JP2006190607A - 電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】電池と絶縁キャップの表面を絶縁シートで被覆しながら、安全弁から排出されるガス等の流体をスムーズに排出する。
【解決手段】電池モジュールは、直線状に連結している電池10の境界に絶縁キャップ60を連結して絶縁シート70で被覆している。絶縁キャップ60は、隣接するふたつの電池10の端部を第1挿入部61と第2挿入部62に挿入して連結している。絶縁キャップ60は、第1挿入部61と第2挿入部62のいずれか又は両方が、開弁する安全弁50から電池10間に排出される流体を通過させるように電池10に連結している。さらに、絶縁キャップ60は、表面に、一端から他端に向かって、周囲に複数列の通気溝65を設けている。電池モジュールは、安全弁50が開弁して電池10から排出される流体を、電池10と絶縁キャップ60との間に通過させ、さらに通気溝65に通過させて外部に排気する。
【選択図】図5

Description

本発明は、電池から排出されるガス等の流体をスムーズに外部に排出できる電池モジュールに関する。
電池は、過充電や過放電され、あるいは内部短絡や外部短絡されると内部でガスが発生する。発生したガスは、電池の内圧を上昇させる。内圧上昇で外装缶が破裂するのを防止するために、電池は安全弁を備える。安全弁は、内圧が設定圧力よりも高くなると、開弁してガスを外部に排出させる。
安全弁を内蔵する複数の電池を直列に直線状に連結している電池モジュールを図1に示す。この図の電池モジュールは、電池101を金属板の接続体102で連結している。さらに、電池102の間に絶縁キャップ103を連結している。絶縁キャップ103は、両側に電池101の端部を挿入できる筒状としている。さらに、金属製の外装缶104を絶縁するために、絶縁キャップ103と電池101の表面を、熱収縮チューブ等の絶縁シート105で被覆している。
この構造の電池モジュールは、安全弁が開弁するとき、ガスをスムーズに排気できない。それは、熱収縮チューブが電池よりも太い絶縁キャップの表面に密着して、ガスを通過させないからである。本出願人は、安全弁のガスをスムーズに排気するために、絶縁キャップにガス抜孔を設けた電池モジュールを開発した。(特許文献1参照)
特開2003−229102号公報
特許文献1に記載される電池モジュールは、ガス抜孔にホース等を連結し、このホースをガスの排気路に連結して、安全弁から排出されるガスをスムーズに排気できる。ただ、この構造の電池モジュールは、絶縁キャップで電池を直線状に連結する状態で、表面を熱収縮チューブ等の絶縁シートで被覆できない。絶縁シートがガス抜孔の開口部を閉塞するからである。このため、金属製外装缶の表面を絶縁シートで絶縁できない。
本発明は、さらにこの欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、電池と絶縁キャップの表面を絶縁シートで被覆しながら、安全弁から排出されるガス等の流体をスムーズに排出できる電池モジュールを提供することにある。
本発明の電池モジュールは、前述の目的を達成するために以下の構成を備える。
電池モジュールは、安全弁50を内蔵する複数の電池10を直列に接続して直線状に連結している。電池モジュールは、直線状に連結している電池10の境界に絶縁キャップ60を連結して、絶縁キャップ60とその両側の電池表面を絶縁シート70で被覆している。絶縁キャップ60は、互いに連結される一方の電池10の端部を挿入して連結する筒状の第1挿入部61と、他方の電池10の端部を挿入して連結する筒状の第2挿入部62とを有する。絶縁キャップ60は、第1挿入部61と第2挿入部62とを互いに直線状に配設して、隣接するふたつの電池10の端部を絶縁キャップ60の第1挿入部61と第2挿入部62に挿入している。絶縁キャップ60は、第1挿入部61と第2挿入部62のいずれか又は両方が、開弁する安全弁50から電池10間に排出される流体を通過させるように電池10に連結している。さらに、絶縁キャップ60は、表面に、一方の電池10に連結される一端から、他方の電池10に連結される他端に向かって、周囲に複数列の通気溝65を設けている。電池モジュールは、安全弁50が開弁して電池10から排出される流体を、電池10と絶縁キャップ60との間に通過させ、さらに通気溝65に通過させて外部に排気する。
通気溝65は、絶縁キャップ60の全周に、一定の間隔で、電池10の軸方向を向くように設けることができる。絶縁シート70は、熱収縮チューブとすることができる。絶縁キャップ60は、可撓性のある絶縁材で成形することができる。絶縁キャップ60は、熱可塑性エラストマーで成形することができる。
本発明の電池モジュールは、電池と絶縁キャップの表面を絶縁シートで被覆しながら、安全弁から排出されるガス等の流体をスムーズに排出できる特長がある。それは、本発明の電池モジュールが、第1挿入部と第2挿入部とを有する絶縁キャップで複数の電池を直列に連結して、絶縁キャップとその両側の電池表面を絶縁シートで被覆しており、第1挿入部と第2挿入部のいずれか又は両方を、開弁する安全弁から電池間に排出される流体を通過させるように電池に連結すると共に、絶縁キャップの周囲の表面に、一端から他端に向かって複数列の通気溝を設けているからである。この構造の電池モジュールは、安全弁が開弁して電池から排出される流体を、電池と絶縁キャップとの間に通過させ、さらに通気溝に通過させて外部に排気する。したがって、本発明の電池モジュールは、絶縁キャップで直線状に連結された電池の表面を熱収縮チューブ等の絶縁シートで被覆しながら、電池の安全弁から排出される流体をスムーズに外部に排気できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための電池モジュールを例示するものであって、本発明は電池モジュールを以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図2と図3に示す電池モジュールは、端部に安全弁を設けている複数の二次電池10を直列に接続して直線状に連結している。この電池モジュールは、直線状に連結している二次電池10の境界に絶縁キャップ60を連結して、二次電池10と絶縁キャップ60の表面を絶縁シート70で被覆している。
複数の電池モジュールは直列に接続されて、ハイブリッドカー等の電動車両の走行モーターの電源に使用される。ただ、本発明の電池モジュールは、電動車両以外の用途であって、大出力が要求される用途にも使用できる。図の電池モジュールは、円筒型電池である二次電池10を直線状に連結して直列に接続している。ただし、電池モジュールは、角型電池である二次電池を直線状に連結して直列に接続することもできる。
電池モジュールは、図3に示すように、同一平面に平行に並べてケース80に収納される。横に並べている電池モジュールは、互いに直列に接続されて出力電圧を高くしている。電池モジュールは、その両端と中間をケース80に支持する。電池モジュールを構成する二次電池10は、ニッケル−水素電池、リチウムイオン二次電池、ニッケル−カドミウム電池等の充電できる全ての電池を使用することができる。ただ、電動車両用の電池モジュールに使用される二次電池には、ニッケル−水素電池が適している。体積と重量に対する出力が大きくて、優れた大電流特性を有するからである。
二次電池10は、図4の断面図に示すように、外装缶11の開口部を封口板12で気密に密閉している。外装缶11と封口板12は金属板である。外装缶11は、金属板を底のある筒状にプレス成形して製作される。封口板12は、中央に凸部電極13を設けており、この凸部電極13に安全弁50を内蔵させている。
安全弁50は、弾性体であるコイルスプリング51と、このコイルスプリング51に押圧されて封口板12の弁孔53に押し付けられている弁体52と、弁体52とコイルスプリング51を内蔵して凸部電極13を構成する金属蓋54とを備える。金属蓋54には、排気孔55を開口している。この構造の安全弁50は、二次電池10の内圧が上昇すると弁体52が弁孔53を開口する。弁孔53が開口されると、電池内のガスは、弁孔53と排気孔55を通過して電池外に排気される。通常の使用状態では、コイルスプリング51が弁体52を押圧して弁孔53を気密に閉塞している。
外装缶11は、電極17を内蔵して、電解液を充填している。外装缶11は、開口部の端部をかしめ加工して封口板12を気密に固定している。封口板12は、ガスケット14を介して外装缶11のかしめ部に挟着されて気密に固定される。ガスケット14は絶縁材のゴム状弾性体で、封口板12と外装缶11とを絶縁すると共に、封口板12と外装缶11との隙間を気密に閉塞する。この構造の二次電池10は、封口板12をかしめて挟着するために、封口板12を設けている端部に、周囲に沿って溝部15が設けられる。さらに、封口板12の周縁にはカシメ凸条16が設けられる。この二次電池10は、封口板12を第1の電極として、外装缶11を第2の電極としている。ニッケル−水素電池は、第1の電極を正極として第2の電極を負極としている。二次電池は、第1の電極を負極として第2の電極を正極とすることもできる。
絶縁キャップ60を二次電池10に連結する構造を図5ないし図9に示している。これ等の図に示す絶縁キャップ60は、互いに連結される一方の二次電池10の端部を挿入して連結する筒状の第1挿入部61と、他方の二次電池10の端部を挿入して連結する筒状の第2挿入部62とを有する。第1挿入部61と第2挿入部62は、互いに直線状に配設されている。隣接するふたつの二次電池10の端部が、絶縁キャップ60の第1挿入部61と第2挿入部62に挿入されて、絶縁キャップ60でもって、二次電池10の間に閉鎖室63を形成している。
絶縁キャップ60は、熱可塑性エラストマー(TPE)で成形される。この絶縁キャップ60は可撓性があるので、細長い電池モジュールを絶縁キャップ60を介して支持するのに適している。絶縁キャップ60が優れた緩衝作用を有するからである。また、この絶縁キャップ60は優れた耐熱性を有し、しかも高い寸法精度としながら、安価に多量生産できる特徴がある。ただ、絶縁キャップは、熱可塑性エラストマーに代わって、軟質の合成樹脂、天然あるいは合成ゴム等のゴム状弾性体の成形体とすることもできる。
絶縁キャップ60は、安全弁から閉鎖室63に排出されるガス等の流体を、閉鎖室63から外部に排出する。可撓性のある絶縁キャップ60は、弾性変形して閉鎖室63の流体を排出できる。絶縁キャップは、硬質の合成樹脂で成形することもできるが、この絶縁キャップは、二次電池との間に排気溝を設けて、閉鎖室から流体を排出できる。
図に示す絶縁キャップ60は、一方の電池10に連結される一端から、他方の電池10に連結される他端に向かって、周囲に複数列の通気溝65を設けている。図の絶縁キャップ60は、中心軸と平行な方向、すなわち電池10の軸方向に、一定の間隔で全周に多数の通気溝65を設けている。通気溝65は、図10に示すように、中心軸に対して傾斜して設けることもできる。また、図示しないが渦巻状に設けることもできる。
これ等の通気溝65は、安全弁50が開弁して電池10から排出されるガス等の流体を、絶縁キャップ60と絶縁シート70との間に通過させる。したがって、通気溝65のある絶縁キャップ60の電池モジュールは、図5、図7、図8の矢印で示すように、安全弁が開弁して閉鎖室63に排出されるガス等の流体を、電池10と絶縁キャップ60との間に通過させて閉鎖室63から排出し、さらに閉鎖室63から排出されるガス等を、通気溝65に通過させて外部に排気する。
図の絶縁キャップ60は、第1挿入部61と第2挿入部62に二次電池10の端部を挿入して連結して、二次電池10の間に閉鎖室63を設けている。絶縁キャップ60は、第1挿入部61と第2挿入部62との間に、内面に突出する隔壁64を設けている。隔壁64は、接続体20とカシメ凸条16との間に配設されて、接続体20と外装缶11のカシメ凸条16を絶縁する。
さらに、図の絶縁キャップ60は、隔壁64の内周縁に沿って、カシメ凸条16の内側に嵌入される凸部リング68を設けている。凸部リング68は、カシメ凸条16と接続体20との間に配置させて、二次電池10の外装缶11と接続体20とのショートを防止しながら接続体20を定位置に配置する。
図5と図8の絶縁キャップ60は、接続体20を定位置に仮止めするために、一部を薄く成形して内面に係止凹部66を設けている。これらの絶縁キャップ60は、接続体20の外周縁を係止凹部66に入れて、接続体20を絶縁キャップ60の定位置に連結できる。このため、絶縁キャップ60に二次電池10を挿入して、接続体20を二次電池10の定位置に配置できる。定位置に配置された接続体20は、溶接して二次電池10に接続される。さらに、図8の接続体20は、図9の平面図に示すように、カット部67を設けて、接続体20を簡単に定位置に挿入できるようにしている。カット部67は、絶縁キャップ60の第2挿入部62の内面に、係止凹部66から一端に延長して設けられる。カット部67は、絶縁キャップ60を変形しやすくする。このため、カット部67のある絶縁キャップ60は、接続体20を係止凹部66に無理なくスムーズに挿入できる。さらに、このカット部67は、図8に示すように、安全弁から排出される流体の排気溝に併用して、流体を速やかに閉鎖室63から排出できる。
さらに、図7の絶縁キャップ60は、隔壁64に設けている凸部リング68の上端に、内側に突出する抜止ストッパ69を設けている。この絶縁キャップ60は、隔壁64の内周面に接続体20の外周縁を当接させて、接続体20を位置ずれしないようにしながら、抜止ストッパ36で抜け難いように保持する。
さらに、図11と図12に示す電池モジュールは、絶縁キャップ60の内側に保持キャップ30を配設している。二次電池10は、接続体20と保持キャップ30で直線状に連結され、保持キャップ30の外側に絶縁キャップ60を配設している。保持キャップ30は、全体をプラスチック等の絶縁材で成形している。保持キャップ30は、隣接する二次電池10の間に配設されて、接続体20を抜け難いように定位置に保持する。保持キャップ30は、保持する接続体20の両面を対向する電池端面に溶接するために貫通孔33を設けている。
図11の保持キャップ30は、接続体20を定位置に保持する保持部32と、この保持部32の外周に連結するように成形している筒部31とを一体成形している。さらに、図11の保持キャップ30は、カシメ凸条16の表面と内面を保持部32で被覆している。図の保持キャップ30は、カシメ凸条16の内面を絶縁するために、カシメ凸条16の内側に嵌入される凸部リング35を一体成形して設けている。この凸部リング35は、保持キャップ30を二次電池10の定位置に嵌着する働きもする。すなわち、二次電池10のショートを防止しながら接続体20を定位置に保持する。さらに、図の保持キャップ30は、保持部32に設けている貫通孔33の開口部上端に、内側に突出する抜止ストッパ36を設けている。この保持キャップ30は、保持部32に設けている貫通孔33の内周面に接続体20の外周縁を当接させて、接続体20を位置ずれしないようにしながら、抜止ストッパ36で抜け難いように保持する。
図12に示す保持キャップ30は、隣接する二次電池10の間に配設されて隣接する二次電池10を連結する。隣接する二次電池10を連結するために、保持キャップ30は、互いに連結される一方の二次電池10の端部を挿入して連結する第1筒部37と、他方の二次電池10の端部を挿入して連結する第2筒部38とを有し、第1筒部37と第2筒部38とを互いに直線状に配設して一体成形している。隣接するふたつの二次電池10は、各々の端部を第1筒部37と第2筒部38に挿入して、保持キャップ30でもって直線状に連結される。第2筒部38は、発生するガスをスムーズに外部に排出できる程度に、二次電池10に密着している。ただ、保持キャップは、発生したガスをスムーズに外部に排出するために、第2筒部に貫通孔やスリットを設けることもできる。
さらに、図12の保持キャップ30は、カシメ凸条16を絶縁するために絶縁リング41を配設している。絶縁リング41は、内周縁にリング凸条42を設けている。この絶縁リング41は、カシメ凸条16と接続体20の外周部との間に配設されて、接続体20とカシメ凸条16とを絶縁する。絶縁リング41は、外形を二次電池10の外形にほぼ等しくして、保持キャップ30で定位置に保持され、さらに、リング凸条42をカシメ凸条16の内側に嵌入して、カシメ凸条16によっても位置ずれしないように定位置に配設される。
絶縁シート70は、複数の二次電池10を直線状に連結する状態で、絶縁キャップ60と二次電池10の表面を被覆する。絶縁シート70は、熱収縮チューブが使用される。熱収縮チューブの絶縁シート70は、収縮されない状態で、直線状に連結された二次電池10を挿入し、加熱、収縮させて二次電池10と絶縁キャップ60の表面に密着される。絶縁シートは、必ずしも熱収縮チューブとする必要はない。たとえば、弾性的に伸縮する筒状の絶縁シートも使用できる。この絶縁シートは、膨張させる状態で直線状に連結している二次電池を入れ、その後、収縮させて絶縁キャップと二次電池の表面に密着させる。
二次電池10を直列に接続して直線状に連結する接続体20を図13ないし図16に示す。図13と図14の接続体20は、図5、図8及び図12の電池モジュールにおいて二次電池10を連結する。この接続体20は、同心円状に内側と外側に溶接凸部22を設けている。内側の溶接凸部22を下方の二次電池10の封口板12に溶接し、外側の溶接凸部22を上方の二次電池10の外装缶11の底面に溶接して接続している。図15と図16に示す接続体20は、図7と図11の電池モジュールにおいて二次電池10を連結する。この接続体20は、上下に突出して溶接凸部22を有し、上下の溶接凸部22を図において上下に配設している二次電池10の電池端面に溶接して接続している。
従来の電池モジュールの一例を示す拡大断面図である。 本発明の一実施例にかかる電池モジュールの縦断面図である。 図2に示す電池モジュールをケースに収納する状態を示す斜視図である。 電池の安全弁の構造を示す断面図である。 図2に示す電池モジュールの連結構造を示す拡大断面図である。 図5に示す電池モジュールの絶縁リングの平面図である。 本発明の他の実施例にかかる電池モジュールの連結構造を示す拡大断面図である。 本発明の他の実施例にかかる電池モジュールの連結構造を示す拡大断面図である。 図5に示す電池モジュールの絶縁リングの平面図である。 絶縁リングの他の一例を示す正面図である。 本発明の他の実施例にかかる電池モジュールの連結構造を示す拡大断面図である。 本発明の他の実施例にかかる電池モジュールの連結構造を示す拡大断面図である。 図5、図8及び図12に示す電池モジュールの接続体を示す平面図である。 図13に示す接続体のA−A線断面図である。 図7及び図11に示す電池モジュールの接続体を示す平面図である。 図15に示す接続体のA−A線断面図である。
符号の説明
10…電池
11…外装缶
12…封口板
13…凸部電極
14…ガスケット
15…溝部
16…カシメ凸条
17…電極
20…接続体
22…溶接凸部
30…保持キャップ
31…筒部
32…保持部
33…貫通孔
35…凸部リング
36…抜止ストッパ
37…第1筒部
38…第2筒部
41…絶縁リング
42…リング凸条
50…安全弁
51…コイルスプリング
52…弁体
53…弁孔
54…金属蓋
55…排気孔
60…絶縁キャップ
61…第1挿入部
62…第2挿入部
63…閉鎖室
64…隔壁
65…通気溝
66…係止凹部
67…カット部
68…凸部リング
69…抜止ストッパ
70…絶縁シート
80…ケース
101…電池
102…接続体
103…絶縁キャップ
104…外装缶
105…絶縁シート

Claims (5)

  1. 安全弁(50)を内蔵する複数の電池(10)を直列に接続して直線状に連結している電池モジュールであって、直線状に連結している電池(10)の境界に絶縁キャップ(60)を連結して、絶縁キャップ(60)とその両側の電池表面を絶縁シート(70)で被覆しており、
    絶縁キャップ(60)は、互いに連結される一方の電池(10)の端部を挿入して連結する筒状の第1挿入部(61)と、他方の電池(10)の端部を挿入して連結する筒状の第2挿入部(62)とを有し、第1挿入部(61)と第2挿入部(62)とは互いに直線状に配設されて、隣接するふたつの電池(10)の端部を絶縁キャップ(60)の第1挿入部(61)と第2挿入部(62)に挿入しており、
    第1挿入部(61)と第2挿入部(62)のいずれか又は両方が、開弁する安全弁(50)から電池(10)間に排出される流体を通過させるように電池(10)に連結されると共に、絶縁キャップ(60)の表面には、一方の電池(10)に連結される一端から、他方の電池(10)に連結される他端に向かって、周囲に複数列の通気溝(65)を設けており、
    安全弁(50)が開弁して電池(10)から排出される流体を、電池(10)と絶縁キャップ(60)との間に通過させ、さらに通気溝(65)に通過させて外部に排気するようにしてなる電池モジュール。
  2. 通気溝(65)が、絶縁キャップ(60)の全周に、一定の間隔で、電池(10)の軸方向を向くように設けられてなる請求項1に記載される電池モジュール。
  3. 絶縁シート(70)が熱収縮チューブである請求項1に記載される電池モジュール。
  4. 絶縁キャップ(60)が、可撓性のある絶縁材で成形されてなる請求項1に記載される電池モジュール。
  5. 絶縁キャップ(60)が熱可塑性エラストマーで成形されてなる請求項4に記載される電池モジュール。
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