JP2006189954A - チケット提供システム,クライアントデバイス,確認サーバ,検札デバイスおよびプログラム - Google Patents

チケット提供システム,クライアントデバイス,確認サーバ,検札デバイスおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】正常に印刷できない状況が発生しても最終的に正常なチケットをユーザに提供できるようにする。
【解決手段】複合機は、チケットを生成(印刷)し(s416)、このチケットを読み取ったパラメータを機能サーバへ送信した後(s424,s426)、印刷データが再送信されてきたら(s428〜s440→s414)、再度チケット生成からパラメータ送信までを行う(s416〜s426)。これら処理は、画像データが再送信されなくなるまで繰り返されるが、上記再送信は、機能サーバが複合機側で正常なチケットの生成が行われていないと解析した場合に行うものであるため、複合機側で正常なチケットが生成されるまで上記繰り返しがなされることになる。こうして、複合機側でチケットが正常に生成されない状況が発生しても上記処理を繰り返すことで、最終的に正常なチケットを生成して提供できる。
【選択図】図6

Description

本発明は、クライアントデバイスのユーザに対してチケットを提供するチケット提供システムに関する。
現在、サーバからインターネットなどを介して画像データを有料でプリンタに送信し、このプリンタにて画像データを印刷させることで、この画像データで示される画像を印刷してなる媒体をプリンタのユーザに提供する、といったサービスが実用化されている。
この種のサービスで利用可能な技術として、例えば、プリンタにおいて、ユーザから料金の支払いが受け付けられたことを条件にサーバ(ファイルサーバ30)から画像データ(データファイル)を取得し、こうして取得された画像データで示される画像を印刷するための料金以上の支払いが受け付けられたときに、その画像データで示される画像の印刷を開始する、といった技術などが提案されている(特許文献1参照)。
特開2004−78593号公報
上述したサービスにおいては、ユーザに対して有料で画像を印刷してなる記録媒体を提供することができるが、このとき、プリンタ側の機械的なトラブルに起因して画像が正常に印刷されなかった場合、ユーザは所望する画像が印刷されてなる記録媒体を取得することができなくなってしまう。
特に、このサービスが、例えば、コンサートなどのチケットのように特有の利用価値を有するものを提供するサービスである場合には、料金を支払ったのにも拘わらず正常な利用価値を有さない記録媒体がユーザに提供されてしまう結果となり、サービスの質を低下させることになるため、好ましいことではない。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、画像が正常に印刷されない状況が発生した場合であっても、最終的に正常な画像が印刷されてなる記録媒体をユーザに提供できるようにするための技術を提供することである。
上記課題を解決するため請求項1に記載のチケット提供システムは、記録媒体に印刷する記録内容を示すデータであり、該記録内容が印刷された記録媒体をチケットとして利用可能な状態とするためのチケット化データを、ネットワーク経由で確認サーバからクライアントデバイスに送信し、該クライアントデバイスにより前記チケット化データで示される記録内容を記録媒体に印刷してなるチケットを生成することにより、前記クライアントデバイスのユーザに対してチケットを提供するチケット提供システムである。このチケット提供システムのうち、前記クライアントデバイスは、前記確認サーバから送信されてきたチケット化データに基づき、該チケット化データで示される記録内容を記録媒体に印刷してなるチケットを生成するチケット生成手段と、該チケット生成手段により生成されたチケットについて、該チケットに印刷された記録内容を読み取るクライアント側読取手段と、該クライアント側読取手段により読み取られた記録内容を示す内容データをネットワーク経由で確認サーバに送信するクライアント側内容送信手段と、を備えている。また、前記確認サーバは、前記クライアントデバイスに対して前記チケット化データを送信するチケット送信手段と、該チケット送信手段によりチケット化データを送信した後、前記クライアントデバイスから送信されてきた前記内容データで示される記録内容に基づき、該クライアントデバイス側において前記チケット化データに基づく正常な記録内容の記録媒体への印刷が行われたか否かを判定する正常印刷判定手段と、該正常印刷判定手段により正常な記録内容の印刷が行われていないと判定された場合に、前記チケット化データをクライアントデバイスに再送信する再送信指令手段と、を備えている。そして、前記クライアントデバイスにおいて、前記クライアント側内容送信手段により内容データを送信した後、前記確認サーバから前記チケット化データがネットワーク経由で送信されてきた場合に、再度、前記チケット生成手段によるチケットの生成,前記クライアント側読取手段による記録内容の読み取り,および,前記クライアント側内容送信手段による内容データの送信を行う、ように構成されている。
このように構成されたチケット提供システムにおいて、クライアントデバイスは、内容データを送信した後で確認サーバからチケット化データが送信されてきた場合に、再度、チケットの生成,記録内容の読み取り,および,内容データの送信を行い、これらの処理は、確認サーバからのチケット化データの再送信が行われなくなるまで繰り返される。ただし、このように確認サーバがチケット化データを再送信するのは、確認サーバがクライアントデバイス側でチケット化データに基づく正常な記録内容の印刷が行われていないと判定した場合で、クライアントデバイス側でチケット化データに基づく正常な記録内容の印刷がなされたときに終了する。
これにより、クライアントデバイス側の機械的なトラブルに起因してチケット化データに基づく記録内容の印刷が正常に行われない状況が発生したとしても、記録内容が正常に印刷されるまで、そのような印刷に関する処理を繰り返すことが可能で、最終的に正常な記録内容が記録媒体に印刷されてなるチケットをクライアントデバイスのユーザに提供することができる。
この構成において、クライアントデバイスのクライアント側読取手段は、チケット生成手段により生成されたチケットに印刷された記録内容を読み取る手段であればよく、記録内容を読み取るための具体的な構成は特に限定されない。例えば、記録媒体の全体または一部に印刷された画像を読み取るスキャナ,および,チケット生成手段により生成されたチケットをスキャナまで搬送する搬送機構などからなるものや、上記スキャナのみからなるものが考えられ、後者のようにスキャナのみからなる構成の場合には、クライアントデバイスのユーザが手作業によりスキャナによる読み取り作業(読み取り位置へのチケットのセット)を行うようにすればよい。
また、確認サーバの正常判定手段は、内容データで示される記録内容に基づき、クライアントデバイス側においてチケット化データに基づく正常な記録内容の記録媒体への印刷が行われたか否かを判定する手段であればよく、そのような判定を行うための具体的な構成は特に限定されない。例えば、先に送信したチケット化データで示される記録内容の全体または一部と、クライアントデバイス側から受信した内容データで示される記録内容の全体または一部とを照合し、両者が一致する場合または一定以上の近似を示す場合に、正常な印刷が行われたと判定するように構成すればよい。ここでいう「記録内容の全体または一部」としては、例えば、その記録内容を構成する構成要素全体,または,特定のレイアウト,その記録内容の配色などが考えられる。
また、チケット化データが、少なくとも該チケット化データを識別可能な識別情報を含む記録内容を示すデータである場合であれば、請求項2に記載のように、前記正常印刷判定手段は、前記クライアントデバイスから送信されてきた内容データで示される記録内容に基づいて、該記録内容に含まれる識別情報で識別されるチケット化データが先に前記クライアントデバイスへ送信されたチケット化データと一致する場合に、該クライアント側において前記チケット化データに基づく正常な記録内容の記録媒体への印刷が行われたと判定する、ように構成することができる。
このように構成すれば、チケット化データに含まれる識別情報に基づいて、容易にクライアントデバイス側で正常な印刷が行われたか否かを判定することができる。
なお、上述した「識別情報」とは、例えば、クライアントデバイス側に送信する毎に割り当てられるユニークな記号(1以上の数字や文字などからなる)などで構成されるものであって、このような記号は、例えば、記号そのもの,記号を示す一次元コード(バーコード),記号を示す二次元コード(例えば、QRコードなど)などとしてチケットに印刷されるものとすればよい。
また、上述したようなコンテンツ提供システムにおいて、クライアントデバイス側で正常な印刷が行われなかった際には、例えば、クライアントデバイス側でインクや記録媒体などの消耗品がなくなり物理的に印刷ができなくなることなども考えられるため、チケット化データが再送信されてきたとしても、直ちに印刷を行うことができない,または,直ちに印刷を行いたくない場合もありうる。
このような場合には、クライアントデバイス側で直ちに印刷を行うのではなく、ユーザの操作を受けて印刷を開始するようにすることが望ましい。このためには、請求項3に記載のように、前記確認サーバにおいて、前記再送信指令手段は、前記正常印刷判定手段により正常な記録内容の印刷が行われていないと判定された場合に、チケットの生成を指令するための生成指令データを前記クライアントデバイスに送信し、該クライアントデバイスから前記チケット化データの送信を要求する旨の要求データがネットワーク経由で送信されてくるまで待機した後、前記チケット化データをクライアントデバイスに送信する、ように構成されており、前記クライアントデバイスにおいては、前記クライアント側内容送信手段により内容データを送信した後、前記確認サーバから前記生成指令データが送信されてきた場合に、ユーザの操作を受けて前記要求データを確認サーバに送信する要求送信手段が備えられている、といった構成を採用することが好適である。
このように構成すれば、確認サーバは、クライアントデバイスから要求データを受信するまでチケット化データの再送信を行わないため、それまではクライアントデバイス側においてチケット化データに基づくチケットの印刷が行われることを防止することができる。この要求データは、クライアントデバイスがユーザの操作を受けた際に確認サーバへ送信するものであるため、ユーザは、チケット化データに基づくチケットの印刷を、クライアントデバイスに対する操作を行うまでの間、保留することができる。
ところで、上述したようなチケット提供システムにおいては、クライアントデバイス側で正常な印刷が行われるまで、確認サーバによるチケット化データのクライアントデバイスへの送信が繰り返されるように構成されているが、正常な印刷が行われていないと判定されたチケットがチケットとして認識可能な程度の印刷状態である場合、それをチケットとして使用することが可能になってしまう虞がある。そのため、このような状況をユーザにより悪用されてしまうと、不正に多くのチケットをユーザが取得してしまう状況が生じうる。
そこで、このようなことを防止するために、請求項4に記載のチケット提供システムでは、前記確認サーバは、正常印刷判定手段により正常な記録内容の印刷が行われていると判定されたチケット化データを、有効なチケット化データとしてデータベースに登録するデータ登録手段を備え、再送信指令手段は、正常印刷判定手段により正常な記録内容の印刷が行われていないと判定された場合に、先に送信された前記チケット化データとは別のチケット化データをクライアントデバイスに送信する、ように構成されており、クライアントデバイスは、クライアント側内容送信手段により内容データを送信した後、確認サーバからチケット化データが送信されてきた場合に、該チケット化データに基づくチケット生成手段によるチケットの生成,クライアント側内容読取手段による記録内容の読み取り,および,クライアント側内容送信手段による内容データの送信を行う、ように構成することとしている。
このように構成すれば、クライアントデバイス側で正常に印刷されていないと判定された場合、確認サーバからは、先に送信したチケット化データとは異なるチケット化データが送信される一方、正常に印刷されていると判定された場合には、そのチケット化データを有効なチケット化データとしてデータベースに登録することができる。
これにより、確認サーバ側でチケット化データに基づく印刷がクライアントデバイス側で正常に行われなかったと判定された場合において、そのチケット化データに基づいて生成されたチケットがチケットとして認識可能な程度の印刷状態であったとしても、データベースにおいて有効なものとして登録されたチケットとはならず、上記不正を未然に防止できる。なお、例えば、このチケットを検札する際に、データベースを参照して有効なものか否かをチェックすることで、正常に印刷されなかったチケット化データに基づいて生成されたチケットであること,または,不正に取得されたチケットであることを確認することができる。
また、上述したように、チケットを検札する場合においては、チケット提供システムとして、例えば、請求項5に記載のように構成することが好適である。
請求項5に記載のチケット提供システムは、
検札デバイスを用いてチケットの検札を行うことができるように構成されており、前記検札デバイスは、チケットに印刷された記録内容を読み取る検札側読取手段と、該検札側読取手段により読み取られた記録内容を示す内容データをネットワーク経由で前記確認サーバに送信する検札側内容送信手段と、該検札側内容送信手段により内容データが送信された後、該内容データに基づいて前記確認サーバ側で検札した結果を示す検札データがネットワーク経由で該確認サーバから送信されてきた際に、該検札データで示される検札結果を報知する検札報知手段と、を備えており、前記確認サーバは、前記検札デバイスから送信されてきた前記内容データで示される記録内容に基づき、該記録内容に含まれる識別情報で識別されるチケット化データが、前記データベースに登録されていれば、該チケット化データに対応するチケットが正常なチケットであると判定する一方、前記データベースに登録されていなければ、該チケット化データに対応するチケットが正常なチケットではないと判定する検札判定手段と、該検札判定手段による検札結果を示す検札データを前記検札デバイスに送信する検札送信手段と、を備えている。
このように構成すれば、検札デバイスによって、チケットに印刷された記録内容を読み取った内容データを確認サーバに送信することで、この確認サーバから正常なチケットであるか否かの検札結果を示す検札データを取得することができるため、この検札結果を確認することで適切にチケットの検札を行うことができる。
この構成において、検札デバイスの検札側読取手段は、チケットに印刷された記録内容を読み取る手段であって、記録内容を読み取るための具体的な構成は特に限定されない。例えば、記録媒体の全体または一部に印刷された画像を読み取るスキャナなどからなるものが考えられる。
また、以上説明したチケット提供システムにおいて、ユーザにチケットを提供するにあたり、このチケットを有料のものとする場合には、チケットの料金をユーザから徴収する必要がある。その場合の徴収方法としては、例えば、上述した検札時に直接ユーザから徴収するといった方法が考えられるが、このような料金の徴収についてもシステムの一部処理として行うように構成できることが効率的である。
そのための構成としては、例えば、請求項6に記載のように、前記確認サーバは、前記正常印刷判定手段により正常な記録内容の印刷が行われていると判定された場合に、前記クライアントデバイスのユーザに対する課金処理を行う課金手段を備えている、といった構成が好適である。
このように構成すれば、クライアントデバイス側において正常に印刷が行われたと判定された場合、つまり正常にチケットの提供を行うことができたと判定された場合にのみ、課金処理によりユーザへのチケット提供に対する課金を行うことができる。
なお、この構成における「課金処理」とは、クライアントデバイスのユーザに対する課金を行うために行われる処理であって、例えば、ユーザに提供したチケットに対して定められた金額をユーザによる利用料金の合計額(所定の記録領域に記憶されたもの)に加算するといった処理のことである。
また、請求項7に記載のクライアントデバイスは、記録媒体に印刷する記録内容を示すデータであり、該記録内容が印刷された記録媒体をチケットとして利用可能な状態とするためのチケット化データを、ネットワーク経由で受信し、前記チケット化データで示される記録内容を記録媒体に印刷してなるチケットを生成した後、該チケットに基づく内容データを確認サーバに送信するとともに、これを受信した該確認サーバにより前記チケット化データに基づく記録内容の記録媒体への印刷が正常に行われたか否かを判定し、正常な記録内容の印刷が行われていないと判定された場合に、前記チケット化データを再送信することにより、ユーザに対してチケットを提供するチケット提供システムを構成するクライアントデバイスである。
このクライアントデバイスは、前記確認サーバから送信されてきたチケット化データに基づき、該チケット化データで示される記録内容を記録媒体に印刷してなるチケットを生成するチケット生成手段と、該チケット生成手段により生成されたチケットについて、該チケットに印刷された記録内容を読み取るクライアント側読取手段と、該クライアント側読取手段により読み取られた記録内容を示す内容データをネットワーク経由で確認サーバに送信するクライアント側内容送信手段と、を備えるとともに、前記クライアント側内容送信手段により内容データを送信した後、前記確認サーバから前記チケット化データがネットワーク経由で送信されてきた場合に、再度、前記チケット生成手段によるチケットの生成、前記クライアント側読取手段による記録内容の読み取り、および、前記クライアント側内容送信手段による内容データの送信を行う、ように構成されている。
このように構成されたクライアントデバイスは、請求項1から6のいずれかに記載のチケット提供システムの一部を構成することができる。
なお、このクライアントデバイスについては、請求項2から6のいずれかに記載のクライアントデバイスと同様の構成としてもよく、この場合、請求項2から6のいずれかに記載のチケット提供システムの一部(クライアントデバイス)を構成することができる。
また、請求項8に記載の確認サーバは、記録媒体に印刷する記録内容を示すデータであり、該記録内容が印刷された記録媒体をチケットとして利用可能な状態とするためのチケット化データを、ネットワーク経由で送信するとともに、前記チケット化データを受信したクライアントデバイスで記録内容を記録媒体に印刷してなるチケットを生成した後、該チケットに基づく内容データを前記クライアントデバイスから送信を受けるとともに、受信した該内容データに基づき前記チケット化データに基づく記録内容の記録媒体への印刷が正常に行われたか否かを判定し、正常な記録内容の印刷が行われていないと判定された場合に、前記チケット化データを再送信することにより、ユーザに対してチケットを提供するチケット提供システムを構成する確認サーバである。
この確認サーバは、前記クライアントデバイスに対して前記チケット化データを送信するチケット送信手段と、該チケット送信手段によりチケット化データを送信した後、前記クライアントデバイスから送信されてきた前記内容データで示される記録内容に基づき、該クライアントデバイス側において前記チケット化データに基づく正常な記録内容の記録媒体への印刷が行われたか否かを判定する正常印刷判定手段と、該正常印刷判定手段により正常な記録内容の印刷が行われていないと判定された場合に、前記チケット化データをクライアントデバイスに再送信する再送信指令手段と、を備えている。
このように構成された確認サーバは、請求項1から6のいずれかに記載のチケット提供システムの一部を構成することができる。
なお、この確認サーバについては、請求項2から6のいずれかに記載の確認サーバと同様の構成としてもよく、この場合、請求項2から6のいずれかに記載のチケット提供システムの一部(確認サーバ)を構成することができる。
また、請求項9に記載の検札デバイスは、記録媒体に印刷する記録内容を示すデータであり、該記録内容が印刷された記録媒体をチケットとして利用可能な状態とするためのチケット化データを、確認サーバからネットワーク経由でクライアントデバイスに送信するとともに、前記チケット化データを受信したクライアントデバイスで記録内容を記録媒体に印刷してなるチケットを生成した後、前記確認サーバは、該チケットに基づく内容データを前記クライアントデバイスから受信するとともに、受信した前記チケット化データに基づく記録内容の記録媒体への印刷が正常に行われたか否かを判定し、正常な記録内容の印刷が行われていないと判定された場合に、前記チケット化データを前記クライアントデバイスに再送信することにより、ユーザに対して提供されるチケットに基づきサービスの提供を行うサービス提供システムを構成する検札デバイスである。
この前記検札デバイスは、チケットに印刷された記録内容を読み取る検札側読取手段と、該検札側読取手段により読み取られた記録内容を示す内容データを検札のためにネットワーク経由で前記確認サーバに送信する検札側内容送信手段と、該検札側内容送信手段により内容データが送信された後、該内容データに基づいて前記確認サーバ側で検札した結果を示す検札データがネットワーク経由で該確認サーバから送信されてきた際に、該検札データで示される検札結果を報知する検札報知手段と、を備えている。
このように構成された検札デバイスは、請求項5または6に記載のチケット提供システムの一部を構成することができる。
また、請求項10に記載のプログラムは、記録媒体に印刷する記録内容を示すデータであり、該記録内容が印刷された記録媒体をチケットとして利用可能な状態とするためのチケット化データを、ネットワーク経由で受信し、前記チケット化データで示される記録内容を記録媒体に印刷してなるチケットを生成した後、該チケットに基づく内容データを確認サーバに送信するとともに、これを受信した該確認サーバにより前記チケット化データに基づく記録内容の記録媒体への印刷が正常に行われたか否かを判定し、正常な記録内容の印刷が行われていないと判定された場合に、前記チケット化データを再送信することにより、ユーザに対してチケットを提供するチケット提供システムを構成するクライアントデバイスを制御するコンピュータ読み取り可能なクライアントデバイス用プログラムである。このプログラムは、前記確認サーバから送信されてきたチケット化データに基づき、該チケット化データで示される記録内容を記録媒体に印刷してなるチケットを生成するチケット生成手順と、該チケット生成手順により生成されたチケットについて、該チケットに印刷された記録内容を読み取るクライアント側読取手順と、該クライアント側読取手順により読み取られた記録内容を示す内容データをネットワーク経由で確認サーバに送信するクライアント側内容送信手順と、前記クライアント側内容送信手順により内容データを送信した後、前記確認サーバから前記チケット化データがネットワーク経由で送信されてきた場合に、再度、前記チケット生成手順によるチケットの生成、前記クライアント側読取手順による記録内容の読み取り、および、前記クライアント側内容送信手順による内容データの送信を行わせる繰り返し手順と、を含むものである。
このようなプログラムにより制御されるクライアントデバイスは、請求項1から6のいずれかに記載のチケット提供システムの一部を構成することができる。
なお、このプログラムについては、請求項2から6のいずれかに記載のクライアントデバイスの備える全手段としての機能を実現するための処理手順を、上記クライアントデバイスに実行させるためのプログラムとしてもよく、この場合、このクライアントデバイスは、請求項2から6のいずれかに記載のチケット提供システムの一部(クライアントデバイス)を構成することができる。
また、請求項11に記載のプログラムは、記録媒体に印刷する記録内容を示すデータであり、該記録内容が印刷された記録媒体をチケットとして利用可能な状態とするためのチケット化データを、ネットワーク経由で送信するとともに、前記チケット化データを受信したクライアントデバイスで記録内容を記録媒体に印刷してなるチケットを生成した後、該チケットに基づく内容データを前記クライアントデバイスから送信を受けるとともに、受信した該内容データに基づき前記チケット化データに基づく記録内容の記録媒体への印刷が正常に行われたか否かを判定し、正常な記録内容の印刷が行われていないと判定された場合に、前記チケット化データを再送信することにより、ユーザに対してチケットを提供するチケット提供システムを構成する確認サーバを制御するコンピュータ読み取り可能な確認サーバ用プログラムである。
この確認サーバ用プログラムは、前記クライアントデバイスに対して前記チケット化データを送信するチケット送信手順と、該チケット送信手順によりチケット化データを送信した後、前記クライアントデバイスから送信されてきた前記内容データで示される記録内容に基づき、該クライアントデバイス側において前記チケット化データに基づく正常な記録内容の記録媒体への印刷が行われたか否かを判定する正常印刷判定手順と、該正常印刷判定手順により正常な記録内容の印刷が行われていないと判定された場合に、前記チケット化データをクライアントデバイスに再送信する再送信指令手順と、を含む。
このようなプログラムにより制御される確認サーバは、請求項1から6のいずれかに記載のチケット提供システムの一部を構成することができる。
なお、このプログラムについては、請求項2から6のいずれかに記載の確認サーバの備える全手段としての機能を実現するための処理手順を、上記確認サーバに実行させるためのプログラムとしてもよく、この場合、この確認サーバは、請求項2から6のいずれかに記載のチケット提供システムの一部(確認サーバ)を構成することができる。
また、請求項12に記載のプログラムは、記録媒体に印刷する記録内容を示すデータであり、該記録内容が印刷された記録媒体をチケットとして利用可能な状態とするためのチケット化データを、確認サーバからネットワーク経由でクライアントデバイスに送信するとともに、前記チケット化データを受信したクライアントデバイスで記録内容を記録媒体に印刷してなるチケットを生成した後、前記確認サーバは、該チケットに基づく内容データを前記クライアントデバイスから受信するとともに、受信した前記チケット化データに基づく記録内容の記録媒体への印刷が正常に行われたか否かを判定し、正常な記録内容の印刷が行われていないと判定された場合に、前記チケット化データを前記クライアントデバイスに再送信することにより、ユーザに対して提供されるチケットに基づきサービスの提供を行うサービス提供システムを構成する検札デバイスを制御するコンピュータ読み取り可能な検札デバイス用プログラムである。
この検札デバイス用プログラムは、チケットに印刷された記録内容を読み取る検札側読取手順と、該検札側読取手順により読み取られた記録内容を示す内容データを検札のためにネットワーク経由で前記確認サーバに送信する検札側内容送信手順ムと、該検札側内容送信手順により内容データが送信された後、該内容データに基づいて前記確認サーバ側で検札した結果を示す検札データがネットワーク経由で該確認サーバから送信されてきた際に、該検札データで示される検札結果を報知する検札報知手順と、を含む。
このようなプログラムにより制御される検札デバイスは、請求項5または6に記載のチケット提供システムの一部を構成することができる。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(1)全体構成
サービス提供システムは、図1に示すように、複合機10,ディレクトリサーバ20,機能サーバ30,検札デバイス60などからなり、これらがネットワーク(本実施形態においては、WAN:Wide Area Network)1を介してデータ通信可能に接続されている。具体的にいうと、複合機10,ディレクトリサーバ20および機能サーバ30は、それぞれルータ(R:周知のブロードバンドルータ)2〜5を介してネットワーク1と接続されている。
複合機10は、制御部11,操作部12,読取部13,記録部14,通信部15,記憶部16,音入力部17および音出力部18などを備えている。
これらのうち、制御部11は、CPU,ROM,RAM等を備え、このCPUが、ROMに記憶されているプログラムに従って複合機10全体を統括制御する。
また、操作部12は、図2に示すように、コピーキー41,スキャナキー42,FAXキー43,サービスキー44,設定キー45,上下左右の方向キー46〜49,OKキー50およびキャンセルキー51,ディスプレイ52などからなるユーザインタフェースとして構成されている。
また、読取部13は、スキャナとしての機能を実現するための入力デバイスであり、用紙等のシート状記録媒体に記録(例えば印刷)された画像を読み取り、その画像を表す画像データを生成する。
また、記録部14は、プリンタとしての機能を実現するための出力デバイスであり、画像データで示される画像を用紙等のシート状記録媒体に印刷する。
また、通信部15は、複合機10をネットワーク1に接続すると共に、このネットワーク1を介してデータを送受信するための処理を行う。
また、記憶部16は、図示しない不揮発性RAMを備えており、この不揮発性RAMにデータを記憶可能に構成されている。
また、音入力部17は、本複合機10が備える図示しないハンドセット(受話器)に設けられたマイクから音を入力し、その音を表す音データ(PCMデータ)を生成する。
そして、音出力部18は、音データ(PCMデータ)の表す音を、図示しないハンドセット,または,複合機10本体に設けられた図示しないスピーカから出力する。
ディレクトリサーバ20は、制御部21,通信部22および記憶部23を備えている。
これらのうち、制御部21は、CPU,ROM,RAM等を備え、このCPUが、ROMまたはRAMに記憶されているプログラムに従ってディレクトリサーバ20全体を統括制御する。
また、通信部22は、ディレクトリサーバ20をネットワーク1に接続すると共に、このネットワーク1を介してデータを送受信するための処理を行う。
そして、記憶部23は、図示しないハードディスクを備えており、このハードディスクにデータを記憶する。この記憶部23には、後述するサービス定義情報25を記憶するためのサービス定義情報記憶部24が設けられている。このサービス定義情報25は、XML(eXtensible Markup Language)により記述されたXMLデータであり、この記述内容に従って後述するサービス選択用画面を表示させることで、機能サーバ30が提供可能なサービス一覧(各サービスの種類及び要求先アドレス(URL;Uniform Resource Locator)を提供することができる。
機能サーバ30は、制御部31,通信部32および記憶部33などを備えている。
これらのうち、制御部31は、CPU,ROM,RAM等を備え、このCPUが、ROMまたはRAMに記憶されているプログラムに従って機能サーバ30全体を統括制御する。なお、この制御部31は、複合機10の制御部11に比べて充分に高性能な構成とされており、複合機10の制御部11では実行困難な処理についてもその処理を行うことができる。
また、通信部32は、機能サーバ30をネットワーク1に接続すると共に、このネットワーク1を介してデータを送受信するための処理を行う。
そして、記憶部33は、図示しないハードディスクを備えており、このハードディスクにデータを記憶する。この記憶部33は、それぞれ異なるサービスを提供するための処理を実行するサービスソフトウェア122を記憶するためのサービスソフト記憶部120と、後述する課金を行う際に必要となる情報を記憶する課金情報記憶部130と、後述するセッションIDなどの情報を記憶するセッション管理情報記憶部140と、後述する印刷データを記憶するサービス出力記憶部150と、後述するチケット番号などの情報を記憶するチケット管理情報記憶部160と、からなる。
検札デバイス60は、複合機10の備える制御部11,操作部12,読取部13,通信部15,記憶部16と同様の構成である制御部61,操作部62,読取部63,通信部65,記憶部66などを備えている。なお、本実施形態において、この検札デバイス60は、後述するように複合機10のユーザに提供されたチケットの検札を行うためのものであり、そのチケットにより入場を許可すべき会場に設置されたものである。
(2)複合機10による処理
以下に、複合機10の制御部11により実行される各種処理について説明する。
(2−1)複合機処理
はじめに、複合機10が起動された以降、繰り返し実行される処理である複合機処理を図3に基づいて説明する。
この複合機処理が起動されたら、まず、初期化処理を行う(s102)。
この初期化処理を終えた後、外部からの指令,例えば、操作部12への入力操作やネットワーク1を介した指令信号の入力などが発生したら(s104)、その入力が動作モードをサービスモードへ移行させるための内容であるか否かをチェックする(s106)。ここでは、例えば、s104による入力が操作部12のサービスキー44を押下する操作であれば、サービスモードへ移行させるための内容であると判定する。なお、この「サービスモード」とは、以下の処理で示すように、機能サーバ30に対してサービスの提供を要求するための処理を実行するための動作モードである。
このs106で、入力がサービスモードへ移行させるための内容でないと判定されたら(s106:NO)、その入力内容に応じて他の動作モードに対する処理(その他のモードの処理)を行った後(s108)、s104へ戻る。
一方、s106で、サービスモードへ移行させるための内容であると判定されたら(s106:YES)、機能サーバ30に要求すべきサービスを指定する方法をユーザに選択させる(s110)。ここでは、サービスをリストから指定するか、要求先アドレスを直接入力により指定するかを選択させるための選択画面をディスプレイ52に表示させることによりユーザに選択を促す。この選択画面が表示された後、ユーザは、いずれにてサービスを指定するかの選択を操作部12により行うことができる。
このs110で、リストから指定する旨が選択されたら(s110:YES)、ディレクトリサーバ20にサービス一覧の照会を要求する(s112)。ここでは、ディレクトリサーバ20に対してサービス定義情報25の送信を要求するためのアドレスとして、あらかじめ記憶部16に記憶されたアドレス宛に、HTTP1.1(HTTP:HyperText Transfer Protocol)に基づくHTTPリクエスト(以降、単に「HTTPリクエスト」という)を送信することにより、サービス一覧の照会を要求する。このアドレスに基づいてアクセスを受けたディレクトリサーバ20は、後述のように、HTTP1.1に基づくHTTPレスポンス(以降、単に「HTTPレスポンス」という)により、トップのサービス定義情報25をHTTPレスポンスにより返信してくる。このトップのサービス定義情報25は、「チケット発行サービス」,「データ保存サービス」,「印刷サービス」,「コピー応用サービス」といったサービスのカテゴリについての選択を促すカテゴリ選択用画面を表示させるためのサービス定義情報25である。
こうして、サービス一覧の照会を要求した後、ディレクトリサーバ20から返信されたサービス定義情報25を受信したら(s114)、このサービス定義情報25に基づいて選択用画面をディスプレイ52に表示させた後(s116)、次の処理(s120)へ移行する。このs116がトップのサービス定義情報25を受信した後に行われる場合には、そのXMLの記述に従って、図4(a)に示すように、表示用タイトルとして「ディレクトリサービス」の文字がディスプレイ52の表示領域上部に配置され、選択可能なカテゴリを表す項目である「データ保存サービス」,「印刷サービス」および「コピー応用サービス」,「チケット発行サービス」の文字が表示領域下部に配置されてなるカテゴリ選択画面の表示を行う。また、このサービス定義情報25には、カテゴリに対応する別のサービス定義情報25のアドレスがリンク先として割り当てられており、いずれかの項目がサービス選択画面に基づいて選択されることにより、その項目に対応するアドレスのサービス定義情報25をディレクトリサーバ20に要求することができる。なお、表示領域の制約上、すべての項目を一度に表示することができない場合、画面をスクロールさせることで各項目の配置が上下に移動するように構成されている(図4(a)において「チケット発行サービス」は表示領域の制約上表示されていない)。
また、s116の処理がトップ以外のサービス定義情報25を受信した後に行われる場合,具体的な例として、「コピー応用サービス」に関するサービス定義情報25を受信した場合には、そのXMLの記述に従って、図4(b),(c)に示すように、表示用タイトルとして「コピー応用サービス」の文字が表示領域上部に配置され、選択可能な項目として「すかし入りコピー」,「翻訳コピー」,「原稿読み上げ」および「音声テキスト変換」のサービスが表示領域下部に配置されてなるサービス選択画面の表示を行う。また、「チケット発行サービス」に関するサービス定義情報25を受信した場合には、そのXMLの記述に従って、図4(d)に示すように、表示用タイトルとして「チケット発行サービス」の文字が表示領域上部に配置され、選択可能な項目としてこのサービスにて発行されたチケットを利用可能なイベントが表示領域下部に配置されてなるサービス選択画面の表示を行う。また、これらサービス定義情報25についても、サービスまたはイベントに対応する別のサービス定義情報25のアドレスがリンク先として割り当てられており、いずれかの項目がサービス選択画面に基づいて選択された際に、その項目に対応するアドレスのサービスの提供を機能サーバ30に要求することになる。なお、これらサービス選択画面についても、表示領域の制約上、すべての項目を一度に表示することができない場合、画面をスクロールさせることで各項目の配置が上下に移動するように構成されている。
また、上述したs110で、要求先アドレスを直接入力により指定する旨が選択された場合には(s110:NO)、要求先アドレスを入力するためのアドレス入力画面をディスプレイ52に表示させた後(s118)、次の処理(s120)へ移行する。
こうして、選択用画面またはアドレス入力画面が表示された以降、ユーザは、いずれかの項目を選択する操作(アドレスを入力する操作),または,サービスモードを終了する操作(停止操作)を操作部12により行うことができる。
次に、ユーザによる操作部12への入力操作を受け付け(s120)、こうして行われた入力操作がリンクを選択する操作であるか否かをチェックする(s122)。ここでは、s116にて表示された選択用画面における項目を選択する操作,または,s118にて表示されたアドレス入力画面にアドレスを入力する操作が入力操作として行われた場合に、リンクを選択する操作であると判定する。
このs122で、リンクを選択する操作でないと判定された場合(s122:NO)、その入力操作が停止操作であれば(s124:YES)、s104へ戻ることによりサービスモードとしての処理を終了する一方、入力操作が停止操作でなければ(s124:NO)、拒否音(ブザー音など)を鳴動させた後(s126)、s120へ戻る。
また、s122で、入力操作がリンクを選択する操作であると判定された場合(s122:YES)、その選択されたリンクがサービスへのリンク,つまり機能サーバ30にサービスの提供を要求するためのIDであるか否かをチェックする(s128)。
このs128で、サービスへのリンクでないと判定された場合,つまり別のサービス定義情報25のIDである場合には(s128:NO)、ディレクトリサーバ20に対してサービス一覧の照会を要求し、該当するサービス定義情報25を受信した後(s130)、s116へ戻ってサービス選択用画面をディスプレイ52に表示させる。
そして、s128で、サービスへのリンクであると判定された場合には(s128:YES)、後述するセッション処理(図5)を行った後(s132)、s104へ戻ることによりサービスモードとしての処理を終了する。
(2−2)セッション処理
続いて、図3におけるs132であるセッション処理の詳細な処理手順を図5に基づいて説明する。
このセッション処理では、まず、図3におけるs120により選択されたリンク先(アドレスを直接入力した場合には、そのアドレス)に基づいてサービスを起動する(s202)。ここでは、リンク先に対してサービス起動指令をHTTPリクエストにより送信することで、図3におけるs120にてユーザに選択されたサービスを機能サーバ30側において起動させる。このサービス起動指令を受信した機能サーバ30からは、セッションIDがHTTPレスポンスにより返信されてくる。
次に、s204によるサービス起動指令に応じて機能サーバ30から返信されてくるセッションIDを受信する(s204)。なお、以降の処理で送信するHTTPリクエストおよびHTTPレスポンスには、特に明示しない限り、全てセッションIDが含まれた状態でやりとりされることとし、このHTTPリクエストを受信した機能サーバ30側では、このセッションIDに基づいて通信中のデバイスを管理(周知のセッション管理)するように構成されている。
次に、複合機10自身に対する指令の有無を問い合わせるための「複合機指令問合せ」をHTTPリクエストにより機能サーバ30へ送信する(s206)。この「複合機指令問合せ」を受信した機能サーバ30は、複合機10に対する指令が発生していれば、その内容を示す指令(指令が発生していない場合には「指令なし」を示す指令)をHTTPレスポンスにより返信してくる。
次に、s206による問い合わせにより返信されてくる指令(複合機指令)を受信したら(s208)、その指令がジョブ起動指令であるか否かを判定する(s210)。この「ジョブ起動指令」とは、後述のように、s202にてサービス起動指令を送信した以降、機能サーバ30側で発生する指令であり、そのタイミングやサービスの内容に応じたジョブの起動を指令する内容となっている。なお、このジョブ起動指令には起動すべきジョブのジョブID,ジョブの種類およびジョブの通信先アドレスが付加されている。
このs210で、ジョブ起動指令であると判定された場合(s210:YES)、ジョブの起動に必要なリソースを確保した後で(s212)、ジョブ起動指令で指令されたジョブを起動する(s213)。ここでは、ジョブ起動指令で指令されたジョブに対して、このジョブ起動指令に付加されたジョブIDおよび通信先アドレスを渡すことにより、そのジョブを起動する。なお、こうして起動されるジョブは、他の処理と並行して実行されるものであり、これについては、複数種類のサービスのうち、本発明を理解する上で重要なサービスである「チケット発行サービス」のみを例に挙げて、後述する「チケット発行ジョブ」(図6)において詳述する。
こうして、ジョブの起動を行った後、所定インターバル待機した後(s214)、s206へ戻る。
また、上述したs210で、ジョブ起動指令でないと判定された場合(s210:NO)、s208で受信した指令がジョブ終了指令であるか否かをチェックする(s216)。この「ジョブ終了指令」とは、上述したs213でジョブを起動した以降、このジョブが終了した際に機能サーバ30側で発生する指令である。なお、このジョブ終了指令には、その終了したジョブのジョブIDが付加されている。
このs216で、ジョブ終了指令であると判定された場合(s216:YES)、このジョブ終了指令に付加されたジョブIDのジョブについて、このジョブを起動するにあたりs212にて確保したリソースを解放した後(s218)、s214へ移行する。
また、上述したs216で、ジョブ終了指令でないと判定された場合(s216:NO)、「指令なし」を示すものであるか否かをチェックし(s220)、「指令なし」を示すものであれば(s220:YES)、s214へ移行する一方、「指令なし」を示すものでなければ(s220:NO)、セッション終了指令であるか否かを判定する(s222)。この「セッション終了指令」とは、この複合機10に対するサービスの提供が終了した際に機能サーバ30側で発生する処理である。
そして、このs222で、セッション終了指令であると判定された場合(s222:YES)、本セッション処理を終了する一方、s208で受信した指令が上述したいずれの指令でもない場合,例えば、エラー通知情報である場合には(s222:NO)、エラーを報知するための処理(指令エラーの処理)を行った後(s224)、本セッション処理を終了する。このs224では、エラーである旨のメッセージをディスプレイ52に表示させることによりエラーを報知する。
(2−3)チケット発行ジョブ
続いて、図5におけるs213にて起動されるジョブの一種であるチケット発行ジョブの処理手順を図6に基づいて説明する。
このチケット発行ジョブが開始されると、まず、ユーザにユーザIDを入力させるためのID入力画面をディスプレイ52に表示させ、これに対応して操作部12によりユーザIDを入力する操作が行われたら(s402)、このユーザIDに基づいてチケット発行サービスを機能サーバ30側において起動させる(s404)。ここでは、サービス定義情報25で示されるチケット発行サービスのアドレス宛に、チケット発行サービスを起動させるためのサービス起動指令を、入力されたユーザIDと共にHTTPリクエストにより送信することで、チケット発行サービスを機能サーバ30側において起動させる。このサービス起動指令を受信した機能サーバ30からは、第1パラメータ要求がセッションIDと共にHTTPレスポンスにより返信されてくる。この「第1パラメータ要求」は、後述のように、サービス起動指令を受信した機能サーバ30側で発生する指令であり、第1パラメータ(本実施形態においては、席の種類)を複合機10に対して要求するための指令となるXMLデータである。
次に、s404にて送信したサービス起動指令に応じて機能サーバ30から返信されてくる第1パラメータ要求およびセッションIDを受信する(s406)。なお、以降の処理で送信するHTTPリクエストおよびHTTPレスポンスには、全てセッションIDが含まれた状態で送信されることは、上述したのと同様である。
次に、s406にて受信した第1パラメータ要求に基づいて第1パラメータを指定させるためのパラメータ入力画面をディスプレイ52に表示させることにより、第1パラメータを指定する操作をユーザに促す(s408)。本実施形態においては、第1パラメータ要求のXMLの記述に従って、図7(a)に示すように、表示用タイトルとして特定のイベント名(図7(a)における「XX」)が表示領域上部に配置され、選択可能な項目としてこのイベントにおける席の種類(図7(a)における「S席」,「A席」)が表示領域下部に配置されてなるパラメータ入力画面の表示を行う。このパラメータ入力画面が表示された後、ユーザは、いずれかの席を第1パラメータとして指定する操作を行うことができる。
このパラメータ入力画面の表示後、第1パラメータ(席の種類)を指定する操作が行われたら(s410)、その第1パラメータをHTTPリクエストにより機能サーバ30へ送信する(s412)。この第1パラメータを受信した機能サーバ30からは、第1パラメータ(席の種類)に対応するチケットを印刷するための印刷データがHTTPレスポンスにより返信されてくる。
次に、s416により送信した第1パラメータに応じて機能サーバ30から返信されてくる印刷データを受信した後(s414)、この印刷データで示される画像を記録部14によりシート状記録媒体に記録させることでチケットを生成する(s416)。この印刷データで示される画像には、チケットとしてのデザインを決定する要素の他、第1パラメータで示される席の種類に応じた席番号,印刷データ毎に割り当てられたユニークなチケット番号,および,チケット番号に基づいて生成されたエラー検出用の文字列(本実施形態においては、チェックサム)などの要素が含まれており、これらをシート状記録媒体に記録することで図8に示すようなチケットが生成される。
こうして、チケットの生成が終了したら、その旨を通知するための生成終了情報をHTTPリクエストにより機能サーバ30へ送信する(s418)。この生成終了情報を受信した機能サーバ30からは、第2パラメータ要求がHTTPレスポンスにより返信されてくる。この「第2パラメータ要求」は、後述のように、生成終了情報を受信した機能サーバ30側で発生する指令であり、s416にて生成したチケットをスキャンしてなる画像データを複合機10に対して要求するための指令となるXMLデータである。
次に、s418にて送信した生成終了情報に応じて機能サーバ30から返信されてくる第2パラメータ要求を受信する(s420)。
次に、このs420にて受信した第2パラメータ要求に基づいて第2パラメータを生成させるためのパラメータ入力画面をディスプレイ52に表示させることにより、第2パラメータを生成する操作をユーザに促す(s422)。ここでは、第2パラメータ要求のXMLの記述に従って、図7(b)に示すように、読取部13によりシート状記録媒体を読み込ませるためのADF(Auto Documennt Feeder )に、生成したチケットをセットすべき旨のメッセージからなるパラメータ入力画面のディスプレイ52への表示を行う。このパラメータ入力画面が表示された後、ユーザは、ADFにチケットをセットした後、操作部12のスキャナキー42を押下するといった操作を行うことにより、読取部13でチケットを読み取ってなる画像データを第2パラメータとして生成することができる。
このパラメータ入力画面の表示後、第2パラメータ(画像データ)を生成する操作が行われたら(s424)、こうして生成された第2パラメータをHTTPリクエストにより機能サーバ30へ送信する(s426)。この第2パラメータを受信した機能サーバ30からは、第3パラメータ要求がHTTPレスポンスにより返信されてくる。この「第3パラメータ要求」は、後述のように、第2パラメータを受信した機能サーバ30側で発生する指令であり、第3パラメータとして、その後の処理内容の指定を複合機10に対して要求するための指令となるXMLデータである。より具体的にいうと、機能サーバ30は、第2パラメータで示されるチケットが正常に印刷されているか否かを、先に送信した印刷データ(s414により受信されたもの)に基づいて確認した確認結果と共に、その確認結果に応じた処理内容の指定を要求するための第3パラメータ要求を返信してくる。
次に、このs426にて送信した第2パラメータに応じて機能サーバ30から返信されてくる第3パラメータ要求を受信する(s428)。
次に、このs428にて受信した第3パラメータ要求に基づいて第3パラメータを指定させるためのパラメータ入力画面をディスプレイ52に表示させることにより、第3パラメータを指定する操作をユーザに促す(s430)。ここでは、第3パラメータが、チケットが正常に印刷されていない旨の確認結果に対応する第3パラメータ要求であれば、この第3パラメータ要求のXMLの記述に従って、図7(c)に示すように、正常に印刷されていないために使用できない可能性がある旨のメッセージが表示領域上部に配置され、チケットを生成し直す(再印刷する)か否かの項目(図7(c)における「再印刷する」,「再印刷しない」)が選択可能な項目として表示領域下部に表示されてなるパラメータ入力画面の表示を行う。また、チケットが正常に印刷された旨の確認結果に対応する第3パラメータ要求であれば、この第3パラメータ要求のXMLの記述に従って、図7(d)に示すように、チケットが正常に印刷されている旨のメッセージが表示領域上部に配置され、引き続きチケット発行サービスを継続させるか否かの項目(図7(d)における「更にチケットを購入する」,「終了する」)が選択可能な項目として表示領域下部に表示されてなるパラメータ入力画面の表示を行う。
このパラメータ入力画面が表示された後、ユーザは、いずれかの項目を第3パラメータとして指定する操作を行うことができる。
このパラメータ入力画面の表示後、タイムアウトとなっているか否かをチェックする(s432)。ここでは、パラメータ入力画面を表示した以降、ユーザにより項目を指定する操作が行われないまま所定時間(本実施形態においては30秒)が経過した場合に、タイムアウトになっていると判定する。
このs432にてタイムアウトになっていると判定された場合には(s432:YES)、サービス終了処理を行った後(s434)、本チケット発行ジョブを終了する。このs434では、まず、チケット発行サービスの終了を指令するためのサービス終了指令をHTTPリクエストにより機能サーバ30へ送信し、このサービス終了指令を受信した機能サーバ30からHTTPレスポンスにより返信されてくるサービス終了確認を受信する、といった処理を行う。
一方、s432にてタイムアウトになる前に(s432:NO)、第3パラメータを指定する操作が行われたら(s436)、こうして指定された第3パラメータがチケットを生成し直す旨のパラメータ(図7(c)における「再印刷する」を指定した場合)であれば(s438:YES)、その第3パラメータをHTTPリクエストにより機能サーバ30へ送信した後(s440)、s414に戻る。なお、このs440にて送信した第3パラメータを受信した機能サーバ30からは、再度印刷データがHTTPレスポンスにより返信されてくるため、s414にて再度印刷データを受信することとなる。
また、s436にて指定された第3パラメータがチケット発行サービスを継続させる旨のパラメータ(図7(d)における「更にチケットを購入する」を指定した場合)であれば(s438:NO,s442:YES)、その第3パラメータをHTTPリクエストにより機能サーバ30へ送信した後(s444)、s406に戻る。なお、このs444にて送信した第3パラメータを受信した機能サーバ30からは、再度第1パラメータがHTTPレスポンスにより返信されてくるため、s406にて再度第1パラメータ要求を受信することとなる。
また、s436にて指定された第3パラメータが上述した以外のパラメータ(図7(c)における「再印刷しない」,同図(d)における「終了する」を指定した場合)であれば(s442:NO)、s434へ移行してサービス終了処理を行った後、本チケット発行ジョブを終了する。
(3)機能サーバ30による処理
以下に、機能サーバ30の制御部31により実行される各種処理について説明する。
(3−1)機能サーバ処理
はじめに、HTTPリクエストが受信される毎に行われる機能サーバ処理の処理手順を図9に基づいて説明する。
この機能サーバ処理が起動されると、まず、受信したHTTPリクエストがサービス起動指令であるか否かをチェックする(s702)。この「サービス起動指令」は、図5におけるs202にて複合機10により送信されるものである。
このs702で、サービス起動指令であると判定された場合には(s702:YES)、セッションIDを生成し、このセッションIDを示す送信データを生成すると共に、サービスの実行のためのリソースを確保して後述のセッション処理(図10)を起動した後(s708)、ここで生成した送信データをHTTPレスポンスとして複合機10へ返信して(s710)、本機能サーバ処理を終了する。この場合において返信される送信データ(セッションID)は、図5におけるs204にて複合機10が受信するものである。
また、s702で、サービス起動指令でないと判定された場合には(s702:NO)、HTTPリクエストがサービス終了指令であるか否かをチェックする(s712)。この「サービス終了指令」は、図6におけるs434,または,複合機10のキャンセルキー51押下などの操作によりサービスの実行の停止が指示されることにより、複合機10側から送信されてくるものである。
このs712で、サービス終了指令であると判定された場合には(s712:YES)、セッションIDおよびs708にて確保されたリソースを解放し、サービス終了を表すセッション終了指令を生成した後(s714)、s710へ移行し、このセッション終了指令をHTTPレスポンスとして複合機10へ返信して、本機能サーバ処理を終了する。この場合において返信されるセッション終了指令は、複合機10が図5におけるs208にて受信して同図s222にて「YES」と判定することとなるものである。
一方、上述のs712にてサービス終了指令ではないと判定された場合には(s712:NO)、サービスに関する情報が含まれているか否か,具体的には複合機10がセッション処理またはジョブ(入出力ジョブ,チケット発行ジョブ)において送信してきたHTTPリクエストであるか否かをチェックする(s716)。
このs716で、サービスに関する情報が含まれていると判定された場合には(s716:YES)、そのHTTPリクエストを送信してきたプロセス(セッション処理,入出力ジョブ,チケット発行ジョブのいずれか)を特定する(s718)。
このs718によりプロセスを特定できなければ(s720:YES)、エラーを通知するための情報(エラー通知情報)を生成した後(s722)、次の処理(s736)へ移行する。
一方、s718によりプロセスを特定できれば(s720:NO)、その特定したプロセスにHTTPリクエストにて送信されてきた情報を渡す(s724)。
こうして、s724を終えた後、または、s716にてサービスに関する情報が含まれていないと判定された場合(s716:NO)、セッションIDまたはジョブIDに対応する情報の記憶領域を特定する(s726)。
このs726により記憶領域を特定できなければ(s728:YES)、s722へ移行してエラー通知情報を生成して次の処理(s736)へ移行する。一方、記憶領域を特定できれば(s728:NO)、この記憶領域に複合機10へ返信すべき情報が存在しているか否かをチェックする(s730)。
そして、このs730で、返信すべき情報が存在していないと判定されたら(s730:NO)、「指令なし」の情報を生成した後(s732)、次の処理(s736)へ移行する一方、送信すべき情報が存在していると判定されたら(s730:YES)、その返信情報に基づいて複合機制御指令を生成した後(s734)、次の処理(s736)へ移行する。
次に、こうしてs722.s732,s734にて生成した情報をHTTPレスポンスとして複合機10へ返信する(s736)。ここで返信されるHTTPレスポンスのうち、s722にて生成されたエラー通知情報は、複合機10が同図s208にて受信して同図s222にて「NO」と判定した後、同図s224を実施することとなるものである。また、s732にて生成された「指令なし」の情報は、複合機10が同図s208にて受信して同図s220にて「YES」と判定することとなるものである。そして、s734にて生成された複合機制御指令は、後述するジョブにおいて異なる内容のものとなり、それぞれ複合機10側で対応するジョブにおいて受信されるものである。
そして、セッションID又はジョブIDに対応するメモリアドレスに「送信済み」をセットした後(s738)、本機能サーバ処理を終了する。
(3−2)セッション処理
続いて、機能サーバ処理と並行して実行されるセッション処理の処理手順を図10に基づいて説明する。
このセッション処理が開始されると、まず、初期化処理を行う(s802)。
次に、サービス起動指令により起動を指令されたサービスに対応するジョブを起動する(s804)。このサービス起動指令は、図5におけるs202にて複合機10から送信されたものであり、図9におけるs702にてサービス起動指令であると判定されたものである。
次に、該当するジョブの起動指令を複合機指令として出力する(s806)。ここでは、ジョブIDおよび通信先アドレスと共に該当するジョブの起動指令を、返信情報を格納する記憶領域に書き込む処理を行う。これに基づいて、図9におけるs734にて複合機制御指令が生成され、同図s736にて複合機10側に起動指令として送信されることとなる。この起動指令は、複合機10が、図5におけるs208にて受信し、これに基づいて同図s213にて該当するジョブを起動することとなるものである。
次に、s804にて起動したジョブが終了するまで待機した後(s808:NO)、そのジョブが終了したら(s808:YES)、該当するジョブの終了指令を複合機指令として出力する(s810)。ここでは、ジョブIDと共に該当するジョブ終了指令を、返信情報を格納する記憶領域に書き込む処理を行う。これに基づいて、図9におけるs734にて複合機制御指令が生成され、同図s736にて複合機10側に終了指令として送信されることとなる。この終了指令は、複合機10が、図5におけるs208にて受信して、同図s216にて「YES」と判定することにより、該当するジョブを停止(終了)することとなるものである。
そして、該当するジョブにおいて確保されていたリソースを解放するなどの終了処理を行った後(s812)、本セッション処理を終了する(s814)。このs814では、セッション終了指令を、返信情報を格納する記憶領域に書き込む処理を行う。これに基づいて、図9におけるs734にて複合機制御指令が生成され、同図s736にて複合機10側に送信されることとなる。このセッション終了指令は、複合機10が、図5におけるs208にて受信し、これに基づいてセッション処理を終了することとなる(同図s222)ものである。
(3−3)チケット提供ジョブ
続いて、図10におけるs804にて起動されるジョブのうち、本発明を理解する上で重要なジョブであるチケット提供ジョブの処理手順を図11に基づいて説明する。
このチケット提供ジョブが開始されると、まず、複合機10からユーザIDおよびサービス起動指令を受信し(s902)、このユーザIDおよびサービス起動指令を送信してきた複合機10とのセッション管理を行うためのセッションIDを生成してセッション管理情報記憶部140に記憶させる(s904)。本実施形態において、セッション管理情報記憶部140には、図12に示すように、セッションIDをユーザIDなどの情報と対応づけて登録するためのデータベースであるセッション管理情報が記憶されているため、このs904においては、ここで生成されるセッションIDとs902にて受信されるユーザIDとを上記データベースに対応づけて登録することにより、セッションIDの記憶を行う。
次に、第1パラメータ要求をHTTPレスポンスにより複合機10へ返信する(s906)。ここで送信される第1パラメータ要求とは、図6におけるs406にて複合機10が受信するものであって、第1パラメータ(本実施形態においては、席の種類)を複合機10に対して要求するための指令となるXMLデータである。この第1パラメータ要求を受信した複合機10からは、同図s412にて第1パラメータがHTTPリクエストにより送信されてくる。
次に、s906にて送信した第1パラメータ要求を受けた複合機10から第1パラメータを受信したら(s908)、後述する課金情報更新処理を行う(s910)。この課金情報更新処理は、このチケット発行サービスの提供を受けているユーザに対する課金を行うための処理であって、その詳細な説明は後述する「課金情報更新処理」(図14)にて詳述する。
次に、s908にて受信した第1パラメータに基づいて複合機10側でチケットを生成するために必要な(チケット化可能な)印刷データを生成する(s912)。ここでは、あらかじめ用意(記憶部33に記憶)されたチケットとしてのデザインを示す要素(画像データ)に、第1パラメータで示される席の種類に応じて定めた席番号,生成する印刷データ毎に割り当てたユニークなチケット番号,および,チケット番号に基づいて生成されたエラー検出用の文字列(チェックサム)などの要素を重畳してなる画像(図8参照)を示す画像データを、チケット化可能な印刷データとして生成してサービス出力記憶部150に記憶させる。
また、このs912においては、印刷データに割り当てられたチケット番号を、チケット管理情報記憶部160に記憶されているデータベースであるチケット管理情報に(図13参照)、登録する処理も行う。このチケット管理情報は、印刷データに割り当てたチケット番号それぞれについて、そのチケット番号の印刷データに基づいて生成されたチケットが以降の処理で有効なものとして使用可能な状態となったか否かを示す状態情報(「有効」または「無効」)が、対応づけられて登録されたものであり、このs912にてチケット番号が登録された時点において状態情報は「無効」として登録される。
次に、s912にて生成された印刷データをHTTPレスポンスにより複合機10へ返信する(s914)。この印刷データは、図6におけるs414にて複合機10が受信するものであり、この印刷データを受信した複合機10からは、チケットの生成が終了した際に同図s418にて生成終了情報がHTTPリクエストにより送信されてくる。
次に、s914にて送信した印刷データを受けた複合機10から生成終了情報を受信したら(s916)、第2パラメータ要求をHTTPレスポンスにより複合機10へ返信する(s918)。ここで送信される第2パラメータ要求とは、図6におけるs420にて複合機10が受信するHTTPリクエストであって、第2パラメータ(チケットをスキャンしてなる画像データ)を複合機10に対して要求するための指令となるXMLデータである。この第2パラメータ要求を受信した複合機10からは、図6におけるs426にて第2パラメータがHTTPリクエストにより送信されてくる。
次に、s918にて送信した第2パラメータ要求を受けた複合機10から第2パラメータを受信したら(s920)、この第2パラメータを解析する(s921)。ここでは、第2パラメータで示される画像データについて、OCR(Optical Character Recognition )を行うことにより、チケットにおいてあらかじめ定められた領域に印刷されているチケット番号,および,エラー検出用の文字列(チェックサム)の読み取りを試みる。次に、このエラー検出用の文字列により、チケット番号が正常なものであるか否かをチェックする。そして、チケット番号が正常なものであると判定された場合において、そのチケット番号が、直前に行われたs912にて印刷データを生成した際に割り当てたチケット番号と一致するか否かをチェックし、一致すれば解析結果が正常であると判定する。
次に、s921での解析結果に応じた第3パラメータ要求をHTTPレスポンスにより複合機10へ返信する(s922)。ここでは、まず、解析結果が正常ではないとされた場合であれば、第3パラメータ要求として、チケットが正常に印刷されていないために使用できない可能性がある旨のメッセージを通知すると共に、チケットを生成し直す(再印刷する)か否かの選択を指令するためのXMLデータを複合機10へ送信する。また、解析結果が正常であるとされた場合であれば、第3パラメータ要求として、チケットが正常に印刷されている旨のメッセージを通知すると共に、引き続きチケット発行サービスを継続させるか否かの選択を指令するためのXMLデータを複合機10へ送信する。
また、ここで送信される第3パラメータ要求とは、図6におけるs428にて複合機10が受信するHTTPリクエストであって、第3パラメータ(その後の処理内容)を複合機10に対して要求するための指令となるXMLデータである。この第3パラメータ要求を受信した複合機10からは、図6におけるs434にてサービス終了指令,または,同図s440,s444にて第3パラメータが送信されてくる。
次に、s922にて送信した第3パラメータ要求を受けた複合機10からサービス終了指令を受信したか否かをチェックし(s924)、サービス終了指令を受信していたら(s924:YES)、チケット発行サービスの終了を確認した旨を通知するためのサービス終了確認をHTTPレスポンスにより複合機10へ送信した後(s926)、本チケット提供ジョブを終了する。このサービス終了確認は、複合機10が図6におけるs434にて受信するものである。
一方、サービス終了指令を受信していなければ(s924:NO)、s922にて送信した第3パラメータ要求を受けた複合機10から第3パラメータを受信し(s928)、この第3パラメータが、チケットを生成し直すか否かの項目のうちの「チケットを生成し直す」旨を示すものである場合には(s930:YES)、s912へ戻り、改めて印刷データを生成し直して、以降の処理を行う。
また、s928にて受信した第3パラメータが、チケットを生成し直すか否かの項目のうちの「チケットを生成し直さない」旨を示すものである場合には(s930:NO,s932:YES)、s926へ移行し、サービス終了確認を送信した後、本チケット提供ジョブを終了する。
また、s928にて受信した第3パラメータが、チケットを生成し直すか否かの項目を示すものではない場合(s932:NO)、チケット管理情報に登録されている状態情報のうち、直前に行われたs912にて生成された印刷データに割り当てられたチケット番号に対応する状態情報を「有効」に更新する(s934)。
次に、s928にて受信した第3パラメータが、チケット発行サービスを継続させるか否かの項目のうちの「チケット発行サービスを継続させる」旨を示すものである場合には(s936:YES)、s906へ移行し、以降の処理を繰り返す。
そして、s928にて受信した第3パラメータが、チケット発行サービスを継続させるか否かの項目のうちの「終了する」旨を示すものである場合には(s936:NO)、s926へ移行し、サービス終了確認を送信した後、本チケット提供ジョブを終了する。
(3−4)課金情報更新処理
続いて、図11におけるs910にて実行される課金情報更新処理の処理手順を図14に基づいて説明する。
この課金情報更新処理においては、まず、料金を特定する(s1002)。ここでは、図11におけるs908にて受信した第1パラメータに基づき、この第1パラメータに対応する料金を特定する。
次に、図11におけるs902にて受信したユーザIDのユーザに対する情報にアクセス制限が課せられていない(ロック解除)状態となるまで待機する(s1004)。本実施形態において、課金情報記憶部130には、図15に示すように、ユーザIDそれぞれについて、このユーザIDのユーザに対して課金を行う際に必要となる情報(決済方法,決済に付随する情報,未決済課金金額)の他、これら情報の更新を制限するためのアクセス制限を課しているか否かを示す情報(図15における「ロック」;「TRUE」がアクセス制限を課している(ロック)状態,「FALSE」がアクセス制限を課していない状態)が対応づけられた状態で登録されたデータベースである課金情報が記憶されている。そのため、このs1004では、該当するユーザIDに対応する情報にアクセス制限が課せられていない状態となるまで待機する。
このs1004にてアクセス制限が課せられていない状態となったら、課金情報に登録されたユーザIDのうち、図11におけるs902にて受信したユーザIDのユーザに対する情報にアクセス制限を課す(ロック状態とする)(s1006)。ここでは、該当するユーザIDに対応する情報(図15における「ロック」)を、アクセス制限を課す旨の内容(TRUE)に更新することによりアクセス制限を課す。
次に、課金情報に登録された未決済課金金額のうち、図11におけるs902にて受信したユーザIDに対応する未決済課金金額を読み出し(s1008)、こうして読み出した未決済課金金額に、s1002にて特定した料金を加算する(s1010)。
次に、課金情報に登録された未決済課金金額のうち、図11におけるs902にて受信したユーザIDに対応する未決済課金金額を、s1010にて加算された金額に更新する(s1012)。
そして、課金情報に登録されたユーザIDのうち、図11におけるs902にて受信したユーザIDのユーザに対する情報にアクセス制限を解除した後(s1014)、本課金情報更新処理を終了する。このs1014では、該当するユーザIDに対応する情報(ロック)を、アクセス制限を課さない旨の内容(FALSE)に更新することによりアクセス制限を課す。
なお、こうして課金情報に登録された未決済課金金額は、一定期間毎に、各ユーザの金融機関における口座から引き落とされ、チケット発行サービスを提供する提供者の口座に振り込まれることになる。そして、このような引き落としまたは振り込みが正常に行われた後で、課金情報に登録された未決済課金金額が「0」に更新される。
(3−5)チケット確認ジョブ
続いて、図10におけるs804にて起動されるジョブのうち、本発明を理解する上で重要なジョブであるチケット確認ジョブの処理手順を図16に基づいて説明する。なお、このチケット確認ジョブは、後述のように、検札デバイス60からサービス起動指令を受信することにより起動されるものである。
このチケット確認ジョブが開始されると、まず、検札デバイス60からユーザIDおよびサービス起動指令を受信し(s1102)、このユーザIDおよびサービス起動指令を送信してきた検札デバイス60とのセッション管理を行うためのセッションIDを生成してセッション管理情報記憶部140に記憶させる(s1104)。ここでは、ここで生成されるセッションIDとs1102にて受信されるユーザIDとを、セッション管理情報記憶部140のセッション管理情報に登録することにより、セッションIDの記憶を行う。
次に、s1104にて生成されたセッションIDと共に第4パラメータ要求をHTTPレスポンスにより検札デバイス60へ返信する(s1106)。ここで送信される第4パラメータ要求とは、第4パラメータ(本実施形態においては、チケットをスキャンしてなる画像データ)の生成を検札デバイス60に対して要求するための指令となるXMLデータである。この第4パラメータ要求を受信した検札デバイス60からは、第4パラメータがHTTPリクエストにより送信されてくる。
次に、s1106にて送信した第4パラメータ要求を受けた検札デバイス60から第4パラメータを受信し(s1108)、この第4パラメータの解析を行う(s1110)。ここでは、図11におけるs921と同様、第4パラメータで示される画像データについて、OCRを行うことによりチケット番号,および,エラー検出用の文字列(チェックサム)の読み取りを試みる。その後、このエラー検出用の文字列により、チケット番号が正常なものであるか否かをチェックする。
次に、s1110による解析結果が正常であるか否かをチェックする(s1112)。ここでは、s1110において、OCRによるチケット番号およびエラー検出用の文字列の読み取りが正常に行え、かつ、このエラー検出用の文字列によりチケット番号が正常なものであるとされた場合に解析結果が正常であると判定する。つまり、OCRによるチケット番号およびエラー検出用の文字列の読み取りが正常に行えた場合であっても、エラー検出用の文字列によりチケット番号が正常なものではないとされた場合には、解析結果が正常ではないと判定することになる。
このs1112にて解析結果が正常でないと判定された場合には(s1112:NO)、第5パラメータ要求をHTTPレスポンスにより検札デバイス60へ返信する(s1114)。ここで送信される第5パラメータ要求とは、第5パラメータ(本実施形態においては、解析を続行するか否かを示す情報)を検札デバイス60に対して要求するための指令となるXMLデータである。この第5パラメータ要求を受信した検札デバイス60からは、第5パラメータがHTTPリクエストにより送信されてくる。
そして、s1114にて送信した第5パラメータ要求を受けた検札デバイス60から第5パラメータを受信し(s1116)、この第5パラメータが「解析を続行する」旨の情報であれば(s1118:YES)、s1106へ戻り、これ以降の処理を繰り返す一方、第5パラメータが「解析を終了する」旨の情報であれば(s1118:NO)、チケット確認サービスを終了した旨を通知するためのサービス終了確認をHTTPレスポンスにより複合機10へ送信した後(s1119)、本チケット確認ジョブを終了する。
また、上述したs1112にて解析結果が正常であると判定された場合には(s1112:YES)、この解析で読み取ることのできたチケット番号が、チケット管理情報記憶部160に記憶されたチケット管理情報(図13参照)に登録されているか否かをチェックする(s1120)。
このs1120にてチケット番号がチケット管理情報に登録されていないと判定された場合には(s1120:NO)、第6パラメータ要求をHTTPレスポンスにより検札デバイス60へ返信する(s1122)一方、登録されていると判定された場合には(s1120:YES)、その登録されているチケット番号に対応する状態情報が「有効」となっているか否かをチェックする(s1124)。s1122にて送信する第6パラメータ要求とは、上述した第5パラメータを検札デバイス60に対して要求するための指令となるXMLデータであるが、検札デバイス60側で表示されることとなるメッセージの内容が第5パラメータ要求と異なっている。この第6パラメータ要求を受信した検札デバイス60からは、第5パラメータがHTTPリクエストにより送信されてくる。
このs1124にて状態情報が「有効」になっていない(つまり「無効」となっている)と判定された場合には(s1124:NO)、s1122へ移行して第6パラメータ要求を送信する一方、状態情報が「有効」になっていると判定された場合には(s1124:YES)、第7パラメータ要求をHTTPレスポンスにより検札デバイス60へ返信する(s1126)。この第7パラメータ要求とは、上述した第5パラメータを検札デバイス60に対して要求するための指令となるXMLデータであるが、検札デバイス60側で表示されるメッセージの内容が第5,第6パラメータ要求と異なっている。この第7パラメータ要求を受信した検札デバイス60からは、第5パラメータがHTTPリクエストにより送信されてくる。
そして、s1116へ移行して、s1122,s1124にて送信した第6,第7パラメータ要求を受けた検札デバイス60から第5パラメータを受信し、この第5パラメータが「解析を続行する」旨の情報であれば(s1118:YES)、s1106へ戻り、これ以降の処理を繰り返す一方、第5パラメータが「解析を終了する」旨の情報であれば(s1118:NO)、s1119へ移行してサービス終了確認を送信した後、本チケット確認ジョブを終了する。
(4)検札デバイス60による処理
以下に、検札デバイス60の制御部61により実行される各種処理について説明する。
(4−1)チケット確認処理
検札デバイス60が起動された以降、繰り返し実行される処理であるチケット確認処理を図17に基づいて説明する。
このチケット確認処理が開始されると、まず、ユーザにユーザIDを入力させるためのID入力画面をディスプレイに表示させ、これに対応して操作部62によりユーザIDを入力する操作が行われたら(s1202)、このユーザIDに基づいてチケット確認サービスを機能サーバ30側において起動させる(s1204)。ここでは、あらかじめ定められたチケット確認サービスのアドレス宛に、チケット確認サービスを起動させるためのサービス起動指令を、入力されたユーザIDと共にHTTPリクエストにより送信することで、チケット確認サービスを機能サーバ30側において起動させる。このサービス起動指令を受信した機能サーバ30からは、図16におけるs1106にて第4パラメータ要求がセッションIDと共にHTTPレスポンスにより返信されてくる。この「第4パラメータ要求」は、上述したように、サービス起動指令を受信した機能サーバ30側で発生する指令であり、第4パラメータ(本実施形態においては、チケットをスキャンしてなる画像データ)の生成を複合機10に対して要求するための指令となるXMLデータである。
次に、s1204にて送信したサービス起動指令に応じて機能サーバ30から返信されてくる第4パラメータ要求およびセッションIDを受信する(s1206)。なお、以降の処理で送信するHTTPリクエストおよびHTTPレスポンスには、全てセッションIDが含まれた状態で送信されることは、上述したのと同様である。
次に、このs1206にて受信した第4パラメータ要求に基づいて第4パラメータを生成させるためのパラメータ入力画面をディスプレイに表示させることにより、第4パラメータを生成する操作をユーザに促す(s1208)。ここでは、第4パラメータ要求のXMLの記述に従って、図18(a)に示すように、ADFにチケットをセットすべき旨のメッセージからなるパラメータ入力画面の表示を行う。このパラメータ入力画面が表示された後、ユーザは、ADFへのチケットのセットを行った後、操作部62のスキャナキーを押下するといった操作を行うことにより、読取部63でチケットを読み取ってなる画像データを第4パラメータとして生成させることができる。
このパラメータ入力画面の表示後、第4パラメータ(画像データ)を生成する操作が行われたら(s1210)、こうして生成された第4パラメータをHTTPリクエストにより機能サーバ30へ送信する(s1212)。この第4パラメータを受信した機能サーバ30からは、第5〜第7パラメータ要求のいずれかがHTTPレスポンスにより返信されてくる。ここで、「第5〜第7パラメータ要求」は、上述したように、第4パラメータを受信した機能サーバ30側でいずれかが発生する指令であり、第5パラメータとして、機能サーバ30側において解析を続行するか否かの指定を複合機10に対して要求するための指令となるXMLデータである。
次に、このs1212にて送信した第4パラメータに応じて機能サーバ30から返信されてくるパラメータ要求(第5〜第7パラメータ要求のいずれか)を受信する(s1214)。
次に、このs1214にて受信したパラメータ要求に基づいて第5パラメータを指定させるためのパラメータ入力画面をディスプレイ52に表示させることにより、第5パラメータを指定する操作をユーザに促す(s1216)。ここでは、第5パラメータ要求を受信した場合であれば、この第5パラメータ要求のXMLの記述に従って、図18(b)に示すように、チケットが印刷不要により正常な解析ができなかった旨のメッセージが表示領域上部に配置され、解析を続行する(解析をやり直す)か否かの項目(図18(b)における「検査を続行する」,「検査を終了する」)が選択可能な項目として表示領域に表示されてなるパラメータ入力画面の表示を行う。また、第6パラメータ要求を受信した場合であれば、この第6パラメータ要求のXMLの記述に従って、図18(c)に示すように、チケットが有効なものとして登録されていない旨のメッセージが表示領域上部に配置され、解析を続行するか否かの項目が選択可能な項目として表示領域に表示されてなるパラメータ入力画面の表示を行う。また、第7パラメータ要求を受信した場合であれば、この第7パラメータ要求のXMLの記述に従って、図18(d)に示すように、チケットが有効なものとして登録されている旨のメッセージが表示領域上部に配置され、解析を続行するか否かの項目が選択可能な項目として表示領域に表示されてなるパラメータ入力画面の表示を行う。
このパラメータ入力画面が表示された後、ユーザは、いずれかの項目を第5パラメータとして指定する操作を行うことができる。
このパラメータ入力画面の表示後、第5パラメータを指定する操作が行われたら(s1218)、こうして指定された第5パラメータをHTTPリクエストにより機能サーバ30へ送信する(s1220)。
そして、s1218にて指定された第5パラメータが解析を続行する旨の情報であれば(s1222:YES)、s1206へ戻り、これ以降の処理を繰り返す一方、第5パラメータが解析を終了する旨の情報であれば(s1222:NO)、機能サーバ30からはサービス終了確認が送信されてくるため、このサービス終了指令を受信して(s1224)、本チケット確認処理を終了する。
[効果]
このように構成されたサービス提供システムにおいて、複合機10は、チケット発行ジョブにてチケットを生成したら(図6におけるs416)、このチケットを読み取ってなる第2パラメータを機能サーバ30へ送信した後(同図s424,s426)、この機能サーバ30とのデータ通信を経て印刷データを受信した場合に(同図s428〜s440→s414)、再度、チケットの生成,記録内容の読み取り,および,第2パラメータの送信を行う(同図s416〜s426)。つまり、これらの処理は、機能サーバ30からの画像データの再送信が行われなくなるまで繰り返されることとなるが、このように機能サーバ30が画像データを再送信するのは、機能サーバ30が複合機10側で印刷データに基づく正常なチケットの生成が行われていないとの解析結果に応じた第3パラメータ要求を送信し(図11におけるs921,s922),かつ,複合機10側でユーザが再送信を希望した(図6におけるs438→s440)場合であるため、上記繰り返しは、複合機10側で正常なチケットが生成されるまで行われることとなる。
これにより、複合機10側の機械的なトラブルに起因して印刷データに基づくチケットの生成(印刷)が正常に行われない状況が発生したとしても、チケットが正常に生成されるまで、そのような生成に関する処理を繰り返すことができるため、最終的に正常なチケットを生成して複合機10のユーザに提供することができる。
また、機能サーバ30は、複合機10から送信されてきた第2パラメータに基づいて、複合機10側でチケットが正常に生成されたか否かを判定するにあたり(図11における921)、チケットから読み取られたチケット番号の照合を行うように構成されている。このように、チケット可能なデータとして複合機10へ送信する印刷データに割り当てたチケット番号に基づいて、複合機10側で正常なチケットの生成が行われたか否かを判定することができる。
また、機能サーバ30が複合機10側で印刷データに基づく正常なチケットの生成が行われていないとの解析結果に応じた第3パラメータ要求を送信した(図11におけるs921,s922)場合であっても、複合機10側でユーザが再送信を希望するまでは(図6におけるs438→s440)、機能サーバ30から複合機10への印刷データの再送信が行われない。そのため、複合機10側でユーザが再送信を希望して所定の操作を行うまでは、複合機10側で印刷データに基づくチケットの生成が行われることはなく、これにより、ユーザは、印刷データに基づくチケットの生成を、この操作を行うまでの間、保留することができる。これにより、例えば、複合機10側でインクやシート状記録媒体などの消耗品がなくなり物理的に印刷ができなくなっている状況であったとしても、このような状況を改善させるまで、印刷データの再送信を受けてチケットを生成するタイミングを適切に遅らせることができる。
また、機能サーバ30は、複合機10側で正常にチケットの生成が行われたとの解析結果に応じた第3パラメータ要求を送信した(図11におけるs921,s922),つまり複合機10側に正常なチケットを提供できた場合のみ、そのチケットに対応するチケット管理情報の状態情報を「有効」に更新することにより(同図s932,s934→s934)、そのチケットを有効なものとして登録することができる。そして、こうして提供したチケットを検札デバイス60により検札する際に、「有効」となっていない状態情報に対応するチケットについては、有効なチケットではない旨を検札デバイス60側に通知することができる(図16におけるs1124→s1122)。
これにより、複合機10側で印刷データに基づくチケットの生成が正常に行われなかったと判定された場合において、その印刷データに基づいて生成されたチケットがチケットとして認識可能な程度の印刷状態であったとしても、そのチケットがチケット管理情報において「有効」となっている状態情報に対応するチケットとはならない。よって、このチケットを検札するにあたり、チケット管理情報を参照して有効なものか否かをチェックすることで、正常に生成されなかったチケットであること,または,不正なチケットであることを確認することができる。
また、検札デバイス60は、チケットに印刷された内容を読み取ってなる画像データを機能サーバ30に送信することで(図17におけるs1212)、この機能サーバ30から正常なチケットであるか否かの解析結果を示すメッセージが含まれた第5パラメータ要求を取得することができるため(同図s1214)、このメッセージに基づいて適切にチケットの検札を行うことができる。
[変形例]
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、本発明におけるクライアントデバイスとして、複合機10を適用した構成を例示したが、機能サーバ30により提供されるチケット発行サービスを受けてチケットを生成する機能を有するデバイスであれば、複合機以外の装置として、例えば、プリンタ装置,ファクシミリ装置などに適用することも可能である。
また、上記実施形態においては、機能サーバ30と検札デバイス60とが別体の装置としてそれぞれデータ通信により検札を実現するように構成されたものを例示したが、両者を一体化した装置として構成し、内部処理により検札を実現できるように構成することも可能である。
また、上記実施形態においては、機能サーバ30が自身の記憶部33にチケット管理情報記憶部160を有しており、ここにチケット管理情報を記憶して管理するように構成されたものを例示したが、このチケット管理情報記憶部160を有する別のデバイスを機能サーバ30とデータ通信可能に構成し、このデバイスにおいてチケット管理情報を記憶,管理するように構成してもよい。
また、上記実施形態においては、機能サーバ30が検札デバイス60から受信した第4パラメータを解析して、その結果を検札デバイス60に返すように構成されたものを例示したが、このような第4パラメータの解析については、検札デバイス60が、機能サーバ30の記憶部33にアクセスしながら直接行うように構成してもよい。
また、上記実施形態においては、複合機10の読取部13によりチケットを読み取らせるにあたり(図6におけるs422)、ユーザにチケットをADFにセットさせて読み取りを開始するための操作を行わせるように構成されたものを例示した。しかし、複合機10に、記録部14により記録されたシート状記録媒体を読取部13まで搬送する搬送機構を備え、これにより、記録部14により記録されてなるチケットをユーザの手を介することなく読取部13まで搬送し、この読取部13にて読み取らせるように構成してもよい。
また、上記実施形態においては、機能サーバ30が、複合機10から送信されてきた第2パラメータに基づいて、複合機10側でチケットが正常に生成されたか否かを判定するにあたり(図11における921)、チケットから読み取られたチケット番号の照合を行うように構成されたものを例示した。しかし、複合機10側でチケットが正常に生成されたか否かを判定する際には、先に送信した印刷データで示される画像の全体または一部と、複合機10側から受信した第2パラメータで示される画像の全体または一部とを照合し、両者が一致する場合または一定以上の近似を示す場合に、正常に生成されたと判定する構成であれば、チケット番号以外の部分に基づいて照合を行うようにしてもよい。ここでいう「画像の全体または一部」とは、例えば、チケットを構成する構成要素のレイアウト,チケットを構成する構成要素の配色などが考えられる。
また、上記実施形態においては、チケットの一部分として印刷されるチケット番号が、文字列となっている構成を例示したが、このチケット番号は、文字列そのものでなくてもよい。具体的には、この文字列を二次元コード(例えば、QRコードなど)などで示したものをチケットの一部分として印刷されるように構成することが考えられる。また、このチケット番号については、チケットから検札デバイス60の読取部63が読み取ることができるものであればよく、例えば、人間が視認し難い色(例えば、黄色など)にて印刷されるようにしたり、不可視光線(いわゆるブラックライト)を受けて発光する蛍光物質で印刷されるようにしてもよい。
また、上記実施形態において、機能サーバ30が、複合機10から第1パラメータを受信した後で課金処情報更新処理を行い、ユーザに対する課金を行うように構成されたものを例示した。しかし、このユーザに対する課金は、複合機10側で正常にチケットの生成が行われた場合にのみ行うように構成してもよい。このためには、例えば、図19に示すように、図11における「課金情報更新処理」を、s932とs934との間(またはs934とs936との間)で行うように構成すればよい。
このように構成すれば、複合機10側において正常にチケットが生成されたと判定された場合、つまり正常にチケットの提供を行うことができた場合にのみ、ユーザへのチケット提供に対する課金を行うことができる。
[本発明との対応関係]
以上説明した実施形態において、サービス提供システムが本発明におけるチケット提供システムであり、複合機10が本発明におけるクライアントデバイスであり、機能サーバ30が本発明における確認サーバである。
また、図6におけるs416が本発明におけるチケット生成手段であり、同図s424にてチケットを読み取る処理を行う制御部31が本発明におけるクライアント側読取手段であり、同図s426が本発明におけるクライアント側内容送信手段であり、同図s440が本発明における要求送信手段である。
また、図11におけるs914は本発明におけるチケット送信手段および再送信指令手段であり、同図s921は本発明における正常印刷判定手段であり、同図s912,s934が本発明におけるデータ登録手段であり、同図s910が本発明における課金手段であり、図16におけるs1110が本発明における検札判定手段であり、同図s1114,s1122,s1126が本発明における検札送信手段である。
また、図17におけるs1210にてチケットを読み取る処理を行う制御部31が本発明における検札側読取手段であり、同図s1212が本発明における検札側内容送信手段であり、同図s1218が本発明における検札報知手段である。
また、チケット番号が本発明における識別情報であり、図6におけるs424にて生成される第2パラメータが本発明における内容データであり、同図s440にて送信される第3パラメータが本発明における要求データであり、図11におけるs914にて機能サーバ30から送信される印刷データが本発明におけるチケット化データであり、図16におけるs1114,s1122,s1126にて送信されるパラメータ要求が本発明における検札データであり、図17におけるs1210にて生成される第4パラメータが本発明における内容データである。
サービス提供システムの構成を示すブロック図 操作部の構成を示す図 複合機による複合機処理を示すフローチャート 選択用画面を示す図 複合機によるセッション処理を示すフローチャート 複合機によるチケット発行ジョブを示すフローチャート パラメータ入力画面を示す図(1) 生成されたチケットを示す図 機能サーバによる機能サーバ処理を示すフローチャート 機能サーバによるセッション処理を示すフローチャート 機能サーバによるチケット提供ジョブを示すフローチャート セッション管理情報のデータ構成を示す図 チケット管理情報のデータ構成を示す図 機能サーバによる課金情報更新処理を示すフローチャート 課金情報のデータ構成を示す図 機能サーバによるチケット確認ジョブを示すフローチャート 検札デバイスによるチケット確認処理を示すフローチャート パラメータ入力画面を示す図(2) 他の実施形態における機能サーバによるチケット提供ジョブを示すフローチャート
符号の説明
10…複合機、11…制御部、12…操作部、13…読取部、14…記録部、15…通信部、16…記憶部、17…音入力部、18…音出力部、20…ディレクトリサーバ、21…制御部、22…通信部、23…記憶部、24…サービス定義情報記憶部、25…サービス定義情報、30…機能サーバ、31…制御部、32…通信部、33…記憶部、41…コピーキー、42…スキャナキー、42…スキャナボタン、43…FAXキー、44…サービスキー、45…設定キー、46…方向キー、50…OKキー、51…キャンセルキー、52…ディスプレイ、60…検札デバイス、61…制御部、62…操作部、63…読取部、65…通信部、66…記憶部。

Claims (12)

  1. 記録媒体に印刷する記録内容を示すデータであり、該記録内容が印刷された記録媒体をチケットとして利用可能な状態とするためのチケット化データを、ネットワーク経由で確認サーバからクライアントデバイスに送信し、該クライアントデバイスにより前記チケット化データで示される記録内容を記録媒体に印刷してなるチケットを生成することにより、前記クライアントデバイスのユーザに対してチケットを提供するチケット提供システムであって、
    前記クライアントデバイスは、
    前記確認サーバから送信されてきたチケット化データに基づき、該チケット化データで示される記録内容を記録媒体に印刷してなるチケットを生成するチケット生成手段と、
    該チケット生成手段により生成されたチケットについて、該チケットに印刷された記録内容を読み取るクライアント側読取手段と、
    該クライアント側読取手段により読み取られた記録内容を示す内容データをネットワーク経由で確認サーバに送信するクライアント側内容送信手段と、を備えており、
    前記確認サーバは、
    前記クライアントデバイスに対して前記チケット化データを送信するチケット送信手段と、
    該チケット送信手段によりチケット化データを送信した後、前記クライアントデバイスから送信されてきた前記内容データで示される記録内容に基づき、該クライアントデバイス側において前記チケット化データに基づく正常な記録内容の記録媒体への印刷が行われたか否かを判定する正常印刷判定手段と、
    該正常印刷判定手段により正常な記録内容の印刷が行われていないと判定された場合に、前記チケット化データをクライアントデバイスに再送信する再送信指令手段と、を備えており、
    前記クライアントデバイスにおいて、前記クライアント側内容送信手段により内容データを送信した後、前記確認サーバから前記チケット化データがネットワーク経由で送信されてきた場合に、再度、前記チケット生成手段によるチケットの生成,前記クライアント側読取手段による記録内容の読み取り,および,前記クライアント側内容送信手段による内容データの送信を行う、ように構成されている
    ことを特徴とするチケット提供システム。
  2. 前記チケット化データは、少なくとも該チケット化データを識別可能な識別情報が含まれる記録内容を示すデータであって、
    前記確認サーバにおいて、
    前記正常印刷判定手段は、前記クライアントデバイスから送信されてきた前記内容データで示される記録内容に基づいて、該記録内容に含まれる識別情報で識別されるチケット化データが先に前記クライアントデバイスへ送信されたチケット化データと一致する場合に、該クライアント側において前記チケット化データに基づく正常な記録内容の記録媒体への印刷が行われたと判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のチケット提供システム。
  3. 前記確認サーバにおいて、
    前記再送信指令手段は、前記正常印刷判定手段により正常な記録内容の印刷が行われていないと判定された場合に、チケットの生成を指令するための生成指令データを前記クライアントデバイスに送信し、該クライアントデバイスから前記チケット化データの送信を要求する旨の要求データがネットワーク経由で送信されてくるまで待機した後、前記チケット化データをクライアントデバイスに送信する、ように構成されており、
    前記クライアントデバイスは、
    前記クライアント側内容送信手段により内容データを送信した後、前記確認サーバから前記生成指令データが送信されてきた場合に、ユーザの操作を受けて前記要求データを確認サーバに送信する要求送信手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のチケット提供システム。
  4. 前記確認サーバは、
    前記正常印刷判定手段により正常な記録内容の印刷が行われていると判定されたチケット化データを、有効なチケット化データとしてデータベースに登録するデータ登録手段を備え、
    前記再送信指令手段は、前記正常印刷判定手段により正常な記録内容の印刷が行われていないと判定された場合に、先に送信された前記チケット化データとは別のチケット化データを前記クライアントデバイスに送信する、ように構成されており、
    前記クライアントデバイスは、
    前記クライアント側内容送信手段により内容データを送信した後、前記確認サーバから前記チケット化データが送信されてきた場合に、該チケット化データに基づく前記チケット生成手段によるチケットの生成,前記クライアント側内容読取手段による記録内容の読み取り,および,前記クライアント側内容送信手段による内容データの送信を行う、ように構成されている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のチケット提供システム。
  5. 検札デバイスを用いてチケットの検札を行うことができるように構成されており、
    前記検札デバイスは、
    チケットに印刷された記録内容を読み取る検札側読取手段と、
    該検札側読取手段により読み取られた記録内容を示す内容データをネットワーク経由で前記確認サーバに送信する検札側内容送信手段と、
    該検札側内容送信手段により内容データが送信された後、該内容データに基づいて前記確認サーバ側で検札した結果を示す検札データがネットワーク経由で該確認サーバから送信されてきた際に、該検札データで示される検札結果を報知する検札報知手段と、を備えており、
    前記確認サーバは、
    前記検札デバイスから送信されてきた前記内容データで示される記録内容に基づき、該記録内容に含まれる識別情報で識別されるチケット化データが、前記データベースに登録されていれば、該チケット化データに対応するチケットが正常なチケットであると判定する一方、前記データベースに登録されていなければ、該チケット化データに対応するチケットが正常なチケットではないと判定する検札判定手段と、
    該検札判定手段による検札結果を示す検札データを前記検札デバイスに送信する検札送信手段と、を備えている
    ことを特徴とする請求項4に記載のチケット提供システム。
  6. 前記確認サーバは、
    前記正常印刷判定手段により正常な記録内容の印刷が行われていると判定された場合に、前記クライアントデバイスのユーザに対する課金処理を行う課金手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のチケット提供システム。
  7. 記録媒体に印刷する記録内容を示すデータであり、該記録内容が印刷された記録媒体をチケットとして利用可能な状態とするためのチケット化データを、ネットワーク経由で受信し、前記チケット化データで示される記録内容を記録媒体に印刷してなるチケットを生成した後、該チケットに基づく内容データを確認サーバに送信するとともに、これを受信した該確認サーバにより前記チケット化データに基づく記録内容の記録媒体への印刷が正常に行われたか否かを判定し、正常な記録内容の印刷が行われていないと判定された場合に、前記チケット化データを再送信することにより、ユーザに対してチケットを提供するチケット提供システムを構成するクライアントデバイスであって、
    前記クライアントデバイスは、
    前記確認サーバから送信されてきたチケット化データに基づき、該チケット化データで示される記録内容を記録媒体に印刷してなるチケットを生成するチケット生成手段と、
    該チケット生成手段により生成されたチケットについて、該チケットに印刷された記録内容を読み取るクライアント側読取手段と、
    該クライアント側読取手段により読み取られた記録内容を示す内容データをネットワーク経由で確認サーバに送信するクライアント側内容送信手段と、を備えるとともに、
    前記クライアント側内容送信手段により内容データを送信した後、前記確認サーバから前記チケット化データがネットワーク経由で送信されてきた場合に、再度、前記チケット生成手段によるチケットの生成、前記クライアント側読取手段による記録内容の読み取り、および、前記クライアント側内容送信手段による内容データの送信を行う、ように構成されている
    ことを特徴とするクライアントデバイス。
  8. 記録媒体に印刷する記録内容を示すデータであり、該記録内容が印刷された記録媒体をチケットとして利用可能な状態とするためのチケット化データを、ネットワーク経由で送信するとともに、前記チケット化データを受信したクライアントデバイスで記録内容を記録媒体に印刷してなるチケットを生成した後、該チケットに基づく内容データを前記クライアントデバイスから送信を受けるとともに、受信した該内容データに基づき前記チケット化データに基づく記録内容の記録媒体への印刷が正常に行われたか否かを判定し、正常な記録内容の印刷が行われていないと判定された場合に、前記チケット化データを再送信することにより、ユーザに対してチケットを提供するチケット提供システムを構成する確認サーバであって、
    前記確認サーバは、
    前記クライアントデバイスに対して前記チケット化データを送信するチケット送信手段と、
    該チケット送信手段によりチケット化データを送信した後、前記クライアントデバイスから送信されてきた前記内容データで示される記録内容に基づき、該クライアントデバイス側において前記チケット化データに基づく正常な記録内容の記録媒体への印刷が行われたか否かを判定する正常印刷判定手段と、
    該正常印刷判定手段により正常な記録内容の印刷が行われていないと判定された場合に、前記チケット化データをクライアントデバイスに再送信する再送信指令手段と、を備えている
    ことを特徴とする確認サーバ。
  9. 記録媒体に印刷する記録内容を示すデータであり、該記録内容が印刷された記録媒体をチケットとして利用可能な状態とするためのチケット化データを、確認サーバからネットワーク経由でクライアントデバイスに送信するとともに、前記チケット化データを受信したクライアントデバイスで記録内容を記録媒体に印刷してなるチケットを生成した後、前記確認サーバは、該チケットに基づく内容データを前記クライアントデバイスから受信するとともに、受信した前記チケット化データに基づく記録内容の記録媒体への印刷が正常に行われたか否かを判定し、正常な記録内容の印刷が行われていないと判定された場合に、前記チケット化データを前記クライアントデバイスに再送信することにより、ユーザに対して提供されるチケットに基づきサービスの提供を行うサービス提供システムを構成する検札デバイスであって、
    前記検札デバイスは、
    チケットに印刷された記録内容を読み取る検札側読取手段と、
    該検札側読取手段により読み取られた記録内容を示す内容データを検札のためにネットワーク経由で前記確認サーバに送信する検札側内容送信手段と、
    該検札側内容送信手段により内容データが送信された後、該内容データに基づいて前記確認サーバ側で検札した結果を示す検札データがネットワーク経由で該確認サーバから送信されてきた際に、該検札データで示される検札結果を報知する検札報知手段と、を備えている
    ことを特徴とする検札デバイス。
  10. 記録媒体に印刷する記録内容を示すデータであり、該記録内容が印刷された記録媒体をチケットとして利用可能な状態とするためのチケット化データを、ネットワーク経由で受信し、前記チケット化データで示される記録内容を記録媒体に印刷してなるチケットを生成した後、該チケットに基づく内容データを確認サーバに送信するとともに、これを受信した該確認サーバにより前記チケット化データに基づく記録内容の記録媒体への印刷が正常に行われたか否かを判定し、正常な記録内容の印刷が行われていないと判定された場合に、前記チケット化データを再送信することにより、ユーザに対してチケットを提供するチケット提供システムを構成するクライアントデバイスを制御するコンピュータ読み取り可能なプログラムであって、
    前記プログラムは、
    前記確認サーバから送信されてきたチケット化データに基づき、該チケット化データで示される記録内容を記録媒体に印刷してなるチケットを生成するチケット生成手順と、
    該チケット生成手順により生成されたチケットについて、該チケットに印刷された記録内容を読み取るクライアント側読取手順と、
    該クライアント側読取手順により読み取られた記録内容を示す内容データをネットワーク経由で確認サーバに送信するクライアント側内容送信手順と、
    前記クライアント側内容送信手順により内容データを送信した後、前記確認サーバから前記チケット化データがネットワーク経由で送信されてきた場合に、再度、前記チケット生成手順によるチケットの生成、前記クライアント側読取手順による記録内容の読み取り、および、前記クライアント側内容送信手順による内容データの送信を行わせる繰り返し手順と、を含む
    ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能なプログラム。
  11. 記録媒体に印刷する記録内容を示すデータであり、該記録内容が印刷された記録媒体をチケットとして利用可能な状態とするためのチケット化データを、ネットワーク経由で送信するとともに、前記チケット化データを受信したクライアントデバイスで記録内容を記録媒体に印刷してなるチケットを生成した後、該チケットに基づく内容データを前記クライアントデバイスから送信を受けるとともに、受信した該内容データに基づき前記チケット化データに基づく記録内容の記録媒体への印刷が正常に行われたか否かを判定し、正常な記録内容の印刷が行われていないと判定された場合に、前記チケット化データを再送信することにより、ユーザに対してチケットを提供するチケット提供システムを構成する確認サーバを制御するコンピュータ読み取り可能なプログラムであって、
    前記プログラムは、
    前記クライアントデバイスに対して前記チケット化データを送信するチケット送信手順と、
    該チケット送信手順によりチケット化データを送信した後、前記クライアントデバイスから送信されてきた前記内容データで示される記録内容に基づき、該クライアントデバイス側において前記チケット化データに基づく正常な記録内容の記録媒体への印刷が行われたか否かを判定する正常印刷判定手順と、
    該正常印刷判定手順により正常な記録内容の印刷が行われていないと判定された場合に、前記チケット化データをクライアントデバイスに再送信する再送信指令手順と、を含む
    ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能なプログラム。
  12. 記録媒体に印刷する記録内容を示すデータであり、該記録内容が印刷された記録媒体をチケットとして利用可能な状態とするためのチケット化データを、確認サーバからネットワーク経由でクライアントデバイスに送信するとともに、前記チケット化データを受信したクライアントデバイスで記録内容を記録媒体に印刷してなるチケットを生成した後、前記確認サーバは、該チケットに基づく内容データを前記クライアントデバイスから受信するとともに、受信した前記チケット化データに基づく記録内容の記録媒体への印刷が正常に行われたか否かを判定し、正常な記録内容の印刷が行われていないと判定された場合に、前記チケット化データを前記クライアントデバイスに再送信することにより、ユーザに対して提供されるチケットに基づきサービスの提供を行うサービス提供システムを構成する検札デバイスを制御するコンピュータ読み取り可能なプログラムであって、
    前記プログラムは、
    チケットに印刷された記録内容を読み取る検札側読取手順と、
    該検札側読取手順により読み取られた記録内容を示す内容データを検札のためにネットワーク経由で前記確認サーバに送信する検札側内容送信手順と、
    該検札側内容送信手順により内容データが送信された後、該内容データに基づいて前記確認サーバ側で検札した結果を示す検札データがネットワーク経由で該確認サーバから送信されてきた際に、該検札データで示される検札結果を報知する検札報知手順と、を含む
    ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能なプログラム。
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