JP2006187078A - 電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電源への接続を複数に分散することにより負荷側でバランスを保ち、これによってブレーカダウン状態になることを未然に防止でき、常に安定的に交流電圧の供給を継続する。
【解決手段】それぞれに電源コード3A,3B,3Cが接続され、各電源コード3A,3B,3Cを介して商用交流電圧を入力する複数の交流電圧入力端5A,5B,5Cと、各交流電圧入力端5A,5B,5Cを介して入力された商用交流電圧を所定値の直流電圧に変換する各別の整流回路7A,7B,7Cと、各整流回路7A,7B,7Cで得られた直流電圧から商用交流電圧を生成するインバータ回路9と、このインバータ回路9に接続され、生成された商用交流電圧を外部に出力する交流電圧出力端11とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】それぞれに電源コード3A,3B,3Cが接続され、各電源コード3A,3B,3Cを介して商用交流電圧を入力する複数の交流電圧入力端5A,5B,5Cと、各交流電圧入力端5A,5B,5Cを介して入力された商用交流電圧を所定値の直流電圧に変換する各別の整流回路7A,7B,7Cと、各整流回路7A,7B,7Cで得られた直流電圧から商用交流電圧を生成するインバータ回路9と、このインバータ回路9に接続され、生成された商用交流電圧を外部に出力する交流電圧出力端11とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、各家庭内、各事務所内、各ビル内などで使用され、電気機器に対する電源供給ダウンを防止するようにした電源装置に関する。
通常、各家庭内、各事務所内、各ビル内などの屋内配電では、分電盤を介して交流100(V)または200(V)の商用電源が供給されている。図5には、一般的な分電盤が模式的に示されている。
同図に示すように分電盤101は、単相三線式のもので、主幹ブレーカ103と、中性線109を挟んでA系統、B系統の2系統からなる分岐ブレーカ群105,107を備えて構成されている。
分岐ブレーカ(配電用遮断器とも称する)は、1つの屋内配線回路に1個設けられており、各分岐ブレーカの一般的なものは、例えば20(A)を制限電流としている。このような制限電流が、例えば20(A)である屋内配線回路には、複数のコンセントが使用され、複数の電気製品が接続されている。電気製品の中には、電子レンジ、コピー機、ポット等のように、その使用量がゆうに10(A)を超える高負荷の電化製品が存在する。これらの高負荷の電化製品がランダムに使用されると、直ぐに20(A)を超えて分岐ブレーカをダウンさせてしまう。
一方、図5に示す主幹ブレーカ103は、A系統、B系統どちらか一方が上限を超えたときにブレーカダウンを発生させ、全ての回路に対する電源供給を遮断する。一般的に、主幹ブレーカ103のブレーカダウンが発生する場合、A系統、B系統の偏りが原因である場合が多く、両相を使い切っての全体容量不足のブレーカダウンは少ない。これを図6を用いて詳述する。
図6はある会社(A社)における系統別の電流値を24時間に渡って測定したものをグラフ化したものである。このグラフから、A系統、B系統共に時間によって不規則に変化していることが分かる。また、A系統、B系統、どちらか一方が必ず他系統を上回るといった規則性もみられない。よって、時間帯によってはA系統とB系統との間で20(A)もの差異が発生している時間帯が存在する。このような相間(系統間)バランスの悪化は、上記の高負荷製品がランダムに使用されることが原因である。つまり、10(A)超が一気に片相に投入されることにより、主幹ブレーカ103の相間バランスの悪化を招くのである。
そこで、本発明者は先に相間バランスを最適に保持することによってブレーカダウンを防止するようにした発明を提案した(特許文献1)。
特許第3462146号
特許文献1の手法は、分電盤内における分岐ブレーカを、A系統、またはB系統へと入れ替えることにより、主幹ブレーカの相間バランスを最適に保持し、主幹ブレーカのダウンを防止するものであった。
しかしながら、分電盤の分岐ブレーカがダウンするのを防止することはできなかった。そこで、分電盤の分岐ブレーカのダウンを防止することのできる電源装置の開発が切望されている。
本発明は上記の事情に鑑み、ブレーカダウン状態になることを未然に防止でき、常に安定的に交流電圧の供給を継続できるコンパクトな電源装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために本発明は、請求項1では、それぞれに電源コードが接続され、各電源コードを介して異なる分岐ブレーカから供給される商用交流電圧を入力する複数の交流電圧入力端と、各交流電圧入力端を介して入力された前記商用交流電圧を所定値の直流電圧に変換する各別の整流回路と、各整流回路で得られた直流電圧から商用交流電圧を生成するインバータ回路と、このインバータ回路に接続され、生成された商用交流電圧を外部に出力する交流電圧出力端とを備えたことを特徴としている。
また、請求項2では、請求項1に記載の電源装置において、 前記各電源コードは、分電盤を構成するそれぞれ相の異なる分岐ブレーカに接続されることを特徴としている。
また、請求項3では、請求項1または2に記載の電源装置において、バッテリ装置と、前記整流回路の出力側に設けられ、整流回路から所定値の直流電圧が出力されているか否かを監視する監視回路と、整流回路から所定値の直流電圧が出力されていない場合には、整流回路側からバッテリ装置側に切り換えてバッテリ装置の出力電圧を前記インバータ回路に供給する切換回路とを備えたことを特徴としている。
さらに、請求項4では、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電源装置において、前記各交流電圧入力端を流れる交流電流を計測する電流計と、前記各交流電圧入力端における商用交流電圧の印加状態を報知するインジケータとを備えたことを特徴としている。
さらに、請求項5では、電気機器に内蔵される電源装置において、それぞれに電源コードが接続され、各電源コードを介して異なる分岐ブレーカから供給される商用交流電圧を入力する複数の交流電圧入力端と、各交流電圧入力端を介して入力された前記商用交流電圧を所定値の直流電圧に変換する各別の整流回路と、各整流回路で得られた直流電圧を内部負荷回路に応じた電圧に変換して供給する電源供給回路とを備えたことを特徴としている。
本発明によれば、電源への接続を複数の分岐ブレーカに分散することにより、分岐ブレーカがダウン状態になることを未然に防止でき、常に安定的に交流電圧の供給を継続できる電源装置を提供することができる。
また、相が異なる分岐ブレーカに接続されることにより、主幹ブレーカにおいて相間のバランスを保ち、主幹ブレーカがブレーカダウン状態になるのを未然に防止できる。
さらに、バッテリ装置を備えているので、全ての電源供給がダウンしてもバックアップを維持することができる。
さらに、電流計とインジケータを備えることによって現状の電源供給状態を知ることができる。
さらに、電気機器の内部電源として本発明の電源装置を組み込み、各電源コードを介して異なる分岐ブレーカから商用交流電圧を入力するようにしたので、電気機器の内部負荷回路への電源供給断を確実に防止することができる。
<第1の実施形態>
《全体の構成》
図1は本発明による電源装置の第1の実施形態を示すブロック図である。
《全体の構成》
図1は本発明による電源装置の第1の実施形態を示すブロック図である。
同図に示すように、電源装置1は、各別に電源コード3A,3B,3Cが接続され、各電源コード3A,3B,3Cを介して屋内配線回路A,B,Cからの各商用交流電圧を入力する3個の交流電圧入力端5A,5B,5Cと、各交流電圧入力端5A,5B,5Cを介して入力された商用交流電圧を所定値である24(V)の直流電圧に変換する各別の整流回路7A,7B,7Cと、各整流回路7A,7B,7Cで得られた直流電圧から100(V)の商用交流電圧を生成するインバータ回路9と、このインバータ回路9に接続され、生成された商用交流電圧を外部に出力する交流電圧出力端11とを備えている。
また、電源装置1は、DC24(V)出力のバッテリ装置13と、整流回路7A,7B,7Cの出力側に設けられ、整流回路7A,7B,7Cから所定値である24(V)の直流電圧が出力されているか否かを監視するリレー回路15と、整流回路7A,7B,7Cから所定値の直流電圧が出力されていない場合には、リレー回路15の接点を整流回路側からバッテリ装置側に切り換えてバッテリ装置13の直流24(V)の出力電圧をインバータ回路9に供給する切換回路17とを備えている。
各電源コード3A,3B,3Cは、各屋内配線回路A,B,Cに設けられた何れかのコンセントに差し込まれて商用の交流電圧の供給を受けるものであり、また、各屋内配線回路A,B,Cは、図2に示す分電盤21に接続されている。
図2に示すように、分電盤21は、漏電発生時または過電流発生時等において回路を遮断する機能を有する主幹ブレーカ23と、この主幹ブレーカ23を介して供給される商用電圧を各屋内配線に分岐させる2系統(A系統、B系統)の分岐ブレーカ25A〜25Lとを備え、単相3線式で供給される商用電源を分岐させて各屋内配線回路A,B,C,…に供給する。この場合、分岐ブレーカ25Aは屋内配線回路A、分岐ブレーカ25Bは屋内配線回路B、分岐ブレーカ25Cは屋内配線回路Cのそれぞれブレーカとして機能する。そして、図3の電源装置1の各交流電圧入力端5A,5B,5Cに接続される電源コード3A,3B,3Cは屋内配線回路A,B,Cに設けられたコンセントに接続されて電源供給を受けるようになっている。
図3は、第1の実施形態における電源装置1の外観構成を模式的に示す平面図である。
筐体30の表面には、各電源コード3A,3B,3Cに対応した電流計31A,31B,31Cと、これらの電流計31A,31B,31Cに対応するインジケータ33A,33B,33Cと、交流電圧出力端11となるACコンセント35とが設けられている。そして、電気機器がACコンセント35に接続された状態で、屋内配線回路A,B,Cの何れかのコンセントに接続された電源コード3A,3B,3Cから商用の交流100(V)電圧が交流電圧入力端5A,5B,5Cを介して装置内に入力されると、各電流計31A,31B,31Cが所定の電流値を指針するとともに、対応するインジケータ33A,33B,33Cが点灯して交流電圧の印加状態を報知するようになっている。
各電流計3A,3B,3Cは、各交流電圧入力端5A,5B,5Cを流れる交流電流、すなわち、負荷である電気機器を流れる電流値を計測するものであり、各屋内配線回路A,B,Cが負荷電流を均等に分担している場合にはそれぞれの電流計は負荷電流の1/3ずつを指針する。
インジケータ33A,33B,33Cは、例えば発光ダイオードで構成され、交流電圧入力端5A,5B,5Cに交流電圧が印加されているときに点灯し、印加されていないときに消灯する。
《動作説明》
次に、第1の実施形態の動作を説明する。
次に、第1の実施形態の動作を説明する。
今、単相3線式の商用交流電圧が分電盤21内に取り込まれているものとする。分電盤21では、取り込まれた交流電圧が主幹ブレーカ23を介して各分岐ブレーカ25A〜25Lに供給され、さらに、各分岐ブレーカ25A〜25Lを介して屋内配線回路A,B,C,…に供給されている。
屋内配線回路A,B,Cの各コンセントには、各種電気機器が接続され、AC100(V)(あるいはAC200(V))の電圧が供給されている。屋内配線回路A,B,Cの何れかが、許容電流である例えば20Aを超えると、対応する分岐ブレーカが遮断して安全を維持する。
この場合、例えばテレビや冷蔵庫等の家電製品であれば、ブレーカが遮断しても損害はほとんど皆無といえる。しかし、例えばパソコンやサーバ装置等の電子情報機器においては、データの破損、損失が発生して致命的な損失となってしまう。
そこで、電源装置1の各交流電圧入力端5A,5B,5Cに接続された電源コードを各屋内配線回路A,B,Cの何れかのコンセントに接続し、この状態で、例えばパソコンやサーバ装置等の電子情報機器の電源コードを電源装置1のコンセント35に接続する。
各電源コード3A,3B,3Cを介して供給された交流電圧は各別の整流回路7A,7B,7Cで直流24(V)に変換され、切換回路17を介してインバータ回路9に供給される。インバータ回路9では、供給された直流24(V)電圧を再び、商用の交流100(V)電圧に変換して交流電圧出力端11であるACコンセント35に出力する。そして、AC100(V)電圧が接続された電子情報機器に供給される。
この場合、電流計31A,31B,31Cは、各屋内配線回路A,B,Cに流れる電流を指針しており、例えば、電子情報機器の負荷電流が6(A)であれば、1/3ずつの2(A)を指針する。このとき、各インジケータ33A,33B,33Cが全て点灯する。この状態で、もし屋内配線回路Aが許容電流をオーバーして分岐ブレーカ25Aが遮断したとしても、屋内配線回路B,Cから電源が供給されることとなり、電子情報機器が電源断に陥ることはない。この場合、電流計31Bは0(A)となり、インジケータ33Aも消灯する。このとき、電流計31B,31Cはそれぞれ3(A)を指針する。つまり、屋内配線回路B,Cのそれぞれで負荷電流を半分ずつ負担することとなる。
この状態でさらに、屋内配線回路Bも許容電流をオーバーして、分岐ブレーカ25Aに加えて分岐ブレーカ25Bも遮断したとすると、屋内配線回路Cから電源が供給されることとなり、電子情報機器が電源断に陥ることはない。この場合、電流計31A,31Bは共に0(A)となり、インジケータ33A,33Bも共に消灯する一方、電流計31Cは6(A)を指針する。つまり、屋内配線回路Cが全負荷電流を負担することとなる。
一方、整流回路7A,7B,7Cの出力電流はリレー回路15によって監視されており、整流回路7A,7B,7Cから電流が供給されなくなると、すなわち、屋内配線回路A,B,Cが全てブレーカダウンした状態となると、リレー回路15はこれを検知して切換回路17の接点をバッテリ装置13側に切り換える。これによってバッテリ装置13から直流24(V)がインバータ回路9に供給されるので、インバータ回路9からは継続してAC100(V)が出力されることとなる。
このように、第1の実施形態によれば、電源装置1のACコンセント35に接続された電子情報機器は、分岐ブレーカ25A〜25Lのいずれか複数から電源の供給を受けるため、仮に、供給を受けているいずれかの分岐ブレーカがダウンしても他の分岐ブレーカから電源が供給され、電源断を確実に防止することができる。すなわち、負荷側では複数の分岐ブレーカから電源の供給を受けるので、各分岐ブレーカの負荷が軽減される。このため、各分岐ブレーカに対する消費電力は低下し、その結果、これまで、導入するに当たって電源容量が問題となっていた大型サーバ、コピー機、電子レンジ、エアコン等の導入を容易に行うことが可能となる。また、全ての分岐ブレーカがダウンしてもバッテリ装置13によりバックアップされるので、電源断をより確実に防止することができる。さらに、異なる系統の分岐ブレーカを使用することにより、系統間(相間)バランスを最適に保持することによって主幹ブレーカ23のダウンを防止することが可能となる。
《変形例》
上記第1の実施形態では、3本の電源コード3A,3B,3Cを使用して3つの回路から電源の供給を受けるように構成したが、本発明はこれに限られず、2本の電源コードを使用して2つの回路から電源の供給を受けるようにしても良く、あるいは、4本以上の電源コードを使用して4つ以上の回路から電源の供給を受けるようしても良い。
上記第1の実施形態では、3本の電源コード3A,3B,3Cを使用して3つの回路から電源の供給を受けるように構成したが、本発明はこれに限られず、2本の電源コードを使用して2つの回路から電源の供給を受けるようにしても良く、あるいは、4本以上の電源コードを使用して4つ以上の回路から電源の供給を受けるようしても良い。
また、整流回路7A,7B,7Cおよびバッテリ装置13は直流24(V)を出力するように構成したが、これに限られず、例えば、直流12(V)、直流48(V)等、インバータ装置9によって安定的に交流100(V)が生成できる電圧値であればどのような値であっても良い。
また、インジケータ33A,33B,33Cは、第1の実施形態では、発光ダイオードで構成し、交流電圧入力端に交流電圧が印加されているときに点灯し、印加されていないときに消灯するようにしたが、印加状態が不安定なときには点滅させることも可能である。また、点灯、消灯に限られず、アイコン等の絵文字によって報知するようにしても良い。
<第2の実施形態>
図4は本発明による電源装置の第2の実施形態を示す構成図である。
図4は本発明による電源装置の第2の実施形態を示す構成図である。
第2の実施形態における電源装置41は、各電気機器の電源として内蔵される構成となっている。すなわち、2本の電源コード43A,43Bがそれぞれ接続される交流電圧入力端45A,45Bと、各交流電圧入力端45A,45Bを介して入力された商用交流電圧を所定値の直流電圧に変換する各別の整流回路47A,47Bと、各整流回路47A,47Bで得られた直流電圧を内部負荷回路に供給する電源供給回路としてのDC−DCコンバータ回路49A,49B,49Cとを備えている。DC−DCコンバータ回路49A,49B,49Cは、内蔵する負荷回路に適合する電圧や電流を生成して供給するものである。
上記構成において、電源装置41の各交流電圧入力端45A,45Bに接続された電源コード43A,43Bを各屋内配線回路の何れかのコンセントに接続し、これによって、各電源コード43A,43Bを介して異なる分岐ブレーカから供給される商用交流電圧を電源装置41内に入力する。入力された商用交流電圧は、各別の整流回路47A,47Bで所定電圧(例えば、12V)の直流電圧に変換される。変換された直流電圧は、DC−DCコンバータ回路49A,49B,49Cに供給される。
各DC−DCコンバータ回路49A,49B,49Cでは、内部負荷回路に応じた電圧、電流が生成され、電気機器の各内部負荷回路に供給される。
この状態で、もし、電源コード43Aがコンセントから外れたとしても、または電源コード43Aが接続されている屋内配線回路が許容電流をオーバーして分岐ブレーカが遮断したとしても、電源コード43Bが接続されている屋内配線回路から電源が供給されることとなり、電気機器の内部負荷回路への電源供給が絶たれることはない。
このように、第2の実施形態によれば、電気機器の内部電源として電源装置41を組み込み、各電源コード43A,43Bを介して異なる分岐ブレーカから商用交流電圧を入力するようにしたので、電気機器の内部負荷回路への電源供給断を確実に防止することができる。
なお、図4おいて、電源装置41には電源コード43A、43Bの2本、すなわち、2つの屋内配線回路から電源が供給されるように構成したが、勿論、3本以上の電源コードを介して3以上の屋内配線回路から電源が供給されるように構成しても良い。
1,41:電源装置
3A,3B,3C,43A,43B:電源コード
5A,5B,5C:交流電圧入力端
7A,7B,7C,47A,47B:整流回路
9:インバータ回路
11:交流電圧出力端
13:バッテリ装置
15:リレー回路(監視回路)
17:切換回路
31A,31B,31C:電流計
33A,33B,33C:インジケータ
49A,49B,49C:DC−DCコンバータ回路(電源供給回路)
3A,3B,3C,43A,43B:電源コード
5A,5B,5C:交流電圧入力端
7A,7B,7C,47A,47B:整流回路
9:インバータ回路
11:交流電圧出力端
13:バッテリ装置
15:リレー回路(監視回路)
17:切換回路
31A,31B,31C:電流計
33A,33B,33C:インジケータ
49A,49B,49C:DC−DCコンバータ回路(電源供給回路)
Claims (5)
- それぞれに電源コードが接続され、各電源コードを介して異なる分岐ブレーカから供給される商用交流電圧を入力する複数の交流電圧入力端と、
各交流電圧入力端を介して入力された前記商用交流電圧を所定値の直流電圧に変換する各別の整流回路と、
各整流回路で得られた直流電圧から商用交流電圧を生成するインバータ回路と、
このインバータ回路に接続され、生成された商用交流電圧を外部に出力する交流電圧出力端と、
を備えたことを特徴とする電源装置。 - 請求項1に記載の電源装置において、
前記各電源コードは、分電盤を構成するそれぞれ相の異なる分岐ブレーカに接続されることを特徴とする電源装置。 - 請求項1または2に記載の電源装置において、
バッテリ装置と、
前記整流回路の出力側に設けられ、整流回路から所定値の直流電圧が出力されているか否かを監視する監視回路と、
整流回路から所定値の直流電圧が出力されていない場合には、整流回路側からバッテリ装置側に切り換えてバッテリ装置の出力電圧を前記インバータ回路に供給する切換回路と、
を備えたことを特徴とする電源装置。 - 請求項1乃至3の何れか1項に記載の電源装置において、
前記各交流電圧入力端を流れる交流電流を計測する電流計と、
前記各交流電圧入力端における商用交流電圧の印加状態を報知するインジケータと、
を備えたことを特徴とする電源装置。 - 電気機器に内蔵される電源装置において、
それぞれに電源コードが接続され、各電源コードを介して異なる分岐ブレーカから供給される商用交流電圧を入力する複数の交流電圧入力端と、
各交流電圧入力端を介して入力された前記商用交流電圧を所定値の直流電圧に変換する各別の整流回路と、
各整流回路で得られた直流電圧を内部負荷回路に応じた電圧に変換して供給する電源供給回路と、
を備えたことを特徴とする電源装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014147152A (ja) * | 2013-01-28 | 2014-08-14 | Kandenko Co Ltd | 幹線工事電圧・相確認試験方法及びこれらの方法に用いる電源装置。 |
-
2004
- 2004-12-27 JP JP2004376180A patent/JP2006187078A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014147152A (ja) * | 2013-01-28 | 2014-08-14 | Kandenko Co Ltd | 幹線工事電圧・相確認試験方法及びこれらの方法に用いる電源装置。 |
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