JP2006188709A - 電機および電子部品用材料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】下記(i)〜(iv)の要件
(i) 平均2次粒子径が5μm以下
(ii) BET法比表面積が10m2/g以下
(iii)Fe化合物およびMn化合物の含有量の合計量が金属に換算して0.02重量%以下かつ
(iv) U化合物およびTh化合物の含有量の合計量が金属に換算して、10ppb以下
を満足することを特徴とする水酸化マグネシウム粒子よりなる電機および電子部品用樹脂組成物。
【選択図】なし
Description
これらの電機および電子部品は、技術革新により、小型化、薄型化および高性能化に伴い、電機および電子機器を構成する半導体装置、およびこれを実装する多層プリント配線基板にも小型化、薄型化、高性能化、高信頼性が必要になってきた。
難燃化の手段としては、臭素系エポキシ樹脂および酸化アンチモンを添加する方法が行われている。しかしながらこの場合、燃焼時に臭化水素、臭素系ガス、臭素化アンチモンなどの発生による人体への有害性や機器への腐食性と、製造過程で発生する産業廃棄物やエポキシ樹脂成形材料およびその成形材料を用いた電機および電子部品の処分の問題など環境上の安全性が問題となっている。
この問題を解決するために特許文献3では、金属水酸化物粒子を水酸化マグネシウム粒子に限定し、さらにこの水酸化マグネシウム粒子に表面処理を施し吸湿を防ぎ、さらに樹脂への分散性を改良することが提案されている。さらに、最近では半田の材料の一つである鉛の人および環境等への悪影響が問題となっており、半田の鉛を規制する動きがある。脱鉛半田の半田付けの場合、鉛含有半田での半田付けより高温での処理が必要で、この意味からも水酸化アルミニウム粒子のように脱水温度の低い(脱水開始温度200℃)ものより、水酸化マグネシウム粒子(脱水開始温度340℃)の必要性が考えられるようになった。
かくして本発明者等の研究によれば、不純物としてのFe化合物、Mn化合物、U化合物およびTh化合物の含有量を一定量以下含む高純度の水酸化マグネシウム粒子であって、且つ平均2次粒子径の値を5μm以下、好ましくは3μm以下とし、さらに、比表面積の値を10m2/g以下、好ましくは5m2/g以下の水酸化マグネシウム粒子の一定量を合成樹脂に配合することによって、高温高湿条件下においても充分な耐水性を有し、耐食性を有しかつ難燃性が優れ、メモリーのソフトエラーの発生を押さえた電機および電子部品用材料および電機および電子部品用樹脂組成物およびその成形品が得られることが判明した。
(i) 平均2次粒子径が5μm以下
(ii) BET法比表面積が10m2/g以下
(iii) Fe化合物およびMn化合物の含有量の合計量が金属に換算して0.02重量%以下 かつ
(iv) U化合物およびTh化合物の含有量の合計量が金属に換算して10ppb以下、
さらに本発明によれば、合成樹脂および前記(i)〜(iv)の要件を満足する水酸化マグネシウム粒子よりなる電機および電子部品用樹脂組成物が提供される。以下本発明についてさらに詳細に説明する。
また、水酸化マグネシウム粒子のBET法による比表面積は10m2/g以下、好ましくは0.2〜5m2/gである。さらにU化合物とTh化合物の含有量の合計が金属に換算して10ppb以下、好ましくは5ppb以下、さらに好ましくは1ppb以下である。
Fe化合物およびMn化合物の含有量が上記範囲を越えて含有している場合、樹脂の熱劣化に影響を与える。さらにU化合物およびTh化合物の含有量が前記範囲内であれば、メモリーのソフトエラーの発生を軽減出来るが、含有量が多いほどソフトエラーが多くなる。
さらに本発明の水酸化マグネシウム粒子は、望ましくは、水酸化アルカリ金属塩の含有量がアルカリ金属に換算して0.05重量%以下、好ましくは0.03重量%以下、より好ましくは0.003重量%以下であることが一層有利である。またより望ましくは塩素含有化合物の含有量が塩素原子に換算して0.02重量%以下、好ましくは0.002重量%以下であることが特に有利である。
前記(i)の平均2次粒子径および(ii)の比表面積を満足する水酸化マグネシウム粒子は、例えば、特許文献4に記載された方法および条件を基本的に採用することにより製造することができる。すなわち、塩化マグネシウムまたは硝酸マグネシウムと水酸化アルカリ金属、アンモニア、酸化マグネシウム等のアルカリ物質とを原料とし、これらを水性媒体中、加圧条件下(好ましくは5〜30kg/cm2)加熱することによって製造することができる。その際、原料中の不純物、殊に鉄化合物およびマンガン化合物(さらに必要ならば他の前記金属化合物)、U化合物およびTh化合物等を含まないかあるいは極めて含有量の少ないものを選択することによって、前記(iv)の要件を満足する水酸化マグネシウム粒子を得ることができる。
得られた水酸化マグネシウム粒子をイオン交換水または工業用水にて洗浄することにより、Cl化合物および水溶性アルカリ金属塩を除去できる。
U化合物およびTh化合物の除去方法については本発明者等が研究の結果、水酸化マグネシウムの原料中のUを下記式(1)で表されるハイドロタルサイトにて吸着、除去させる方法が適当であることが解った。
一例を示すと下記の通りである。
この苦汁はアルミニウムイオンと一部のマグネシウムイオンが共沈した複水酸化物を含む懸濁液である。これをブフナーロートで吸引濾過し、濾液として塩化マグネシウム(MgCl2)=1.7mol/Lの苦汁を得た。
U含有量は0.8ng/ml以下であった。
これをU除去作業なしの塩化マグネシウムと水酸化カルシウムで反応して得た水酸化マグネシウムのU含有量と比較した。
本発明で使用の水酸化マグネシウム粒子は高級脂肪酸、アニオン系界面活性剤、リン酸エステル類、カップリング剤および多価アルコールの脂肪酸エステル類よりなる群から選ばれた少なくとも一種類の表面処理剤で表面処理されてもよい。
また前記表面処理剤は、合成樹脂と水酸化マグネシウム粒子との混練時に添加することもできる。本発明の樹脂組成物において、前記合成樹脂と水酸化マグネシウム粒子との割合は、合成樹脂100重量部に対して、水酸化マグネシウム粒子5〜500重量部、好ましくは、50〜300重量部が適当である。
合成樹脂としては、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、フェノール樹脂、ジアリルフタレート樹脂、ポリイミド樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、アクリルゴム、ブチルゴム、エチレンプロピレンゴム、オレフィン系エラストマーまたはフッ素樹脂等が挙げられるが、とりわけエポキシ樹脂が適当である。
1,6一ジグリシジルオキシナフタレン型エポキシ樹脂、1−(2,7−ジグリシジルオキシナフチル)−1−(2−グリシジルオキシナフチル)メタン、1,1−ビス(2,7−ジグリシジルオキシナフチル)メタン、1,1−ビス(2,7−ジグリシジルオキシナフチル)−1−フェニル−メタン等のナフタレン系エポキシ樹脂、
フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、オルトグレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールAノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールADノボラック型エポキシ樹脂、臭素化フェノールノボラック型エポキシ樹脂、臭素化ビスフェノールAノボラック型エポキシ樹脂等のノボラック型エポキシ樹脂、サリチルアルデヒドノボラック型エポキシ樹脂、
前記ビスフェノール型エポキシ樹脂と、ノボラック型エポキシ樹脂とを、ビスフェノールおよび/またはハロゲン化ビスフェノールを介して共重合させたエポキシ樹脂、
ジシクロペンタジエンとフェノールとの重付加体のエポキシ化物に代表される環式脂肪族エポキシ樹脂、
フタル酸ジグリシジルエステル、テトラヒドロフタル酸ジグリシジルエステル、ヘキサヒドロフタル酸ジグリシジルエステル、ジグリシジルp−オキシ安息香酸、ダイマー酸グリシジルエステル、トリグリシジルエステル等のグリシジルエステル型エポキシ樹脂、ジグリシジルエステル型エポキシ樹脂、
テトラグリシジルアミノジフェニルメタン、トリグリシジルp−アミノフェノール、テトラグリシジルm−キシリレンジアミン等のグリシジルアミン型エポキシ樹脂、ヒダントイン型エポキシ樹脂、トリグリシジルイソシアヌレートなどの複素環式エポキシ樹脂、
フロログリシノールトリグリシジルエーテル、トリヒドロキシビフェニルトリグリシジルエーテル、トリヒドロキシフェニルメタントリグリシジルエーテル、グリセリントリグリシジルエーテル、2−〔4−(2,3−エポキシプロポキシ)フェニル〕−2−〔4−〔1,1−ビス〔4−(2,3−エポキシプロポキシ)フェニル〕エチル〕フェニル〕プロパン、1,3−ビス〔4−〔1−〔4−(2,3−エポキシプロポキシ)フェニル〕−1−〔4−〔1−〔4−(2,3−エポキシプロポキシ)フェニル〕−1−メチルエチル〕フェニル〕エチル〕フェノキシ〕−2−プロパノール、テトラヒドロキシフェニルエタンテトラグリシジルエ−テル、テトラグリシジルベンゾフェノン、ビスレゾルシノールテトラグリシジルエーテル等のグリシジルエーテル型エポキシ樹脂、テトラグリシドキシビフェニル等のビフェニル型エポキシ樹脂、
その他、脂環式エポキシ樹脂、イソシアネート型エポキシ樹脂、脂肪族鎖状エポキシ樹脂、およびそれらのハロゲン化物、水素添加物、芳香族アミンおよび複素環式窒素塩基からのN−グリシジル化合物、たとえば、N,N−ジグリシジルアニリン、トリグリシジルイソシアヌレート、N,N,N’,N’−テトラグリシジル−ビス(p−アミノフェニル)−メタンなど、トリフェノールメタン型エポキシ樹脂、アラルキル基含有エポキシ樹脂等が挙げられる。
硬化剤としては、特に限定されるものではないが、アミン系硬化剤、酸無水物系硬化剤、ノボラック樹脂、オリゴマー硬化剤等を各々の目的に応じて使用することができる。
ジシアンジアミド、ジシアンジアミドの有機酸ヒドラジッド、トリメチルグアニジン、ジメチルグアニジン等のグアニジン系化合物;
2−メチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−ウンデシルイミダゾール、2−ヘプタデシルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、1−ベンジル−2−メチルイミダゾール等のイミダゾール類;
ピペリジン、N−アミノエチルピペラジン、N,N’−ジメチルピペラジン、ピリジンピコリン、3,9−ビス(3−アミノプロピル)−2,4,8,10−テトラスピロ〔5,5〕ウンデカン、1,4−ジアザジシクロ(2,2,2)オクタン、1,8−ジアザビシクロウンデカン(DBU)等のその他の環状アミン;
ジオキシエチレンジアミン、トリオキシエチレンジアミン、ポリオキシエチレンジアミン、ポリアミン−エチレンオキシドアダクト、ポリアミン−プロピレンオキシドアダクト等のポリエーテル系アミン;
トリメタノールアミン、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン等のアルカノールアミン;
その他、主鎖にシリコーン骨格を有するジアミン、ポリアミンエポキシ樹脂アダクト、シアノエチル化ポリアミン、ケチミン系化合物、1−シアノエチル体、並びに、1−シアノエチル体のトリメリット酸塩、4級塩、イソシアヌル酸塩およびヒドロキシメチル体等;
その他の潜在性のアミン系硬化剤として3フッ化ホウ素−アミンコンプレックス(錯体)、ジアミノマレオニトリルとその誘導体、メラミン、メラミン誘導体等が挙げられる。
その他として、芳香族ジアゾニウム塩、ジアリルヨードニウム塩、トリアリルスルホニウム塩、トリアリルセレニウム塩、アクリジンオレンジ、ベンゾフラビン、セトフラビンT等の光、紫外線硬化剤、ポリメルカプタン、ポリスルヒド樹脂等のポリメルカプタン系硬化剤等が挙げられる。硬化剤の配合量は合成樹脂100重量部に対して10〜200重量部がよい。
紫外線不透過性積層板としては、マトリックス樹脂に紫外線吸収剤を配合した積層板、ガラス繊維系基材に紫外線遮蔽剤を付着させた積層板が知られている。
マトリックス樹脂に配合する有機紫外線遮蔽剤としては、有機紫外線吸収剤、例えばヒドロキシベンゾフェノン類、ヒドロキシベンゾトリアゾール類、ジアミノスチリルベンジルスルホン酸誘導体、イミダゾール誘導体、クマリン誘導体などが挙げられる。このようなものとしては、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノン、2-(2−ヒドロキシ−5−メチル−フェニル)ベンゾトリアゾール、4−メチル−7−ジエチルアミノクマリン、ビス−(1,5−ジフェニル−ピラゾリン−3−イル)−スチレン、1−(フェニル)−3−3−(4−tert−ブチル−スチリル)−5−(4−tert−ブチル−フェニル)−ピラゾリンなどが挙げられる。
紫外線吸収剤、または紫外線遮蔽剤が0.001重量%では効果が少なく、2重量%以上では加熱による変色が起こる。
本発明の樹脂組成物において、その他必要に応じて硬化剤天然ワックス、合成ワックス、高級脂肪酸およびその金属塩類、若しくはパラフィンなどの離型剤;カーボンブラックのような着色剤、顔料、発泡剤、可塑剤、充填剤、受酸剤、補強剤、酸化防止剤、帯電防止剤、滑剤、安定剤、硬化促進剤、などを添加してもよい。また、三酸化アンチモン、リン化合物、ブロム化エポキシ樹脂等の難燃剤を加えてもよい。
本発明の電機および電子部品用材料は、通常粉末またはタブレット状態でもよい。
(1)水酸化マグネシウム粒子の平均2次粒子径
MICROTRAC粒度分析計SPAタイプ(LEEDS & NORTHRUP INSTRUMENTS社製)を用いて測定決定する。
(2)水酸化マグネシウム粒子のBET法比表面積
液体窒素の吸着法により測定した。
(3)UおよびTh
ICP−MS(Inductibity Coupled Plasma−Mass Spectrometry)または原子吸光法により測定した。
(4)アルカリ金属およびCl
原子吸光法
(5)重金属
ICP質量分析法により測定した。
(6)難燃性
UL 94VE法に準じて測定した。
(7)半田耐熱性
JIS C6481に準じた。煮沸2時間の吸湿処理を行った後、260℃の半田槽に180秒間浮かべた後の、外観の異常の有無を調べた。
(8)吸水率
恒温恒湿槽(アドバンテック東洋 AGX−326)を用い85℃、85%RHの条件で重量変化を測定した。
(9)熱安定性
装置:タバイエスペック製ギアオーブンGPHH−100
設定条件:150℃、ダンパー開度50%
試験片2本を1組として上部を紙で挟んで金属製クリップでとめ、回転リングに吊し、経時的に抜き取る。
テストピース:1/12インチ
判定:テストピースに白化が認められるまでの時間を熱劣化の目安とした。
(10)成形品の耐水絶縁性の試験
合成樹脂は4辺がハサミで切断された各辺が10cmの正方形で、厚さ2mmの直方体からなるテストピースを、95℃のイオン交換水中に48時間浸漬した後取り出して紙タオルで表面の水分を拭き取り、23℃±2℃、50%RHの状態調節を15分間行った。このテストピースを同じ状態調節下で、タケダ理研工業株式会社のTR8401を用いて体積固有抵抗を測定し、耐水絶縁性のデータを得た。ただしEVAのテストピースは70℃のイオン交換水に168時問浸漬した。
表3に示した各成分を表3の組成比でミキサーによりドライブレンドした。これを、ロール表面温度90℃のミキシングロ−ルを用いて5分間加熱混練後、冷却粉砕してエポキシ樹脂組成物のテストピースを製造した。
このテストピースを用いて、熱伝導率、難燃性、熱安定性を前述の方法により測定した。その結果を表3に示した。
使用した水酸化マグネシウムの表面処理剤の種類は下記で、表面処理剤は水酸化マグネシウムに対し2重量%とした。
実施例2 ステアリン酸
実施例3 エポキシシランカップリング剤
実施例4 なし
実施例5 なし
実施例6は実施例1と同じ水酸化マグネシウム粒子
実施例7は実施例2と同じ水酸化マグネシウム粒子
実施例8は実施例3と同じ水酸化マグネシウム粒子
実施例9は実施例1と同じ水酸化マグネシウム粒子
実施例10は実施例3と同じ水酸化マグネシウムを使用した。
Claims (8)
- 下記(i)〜(iv)の要件を満足することを特徴とする水酸化マグネシウムである電機および電子部品用材料
(i) 平均2次粒子径が5μm以下
(ii) BET法比表面積が10m2/g以下
(iii)Fe化合物およびMn化合物の含有量の合計量が金属に換算して0.02重量%以下かつ
(iv) U化合物およびTh化合物の含有量の合計量が金属に換算して、10ppb以下 - 水酸化マグネシウム粒子は、鉄化合物、マンガン化合物、コバルト化合物、クロム化合物、銅化合物、バナジウム化合物、およびニッケル化合物の合計含有量が,金属に換算して0.02重量%以下である請求項1記載の電機および電子部品用材料。
- 水酸化マグネシウム粒子は、U化合物およびTh化合物の合計含有量が、金属に換算して5ppb以下である請求項1記載の電機および電子部品用材料。
- 水酸化マグネシウム粒子は、水溶性のアルカリ金属化合物の含有量の合計が、アルカリ金属に換算して、0.05重量%以下である請求項1記載の電機および電子部品用材料
- 水酸化マグネシウム粒子は、Cl含有化合物の含有量が塩素原子に換算して0.02重量%である請求項1記載の電機および電子部品用材料。
- 請求項1記載の電機および電子部品用材料の合成樹脂への使用。
- 合成樹脂は、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、フェノール樹脂、ジアリルフタレート樹脂、ポリイミド樹脂、ポリマレイミド樹脂または不飽和ポリエステルである請求項6記載の使用。
- 合成樹脂は、エポキシ樹脂である請求項6記載の使用。
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