JP2006186516A - テレビジョン受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アナログ受信とデジタル受信など複数の受信機能を搭載するテレビ受信機のサーチ時間を高速化する。
【解決手段】複数のテレビジョン放送に対応し、チューナ部共通とする構成のテレビ受信装置において、プリセットチャンネルは、デジタル方式の地上波テレビジョン放送で使われる搬送波の中心周波数が、アナログ方式地上波テレビジョン放送やデジタル方式ケーブル対応テレビジョン放送で使われる搬送波の中心周波数よりオフセットされて運用されるチャンネル配置でも、前記オフセットされた周波数を考慮しない周波数でのチューナ設定により順次チャンネルを選局し、受信部からの放送波検結果、および放送波解析結果に基づきテレビジョン放送の種類別にチャンネルリストを作成することを特徴とするテレビ受信装置。
【選択図】図3

Description

本発明は、デジタルテレビなどの受信装置において、プリセット動作の速い選局方法を有する受信装置を提供するものである。
国内では2003年にケーブル、衛星放送のデジタル化に続き、地上波もデジタル放送化が開始された。地上デジタルテレビ放送は2006年に全国展開予定で、衛星およびケーブルのデジタル化も含め本格的なテレビジョンのデジタル化普及時期に突入する。一方、地上波のアナログ放送も2011年停波までには時間もあり、依然としてテレビ受信機にはアナログ受信機能が必要である。
これにより受信機にはアナログ受信とデジタル受信などの複数の受信機能を搭載する機種が増加しており、デジタル放送対応受信機の普及にはこれら機能追加に伴うコストアップと、テレビ受信機設置時に必須となるサーチ時間の増加を抑える必要がある。受信部でのサーチ時間の高速化とコストダウンが課題となってくる。
アナログ放送とデジタル放送に対応した受信機のサーチ時間の高速化については、例えば、特許文献1の受信装置に開示されており(第22頁第6図参照)、その開示内容により、チャンネルのプリセットは効率良く実施できることが知られている。
上記特許は、アナログ方式の放送信号に加えて複数のデジタル方式の放送信号が受信可能なケーブル放送の受信装置において、チャンネル毎の信号の有無の検出、および信号形式および送信モードを含むチャンネルのプリセットに必要となる時間を短縮させることを目的としたものである。
なお、ケーブル放送では、テレビジョン信号をケーブル伝送する際の干渉を抑圧するために、3種類の送信モード(スタンダード、IRC:Incremental Related Carriers、HRC:Harmonic Related Carriers)を設定しており、ケーブル放送の各チャンネルの送信モードは、上記3種類の送信モードのいずれか1つに設定される。
上記特許は、受信装置のプリセットチャンネルの設定時に、制御部は、アナログ信号形式では中心周波数が送信モードにより異なり、デジタル信号形式では中心周波数が特定の送信モードの場合と特定の送信モードではない場合とがある特定チャンネルについて、アナログ信号形式の各送信モードか、デジタル信号形式の特定送信モードかをプリサーチして記憶し、プリサーチにより特定チャンネルの信号種別と送信モード種別が既知の場合には、その信号種別および送信モードの情報を利用して、特定チャンネル以外のチャンネルの送信モードの信号を検出することを特徴としている。
特開2003−230060号公報
上記受信装置のサーチ方法は、信号干渉を抑圧することを目的とした複数の送信モードを運用規定の中で1本化されないケーブル放送の環境においてのみ、そのサーチ時間短縮に効果があるに過ぎない。
国内では2003年にケーブル、衛星放送のデジタル化に続き、地上波もデジタル放送化が開始された。地上デジタルテレビ放送は2006年に全国展開予定で、衛星およびケーブルのデジタル化も含め本格的なテレビジョンのデジタル化普及時期に突入する。
一方、地上波のアナログ放送も2011年停波までには時間もあり、依然としてテレビ受信機にはアナログ受信機能が必要である。
電波による地上波放送では、NTSCによるアナログ放送とOFDM変調方式によるデジタル放送が用いられ、ケーブル放送では、NTSC方式によるアナログ放送、OFDM変調方式によるデジタル放送とQAM変調方式によるデジタル放送が用いられる。OFDM変調方式のデジタル放送では、地上波での伝送、ケーブルでの伝送ともにNTSC方式によるアナログ放送への干渉を抑圧するために、搬送波の中心周波数を+1/7MHzオフセットさせることが省令により明記されている。なお、各放送波を伝送する搬送波の中心周波数は固定に設定されている。
今後、受信機にはアナログ受信とデジタル受信などの複数の受信機能を搭載する機種が増加し、デジタル放送対応受信機の普及にはこれら機能追加に伴うコストアップと、テレビ受信機設置時に必須となるサーチ時間の増加を抑える必要がある。受信部でのサーチ時間の高速化とコストダウンが課題となってくる。
複数の受信機能を搭載する受信機におけるサーチ時間の短縮としては個別受信部の独立同時動作による短縮化が比較的容易に想像できる。一方、この内地上波のデジタル放送、アナログ放送とデジタルケーブルは伝送方式は異なるものの使用周波数帯はVHF〜UHFと共通であることから、独立したそれぞれの受信部からチューナ部の共通化がコストダウンのアイテムとして考えられる。しかし、地上波デジタル放送と、地上波アナログ放送あるいはデジタルケーブルの搬送波の中心周波数は1/7MHz異なるため、地上波デジタル放送と上記放送との複合受信装置では、同一チャンネルにおいてもそれぞれの受信部における個別の選局が強いられ、個別受信部の独立動作によるプリセットサーチ時間の短縮化が図れない。
本発明は、アナログ受信とデジタル受信などの複数の受信機能を搭載するテレビ受信機のサーチ時間の高速化とコストダウンの課題に対して、チューナの共通化とサーチ時間の高速化を両立した受信装置を提供するものである。
前記課題を解決するために、本願第一の発明にかかるテレビ受信装置は、アナログ方式の地上波テレビジョン放送信号を受信、復調し、映像信号および音声信号として出力するアナログ信号受信部と、デジタル方式の地上波テレビジョン放送信号を受信、復調および復号し、映像信号および音声信号として出力するデジタル信号受信部と、デジタル方式のケーブル対応テレビジョン放送信号を受信、復調および復号し、映像信号および音声信号として出力するデジタル信号受信部の内、デジタル方式の地上波テレビジョン放送信号を含む少なくとも2種類以上の受信部の機能を持つ複合型受信部であり、該受信装置の信号受信部のチューナ部、および複合部は共通に使用するため1つで構成され、該複合型受信部の復調と複合処理を制御する制御回路と、該復調と複合処理に用いられるプログラム、各種制御情報を少なくとも記憶し、処理途中の中間情報、プリセットチャンネルを記憶する領域を少なくとも有する記憶回路とを備える、同周波数帯域で伝送する複数のテレビジョン放送方式に対応する受信装置において、
該受信装置のプリセットチャンネルの設定時に、前記制御部は、デジタル方式の地上波テレビジョン放送で使われる搬送波の中心周波数が、アナログ方式地上波テレビジョン放送やデジタル方式ケーブル対応テレビジョン放送で使われる搬送波の中心周波数よりオフセットされて運用されるチャンネル配置で、前記オフセットされた周波数を考慮しない周波数でのチューナ設定により、順次チャンネルを選局し、受信部からの放送波検結果、および放送波解析結果に基づきテレビジョン放送の種類別にプリセットチャンネルに対応したチャンネルリストを作成することを特徴とする。
これにより、チューナの共通化とサーチ時間の高速化を両立したテレビ受信装置を提供できる。
また、本願第二の発明にかかるテレビ受信装置は、第一の発明にかかるテレビ受信装置において、デジタル方式の地上波テレビジョン放送と、デジタル方式のケーブル対応テレビジョン放送に対応する受信部で構成され、受信部からの放送波検出結果は復調部からの同期信号であることを特徴とし、チューナの共通化とサーチ時間の高速化を両立したテレビ受信装置を提供できる。
さらに、本願第三の発明にかかるテレビ受信装置は、第一の発明にかかるテレビ受信装置において、デジタル方式の地上波テレビジョン放送と、アナログ方式の地上波テレビジョン放送に対応する受信部で構成され、受信部からの放送波検出結果は復調部からの同期信号であり、両方の受信部から同期信号の検出がある場合には、該結果を反映させチャンネルリストを作成することを特徴とし、チューナの共通化とサーチ時間の高速化を両立したテレビ受信装置を提供できる。
以上のように、本発明のテレビ受信装置によれば、地上波デジタル放送と、地上波アナログ放送あるいはデジタルケーブルの搬送波の中心周波数が1/7MHz異なる放送環境下における、アナログ受信とデジタル受信などの複数の受信機能を搭載するテレビ受信機のサーチ時間の高速化とコストダウンの課題に対して、チューナの共通化とサーチ時間の高速化を両立した受信装置を提供するものである。
(実施の形態1)
以下に、本発明の実施の形態について、国内のデジタル放送を例に挙げ、図1、図3を用いて説明する。
図1は本実施の形態1におけるテレビ受信装置の構成図である。
図1は、デジタル方式の地上テレビ放送と、デジタル方式のケーブル放送に対応するテレビ受信装置であり、それぞれの受信系で差異部分であるデジタル復調処理回路、例えばOFDM復調とQAM復調の処理回路以外のブロックは共用する構成である。
図1に示すテレビ受信装置は、地上波信号とケーブル放送の信号が入力される入力端子101と、入力されたテレビ信号から目的のチャンネルの信号を選局するチューナ回路102と、チューナ回路102に選局用のローカル周波数の信号を供給するPLL(Phase Locked Loop)回路107と、例えば、必要な中間周波数帯域の信号のみを取り出すフィルタと信号増幅器などを有する第一の中間周波数回路103と、第一の中間周波数回路103が出力するOFDM方式でデジタル変調されたアナログ信号を、デジタル変換しデジタル信号処理によりTS(Transport Stream)形式のデジタル信号を出力するOFDM復調回路104と、TS形式のデジタルデータを映像、音声および制御情報のデータに分離するTS分離部105と、TS分離部105から分離された符号化映像データと音声データを復号する映像・音声復号回路106と、TS分離部105から分離された制御情報を解析する制御情報複合回路108を有し、OFDM方式の地上テレビ放送に対応する構成となっている。ここでOFDM復調回路104の周波数同期範囲は±1/7MHz以上である。
また、図1に示すテレビ受信装置は、第一の中間周波数処理回路103が出力するQAM方式でデジタル変調されたアナログ信号を、デジタル変換しデジタル信号処理によりTS形式のデジタル信号を出力するQAM復調回路109を備え、QAM復調回路109の出力信号をTS分離回路105に接続することで、QAM方式のケーブルテレビ放送に対応する構成となっている。
また、記憶回路111はチャンネル選局やサーチ動作など受信動作に必要となるプログラムやデータを格納し、制御回路110は、記憶回路111に格納されたプログラムにより、チューナ102、PLL回路107、OFDM復調回路104、QAM復調回路109、TS分離回路105、および制御情報複合回路108の制御、あるいは状態を監視するものである。
国内の地上デジタル放送は、放送チャンネルはUHFの13chから62chであるが、既存の地上アナログ放送からの干渉を弱めるために搬送波の中心周波数は+1/7MHzオフセットさせ、例えば13chは473+1/7MHz、14chは479+1/7MHzとしている。
一方、現行の地上アナログ放送の受信形態は、集合住宅共聴を含めると共同受信が全世帯のほぼ半数を占めており、共同受信の比率は年々増加の傾向にある。これらケーブル施設における伝送帯域は、UHF帯まで広帯域化されていないものが大半であり、UHFのテレビジョン放送は、VHF、MIDおよびSHB等の空きチャンネルにダウンコンバートして伝送しており、この場合もUHF帯同様に搬送波の中心周波数は+1/7MHzオフセットすることになる。
このため特に据え型受信機など、共同受信が想定される地上デジタル放送用の受信機の受信チャンネルは、VHF帯ではVHF1ch(93+1/7MHz)からVHF12ch(219+1/7MHz)、MID帯ではC13ch(111+1/7MHz)からC22ch(167+1/7MHz)、SHB帯ではC23ch(225+1/7MHz)からC63ch(465+1/7MHz)にも対応するよう要求される。なお、地上デジタル放送はOFDM変調方式を採用し、受信周波数の同期範囲は±30kHz以上と規格化されている。
一方、デジタル方式のケーブルテレビ放送では、地上デジタル放送のような中心周波数のオフセットはなく、放送チャンネルはVHF帯、MID帯、SHB帯、およびUHF帯となっており、伝送方式はQAM変調方式である。
地上デジタル放送およびケーブルデジタル放送では、受信機設置時に放送サービスが行われているチャンネルを探索するチャンネルサーチという動作が必要で、この動作により放送サービスを示す番号、例えばservice_IDと、そのサービスを選局するための情報、例えばチャンネル番号などを関連付けるテーブル、例えばサービスリストを作成し、番組選局に使用する。
表1に示す放送サービスが行われているケーブルによる共同受信世帯を例に取り、制御部110の処理について図3を用いて説明する。
Figure 2006186516
ユーザーはまず視聴者居住地域を設定(S101)した後に、スキャン動作を開始(S102)させる。
周波数設定(S103)によりチューナにより希望チャンネルを選局し、選局したチャンネルにQAM信号かOFDM信号が検出されるかをQAM同期(S104)とOFDM同期(S105)で判定する。周波数設定ではQAM信号の搬送波中心周波数に対して、OFDM信号は+1/7MHzのオフセットを持つが、QAM信号と同一の周波数(オフセット周波数なし)に選局する。
QAM同期判定された場合には、受信判定ステップ(S107)でNITなどの選局に関わる情報を取得し、最終周波数確認ステップ(S108)へ進む。一方、OFDM同期判定された場合には、受信判定ステップ(S106)で同様にNITなどを取得し、次ステップ(S108)へ進む。
このフローを最終周波数、この例ではUHF62chまで実行し、ステップ110で地上デジタル放送とケーブル放送それぞれについてのサービスリストが提示され、居住地域に適合するリモコンキーに割り当てられる(S111)。
受信確認方法については例を図5に示す。
BER情報(S200)およびNIT情報(S201)を取得し、新規TSIDの場合にはサービスリストへ追加(S203)、既取得TSIDの場合にはBERにより受信品質を判定し、既取得TSIDより受信状況が良好な場合には、サービスリスト上のチャンネルをそのチャンネルへ切り替える。
なお、サーチ結果である地上デジタル放送に関するサービスリストは表2、ケーブル放送に関するサービスリストは表3に示す通りであり、記憶回路111で記憶される。
Figure 2006186516
Figure 2006186516
なお、制御部は単独で集積化、あるいはデジタル復調回路104、109やTS分離、復号回路105、106と共に集積化することも可能である。
(実施の形態2)
次に、本実施の形態2における発明について、国内の地上デジタル放送と地上アナログ放送を例に挙げ、図2、図4を用いて説明する。
図2は本実施の形態2におけるテレビ受信装置の構成説明図である。
図2中の内、図1で説明した実施の形態1のテレビ受信装置と同様な機能を有する部分については、同じ符号を付与し重複する説明を省略する。
図2は、図1のテレビ受信装置に対して、QAM方式の受信機能の代わりに、NTSC方式の受信機能が備わったものであり、入力されたNTSC方式のアナログテレビ放送信号から目的のチャンネルの信号を選局するチューナ回路102とチューナ回路102に選局用のローカル周波数の信号を提供するPLL回路107と、例えば、必要な中間周波数帯域の信号のみを取り出すフィルターや隣接チャンネルの音声信号とラップなどを有する第二の中間周波数処理回路201と、NTSC方式の中間周波数信号を復調するNTSC復調回路202と、復調されたNTSC方式の映像信号や音声信号に対して、例えば、選択や合成あるいは強調処理などを実施して映像信号や音声信号を出力する映像・音声処理回路203を備えている。
国内の地上デジタル放送における受信機の対応チャンネルは、実施の形態1で説明した通り、UHF帯の他、VHF、MIDおよびSHBのチャンネルで、いずれも搬送波の中心周波数は+1/7MHzオフセットしたものである。なお、地上デジタル放送はOFDM変調方式を採用し、受信周波数の同期範囲は±30kHz以上と規格化されている。
一方、地上アナログ放送は、地上デジタル放送のような中心周波数のオフセットはなく、放送チャンネルはVHF帯、MID帯、SHB帯、およびUHF帯となっており、伝送方式はNTSC方式である。
地上デジタル放送および地上アナログ放送では、一般に受信機設置時に放送サービスが行われているチャンネルを探索するチャンネルサーチという動作が必要である。地上デジタル放送では、このチャンネルサーチ動作により放送サービスを示す番号、例えばservice_IDと、そのサービスを選局するための情報、例えばチャンネル番号などを関連付けるテーブル、例えばサービスリストを作成し、番組選局に使用する。地上アナログ放送では、チャンネルサーチ動作により放送の有無をNTSC信号の検出により判定し、NTSC信号を検出したチャンネルを受信チャンネルとして、例えばチャンネルリストを作成し番組選局に使用する。
表4に示す放送サービスが行われている無線の地上波放送、あるいは共同受信世帯を例に取り、制御部110の処理について図4を用いて説明する。
Figure 2006186516
ユーザーはまず視聴者居住地域を設定(S101)した後に、スキャン動作を開始(S102)させる。
周波数設定(S103)によりチューナにより希望チャンネルを選局し、選局したチャンネルにNTSC信号かOFDM信号が検出されるかをNTSC同期(S112)とOFDM同期(S105)で判定する。周波数設定ではNTSC信号の搬送波中心周波数に対して、OFDM信号は+1/7MHzのオフセットを持つが、NTSC信号と同一の周波数(オフセット周波数なし)に選局する。
NTSC同期判定された場合には、受信判定ステップ(S113)でNTSCの確認を終えた後、最終周波数確認ステップ(S108)へ進む。一方、OFDM同期判定された場合には、NITなどの選局に関わる情報を取得し、最終周波数確認ステップ(S108)へ進む。
このフローを最終周波数、この例ではUHF62chまで実行し、ステップ110で地上デジタル放送とケーブル放送それぞれについてのサービスリストが提示され、居住地域に適合するリモコンキーに割り当てられる(S111)。
受信確認方法については例を図5に示す。
BER情報(S200)およびNIT情報(S201)を取得し、新規TSIDの場合にはサービスリストへ追加(S203)、既取得TSIDの場合にはBERにより受信品質を判定し、既取得TSIDより受信状況が良好な場合には、サービスリスト上のチャンネルをそのチャンネルへ切り替える。
なお、サーチ結果である、地上デジタル放送に関するサービスリストは表5、地上アナログ放送に関するサービスリストは表6に示す通りであり、記憶回路111で記憶される。
Figure 2006186516
Figure 2006186516
なお、制御部は単独で集積化、あるいは復調回路104、202やTS分離、復号回路105、106と共に集積化することも可能である。
本発明のテレビ受信装置は、地上波デジタル放送と、地上波アナログ放送あるいはデジタルケーブルの搬送波の中心周波数が1/7MHz異なる放送環境下における、アナログ受信とデジタル受信などの複数の受信機能を搭載するテレビ受信機のサーチ時間の高速化とコストダウンの課題に対して、チューナの共通化とサーチ時間の高速化を両立した受信装置を提供するものであることから、デジタルテレビなどの受信装置における高性能・利便性の実現に有用である。
実施例1構成説明図 実施例2の構成説明図 実施例1の動作説明図 実施例2の動作説明図 実施例1、2の受信確認方法の動作説明図
符号の説明
101 入力端子
102 チューナ回路
103 第一の中間周波数処理回路
104 OFDM復調回路
105 TS分離回路
106 映像・音声復号回路
107 PLL回路
108 制御情報復号回路
109 QAM復調回路
110 制御回路
111 記憶回路
112 映像信号
113 音声信号
201 第二の中間周波数処理回路
202 NTSC復調回路
203 映像・音声処理回路
301 チャンネル番号
302 搬送波の中心周波数
303 放送波種別
304 変調方式
305 サービスID(あるいはTSID)

Claims (3)

  1. アナログ方式の地上波テレビジョン放送信号を受信、復調し、映像信号および音声信号として出力するアナログ信号受信部と、デジタル方式の地上波テレビジョン放送信号を受信、復調および復号し、映像信号および音声信号として出力するデジタル信号受信部と、デジタル方式のケーブル対応テレビジョン放送信号を受信、復調および復号し、映像信号および音声信号として出力するデジタル信号受信部の内、デジタル方式の地上波テレビジョン放送信号を含む少なくとも2種類以上の受信部の機能を持つ複合型受信部であり、該受信装置の信号受信部のチューナ部、および複合部は共通に使用するため1つで構成され、該複合型受信部の復調と複合処理を制御する制御回路と、該復調と複合処理に用いられるプログラム,各種制御情報を少なくとも記憶し、処理途中の中間情報、プリセットチャンネルを記憶する領域を少なくとも有する記憶回路とを備える、同周波数帯域で伝送する複数のテレビジョン放送方式に対応する受信装置において、
    該受信装置のプリセットチャンネルの設定時に、前記制御部は、
    デジタル方式の地上波テレビジョン放送で使われる搬送波の中心周波数が、アナログ方式地上波テレビジョン放送やデジタル方式ケーブル対応テレビジョン放送で使われる搬送波の中心周波数よりオフセットされて運用されるチャンネル配置で、
    前記オフセットされた周波数を考慮しない周波数でのチューナ設定により、順次チャンネルを選局し、受信部からの放送波検結果、および放送波解析結果に基づきテレビジョン放送の種類別にプリセットチャンネルに対応したチャンネルリストを作成することを特徴とする受信装置。
  2. 請求項1に記載の受信装置は、デジタル方式の地上波テレビジョン放送と、デジタル方式のケーブル対応テレビジョン放送に対応する受信部で構成され、受信部からの放送波検出結果は復調部からの同期信号であることを特徴とする受信装置。
  3. 請求項1に記載の受信装置は、デジタル方式の地上波テレビジョン放送と、アナログ方式の地上波テレビジョン放送に対応する受信部で構成され、受信部からの放送波検出結果は復調部からの同期信号であり、両方の受信部から同期信号の検出がある場合には、該結果を反映させチャンネルリストを作成することを特徴とする受信装置。
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US8837641B2 (en) 2010-10-26 2014-09-16 Mitsubishi Electric Corporation Digital broadcast receiver

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