JP2006189243A - 冷蔵庫 - Google Patents

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泰樹 浜野
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Abstract

【課題】食品収納のスペースを最大限使用できることで、使い勝手を向上させた冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵庫本体30を上下に分割する区画壁31により上部区画32と下部区画33に分割され、区画内が左右に連通する上部区画32の前面開口部を塞ぐ扉は右扉と左扉の2つで構成し、そのうち少なくとも1つは引出し式扉34で構成することで、上部区画32内の食品収納のスペースを最大限使用できるとともに、奥にある収納物の出し入れ性を向上することができ、使い勝手の良さを提供することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、冷蔵庫の区画構成及び扉の配置構成に関するものである。
従来、左右に分割された貯蔵室を区画している冷蔵庫において、特許文献1に参照するように、片側が上下引出し式扉で構成されているものが提案されている。
図6、図7は特許文献1に記載された従来の冷蔵庫を示すものである。図6は従来の冷蔵庫の正面図、図7は従来の冷蔵庫の扉を開けた状態の斜視図である。
図6、図7に示すように2は冷蔵庫本体1内を上下に区画する断熱区画壁であり、上部に上部区画3、下部に下部区画4を形成している。5は上部区画3内を左右に区画する第1の区画壁であり、6は下部区画4内を左右に区画する第2の区画壁である。7は第1の区画壁5により一側に形成された冷蔵室、8は冷蔵室7の下部に区画壁9を挟んで形成された野菜室である。10は第1の区画壁5により他側に形成されたボトル収納室である。11は第2の区画壁6により一側に形成された冷凍室、12は他側に形成された製氷室である。
冷蔵室7の開口面には開閉自在に取り付けられたヒンジ開閉式扉13が設けられている。野菜室8は開口面に開閉自在に取り付けられた引出し式扉14を設けており、室内側の収納容器(図示せず)を一体に引き出せるように構成されている。
ボトル収納室10は開口面に開閉自在に取り付けられた引出し式扉15を設けており、室内側の収納容器16、17、18、19を一体に引き出せるように構成されている。また、冷凍室11は開口面に開閉自在に取り付けられた引出し式扉20を設けており、室内側の収納容器(図示せず)を一体に引き出せるよう構成されている。製氷室12は開口面に開閉自在に取り付けられた引出し式扉21を設けており、室内側の収納容器(図示せず)を一体に引き出せるように構成されている。
特開2001−263913号公報
しかしながら、上記従来の構成では、引出し式扉15を設けたボトル収納室10を有した上部区画3内を左右に分割する第1の区画壁5が存在するため、上部区画3の内容積が第1の区画壁5の容積だけ減少し、上部区画3内の食品収納量が減少するという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、上部区画内の食品収納スペースを最大限使用でき、上部区画内の広々間を保つことができるとともに、上部区画の使い勝手を改善した冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、断熱箱体で形成された冷蔵庫本体内を上下に分割する区画壁により上部区画と下部区画に分割され、前記上部区画内は左右の領域を有して前記左側領域の前面開口部を塞ぐ左扉と前記右側領域の前面開口部を塞ぐ右扉とを備え、そのうち少なくとも1つは引出し式扉で構成するとともに、前記左側領域と前記右側領域とを連通させ、または左右に分割する区画壁を有さず連通させたものである。
これによって、上部区画を左右に分割する左右の庫内領域が連通するため、上部区画内の食品収納のスペースを有効に活用できるとともに、上部区画内の広々感を保って使い勝手を向上し、冷却ダクトや冷却制御の構成を容易に合理的に実現できる。
本発明の冷蔵庫は、上部区画の左右の庫内領域が連通するため、上部区画内の食品収納のスペースを有効に活用できるとともに、上部区画内の広々感を保つことができる。また、上部区画内を立ち姿勢で楽に見渡せ使い勝手を向上することができる。また、冷却ダクトや冷却制御の構成を容易に合理的に実現できる。また、上部区画の前面開口部を塞ぐ扉の一方を引出し式扉とすることで、引出し式扉を引き出した時に左右両側から収納物を取り出せるという利点も有する。
請求項1に記載の発明は、断熱箱体で形成された冷蔵庫本体内を上下に分割する区画壁により上部区画と下部区画に分割され、前記上部区画内は左右の領域を有して前記左側領域の前面開口部を塞ぐ左扉と前記右側領域の前面開口部を塞ぐ右扉とを備え、そのうち少なくとも1つは引出し式扉で構成するとともに、前記左側領域と前記右側領域とを連通させたものである。これにより、上部区画内の食品収納のスペースを有効に活用できるとともに、連通の状態により上部区画内の広々感を保つことができる。また、上部区画内を立ち姿勢で楽に見渡せ使い勝手を向上することができる。また、両領域間が連通していて冷却空気が流通するため冷却ダクト等の構成や冷却制御の構成が容易であり合理的な構成となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記左側領域と前記右側領域とは左右に分割する区画壁を有さず連通させたものである。これにより、上部区画を左右に分割する区画壁が存在せず左右の庫内領域が連通するため、上部区画内の食品収納のスペースを最大限使用できるとともに、上部区画内の広々間を保つことができる。また、上部区画を左右に分割する区画壁が存在しないため、上部区画内を立ち姿勢で楽に見渡せ使い勝手を向上することができる。また、上部区画の前面開口部を塞ぐ扉の一方を引出し式扉とすることで、引出し式扉を引き出した時に左右両側から収納物を取り出せるという利点も有する。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記上部区画の前面開口部を塞ぐ扉は右扉と左扉の2つで構成し、いずれか一方を引出し式扉で構成し、他方をヒンジ開閉式扉で構成するものである。これにより、引出し式扉側にはペットボトルやビン、缶類、ヒンジ開閉式扉側の上部区画内には食品類といったように目的にあった区分収納が可能となる。また、区分収納による使い分けが可能となるため、必要に応じた扉開閉による温度上昇の低減が図れ、省エネにも繋がる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記上部区画の前面開口部を塞ぐ扉は右扉と左扉の2つで構成し、いずれか一方を引出し式扉で構成し、他方をヒンジ開閉式扉で構成し、引出し式扉の幅はヒンジ開閉式扉の幅より小さくしたものである。これによりヒンジ開閉式扉側の上部区画内の食品収納量が適度に確保され、引出し式扉側のペットボトルやビン、缶類とヒンジ開閉式扉側の上部区画内の食品収納量のバランスを適切なものにすることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項3または4に記載の発明において、前記上部区画の前面開口部を塞ぐ扉は右扉と左扉の2つで構成し、いずれか一方を引出し式扉で構成し、他方をヒンジ開閉式扉で構成し、引出し式扉はヒンジ開閉式扉の反ヒンジ側に並設したものである。これにより、ヒンジ開閉式扉を開いた場合には、引出し式扉側の貯蔵物も含め上部区画全体を見渡せ、使い勝手を向上することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項3から5のいずれか一項に記載の発明において、前記上部区画の前面開口部を塞ぐ扉は右扉と左扉の2つで構成し、いずれか一方を引出し式扉で構成し、他方をヒンジ開閉式扉で構成し、前面開口部のみを左右に分割しながら引出し式扉とヒンジ開閉式扉の合わせ面を密閉する仕切りを設けたものである。これにより、引出し式扉とヒンジ開閉式扉の上下合わせ面のシール性を向上することができ、冷気漏れ等による冷却ロスを低減でき、省エネにも繋がる。また、仕切りは前面開口部のみを左右に分割しているため、上部区画の食品収納量は減少せず、いずれかの扉を開放した場合も上部区画内を楽に見渡すことができ、使い勝手を向上することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項3から5のいずれか一項に記載の発明において、前記上部区画の前面開口部を塞ぐ扉は右扉と左扉の2つで構成し、いずれか一方を引出し式扉で構成し、他方をヒンジ開閉式扉で構成し、引出し式扉またはヒンジ開閉式扉のいずれか一方に引出し式扉とヒンジ開閉式扉の合わせ面を密閉する回転仕切り体を設けたものである。これにより、引出し式扉とヒンジ開閉式扉の上下合わせ面のシール性を向上することができ、冷気漏れ等による冷却ロスを低減でき、省エネにも繋がる。また、前面開口部には仕切りが存在しないため、上部区画の食品収納量は減少せず、いずれか一方の扉を開放した場合も上部区画内は楽に見渡すことができ、より一層使い勝手を向上することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項3から7のいずれか一項に記載の発明において、前記引出し式扉を支持して摺動させる引出し機構を引出し扉が備えられた前記領域内の少なくとも側面に備えて、この側面に備えた引出し機構による支持が片側側面による支持である。これにより、区画壁が左右の領域を完全に分割するようなものでなく簡素な構造で左右の領域間が部分的に連通したものであったり、区画壁が存在せず左右の領域間がほぼ全面的に連通したものであっても、引出し扉が備えられた領域内の断熱箱体としての側面側に少なくとも引出し機構があれば隣接する領域側の側面に引出し機構がなくても片側支持で引出し式扉の支持、摺動が可能である。
このため従来一般に行われているような両側面での引出し機構による支持を想定する必要がなく、左右領域を区画する区画壁も引出し機構を取り付けるためには必要がなくなり、この結果、左右領域を区画する区画壁が相当な剛性を有する全面的な区画壁でなく、例えば隣接領域の収納棚を支持する程度の簡素でコンパクトな構造体として左右領域を適宜連通する構成とすることもできるし、隣接領域の収納棚を後部支持のカンチレバー方式の収納棚とすれば区画壁を全くなくしてしまってほぼ全面的に左右領域を連通させることもできる。
以下、本発明による冷蔵庫の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1を図1から図3に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図、図2は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の断熱箱体の正面図、図3は本発明の実施の形態1における扉を開けた時の冷蔵庫の斜視図である。
図1から図3に示すように、30は断熱箱体で形成された冷蔵庫本体であり、冷蔵庫本体30は、上下に分割する区画壁31により上部区画32と下部区画33に分割されている。
上部区画32はその内部に左右の領域となる左側領域32aと右側領域32bとを有しており、左側領域32aの前面開口部を塞ぐ扉としては引出し式扉34を配置し、右側領域32bの前面開口部を塞ぐ扉としてはヒンジ開閉式扉35を配置している。
引出し式扉34の幅はヒンジ式扉35の幅よりも小さく、引出し式扉34と隣り合う辺の反対側の辺にヒンジ式扉35のヒンジ部36を設けた構成となっている。すなわち、換言すればヒンジ式扉35の反ヒンジ側に引出し式扉34が並設された配置構成となっている。
また、上部区画32は、左側領域32aと右側領域32bとが例えば区画壁等で区画されておらず、互いに連通する構成となっている。そして、上部区画32内は、左側領域32a,右側領域32bを併せてともに冷蔵温度帯の貯蔵室となっている。
また、引出し式扉34で開閉される左側領域32a内には複数の収納容器37が設けられ、引出し式扉34と一体に引き出せるように構成されている。
また、引出し式扉34は、図示しないフレーム等の構造体により収納容器37を受け、左側領域32a内の断熱箱体側の側壁面にレール等の引出し機構37aを上下に設けて前後に摺動支持されている。すなわち、引出し式扉34は側面方向に関しては断熱箱体側の側壁面にのみ引出し機構37aを有し、反対側側面の右側領域32bとの境界面にはない、いわゆる片側支持の構成となっている。
上部区画30内において、引出し式扉34と反対側の引出し式扉34で開閉される右側領域32b内には収納物を載置する複数の棚38を備えていて、上部区画30の背面を構成する冷気を循環させるダクト(図示せず)などに固定されたカンチレバー式の固定具39を用いて所定の位置に棚38を固定できるよう構成されている。低温室40は収納容器41を備えて、主として肉、魚介類、ハム等の生鮮食料品を0〜1℃程度の温度で貯蔵する。
また、下部区画33は左右に分割する区画壁42により、左区画と右区画に分割され、左区画は上から順に引出し式扉43を備えた製氷室44、引出し式扉45を備えた冷凍室46で構成され、右区画は上から順に引出し式扉47を備えた野菜室48、引出し式扉49を備えた冷凍室50で構成されている。
ここで、複数の収納容器37内には大小のペットボトルやビン類、缶類、紙パック等の飲料、調味量などの液状物容器、その他小物や卵など従来、冷蔵室の扉棚に収納されていた収納物を主に貯蔵でき、引出し式扉34と一体に引き出せるよう構成している。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作について説明する。
冷蔵庫本体30の上部区画32を使用頻度の高い冷蔵温度帯の貯蔵室とすることで、立ち姿勢のまま食品収納をする割合を多くでき、使い勝手を向上することができる。
また、上部区画32の前面開口部を塞ぐ扉の一方を引出し式扉34とすることで、引出し式扉34を引き出した時に左右両側から収納容器37内の収納物を取り出せ、使い勝手を向上することができる。
引出し式扉34を支持して摺動させる引出し機構37aを引出し扉34が備えられた左領域32a内の断熱箱体の側壁面側に備えて、この側面に備えた引出し機構による支持が片側側面による支持としたので、区画壁が左右の領域を完全に分割するようなものでなく簡素な構造で左右の領域32a,32b間が部分的に連通したものであったり、区画壁が存在せず左右の領域32a,32b間がほぼ全面的に連通したものであっても、引出し式扉34の支持、摺動が可能である。
このため従来一般に行われているような両側面での引出し機構37aによる支持を想定する必要がなく、左右領域32a,32bを区画する区画壁も引出し機構37aを取り付けるためには必要がなくなり、左右領域32a,32bを区画する区画壁が相当な剛性を有する全面的な区画壁でなく、例えば隣接領域の収納棚を支持する程度の簡素でコンパクトな構造体として左右領域32a,32bを適宜連通する構成とすることもできるし、右領域32bの収納棚38を後部支持のカンチレバー方式の収納棚とすれば区画壁を全くなくしてしまってほぼ全面的に左右領域を連通させることもできる。
この結果、上部区画32内の左側領域32aと右側領域32bとの境界面は左右に分割する区画壁等を簡素化するか、または存在させず連通しているので、上部区画32内の食品収納スペースを最大限使用できるとともに、ヒンジ部36が引出し式扉34の反対側に設けられたヒンジ式扉35を開放した場合には、上部区画32内全体を見渡すことができるため、上部区画32内の広々感を保つことができ、使い勝手を向上することができる。
また、上部区画32内の左側領域32a,右側領域32bの両領域が連通しているので冷却ダクト等の構成や冷却制御の構成が容易であり合理的な冷却設計が行える。また、冷蔵温度帯の同一温度帯に設定されるものであれば相互の温度影響についても特別に懸念することがないものである。
また、引出し式扉34の幅をヒンジ式扉35の幅よりも小さくすることで、人の腰よりも高い位置に引出し式扉34を引き出したときにでも圧迫感がなく、ヒンジ式扉35との幅方向のバランスがとれてデザイン性も向上する。
なお、左側領域32aと右側領域32bとの間が互いに連通する構成としては、先に説明したように区画壁に相当するものが全く存在しない場合のほか、区画壁が左右の領域を完全に分割するようなものでなく簡素な構造で左右の領域間が部分的に連通したものであってもよい。
この場合、程度に応じて、上部区画内の食品収納のスペースを有効に活用できるとともに、連通の状態により上部区画内の広々感を保つことができる。また、上部区画内を立ち姿勢で楽に見渡せ使い勝手を向上することができる。さらに、両領域間が連通していて冷却空気が流通するため冷却ダクト等の構成や冷却制御の構成が容易であり合理的な設計を行うこともできる。また、簡素な区画壁であっても右側領域32bの収納棚38を支持することができる程度の区画壁とすれば、高価なカンチレバー式の収納棚を採用しなくてもよくなり、コスト低減が図れる。
なお、引出し機構37aについて、先の説明では引出し式扉34の片側側面による支持、摺動が少なくとも行われることを述べたが、この構成に側面以外の支持を追加してもよく、たとえば、特に図示しないが、底面または天面を追加した2面支持、もしくはその両方を追加した3面支持にすると支持構造として補強がなされ、引出し式扉34の摺動を安定して高品位に行うことができる。この場合においても、やはり右側領域32bとの境界側の側面には引出し機構37aを用いないので上述の説明と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態2)
以下本発明の実施の形態2を、図4に基づいて説明する。図4は本発明の実施の形態2における扉を開けた時の冷蔵庫の斜視図である。
図4に示すように51は上部区画32の前面開口部のみを左右に分割しながら引出し式扉34とヒンジ開閉式扉35の合わせ面を密閉する仕切りである。仕切り51により引出し式扉34とヒンジ開閉式扉35の上下方向の合わせ面のシールを確実に行うことができ、冷却性能及び省エネ性を向上することができる。
また、仕切り51は前面開口部のみに取り付けられているため、上部区画32内の左側領域32aと右側領域32bとの境界面は連通して奥行き方向は開放空間であるので、食品収納スペースを最大限使用できるとともに、ヒンジ部36が引出し式扉34の反対側に設けられたヒンジ式扉35を開放した場合には、上部区画32内全体を見渡すことができるため、上部区画32内の広々感をたもつことができ、使い勝手を向上することができる。
(実施の形態3)
以下本発明の実施の形態3を、図5に基づいて説明する。図5は本発明の実施の形態3における扉を開けた時の冷蔵庫の斜視図である。
図5に示すように52はヒンジ開閉式扉35のヒンジ部36の反対側に引出し式扉とヒンジ開閉式扉の合わせ面を密閉するように設けられた回転仕切り体である。回転仕切り体51により引出し式扉34とヒンジ開閉式扉35の上下合わせ面のシールを確実に行うことができ、冷却性能及び省エネ性を向上することができる。
また、上部区画32の左側領域32aと右側領域32bとを左右に分割する区画壁や仕切りが存在しないため、上部区画32内の食品収納スペースを最大限使用できるとともに、ヒンジ部36が引出し式扉34の反対側に設けられたヒンジ式扉35を開放した場合には、上部区画32内全体を見渡すことができるため、上部区画32内の広々感をたもつことができ、使い勝手を向上することができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、上部区画の左右領域を開閉する扉をそれぞれ設け、両領域を連通させる構成として、一方の扉を引出し式扉とすることで、上部区画内の食品収納のスペースを最大限使用できるとともに、奥にある収納物の出し入れ性を向上することができ、使い勝手を向上させることが可能となるので、同様の引出し式扉を構成する冷蔵庫や収納器具等にも適用できる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の断熱箱体の正面図 本発明の実施の形態1における扉を開けた時の冷蔵庫の斜視図 本発明の実施の形態2における扉を開けた時の冷蔵庫の斜視図 本発明の実施の形態3における扉を開けた時の冷蔵庫の斜視図 従来の冷蔵庫の正面図 従来の冷蔵庫の扉を開けた状態の斜視図
符号の説明
30 冷蔵庫本体
31 区画壁
32 上部区画
32a 左側領域
32b 右側領域
33 下部区画
34,43,45,47,49 引出し式扉
35 ヒンジ式扉
36 ヒンジ部
37 収納容器
37a 引出し機構
38 棚
39 固定具
40 低温室
41 収納容器
42 区画壁
51 仕切り
52 回転仕切り体

Claims (8)

  1. 断熱箱体で形成された冷蔵庫本体内を上下に分割する区画壁により上部区画と下部区画に分割され、前記上部区画内は左右の領域を有して前記左側領域の前面開口部を塞ぐ左扉と前記右側領域の前面開口部を塞ぐ右扉とを備え、そのうち少なくとも1つは引出し式扉で構成するとともに、前記左側領域と前記右側領域とを連通させたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記左側領域と前記右側領域とは左右に分割する区画壁を有さず連通させたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記上部区画の前面開口部を塞ぐ扉は右扉と左扉の2つで構成し、いずれか一方を引出し式扉で構成し、他方をヒンジ開閉式扉で構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記上部区画の前面開口部を塞ぐ扉は右扉と左扉の2つで構成し、いずれか一方を引出し式扉で構成し、他方をヒンジ開閉式扉で構成し、引出し式扉の幅はヒンジ開閉式扉の幅より小さくしたことを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記上部区画の前面開口部を塞ぐ扉は右扉と左扉の2つで構成し、いずれか一方を引出し式扉で構成し、他方をヒンジ開閉式扉で構成し、引出し式扉はヒンジ開閉式扉の反ヒンジ側に並設したことを特徴とする請求項3または4に記載の冷蔵庫。
  6. 前記上部区画の前面開口部を塞ぐ扉は右扉と左扉の2つで構成し、いずれか一方を引出し式扉で構成し、他方をヒンジ開閉式扉で構成し、前面開口部のみを左右に分割しながら引出し式扉とヒンジ開閉式扉の合わせ面を密閉する仕切りを設けたことを特徴とする請求項3から5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記上部区画の前面開口部を塞ぐ扉は右扉と左扉の2つで構成し、いずれか一方を引出し式扉で構成し、他方をヒンジ開閉式扉で構成し、引出し式扉またはヒンジ開閉式扉のいずれか一方に引出し式扉とヒンジ開閉式扉の合わせ面を密閉する回転仕切り体を設けたことを特徴とする請求項3から5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記引出し式扉を支持して摺動させる引出し機構を引出し扉が備えられた前記領域内の少なくとも側面に備えて、この側面に備えた引出し機構による支持が片側側面による支持であることを特徴とする請求項3から7のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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