JP2006189376A - ステープル検知装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】書類を載置可能な書類載置面1aに多数のフラックスゲート型磁気検出素子10を分布して配設し、各フラックスゲート型磁気検出素子10の検出信号に基づいて書類DにステープルQが付着しているか否かを判定する。
【効果】小さなステープルによる地磁気の変化をも検出できる高感度のフラックスゲート型磁気検出素子を用いるため、小さなステープルでも確実に検知できる。フラックスゲート型磁気検出素子は移動しないため、移動による地磁気の変化を検出して誤動作することもない。
【選択図】図5
Description
他方、複数のフラックスゲート型磁気検出素子を2次元的に配設し、空間の磁場を測定する磁気測定装置が知られている(例えば、特許文献2、3参照。)。
他方、上記従来の磁気測定装置は、空間の磁場を測定するのに利用されているが、ステープルの検知には全く利用されていない。
そこで、本発明の目的は、小さなステープルをも検知できる高感度性と誤動作の防止とを両立させることが出来るステープル検知装置を提供することにある。
上記第1の観点によるステープル検知装置では、小さなステープルによる地磁気の変化をも検出できる高感度のフラックスゲート型磁気検出素子を用いるため、小さなステープルでも確実に検知できる。他方、フラックスゲート型磁気検出素子は移動しないため、移動による地磁気の変化を検出して誤動作することもない。よって、高感度性と誤動作の防止とを両立させることが出来る。
上記第2の観点によるステープル検知装置では、ステープルとフラックスゲート型磁気検出素子の距離が近いほど検出信号への影響が大きいことを利用して、ステープルがどのフラックスゲート型磁気検出素子に最も近いかを推定し、その最も近いフラックスゲート型磁気検出素子の位置からステープルが書類のどの部分に付着しているかを判定する。
上記第3の観点によるステープル検知装置では、小さなステープルによる地磁気の変化をも検出できる高感度のフラックスゲート型磁気検出素子を用いるため、小さなステープルでも確実に検知できる。他方、フラックスゲート型磁気検出素子は移動しないため、移動による地磁気の変化を検出して誤動作することもない。よって、高感度性と誤動作の防止とを両立させることが出来る。
フラックスゲート型磁気検出素子が移動しなくても、近傍で金属体が動いた時などに地磁気が変化する。このため、誤動作する可能性がある。
そこで、上記第4の観点によるステープル検知装置では、フラックスゲート型磁気検出素子を近接して対にしておき、フラックスゲート型磁気検出素子の検出信号の差分をとる。地磁気の変化は対のフラックスゲート型磁気検出素子の検出信号に同じ影響を与えるため、差分をとれば相殺される。一方、この対は書類の面に交差する方向に配設されているため書類に対しては遠近があり、書類に付着しているステープルは対のフラックスゲート型磁気検出素子の検出信号に異なった影響を与える。よって、差分からステープルの存否を判定できる。
このステープル等検知装置100は、書類を載置可能な書類載置面1aに多数のフラックスゲート型磁気検出素子10が分布して配設されているセンサユニット1と、センサユニット1からの検出信号に基づいて書類にステープル等(ステープル等とは、磁性体製のステープル,クリップ,ピン,針等をいう)が付着しているか否かを判定するコントロールボックス2とを具備してなる。
また、コントロールボックス2は、第1〜第NのA/D変換器40−1〜40−Nより第1〜第Nの検出信号を読み込んで、各検出信号に基づいてステープル等が存在するか否かを判定するマイクロプロセッサ60と、操作者からの指示を受け付けると共に判定結果を出力する入出力部61とを具備している。
ステップS1では、第1〜第Nの検出信号を読み込む。
ステップS2では、第1〜第Nの検出信号の平均値を求める。
ステップS3では、第1〜第Nの検出信号の平均値と第1〜第Nの検出信号の各差(絶対値)と所定値(正の値)とを比較し、全て差が所定値より小さいならステップS4へ進み、1つでも差が所定値以上ならステップS5へ進む。
ステップS6では、第1〜第Nの検出信号の平均値と第1〜第Nの検出信号の各差と第1〜第Nのフラックスゲート型磁気検出素子10−1〜10−Nの位置(予め判っている)とを基に、図6に示すように等高線図hを作成し、等高線図hの頂き領域をステープル等の推定存在領域として抽出する。そして、ステップS7へ進む。
このステープル等検知装置200は、実施例1のステープル等検知装置100の各フラックスゲート型磁気検出素子10の下側に、それらと対になるフラックスゲート型磁気検出素子10を備えた構成である。
ステップS1では、第1〜第Nの検出信号およびそれらと対になる第N+1〜第2Nの検出信号を読み込む。
ステップS2’では、各対の検出信号の差分(絶対値)を求める。ここで、例えば第1の検出信号と第N+1の検出信号の差分を第1の差分というように、各差分を第1〜第Nの差分という。
ステップS3’では、第1〜第Nの差分と所定値(正の値)とを比較し、全て差分が所定値より小さいならステップS4へ進み、1つでも差分が所定値以上ならステップS5へ進む。
ステップS6’では、第1〜第Nの差分と第1〜第Nのフラックスゲート型磁気検出素子10−1〜10−Nの位置(予め判っている)とを基に、図6に示すように等高線図hを作成し、等高線図hの頂き領域をステープル等の推定存在領域として抽出する。そして、ステップS7へ進む。
他方、高感度のフラックスゲート型磁気検出素子10−1〜10−2Nは移動しないため、移動による地磁気の変化で誤動作してしまうことを防止することが出来る。また、フラックスゲート型磁気検出素子10−1〜10−2Nが移動しなくても、近傍で金属体が動いた時などに地磁気が変化することがあるが、地磁気の変化を同程度に検知する対の検出信号の差分をとるため、地磁気の変化が相殺され、誤動作を防止できる。
2 コントロールボックス
10,10−1〜10−2N フラックスゲート型磁気検出素子
11 磁心
12 励磁用コイル
13 検出用コイル
20,20−1〜20−N 信号処理部
50,50−1〜50−N 励磁部
60 マイクロプロセッサ
61 入出力部
100〜400 ステープル等検知装置
Q ステープル
Claims (4)
- 書類を載置可能な書類載置面に分布して配設された複数のフラックスゲート型磁気検出素子と、前記複数のフラックスゲート型磁気検出素子の各励磁用コイルに励磁電流を通電する励磁部と、前記複数のフラックスゲート型磁気検出素子の各検出用コイルに誘起される信号をそれぞれ処理して各検出信号を出力する信号処理部と、前記各検出信号に基づいて前記書類にステープルが付着しているか否かを判定する判定部とを具備したことを特徴とするステープル検知装置。
- 請求項1に記載の磁性物体検知装置において、前記判定部は、前記複数のフラックスゲート型磁気検出素子の位置と各検出信号とに基づいてステープルが前記書類のどの部分に付着しているかを判定することを特徴とするステープル検知装置。
- 書類が移動する書類移動路を横切る方向に分布して配設された複数のフラックスゲート型磁気検出素子と、前記複数のフラックスゲート型磁気検出素子の各励磁用コイルに励磁電流を通電する励磁部と、前記複数のフラックスゲート型磁気検出素子の各検出用コイルに誘起される信号をそれぞれ処理して各検出信号を出力する信号処理部と、前記各検出信号に基づいて前記書類にステープルが付着しているか否かを判定する判定部とを具備したことを特徴とするステープル検知装置。
- 請求項1から請求項3のいずれかに記載のステープル検知装置において、前記フラックスゲート型磁気検出素子は、前記書類の面に交差する方向に対になって配設されており、前記判定部は、前記対になっているフラックスゲート型磁気検出素子の検出信号の差分に基づいて判定することを特徴とするステープル検出装置。
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---|---|---|---|
JP2005002694A JP2006189376A (ja) | 2005-01-07 | 2005-01-07 | ステープル検知装置 |
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JP2006189376A5 JP2006189376A5 (ja) | 2008-02-07 |
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Family Applications (1)
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- 2005-01-07 JP JP2005002694A patent/JP2006189376A/ja active Pending
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