JP2006189242A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】食品収納のスペースと、使い勝手を両立させた庫内レイアウトを有する冷蔵庫を提供する。
【解決手段】上部区画32を冷蔵温度室とし、左右の領域32a,32bを設けて一方の領域に引出し式扉34を備え、下部区画33に複数の引出し式扉45,49,47を備えて少なくとも冷凍室46,50と野菜室48とを形成することにより、上部区画32では冷蔵温度室を集約して収納容量を確保し、ボトル類や小物などの種々雑多な収納物を整理しながら使い勝手よく収納できる。また、下部区画33では大物や重量物の多い野菜室48や冷凍室46,50に対して、使用者の身体的な負担を抑制しながら深さ制限による収納容量の制限にも対応でき、冷蔵庫全体として、収納容量のバランスがとれた使い勝手のよい冷蔵庫を提供することができる。
【選択図】図3
【解決手段】上部区画32を冷蔵温度室とし、左右の領域32a,32bを設けて一方の領域に引出し式扉34を備え、下部区画33に複数の引出し式扉45,49,47を備えて少なくとも冷凍室46,50と野菜室48とを形成することにより、上部区画32では冷蔵温度室を集約して収納容量を確保し、ボトル類や小物などの種々雑多な収納物を整理しながら使い勝手よく収納できる。また、下部区画33では大物や重量物の多い野菜室48や冷凍室46,50に対して、使用者の身体的な負担を抑制しながら深さ制限による収納容量の制限にも対応でき、冷蔵庫全体として、収納容量のバランスがとれた使い勝手のよい冷蔵庫を提供することができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、冷蔵庫の区画構成及び扉の配置構成に関するものである。
従来、左右に分割された貯蔵室を区画している冷蔵庫において、特許文献1に参照するように、片側が上下引出し式扉で構成されているものが提案されている。
図6、図7は特許文献1に記載された従来の冷蔵庫を示すものである。図6は従来の冷蔵庫の正面図、図7は従来の冷蔵庫の扉を開けた状態の斜視図である。
図6、図7に示すように2は冷蔵庫本体1内を上下に区画する断熱区画壁であり、上部に上部区画3、下部に下部区画4を形成している。5は上部区画3内を左右に区画する第1の区画壁であり、6は下部区画4内を左右に区画する第2の区画壁である。7は第1の区画壁5により一側に形成された冷蔵室、8は冷蔵室7の下部に区画壁9を挟んで形成された野菜室である。10は第1の区画壁5により他側に形成されたボトル収納室である。11は第2の区画壁6により一側に形成された冷凍室、12は他側に形成された製氷室である。
冷蔵室7の開口面には開閉自在に取り付けられたヒンジ開閉式扉13が設けられている。野菜室8は開口面に開閉自在に取り付けられた引出し式扉14を設けており、室内側の収納容器(図示せず)を一体に引き出せるように構成されている。
ボトル収納室10は開口面に開閉自在に取り付けられた引出し式扉15を設けており、室内側の収納容器16、17、18、19を一体に引き出せるように構成されている。また、冷凍室11は開口面に開閉自在に取り付けられた引出し式扉20を設けており、室内側の収納容器(図示せず)を一体に引き出せるよう構成されている。製氷室12は開口面に開閉自在に取り付けられた引出し式扉21を設けており、室内側の収納容器(図示せず)を一体に引き出せるように構成されている。
特開2001−263913号公報
しかしながら、上記従来の構成では、上部区画3に設けた引出し式扉のうち、引出し式扉15を設けたボトル収納室10は、深さの浅い収納容器16、17、18、19を縦方向に並べ、各収納容器間の空間を相当に広くとって収納物となるボトル類や小物類などを左右方向からでも取り出せるようにしているため、一般的には使い勝手が悪くなる上部区画に設けた引出し式扉であっても使い勝手を損ねることがない一方で、引出し式扉14を設けた野菜室8は、キャベツ,白菜,ダイコン,カボチャなどの大物野菜や立てて保存する葉菜類などを収納する関係上収納容器の深さが深く、収納物は収納容器上部の開口面から取り出さねばならず、このため上部区画に配置する場合は使い勝手に十分な配慮が成され難かった。また、使い勝手に配慮をしようとすれば収納容器の深さを浅めに制限せねばならず、今度は野菜室8の収納容量を十分に提供することができず、使い勝手と収納容量の双方を満足できる引出し式の野菜室8を提供することが困難である、という改善すべき課題を有していた。
さらに、上記従来の構成では、引出し式扉15を設けたボトル収納室10を有した上部区画3内を左右に分割する第1の区画壁5が存在するため、上部区画3の内容積が第1の区画壁5の容積だけ減少して上部区画3内の食品収納量が減少するとともに、使用者が上部区画3内を開けたときに視覚的な圧迫感を感じ、庫内の広々感が得られず商品価値が低下するという、改善すべき課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、上部,下部各区画の使い勝手と収納性をともに改善しながら、上部区画内の食品収納スペースを有効に活用し、また、上部区画内の広々感を実感できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、上部区画を冷蔵温度室とし、左右の領域を設けて少なくとも一方の領域に引出し式扉を備え、下部区画に複数の引出し式扉を備えて少なくとも冷凍室と野菜室とを形成したものである。
これによって、従来のように野菜室を上部区画には設けず、様々な品目を多量に収納することが要求される冷蔵温度室を集約して収納容量を確保し、そのうち少なくとも左右一方の領域には引出し式扉を備えることによって、ボトル類や小物などの種々雑多な収納物を整理しながら使い勝手よく収納できる。
また、引出し式の野菜室を冷凍室とともに下部区画に配置することによって、大物や重量物の多い野菜室や冷凍室に対して、肘を上げて出し入れする不便がなくなって使用者の腕などへの身体的な負担を抑制でき、深さによる収納容量の制限にも対応できて、冷蔵庫全体として、収納容量のバランスがとれた使い勝手のよい冷蔵庫を提供することができる。
また、上部区画の左右の領域を連通させることにより、上部区画内の広々感を保つことが可能となる。さらに、左右の領域を区画する区画壁を設けなければ、より一層上部区画内の食品収納のスペースを有効活用できるとともに、収納物の出し入れがしやすく、視覚的な広々感も最大限に引き出されるものとなる。
本発明の冷蔵庫は、上部区画の冷蔵収納物を多種多量に使い勝手よく収納できる。また、大物や重量物の多い野菜室や冷凍室を使用者に身体的な負担を掛けることなく、下部区画で使い勝手よく収納でき、冷蔵庫全体として、収納容量のバランスがとれた使い勝手のよい冷蔵庫を提供することができる。
また、上部区画の左右の領域が連通することにより、上部区画内の広々感を保つことができる。左右の領域を区画する区画壁を設けないような工夫をすれば、上部区画内の食品収納スペースの有効活用、収納物の出し入れの使い勝手、視覚的な広々感をより一層引き出すことができる。
請求項1に記載の発明は、上部区画を冷蔵温度室とし、左右の領域を設けて少なくとも一方の領域に引出し式扉を備え、下部区画に複数の引出し式扉を備えて少なくとも冷凍室と野菜室とを形成したものである。
これにより、従来のように野菜室を上部区画には設けないために、様々な品目を多量に収納することが要求される冷蔵温度室を集約して収納容量を確保することができ、そのうち少なくとも左右一方の領域には引出し式扉を備えることによって、ボトル類や小物などの種々雑多な収納物を整理しながら、しかも引き出したときには、左右空間からの出し入れも可能となって使い勝手よく収納できる。
また、引出し式の野菜室を冷凍室とともに下部区画に配置することによって、大物や重量物の多い野菜室や冷凍室に対して、肘を上げて収納容器の上面から収納物を出し入れする不便がなくなって使用者の腕などへの身体的な負担を抑制でき、上部区画に野菜室を設けた場合のような深さの制限による収納容量の制限にも対応できて、冷蔵庫全体として、収納容量のバランスがとれた使い勝手のよい冷蔵庫を提供することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記左右の領域の一方に引出し式扉を、他方にヒンジ開閉式扉を備えたものである。
これにより、引出し式扉側にはペットボトルやビン、缶類、ヒンジ開閉式扉側の上部区画内には食品類といったように目的にあった区分収納が可能となる。また、区分収納による使い分けが可能となるため、必要に応じた扉開閉による温度上昇の低減が図れ、省エネにも繋がる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記引出し式扉の幅をヒンジ開閉式扉の幅より小さくしたものである。
これによりヒンジ開閉式扉側の上部区画内の食品収納量が適度に確保され、引出し式扉側のペットボトルやビン、缶類とヒンジ開閉式扉側の上部区画内の食品収納量のバランスを適切なものにすることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の発明において、前記引出し式扉は前記ヒンジ開閉式扉の反ヒンジ側に並設したものである。
これにより、ヒンジ開閉式扉を開いた場合には、引出し式扉側の貯蔵物も含めて視覚に入れることができ、特に左右の領域を区画する区画壁がなければ上部区画全体を見渡せ、使い勝手をより向上することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、前記左右の領域間を連通させたものである。
これにより、上部区画内が圧迫されて狭く感ずる度合いが軽減し、視覚的な広々感を保つことができる。また、上部区画を左右に分割する区画壁を設けないような程度にまで左右領域の連通の度合いを高めればさらに広々感を創出でき、上部区画内を立ち姿勢で楽に見渡せ使い勝手をより向上することができる。また、引出し式扉の領域は隣接する領域内の側方から見渡すこともできるので、一層出し入れの使い勝手を高めることができる、という利点も有する。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記引出し式扉またはヒンジ開閉式扉のいずれか一方に引出し式扉とヒンジ開閉式扉の合わせ面を密閉する回転仕切り体を設けたものである。
これにより、引出し式扉とヒンジ開閉式扉の上下合わせ面のシール性を向上することができ、冷気漏れ等による冷却ロスを低減でき、省エネにも繋がる。また、前面開口部には仕切りが存在しないため、上部区画の食品収納量は減少せず、いずれか一方の扉を開放した場合も上部区画内は楽に見渡すことができ、より一層使い勝手を向上することができる。
以下、本発明による冷蔵庫の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。また、先に説明した実施の形態と同一構成については、同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1を図1から図3に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図、図2は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の断熱箱体の正面図、図3は本発明の実施の形態1における扉を開けた時の冷蔵庫の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態1を図1から図3に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図、図2は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の断熱箱体の正面図、図3は本発明の実施の形態1における扉を開けた時の冷蔵庫の斜視図である。
図1から図3に示すように、30は断熱箱体で形成された冷蔵庫本体であり、冷蔵庫本体30は、上下に分割する区画壁31により上部区画32と下部区画33に分割されている。
上部区画32はその内部に左右の領域となる左側領域32aと右側領域32bとを有しており、左側領域32aの前面開口部を塞ぐ扉としては引出し式扉34を配置し、右側領域32bの前面開口部を塞ぐ扉としてはヒンジ開閉式扉35を配置している。
引出し式扉34の幅はヒンジ式扉35の幅よりも小さく、引出し式扉34と隣り合う辺の反対側の辺にヒンジ式扉35のヒンジ部36を設けた構成となっている。すなわち、換言すればヒンジ式扉35の反ヒンジ側に引出し式扉34が並設された配置構成となっている。
また、上部区画32は、左側領域32aと右側領域32bとが例えば区画壁等で区画されておらず、互いに連通する構成となっている。そして、上部区画32内は、左側領域32a,右側領域32bを併せてともに冷蔵温度帯の貯蔵室となっている。
また、引出し式扉34で開閉される左側領域32a内には複数の収納容器37が上下方向に所定の間隔をおいて設けられ、引出し式扉34と一体に引き出せるように構成されている。
上部区画30内において、引出し式扉34と反対側の引出し式扉34で開閉される右側領域32b内には収納物を載置する複数の棚38を備えていて、上部区画30の背面を構成する冷気を循環させるダクト(図示せず)などに固定されたカンチレバー式の固定具39を用いて所定の位置に棚38を固定できるよう構成されている。低温室40は収納容器41を備えて、主として肉、魚介類、ハム等の生鮮食料品をたとえば0〜1℃程度の温度で貯蔵する。
また、下部区画33は左右に分割する区画壁42により、左区画と右区画に分割され、左区画は上から順に引出し式扉43を備えた製氷室44、引出し式扉45を備えた冷凍室46で構成され、右区画は上から順に引出し式扉47を備えた野菜室48、引出し式扉49を備えた冷凍室50で構成されている。
ここで、複数の収納容器37内には大小のペットボトルやビン類、缶類、紙パック等の飲料、調味量などの液状物容器、その他小物や卵など従来、冷蔵室の扉棚に収納されていた収納物を主に貯蔵でき、引出し式扉34と一体に引き出せるよう構成している。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作について説明する。
冷蔵庫本体30の上部区画32を使用頻度の高い冷蔵温度帯の貯蔵室とし、従来のように野菜室48を上部区画32には設けないようにすることで、様々な品目を多量に収納することが要求される冷蔵温度室を集約して収納容量を確保することができ、立ち姿勢のまま食品収納をする割合を多くでき、使い勝手を向上することができる。
また、上部区画32の前面開口部を塞ぐ扉の一方を引出し式扉34とすることで、引出し式扉34を引き出した時に収納容器37相互間の所定の空間を介して左右両側から収納容器37内の収納物を出し入れでき、使い勝手を向上することができる。
また、上部区画32内の左側領域32aと右側領域32bとの境界面は左右に分割する区画壁等が存在しない形で連通しているので、上部区画32内の食品収納スペースを最大限使用できるとともに、ヒンジ部36が引出し式扉34の反対側に設けられたヒンジ式扉35を開放した場合には、上部区画32内全体を見渡すことができるため、上部区画32内の広々感を保つことができ、使い勝手を向上することができる。
また、上部区画32内の左側領域32a,右側領域32bともに冷蔵温度帯の同一温度帯に設定されるものであるので、両領域が連通していても冷却ダクト等の構成や冷却制御の構成が容易であり、相互の温度影響についても懸念することがないものである。
また、引出し式扉34の幅をヒンジ式扉35の幅よりも小さくすることで、人の腰よりも高い位置に引出し式扉34を引き出したときにでも圧迫感がなく、ヒンジ式扉35との幅方向のバランスがとれてデザイン性も向上する。
さらに、引出し式の野菜室48と引出し式の冷凍室46,50及び製氷室44を下部区画33に配置することによって、大物や重量物の多い野菜室や冷凍室に対して、肘を上げて収納容器の上面から収納物を出し入れする不便がなくなって使用者の腕などへの身体的な負担を抑制でき、上部区画に野菜室48を設けた場合のような深さの制限による収納容量の制限にも対応できて容量を確保でき、冷蔵庫全体として、収納容量のバランスがとれた使い勝手のよい冷蔵庫を提供することができる。
なお、本実施の形態においては、上部区画32の左側領域32aと右側領域32bとの間に領域を区画する区画壁を設けなかったが、上部区画32の広々感の要求度合いや、区画壁がないことによるカンチレバー式の棚38採用のコスト面や対荷重強度面での課題の度合いによっては、左側領域32aと右側領域32bとの間を区画する区画壁を設ける選択もあり得る。この場合は、本実施の形態における作用効果のうち上部区画32内の広々感に関する部分については後退するものの、依然として上部区画32,下部区画33を通じての全体としての貯蔵室レイアウトの配置に関わる作用効果は十分に発揮されるものであり、使い勝手と収納性を追求した冷蔵庫の庫内レイアウトの有効な例となりうるものである。
さらに、左側領域32aと右側領域32bとの間を区画する区画壁に関して、有りか無しかの選択以外にも、区画壁は存在しても例えば奥行き方向において上部区画32の前面開口部から所定の間隔をおいて設置し、左側領域32aと右側領域32bとの前面に両領域を連通する適当な空間を形成することによっても見た目の圧迫感は相当緩和され、上部区画32内の広々感を創出するのみ効果的であり、上述の区画壁が全面的に有り、無しの場合の折衷的な効果を併せ持つことができ、実用的な意義を大きくするような選択も可能である。
(実施の形態2)
以下本発明の実施の形態2を、図4に基づいて説明する。図4は本発明の実施の形態2における扉を開けた時の冷蔵庫の斜視図である。
以下本発明の実施の形態2を、図4に基づいて説明する。図4は本発明の実施の形態2における扉を開けた時の冷蔵庫の斜視図である。
図4に示すように51は上部区画32の前面開口部のみを左右に分割しながら引出し式扉34とヒンジ開閉式扉35の合わせ面を密閉する仕切りである。仕切り51により引出し式扉34とヒンジ開閉式扉35の上下方向の合わせ面のシールを確実に行うことができ、冷却性能及び省エネ性を向上することができる。
また、仕切り51は前面開口部のみに取り付けられているため、上部区画32内の左側領域32aと右側領域32bとの境界面は連通して奥行き方向は開放空間であるので、食品収納スペースを最大限使用できるとともに、ヒンジ部36が引出し式扉34の反対側に設けられたヒンジ式扉35を開放した場合には、上部区画32内全体を見渡すことができるため、上部区画32内の広々感をたもつことができ、使い勝手を向上することができる。
(実施の形態3)
以下本発明の実施の形態3を、図5に基づいて説明する。図5は本発明の実施の形態3における扉を開けた時の冷蔵庫の斜視図である。
以下本発明の実施の形態3を、図5に基づいて説明する。図5は本発明の実施の形態3における扉を開けた時の冷蔵庫の斜視図である。
図5に示すように52はヒンジ開閉式扉35のヒンジ部36の反対側に引出し式扉とヒンジ開閉式扉の合わせ面を密閉するように設けられた回転仕切り体である。回転仕切り体51により引出し式扉34とヒンジ開閉式扉35の上下合わせ面のシールを確実に行うことができ、冷却性能及び省エネ性を向上することができる。
また、上部区画32の左側領域32aと右側領域32bとを左右に分割する区画壁や仕切りが存在しないため、上部区画32内の食品収納スペースを最大限使用できるとともに、ヒンジ部36が引出し式扉34の反対側に設けられたヒンジ式扉35を開放した場合には、上部区画32内全体を見渡すことができるため、上部区画32内の広々感をたもつことができ、使い勝手を向上することができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、上部区画の左右領域を開閉する扉をそれぞれ設け、両領域を分割する区画壁を有さず連通させる構成として、一方の扉を引出し式扉とすることで、上部区画内の食品収納のスペースを最大限使用できるとともに、奥にある収納物の出し入れ性を向上することができ、使い勝手を向上させることが可能となるので、同様の引出し式扉を構成する冷蔵庫や収納器具等にも適用できる。
30 冷蔵庫本体
31 区画壁
32 上部区画
32a 左側領域
32b 右側領域
33 下部区画
34,43,45,47,49 引出し式扉
35 ヒンジ式扉
36 ヒンジ部
37 収納容器
38 棚
39 固定具
40 低温室
41 収納容器
42 区画壁
51 仕切り
52 回転仕切り体
31 区画壁
32 上部区画
32a 左側領域
32b 右側領域
33 下部区画
34,43,45,47,49 引出し式扉
35 ヒンジ式扉
36 ヒンジ部
37 収納容器
38 棚
39 固定具
40 低温室
41 収納容器
42 区画壁
51 仕切り
52 回転仕切り体
Claims (6)
- 上部区画を冷蔵温度室とし、左右の領域を設けて少なくとも一方の領域に引出し式扉を備え、下部区画に複数の引出し式扉を備えて少なくとも冷凍室と野菜室とを形成した冷蔵庫。
- 前記左右の領域の一方に引出し式扉を、他方にヒンジ開閉式扉を備えた請求項1に記載の冷蔵庫。
- 前記引出し式扉の幅をヒンジ開閉式扉の幅より小さくした請求項2に記載の冷蔵庫。
- 前記引出し式扉は前記ヒンジ開閉式扉の反ヒンジ側に並設した請求項2または3に記載の冷蔵庫。
- 前記左右の領域間を連通させた請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
- 前記引出し式扉またはヒンジ開閉式扉のいずれか一方に引出し式扉とヒンジ開閉式扉の合わせ面を密閉する回転仕切り体を設けた請求項5に記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005314095A JP2006189242A (ja) | 2004-12-07 | 2005-10-28 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004353938 | 2004-12-07 | ||
JP2005314095A JP2006189242A (ja) | 2004-12-07 | 2005-10-28 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006189242A true JP2006189242A (ja) | 2006-07-20 |
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ID=36796610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005314095A Pending JP2006189242A (ja) | 2004-12-07 | 2005-10-28 | 冷蔵庫 |
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Country | Link |
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2005
- 2005-10-28 JP JP2005314095A patent/JP2006189242A/ja active Pending
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