプのノイズPDFは、この計算に導入され、それは、BPSK変調に基づく(インデックスBPSK1によって示され、ここで「1」は、実際のチャネルおよびそのノイズの一次元性を表す)。
標準のRDA最大尤度SNR推定の結果
Figure 2006191565
は、本発明による推定されたSNR値
Figure 2006191565
の実際の計算に関する開始点として使用される。この理由のために、
Figure 2006191565
は、中間SNR値と呼ばれる。
Figure 2006191565
の「ER」インデックスは、拡張された範囲を示し、すなわち本発明での適用の改善された範囲を示す。
Figure 2006191565
を計算するために、推定された偏差関数Ψ(γ)の逆関数Ψ−1が決定され、中間SNR値
Figure 2006191565
は、Ψ−1に割り当てられ、ここで
Figure 2006191565
である。
Figure 2006191565
に関して、Ψ−1(χ)=0であることに留意されたい。γの項における
Figure 2006191565
を表現するために必要な仮定および簡略化のために、
Figure 2006191565
の訂正は、真の正確な訂正
Figure 2006191565
の近似だけである。Ψ(γ)が、Ψtrue(γ)をより良く近似すると、本発明により推定されたSNR値
Figure 2006191565
はより正確になる。
実際のチャネルにわたってBPSKの上述で計算された場合において、推定された偏差関数Ψは、閉じられた形態の逆関数に反転されることができず、数値計算が必要である。しかしながら、単純化のために、推定された偏差関数Ψは、双曲線関数ΨHAによって近似されることができ、容易に
Figure 2006191565
に反転される。
次に、本発明の推定されたSNR値は、
Figure 2006191565
として計算することができる。
図2において、関数
Figure 2006191565
ならびに、前者の関数を近似する関数
Figure 2006191565
が、比較のためにプロットされる。差異は、絶対値で約0.2であり最大値で相対的に約10%である。第1象限の二等分線でプロットを鏡像化することによって(シンボルなしの破線)利用可能であるこれらの逆関数は、同様に図2に示される。
変調された通信信号のSNR値を推定する本発明の方法の精度を定量化するために、従来技術によるおよび本発明による異なるSNR推定方法が、テストされた。
数Nのテストが、それぞれの方法で実行された、各テストは、離接的な一組のN個のシンボル(またはビット、サンプル)で行われた。nが0からN−1まで続く、各組の対応する変調された通信信号rは、知られている真のSNR値γを有する。各テストにおいて、テストされた組の推定されたSNR値
Figure 2006191565
は、現在テストされた方法によって決定され、mは、0からN−1まで続くテストインデックス(またはテストされた組のインデックス)である。真のSNR値γと比較されたときの推定されたSNR値
Figure 2006191565
の分布は、
Figure 2006191565
の正規化された平均二乗誤差(NMSE)の計算によって解析される。
Figure 2006191565
各方法に関して、NMSE値は、真のSNR値γの関数であり、且つ各組のサンプル数Nの関数である。
テスト結果は、図3aにプロットされる。横座標は、dB単位の真のSNRγを示し、縦座標は、3つの異なる方法に関する推定されたSNR値のNMSE値を対数スケールで示し、この3つの方法は、従来技術の標準RDA最大尤度推定、図2に示されるような推定された偏差関数Ψでの本発明のRDA−ER最大尤度推定、および図2に示されるような推定された偏差関数ΨHAでの本発明のRDA−ERHA最大尤度推定である。図に関して、概して10個のSNR推定(テスト)が、SNR推定毎にN=100個のサンプルを用いて計算された。
低いSNR値(0dBおよび未満)に関して、本発明のRDA−ERおよびRDA−ERHA方法のNMSE値は、従来の標準のRDA方法のNMSE値より非常に低い。換言すれば、本発明の方法は、この範囲においてより正確である。特に−10dBおよび−5dBで、本発明の方法は、標準のRDAより約10倍の精度である。前記範囲において、RDA−ERのNMSE値は、RDA−ERHAのNMSE値の約半分である。より高いSNR値(5dBおよびそれを超える)に関して、全ての3つの方法は、ほぼ等しい精度である。
図3bに関して、図3aと同じテストが、実行されたが、SNR推定毎にN=1000個のサンプルを用いた。一方では従来技術のRDAと、本発明のRDA−ERおよびRDA−ERHAとの間の精度の相対的な差異は、なおより高く、本発明の方法による改善を示す。
図4aに関して、図3aと同じテストが、実行されたが、SNR推定毎にN=100個のサンプルを再び用いた。推定されたSNR値のNMSE値は、従来技術の標準RDA最大尤度推定方法、本発明のRDA−ER最大尤度推定方法、従来技術の繰り返し方法、および従来技術のKurtosis方法に関してプロットされた。本発明のRDA−ER方法は、非常に広いSNR範囲にわたる最も低いNMSE値を有し、最も高い精度を示す。0dBから5dBの範囲において、繰り返し方法は、本発明のRDA−ER方法にほぼ等しい。
図4bに関して、図4aと同じテストが、実行されたが、SNR推定毎にN=1000個のサンプルを用いた。低いSNR値(0dBおよび未満)に関して、本発明のRDA−ER方法、繰り返し方法、およびKurtosis方法は、等しく正確である。10dBおよびそれを超えるSNR値に関して、本発明のRDA−ER方法は、明らかに繰り返し方法より優れている。さらに、本発明のRDA−ER方法は、0dBから15dBの間でKurtosis方法より優れている。
まとめると、本発明のSNR推定方法は、実際のAWGNチャネルにわたるBPSKチャネルに関してテストされる。それは、知られているブラインドSNR推定アルゴリズムより優れ、または知られているブラインドSNR推定アルゴリズムに少なくとも等しい。本発明の方法は、実または複素チャネルにわたる他の信号変調とともに容易に使用されることができる。本発明の方法は、限定された労力だけを必要とする(良く知られている最大尤度のデータアシスト推定より小さい)。特に、繰り返しも、保護されたデータの復号/再符号の必要もない。最終的に、最適補間曲線Ψ−1の記憶および処理を避けるために、ただわずかな性能劣化で同時の計算を可能にする双曲線近似が、利用可能である。
本発明の方法で使用するためのノイズが多いチャネルを有するバイナリ送信システムを示す図である。 BPSKの実際チャネルに関する推定された偏差関数Ψ(γ)と、前者の関数を近似する双曲線関数ΨHA(γ)と、ならびに本発明によるそれらの逆関数のプロットである。 SNR推定毎に処理された100個のサンプルを用いた、標準RDA最大尤度SNR推定(従来技術)、本発明のRDA−ER、および本発明のRDA−ERHAに関する、真のSNR値の関数としての真のSNR値に対する推定されたSNR値の正規化された平均二乗誤差をプロットする図である。 SNR推定毎に1000個のサンプルを用いた図3aに対応する図である。 SNR推定毎に処理された100個のサンプルを用いた、標準RDA最大尤度SNR推定(従来技術)、本発明のRDA−ER、繰り返し方法(従来技術)、およびKurtosis方法(従来技術)に関する、真のSNR値の関数としての真のSNR値に対する推定されたSNR値の正規化された平均二乗誤差をプロットする図である。 SNR推定毎に処理された1000個のサンプルを用いた図4aに対応する図である。
符号の説明
M 変調器
S ソース

Claims (10)

  1. データシンボル成分(s)およびノイズ成分(n)を含む、変調された通信信号(r)のノイズに対する信号の比(SNR)を推定する方法であって、
    変調された通信信号の中間SNR値
    Figure 2006191565
    は、データアシスト最大尤度推定から導出され、アシストデータは、事前に知られていないが変調された通信信号(r)のサンプルから再構成されることと、推定されたSNR値
    Figure 2006191565
    は、中間SNR値
    Figure 2006191565
    の制御された非線形変換によって決定されることとを特徴とする方法。
  2. 制御された非線形変換が、
    Figure 2006191565
    である訂正関数Ψ−1によって実行され、ここで訂正関数Ψ−1が、推定された偏差関数Ψの逆関数であり、推定された偏差関数Ψは、γから
    Figure 2006191565
    の偏差を相関する真の偏差関数Ψtrueを近似し、すなわち
    Figure 2006191565
    であり、且つΨ(γ)≒Ψtrue(γ)であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. Ψが、大きな数のN、すなわちN→∞に関してΨ(γ)=Ψtrue(γ)であるように選択され、ここで、Nは、処理される変調された通信信号(r)のサンプルの数であることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. Figure 2006191565
    を特徴とする、請求項2に記載の方法。
  5. Ψ−1が、近似テーブルを用いて適用されることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  6. Figure 2006191565
    を特徴とする、請求項2に記載の方法。
  7. 処理される変調された通信信号(r)のサンプルの数Nが、500以下、好ましくは100以下であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  8. 請求項1に記載の変調された通信信号(r)のノイズに対する信号の比(γ)を推定するコンピュータプログラム。
  9. 請求項1に記載の変調された通信信号(r)のノイズに対する信号の比(γ)を推定する受信機システム。
  10. 請求項8に記載のコンピュータプログラムおよび/または請求項9に記載の受信機システムを備える、特に基地局または移動局である装置。
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